JPH0620789B2 - 玩具の製造装置 - Google Patents

玩具の製造装置

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JPH0620789B2
JPH0620789B2 JP62175499A JP17549987A JPH0620789B2 JP H0620789 B2 JPH0620789 B2 JP H0620789B2 JP 62175499 A JP62175499 A JP 62175499A JP 17549987 A JP17549987 A JP 17549987A JP H0620789 B2 JPH0620789 B2 JP H0620789B2
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JP
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molding
cavity
core
molding die
molded
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JP62175499A
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星光 桜井
悟 松本
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Bandai Co Ltd
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Bandai Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は玩具の製造装置に関し、とくに複数の異なる色
の成形物が一体的にインサートされる部品を連続する複
数の成形工程によって一体成形を可能とする製造装置を
提供するものである。
「従来の技術」 従来、多色成形する玩具の製造装置として、特開昭62
−80013号公報に記載されているようなものがあっ
た。この装置は、コア(2)側が射出成形装置の可動部
に取り付けられ、キャビティ(1)側が射出成形装置の
固定部に取り付けられる。また、この装置は、射出成形
装置の駆動により、コア(2)をキャビティ(1)に接
合して、複数の成形型1X,1Y,1Zが形成される。
また、コア(2)とキャビティ(1)の間には、1つの
成形型で成形された部品を次の成形型に移送するストリ
ッパ(4)が設けられている。
「発明が解決しようとする問題点」 しかし、上記装置は、コア(2)側を射出成形装置の可
動部に取り付け、キャビティ(1)側を固定部に取り付
ける場合、両者の位置合わせにかなりの精度を必要と
し、誰でもが簡単に取り付けることができないという問
題点があった。即ち、コア(2)とキャビティ(1)の
接合によって複数の成形型1X,1Y,1Zが形成され
るが、コア(2)とキャビティ(1)が別個に形成さ
れ、夫々が別々に射出成形装置に取り付けられるので、
両者の接合位置がずれるような形で取り付けられる場合
があった。コア(2)とキャビティ(1)は、かなり重
く、クレーン等で吊るして射出成形装置に取り付けられ
るため、両者の接合位置が合うように取り付けるのに、
かなり労力と熟練を要し、誰でも簡単に取り付けること
はできなかった。
また、ストリッパ(4)は、これをコア(2)とキャビ
ティ(1)間に設けなければならないので、各成形型1
X,1Y,1Zを囲む形で形成され、各成形型1X,1
Y,1Zに成形素材を流し込むランナ溝を形成する必要
があった。そのため、ストリッパ(4)はキャビティ
(1)と液密に接合させるため、コア(1)、キャビテ
ィ(2)と同様にかなりの精度で表面加工しなければな
らず、手間とコストがかかるという問題点があった。ま
た、ストリッパ(4)は、成形部品のランナを保持し
て、別の成形型に移送するので、移送中ストリッパ
(4)から成形部品が落下するという問題点があった。
「問題点を解決するための手段」 本発明に係る玩具の製造装置は、上記問題点に鑑み案出
したものであって、回転軸を中心として同心円上に夫々
所定角度をおいて複数の成形型を配置するとともに、夫
々の成形型には予め定められた成形順位に従って、イン
サート部を含む所定の型を形成してなり、かつこれ等の
成形型を構成するキャビテイ側をコア側にたいして、上
記所定の角度をもって順次移送するための移送手段を構
成してなるものである。
「作用」 上記の構成において、成形型を構成するコア側が所定の
位置に保持され、その中心部に位置する軸にたいして、
同心円上に所定の角度をおいて成形型を配置し、これに
対向するキャビテイ側を上記所定の角度をもって移動さ
せることにより、常に正確に各成形型の位置合せが可能
となる。これによって、複数のインサートを含む成形
を、一つの成形装置で連続的に行なうことができる。
「実施例」 以下図に示す一実施例について本発明を説明すると、第
1図は成形装置の要部分解斜視図であって、同図におい
て1は成形装置のキャビテイであって、同キャビテイ1
に対向するコア2側には回転軸3を中心として同心円上
に夫々所定の角度をもって複数の成形型4が形成されて
いる。すなわち、第2図は上記型配置の一例を示し、こ
の場合、人形玩具の部品の一連の成形工程を行なうため
の上記キャビテイ1側の回要部正面図であって、同キャ
ビテイ1側には上記回転軸3を中心として同心円上の位
置Xに上記第1の成形工程に用いられる第1の成形型1
x、同型1xより120゜回転した位置Yに上記第2の成形工
