JPH06206229A - 発泡成形品及びその成形方法 - Google Patents
発泡成形品及びその成形方法Info
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- JPH06206229A JPH06206229A JP5002667A JP266793A JPH06206229A JP H06206229 A JPH06206229 A JP H06206229A JP 5002667 A JP5002667 A JP 5002667A JP 266793 A JP266793 A JP 266793A JP H06206229 A JPH06206229 A JP H06206229A
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Abstract
なく、外観品質の良好な発泡成形品及びその成形方法を
提供する。 【構成】 芯材12と表皮13との間に発泡層14が形
成された発泡成形品11において、前記表皮13の周縁
部が内側に向けて折曲され、該折曲部13aが、前記芯
材12の周縁部12aの発泡層14側の面12bに当接
している。
Description
発泡層が形成された発泡成形品及びその成形方法に関す
るものである。
のインストルメントパネルに適用される例えば図11乃
至図12に示すようなものがある。図11中符号1は、
例えば鋼板等から形成された芯材、符号2はABS/P
VCシート等から形成された表皮で、この芯材1と表皮
2との間には、ウレタンフォーム等の発泡層3が設けら
れて、発泡成形品4が形成されている。
を有する表皮2及び弾力性を有する発泡層3でクッショ
ン性を確保するようにしている。
1を図示省略の上型側に、又、表皮2を下型側にそれぞ
れセットした後、この表皮2上に発泡剤を塗布して、両
型を型合わせする。そして、所定時間経過することによ
り、その発泡剤が発泡して充填された状態で発泡層3が
形成されることとなる。
トルメントパネルに開閉自在に設けられている。
うな従来のものにあっては、芯材1の周縁部1aと表皮
2の周縁部2aとの合わせが難しく、図12の(a)又
は(b)に示すように、両周縁部1a,2aとの間から
発泡層3が見え、外観品質の低下を招く虞がある。
けられて裏面(芯材1側)が見えるようなものにあって
は、より外観品質の低下を招く。
ら発泡剤が見えることがなく、外観品質の良好な発泡成
形品及びその成形方法を提供することを課題としてい
る。
を解決するため、芯材と表皮との間に、発泡層が形成さ
れた発泡成形品において、前記表皮の周縁部が内側に向
けて折曲され、該折曲部が、前記芯材の周縁部の発泡層
側の面に当接している発泡成形品としたことを特徴とし
ている。
を下型にセットし、該表皮上に発泡剤を塗布した後、前
記両型を型合わせして発泡剤を発泡させて芯材と表皮と
の間に発泡層を形成するようにした発泡成形品の成形方
法において、型合わせした状態で、前記芯材の周縁部
に、前記表皮周縁部の折曲部を当接手段により当接さ
せ、該当接状態で、前記芯材と表皮との間で発泡剤を発
泡させて発泡層を成形する発泡成形品の成形方法とした
ことを特徴としている。
当接させる手段とすることができる。
材料で形成され、表皮の折曲部と他の部分との間に介在
された押上部材とすることができる。
向けて折曲され、この折曲部が、芯材の周縁部の発泡層
側の面に当接しているため、従来のように表皮の周縁部
と芯材の周縁部との間から発泡層が見えることがなく外
観品質が向上することとなる。
芯材の周縁部に、表皮周縁部の折曲部を当接させる当接
手段を用いることにより、柔軟性を有する表皮の折曲部
を確実に芯材の周縁部に当接させることができる。
る。
示す図である。
成形品11は、例えばトラック等の大型車のインストル
メントパネルに開閉自在に設けられるものであり、略長
方形状を呈している。
に、例えば鋼板等から形成された芯材12、ABS/P
VCシート等から形成された表皮13で、この芯材12
と表皮13との間には、ウレタンフォーム等の発泡層1
4が設けられて形成されている。
曲され、折曲部13aが、前記芯材12の周縁部12a
の発泡層14側の面12(図1中下面)に当接してい
る。
12の周縁部12aに面接触しているため、従来のよう
に表皮13と芯材12との間から発泡層14が見えるこ
とがなく、開閉動作するような場合にあっても、外観品
質が確保されることとなる。
方法について説明する。
表皮13及び芯材12をそれぞれ下型17側及び上型1
8側に装着する。この状態では、表皮13の折曲部13
aは多少垂れ下がっている。
下降させて、表皮13の折曲部13a上に接触させ、こ
の割り型19に形成された真空引通路19aを介して、
その折曲部13aを数カ所において吸引して、図中二点
鎖線に示す状態から実線に示す状態まで持ち上げる。こ
の実施例では、この吸引等が請求項でいうところの当接
手段である。
塗布した後、上型18全体を下降させて、下型17と型
合わせする(図5参照)。この状態で、芯材12の周縁
部12aの面12bに表皮13の折曲部13aが面接触
することとなる。
記のように塗布された発泡剤が発泡して発泡層14が形
成されることとなる。
することにより、確実に芯材12の周縁部12aに面接
触させることができる。
実施例を示す。
る点で第1実施例と異なっている。すなわち、予め、芯
材12の周縁部12aの面12bに両面テープ20を貼
着して、上型18にセットする(図6参照)。
の折曲部13aを吸引して持ち上げると共に、上型18
全体を下降させて、両面テープ20にその折曲部13a
を接着する(図7参照)。
aと芯材12の周縁部12aとの接続状態をより強くす
ることができる。
るので説明を省略する。
示す図である。
部13aを持ち上げていたが、この実施例では、押上部
材22により、表皮13の折曲部13aの垂れ下がりを
防止し、その折曲部13aを芯材12の周縁部12aに
当接するようにしている。この実施例では、その押上部
材22が当接手段である。
含浸するようにスポンジで形成され、接着剤により接着
