JPH0620817Y2 - 雨樋部材 - Google Patents
雨樋部材Info
- Publication number
- JPH0620817Y2 JPH0620817Y2 JP1987115221U JP11522187U JPH0620817Y2 JP H0620817 Y2 JPH0620817 Y2 JP H0620817Y2 JP 1987115221 U JP1987115221 U JP 1987115221U JP 11522187 U JP11522187 U JP 11522187U JP H0620817 Y2 JPH0620817 Y2 JP H0620817Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rain gutter
- coating layer
- resin coating
- bent
- gutter member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Laminated Bodies (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［技術分野］ 本考案は折曲凹溝を設けた雨樋本体の構造に関するもの
であって、詳しくは雨樋本体に折曲凹溝を設けて雨樋本
体を折曲可能にしようとする技術に関する。
であって、詳しくは雨樋本体に折曲凹溝を設けて雨樋本
体を折曲可能にしようとする技術に関する。
［背景技術］ 従来の雨樋部材としては樹脂を押出成形により断面略Ｕ
字状に押出成形して製造していた。このような従来例に
あっては、製造後の雨樋部材の形状は断面略Ｕ字状であ
り、このため在庫をしておく場合には雨樋部材を相互に
重ねたとしてもＵ字状であるためにかさだかくなり、場
所を余分に取ることになって収納効率よく収納をするこ
とができず、また施工時に持ち運ぶ場合にもかさだかい
ものとなり、持ち運びにも不便であった。
字状に押出成形して製造していた。このような従来例に
あっては、製造後の雨樋部材の形状は断面略Ｕ字状であ
り、このため在庫をしておく場合には雨樋部材を相互に
重ねたとしてもＵ字状であるためにかさだかくなり、場
所を余分に取ることになって収納効率よく収納をするこ
とができず、また施工時に持ち運ぶ場合にもかさだかい
ものとなり、持ち運びにも不便であった。
［考案の目的］ 本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであって、本考
案の目的とするところは雨樋部材の樹脂被覆層の片側面
に折曲凹溝を設けることにより、雨樋部材を施工現場で
折曲して断面略Ｕ字状等の雨樋形状にして取り付けるこ
とができ、施工前には折曲せずに平板状のままで収納効
率よく収納しておくことができる雨樋部材を提供するに
ある。
案の目的とするところは雨樋部材の樹脂被覆層の片側面
に折曲凹溝を設けることにより、雨樋部材を施工現場で
折曲して断面略Ｕ字状等の雨樋形状にして取り付けるこ
とができ、施工前には折曲せずに平板状のままで収納効
率よく収納しておくことができる雨樋部材を提供するに
ある。
［考案の開示］ 本考案雨樋部材５は帯状の金属板１の全外周面の長手方
向に亘って樹脂被覆層２を被覆し、片側面４の樹脂被覆
層２に断面Ｖ字状の折曲凹溝３を複数並設し、金属板１
を挟んで隣合う折曲凹溝３が凹設された一方の樹脂被覆
層２を他方の樹脂被覆層２よりも厚肉としたものであっ
て、上述のように構成することにより従来例の欠点を解
決したものである。つまり樹脂被覆層２の片側面４に折
曲凹溝３を設けたことにより、施工時には折曲凹溝３の
位置で雨樋部材５を折曲することにより雨樋としての形
状を有せしめて施工することができ、また施工前には平
板状のままで倉庫等に重ねて余分なスペースを取ること
なく効率よく収納しておくことができるものである。
向に亘って樹脂被覆層２を被覆し、片側面４の樹脂被覆
層２に断面Ｖ字状の折曲凹溝３を複数並設し、金属板１
を挟んで隣合う折曲凹溝３が凹設された一方の樹脂被覆
層２を他方の樹脂被覆層２よりも厚肉としたものであっ
て、上述のように構成することにより従来例の欠点を解
決したものである。つまり樹脂被覆層２の片側面４に折
曲凹溝３を設けたことにより、施工時には折曲凹溝３の
位置で雨樋部材５を折曲することにより雨樋としての形
状を有せしめて施工することができ、また施工前には平
板状のままで倉庫等に重ねて余分なスペースを取ること
なく効率よく収納しておくことができるものである。
以下本考案を実施例により詳述する。
第１図に示すように帯状のアルミニウムまたはステンレ
ス鋼板等の金属板１の全外周面の長手方向に亘って樹脂
被覆層２を被覆してあり、樹脂被覆層２は上面２ａのＰ
