JPH06206530A - 車両の制動力制御装置 - Google Patents

車両の制動力制御装置

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JPH06206530A
JPH06206530A JP425993A JP425993A JPH06206530A JP H06206530 A JPH06206530 A JP H06206530A JP 425993 A JP425993 A JP 425993A JP 425993 A JP425993 A JP 425993A JP H06206530 A JPH06206530 A JP H06206530A
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JP
Japan
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vehicle
deceleration
detecting means
brake
braking force
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Application number
JP425993A
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English (en)
Inventor
Hiromi Inagaki
裕巳 稲垣
Wataru Saito
渉 斎藤
Kazuya Sakurai
一也 桜井
Yoshimichi Kawamoto
善通 川本
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】車両の旋回制動時に車両挙動を安定化させると
ともに充分な制動力を得る。 【構成】ブレーキ操作量検出手段13の検出値に基づい
て設定される目標減速度に車両の減速度が一致するよう
に目標減速度決定手段41および減速度検出手段15の
出力に基づいて前輪ブレーキの制動力を前輪側制御部4
9で定め、ステアリング操作量検出手段14および車体
速度検出手段39の検出値に基づいて設定される目標旋
回レベルに車両の旋回レベルが一致するように目標旋回
レベル決定手段44および旋回レベル検出手段43の出
力に基づいて左後輪ブレーキおよび右後輪ブレーキの制
動力を後輪側制御部50で定める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも前輪ブレー
キの制動力と、左後輪ブレーキの制動力と、右後輪ブレ
ーキの制動力とを個別に制御可能な車両の制動力制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる装置は、たとえば特開平1
−178062号公報等により既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
アンチロック制御時以外の通常の制動時には左、右輪ブ
レーキで均等に制動力を発揮させるようにしており、車
両旋回状態での制動時には、非制動時に対して横力が変
化する。これは、旋回制動時の荷重移動による横力変動
とスリップ率変化による横力変動とによる所が大きい。
そこで、旋回制動時に左、右輪のブレーキの制動力に差
を持たせることにより望ましい旋回状態を得ることが考
えられるが、一方では確実な制動力を得ることも必要で
ある。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、車両の旋回制動時に車両挙動を安定化させる
とともに充分な制動力を得るようにした車両の制動力制
御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に従う装置は、ブレーキ操作部材の操作量を
検出するブレーキ操作量検出手段と、車両の減速度を検
出する減速度検出手段と、ブレーキ操作量検出手段の検
出値に基づいて車両の目標減速度を定める目標減速度決
定手段と、ステアリング操作量を検出するステアリング
操作量検出手段と、車体速度を検出する車体速度検出手
段と、車両の旋回レベルを検出する旋回レベル検出手段
と、ステアリング操作量検出手段および車体速度検出手
段の検出値に基づいて車両の目標旋回レベルを定める目
標旋回レベル決定手段と、前記目標減速度に車両の減速
度が一致するように前記目標減速決定手段および減速度
検出手段の出力に基づいて前輪ブレーキの制動力を制御
する前輪側制御部と、前記目標旋回レベルに車両の旋回
レベルが一致するように目標旋回レベル決定手段および
旋回レベル検出手段の出力に基づいて左後輪ブレーキお
