JPH0620808U - 把 手 - Google Patents

把 手

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JPH0620808U
JPH0620808U JP3745192U JP3745192U JPH0620808U JP H0620808 U JPH0620808 U JP H0620808U JP 3745192 U JP3745192 U JP 3745192U JP 3745192 U JP3745192 U JP 3745192U JP H0620808 U JPH0620808 U JP H0620808U
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JP
Japan
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handle
hole
attached
diameter side
decorative member
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Pending
Application number
JP3745192U
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English (en)
Inventor
瑛 定松
Original Assignee
瑛 定松
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 把手を被取付体に固定するに当り、被取付体
の裏面側で作業する必要をなくし、取付作業を簡単にす
る。 【構成】 被取付体2 に取付けられる把手1 であって、
該把手1 は、軸心方向に大小径を異にする貫通孔3,4 を
連設した把手本体5 と、前記大径側の貫通孔3 の開口部
3Aに嵌着された化粧部材6 と、小径側の貫通孔4 長さよ
り長く且つねじ込んだ際に先端が被取付体2 より突出し
ない長さの寸法のねじ釘7 とを備えており、前記把手本
体5 の貫通孔3,4 間に大径側の貫通孔3 から挿通された
ねじ釘7 の頭部7Bを係止する係止部9 が設けられてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、家具の引出し又は扉等の被取付体に取付けられる把手に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、図4に示すように、家具21の引出し又は扉等の被取付体22を開閉す るために、この被取付体22には把手23が取付けられている。この把手23としては 、図5に示すものが知られており、同図において、被取付体22には予め取付孔24 が穿設されており、被取付体22の裏面22A から取付孔24に挿通されたねじ25を把 手23に設けられたねじ孔23A に螺着することにより、把手23は被取付体22の表面 22B に固定されている。
【0003】 また、図6に示すものも周知であり、この把手23にはボルト26の基部が埋設さ れており、このボルト26を被取付体22に予め穿設された取付孔24に挿通するよう に把手23を被取付体22の表面22B に取付けた後、被取付体22の裏面22A において 、ナット27をワッシャ28を介してボルト26に螺着することにより把手23は被取付 体22に固定されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の技術によれば、把手23を被取付体22の表面22B に固定す る際に、把手23を支持しつつ被取付体22の裏面22A 側において作業しなけらばな らず、かかる作業が煩雑であり且つ作業能率も悪かった。また、被取付体22には 、必要位置に予め取付孔24を穿設しておかなければ取付不可能であった。特に、 図6に示すものは、ボルト端部が被取付体22の裏面22A 側に突出しているので危 険であった。
【0005】 本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、把 手を被取付体の表面に固定するに当り、被取付体の裏面側で作業する必要がなく 、その取付けが簡単であり、容易且つ迅速に取付作業を行うことができ、さらに は、良好な外観をも得ることができる把手を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するため、次の技術的手段を講じた。 即ち、本考案は、被取付体2 に取付けられる把手1 であって、該把手1 は、軸 心方向に大小径を異にする貫通孔3,4 を連設した把手本体5 と、前記大径側の貫 通孔3 の開口部3Aに嵌着された化粧部材6 と、小径側の貫通孔4 長さより長く且 つねじ込んだ際に先端が被取付体2 より突出しない長さの寸法のねじ釘7 とを備 えており、前記把手本体5 の貫通孔3,4 間に大径側の貫通孔3 から挿通されたね じ釘7 の頭部7Bを係止する係止部9 が設けられていることを特徴としている。
【0007】
【作用】
本考案に係る作用として、把手1 を被取付体2 に固定する手順を以下説明する 。 まず、把手本体5 の取付平面5Aが被取付体2 に当接するように、把手本体5 を 被取付体2 の必要位置に手などにより保持する。そしてねじ釘7 を大径側の貫通 孔3 の開口側から挿通し、ねじ釘7 の頭部7Bが係止部9 に当接するまでねじ釘7 を被取付体2 にねじ込むことにより、把手本体5 は被取付体2 に固定される。こ のねじ釘7 の先端は、被取付体2 の裏面側に突出しないので安全である。その後 に、化粧部材6 を大径側の貫通孔3 の開口部3Aに嵌着する。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。 図1,図2は本考案の一実施例を示しており、図1において、把手1 は、軸心 方向に大小径を異にする貫通孔3,4 が連設された把手本体5 と、大径側の貫通孔 3 の開口部3Aに嵌着された栓状の化粧部材6 と、小径側の貫通孔4 の軸心方向長 さL1より長く且つねじ込んだ際に先端が被取付体2 より突出しない長さの寸法の ねじ釘7 とを備えており、この把手1 は被取付体2 に固定される。なお、把手本 体5 ,化粧部材6 及びねじ釘7 は、本実施例ではいづれも金属材からなっており 、把手本体5 ,化粧部材6 は合成樹脂,ガラス等であってもよい。