ＶＣ発泡体と下面２ｂの透明ＰＶＣとよりなり下面２ｂ
の両端部にはそれぞれ長手方向に連続した角筒状の耳６
を設けてある。上面２ａのＰＶＣ発泡体には長手方向に
亘って連続したＶ状の折曲凹溝３を並設してある。この
雨樋部材５は送り機より送り出された帯状のアルミニウ
ムまたはステンレス鋼板等の金属板１の上面を上部押出
機より押出されたＰＶＣ発泡体で被覆し、下面を下部押
出機より押出された透明ＰＶＣで被覆して成形してあ
る。このようにして成形された雨樋部材５は成形後には
第１図に示すように平板状になっており、このため在庫
しておく時に倉庫等に収納する場合にはそれぞれ段々に
積み重ねて収納することで、余分なスペースを取らず、
収納効率よく収納しておくことができる。また成形後に
は平板状になっているために持ち運びも簡単である。こ
の雨樋部材５を施工するにあたっては施工時に第３図に
示すようち雨樋部材５を上面２ａに設けた折曲凹溝３の
位置で折曲させて断面略Ｕ字状等の雨樋形状にして施工
する。そして樋受金具等で支持すると共に樋受金具で雨
樋部材５の保形をするものである。このように雨樋部材
５は施工現場にて施工業者が施工現場の種々の仕様に合
わせて例えば断面略Ｕ字状等の雨樋形状にすることがで
き施工もしやすいものである。また成形時にはシートイ
ンサートダイ成形法により成形のスピードアップが図れ
ると共に上面と下面のＰＶＣをシート状にして成形する
ために表層と裏層の均一化が行いやすい。しかも押出成
形後に仕上げ成形を行うためのサイジングダイを取替え
るのみで形状寸法が多品種に対応できる。
ス鋼板等の金属板１の全外周面の長手方向に亘って樹脂
被覆層２を被覆してあり、樹脂被覆層２は上面２ａのＰ
ＶＣ発泡体と下面２ｂの透明ＰＶＣとよりなり下面２ｂ
の両端部にはそれぞれ長手方向に連続した角筒状の耳６
を設けてある。上面２ａのＰＶＣ発泡体には長手方向に
亘って連続したＶ状の折曲凹溝３を並設してある。この
雨樋部材５は送り機より送り出された帯状のアルミニウ
ムまたはステンレス鋼板等の金属板１の上面を上部押出
機より押出されたＰＶＣ発泡体で被覆し、下面を下部押
出機より押出された透明ＰＶＣで被覆して成形してあ
る。このようにして成形された雨樋部材５は成形後には
第１図に示すように平板状になっており、このため在庫
しておく時に倉庫等に収納する場合にはそれぞれ段々に
積み重ねて収納することで、余分なスペースを取らず、
収納効率よく収納しておくことができる。また成形後に
は平板状になっているために持ち運びも簡単である。こ
の雨樋部材５を施工するにあたっては施工時に第３図に
示すようち雨樋部材５を上面２ａに設けた折曲凹溝３の
位置で折曲させて断面略Ｕ字状等の雨樋形状にして施工
する。そして樋受金具等で支持すると共に樋受金具で雨
樋部材５の保形をするものである。このように雨樋部材
５は施工現場にて施工業者が施工現場の種々の仕様に合
わせて例えば断面略Ｕ字状等の雨樋形状にすることがで
き施工もしやすいものである。また成形時にはシートイ
ンサートダイ成形法により成形のスピードアップが図れ
ると共に上面と下面のＰＶＣをシート状にして成形する
ために表層と裏層の均一化が行いやすい。しかも押出成
形後に仕上げ成形を行うためのサイジングダイを取替え
るのみで形状寸法が多品種に対応できる。
［考案の効果］ 本考案は叙述のように帯状の金属板の全外周面の長手方
向に亘って樹脂被覆層を被覆し、片側面の樹脂被覆層に
折曲凹溝を設けたので、雨樋部材を折曲凹溝の位置で折
曲することができ、施工時には施工現場にて施工業者が
が施工現場の種々の仕様に合わせて断面略Ｕ字状等の雨
樋形状の角度に折曲することができ、施工しやすいもの
であり、また雨樋部材を在庫しておきたい場合等には雨
樋部材を折曲せずに平板状のままで段々に積み重ねる等
して収納しておくことにより収納効率よく収納しておく
ことができる。また、複数並設された折曲凹溝は断面Ｖ
字状に形成されているので、内側面同士を当接するよう
にして折曲凹溝の部分で雨樋部材を折り曲げることで折
曲凹溝は閉じられることとなり、内面に凹溝のない雨樋
としての形状に形成することができるものである。ま
た、金属板を挟んで隣合う折曲凹溝が凹設された一方の
樹脂被覆層を他方の樹脂被覆層よりも厚肉としてあるの
で、折曲凹溝を深く形成することができて折曲凹溝の両
側内側面同士の当接による雨樋形状の保形効果が確実と
なり、しかも、外側に金属板が偏在することになって外
力による変形を少ないものとすることができるものであ
る。
向に亘って樹脂被覆層を被覆し、片側面の樹脂被覆層に
折曲凹溝を設けたので、雨樋部材を折曲凹溝の位置で折
曲することができ、施工時には施工現場にて施工業者が
が施工現場の種々の仕様に合わせて断面略Ｕ字状等の雨
樋形状の角度に折曲することができ、施工しやすいもの
