JPH06206908A - 連続的テロメル化法 - Google Patents

連続的テロメル化法

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JPH06206908A
JPH06206908A JP2404534A JP40453490A JPH06206908A JP H06206908 A JPH06206908 A JP H06206908A JP 2404534 A JP2404534 A JP 2404534A JP 40453490 A JP40453490 A JP 40453490A JP H06206908 A JPH06206908 A JP H06206908A
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reaction
telomerization
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JP2404534A
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English (en)
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Norbert Paul
ノルベルト・パウル
Rudolf Huber
ルードルフ・フーベル
Ingolf Mielke
インゴルフ・ミールケ
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Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F2/00Processes of polymerisation
    • C08F2/38Polymerisation using regulators, e.g. chain terminating agents, e.g. telomerisation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C17/00Preparation of halogenated hydrocarbons
    • C07C17/26Preparation of halogenated hydrocarbons by reactions involving an increase in the number of carbon atoms in the skeleton
    • C07C17/272Preparation of halogenated hydrocarbons by reactions involving an increase in the number of carbon atoms in the skeleton by addition reactions
    • C07C17/278Preparation of halogenated hydrocarbons by reactions involving an increase in the number of carbon atoms in the skeleton by addition reactions of only halogenated hydrocarbons

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Abstract

(57)【要約】 少なくとも1種のテロゲン化合物および少なくとも1
種のタキソゲン化合物を、細長い円筒状の反応空間にお
いて少なくとも1種の触媒の存在下に40ないし150
℃で0.1ないし3MPaの圧力下に反応させることに
より連続的にテロメル化する。 【構成】 上記の連続的テロメル化にあたり、反応混合
物が反応空間を出た後に、この反応混合物を分離し、所
望のより高分子量のテロマーを底部生成物として取出
し、そして望ましくないより低分子量のテロメル化生成
物を頂部より除脱し、凝縮しそして第1の循環において
プロセスに戻し、そして第2の循環において反応混合物
の一部を反応空間の末端部付近で取出し、そして反応空
間の最初の部分に再導入する。これにより、改善された
空時収量が得られ、そして定義された生成物の留分のよ