されて全周に配設されている。
材12及び表皮13をそれぞれ上型18及び下型17に
装着し、その後、表皮13上に発泡剤を所定量塗布し、
次いで、図9に示すように、割り型19を下降させ、更
に、図10に示すように、上型18を下降させて型合わ
せする。この状態で、押上部材22により表皮13の折
曲部13aが押し上げられているため、この折曲部13
aが芯材12の周縁部12aの面12bに当接されるこ
ととなる。
泡剤が発泡するが、この際には、押上部材22に発泡剤
が含浸して、部位Xにも発泡剤が流れて発泡層14が形
成されることとなる。
れば、芯材と表皮との間から発泡層が見えることがな
く、外観品質の良好な発泡成形品を提供できる。
性を有する表皮の周縁部の折曲部を確実に芯材の周縁部
に当接させることができる、という実用上有益な効果を
発揮する。
を示す断面図である。
図である。
である。
断面図である。
る。
面図である。
る。
面図である。
る。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 芯材と表皮との間に、発泡層が形成され
た発泡成形品において、 前記表皮の周縁部が内側に向けて折曲され、該折曲部
が、前記芯材の周縁部の発泡層側の面に当接しているこ
とを特徴とする発泡成形品。 - 【請求項2】 芯材を上型にセットする一方、表皮を下
型にセットし、該表皮上に発泡剤を塗布した後、前記両
型を型合わせして発泡剤を発泡させて芯材と表皮との間
に発泡層を形成するようにした発泡成形品の成形方法に
おいて、 型合わせした状態で、前記芯材の周縁部に、前記表皮周
縁部の折曲部を当接手段により当接させ、該当接状態
で、前記芯材と表皮との間で発泡剤を発泡させて発泡層
を成形することを特徴とする発泡成形品の成形方法。 - 【請求項3】 当接手段は、折曲部を上方に吸引して当
接させる手段であることを特徴とする請求項2記載の発
泡成形品の成形方法。 - 【請求項4】 当接手段は、発泡剤が含浸する材料で形
成され、表皮の折曲部と他の部分との間に介在された押
上部材であることを特徴とする請求項2記載の発泡成形
品の成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00266793A JP3156885B2 (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | 発泡成形品及びその成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00266793A JP3156885B2 (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | 発泡成形品及びその成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06206229A true JPH06206229A (ja) | 1994-07-26 |
JP3156885B2 JP3156885B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=11535671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00266793A Expired - Lifetime JP3156885B2 (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | 発泡成形品及びその成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3156885B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20100126558A (ko) * | 2008-03-25 | 2010-12-01 | 존슨 컨트롤스 테크놀러지 컴퍼니 | 스티칭 대신에 필름 접착제를 사용하는 차량 내장 처리 |
JP2014193231A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-09 | Toyota Boshoku Corp | 乗物用シートの製造方法 |
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---|---|---|---|---|
JP2015146739A (ja) * | 2014-02-04 | 2015-08-20 | 株式会社イノベーション | 緑色ペーストとエキス含有液または緑色ペーストの製造方法ならびにその製造装置 |
-
1993
- 1993-01-11 JP JP00266793A patent/JP3156885B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20100126557A (ko) * | 2008-03-25 | 2010-12-01 | 존슨 컨트롤스 테크놀러지 컴퍼니 | 스티칭 대신에 필름 접착제를 사용하는 차량 내장 처리 |
JP2011515200A (ja) * | 2008-03-25 | 2011-05-19 | ジョンソン コントロールズ テクノロジー カンパニー | 縫製の代わりに接着剤を使用する車両トリムの応用 |
US8727449B2 (en) | 2008-03-25 | 2014-05-20 | Johnson Controls Technology Company | Vehicular trim applications using film adhesive in lieu of stitching |
JP2014193231A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-09 | Toyota Boshoku Corp | 乗物用シートの製造方法 |
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