であり、また雨樋部材を在庫しておきたい場合等には雨
樋部材を折曲せずに平板状のままで段々に積み重ねる等
して収納しておくことにより収納効率よく収納しておく
ことができる。また、複数並設された折曲凹溝は断面Ｖ
字状に形成されているので、内側面同士を当接するよう
にして折曲凹溝の部分で雨樋部材を折り曲げることで折
曲凹溝は閉じられることとなり、内面に凹溝のない雨樋
としての形状に形成することができるものである。ま
た、金属板を挟んで隣合う折曲凹溝が凹設された一方の
樹脂被覆層を他方の樹脂被覆層よりも厚肉としてあるの
で、折曲凹溝を深く形成することができて折曲凹溝の両
側内側面同士の当接による雨樋形状の保形効果が確実と
なり、しかも、外側に金属板が偏在することになって外
力による変形を少ないものとすることができるものであ
る。
第１図は本考案の一実施例の断面図、第２図は同上の要
部の拡大断面図、第３図は同上の折曲した状態を示す断
面図であって、１は金属板、２は樹脂被覆層、３は折曲
凹溝、４は片側面、５は雨樋部材である。
部の拡大断面図、第３図は同上の折曲した状態を示す断
面図であって、１は金属板、２は樹脂被覆層、３は折曲
凹溝、４は片側面、５は雨樋部材である。
Claims (1)
- 【請求項１】帯状の金属板の全外周面の長手方向に亘っ
て樹脂被覆層を被覆し、片側面の樹脂被覆層に断面Ｖ字
状の折曲凹溝を複数並設し、金属板を挟んで隣合う折曲
凹溝が凹設された一方の樹脂被覆層を他方の樹脂被覆層
よりも厚肉として成る雨樋部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987115221U JPH0620817Y2 (ja) | 1987-07-28 | 1987-07-28 | 雨樋部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987115221U JPH0620817Y2 (ja) | 1987-07-28 | 1987-07-28 | 雨樋部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6419726U JPS6419726U (ja) | 1989-01-31 |
| JPH0620817Y2 true JPH0620817Y2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=31356681
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987115221U Expired - Lifetime JPH0620817Y2 (ja) | 1987-07-28 | 1987-07-28 | 雨樋部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0620817Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018169315A1 (ko) * | 2017-03-16 | 2018-09-20 | 이광준 | 접힘성을 가지는 발포성형된 합성수지판을 이용한 제품 및 그 제조방법 |
| WO2019156436A1 (ko) * | 2018-02-07 | 2019-08-15 | 이광준 | 접힘성을 가지는 발포성형된 합성수지판을 이용한 제품 및 그 제조방법 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5742979U (ja) * | 1980-08-26 | 1982-03-09 | ||
| JPS6242016U (ja) * | 1985-09-02 | 1987-03-13 |
-
1987
- 1987-07-28 JP JP1987115221U patent/JPH0620817Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018169315A1 (ko) * | 2017-03-16 | 2018-09-20 | 이광준 | 접힘성을 가지는 발포성형된 합성수지판을 이용한 제품 및 그 제조방법 |
| WO2019156436A1 (ko) * | 2018-02-07 | 2019-08-15 | 이광준 | 접힘성을 가지는 발포성형된 합성수지판을 이용한 제품 및 그 제조방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6419726U (ja) | 1989-01-31 |
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