りすぐれた選択が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術の分野】本発明は、反応条件下で液体であるテロ
ゲン化合物を、エチレン式二重結合および2ないし4個
の炭素原子を有する少なくとも1種のタキソゲン化合物
と、細長い円筒状の反応空間において少なくとも1種の
触媒の存在下に40ないし150℃の温度および0.1
ないし3MPaの圧力下に反応せしめるという連続的テ
ロメル化法に関する。
【0002】
【従来の技術】テロメリゼーションあるいはテロメル化
反応とは、知識の現況によれば、テロゲン化合物AXが
光または熱の作用の下に2つのフラグメントAおよびX
に分解し、これらに対して重合可能の、大抵の場合エチ
レン式二重結合を有する、以下"タキソゲン化合物" と
称する化合物が下記の反応式に従って1回または数回互
いに引続いて付加される:
【0003】
【化1】
【0004】より低い活性化温度で十分なようにこの反
応を促進する多数の触媒が知られている。
【0005】エチレン式二重結合を有するタキソゲン化
合物を用いて可能な多くのテロメル化反応のうちで、使
用するテロゲン化合物が有利にはペルフルオロアルキル
ヨーデイドでありそして使用するタキソゲン化合物がエ
チレンであるかまたはテトラフルオロエテン、クロロト
リフルオロエテンまたはヘキサフルオロプロペンのよう
な高度にフッ素化されたアルキレンであって、短鎖およ
び中位の連鎖の、高度にフッ素化された化合物の形成に
導くテロメル化反応が工業的関心がもたれた。
【0006】ドイツ特許公告第1,443,517号
〔ケミカル・アブストラクツ(C.A.)第65巻、1
966年No.20005f参照〕には、テロゲン化合
物としてのペルフルオロヨードアルカンがガス状態でテ
トラフルオロエテンまたはヘキサスルオロプロペンと管
状の反応空間内で250ないし800℃の温度において
2mmHgないし5気圧の圧力下に1時間以下の滞留時
間で反応せしめられるという方法が開示されている。こ
の方法は、特に低い圧力において、良好な空時収量をも
たらさず、そしてまた特に通常の大気圧を超える圧力に
おいて、上記の温度を適用することは、テトラフルオロ
エテンのような熱的に不安定なタキソゲン化合物の場合
には、自然発生的な制御できない分解を生ずるかなりの
危険を伴う。
【0007】すでに上述したように、テロメル化反応用
のかなりの数の触媒が知られており、相当する刊行物の
例においては、一般に、不連続的方法(溶剤を用いる還
流下の煮沸、オートクレーブの単一的または回分的装
入)が用いられる。多数の類似刊行物の代表例として、
ヨウ化ペルフルオロアルキルをテトラフルオロエテンと
高い圧力および高い温度において液相中で遊離基を形成
する触媒としてジ−(アルキルフエニル)ペルオキシジ
カルボナートの存在下に反応せしめることによりペルフ
ルオロヨージドテロマーを製造するための英国特許第
1,535,408号に記載された方法をここに挙げる
ことができ、その方法においては、反応後に1ないし5
個の炭素原子を有するペルフルオロアルキルヨージドの
同族体が分留によって分離されそしてプロセスに再循環
される。このプロセスは、5ないし17気圧(ゲージ
圧)の圧力および45ないし100℃の温度において進
行し、そして不連続的に、半連続的(反応混合物の不連
続的な取出し)にそしてまた完全に連続的に実施されう
る。完全連続操作についてのより詳細なデータは示され
ておらず、また実施例はもっぱら不連続的に実施されて
いる。
【0008】ドイツ特許公告第1,443,517号か
ら知られている方法〔ケミカル・アブテトラクツ(C.
A.)第65巻1966年20005f参照〕から知ら
れている方法に比較して、これは液相において比較的低
い温度において操作されうるので、それによってテトラ
フルオロエテンのような熱的に不安定なタキソゲン化合
物が自然に分解するおそれが実質的に減少せしめられる
というかなりの利点があるが、細長い円筒形の反応空間
における一層経済的な連続的な手法においては、特に中
程度の鎖長のテロマーの空時収量は、下記の比較実験が
示すように不満足な点を残している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らはこの度、
より有利な空時収量を可能にし、そして規定された組
成、特に、規定された炭素鎖長の生成物を意図した反応
の改善された制御を可能にする方法を見出した。
