JPH06206132A - 内蔵中心線調節機構を有する固定振れ止め - Google Patents
内蔵中心線調節機構を有する固定振れ止めInfo
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- JPH06206132A JPH06206132A JP5000945A JP94593A JPH06206132A JP H06206132 A JPH06206132 A JP H06206132A JP 5000945 A JP5000945 A JP 5000945A JP 94593 A JP94593 A JP 94593A JP H06206132 A JPH06206132 A JP H06206132A
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Abstract
在に支持する固定振れ止めとして用いるセンタリング兼
支持装置を提供することである。 【構成】 加工物を動加工中心線で支持するように固定
振れ止めを調節する内蔵中心線調節機構を備えている。
少なくとも1つ又は1対の支持アームがハウジングの中
の作動体に摺動自在に取付けられている。各支持アーム
は側面加工物接触部材をつけており、作動体は、加工物
の周囲と接合できる中央加工物接触部材をつけている。
支持アームはそれについているカム従動子の作用によっ
て加工物を支持させ、カム従動子は、対応する1対のカ
ム輪郭に接合させられる。カム輪郭は、ハウジング内で
内蔵中心線調節機構によって変位自在である1対の案内
板の中に配置されている。内蔵中心線調節機構は、動加
工中心線が受ける切削又は研削操作の前に初めに確立さ
れた静中心線からのずれを調整するように案内板の一方
又は両方のいずれかを固定振れ止め内で移すことを可能
にする。
Description
切削又は研削作業を行いながら円筒形加工物を回転可能
に支持するのに利用される固定振れ止めに関する。さら
に詳しくいえば、本発明は、切削又は精密研削作業の間
回転円筒形加工物をそれの動作業中心でより精確に支持
できるようにする内部中心線調節機構を有する多点真の
センタリング固定振れ止めに関する。
を切削又は研削作業の間支持するために普通に用いられ
ている。固定振れ止めが加工物の回転を可能にしながら
と石車又は切削工具に対して円筒形加工物の正確な位置
決めをする。なお、固定振れ止めは二つの重要な機能を
果たす。第1の機能は、回転円筒形加工物がそれの研削
又は切削作業の箇所でたわむのを防止することであり、
この状態は円筒形加工物の長さが大きくなるにつれて、
起る可能性が増す。第2の機能は、回転円筒形加工物を
安定にする効果を与えて、加工物に加える切削又は研削
作業の精度と一様性をよくすることである。したがっ
て、固定振れ止め又は類似の装置を用いることは、回転
円筒形加工物を正確にかつ精密に切削又は研削するのに
不可欠である。
エイ(Lessway)の米国特許第4,399,63
9号、第4,647,097号、第4,650,237
号及び第5,508,648号に開示されており、これ
らの特許はすべて本発明の譲受人に譲渡されている。上
述の固定振れ止め及び従来の公知の他のものには、一般
に、加工物をそれの周辺のまわりで支持する少なくとも
二つの接点がある。レスウエイの米国特許第5,05
8,468号に開示されたもののような3支持アームを
有する固定振れ止めが加工物をそれの縦軸又は中心線を
通って正確に支持できる能力のために特に望ましい。
れた固定振れ止めは、以下のようにして、3点心出し支
持作用を達成している。支持作用は、中心加工物接触部
材及び各々が側面加工物接触部材を有する1対の支持ア
ームによって、与えられる。この支持アームは、ハウジ
ング内に摺動可能に取付けられた作動体に取付けられて
動作する。中心加工物接触部材は、作動体の一端に二つ
の支持アームに隣接しかつそれらの支持アームの間に配
置されている。支持アーム支持作用は、ころと固定案内
ピンの組合せによるか、又は前記米国特許第5,05
8,468号に記載されているように、ハウジングの壁
にある1対のカム輪郭に選択的に追従する平らな案内に
よって作ることができる。作動体がハウジング内部で加
工物の方へ動かされるにつれて、支持アームはまず、作
動体の縦軸と平行に動く一たん加工物に沿うと、支持ア
ームはカム輪郭と共同作動して、横に動いて、加工物と
接合し、心出しと支持をする動作をするような具合に加
工物に集まる。
求は、カム軸、クランク軸ゃタービン軸などの品目につ
いて1ミクロンほどの小さい値に近い公差をもった以前
より高い精度を必要とする多くの用途をもたらした。従
来の固定振れ止めは、普通の情況のもとで非常によく機
能したが、旋削作業や研削作業に関連した動的状態及び
過渡状態ではこれらの固定振れ止めが時間のかかる調節
なしに高度の製作公差用いることができなかった。
線と呼ばれるものを確立するために親取付け棒を用いる
ことが代表的製作方法である。静中心線は、機械や加工
物を所望通り作動させるために初めに合せる加工物の軸
を確定するのに役立つ。次に、固定振れ止めは加工物を
それの静中心線を通して支持する位置で機械に固定され
る。その後、加工物は、最初の調整に従って、所望の直
径を得るまで研削又は旋削される。次に、加工物を取外
して、直径をオフラインゲージで検査する。標準の公差
条件の下では、この固体振れ止めが加工物をと石車又は
工具に対して安定させて正確に支持する能力は、加工物
の所望の直径を達成するのに十分であろう。しかし、公
差がより大きな精度を求める場合、所望の直径が得られ
ないで、加工物をスクラップにする(寸法過小の場合)
か又は再加工する(寸法過大の場合)ことが必要なこと
がある。
つの面を持っている。一つは、加工物は、部屋、機械、
と石車又は工具、及び加工物がそれぞれの定常状態温度
に達するときの過渡的温度状態及び回転力の結果として
中心線に動的ずれを受ける。結果として生じる中心線
は、加工物の動中心線という。第2に、加工物の中心線
は、実際の研削又は切削作業の間にと石車又は工具によ
って加工物に加えられる力によって生じる動的ずれを受
ける。この結果生ずる中心線を動加工中心線という。動
中心線からのそれの度合は、用いられる冷却材の潤滑
性、と石車の表面平滑状態、と石車における異なると粒
