JPH06206353A - サーマルプリンタへの染料ドナーの装着装置 - Google Patents

サーマルプリンタへの染料ドナーの装着装置

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JPH06206353A
JPH06206353A JP27145893A JP27145893A JPH06206353A JP H06206353 A JPH06206353 A JP H06206353A JP 27145893 A JP27145893 A JP 27145893A JP 27145893 A JP27145893 A JP 27145893A JP H06206353 A JPH06206353 A JP H06206353A
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JP
Japan
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spool
web
take
dye donor
donor web
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Application number
JP27145893A
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Inventor
James Andrew Whritenor
アンドリュー ライトナー ジェームス
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J33/00Apparatus or arrangements for feeding ink ribbons or like character-size impression-transfer material
    • B41J33/003Ribbon spools
    • B41J33/006Arrangements to attach the ribbon to the spool
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J17/00Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper
    • B41J17/22Supply arrangements for webs of impression-transfer material
    • B41J17/24Webs supplied from reels or spools attached to the machine
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H75/00Storing webs, tapes, or filamentary material, e.g. on reels
    • B65H75/02Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks
    • B65H75/18Constructional details

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  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 サーマルプリンタに染料ドナー・ウェブを装
着する際に、容易にかつ正確な位置に装着できる装置を
提供する。 【構成】 供給スープール24aに巻かれた染料ドナー
・ウェブ12を巻き取りスプール24bにスプールの軸
方向に延びる整合線52a,52bを設ける。染料ドナ
ー・ウェブ12先端には接着面が設けられている。染料
ドナー・ウェブ12を供給スプール24aより引き出
し、その先端部を巻き取りスプール24bの整合線52
a,52bに合わせ、また接着面により巻き取りスプー
ル24b上に染料ドナー・ウェブ12を確実に固定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルプリンタに関
し、特に、スプールに巻かれた染料ドナー・ウェブを、
サーマルプリンタに正確に装着するための装置とその方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】本願は、1992年6月9日出願のアメ
リカ特許第896016号、「サーマルプリンタの染料
ドナー・ウェブ装着装置」と関連している。
【0003】染料ドナー・リボンを容易に正確に装着で
きるサーマルプリンタを所有することが望まれている。
製造工程の経費を節約でき、かつ実際に使い易いプリン
タの作製が望まれている。染料ドナーの供給と巻き上げ
スプールを保持し、扱い易いように、使い捨て型の染料
ドナー・カートリッジを内部に取り付けられているサー
マルプリンタもある。カートリッジの挿入と取り外し
が、比較的易しいからである。一方向にのみ挿入可能に
カートリッジが固定されている場合は、特にそうであ
る。カートリッジは便利ではあるが、高価であり、使用