【0010】
【課題を解決するための手段】エチレン式二重結合およ
び2ないし4個の炭素原子を有する少なくとも1種のタ
キソゲン化合物を用いて、反応条件下で液体である少な
くとも1種のテロゲン化合物を、細長い円筒状の反応空
間において少なくとも1種の触媒の存在下に40ないし
150℃の温度および0.1ないし3MPaの圧力下に
連続的にテロメル化するにあたり、テロメル化反応が終
了しそして反応混合物が上記反応空間を出た後にこの反
応混合物を分離し、そして所望のより高分子量のテロメ
ル化生成物を取出しそして望ましくないより低分子量の
テロメル化生成物および未変換の出発物質を再循環せし
め、それを最初の循環でテロメル化反応に再導入し、そ
の際消費された出発物質を補充する本発明による新規な
連続的テロメル化法は、実質的に液体の反応混合物の一
部を、反応空間の流れの方向にみて後半部から取出し、
そしてそれを各成分に分離することなく、反応空間の流
れの方向にみて前半部において第2の循環に導入し、そ
の際反応空間の全長の20ないし90%が取出し部と導
入部との間に位置していることを特徴とする。
【0011】特に、高度にフッ素化されたエチレン系化
合物がタキソゲン化合物として使用される場合には、反
応条件において液状であるかなりの数の化合物が、例え
ば1ないし4個の炭素原子を有するアルカノールがテロ
ゲン化合物として適している。好ましくは、使用される
テロゲン化合物が式 R−(CF2 )n−I (上式中、RはH、Fまたは
【0012】
【化2】
【0013】でありそしてnは1ないし6の数である)
で表される高度にフッ素化されたヨウ化アルキルであ
り、そして多くとも6個の炭素原子を有するテロマー化
合物が好ましく使用される。多くの場合、異ったテロマ
ー化合物の混合物が使用される。
【0014】エチレン式二重結合および2ないし4個の
炭素原子を有する多数の好適なタキソゲン化合物のうち
から、次のものが好ましく使用される:エチレン、フッ
化ビニル、フッ化ビニリデン、クロロトリフルオロエチ
レンおよび特にヘキサフルオロプロペンおよびテトラフ
ルオロエテン。
【0015】本発明による方法は、40ないし150℃
の温度において実施される。40℃以下では、たとい触
媒を添加した場合においても、反応は一般に遅すぎ、ま
た150℃以上の温度は、明らかに可能ではあるが、一
般に必要ではない;その上それは安全面での危険性の増
大および一般に不必要な追加的な費用を意味する。好ま
しくは、この方法は50ないし100℃の温度において
操作される。
【0016】この新規な方法は、0.1ないし3MPa
の圧力下で操作される。原則的に0.1MPa以下の圧
力の適用も可能であるが、これは不必要に不利な空時収
量をもたらす。適用されるべき最大圧力は、特にタキソ
ゲン化合物の安定性および反応性に依存し、3MPa以
上の圧力は、一般に必要ではない。好ましくは、0.3
ないし2.5MPaの圧力下で操作される。タキソゲン
化合物としてテトラフルオロエテンが使用される場合に
は、安全の理由で2.5MPaの最大圧力を超えてはな
らない。
【0017】このテロメル化反応は、少なくとも1種の
触媒の存在下に実施される。適当な触媒は、遊離基に分
解し、そして選択的反応温度において3ないし60分間
の範囲内の分解半減期を有する過酸化化合物であり、そ
してまた相互間の混合物および金属イオン/アミン系と
してのアミン化合物との混合物の形の、それら自身の金
属塩である。遊離基へと分解する過酸化化合物の例とし
て挙げうる化合物は、水素原子が全部または一部、フッ
素または塩素によって全部または一部置換されたパーオ
キシアルカンカルボン酸、それらの無水物およびエステ
ル、例えば第三ブチルパーピバレート、パーオキシアル
コール、例えばジ第三ブチルヒドロペルオキシドまたは
ペルオキシドエーテル、例えばジ第三ブチルペルオキシ
ド、およびまた脂肪族によりまたは芳香族により置換さ
れたペルオキシジカルボナートである。適当な金属塩の
例は、第Ia、IIa、IIIa、IIIbないしVI
bおよびVIIIb族の金属のハロゲン化物、リン酸
塩、炭酸塩、硝酸塩、硫酸塩、シアン化物、水素化物お
よびエトキシドである。そのような金属塩、特にハロゲ
ン化物は、第一、第二または第三アルキルアミン、シク
ロアルキルアミン、アリールアミンまたはアルカノール
アミンと、そしてまた複素環式アミン、例えばピリジン