よび右後輪ブレーキの制動力を個別に制御する後輪側制
御部とを備える。
【0006】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例について
説明する。
【0007】図1ないし図7は本発明の一実施例を示す
ものであり、図1は車両の制動系統を示す図、図2は制
動液圧回路の構成を示す図、図3は制御ユニットの構成
を示すブロック図、図4は緩・急判定手段の構成を示す
ブロック図、図5は前輪側制御部の構成を示すブロック
図、図6は後輪側制御部の構成を示すブロック図、図7
はブレーキ操作部材の操作量変化の一例を示す図であ
る。
【0008】先ず図1において、エンジンおよび変速機
を含むパワーユニット11からの動力は駆動輪である
左、右前輪WFL,WFRに伝達され、これらの前輪WFL
FRには、車輪ブレーキBFL,BFRがそれぞれ装着され
る。また従動輪である左、右後輪WRL,WRRには、車輪
ブレーキBRL,BRRがそれぞれ装着されるとともに車輪
速度検出器12RL,12RRがそれぞれ付設される。而し
て前記各車輪ブレーキB FL,BFR,BRL,BRRには、制
動液圧回路16から制動液圧が与えられる。
【0009】図2において、制動液圧回路16は、左前
輪ブレーキBFLの制動力を調整可能なアクチュエータと
してのモジュレータ17FLと、右前輪ブレーキBFRの制
動力を調整可能なアクチュエータとしてのモジュレータ
17FRと、左後輪ブレーキB RLの制動力を調整可能なモ
ジュレータ17RLと、右後輪ブレーキBRRの制動力を調
整可能なモジュレータ17RRと、各モジュレータ1
FL,17FR,17RL,17RRに共通な液圧源18とを
備える。
【0010】液圧源18は、作動液タンク19から作動
液を汲上げる液圧ポンプ20と、その液圧ポンプ20に
接続されるアキュムレータ21と、液圧ポンプ20の作
動を制御するための圧力スイッチ22とを備える。
【0011】各モジュレータ17FL,17FR,17RL
17RRは、共通のハウジング25に相互に平行にして並
設されるものであり、それらのモジュレータ17FL,1
FR,17RL,17RRは基本的に同一の構成を有するの
で、モジュレータ17FLについてのみ以下に詳述し、モ
ジュレータ17FR,17RL,17RRについては詳細な説
明を省略する。
【0012】ハウジング25には、液圧源18に接続さ
れる入力ポート26と、作動液タンク19に通じる解放
ポート27と、各ブレーキBFL,BFR,BRL,BRRにそ
れぞれ個別に接続される4つの出力ポート28FL,28
FR,28RL,28RRとが設けられる。
【0013】モジュレータ17FLは、ハウジング25に
摺動自在に嵌合されるスプール29と、該スプール29
を軸方向に押圧すべくハウジング25に取付けられるリ
ニアソレノイド23FLとを備え、リニアソレノイド23
FLの駆動ロッド31はスプール29の一端部に同軸に当
接され、ハウジング25内にはスプール29の他端面を
臨ませる出力室30が形成される。しかも出力室30は
出力ポート28FLに通じるものであり、出力室30内に
は、スプール29をリニアソレノイド23FL側に付勢す
る戻しばね32が収納される。したがってスプール29
は、戻しばね32のばね力により駆動ロッド31に常時
当接することになり、スプール29とリニアソレノイド
23FLとが連動、連結される。
【0014】ハウジング25にはスプール29を摺動自
在に嵌合させるシリンダ孔33が設けられており、この
シリンダ孔33の内面には、入力ポート26に通じる環
状溝34と、解放ポート27に通じる環状溝35とが軸
方向に間隔をあけた位置に設けられる。またスプール2
9の外面には、出力室30に常時通じる環状凹部36が
設けられる。而してスプール29は、環状凹部36を環
状溝34に通じさせて入力ポート26と出力室30すな
わち出力ポート28FLとを連通する状態、ならびに環状
凹部36を環状溝35に通じさせて出力室30と解放ポ
ート27とを連通する状態を、軸方向一端に作用するリ
ニアソレノイド23FLの推力と軸方向他端に作用する出
力室30の液圧力との大小関係による軸方向位置変化に
応じて切替えるものである。
【0015】ところで、リニアソレノイド23FLは、そ
の入力電気量に応じた推力を発生するものであり、出力
室30の液圧すなわち出力ポート28FLから左前輪ブレ
ーキBFLに与えられる液圧は、リニアソレノイド23FL
の付勢電力量を制御することにより任意に制御可能とな
る。
【0016】他のモジュレータ17FR,17RL,17RR
についても、上記モジュレータ17 FLと同様に、リニア
ソレノイド23FR,23RL,23RRの付勢電力量を制御
することにより車輪ブレーキBFR,BRL,BRRに作用す