後は捨てられる。資源保護のために、カートリッジを再
使用しようとする試みもなされているが、使用中に、脆
い染料ドナー・ウェブを巻き戻すことは非常に困難であ
る。
【0004】カートリッジに係る問題を解決するため
に、カートリッジを使用せずに印刷装置への染料ドナー
・スプールの装着を易しくする構造のプリンタもあり、
更に、カートリッジを使用せずに、プリンタの扉にスプ
ールを取り付けているプリンタもある。カートリッジ無
しのスプールにも、問題点がある。取付スペースが考慮
の対象であり、スプールが空であるか否かに拘らず、ス
プールを両手で取り扱える十分なスペースがあるとは限
らないのである。スプールが駆動機器の上に間違って装
着されて、機器を完全に不作動にしたり、煩わしい印刷
エラーが発生することもある。
【0005】制作中、染料ドナー・ウェブが、供給と巻
き取りスプールの両方に接続されるスプールのみの装置
の問題点は、装着中の押し込み時に使用者が新しい染料
ドナーに皺を付けてしまい、これがプリントに偽像を形
成することがある。従って、装着前に供給スプールのみ
に染料ドナー・ウェブを取り付けることが、好ましい。
本出願人の他の出願第896016号に開示の通りにす
れば、供給と巻き取りスプールを正確に装着できる。こ
の出願は、参照として本願の一部として組み入れられる
ものとする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】供給と巻き取りスプー
ルが適切に位置決めされ、挿入された後でも、染料ドナ
ー・ウェブに問題が生ずることもある。すなわち、ウェ
ブを供給スプールから確実に取り外し、ウェブを確実に
巻き取りスプールに装着し、保持することによって、ウ
ェブのしわを防止し、染料ドナーの浪費を防止すること
が、問題となる。以前には、指でウェブを押さえて、数
回巻き取りスプールに巻き付けてから、ウェブをスター
トさせていた。上記のように、指を使って適切に位置合
わせし、目視チェックの結果は受け入れられていたが、
指と目を使うということは、身体をうまく使うことと熟
練が要求される。従って、過度の熟練度を要求せずに、
染料ドナー・ウェブを巻き取りスプールに確実に装着で
きることが、強く望まれている。
【0007】染料ドナー・ウェブを巻き取りスプールに
装着する他の方法は、接着テープ等でウェブの先端部を
巻き取りスプールに貼り付けることである。アメリカ特
許第5030311号には、ウェブの一端をスプールに
貼り付けるための接着テープが開示されている。テープ
は確実にウェブをスプールに保持することができるが、
ウェブにしわがよらないように、スプールに正確に位置
合わせするよう注意せねばならない。残念ながら、テー
プのみを使うことは、目で注意深く位置合わせすること
が要求され、これも熟練を要する。従って、しわを寄せ
ずにさらに正しく色合わせができるように、ドナー・ウ
ェブを巻き取りスプールに装着できる方法が、望まれて
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の一態様
においては、先端部、上面と底面部を有し、第1と第2
の長手方向に平行な整合線を有するする染料ドナー・ウ
ェブを受けるための巻き取りスプールは、本体と、平行
な両側端部を整合線に合わせて染料ドナー・ウェブを受
け入れるために本体に設けられた第1と第2の整合線を
有する。
【0009】本発明の他の態様において、染料ドナー・
ウェブは、先端部、上面部と底面部を有し、上面部には
一連のカラー・パッチが付いており、第1と第2の長手
方向の両側端部は互いに平行であり、先端部には接着剤
が付いている。
【0010】本発明による染料ドナー・ウェブの装着
は、プリンタの扉を開いて、扉に取り付けられ、隔置さ
れた第1と第2のガイド用支持部材と、第3と第4のガ
イド用支持部材にさわり、第1と第2の整合線の付いて
いる染料ドナー・ウェブ巻き取りスプールを、第1と第
2のガイド用支持部材間に挿入し、染料ドナー・ウェブ
の巻き付けられた染料ドナー・ウェブ供給スプールを、
第3と第4のガイド用支持部材間に挿入し、巻き取りス
プール上の挿入ラベルが、第3と第4のガイド用支持部
材の一方に付いているカラー・マークと隣接するように
し、先端部、上面と底面と、第1と第2の平行な側端部
を有する染料ドナー・ウェブを整合させ、そして、染料
ドナー・ウェブの一端を巻き戻して、ドナー・ウェブの
先端部を、平行な側端部を整合線に合わせて、巻き取り
スプールに、取り付ける。
【0011】
【実施例】図1と図2には、染料ドナー・ウェブ12の
サーマルプリンタへの装着装置10が、示されている。
プリンタは、基部14と、扉あるいはカバー部16を有
している。扉16は、基部14にヒンジ接続されてお
り、閉じ位置と開き位置間を移動可能である。閉じ位置
において、扉16は基部14に当接しており、開き位置
では扉16は基部14から90度以上の角度で開いてい
る。扉16は閉じ位置から開き位置に90度以上の角度
で開いて、新しいドナー・ウェブの挿入と、使用済みド
ナー・ウェブの取り外しを容易にしている。
【0012】染料ドナー・ウェブ装着装置10は、扉1
6に取り付けられ、ロック位置と非ロック位置間を移動