寸法、及びと石車の材料、又は切削工具の鋭利さのよう
な様々な要因によって影響される。
径が必要な公差範囲内にないように、最初に設定された
静中心線から十分にずらされてもよい。過大寸法又は過
小寸法状態が生ずるかどうかに関係なく、固定振れ止め
の加工物に対する位置の調節が加工物の動加工中心線を
求める努力をして行われなければならない。従来は、固
定振れ止めを取付けボルトを緩めて物理的に動かし、次
に固定振れ止めのと石車又は切削工具に対する位置変え
量を測定するためにダイヤルゲージを用いて固定振れ止
めを再位置決めすることが必要であった。そのような仕
事は、時間がかかり、過大寸法又は過小寸法状態を補正
するのに必ずしも十分に正確でない。したがって、上記
の手順は、普通は、動加工中心線を見いだし終るまで繰
返えされなければならない。
内に調節機構を組入れ、固定振れ止めを加工物に対し
て、固定振れ止めを緩めて物理的に位置決めし直す必要
なしに変位させることができるようにすることが望まし
いであろう。上述の固定振れ止め設計は、支持アームの
作用が固定振れ止めのハウジングの内壁に形成されてい
るカム輪郭によって限定される点で限られている。従来
の固定振れ止めのハウジングの内壁は、静止しているの
で、このような固定振れ止めは、それらのハウジングを
位置決めし直す外部調節手段に制限される。このような
外部調節手段は、微調節をすることで精度の観点から望
ましくない。
れるものは、固定振れ止めの支持アームの作用を調節す
るもので、加工物に対する微調節をすることができる内
部中心線調節機構を備えている固定振れ止めである。な
お、内部中心線調節機構が各支持アールに独立に選択的
に作用することができれば、加工物の固定振れ止め及び
と石車又は切削工具に対するすべての偏心ずれを調整す
ることが望ましいであろう。
業又は研削作業の間加工物をそれの動加工中心線で支持
するように固定振れ止めを調節できるようにする内部中
心線調節機構をもった固定振れ止めを提供することであ
る。
調節機構が加工物の動加工中心線の位置を求める試みの
繰返し数を減らすために微小で正確な調節を固定振れ止
めに与えることのできることである。
うな調節機構が支持アームの支持作用に片寄り調節を行
うことができるように、各支持アームを独立に調節する
のに適用できることである。
とも一つの案内部材又は1対の案内部材を変位させる内
部中心線調節機構を備えた固定振れ止めが提供される。
1対の案内部材には固定振れ止め支持アームカム手段が
形成さており、このカム手段は、固定振れ止め支持アー
ムを案内し、カム手段は、加工物の動加工中心線におけ
るずれを調整するために加工物に対してずらされる。固
定振れ止め自体は、位置を変えられる必要がない。調節
は、固定振れ止めの外部から調節ねじなどの適当な手段
によって支持アームの2ミクロン(0.00008i
n)以下ほどに小さい制御された変位を考慮している調
節比与えるように行うことができる。
ウジングからなっている。このハウジングは、それの縦
軸の一端に加工端を備え、固定振れ止めを研削機又は旋
盤に取付けるとき、加工端が加工物に隣接して位置決め
されるようになっている。本発明の一つの実施例におい
て、1対の案内部材がハウジング内に互いに間隔を離し
た関係に配置されている。各案内部材は、ハウジングの
中でハウジングの縦軸に平行な縦方向に摺動できる。カ
ム手段又はカム輪郭が各案内部材に形成されている。調
節機構を各案内部材に機械的に接続して、調節機構を介
する調節が案内部材、したがってカム手段の縦方向の変
位を生じさせるようにする。
材の間に配置されている。作動体は、縦方向に、案内部
材内のカム手段に隣接して摺動できる。中央加工物接触
部材が作動体の一端に固定振れ止めの三つの加工物接触
部材の一つを形成するハウジングの加工端に隣接して取
付けられる。1対の支持アームが作動体と関連して動作
する。各支持アームは、摺動端と支持端を備え、摺動端
は、作動体と摺動可能に接合され、支持端はハウジング
の加工端から縦に突き出ている。なお、側面過好物接触
部材が各支持端に取付けられて、加工物の周辺と3点接
触を形成する第2及び第3の加工物接触部材となる。こ
ろ部材と1対の固定案内ピンが各支持アームに取付けら
れ、それらは案内部材に形成されたカム手段の対応する
ものに選択的に係合する。各カム手段は、縦部分とそれ
より狭い横部分をもっている。ころ部材は、1対の支持
部材と対応する1対のカム手段の横部分との間に低摩擦
カム作用を与える。固定案内ピンは、カム手段の縦部分
に摺動可能に係合する。
流体で作動される動力源によって、二つの案内部材の間
で縦にストロークし、各支持アーム上のころ部材と案内
ピンをそれぞれのカム手段によって強制的にカム制御す
るようにする。作動体の1完全サイクルは、伸張ストロ
ークと収縮ストロークからなっている。伸張ストローク
の間、各対の固定案内ビンは、カム手段の縦部分を横切
って中央加工物接触部材及び支持アームを加工物の方へ
縦に伸ばす。カム手段の縦部分を一旦横切って終うと、
各ころ部材は、同時に支持アームの側面加工物接触部材
を集めながら中央加工物接触部材を縦にさらに伸ばすカ
ム手段の横部分を横ぎる。収縮ストロークでは、各ころ
部材及び各対の固定案内ピンは、それぞれのカム手段に
逆のやり方で追従し、支持アームと作動体をそれらの元
の位置へ戻す。
立するのに適当に位置決めされていないことを決定する
と、調節機構を案内部材を過大状態が存在するか又は過
小状態が存在するかどうかに従って、それぞれ加工物に
近づくか又は遠ざかる方へ案内部材を変位させるのに用
いることができる。各案内部材をそれらの対応するカム
手段でずれることによって、支持アームが加工物に集り
始める点を必要に応じて遅らすか進めることができる。
中央及び側面加工物接触部材の加工物の方への動きが加
工物の動加工中心線に達するか又は最小限それに著しく
近づくのを確実にするように案内部材の位置をハウジン
グ内で正確に変えることができるように調節機構に目盛
り機能が設けられる。結果として、加工物とのより精密
な3点の真のセンタリング接触が達成される。本発明の
1実施例において、加工物との2点の真のセンタリング
接触を一つの案内部材と一つの支持アームだけを用いる
ことによって達成している。
めの数字10で総括的に表された第1の実施例を例示し