る液圧を制御可能である。
【0017】再び図1において、各車輪ブレーキBFL
FR,BRL,BRRの制動力を制御すべく、各モジュレー
タ17FL,17FR,17RL,17RRにおけるリニアソレ
ノイド23FL,23FR,23RL,23RRの電力付勢量を
制御する制御ユニット10には、車輪速度検出器1
RL,12RR、ブレーキ操作量検出手段としてのロード
セル13、ステアリング操作量検出手段としてのステア
リングセンサ14、ならびに減速度検出手段としての減
速度センサ15が接続される。而してロードセル13
は、ブレーキ操作部材としてのブレーキペダルPB の踏
力を検出するものであるが、ブレーキペダルPB にその
踏込み量すなわち操作量に応じた反力を作用させるよう
に構成することにより、ロードセル13でブレーキペダ
ルPB の操作量を検出することができる。ステアリング
センサ14は、ステアリングSに付設されており、該ス
テアリングSの操作角すなわちステアリング操作量を検
出するものである。また減速度センサ15は、車両の前
後方向減速度を検出するものである。
【0018】図3において、制御ユニット10は、従動
輪である左、右後輪WRL,WRRの車輪速度をそれぞれ検
出する車輪速度検出器12RL,12RRの検出値に基づい
て車体速度VV を演算する車体速度検出手段39と、ロ
ードセル13の検出値によりブレーキペダルPB の操作
終了を判断する操作終了判断手段40と、ロードセル1
3の検出値すなわちブレーキペダルPB の操作量に応じ
て車両の目標減速度G O を定める目標減速度決定手段4
1と、ロードセル13で検出される操作量の単位時間当
りの変化量が設定値を超えるか否かに応じて操作速度の
緩・急を判定する緩・急判定手段42と、車輪速度検出
器12RL,12RRの検出値の差により実際の旋回レベル
である実ヨーレートYを検出する旋回レベル検出手段と
しての実ヨーレート検出手段43と、車体速度検出手段
39で得られた車体速度VV ならびにステアリングセン
サ14の検出値に基づいて目標旋回レベルである規範ヨ
ーレートYB を決定する目標旋回レベル決定手段として
の規範ヨーレート決定手段44と、前記車体速度VV
よびステアリングセンサ14の検出値に基づいて車両の
横方向加速度を推定する横方向加速度推定手段45と、
車体速度検出手段39で得られた車体速度VV が基準端
子47から入力される判定速度たとえば10km/h未
満のときにハイレベルの信号を出力する比較器46と、
緩・急判定手段42および比較器46の出力信号が並列
して入力されるORゲート48と、左、右前輪ブレーキ
FL,BFRの制動力を同一に制御すべくモジュレータ1
FL,17FRの作動量すなわちリニアソレノイド2
FL,23FRの電力付勢量を一括して制御する前輪側制
御部49と、左、右後輪ブレーキBRL,BRRの制動力を
個別に制御すべくモジュレータ17RL,17RRの作動量
すなわちリニアソレノイド23RL,23RRの電力付勢量
を個別に制御する後輪側制御部50とを備える。
【0019】操作終了判断手段40は、ロードセル13
の検出値によりブレーキペダルPBの操作終了を判断す
るものであるが、操作終了と判断したときから予め設定
された遅延時間だけ遅延したときにハイレベルの信号を
出力する。また実ヨーレート検出手段43では、従動輪
である左、右後輪WRL,WRRの速度を検出する車輪速度
検出器12RL,12RRの検出値の差に左、右後輪WRL
RRのトレッドに対する所定の定数を乗じることにより
実ヨーレートYが求められ、規範ヨーレート決定手段4
4では、車体速度VV であるときにステアリングセンサ
14で検出される操舵角だけの操舵を行なったときに発
生すべきヨーレートの規範となる基準値が規範ヨーレー
トYB として設定されている。
【0020】図4において、緩・急判定手段42は、微
分回路51と、一対の比較器52,53と、単安定回路
55と、一対のORゲート54,56とを備える。
【0021】微分回路51は、ロードセル13で得られ
る踏力を微分することにより、ブレーキペダルPB に加
えられる操作量の単位時間当りの変化量を求めるもので
あり、微分回路51の出力は、比較器52の非反転入力
端子に入力されるとともに比較器53の反転入力端子に
入力され、両比較器52,53の出力はORゲート54
に並列して入力される。一方、比較器52の反転入力端
子には基準端子57から踏込み側の閾値たとえば(+1
5kgf/sec)が入力されており、比較器53の非
反転入力端子には基準端子58から戻し側の閾値たとえ
ば(−15kgf/sec)が入力されている。したが
ってブレーキペダルPB の操作速度が前記閾値を超える
ときには、ORゲート54の出力がハイレベルとなる。
