JPH06206480A - 車両ブレーキシステムの効力の推定方法及び装置 - Google Patents

車両ブレーキシステムの効力の推定方法及び装置

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JPH06206480A
JPH06206480A JP5305464A JP30546493A JPH06206480A JP H06206480 A JPH06206480 A JP H06206480A JP 5305464 A JP5305464 A JP 5305464A JP 30546493 A JP30546493 A JP 30546493A JP H06206480 A JPH06206480 A JP H06206480A
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vehicle
braking system
effectiveness
deceleration
brake
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JP5305464A
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Laverne A Caron
アンドリュー キャロン ラヴァーン
Richard J Youngblood
ジョーゼフ ヤングブラッド リチャード
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Eaton Corp
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Eaton Corp
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    • B60—VEHICLES IN GENERAL
    • B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/52—Torque sensing, i.e. wherein the braking action is controlled by forces producing or tending to produce a twisting or rotating motion on a braked rotating member
    • G—PHYSICS
    • G01—MEASURING; TESTING
    • G01L—MEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L5/00—Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes
    • G01L5/28—Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for testing brakes
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D66/00—Arrangements for monitoring working conditions, e.g. wear, temperature
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D66/00—Arrangements for monitoring working conditions, e.g. wear, temperature
    • F16D2066/006—Arrangements for monitoring working conditions, e.g. wear, temperature without direct measurement of the quantity monitored, e.g. wear or temperature calculated form force and duration of braking

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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 保守点検が不必要に行われず、必要に応じて
なされるように、ブレーキシステムの全体的な効率を正
確に推定するための改良された装置と方法を提供する。 【構成】 車両エンジントルク、加速度、減速度および
ブレーキペダル圧が決定される（３０、３２、３８）。
車両負荷は、エンジントルクと加速度から計算され（３