ている。固定振れ止め10は、縦軸を有し、総括的に数
字12によって表されたハウジング、前記縦軸の一端に
ワイパ部材15によって形成された作業端14及び前記
縦軸の他方の端に後壁17によって形成された遠端16
からなっている。図2及び図3の断面図に見られるよう
に、ハウジング12には第1すなわち右側壁18、(遠
端16から見たとき)、及び対向する第2すなわち左側
壁20があり、それらの壁両方が互いに平行でかつ前記
縦軸の平面に平行である。上壁24と下壁26が第1側
壁18及び第2側壁20と共同して連続した4辺囲い又
はハウジング12を形成する。図1〜3、5及び12に
示されているように、下壁26には、それの底側に複数
の取付けボルト穴25を備えた一体取付けフランジ23
がある。ハウジング壁17、18、20、24及び26
は、図1及び図5に例示された小ねじ27のような適当
な小ねじによって取り外し可能に一つに固着される。
案内板28及び30がハウジング12の第1及び第2の
側壁18、20の内側にそれぞれ摺動可能に取付けられ
ている。図3にあるプロフイル及び図1の平面図に見ら
れるように、総括的に数字32によって表わされた第1
のカム輪郭及び総括的に数字34に表わされた反対側に
配置された第2の輪郭は、それぞれ第1及び第2の案内
板28と30(図10)にそれぞれ形成されている。図
1に最もよく見られるように、カム輪郭32と34の各
々には、それぞれ縦部分36と38及び縦軸から離れる
ように両方向きに伸びる横部分40と42がある。製作
目的のためには、図示のように第1(右)及び第2
(左)案内板28と30を同一にし、ハウジング内に取
付けられると、縦軸の両側(図1で見るように垂直方向
に)で第1及び第2のカム輪郭32と34が互いに反転
像になるようにする。
の垂直スロット90と横スロット92(図2に見られ
る)が第1及び第2の側壁18と20の内面に形成され
ている。スロット90と92の内部に1対の同一制御ア
ーム又は棒72と73がそれぞれ旋回するように取付け
られている。制御アーム72は、図14と15に詳しく
示されている。制御アーム72と73は、各々それぞれ
下側ピボットピン94aと94bを備え、それらのピボ
ットピンは、それぞれの制御アーム72と73に該アー
ム内の適当な穴に圧力ばめするなどで固定される。図
2、11及び12に最もよく見られるように、ハウジン
グの底壁26は、制御アームの下側ピボットピン94a
と94bを旋回できるように受ける横ピボットスロット
29を形成されている。1対の調節ピン95aと95b
がそれぞれ制御アーム72と73の下端に下端ピボット
ピン94aと94bのわずか上方の位置に固定して取付
けられ、それらの調節ピンは、それぞれ案内板28と3
0の下縁に形成されている1対の対応す接合ピンスロッ
ト(図2、10)91a及び91bの中に摺動可能に取
付けられている。制御アーム72と73の上端には、そ
れぞれ1対の上端ピボットピン96aと96bが固定し
て取付けられ、それらのピボットピンは調節ブロック9
7の両側に形成されている1対の垂直スロット93aと
93b(図2に見られる)に摺動可能に取付けられてい
る。
4の上側に摺動可能に取付けられ、調節ブロック97に
あるねじ付き穴98aの中にねじ込み可能に取付けられ
る左回り調節ねじ98によって前後に調節される。調節
ねじ98は、図1、5及び6において数字87によって
総括的に示され、米国ミシガン州デトロイト,1194
1ハーパ・アベニユーのイー・アンド・イー・エンジニ
アリング・カンパニー(E&E Engineerin
g Company)から入手できる従来の微小送り調
整装置の一部分を構成している。微小送り調整装置87
は、1対の適当な小ねじ79(図6)によるなどの任意
の適当な手段によって上壁24に取外し可能に固着され
る。調節ねじ98は、底壁26の上側にある横スロット
29の中に旋回するように受けられている下側ピボット
ピン94aと94bのまわりに制御アーム72と73を
旋回させる調節ブロック97を前後に摺動するように働
く(図2)。制御アームの上端にある上端ピボットピン
96aと96bは、それぞれ調節ブロックのスロット9
3aと93bの中で旋回し、軸方向に摺動する。調節ピ
ン95aと95bは、それぞれ案内板28と30のそれ
ぞれの中のスロット91aと91bの中で旋回及び摺動
を行い、微小送り調整装置の制御の下に案内板28と3
0をずらす。
ン96aと96bと下側ピボットピン94aと96bの
間並びに調節ピン95aと95bと下側ピボットピン9
4aと94bの間の長さの比は約12:1である。この
比は、調節ねじ98において行われるすべての調節の効
果を12倍だけ減らす作用をする。したがって、調節ね
じによる0.3mm(0.012インチ)の直線調節
は、案内板28と30の約0.025mm(0.001
インチ)の直線変位を生ずる調節を行うことのできる基
準を与えるために、微小送り調節器87は、案内板28
と30に調節ねじ98の回転によって行われる調節を評
価するための目盛りを持っている調節ヘッド又は制御ノ
ブ99を備えている。目盛り89は、できれば、案内板
28と30において2ミクロン(0.00008イン
チ)の増分調節能力を与えるように区切り目を入れられ
ることである。好ましい12:1の比は、こゝでは好ま
しい比としてだけ述べられている。当業者は、異なる比
を開示した発明の教示又は動作を変えることなく使用で
きる。
になって、ハウジング12の中に空洞22(図2、3)
を形成する。空洞22の中には作動体44が配置されて
いる。作動体44は、ハウジング後壁17に隣接した収
縮した位置と加工端14にあるワイパ部材15にある開
口部19を通る伸びた位置の間を縦に摺動できる。作動
体44は、1伸張と1収縮ストロークからなる完全1サ
イクルを通じて第1案内板28と第2案内板30の間に
留まっている。作動体44にはハウジング12(図5)
の加工端14に隣接した接触端46(図4)と、ハウジ
ング12の遠端15に隣接した作動端48がある。作動
体44の接触端46には中央加工物接触部材50が中央
に置かれている。
体44の第1及び第2の対向側面52と58にそれぞれ
形成された第1及び第2の溝54と56(図2、3)が
ある。図3に見られるように、第1の溝54は、第1の
案内板28の第1のカム輪郭32に隣接して面するよう