可能な第1ガイド用支持部材18を有する。ガイド用支
持部材18には、染料ドナー・ウェブ・スプール24の
端部22を受け入れる大きさの溝20が形成されてい
る。溝20は、スプール24の端部をガイドするために
傾斜部26(図4参照)が設けられている。スプール2
4の端部22も、少々傾斜していることが好ましい。染
料ドナー・ウェブ装着装置10は、さらに、第1支持部
材18をロック位置に付勢する第1付勢手段28を有す
る。第1の手段28は、第1支持部材18をロック位置
に付勢する第1の手段に当接するコイルばね20を有す
ることが好ましい。
【0013】図1から図4に示すように、装着装置10
はブラケット32を有する。このブラケット32は第1
ガイド用支持部材18に回転可能に取り付けられ、サー
マルプリンタの扉16に固定されている。ブラケット3
2は、第1の支持部材18と係合しており、支持部材1
8のロック位置への移動を規制する。
【0014】さらに、ウェブ装着装置10には、第1ガ
イド用支持部材18がロック位置にあることを検出する
検出手段34が含まれる。検出手段34は、マイクロス
イッチ36あるいは第1ガイド用支持部材18の位置を
検出するための他の機器を含んでいても良い。
【0015】染料ドナー・ウェブ装着装置10は、第2
のガイド用支持部材38を有する。この支持部材38
は、第1ガイド用支持部材18から離れており、扉16
に取り付けられている。第2ガイド用支持部材38は、
ロック位置と非ロック位置間を移動可能であり、第1ガ
イド用支持部材18と協働して染料ドナー・ウェブ・ス
プール24を受ける作用をする。第1支持部材18と同
じように、第2支持部材38は第2付勢手段40によっ
てロック位置に付勢されている。
【0016】図1から図5に示されるように、第1と第
2ガイド用支持部材18と38は、一対の部材として協
働してウェブ12を装着する。第3と第4支持部材42
と44も、第1と第2支持部材と同様な構造であり、付
勢手段46と48を有する。第1の対の支持部材18と
38が、供給スプール24aを受け入れ、第2の対の支
持部材42と44が巻き取りスプール24bを受け入れ
る。従って染料ドナー・ウェブ12は、プリンタ内の通
路を介して、供給スプール24aから巻き取りスプール
24bに巻き取られ、感熱印刷が実行される。
【0017】図5ないし図7には、染料ドナー・ウェブ
12が、一連のイェロー、マジェンタとシアン色のパッ
チを有する。このパッチは平行な長手方向の側端部に間
に延びている。ウェブ12は、巻き取りスプール24b
の周縁に描かれた整合線52aと52bの間に位置決め
される先端部50を有する。先端部50は、巻き取りス
プール24bにくっつく。巻き取りスプール24bは、
端部と端部が正確に挿入されるように、対称であること
が好ましい。代わりに、巻き取りスプール全体あるいは
一部にカラー・コードを付けて、支持部材42と44に
整合させ、挿入しても良い。
【0018】巻き取りスプール24bは、特定の色でス
プールあるいはスプールの近傍に、指示の印刷されたプ
ラスチックあるいは厚紙で作っても良い。巻き取りスプ
ール24bは、再使用可能でリサイクル可能な押し出し
成型されたプラスチックであり、機械のオペレータにと
って心地よい緑または黄色で、指示事項が付いているの
が、好ましい。供給スプール24aの構造は、巻き取り
スプール24bと同じであるが、長さが異なっていて、
供給スプールと巻き取りスプールの取り違えをしないこ
とが好ましい。
【0019】巻き取りスプール24bの挿入には何の問
題もないが、ドナー・ウェブ12が供給スプール24a
とうまく整合して、巻き取りスプール24bへの通路を
通るように、供給スプール24aの方向を正しくせねば
ならない。これは、供給スプール24aの一端をマーク
を使うことによって、マークの付いたガイド用指示部材
18と整合させて、簡単にできる。整合させることによ
って、ウェブがスプールに逆向きとならずに正確にぴっ
たりとはまる。このマークは、色紙あるいは色付きラベ
ル58等(図5)、あるいは識別可能な幅の一本の線6
0あるいは、数本の線でも良い(図6)。マークを他の
方法で作成しても良い。例えば、スプールのプラスチッ
ク材料に刻み目を付けたり、供給スプールの一部の外見
を変えて、容易に識別できるようにしても良い。マーク
を供給スプール上に付けて、ドナー・ウェブがスプール
に巻かれた時に見えるようにする。
【0020】ドナー・ウェブ12の先端部50を巻き取
りスプール24bに取り付けるべきであることを明らか
にするために、先端部50にはカラー・コード・ラベル
54が付いているのが、好ましい。カラー・コード・ラ
ベル54は、取り外しできる紙のラベルであり、取り外
されたときに、先端部50上の接着テープあるいは表面
56が、むき出しになって巻き取りスプール24bに取
付易いことが好ましい。ウェブ12が巻き取りスプール
24bに巻き付けられる状況に応じて、接着面56はカ
ラー・パッチの付いたウェブ12の上面、あるいは底面
にあっても良い。さらに、接着面56は、ウェブの両面
にあっても良い。供給と巻き取りスプール24aと24
bを製造中にウェブ12に取り付けても良いが、製造
中、ウェブ12を供給スプールにのみ取付け、カラー・