【0022】単安定回路55は、ハイレベルの信号が入
力されてから一定時間だけ持続するハイレベルの信号を
出力するものであり、該単安定回路55にはORゲート
54の出力が反転して入力され、ORゲート54の出力
ならびに単安定回路55の出力がORゲート56に並列
して入力される。したがってORゲート56すなわち緩
・急判定手段42からは、ブレーキペダルPB の操作速
度が緩状態から急状態に変化したと判定したときには直
ちにハイレベルの信号を出力するが、操作速度が急状態
から緩状態に変化したときには緩・急判定手段42から
の出力信号が一定時間だけ遅延してハイレベルからロー
レベルに変化することになる。
【0023】再び図3において、ORゲート48には、
緩・急判定手段42の出力信号ならびに比較器46の出
力信号が並列して入力されているので、ORゲート48
は、ブレーキペダルPB の操作速度が急である状態、な
らびに車体速度VV が判定速度たとえば10km/h未
満の状態の少なくとも一方が成立したときに、ハイレベ
ルの信号を出力することになる。
【0024】図5において、前輪側制御部49は、本発
明に従って構成されるものであり、目標減速度決定手段
41で定められた目標減速度GO ならびに減速度センサ
15で検出された減速度G間の偏差に基づいてモジュレ
ータ17FL,17FRの作動制御量を定める偏差基準制御
量決定手段61と、ロードセル13で検出される操作量
に応じて定まる目標減速度GO に基づいてモジュレータ
17FL,17FRの作動制御量を定める操作量基準制御量
決定手段62と、ORゲート48の出力信号に応じて偏
差基準制御量決定手段61および操作量基準制御量決定
手段62のいずれか一方の出力信号をモジュレータ17
FL,17FRの作動制御量PYFとして選択する切換手段と
してのスイッチ手段63とを備える。
【0025】偏差基準制御量決定手段61は、目標減速
度決定手段41で得られる目標減速度GO ならびに減速
度センサ15で得られる減速度G間の偏差に基づいてP
ID制御量を演算するPID演算回路64と、操作量基
準制御量決定手段61で得られた制御量にPID換算回
路64で得られたPID制御量を加算することによりモ
ジュレータ17FL,17FRの作動制御量を得るための加
算回路65とを備える。
【0026】操作量基準制御量決定手段62は、目標減
速度決定手段41で得られた目標減速度GO に応じて制
御量を演算する制御量演算回路66と、操作量検出手段
13で検出された操作量に基づいて定まる目標減速度G
O と減速度センサ15で検出された減速度Gに基づいて
定まる値との関係を演算する入・出力関係演算回路67
と、入・出力関係演算回路67で得られる値の履歴を演
算する履歴演算回路68と、基準端子69および履歴演
算回路68のいずれか一方を緩・急判定手段42の出力
に応じて選択して制御量演算回路66に入力するスイッ
チ回路70とを備える。
【0027】制御量演算回路66では、入力される目標
減速度GO に基づいて下記第(1)式に基づく演算が実
行され、制御量PY が得られる。
【0028】PY =αO ×GO +β…(1) 上記第(1)式で判るように、制御量PY は、傾きがα
O 、切片がβである一次直線として表されるものであ
る。
【0029】入・出力関係演算回路67は、目標減速度
O と、減速度Gに基づいて定まる値としてスイッチ手
段63から出力される作動制御量PYFとの比(PYF/G
O )をαとして演算するものである。また履歴演算回路
68は、入・出力関係演算回路67から入力されるαを
過去4回分平均して平均値αNEXTを得るものであり、緩
・急判定手段42からハイレベルの信号が入力されるま
では演算を更新して繰り返すが、緩・急判定手段42か
らハイレベルの信号が入力されるとハイレベル信号入力
時の値αNEXTを保持する。しかも操作終了判断手段40
からハイレベルの信号が入力されると、履歴演算回路6
8はαNEXTを初期値に復帰させる。
【0030】スイッチ回路70は、緩・急判定手段42
の出力がローレベルであるときに基準端子69から入力
されるαO を制御量演算回路66に入力する状態と、緩
・急判定手段42の出力がハイレベルであるときに履歴
演算回路68から出力されるαNEXTを制御量演算回路6
6に入力する状態とを切換える。しかも制御量演算回路
66は、履歴演算回路68から履歴演算値αNEXTが入力
されたときには、上記第(1)式のαO をαNEXTに置換
える。
【0031】スイッチ手段63は、ORゲート48の出
力がローレベルであるときに偏差基準制御量決定手段6
1における加算回路65の出力を作動制御量PYFとして
出力する状態と、ORゲート48の出力がハイレベルで