に形成され、第2の溝56は、第2の案内板30の第2
のカム輪郭34に隣接して面するよう形成されている。
図4及び図5に最もよく見られるように、溝54と56
は、それぞれ作動体の表面52と58と縦軸に関して斜
めに横切り、互いに関して十文字模様で伸びている。各
溝54と56は、それらの一端が作動体44の接触端4
6において中央加工物接触部材50両側で終っている。
溝54と56は、それぞれハウジングの底壁26及び上
壁24に隣接したそれぞれの他方の端で終っている。
と56の中には、それぞれに第1の支持アーム60と第
2の支持アーム62が摺動可能にあって、それらの支持
アームは、一緒に中央加工物接触部材50の両側で加工
物(図5の参照番号88)を支える仕事を行っている。
各支持アーム60と62にはそれぞれに摺動端64と6
6及び反対側に配置された支持端68と70がある。摺
動端64と66は、それぞれの溝54と56に摺動可能
に係合し、一方、支持端68と70は、中央加工物接触
部材50の両側にそれぞれの溝54と56から伸び出
て、各支持端がハウジング12の加工端14から縦に伸
びるようになっている。支持端68と70の各々に側面
加工物接触部材74と76が配置されている非常に硬
く、低摩擦の材料が中央加工物接触部材50及び側面加
工物接触部材74と76として用いるのに最も適してい
ことが分かった。そのような材料の低摩擦特性は、加工
物88(図5)の位置に関して固定振れ止め10の感度
をよくし、一方、硬度特性は、加工物接点の耐久性と信
頼性を高めるのに役立つ。本発明の目的に特によく適し
ている材料が市販の多結晶ダイヤモンド材料である。
1、3)がそれぞれ第1及び第2の摺動端64と66に
隣接して第1及び第2の支持アーム60と62に回転可
能に取付けられている。カムローラ78と80は、それ
ぞれ適当なダウエルピン65と67によって支持アーム
60と62に回転可能に取付けられ、各ピンは一端を支
持アーム60と62に圧力ばめされ、他方の端でカムロ
ーラ78と80を回転可能に支えている。第1及び第2
のカムローラ78と80は各々、それぞれにカム輪郭3
2と34のそれぞれの横部分40と42に係合し、第1
及び第2の支持アーム60と62と、第1及び第2のカ
ム輪郭32と34の横部分40と42との間に低摩擦の
カム作用を与える。
第1と第2の対の固定案内ピン59、61及び69、7
1とどのように共同作動するかを示している。固定案内
ピン59と71は、縦のカム輪郭36と38の外方側面
に摺動可能に係合する。固定案内ピン61と69は、そ
れぞれ縦カム輪郭36と38の内方側面に摺動可能に係
合する。カムローラ78と80の転動作用は最も重要で
あり、側面加工物接触部材74と76が中央加工物接触
部材50とともに加工物88の方へ集ろうとするとき、
伸張ストロークにおいて横部分40と42の上を転動す
る間作動体44の最大感度が必要であることによって必
要となっている。なお、カムローラ78と80の転動作
用は、側面加工物接触部材74と76及び中央加工物接
触部材50が加工物88を追従しようとするとき、加工
物の直径が切削又は研削の操作中に小さくなるので非常
に重要である。支持アーム60と62がそれらを案内ピ
ン59、61及び69、71によってカム輪郭32と3
4の縦部分36と38を通して案内する場合、収縮スト
ロークの間に加工物88をうまく通り越すことが分かっ
た。したがって、カムローラ78と80は、横カム輪郭
部分40と42の上側を横切るとき、カム輪郭32と3
4と共同作用する。伸張ストロークと収縮ストロークの
残部は、固定案内ピン59、61及び69、71によっ
て案内されてカム輪郭32と34のそれぞれの縦カム輪
郭部分36と38の中を摺動する。
62をハウジング12の中で変位させるために、ハウジ
ング12の遠端16に取付けられたストローキング装置
84(図1)が設けられている。好ましい実施例におい
ては、ストローキング装置84は、ピストン83とピス
トンロッド82の集合体に作用する油圧力を介して作動
体44をストロークする油圧作動器である。ピストン8
3は、ピストンロッド82の外端に形成された雄ねじ8
5によって作動体44に機械的に接続され、該雄ねじは
作動体44の作動端48に形成されたT形ソケット75
(図4)に据えられるT−ナット77に形成された雌ね
じ81とかみ合う。別の方法として、ストローキング装
置84は、電気作動器又は圧縮空気作動器のいずれかに
よって作動されてもよい。たとえば、圧縮空気が大てい
の製造条件の下で容易に入手でき、本発明に適当であ
る。しかし、実際には、ストローキング装置84を油圧
で作動するのが一般に好ましいことが分った。作動体4
4はまた、たとえば、あとで図23及び24において詳
細に説明する第4の実施例に用いられているようなハン
ドクランクとねじによって作動体の作動運動を介して手
動によってストロークされてもよい。
装置84は、作動体44に伸張ストロークを与える。伸
張ストロークの間、第1及び第2のカムローラ78と8
0の各々は、カム輪郭32と34のそれぞれのカム輪郭
縦部分36と38に係合しないで端から端まで移動する
が、固定案内ピン59、61及び69、71が中央加工
物接触部材50及び第1と第2の支持アーム60と62
の両方を加工物88の方へ縦に伸張させるようにカム輪
郭縦部分36と38に摺動可能に係合する状態にする。
第1及び第2のカムローラ78と80がカム輪郭の縦部
分36と38の中で非作動状態であるが、それぞれの第
1及び第2の支持アーム摺動端64と66は、作動体4
4の中で事実上静止したままである。
たんそれぞれのカム輪郭の縦部分36と38を通って動
いて終うと、作動体44をさらにストロークすることに
よって、第1及び第2のカムローラ78と80に伸張ス
トロークの残部のためのそれぞれの第1及び第2のカム
輪郭の横部分40と42の右端面(図1及び図5で見
て)で転動することを強制する。伸張ストロークのこの
区分の間、支持アームの第1及び第2の摺動部分(又は
端)64と66は、それぞれの溝54と56の内部でほ
ぼ横外方向に縦軸及び相互から離れるように摺動するこ
とを強いられる。支持アームの摺動端64と66の間隔
が広がると支持端68と70を収束させる。同時に、作
動体44は、縦に加工物88の方へ変位させられ続け、
中央加工物接触部材50をさらに縦に伸張させる。中央