４）、そしてブレーキシステムの効力は、算定車両負荷
および決定ブレーキペダル圧に対して予測される減速度
と決定減速度とを比較することによって、計算される
（４２）。 【効果】 ブレーキシステムの効力を表わす数値は、蓄
積され、そして評価されるので、前回保守点検がなされ
た時以降の経過時間または走行距離に基づいてなされる
単純な計画予定保守の場合よりも正確に、ブレーキシス
テムの保守点検が必要になる時を決定することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車両ブレーキシステム
の効力を推定するための装置および方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】本特許願には、本発明と共通の発明者と
指定代理人を有しかつ同時に提出された、登録番号ＥＡ
Ｔ０１１２ＰＵＳの『車両ブレーキシステム保守の必要
性を決定する方法とその装置』と題された米国特許願に
含まれている内容が、参考として挿入されている。その
参考特許願の内容は、あくまでも参照のために記入され
ているもので、本願の請求の範囲を支持したり、もしく
は本願の発明の適切な開示を行うために、特に不可欠な
ものではない。
【０００３】車両ブレーキシステムの効力を推定するた
めに、数多くの様々なシステムが用いられている。通常
の『ブックキーピング』法とは、当該ブレーキシステム
の効力が、ある臨界レベル、または、様々な付随的問題
が生じたり、余分な出費を必要とするレベルに落ちる前
に、保守点検が受けられるように、当該ブレーキシステ
ムが最後に保守点検を受けたとき以降の経過時間と車両
走行距離の記録を採っておくことである。
【０００４】このブックキーピング法は、複雑ではな
く、しかも安価であるという利点がある。しかし、同一
の運転時間でも車両ごとの運転条件はしばしば、非常に
異なり、たとえば激しい交通量と少ない交通量、起伏の
多い土地と平坦な土地、高温と低温、雨天と晴天のよう
な極値間の相違は、ブレーキ脆弱化の速度と種類に実質
的な影響を与える。したがって、ブックキーピング法
は、常に正確であるとは期待できず、その結果生じる欠
点は、最もましな場合でも余分の物理的試験と早めの保
守点検が行われることになり、最悪の場合は保守点検が
遅すぎることになる。
【０００５】ところで、ブレーキライニングの磨耗は必
ずしも直線的な速度で進行する訳ではなく、磨耗が発生
するにはある程度の時間が経過した後である。しかしブ
レーキシステムの他の部品は、決定的に重要な部品の疲
労や損傷により生じた破損や漏洩のため、完全な機能状
態から非機能状態に急激に移行することがある。機能し
ていない部品により、ブレーキシステムの一部の機能が
働かないか、またはブレーキシステムが部分的にしか機
能していない場合、運転者はしばらくの間、その結果生
じるブレーキ効率の低下に気がつかないこともある。し
かしその間に、さらに損傷がさらに加わり、しかも、ま
だ機能しているブレーキライニングは、全てのブレーキ
が等しい効率で作動している場合よりも、急速に磨耗さ
れるのが、普通である。
【０００６】このように、ブレーキシステムの機能の効
力を一定の効率を基準として判定するブックキーピング
法は、後により詳細に説明される本発明の方法および装
置の持つ利点を有していない。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、保守
点検が不必要に行われず、必要に応じてなされるよう
に、ブレーキシステムの全体的な効率を正確に推定する
ための改良された装置と方法を提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上述の課題およびその他
の課題を解決するため、該装置は、車両が加速されて、
そのトルクを表すトルク信号を発生させている間、エン
ジントルクを決定する機能を有するエンジン制御ユニッ
トのような手段を備えている。またこの間において、車
両の加速度を決定し、かつこの加速度を表す加速度信号
を発生させるために、自動ブレーキシステム（ＡＢＳ）
制御ユニットのような手段も、備えられている。
【０００９】圧力変換器またはセンサーのような手段
は、車両がそのブレーキの作動によって減速されている
とき、ブレーキペダル圧を決定する。圧力変換器は、自
動ブレーキシステム制御ユニットに連結されており、ペ
ダル圧を表すブレーキ圧信号を発生させる。車両が減速
されているとき、自動ブレーキシステム制御ユニット
は、車両の減速度を決定し、減速度を表す減速信号を発
生する。この自動ブレーキシステム制御ユニットには、
プロセッサとメモリを有するコンピュータを含む。
【作用】ブレーキシステムの効力を正確に推定する該方