と一緒に使用され、金属塩相互間の混合物もまた使用さ
れる。遊離基へと分解するアゾ化合物、例えばアゾイソ
酪酸ジニトリルもまた使用される。使用されるテロゲン
化合物の量に対する触媒の量は、一般に0.05ないし
1重量%、好ましくは0.1ないし0.5重量%であ
る。
【0018】本発明による方法のために、細長い円筒形
の反応空間、有利には、500ないし20,000、特
に1,000ないし10,000の長さ/内径比を有す
る管が使用される。この反応空間の自由通過断面は、臨
界的ではなく、そして一般に約1ないし約50cm2
自由通過断面を有する反応空間(管)が使用される。反
応空間の配量もまた同様に臨界的ではない;すなわちそ
れは垂直に、水平にまたは水平に対して一定の角度で傾
斜して配置することができ、そしてそれは重なり合った
屈曲型またはジグザグ型の管とすることができる。
【0019】タキソゲン化合物は、反応空間の出発部に
供給され、反応条件下で液状であるテロゲン化合物は、
反応空間の出発部からその反応空間の全長の0ないし2
5%の距離の個所に供給され、この供給は、有利には本
発明に従って循環する反応混合物の再導入部の下流にお
いて行われる。テロゲン化合物は、例えば液状に変換す
るために、反応空間内に装入される前に温度制御されう
る。これらのテロゲン化合物は、反応空間の種々の点に
おいて供給されうるが、一点における供給で一般に十分
である。触媒は、テロゲン化合物中に溶解され、または
懸濁されて一緒に反応空間内に有利に導入される。
【0020】反応混合物は、反応空間を出た後で分離さ
れる。これは有利には高められた圧力、通常の大気圧ま
たは減圧の下に蒸留によって実施されうる。差圧を保持
しうる装置、例えば、減圧弁を反応空間と蒸留装置との
間に配置するのが有利である。前記の反応空間内の圧力
がそこで生ずる最高圧力である。一般にそれは反応空間
の出発部において測定される。反応混合物は、蒸留中に
底部に残留する所望の、比較的高沸点のテロマー化生成
物と、望ましくない比較的低沸点のテロマー化生成物お
よび蒸留中に頂部を経て出て行く未変化の出発物質とに
分離される。蒸留が実施される場合には、蒸留装置内の
圧力は、可能な限り、50ないし150℃の底部温度が
確立されるように選択される。約170℃以上の底部温
度を超えてはならない。何故ならば、より高い温度は、
しばしばテロマーの望ましくない分解に導くからであ
る。底部生成物は、冷却されそして貯蔵タンクに集めら
れる。たとえ概してテロマー化において異った化合物の
混合物が得られるとしても、底部生成物は、更に精製す
ることなく多くの用途に使用されうる。必要ならば、そ
れは更に公知の方法によってその成分に分離されうる。
【0021】所望のテロマーから分離された望ましくな
い(比較低分子量の)テロマーおよび未変化の出発生成
物は、冷却され、低分子量のテロマーおよび出発生成物
として使用されたテロゲン化合物は、濃縮される。有利
には、所望のテロマーの製造に消費された量のテロゲン
化合物および触媒がこの濃縮物に添加され、そしてこの
液体は、前記のような第1の循環において反応空間内に
戻される。望ましくないテロマーの凝縮において非凝縮
性の化合物は、適当ならば精製および/または分離およ
びその中に含有されたタキソゲン化合物の再使用の後
に、大気中に廃ガスとして放出される。
【0022】少なくとも化学量論に基づいて所望のテロ
マーを製造するために必要とされるような割合のタキソ
ゲン化合物が反応空間に供給される。有利には、多少モ
ル過剰に使用され、供給される割合は、せいぜいその1
0%が分離された反応混合物の非凝縮性留分中に現われ
る。
【0023】分離された望ましくないテロマーを含有す
る第1の循環物中に供給される反応条件下で液体である
新規なテロゲン化合物の割合は、連続的操作において一
定の条件が確立された後に、反応空間内における液体と
して供給される化合物についてのみ可能な5ないし50
分間の計算された平均滞留時間が得られるように設定さ
れるべきである。この範囲内において良好な結果が一般
に得られ、そしてこの方法は、好ましくは10ないし3
0分間の計算上の平均滞留時間において実施される。
【0024】本発明によれば、実質的に液体の反応混合
物の一部は、流れの方向において反応空間の後の半分か
ら排出され、そして成分を分離することなく、反応空間
の流れの方向における最初の半分への第2の循環流に再