【0009】 前記把手本体5 は、小径側の貫通孔4 の開口側において、取付平面5Aが形成さ れており、把手本体5 を被取付体2 に面一に固定でき、前記取付平面5Aには、必 要に応じて、回り止めの係止突部12を突設しておいてもよい。 前記大径側の貫通孔3 は、把手本体5 の軸心方向略中央部分まで穿設されてい る。この貫通孔3 の開口部3Aの径は、貫通孔3 の径よりもさらに大径とされてい る。また、貫通孔3 の周壁には、凹周溝3Bが周設されている。さらに、貫通孔3 の開口端部には、切欠部3Cが周設されている。
【0010】 前記小径側の貫通孔4 は、大径側の貫通孔5 と連設されており、径が変わる部 分にはテーパー面が形成されて係止部9 とされている。 前記化粧部材6 は、大径側の貫通孔3 の開口部3Aの径より僅か小径の頭部6Aと 、大径側の貫通孔3 の径より僅か小径の胴部6Bとを備えており、また、化粧部材 6 の軸心方向長さが大径側の貫通孔3 の軸心方向長さと略同一とされている。前 記胴部6Bの一端部は先細りとされており、化粧部材6 を貫通孔3 に挿通し易くさ れている。さらに、この胴部6Bには、前記凹周溝3Bに対応する位置にOリング装 着溝10が周設されており、該Oリング装着溝10には、例えばゴム製のOリング11 が、胴部6B表面から少し突出するように装着されている。このOリング11が、前 記凹周溝3Bに嵌合して、化粧部材6 は前記開口部3Aに嵌着される。
【0011】 前記ねじ釘7 は、小径側の貫通孔4 の径より少し小径とされたねじ釘本体7Aと 、小径側の貫通孔4 の径より大径で且つ大径側の貫通孔3 の径より少し小径とさ れた頭部7Bとを有している。 上記実施例によれば、把手本体5 の貫通孔3,4 に挿通されたねじ釘7 によって 把手本体5 を被取付体2 に固定するようにしたので、被取付体2 には取付孔を予 め穿設しておく必要がなく、また、被取付体2 の表面側の作業のみでよいので、 容易且つ迅速に取付作業を行うことができる。
【0012】 また、化粧部材6 を大径側の貫通孔3 の開口部3Aに嵌着しているので、外観を 損ねることがない。なお、把手本体5 と化粧部材6 を異質材若しくは異色材で形 成することにより、外観を良好なものとすることができる。 また、化粧部材6 の軸心方向長さは、大径側の貫通孔3 の軸心方向長さと略同 一とされているので、化粧部材6 の一端面6Cがねじ釘7 の頭部7Bに当接し、よっ て被取付体2 に対するねじ釘7 のねじ込みが緩んだとしても、把手本体5 に対す るねじ釘7 の軸心方向の遊動が抑制されて、把手本体5 がみだりに動くことがな い。
【0013】 さらに、取付け後においては、把手本体5 の取付平面5Aに設けられた係止突部 12によって、被取付体2 に対する把手本体5 の回動が抑止され、ねじ釘7 の緩み を防止できる。また、増し締めや取り外す際には、貫通孔3 の開口端部に切欠部 3Cが設けられているので、マイナスドライバ等で簡単に化粧部材6 をはずすこと ができる。
【0014】 なお、もし予め被取付体2 に取付孔13が穿設されていたとしても、図3に示す ように、ねじ釘7 の代りにボルト14を用い、被取付体2 の裏面2Aにおいて、ボル ト14にワッシャ15を介してナット16を螺着することで、把手本体5 を被取付体2 に固定することもできる。 本考案は、上記実施例に限定されず、例えば、小径側の貫通孔4 に予め雌ねじ (図示省略)を設けておけば、被取付体2 の裏面2Aから被取付体2 を貫通した雄 ねじによって把手本体を固定することもできる。また、把手本体5 に対する化粧 部材6 の嵌着手段や、把手本体5 及び化粧部材6 の形状を、適宜設計変更するこ とができる。
【0015】
【考案の効果】
本考案は、上述の様に、被取付体2 に取付けられる把手1 であって、該把手1 は、軸心方向に大小径を異にする貫通孔3,4 を連設した把手本体5 と、前記大径 側の貫通孔3 の開口部3Aに嵌着された化粧部材6 と、小径側の貫通孔4 長さより 長く且つねじ込んだ際に先端が被取付体2 より突出しない長さの寸法のねじ釘7 とを備えており、前記把手本体5 の貫通孔3,4 間に大径側の貫通孔3 から挿通さ れたねじ釘7 の頭部7Bを係止する係止部9 が設けられていることを特徴とするも のであるから、把手1 を被取付体2 に固定するに当り、被取付体2 の裏面側で作 業する必要がなく、被取付体2 に予め取付孔を設ける必要もなく、その取付けが 簡単であり、容易且つ迅速に取付作業を行うことができ、さらに、良好な外観を も得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る把手の断面図である。
【図2】同把手の要部を断面で示した分解図である。
【図3】同把手の他の使用方法での固定状態を示す断面
図である。
【図4】把手を家具に取付けた状態を示す斜視図であ
る。
【図5】従来例を示す断面図である。
【図6】他の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 把手 2 被取付体 3 大径側貫通孔 3A 開口部 4 小径側貫通孔 5 把手本体 6 化粧部材 7 ねじ釘 7B ねじ釘の頭部 9 係止部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被取付体(2) に取付けられる把手(1) で
    あって、該把手(1)は、軸心方向に大小径を異にする貫
    通孔(3),(4) を連設した把手本体(5) と、前記大径側の
    貫通孔(3) の開口部(3A)に嵌着された化粧部材(6) と、
    小径側の貫通孔(4) 長さより長く且つねじ込んだ際に先
    端が被取付体(2) より突出しない長さの寸法のねじ釘
    (7) とを備えており、前記把手本体(5) の貫通孔(3),
    (4) 間に大径側の貫通孔(3) から挿通されたねじ釘(7)
    の頭部(7B)を係止する係止部(9) が設けられていること
    を特徴とする把手。
JP3745192U 1992-06-03 1992-06-03 把 手 Pending JPH0620808U (ja)

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JP3745192U JPH0620808U (ja) 1992-06-03 1992-06-03 把 手

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007315101A (ja) * 2006-05-26 2007-12-06 Toyota Motor Corp ワイヤ式ウィンドウレギュレータ

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