法は、車両を加速させることと、エンジン制御ユニット
からエンジントルクの測定値を得ることと、自動ブレー
キシステム制御ユニットから車両の加速度の測定値を得
ることを含む。このエンジントルクと車両の加速度か
ら、車両の負荷が計算される。
【００１０】車両がそのブレーキを作動させて減速して
いるときには、ブレーキペダル圧と車両の減速度の測定
値が得られる。算定車両負荷および決定ブレーキペダル
圧に対して予測される減速度と、決定減速度を比較する
ことによって、車両負荷、ブレーキペダル圧および車両
加速度から、ブレーキシステム効率の推定値が計算され
る。
【００１１】本発明の上述の課題とその他の課題は、添
付の図面と共に示されている、本発明を具体化する最良
の方法についての以下の詳細な説明によって容易に明ら
かになるであろう。
【００１２】
【実施例】本発明のより完全な評価とこれに伴う多くの
利点は、添付の図面を参照しながら行われる、以下の詳
細な説明によって、容易に理解されるであろう。なお、
各図面において同一の参照符号は対応する同様な構成要
素を表している。
【００１３】図１に示されているように、全体を参照番
号１０で表されている、ブレーキシステムの効力を推定
するための装置の第１の実施例は、エンジントルクを決
定するための手段と、車両加速度を決定するための手段
と、ブレーキペダル圧を決定するための手段を含む。選
択された実施例では、このエンジントルクの決定手段は
エンジン制御ユニット１２を含み、また車両加速度の決
定手段は自動ブレーキシステム（ＡＢＳ）制御ユニット
１４を、そしてブレーキペダル圧の決定手段はブレーキ
ペダル圧の変換器もしくはそのセンサー１６を含む。エ
ンジン制御ユニット１２とブレーキペダル圧センサー１
６はそれぞれ、自動ブレーキシステム制御ユニット１４
に接続されるアウトプットを有す。自動ブレーキシステ
ム制御ユニット１４は、プロセッサ２０とメモリ２２を
有するコンピュータ１８を含む。上述の各構成要素は共
に、本発明に関連する幾つかの機能の外に、幾つかの機
能を有するが、こうした機能はそれぞれ、図１に示され
ている相互接続とは異なる特定の相互接続か、または図
１の相互接続に付け加えられる特定の相互接続を必要と
する場合があることに、留意して欲しい。
【００１４】この装置の第２の実施例は、自動ブレーキ
システム制御ユニット１４に接続される出力インタフェ
ース２４を含み、また第３の実施例は、やはり自動ブレ
ーキシステム制御ユニット１４に接続されている表示装
置２６を含む。図１において、出力インタフェース２４
および表示装置２６と自動ブレーキシステム制御ユニッ
ト１４との接続は、破線で示されている。
【００１５】ブレーキシステムの効力を推定する装置１
０を用いる方法は、図２にその概略が示されているが、
図１と２の双方を参照すれば理解し易い。エンジンとブ
レーキペダルを備え、かつブレーキシステム効力推定装
置１０を装着している車両（図示されていない）は、運
転中に加速２８される。エンジン（ブレーキ）トルク
は、既知のエンジン摩擦特性とエンジン速度を考慮しな
がら、ストロークごとの機関燃料使用量から、エンジン
制御ユニット１２によって、決定３０される。エンジン
トルクを表すトルク信号は、エンジン制御ユニット１２
により生成される。
【００１６】車両の加速度は、自動ブレーキシステム制
御ユニット１４により、車輪回転速度の導関数を計算し
て、決定されるが、この車輪回転速度は、車輪がスリッ
プしていなければ、車両速度と同じである。多くの場
合、かじ取輪はロックされないので、ほぼ正確に車両速
度を反映する。車両速度は、制動初速度０．５ｇ（重量
トラックにおけるほぼ最大の減速度）のときを最高と見
なすか、または車輪回転速度が他のいかなる車輪回転速
度より２０％しか上昇しないならば、それを最高車輪速
度と見なす。加速信号は、車両加速を表わす自動ブレー
キシステム制御ユニット１４によって生成される。コン
ピュータ１８は演算機能を用い、そのプロセッサ２０で
トルク信号と加速信号の常駐データを処理し、車両の総
負荷を計算３４し、その結果をメモリ２２に貯蔵する。
【００１７】ブレーキペダルに力が加わる３６と、ブレ
ーキが車両を減速させるように働く。ブレーキペダル圧
センサ１６は、ブレーキペダルに加えられた圧力量を検
知３８し、このデータを自動ブレーキシステム制御ユニ
ット１４に伝達し、このユニット１４は、ブレーキペダ
ル圧を表わすブレーキ圧信号を生成する。車両の減速度
は、車両速度の導関数を計算することにより、自動ブレ
ーキシステム制御ユニット１４で決定４０され、こうし
て車両減速度を表わす減速信号が生成される。コンピュ
ータ１８は演算機能を用い、そのプロッセサ２０で、車
両負荷データを処理し、かつブレーキ圧信号と減速信号