導入される。排出点は、反応空間の末端部からその全長
の10ないし45%、好ましくは20ないし40%隔っ
た位置にあるべきであり、そして再導入点は、反応空間
の出発部からその全長の0ないし35%、好ましくは0
ないし10%の位置にあるべきである。排出点から再導
入点までの距離は、反応空間の全長の20ないし90%
であるべきである。もしこの距離が20%以下であるな
らば、本発明による効果は、僅かなものにすぎなくな
る。90%以上の距離の場合には、触媒の使用は、しば
しばあまりにも不利なものとなる。好ましくは、反応空
間の全長の40ないし80%の距離が維持される。
【0025】第2の循環は、有利には、取出された反応
混合物を再導入点に送るポンプを有する導管によって達
成される。循環導管の自由通過断面積は、反応空間の自
由通過断面積と同じ大きさであるか、または多少小さい
かまたは多少大きなものとすることができる。ガス/液
体混合物を送るために使用されうるいかなる加圧ポン
プ、例えばダイヤフラムポンプ、ピストンポンプまたは
ギヤポンプでも原則的に適当である。
【0026】排出されそして第2の循環に戻される反応
混合物の割合は、第1の循環において再導入される生成
物の全流量の0.5ないし50倍とすべきである。本発
明による方法は、この範囲内で容易に実施されうる。こ
の流量の2ないし20倍が使用された場合に、特に良好
な結果が得られる。
【0027】第1の循環において蒸留の頂部生成物より
の凝縮物として得られた生成物流量対新たに供給された
テロメロ化反応のための出発物質(テロゲンおよびタキ
ソゲン化合物)の流量全体に対する比は10ないし50
である。
【0028】冒頭において述べたように、本発明による
方法は、比較的高い空時収量および規定された生成物の
留分のよりよい選択を可能にする。本発明による方法を
実施するための装置に関する経費は少ない。
【0029】
【実施例】以下の比較実験および実施例は、本発明を更
に詳細に説明するためのものである。 比較実験A 以下の装置が使用される:撹拌機を有する容器が計量ポ
ンプを介して8,080の長さ/内径比を有する反応管
に連結されている。この反応管の一端はタキソゲン化合
物として使用される圧縮ガスのための入口に連結されて
おり、そして圧力調節弁を有する管が反応管の他端から
15の理論段数の分離効果を有する蒸留塔まで導いてい
る。温度を調節する液体は、反応管の周囲を流れ、そし
てサーモスタットおよびポンプを経て循環せしめられ
る。蒸留塔の底部には、そこに集められた生成物を排出
するためのオリフイスがあり、この生成物は、生成物冷
却器を経て生成物受け器内に流入する。蒸留塔よりの頂
部生成物は、留出物冷却器に流入し、その中でその大部
分は凝縮される。非凝縮性の留分は、コールドトラップ
を経て大気中に放出される。凝縮物は、凝縮物受け器に
流入し、このものは弁を介して撹拌機を有する前記の容
器へと連結されている。この容器は、温度調節されてお
り、反応管の容量の約5倍の容量を有し、そしてそれぞ
れ液体テロゲン出発化合物を添加しそして触媒を添加す
るための装置を有する。
【0030】比較実験を実施するために、実験の開始時
に、90℃において1.2分間の分解半減期を有する過
酸化物的に分解する触媒0.018重量%を含有し、ヨ
ウ化ペルフルオロエチル中に溶解された溶液が撹拌機を
備えた容器内で製造される。この溶液毎時7.70重量
部が計量ポンプを介して温度を92℃に調節された反応
管内に導入され、そしてその中に更にテトラフルオロエ
チレン毎時0.20重量部が圧力下に導入される。
【0031】反応管の出発点における圧力は、1.4M
Paである。約16分間の平均滞留時間の後に、反応管
から反応混合物が取出され、そして圧力調節弁を介して
蒸留塔内に供給される。一定の条件が確立した後の底部
温度は150℃である。次に毎時生成物0.31重量部
が蒸留塔の底部から取出され、冷却器を介して生成物受
け器に送入れされる。ガスクロマトグラフィーによる分
析に基いて、この生成物は下記のものを含有する: C6 13I 37.7%=0.117重量部/h C8 17I 39.8%=0.123重量部/h C1021Iおよびより高級なもの22.5%=0.070重量部/h 蒸留塔よりの頂部生成物は、留出物冷却器内で凝縮後、
必須的に出発生成物C2 5 Iおよび低分子のテロマー
4 9 IおよびC6 13Iを含有する液体を毎時7.