あるときに操作量基準制御量決定手段62におけに制御
量演算回路66の出力を作動制御量PYFとして出力する
状態とを切換可能である。
【0032】このような前輪制御部49によると、車体
速度VV が10km/h以上であってブレーキペダルP
B の操作速度が緩やかであるときには、偏差基準制御量
決定手段61で定まる作動制御量PYFにより両モジュレ
ータ17FL,17FRにおけるリニアソレノイド23FL
23FRがフィードバック制御され、ブレーキペダルP B
の操作速度が急であるときならびに車体速度VV が10
km/h未満であるときのいずれか一方の状態では、操
作量基準制御量決定手段62で定まる作動制御量PYF
より両モジュレータ17FL,17FRにおけるリニアソレ
ノイド23FL,23FRがオープン制御されることにな
る。しかも上記フィードバック制御からオープン制御へ
の切換え時には、フィードバック制御実行時の目標減速
度GO と作動制御量PYFとの関係の履歴に基づいて、目
標減速度GO に対する作動制御量P YFの関係を変更する
ことになる。
【0033】図6において、後輪側制御部50は、規範
ヨーレート決定手段44で得られる規範ヨーレートYB
と実ヨーレート検出手段43で得られる実ヨーレートY
との差に基づいて、左、右後輪ブレーキBRL,BRRの制
動力に差を持たせるようにしたものであり、目標減速度
決定手段41で得られた目標減速度GO に基づいて左、
右後輪ブレーキBRL,BRR用モジュレータ17RL,17
RRにおけるリニアソレノイド23RL,23RRの基準制御
量をそれぞれ設定する基準制御量設定手段73 L ,73
R と、横方向加速度推定手段45で得られた横方向加速
度に基づいて左、右後輪ブレーキBRL,BRRの制動力配
分比をそれぞれ定める配分比決定手段74L ,74
R と、基準制御量設定手段73L ,73R で設定された
基準制御量ならびに配分比決定手段74L ,74R で定
まった配分比でリニアソレノイド23 RL,23RRの制御
量をそれぞれ演算する制御量演算手段75L ,75
R と、ステアリングセンサ14の検出値を絶対値化する
絶対値化手段76と、絶対値化手段76で絶対値化され
た操舵角が基準端子78から入力される判定舵角たとえ
ば30度を超えたときにハイレベルの信号を出力する比
較器77と、比較器77の出力がローレベルのときに基
準制御量設定手段73L ,73R の出力を選択する状態
ならびに比較器77の出力がハイレベルのときに制御量
演算手段75L ,75 R の出力を選択する状態を切換え
るスイッチ手段79L ,79R と、規範ヨーレート決定
手段44で得られた規範ヨーレートYB ならびに実ヨー
レート検出手段43で得られた実ヨーレートY間の偏差
に基づいてPID制御量を演算するPID演算手段80
と、スイッチ手段79L ,79R の出力信号のいずれか
低い方を選択するローセレクト手段81と、ローセレク
ト手段81の出力が最大値となるようにPID演算手段
80の出力をリミット処理するリミット処理手段83
と、前記規範ヨーレートYB および実ヨーレートYに基
づいて車両がアンダーステア状態にあるかあるいはオー
バーステア状態にあるかを判定するステア判定手段84
と、ステアリングセンサ14の検出値ならびにステア判
定手段84の判定結果に基づいてリミット処理手段83
の出力に「+」および「−」の符号を択一的に付して出
力する符号決定手段85と、スイッチ手段79L ,79
R の出力に符号決定手段85で「+」あるいは「−」の
符号を付されたリミット処理手段83の出力をそれぞれ
加算する加算手段86L ,86R と、ORゲート48の
出力がローレベルであるときに加算手段86L ,86R
で定まる制御量を選択してモジュレータ17RL,17RR
のリニアソレノイド23RL,23RRにそれぞれ与える状
態ならびにORゲート48の出力がハイレベルであると
きに基準制御量設定手段73L ,73R で定まる制御量
をリニアソレノイド23RL,23RRにそれぞれ与える状
態を切換えるスイッチ手段87L ,87R とを備える。
【0034】基準制御量設定手段73L ,73R は、前
輪側制御部49における制御量演算回路66で目標減速
度GO に応じて定まる前輪側の制動力を一定の割合で減
少させた後輪側の制動力を左、右均等に二等分した制動
力を得るための制御量を設定するものであり、両基準制
御量設定手段73L ,73R で同一の制御量が設定され
る。また配分比決定手段74L ,74R は、横方向加速
度に基づいて制動力の配分比を左、右でそれぞれ定める
ものであり、制御量演算手段75L ,75R では上述の
ように定まる配分比に基づいて、車両旋回時に要求され
る左、右後輪ブレーキBRL,BRRの制動力を得るための