の常駐データを処理する。次にコンピュータ１８は、算
定車両負荷および決定ブレーキペダル圧に対して予測さ
れる減速度と決定速度とを比較することによって、車両
負荷、ブレーキペダル圧および車両加速度から、車両ブ
レーキシステム効率を計算４２する。コンピュータ１８
は、決定減速度が予め定められた予測減速度の範囲内に
あれば、有効ブレーキ信号を発生させ、決定減速度がそ
の範囲になければ、無効ブレーキ信号を発生させる。決
定されたデータと計算されたデータはメモリ２２に貯蔵
される。 続いて、ブレーキ効力の決定法についてより
詳細な説明を行う。車両が減速したり、停止すると、あ
る一定量のエネルギーが散逸する。この量は、以下の式
で表わされる。すなわち、 ＥK ＝（１／２）ｍＶ −（１／２）ｍＶ1 2 この式において、ＥK ＝ 散逸エネルギー Ｖ0 ＝ 初制動時速度 Ｖ1 ＝ 最終速度 ｍ ＝ 車両の質量 効力（以下の式で、ｅと表されている）の測定は、所与
のブレーキ圧において上記の２つのエネルギーレベルの
一方から他方に減速されるのに要する時間によって、以
下の式に基づき決定される。すなわち、 実時間では、これは積分算法で処理される。ある一定時
間、たとえば１０ミリ秒の循環時間の間の車両エネルギ
ーの減少値は、ペダル圧によって除されて、計算され、
前に蓄積されていた数値を加えて平均化される。この平
均化処理は、長期的傾向を決定するために、行われる。
これは、坂道、向かい風、追い風などのときの制動によ
って生じる影響を緩和する。典型的な平均化スキーマ
は、実際には指数関数的フィルターであるが、以下の式
によって表わされる。すなわち、 蓄積値 ＝ （新数値／１０００）＋（旧数値×９９／
１０００） 最高蓄積値は、基準値として保存され、現蓄積値対最高
記録値の比は、ブレーキ劣化レベルを表わす。車両の初
期構成では、ブレーキ効力の省略値は１００％である。
ブレーキが磨き仕上げされると、効力も最高値も増大す
るであろうが、上述の比は、しばらくの間１００％を維
持する。結局、ブレーキの磨耗と調整不良は、ブレーキ
の効力を低下させることになる。
【００１８】前述のように、自動ブレーキシステム制御
ユニット１４もまた、ブレーキシステムの効力を決定す
るための装置１０の第２の実施例において、図１に破線
で示されているように、出力インタフェース２４に接続
される。車両の定期点検時に、ブレーキシステム補修の
必要性を決定するために、車両ブレーキシステム効力の
判定も含まれるように、出力インタフェース２４は、コ
ンピュータ１８のメモリ２２に貯蔵されているデータへ
の外部アクセスを可能にしている。
【００１９】エンジントルク、車両加速度、車両負荷、
ブレーキペダル圧および車両減速度の各データもまた貯
蔵することができ、さらに外部に貯蔵するために、ブレ
ーキシステム効力データと共に、複写したり、取り出す
ことができ、また性能報告や保守計画、保守費用見積も
りなどに利用することもできる。もし当局がこのデータ
を認めるならば、路上点検にブレーキシステム効率デー
タを容易に利用することができる。アウトプットインタ
フェース２４は、多数ある周知の装置のどれを利用して
もいいが、最も簡単なものの一つは、コンセントで、コ
ンピュータ１８からのデータ信号はこのコンセントに伝
達され、また外部プラグをこのコンセントに差し込ん
で、外部のコンピュータやデータ貯蔵装置にデータ信号
を送信することができる。
【００２０】これも前述のように、ブレーキシステムの
効力を決定するための装置１０の第３の実施例におい
て、図１に破線で示されているように、自動ブレーキシ
ステム制御ユニット１４は表示装置２６に接続されてい
る。これは、ブレーキシステムの効率が低下し、予め定
められたレベルを下回ったとき、保守要員にこれを表示
するためのものである。この表示装置２６は、多くある
周知の視覚または聴覚装置のどれを利用してもよい。
【００２１】本発明を具体化する最良の方法については
上に詳細に説明したが、以下の請求の範囲に示されてい
る本発明を具体化するに際し、別種の様々な設計や実施
例が可能であることは、本発明に関する技術に熟達して
いる専門家には明らかなことであろう。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、そのブレ
ーキシステムの効力が、算定車両負荷および決定ブレー
キペダル圧に対して予測される減速度と決定減速度とを
比較することによって計算され、かつ、その効力を表わ
す数値が蓄積、評価されるので、ブレーキシステムの保
守点検を従来よりも正確な必要時期に行なうことができ
る方法および装置を提供することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の主要な構成要素のブロック線図であ