コード・ラベル54と接着面56を使って、徐々に挿入
と取付を行えば、種々の機械への装着ができスプールを
落として、染料ドナー・ウェブ12を駄目にする恐れが
ない。
【0021】図7ないし図10に示すように、先端部5
0は単にウェブ12の先頭部分であっても良いし、ウェ
ブ12の他の部分と異なるものでも良い。先端部50
は、四角形でも、アメリカ特許第4710781号に開
示されているのと同様に先細となっていても良い。さら
に、イェロー、マジェンタとシアンのカラー・パッチと
ともに、黒あるいは透明のパッチのものもある。取扱い
易さの点から、先端部50はウェブ12の他の部分より
硬いか、しなやかさの無いものが好ましい。硬さは、先
端部50を他の材料か密度の濃い材料で作ることによっ
て達成される(図8)。先端部50’をウェブ12’の
他の部分より厚くすることによっても、硬くすることが
できる(図9)。また、先端部50”をウェブ12”の
他の部分と同一の材料で作って、先端部50”のかなり
広い部分に紙のカバー54’を付けて、扱い易くしても
良い。
【0022】本発明の作用は、上記から明らかであると
思われるが、明確にするために少々説明する。先ず、扉
を垂直以上に開いて、内側に十分さわるようにする。ス
プールを受け入れるための一つのガイド・アッセンブリ
内で互いに対向している2つの溝に、一つのスプールを
合わせて、新しい染料ドナー・ウェブを挿入する。マー
クまたはカラー・コードを見たり、スプールにドナー・
ウェブがぴったりとはまっているか、あるいはスプール
の長さを見て、適切なガイド溝を選択できる。いずれか
当てはまるやり方でよい。色またはマークを使用する場
合、これらを整合させる。スプールの長さが異なる場
合、ガイド用支持部の各対に一つのスプールだけがぴっ
たりと合うのである。ドナー・ウェブの中心がそれてい
る時には、正しく挿入されない限り、両スプールを挿入
できない。整合されたスプールを対向する溝に向けて押
し、ガイド部のロックをはずし、付勢ばねに逆らって動
かす。さらにスプールを押すと、ガイド部は跳ね返って
スプールをその定位置にロックする。他方のスプール
を、同様にしてガイド部に挿入する。スプールの傾斜端
が自己中心合わせ用の部材として作用して、整合を補助
する。傾斜端はさらに、溝から使用済みスプールをまっ
すぐに引き上げて取り出す作用もする。希望する場合に
は、一方のガイド部材を脇に動かして取り外すことも可
能であるが、押す必要はない。
【0023】両方のスプールを挿入してから、巻き取り
スプール24bに係合させるに十分なだけ、先端部50
を供給スプール24aから巻き出す。先端部50を、巻
き取りスプール24bの整合線52aと52b間に置
き、ウェブ12の平行な側端部が整合線52aと52b
間に在るようにする。先端部50にある接着面56の紙
のカバー54を除去して露出させ、先端部50をスプー
ル24bに押し付ける。
【0024】以上、本発明を特定の実施例につき説明し
たが、本発明の精神から逸脱すること無しに、種々の変
更や修正が可能であることは、当業者には明かであろ
う。例えば、カラー・コード・ラベルに関して本発明を
説明したが、ある幅を持った印刷された線あるいは、カ
ラー・コード付きのスプール端等他のマークを使用して
も良い。さらに、本発明の精神から逸脱せずに、特定の
状況に合うように様々の変更を行える。
【0025】本発明では、カートリッジを使用せずに、
使いやすく、スプールの誤挿入を防ぐことのできる染料
ドナー・ウェブ装着装置が提供される。スプールへの装
着と取り外しが簡単で容易である。整合線を使用して、
ウェブをスプールに正確に装着でき、ドナーにしわがで
きることを防止する。
【0026】染料ドナー・ウェブを巻き取りスプールに
装着する方法と装置が提示された。ウェブはしわがよら
ずに、巻き取りスプールに巻き付けられ、正確な色合わ
せによって整合される。染料ドナー・ウェブを、特別の
熟練度を必要とせずに巻き取りスプールに巻き付けられ
る。一実施例において、装着装置は、染料ドナー巻き取
りスプールを有する。この染料ドナー・ウェブは、先端
部、上面と底面と、第1と第2の平行な側端部を有して
いる。スプールは、本体と、第1と第2の整合線を有す
る。ウェブの側端部をこの整合線に合わせて、スプール
に装着する。他の実施例では、装着装置は、染料ドナー
・ウェブを有する。このウェブは、先端部、上面及び底
面部と、互いに平行な側端部からなっている。上面部に
は一連のカラー・パッチがついており、ウェブを巻き取
りスプールに付けるために、先端部に接着剤が付いてい
る。
【0027】本発明による染料ドナー・ウェブの装着方
法は、プリンタの扉を開いて、扉に取り付けられ、隔置
された第1と第2のガイド用支持部材と、第3と第4の
ガイド用支持部材にさわり、第1と第2の整合線の付い
ている染料ドナー・ウェブ巻き取りスプールを、第1と
第2のガイド用支持部材間に挿入する工程と、染料ドナ
ー・ウェブの巻き付けられた染料ドナー・ウェブ供給ス
プールを、第3と第4のガイド用支持部材間に挿入し、
巻き取りスプール上の挿入ラベルが、第3と第4のガイ
ド用支持部材の一方に付いているカラー・マークと隣接
するようにし、先端部、上面と底面と、第1と第2の平