制御量がそれぞれ演算される。しかも制御量演算手段7
L ,75R が演算された制御量を用いるのは、操舵角
が左、右にたとえば30度をそれぞれ超えるときのみで
あり、操舵角がたとえば左、右に30度以下であるとき
には基準制御量演算手段73L ,73R で定められた基
準制御量がスイッチ手段79L ,79R から出力され
る。
【0035】符号決定手段85は、PID演算手段80
での演算後にリミット処理手段83でリミット処理され
るPID演算量を加算手段86L ,86R で加算するに
あたって、ステアリングセンサ14の検出値に基づいて
左、右いずれの方向に旋回しているかを定め、両後輪ブ
レーキBRL,BRRで得られる制動力の総和が変化しない
ように、オーバーステア状態と判定されたときには内輪
側に「−」の符号を付すとともに外輪側に「+」の符号
を付してリミット処理手段83の出力を加算手段8
L ,86R に入力し、アンダーステア状態と判定され
たときには外輪側に「−」の符号を付すとともに内輪側
に「+」の符号を付してリミット処理手段83の出力を
加算手段86L ,86R に入力する。
【0036】またリミット処理手段83において、PI
D演算手段80の出力がローセレクト手段81の出力す
なわち両スイッチ手段79L ,79R の低い方の出力以
上となったときに、両スイッチ手段79L ,79R の低
い方の出力を最大値としてPID演算手段80の出力を
リミット処理することにより、加算手段86L ,86 R
で制御量が負の値となることが回避される。
【0037】このような後輪制御部50によると、車体
速度VV が10km/h以上であってブレーキペダルP
B の操作速度が緩やかであるときには、目標減速度GO
および規範ヨーレートYB で定まる制御量にPID補正
を施した作動制御量PYRL ,PYRR により両モジュレー
タ17RL,17RRにおけるリニアソレノイド23RL,2
RRが個別にフィードバック制御され、ブレーキペダル
B の操作速度が急であるときならびに車体速度VV
10km/h未満であるときのいずれか一方の状態で
は、目標減速度GO および規範ヨーレートYB で定まる
制御量PYRL ,P YRR により両モジュレータ17RL,1
RRにおけるリニアソレノイド23RL,23RRが個別に
オープン制御されることになる。
【0038】次にこの実施例の作用について説明する
と、前輪側制御部49は、目標減速度GO に減速度Gが
一致するように両モジュレータ17FL,17FRのリニア
ソレノイド23FL,23FRを一括制御して、両前輪ブレ
ーキBFL,BFRの制動力を同一に制御し、後輪側制御部
50は、目標旋回レベルである規範ヨーレートYB に実
際の旋回レベルである実ヨーレートYが一致するように
両モジュレータ17RL,17RRのリニアソレノイド23
RL,23RRを個別制御して両後輪ブレーキBRL,BRR
制動力に差を生じさせるようにする。すなわち制動時に
荷重の増加する前輪WFL,WFR側で減速度制御を行い、
旋回制御への寄与の大きい後輪WRL,WRR側で旋回制御
を行なうことが可能となり、車両旋回状態での制動時
に、車両挙動を安定化させつつ、充分な制動力を得るこ
とができる。
【0039】また両モジュレータ17FL,17FRのリニ
アソレノイド23FL,23FRを前輪側制御部49で制御
することにより、オーバーシュートの発生を避けて制御
の応答性を向上することができるとともに、車両走行時
のピッチングの影響を排除することができるものであ
り、図7で示すブレーキ操作量の変化に対応した前輪側
制御部49による制動力制御について次に説明する。
【0040】起動後に時刻t1 でブレーキ操作を開始す
るまでの期間T1 では初期設定が行なわれるものであ
り、時刻t1 から時刻t2 までの期間T2 では、緩・急
判定手段42でブレーキ操作が急状態であると判定され
るのに応じて、制御量演算回路66で演算される値を作
動制御量PYFとしてリニアソレノイド23FL,23FR
オープン制御が実行され、速やかな応答性が確保される
だけでなく、制御にあたって減速度センサ15で得られ
る減速度Gが用いられないので車両に生じるピッチング
の影響が排除される。而して、起動後初めての急激なブ
レーキ操作であるので、制御量演算回路66の演算で用
いるαO は、基準端子69から入力される値が用いられ
る。
【0041】時刻t2 で緩やかなブレーキ操作に移行し
たときに、緩・急判定手段42で設定される遅延時間だ
け遅延した時刻t3 において、緩・急判定手段42から
ブレーキ操作が緩やかであることを示すローレベルの信
号が出力され、時刻t2 から時刻t3 までの期間T3
は、オープン制御が続行されたままであり、ハンチング