る。
【図２】本発明の方法を図示する工程図である。
【符号の説明】
１０ ブレーキシステム効力推定装置 １２ エンジン制御ユニット １４ 自動ブレーキシステム制御ユニット １６ ブレーキペダル圧センサ １８ コンピュータ ２０ プロセッサ ２２ メモリ ２４ 出力インタフェース ２６ 表示装置 ２８ 車両を加速する ３０ エンジントルクを決定する ３２ 車両加速度を決定する ３４ トルクと加速度から車両負荷を決定する ３６ ブレーキをかける ３８ ブレーキペダル圧を決定する ４０ 車両減速度を決定する ４２ 負荷、ブレーキペダル圧および減速度からブレー
キシステム効力を計算する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リチャード ジョーゼフ ヤングブラッド アメリカ合衆国 49017 ミシガン州 バ トル クリーク イーストヒル ドライブ 242

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 エンジンとブレーキペダルを備え、さら
    に、通常操作の制動法と自動操作の制動法を有する流体
    作動ブレーキを備えている車輪車両におけるブレーキシ
    ステムの効力を推定するための装置（１０）であって、
    該装置は、 エンジントルクを決定し、このトルクを表すトルク信号
    を生成する手段（１２）と、 車両加速度と減速度を決定し、この両速度をそれぞれ表
    す加速信号と減速信号を生成する手段（１４、１８）
    と、 通常操作の制動法において車両を減速させている間のブ
    レーキペダル圧を決定し、この圧を表わすブレーキ圧信
    号を生成させる手段（１４、１６、１８）と、 先ず
    トルク信号と加速信号により表わされるデータから車両
    負荷を算定し、次に算定車両負荷および決定ブレーキペ
    ダル圧に対して予測される減速度と決定減速度とを比較
    することによって、ブレーキ圧信号と減速信号により表
    わされるデータから、車両ブレーキシステムの効率を計
    算するための手段（１４、１８、２０）とを、具備して
    おり、 この計算手段は、決定減速度が予め定められた予測減速
    度の範囲内にあれば有効ブレーキ信号を発生させ、決定
    減速度が上記の範囲になければ無効ブレーキ信号を発生
    させる車両ブレーキシステムの効力の推定装置。
  2. 【請求項２】 計算手段（１４、１８、２０）は、プロ
    セッサ（２０）とメモリ（２２）を有するコンピュータ
    （１８）を備えた自動ブレーキシステム制御ユニット
    （１４）を具備しており、前記プロセッサ（２０）は車
    両負荷とブレーキシステム効力を計算し、また前記メモ
    リ（２２）は、エンジントルク、車両加速度、ブレーキ
    ペダル圧および車両減速度の各測定値を蓄積し、さら
    に、車両負荷とブレーキシステム効力を含む計算結果を
    蓄積する請求項１記載の車両ブレーキシステムの効力の
    推定装置。
  3. 【請求項３】 該装置（１０）はさらに、自動ブレーキ
    システム制御ユニット（１４）に接続される出力インタ
    フェース（２４）を備えており、このインタフェース
    （２４）は、メモリ（２２）に蓄積されたデータへの外
    部アクセスを可能にし、またエンジントルク、車両加速
    度、ブレーキペダル圧および車両減速度の各測定値と、
    車両負荷およびブレーキシステム効力を含む計算結果と
    への外部アクセスを可能にする請求項２記載の車両ブレ
    ーキシステムの効力の推定装置。
  4. 【請求項４】 さらに、自動ブレーキシステム制御ユニ
    ット（１４）に接続されている表示手段（２６）を具備
    しており、この手段（２６）は、ブレーキシステムの効
    力が予め定められたレベルを下回る場合、直ちにこれを
    表示するため無効信号に応答する請求項２記載の車両ブ
    レーキシステムの効力の推定装置。
  5. 【請求項５】 エンジントルク決定手段（１２）は、エ
    ンジン制御ユニット（１２）を含み、このユニット（１
    ２）は、既知のエンジン摩擦特性とエンジン回転速度を
    考慮しつつ、ストロークごとの機関燃料使用割合から機
    関トルクの測定値を導出する請求項２記載の車両ブレー
    キシステムの効力の推定装置。
  6. 【請求項６】 車両の加速度と減速度を決定するための
    手段（１４、１８）は、自動ブレーキシステム制御ユニ
    ット（１４）を含み、このユニット（１４）は、ブレー
    キが自動操作制動法で操作されているとき、車両の減速