加工物接触部材50の伸張と側面加工物接触部材74と
76の収束との組合せ運動は加工物88との3点心出し
係合を行なわせる。収縮ストロークの間、第1及び第2
のカムローラ78と80は、それぞれの組の固定案内ピ
ン59、61及び69、71とともに、それぞれの第1
及び第2のカム輪郭32と34を逐次に逆のやり方で追
従し、中央および側面加工物接触部材50、74及び7
6を加工物88からあと戻りする。カムローラ78と8
0及び固定案内ピン59、61と69、71カム輪郭3
2と34の共同作用は、レッシーの米国特許第5,05
8,468号にさらに詳細に記載され、作動体44のそ
のような記載と動作及び前記特許に記載された加工物接
触部材50、74及び76が本明細書に組込まれてい
る。
る代表的方法を図5に関してあとで説明する。従来は、
親取付け棒(図示なし)が加工物88の静中心線86a
を確立するのに用いられる。静中心線は、固定振れ止め
10及び研削機又は旋盤(図示なし)がはじめに据えら
れる。加工物88の軸線を確定する。固定振れ止め10
は研削機又は旋盤に固定振れ止め10の下壁24から伸
びている取付けフランジ23にある多数の取付け穴25
を通して挿入される取付けボルト(図示なし)で取付け
られる。ストローキング装置84によってストロークさ
れると、中央加工物接触部材50並びに第1及び第2の
側面加工物接触部材74と76の各々は、カム輪郭32
と34の横部分40と42を通るカムローラ78と80
の運動の間等しい速度で収束点の方へ集まる。固定振れ
止め10を正しく位置決めすことによって、収束点は、
所望の3点接触を達成するために加工物88の静中心線
86aと一致するように容易に作ることができる。
従って、必要な直径が得られるまで研削又は切削され
る。次に、加工物88は、取外されて、直径をオフライ
ンゲージ(図示なし)で検査される。前に述べたよう
に、動加工中心線86bは、加工物88に対して初めに
確定された静中心線86a一致しないこともあるし、普
通は一致しない。過大又は過小な状態が生ずるかどうか
に関係なく、固定振れ止め10の加工物88に対する位
置の調節を調節ブロック97を内向き又は外向きに調節
ねじ98を回転することによって行うことができる。そ
うするときに、制御アーム72と73がそれぞれの下側
ピボットピン94aと94bの回りに回転して、それぞ
れの案内板28と30を加工物88に近づけたり離した
りする。案内板28と30が変位されると、カム輪郭3
2と34もまた変位され、第1及び第2の支持アーム6
0と62が最初に加工物の方へ集り始める点を変える。
び側方加工物接触部材50、74及び76の3点接触に
よって定められる集合点を、それが加工物88の動加工
中心線86bと一致するまでずらすことである。前述の
ように、調節ねじ98のための微小送り装置制御ノブ9
9は、中央及び側方加工物接触部材50、74及び76
の3点接触によって指示されるようにずらされる範囲を
正確に定めるために作業員が使用できる目盛りマ−ク8
9を備えている。固定振れ止め10を上述したが、2ミ
クロン(0.00008インチ)もの小さい調節が容易
に得られる。
構によって与えられる利点を認めることができる。従来
の固定振れ止めの場合、加工物88の動加工中心線86
bを見出すように加工物88の軸線を調節するために固
定振れ止めを加工物88に対して何度も位置変えすこと
が必要であろう。対照的に、本発明の固定振れ止めは、
加工物88をオフラインゲージで検査するとき求められ
た測定直径誤差を補償するのに必要な程度まで微小送り
装置の調節ねじ98を回転することによって簡単に調節
できる。
され、第1の実施例10と本質的には同一の構成を持つ
ものとして示されており、参照数字110によって総括
的に表わされている固定振れ止めを備えている。第1の
実施例の固定振れ止め10の部品と同じである固定振れ
止め110の部品は数字「1」を前につけた同じ参照数
字で表わした。
7の中に図16〜18で示された1対の制御アーム調節
ねじ11aと11bを追加することが第1の実施例の固
定振れ止め10と異なっている。図20及び図21に最
もよく見られるように、調節ブロック197にあるピボ
ットピンのスロット193aは、対向ピボットピンのス
ロット193bより幅が広い。第1の縦のねじ付き穴1
3aが調節ブロック197において幅広ピボットピン・
スロット193aの一方の側に形成され、その穴はピボ
ットピン・スロット193aと連絡している。第2の縦
ねじ付き穴13bが調節ブロック197においてピボッ
トピン・スロット193aのもう一方の側にねじ付き穴
13aと心を合せて、ピボットピン・スロット193a
と連絡して形成されている。ねじ付き穴13a及び13
bは制御アーム172の位置を制御アーム173の位置
に対して前後に調節する1対の制御アーム調節ねじ11
a及び11bが螺着されている。制御アーム調節ねじ1
1a及び11bの内端は、ピボットピン196aとピボ
ットピン196aが圧力ばめされている上側制御アーム
172を下側制御アーム173に関係なく調節するピホ
ットピン196aに係合する。この作用は、第1の制御
アーム172の制御アーム173(図18)に対する独
立の調節を可能にする追加の特徴を与える。
がって案内板128を加工物188に向かって(図17
に示されているように)または加工物188から離れる
ようにずらすことによつて、固定振れ止め110を動加
工中心線におけるオフセットシフトに適応するように調
節できることが分かるであろう。図17に示されている
ように、そのような調節の必要なことは、加工物188
をも研削動作中左回りに回転しながら左回りに回転する
と石車31によって作られる合力に起因して生ずる可能
性がある。合力は一般に、加工物188を下左方向に押
しやり、中心線186′aと印された位置へ動かす。
に(図17で見て右回り)旋回するように調節ねじ11
a及び11bを調節することによって新しい位置へ前方
に調節できる。案内板128が新しい位置にある場合、
加工物接触部材176を備えた下側支持アーム162及
び中央加工物接触部材150は、上側支持アーム160
とそれの加工物接触部材174の中央前に来る。結果と
して、加工物中心線は、実際には、偏心中心線186′
aからと石車31の方へ持ち上げて押され、図17に示