の発生を回避して制御の安定化が図られる。
【0042】時刻t3からブレーキ操作が一旦終了する
時刻t4 までの期間T4 では、偏差基準制御量決定手段
61で定まる作動制御量PYFにより両モジュレータ17
FL,17FRにおけるリニアソレノイド23FL,23FR
フィードバック制御が実行されることになるが、急激な
ブレーキ操作に応じたオープン制御が終了した後である
ので、オーバーシュートの原因は既になく、目標減速度
O に減速度Gが一致するように両リニアソレノイド2
FL,23FRが制御されることになる。しかもこの期間
4 においては、次のオープン制御に備えて、履歴演算
回路68では入・出力関係演算回路67から順次入力さ
れるαを過去4回分平均して平均値αNE XTを得る演算が
繰り返して実行されている。
【0043】時刻t5 でブレーキ操作が再開されたと
き、時刻t4 から時刻t5 までの期間T5 は、制動圧が
落ち着くまで履歴演算回路68の演算値を初期値に復帰
させるかどうかを見きわめる期間であり、期間T5 が操
作終了判断回路41で設定されている遅延時間よりも短
いときには、履歴演算回路68の演算値が初期値に復帰
されることはない。
【0044】時刻t5 から時刻t6 までの間での期間T
6 のブレーキ操作が急激であると判定されるときには、
期間T5 が操作終了判断手段40で設定されている遅延
時間よりも短かったことにより、期間T4 におけるフィ
ードバック制御実行中に演算していたαNEXTを用いた演
算が制御量演算回路66で実行され、それに基づくオー
プン制御によりリニアソレノイド23FL,23FRが制御
される。しかもこのオープン制御にあたって制御量演算
回路66では、最新のフィードバック制御実行時におけ
る目標減速度GO と制御量PYFとの関係の過去の履歴に
基づいて目標減速度GO と制御量PYFとの関係を変更す
るので、ブレーキBFL,BFRにおける摩擦パッドの摩耗
および温度変化等により制御量に対するブレーキBFL
FRの作動特性が変化していても、その状況変化に対応
した適切な制御量を得ることができ、オープン制御の収
束性を向上することができる。
【0045】急激なブレーキ操作が終了する時刻t6
緩・急判定手段42における設定遅延時間が経過した時
刻t7 との間の期間T7 は、上述の期間T3 と同様であ
り、また緩やかなブレーキ操作が終了する時刻t8 まで
の期間T8 は上述の期間T4と同様である。
【0046】また操作終了判断手段40で設定されてい
る遅延時間よりも長い期間T9 が時刻t8 から経過した
時刻t9 でブレーキ操作が再開されたときには、操作終
了判断手段40からハイレベルの信号が出力されるのに
伴い、履歴演算回路68の演算値が初期値に復帰せしめ
られる。
【0047】而して時刻t9 で始まるブレーキ操作が急
激であるときには、その急激なブレーキ操作が持続する
期間T10については、上述の期間T2 と同様の制御が行
なわれる。
【0048】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0049】たとえば車両の減速度Gを車体速度VV
微分によって得るようにしてもよく、また左前輪ブレー
キBFLおよび右前輪ブレーキBFRの制動力を個別に制御
可能である制動力制御装置に本発明を適用することも可
能である。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明に従う装置は、ブレ
ーキ操作部材の操作量を検出するブレーキ操作量検出手
段と、車両の減速度を検出する減速度検出手段と、ブレ
ーキ操作量検出手段の検出値に基づいて車両の目標減速
度を定める目標減速度決定手段と、ステアリング操作量
を検出するステアリング操作量検出手段と、車体速度を
検出する車体速度検出手段と、車両の旋回レベルを検出
する旋回レベル検出手段と、ステアリング操作量検出手
段および車体速度検出手段の検出値に基づいて車両の目
標旋回レベルを定める目標旋回レベル決定手段と、前記
目標減速度に車両の減速度が一致するように前記目標減
速決定手段および減速度検出手段の出力に基づいて前輪
ブレーキの制動力を制御する前輪側制御部と、前記目標
旋回レベルに車両の旋回レベルが一致するように目標旋
回レベル決定手段および旋回レベル検出手段の出力に基
づいて左後輪ブレーキおよび右後輪ブレーキの制動力を
個別に制御する後輪側制御部とを備えるので、制動時に
荷重の増加する前輪側で減速度制御を行なうとともに、
旋回制御への寄与の大きい後輪側で旋回制御を行なうこ
とにより、車両旋回状態での制動時に、車両挙動を安定
化させつつ、充分な制動力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両の制動系統を示す図である。