行な側端部を有する染料ドナー・ウェブを整合させ、そ
して、染料ドナー・ウェブの一端を巻き戻して、ドナー
・ウェブの先端部を、平行な側端部を整合線に合わせ
て、巻き取りスプールに、取り付ける工程よりなる。
【0028】サーマルプリンタについて、以上説明し
た。サーマルプリンタは、基板と、閉じ位置において基
板に接触し、開き位置において基板から離れている扉
と、染料ドナー・ウェブ供給スプールと、先端部、上面
と底面、第1と第2の平行な側端部の付いた染料ドナー
・ウェブとからなる。染料ドナー・ウェブは供給スプー
ルに巻き取られる。第1と第2のガイド用支持部材が、
扉に取り付けられ、協働してこれら部材間に供給スプー
ルを装着する。染料ドナー・ウェブ巻き取りスプールに
は、第1と第2の整合線が付いている。隔置された第3
と第4のガイド用支持部材は扉に取り付けられており、
協働して巻き取りスプールを両者の間で受ける。なお、
巻き取りスプールを、ドナー・ウェブの先端部を整合線
と平行な側端部を整合させて取り付ける。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、巻き取り
スプール上の整合線に染料ドナー・ウェブの端部を合わ
せて巻き取ることにより容易にかつ正確にドナー・ウェ
ブを巻き付けることができる。また、染料ドナー・ウェ
ブの先端部に接着面を設けることによりドナー・ウェブ
を巻き取りスプールに確実に固定することができる。
【0030】そして、容易な操作によって、しわがよる
ことなく、正確に位置合わせされて取り付けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】サーマルプリンタの好ましい実施例の概略縦断
面図であり、染料ドナー・ウェブと装着用ガイド支持部
材が見えるように扉を開いた状態を示す図である。
【図2】図1のガイド支持部材に染料ドナー・ウェブが
装着された状態を示す拡大された概略図である。
【図3】図2と同様にガイド支持部材の側面図であり、
ガイド支持部材がロック位置にあることを示す図であ
る。
【図4】図3に示されたガイド支持部材の左側面図であ
る。
【図5】スプールと、スプールのマーク部分との整合を
示す概略図である。
【図6】図5と同様な図であるが、供給スプールに整合
線が付いている他の好ましい実施例を示す図である。
【図7】図5のウェブの先端部と接着面を示す拡大図で
ある。
【図8】図7のVIII−VIII線に沿った縦断面図
である。
【図9】図8と同様の図であるが、他の実施例を示す図
である。
【図10】図8と図9と同様の図であるが、さらに他の
実施例を示す図である。
【符号の説明】
10 装着装置 12 染料ドナー・ウェブ 24a 供給スプール 24b 巻き取りスプール 52a,52b 整合線 56 接着面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 染料ドナー・ウェブを受けるための染料
    ドナー巻取りスプールであって、上記染料ドナー・ウェ
    ブは先端部、上面と底面と、第1と第2の長さ方向に平
    行な側端部を持っており、上記スプールは本体を有して
    おり、 上記本体上に第1と第2の整合線を有していて、上記平
    行な側端部を上記整合線に沿わせて上記染料ドナー・ウ
    ェブを受け入れることを特徴とする染料ドナー巻取りス
    プール。
  2. 【請求項2】 本体と、上面と底面と、互いに平行であ
    る第1と第2の長手方向の側端部と、上記上面に一連の
    カラー・パッチを有する染料ドナー・ウェブであって、 上記本体は先端部を有し、上記先端部には接着剤が付い
    ていることを特徴とする染料ドナー・ウェブ。
JP27145893A 1992-10-29 1993-10-29 サーマルプリンタへの染料ドナーの装着装置 Pending JPH06206353A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US96893292A 1992-10-29 1992-10-29
US968932 1997-11-12

Publications (1)

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JPH06206353A true JPH06206353A (ja) 1994-07-26

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ID=25514953

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27145893A Pending JPH06206353A (ja) 1992-10-29 1993-10-29 サーマルプリンタへの染料ドナーの装着装置

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EP (1) EP0595265A3 (ja)
JP (1) JPH06206353A (ja)

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