された動加工中心線186bへ戻る。したがって、止め
ねじ11aと11bを用いる場合、第2の実施例の固定
振れ止め110は、加工物188に近づけたり離れたり
する方向だけでなく、固定振れ止め110の縦軸に斜め
の方向にも変る動加工中心線186bを見出すように調
節できる。
図1〜15の第1の実施例の固定振れ止め10と実質上
同じに構成されており、総括的に参照数字210によっ
て表わされた固定振れ止めを備えている。第1及び第2
の実施例の固定振れ止め10及び110と同じである固
定振れ止め210の部品は数字「2」を前につけた同じ
参照数字を付けられている。第3の実施例は、中央及び
側方加工物接触部材250、270及び276が焼入れ
接触パッドの代りにころを備えている点で第1の実施例
と異なる。なお、カム輪郭232と234は、第1の実
施例のカム輪郭32と34のそれぞの縦部分36と38
を備えていない。したがって、支持アーム260と26
2は、作動体244が加工物288の方へ変位させられ
ると直ちに加工物288の方へ集り始める。
スウエイの米国特許第4,399,639号の図14に
例示された固定振れ止めと実質上同じに構成されて機能
し、それの説明と動作は本明細書に組込まれている。作
動体248は、支持アーム260と262が後退した開
放位置にある後退位置に示されている。作動体244を
進めると、支持アーム260と262は、内方に動かさ
れ、加工物接触ころ274と276は、中央加工物接触
ころ250と同時に加工物288に係合して、加工物2
88を静中心線286a上に保持する。支持アーム26
0と262の内向き運動は、作動体244を図22に示
した後退位置から前方に動かすとき、カム輪郭232と
234の中でそれぞれ摺動する案内部材278と280
によって行われ。作動体244を逆に動かすと、支持ア
ーム260と262を図22に示した位置へ引き戻す。
案内部材278と280は、真っすぐな側面を持ち、カ
ム輪郭232と234の中を摺動し、それらの案内部材
は、それぞれの支持アーム260と262に固着された
適当なノックピン265によって旋回可能に取付けらて
いる。
に示され、第1の実施例の固定振れ止め10のものと本
質的には同一の構成を有するものとして示されており、
総括的に参照数字310によって表わされている固定振
れ止めを備えている。第1の実施例の固定振れ止め10
の部品と同じである固定振れ止め310の部品は、数字
「3」を前に付けた同じ参照数字で表わされている。
れが加工物388との2点心出し接触をするように中央
加工物接触部材と共同作用する下側支持アーム362し
か備えていない点で、第1の実施例の固定振れ止め10
と異なる。図23及び図24に示されているように、唯
一の制御レバー373が一方の案内板330(図24)
を調節するために用いられている。案内板330は、下
側支持アームの動作が第1の実施例の固定振れ止め10
の案内板30によって制御されるのと同じようにして、
下側支持アーム362の前後の調節を制御する。図24
に示されていように、案内板328が用いられている
が、どんなカム輪郭も設けられておらず、作動体344
のハウジング312内の間隔を第1の実施例の固定振れ
止め10において案内板28と30が作用するのと同じ
ようにして保っている。
4は、作動体344り後端348から内方にのびるねじ
付き軸方向穴9を備える手動操作装置によって前後に
(図23)調節できる。作動体のねじ付き穴9には手動
調節ねじ7が螺着されており、該ねじの内端が数字8で
表わされている。手動調節ねじ7は、ハウジング後壁3
17を貫通して形成された適当な穴6を通り、ハウジン
グ後壁317の外側面に付けられた取付けブロック部材
5の中に伸びている。ハンドクランク4が手動調節ねじ
7の外端に作動可能に接続されている。手動調節ねじ7
の外端は取付けブロック部材5の中に回転可能に取付け
られているが、軸方向運動を拘束されている。ハンドク
ランク4を適当な方向に回転すと作動体344を前後方
向に動かすことができることが分かるであろう。作動体
344が最後に述べた手動調節作動体調節装置すなわち
ハンドクランク4によって前方に動かすと、中央加工物
接触部材350は、下側支持アーム362と共同作動し
て加工物388を静加工物中心線386a上に保持する
ように位置決めされる。案内板330は、加工物388
をその加工物が動加工中心線386b上にある位置へ調
節する微小送り調節装置387の調節ねじ398によっ
て調節してもよい。第4の実施例の固定振れ止め310
は、本発明による2点心出し構造を有する多点センタリ
ング固定振れ止めを提供することが分るであろう。
が、当業者が他の形を採用できるであろうことは明らか
である。一例は代りのカム輪郭32と34を提供するこ
とであろう。なお、遠隔ゲージングをレスウエイの米国
特許第5,058,468号によって教示されるよう
に、加工物が研削又は切削されているとき、加工物の直
径を監視するのに用いることができるであろう。したが
って、本発明の範囲は特許請求の範囲によってのみ制限
される。
9、61と69、71、並びに案内部材278と280
は、特許請求の範囲の記載ではカム従動子手段として定
義されている。第4の実施例の構造体において、カム手
段を備えていない案内板328をハウジング側面壁31
8と一体に作ってもよいことが分るであろう。図24に
示されたハンドクランク4を図25に示されているよう
な適当な可逆電気ステップモータによって置き替えて、
第1の実施例ないし第4の実施例のストローク手段を作
動する電動作動器を提供できることが分るであろう。
に対して固定振れ止めを緩めて物理的に位置決めし直し
にたよることなく加工物の動加工物の動加工中心線を調
整するために固定振れ止めに調節を行うことができるこ
とである結果として、固定振れ止めの位置を調節して測
定し直すのに必要なかなりの休止時間が避けられる。調
節は固定振れ止め自体の位置決めし直しを全くしないで
固定振れ止めのハウジングの完全に中で行うことができ
る。
制御された調節を与えるように調節機構に目盛りを付け
ることができることである。最初の加工物の直径を測定
すことによって、最初の加工物を作るときに生じた誤差
に非常に正確に対応する調節を行うことができる。本発
明の自動心出し能力と共同作動して、製作公差を少ない