【図2】制動液圧回路の構成を示す図である。
【図3】制御ユニットの構成を示すブロック図である。
【図4】緩・急判定手段の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】前輪側制御部の構成を示すブロック図である。
【図6】後輪側制御部の構成を示すブロック図である。
【図7】ブレーキ操作部材の操作量変化の一例を示す図
である。
【符号の説明】
13……ブレーキ操作量検出手段としてのロードセル 14……ステアリング操作量検出手段としてのステアリ
ングセンサ 15……減速度検出手段としての減速度センサ 39……車体速度検出手段 41……目標減速度決定手段 43……旋回レベル検出手段としての実ヨーレート検出
手段 44……目標旋回レベル決定手段としての規範ヨーレー
ト決定手段 49……前輪側制御部 50……後輪側制御部 BFL……左前輪ブレーキ BFR……右前輪ブレーキ BRL……左後輪ブレーキ BRR……右後輪ブレーキ PB ……ブレーキ操作部材としてのブレーキペダル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】単安定回路55は、ORゲート54の出力
がハイレベルからローレベルに変化した時点から一定時
間だけ持続するハイレベルの信号を出力するものであ
り、該単安定回路55にはORゲート54の出力が反転
して入力され、ORゲート54の出力ならびに単安定回
路55の出力がORゲート56に並列して入力される。
したがってORゲート56すなわち緩・急判定手段42
からは、ブレーキペダルPB の操作速度が緩状態から急
状態に変化したと判定したときには直ちにハイレベルの
信号を出力するが、操作速度が急状態から緩状態に変化
したときには緩・急判定手段42からの出力信号が一定
時間だけ遅延してハイレベルからローレベルに変化する
ことになる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川本 善通 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも前輪ブレーキ(BFL,BRL
    の制動力と、左後輪ブレーキ(BRL)の制動力と、右後
    輪ブレーキ(BRR)の制動力とを個別に制御可能な車両
    の制動力制御装置において、ブレーキ操作部材(PB
    の操作量を検出するブレーキ操作量検出手段(13)
    と、車両の減速度を検出する減速度検出手段(15)
    と、ブレーキ操作量検出手段(13)の検出値に基づい
    て車両の目標減速度を定める目標減速度決定手段(4
    1)と、ステアリング操作量を検出するステアリング操
    作量検出手段(14)と、車体速度を検出する車体速度
    検出手段(39)と、車両の旋回レベルを検出する旋回
    レベル検出手段(43)と、ステアリング操作量検出手
    段(14)および車体速度検出手段(39)の検出値に
    基づいて車両の目標旋回レベルを定める目標旋回レベル
    決定手段(44)と、前記目標減速度に車両の減速度が
    一致するように前記目標減速決定手段(41)および減
    速度検出手段(15)の出力に基づいて前輪ブレーキ
    (BFL,BFR)の制動力を制御する前輪側制御部(4
    9)と、前記目標旋回レベルに車両の旋回レベルが一致
    するように目標旋回レベル決定手段(44)および旋回
    レベル検出手段(43)の出力に基づいて左後輪ブレー
    キ(BRL)および右後輪ブレーキ(BRR)の制動力を個
    別に制御する後輪側制御部(50)とを備えることを特
    徴とする車両の制動力制御装置。
JP425993A 1993-01-13 1993-01-13 車両の制動力制御装置 Pending JPH06206530A (ja)

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JP425993A JPH06206530A (ja) 1993-01-13 1993-01-13 車両の制動力制御装置
US08/179,723 US5474369A (en) 1993-01-13 1994-01-11 Braking force control system of vehicle
DE4400704A DE4400704C2 (de) 1993-01-13 1994-01-12 Bremskraft-Regelsystem für Fahrzeuge

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