    を制御し、かつ、ブレーキが通常操作の制動法で操作さ
    れているとき、車両回転速度の導関数を計算することに
    より、車両の加速度と減速度の測定値を導出する請求項
    ５記載の車両ブレーキシステムの効力の推定装置。
  7. 【請求項７】 ブレーキペダル圧決定手段（１４、１
    ６、１８）は、自動ブレーキシステム制御ユニット（１
    ４）を含み、さらに、ブレーキペダルにかかる圧力を検
    知しこのデータを前記自動ブレーキシステム制御ユニッ
    トに伝達するブレーキペダル圧変換器（１６）を含む請
    求項６記載の車両ブレーキシステムの効力の推定装置。
  8. 【請求項８】 エンジンとブレーキペダルを備えている
    車両におけるブレーキシステムの効力を推定する方法で
    あって、この方法は、 車両を加速（２８）し、 車両の加速中におけるエンジントルクを決定（３０）
    し、 車両の加速度を決定（３２）し、 エンジントルクと車両加速度から車両負荷を計算（３
    ４）し、 車両を減速するために、ブレーキペダルに圧力をかけ
    （３６）、 ブレーキペダル圧を決定（３８）し、 車両減速度を決定（４０）し、そして算定車両負荷およ
    び決定ブレーキペダル圧に対して予測される減速度と決
    定減速度とを比較することによって、ブレーキシステム
    の効力を計算する（４２）、各段階を有する車両ブレー
    キシステムの効力の推定方法。
  9. 【請求項９】 さらに、 決定減速度が許容される減速範囲を決定し、 決定減速度が予め定められた予測減速度の範囲内にあれ
    ば、有効ブレーキ信号を発生させる、そして決定減速度
    が前記の範囲になければ、無効ブレーキ信号を発生させ
    ることを含む請求項８記載の車両ブレーキシステムの効
    力を推定装置。
  10. 【請求項１０】 さらに、 ブレーキシステム効力の計算結果を蓄積し、 ブレーキシステム効力低下を追跡するため、次々になさ
    れるブレーキシステム効力の計算結果を蓄積された計算
    結果と比較することを含む請求項９記載の車両ブレーキ
    システムの効力を推定装置。
  11. 【請求項１１】 車両にはまた、表示装置（２６）を備
    えていて、無効ブレーキ信号の発生に応答して、該表示
    装置（２６）を作動させることを含む請求項９記載の車
    両ブレーキシステムの効力の推定方法。
  12. 【請求項１２】 エンジンとブレーキペダルを備え、さ
    らに、エンジン制御ユニット（１２）と自動ブレーキシ
    ステム制御ユニット（１４）を備えている車両におけ
    る、ブレーキシステムの効力を推定するためのシステム
    （１０）であって、該システムは、 車両加速中のエンジントルクを決定する手段（１２）
    と、 車両加速度を決定する手段（１４、１８）と、 ブレーキペダル圧を決定する手段（１４、１６、１８）
    と、 車両減速度を決定する手段（１４、１８）と、 先ずエンジントルクと車両加速度から車両負荷を計算
    し、次に算定車両負荷および決定ブレーキペダル圧に対
    して予測される減速度と決定減速度とを比較することに
    よって、車両ブレーキシステム効率を計算するための手
    段（１４、１８、２０）とを、具備している車両ブレー
    キシステムの効力の推定システム。
  13. 【請求項１３】 さらに、 決定減速度が予め定められた範囲内にあれば、有効ブレ
    ーキ信号を発生させる手段と、 決定減速度が前記の範囲になければ、無効ブレーキ信号
    を発生させる手段を含む請求項１２記載の車両ブレーキ
    システムの効力の推定システム。
  14. 【請求項１４】 さらに、 ブレーキシステムの効力の計算結果を蓄積する手段、お
    よびブレーキシステムの効力低下を追跡するため、次々
    になされるブレーキシステム効力の計算結果と蓄積され
    た計算結果とを比較する手段を含む請求項１３記載の車
    両ブレーキシステムの効力の推定システム。
  15. 【請求項１５】 さらに、ブレーキシステム効力の計算
    結果を蓄積する手段を外部装置に電気的に連結するイン
    タフェース手段を含む請求項１４記載の車両ブレーキシ
    ステムの効力の推定システム。
  16. 【請求項１６】 さらに、算定されたブレーキシステム
    効力が予め定められたレベル以下の場合、これを表示す
    るための手段（２６）を含む請求項１４記載の車両ブレ
    ーキシステムの効力の推定システム。
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