54重量部もたらす。この液体は、凝縮物受け器内に通
され、そしてそこから撹拌器を備えた容器内に送入され
る。後者においてはC2 5 I0.15重量部/h、お
よび触媒0.0014重量部/hが添加され、そして触
媒0.018重量部を含有する溶液が得られ、このもの
は反応管に供給される。蒸留塔の頂部生成物よりの非凝
縮性留分よりなる0.035重量部/hが凝縮され、そ
して残留する廃ガスは、大気中に放出される。 例1 下記の操作は比較実験Aの記載と同様に実施されるが、
ただし反応管はその一端からその全長の32.7%の距
離だけ距った位置に、反応管と同じ断面積をもつ分岐管
を有しており、そしてこの分岐管は、調節可能の出力お
よび反応管内の混合物の流れの方向に対して反対方向の
吐出口を有する循環ポンプを介して反応管の入口部に連
結されている。すなわち、上記分岐管の再導入部の上記
反応管の入口部よりの距りは、この反応管の全長の0%
である。ここで反応管の入口部および末端部とは、この
反応管内の混合物の流れの方向に関して称する。循環ポ
ンプの出力は、反応混合物の63重量部/hが循環する
ように調整される。反応管の全長の67.3%は、反応
管の排出部と混合物の循環部分の反応管内への導入部と
の間に位置する。第1の循環において再循環される生成
物の流量(7.54重量部/h)の、新たに供給された
出発物質の全流量(0.20+0.15=0.35重量
部/h)に対する比は21.5である。第2の循環にお
いて取出されそして再導入される反応混合物の流量(6
3重量部/h)は、反応管内に再導入された再導入生成
物(7.54重量部/h)および新たに添加された出発
物質(0.35重量部/h)の混合物の流量の8倍であ
る。
【0032】定常状態が確立された後は、反応管の入口
部における圧力は、1.75MPaでそして蒸留塔の底
部温度は158℃である。
【0033】生成物受け器において0.32重量部/h
の生成物が得られ、このものはガスクロマトグラフィー
分析によれば、下記のものを含有する: C6 13I 21.7%=0.069重量部/h C8 17I 50.0%=0.160重量部/h C1021Iおよびより高級なもの28.3%=0.091重量部/h 蒸留塔の頂部生成物よりの留分、留出物冷却器における
非凝縮物から0.023重量部/hが凝縮され、そして
残りの廃ガスは大気中に放出される。
【0034】明らかに、8個またはそれ以上の炭素原子
を有する所望のテロマーが、同じ条件下で、減少された
廃ガス量において、比較実験Aの場合に比較して30.
1%も高い割合で得られる。C8 17Iの割合の増加
は、30.1%である。 比較実験B 比較実験Aにおいて記載された装置と同じ装置におい
て、90℃において1.2分間の分解半減期を有する過
酸化物による分解触媒0.018重量%を含有する触媒
溶液7.70重量部/hを、計量ポンプを介して反応管
内に導入する。この反応管は、94℃の温度に調節され
そしてその中に更にテトラフルオロエチレン0.29重
量部/hが加圧下に導入される。約16分の平均滞留時
間の後に、反応混合物は反応管から取出されて、圧力調
整弁を介して蒸留塔内に供給される。定常状態が確立さ
れた後に、底部温度は155℃である。次に蒸留塔の底
部から生成物0.40重量部/hが取出されそして冷却
器を経て生成物受け器内に送られる。ガスクロマトグラ
フィーによる分析値に基づいて、この生成物は、下記の
成分を含有することが判明する: C6 13I 36.2%=0.145重量部/h C8 17I 37.5%=0.150重量部/h C1021Iおよびより高級なもの26.3%=0.105重量部/h 留出物冷却器内における凝縮後、蒸留塔よりの頂部生成
物は、毎時7.51重量部の液体をもたらし、このもの
は本質的に出発生成物C2 5 Iおよび低級テロマーC
4 9 IおよびC5 13Iを含有する。上記液体を凝縮
物受け器内に送りそしてそこから撹拌機を備えた容器に
通す。この容器においてC2 5 I0.18重量/hお
よび触媒0.0014重量部/hを添加して再び溶液を
得る。このものは、触媒0.018重量%を含有し、そ
して再び反応管に供給される。コールドトラップにおい
て、蒸留塔の頂部生成物より得られた非凝縮性留分から
0.074重量部/hが凝縮され、そして残りの廃ガス
が大気中に放出される。 例2 比較実験Bにおいて記載されたように操作を実施する。
反応管に循環ポンプを備えた例1に記載されたような分
岐管が使用される。上記の循環ポンプの出力は、反応混
合物33.6重量部/hが循環されるように調整され
る。定常状態が確立された後、反応管の入口部における
圧力は、1.6MPaであり、そして蒸留塔の底部温度
は153℃である。生成物受け器において、生成物0.