程に用いられる第2の成形型1Y、同成形型1Yよりさらに
120゜回転した位置Zに上記第3の成形工程に用いられ
る第3の成形型1Zが夫々形成されている。一方、上記コ
ア2の裏側には突出しピン5aを具えた突出し台5が設け
られ、これらコア2および突出し台5は押圧装置に連な
る押圧台6に突設した複数のガイドピン6aに沿って、ス
プリング6bを介して軸方向に摺動自在に装設されてい
る。また上記回転軸3にはこれを所定角度、すなわち上
記 120゜づつ回動するための三方に突出した係合爪7が
設けられ、その外側にはこれを回動自在に保持するとと
もに一側に油圧装置8aを具えた案内枠8が装設され、同
案内枠8内には油圧装置のピストン軸に連なり、揺動自
在に装設された作動軸9にたいして、押圧時にこれを上
記係合爪7に誘導するための半月状の案内溝8bが形成さ
れている。
以上の様な成形装置を用いた成形工程の各部の動作を第
3図に基いて説明すると、同図のaにおいてキヤビテイ
1側はコア2側に密着しており、かつその型内には第1
の成形型1Xのランナ1aを通してこれに連なる部品が成形
される。
つぎに同図bの様にキヤビテイ1側が後退してコア2側
より離れて回転可能となり、上記油圧装置8aが作動して
上記作動軸9、係合爪7、回転軸3を介して同キャビテ
イ1は所定の角度、即ち 120゜回動され、このキャビテ
イ1側は再び同図aの様にコア1側に戻されるが、この
位置においては、同キャビテイ1に形成された上記第2
の成形型1Yが対向して同成形型1Yのランナ1bを通してこ
れに連なる部品がインサート成形される。
以下同様な動作が繰り返され、上記キャビテイ1の回動
に伴い同キャビテイ1の第3の成形型1Zが対向し、同成
形型1Zのランナ1cを通してこれに連なる部品がインサー
ト成形される。
さらに第3図cの様に押圧装置の押圧動作によって押圧
台6とともに突出し台5と一体の突出しピン5aが押出さ
れ、上記インサート成形された部品がコア2側の型4か
ら引き離される。
この様にして複数のインサート成形を含む成形工程が順
次連続的に行なわれることによって、夫々のランナを通
して供給される成形素材は色素の異なる素材を用いるこ
とができ、複数の異なる色部品のインサート成形を連続
的に行なうことができる。
「発明の効果」 本願発明に係る玩具の製造装置は、ストリッパを不要と
し、キャビティ側をコア側に対して所定角度で順次移送
するので、コア側を射出成形装置の可動部に取り付ける
だけで、射出成形装置に取り付けることがでる。そのた
め、別個にキャビティ側を射出成形装置の固定部に取り
付ける必要がなく、誰でも簡単に射出成形装置に取り付
けることができるという効果がある。また、コアとキャ
ビティが一体となっているため、射出成形装置への取付
けに際し、両者の位置合わせをする必要がないので、コ
アとキャビティの位置がずれた状態で射出成形装置に取
り付けられることはないという効果がある。また、キャ
ビティを回転させるだけで、多色成形物が形成され、従
来のストリッパを必要としないから、ストリッパを製作
する手間とコストが削減され、しかも軽量化が図れるこ
とになる。また、成形部品を別の成形型に移送する必要
がないので、成形部品が落下することがないという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す玩具の製造装置の要部
分解斜視図、第2図は同じく成形装置の要部平面図、第
3図は同じく成形工程における各部の動作説明用成形装
置の要部側面図である。 同図中、1はキャビテイ、2はコア、3は回転軸、4は
成形型、5は突出し台、6は押圧台7は係合爪、8は案
内枠、9は作動軸、1xは第1の成形型、1Yは第2の成形
型、1Zは第3の成形型、1a,1b、1cはランナである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸を中心として同心円上に夫々所定角
    度をおいて複数の成形型を配置するとともに、夫々の成
    形型には予め定められた成形順位に従って、インサート
    部を含む所定の型を形成してなり、かつこれ等の成形型
    を構成するキャビテイ側をコア側にたいして、上記所定
    の角度をもって順次移送するための移送手段を構成して
    なることを特徴とする玩具の製造装置。
JP62175499A 1987-07-14 1987-07-14 玩具の製造装置 Expired - Lifetime JPH0620789B2 (ja)

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JP62175499A JPH0620789B2 (ja) 1987-07-14 1987-07-14 玩具の製造装置

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JP62175499A JPH0620789B2 (ja) 1987-07-14 1987-07-14 玩具の製造装置

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JPS6417680A JPS6417680A (en) 1989-01-20
JPH0620789B2 true JPH0620789B2 (ja) 1994-03-23

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ID=15997109

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