休止時間とスクラップ率で従来より容易に達成できる。
節機構を有する固定振れ止めの部分断面部分切除正面図
である。
見た図1の断面図である。
見た図1の断面図である。
図である。
が行われた図1の固定振れ止めの正面図である。
平面図である。
見た図6に示された調節ブロックの立面図である。
7に沿ってとり矢印の方向に見た立面図である。
見た図6に示した固定振れ止め構造の微小送り調節装置
の調節ノブを示す左側面図である。
方向に見た本発明に用いられた左手案内板の内部側面図
である。
の方向に見た図11に示した底壁の側面図である。
方向に見た左側板の内部側面図である。
ッドの1本の外側の平面図である。
の方向に見た図14に示した調節制御アームの側面図で
ある。
節機構を有する固定振れ止めの一部断面で一部切除して
示した側面図である。
り、加工物の動加工中心線を調整する調節が行われてい
る。
れた微小送り調節装置の部分平面図である。
線19−19に沿ってとり、矢印の方向に見た左側面図
である。
取除いた平面図である。
線21−21に沿ってとり、矢印の方向に見た側面図で
ある。
節機構を有する固定振れ止めの一部分断面で一部分切除
した正面図である。
節機構を有する固定振れ止めの一部分断面で一部分切除
した正面図である。
図である。
作動器の部分図である。
Claims (18)
- 【請求項1】 回転可能な円筒形加工物(88)を効果
的に支持する真のセンタリング固定振れ止め(10、1
10、210、310)であって、 (a)縦軸と前記縦軸の一端にある加工端(14)を有
するハウジング(12)と、 (b)前記ハウジング(12)の中に配置され、前記縦
軸に平行な縦方向に前記ハウジング(12)内を摺動で
きる1対の案内手段(28,30)と、 (c)前記対の案内手段(30)の少なくとも一つに形
成されたカム手段(34)と、 (d)前記ハウジング(12)の中で前記対の案内手段
(28,30)の間に配置され、前記対の案内手段(2
8,30)の間で前記縦方向に摺動可能であり、かつ前
記ハウジング(12)の前記加工端(14)に隣接して
配置された中央加工物接触部材(50)を有する作動体
(44)と、 (e)前記作動体(44)によって摺動可能に支持さ
れ、滑り端(66)と前記ハウジング(12)の前記加
工端(14)から伸びる支持端(70)とを有し、かつ
前記支持端(70)に配置された側面加工物接触部材
(76)を有する少なくとも一つの支持アーム(62)
と、 (f)前記支持アーム(62)に取付けられ、前記対の
案内手段(30)の前記少なくとも一つに形成されて前
記支持アーム(62)と前記対の案内手段(30)の前
記少なくとも一つとの間にカム動作を与えるように前記
カム手段(34)とかみ合うカム従動子手段(69,7
1,80)と、 (g)前記中央加工物接触部材(50)と前記支持アー
ム(62)を円筒形加工物(88)の方へ縦に伸ばすよ
うに前記対の案内手段(28,30)に対して前記縦方
向にかつそれらの案内手段の間に前記作動体(44)を
摺動可能に変位させ、前記加工物(88)を前記側面加
工物接触部材(76)と前記中央加工物接触部材(5
0)と前記加工物(88)の中心線(86a)の周りに
多点真センタリング係合で係合させるために前記支持端
(70)の集中を行なわせるストローク手段(84)と
を備え、 (h)前記ハウジング(12)が前記対の案内手段(3
0)の前記少なくとも一つに作動するような構成で接続
された前記1対の案内手段(30)の前記少なくとも一
つを前記ハウジング(12)内で前記縦方向に選択的に
変位させて円筒形加工物(88)と回転加工中心線(8
6a)の周りに支持するために前記中央加工物接触部材
(50)と前記側面加工物接触部材(76)を調節する
調節手段(73,87,97)を担持していることを特
徴とする真のセンタリング固定振れ止め。 - 【請求項2】 前記案内手段調節手段(73,87,9
7)が微小送り装置(87)によって手動で作動される
調節ねじ(98)を備えている請求項1に記載の真のセ
ンタリング固定振れ止め。 - 【請求項3】 前記ストローク手段(7)が電気動力
(13)で作動される請求項2に記載の真のセンタリン
グ固定振れ止め。 - 【請求項4】 前記ストローク手段(84)が流体動力
で作動される請求項2に記載の真のセンタリング固定振
れ止め。 - 【請求項5】 前記ストローク手段(84)が手動で操
作可能な手段(4,5,6,7,8,9)を備えている
請求項2に記載の真のセンタリング固定振れ止め。 - 【請求項6】 (a)前記対の案内手段が1対の案内板
(28,30)を備え、 (b)カム手段(32,3
4)が前記対の案内手段(28,30)の各々に形成さ
れ、 (c)1対の支持アーム(60,62)が前記作動体
(44)によって摺動自在に支持され、前記対の支持ア
ーム(60,62)の各々には、滑り端(64,66)
と支持端(68,70)があり、前記支持端(68,7
0)は、前記ハウジング(12)の前記加工端(14)
から伸びており、前記対の支持アーム(60,62)の
各々にはそれの支持端(68,70)に配置された側面
加工物接触部材(74,76)があり、 (d)カム従動子手段(59,61,69,71,7
8,80)が前記対の支持アーム(60,62)の各々
取付けられ、前記カム従動子手段(59,61,69,
71,78,80)の各々が前記対の支持アーム(6
0,62)と前記対の案内板(28,30)との間にカ
ム動作を与えるように前記カム手段(32,34)のそ
れぞれの一つとカム作用し、 (e)前記作動体(44)を前記対の案内板(28,3
0)に対して前記縦方向に前記対の案内板の間を摺動可
能に変位させる前記ストローク手段(84)が前記中央
加工物接触部材(50)と前記支持アーム(60,6
2)を円筒形加工物(88)の方へ縦に伸ばして、前記
加工物(88)を前記側面加工物接触部材(74,7
6)と前記中央加工物接触部材(50)とに前記加工物
(88)静的中心線(86a)のまわりの多点真センタ
リング係合で係合させるように前記支持端(68,7
0)を収束させ、 (f)前記調節手段(72,73,87,97)が前記
対の案内板(28,30)の各々を前記ハウジング(1
2)の中で前記縦方向に選択的に変位させる前記対の案
内板(28,30)の各々に選択的に接続されて、円筒
形加工物(88)を回転動加工中心線(86b)のまわ