505重量部/hが得られ、このものは、ガスクロマト
グラフィーによる分析によれば、下記のものを含有す
る: C6 13I 37.6%=0.190重量部/h C8 17I 37.0%=0.187重量部/h C1021Iおよびより高級なもの25.4%=0.128重量部/h 蒸留塔の頂部生成物より得られた留分、留出物冷却器に
おける非凝縮物から0.019重量部/hが凝縮され、
そして残りの廃ガスが大気中に放出される。第1の循環
における蒸留後に再循環されそして再導入された生成物
の流量(7.47重量部/h)の、新たに供給された出
発物質の全流量(0.29+0.23=0.52重量部
/h)に対する比は14.4である。第2の循環におい
て取出されそして再導入された反応混合物の流量(3
3.6重量部/h)は、反応管内に導入された、再導入
された生成物(7.47重量部/h)および新たに添加
された出発物質(0.52重量部/h)の混合物の流量
の4.2倍である。
【0035】
【効果】上記のことから明らかなように、8個またはそ
れ以上の炭素原子を有する所望のテロマーが、同じ条件
下で、減少された廃ガス量において、比較実験Bの場合
に比較して23.5%も高い割合で得られる。C8 17
Iの割合の増加は、24.7%である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチレン式二重結合および2ないし4個
    の炭素原子を有する少なくとも1種のタキソゲン化合物
    を用いて、反応条件下で液体である少なくとも1種のテ
    ロゲン化合物を、細長い円筒状の反応空間において少な
    くとも1種の触媒の存在下に40ないし150℃の温度
    および0.1ないし3MPaの圧力下に連続的にテロメ
    ル化するにあたり、テロメル化反応が終了しそして反応
    混合物が上記反応空間を出た後にこの反応混合物を分離
    し、そして所望のより高分子量のテロメル化生成物を取
    出しそして望ましくないより低分子量のテロメル化生成
    物および未変換の出発物質を再循環せしめ、それを第1
    の循環でテロメル化反応に再導入し、その際消費された
    出発物質を補充するという連続的テロメル化法におい
    て、実質的に液体の反応混合物の一部を、反応空間の流
    れの方向にみて後半部から取出し、そしてそれを各成分
    に分離することなく、反応空間の流れの方向にみて前半
    部において第2の循環に導入し、その際反応空間の全長
    の20ないし90%が取出し部と導入部との間に位置し
    ていることを特徴とする前記連続的テロメル化法。
  2. 【請求項2】 取出されそして第2の循環に戻される反
    応混合物の流量が第1の循環に再導入される生成物およ
    び新たに添加される出発物質の流量全体の0.5ないし
    50倍である請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 細長い円筒状反応空間が500ないし2
    0,000の長さ/直径比を有する請求項1または2に
    記載の方法。
  4. 【請求項4】 第1の循環において再循環された生成物
    の流量の、テロメル化反応に新たに供給された出発物質
    の流量全体に対する比が10ないし50である請求項1
    ないし3のうちのいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 0.3ないし2.5MPaの圧力下で操
    作される請求項1ないし4のうちのいずれかに記載の方
    法。
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