りに支持するように前記中央(50)及び側面(74,
76)加工物接触部材を調節する請求項1に記載の真の
センタリング固定振れ止め。 - 【請求項7】 前記調節手段(11a,11b,72,
73,87,97)が回転動加工中心線(86b)の偏
心ずれを調整するために前記対の案内板(28,30)
の各々を前記縦方向に独立に変位させる請求項6に記載
の真のセンタリング固定振れ止め。 - 【請求項8】 前記調節手段(72,73,87,9
7)が (a)前記対の案内板(28,30)のそれぞれのもの
と旋回式に係合された一端を有する1対の制御アーム
(72,73)と、 (b)前記ハウジング(12)に摺動自在に取付けられ
た調節ブロック(97)と、 (c)前記調節ブロック(97)と摺動自在かつ回転自
在に係合されている前記制御手段(72,73)の各々
の他方の端と、 (d)前記ハウジング(12)に取付けられ、前記調節
ブロック(97)の中に螺着式に取付けられた調節ねじ
(98)を有するマイクロ送り装置(87)とを備え、
前記マイクロ送り装置(87)が作動されると、調節ね
じ(98)が調節ブロック(97)を滑らしてて、案内
板(28,30)を前記縦方向に変位させるように制御
アーム(72,73)を旋回させることを特徴とする請
求項6に記載の真のセンタリング固定振れ止め。 - 【請求項9】 (a)前記制御アーム(72,73)が
それぞれ前記ハウジング側面壁(18,20)にある長
穴(90,92)の中に置かれている請求項8に記載の
真のセンタリング固定振れ止め。 - 【請求項10】 (a)前記制御アーム(72)の一つ
の他方の端が、前記対の案内板(28,30)の各々を
独立に変位させるように1対の制御アーム調節ねじ(1
1a,11b)によつて調節できる前記調節ブロック
(97)に対する位置を有するピボットピン(96a)
によって、前記調節ブロックと摺動自在かつ回転自在に
係合されている請求項9に記載の真のセンタリング固定
振れ止め。 - 【請求項11】 (a)前記作動体(44)の対向表面
(52,58)に配置された1対のみぞ(54,56)
を備え、 (b)前記対のみぞ(54,56)が前記対向表面(5
2,58)を互いに交さした模様で横切る前記縦軸に対
して斜めに伸び、 (c)前記対のみぞ(54,56)が前記作動体(4
4)の前記中央加工物接触部材(50)の対向側面に対
称に突き出ており、 (d)前記支持アーム(60,62)の前記摺動端(6
4,66)が前記対のみぞ(54,56)のそれぞれの
ものの中に摺動自在に存することを特徴とする請求項9
に記載の真のセンタリング固定振れ止め。 - 【請求項12】 (a)前記カム手段(32,34)の
各々が前記ハウジング(12)の前記加工端(14)に
隣接して縦部分(36,38)及び横部分(40,4
2)を有する請求項11に記載の真のセンタリング固定
振れ止め。 - 【請求項13】 (a)前記カム従動子手段(59,6
1,69,71,78,80)が前記対の支持アーム
(60,62)の各々の前記摺動端(64,66)に取
付けられてころ手段(78,80)及び2対の固定案内
ピン(59,61)(69,71)を備え、前記支持ア
ームの摺動端(64,66)が前記作動体(44)に関
して事実上静止したままであり、一方、前記2対の固定
案内ピン(59,61)(69,71)が前記1対のカ
ム手段(32,34)のそれぞれのものの前記縦部分
(36,38)とカム作用し、 (b)前記摺動端(64,66)の各々が前記1対のみ
ぞ(54,56)の一方の中を前記縦軸から離れる方へ
実質上横方向に摺動し、一方、前記ころ手段(78,8
0)が前記1対のカム手段(32,34)の前記横部分
(40,42)とカム作用して前記中央加工物接触部材
(50)の縦の一層の延伸と前記延伸ストロークの間収
束点の方へ等しく前記支持端(68,70)の前記収束
を与え、 (c)前記収束点が前記加工物(88)の
中央縦軸と一致して、前記側面加工物接触部材(74,
76)と前記中央加工物接触部材(50)の間に前記加
工物(88)との前記多点真センタリング係合を達成す
る請求項12に記載の真のセンタリング固定振れ止め。 - 【請求項14】 (a)前記中央加工物接触部材(5
0)と前記側面加工物接触部材(74,76)が焼入れ
た接触パッドを備えている請求項13に記載の真のセン
タリング固定振れ止め。 - 【請求項15】 (a)前記中央加工物接触部材(5
0)及び前記側面加工物接触部材(74,76)が焼入
れころを備えている請求項13に記載の真のセンタリン
グ振れ止め。 - 【請求項16】 円筒形加工物(88)の回転動加工中
心線(86b)と対応するように調節される収束点があ
る多点支持構造体(50,74,76)を有する真セン
タリング固定振れ止めを調節する方法であり、 前記円筒形加工物(88)の静中心線(86a)を確立
する段階と、 前記振れ止め(10,110,210,310)を前記
多点支持構造体(50,74,76)の前記収束点が静
中心線(86a)と一致するように位置決めする段階
と、 前記加工物(88)を切削する段階と、 切削した直径を求めるために切削した加工物(88)の
寸法検査をする段階と、 前記加工物(88)の前記切削された直径と前記加工物
(88)の所望の直径との間の誤差を補正するために前
記固定振れ止め(10,110,210,310)を内
部で調節する段階とを含み、前記内部調節が前記加工物
(88)の前記動加工中心線(86b)と一致するよう
に前記多点支持構造体(50,74,76)の前記収束
点を変えることを特徴とする真のセンタリング固定振れ
止めの調節方法。 - 【請求項17】 前記固定振れ止めを内部で調節する段
階が1対のカム手段(32,34)の少なくとも一方を
前記固定振れ止め(110)内で変位させることを含む
請求項16に記載の真のセンタリング固定振れ止めの調
節方法。 - 【請求項18】 前記固定振れ止めを内部で調節する段
階が1対のカム手段(32,34)の少なくとも一方を
前記固定振れ止め(110)内で変位させるために1対
の制御アーム(72,73)の少なくとも一方を旋回さ
せることを含む請求項17に記載の真のセンタリング固
定振れ止めの調節方法。
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