JPH06205925A - 多段膜制御装置及び方法 - Google Patents

多段膜制御装置及び方法

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JPH06205925A
JPH06205925A JP5342295A JP34229593A JPH06205925A JP H06205925 A JPH06205925 A JP H06205925A JP 5342295 A JP5342295 A JP 5342295A JP 34229593 A JP34229593 A JP 34229593A JP H06205925 A JPH06205925 A JP H06205925A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多段膜ユニットの変動需要中の有効な制御。 【構成】 入口管路1、入口圧縮機2から加圧された流
体混合物が非透過物側5aと透過物側5bを有する第1
段膜ユニット5に送給され、所望されない成分は透過物
側5bに透過され、残りは第2段膜ユニット8の非透過
物側8aに流入する。透過物側8bにおける透過流体は
循回導管9を通して管路1、3及び7に導かれる。循回
導管9の流体は循回圧縮機11により圧縮され、加圧さ
れた流体は第3段膜ユニット12に通される。出口管路
13、循回導管9における透過物流体の圧力、流量、純
度を監視・検出手段20、26により監視する。プロセ
スコントロールシステム21は出力信号を循回圧縮器1
1の容量を制御するための制御手段30に伝達する。こ
れは膜を横切っての所望の圧力比の維持並びに需要のな
い若しくは少ない条件中の動力消費の所望の低減を可能
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変動需要条件下で流体
を分離するのに有用な多段膜制御装置及び方法に関する
ものであり、特には変動需要条件下で気体を分離するの
に有用な多段膜制御装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】様々の流体分離プロセスにおいて透過膜
システムの使用が増大しつつある。そうした分離プロセ
スにおいて、流体混合物は、膜を通して流体混合物中の
容易に透過し易い成分を透過せしめるために膜の表面と
接触状態に持ちきたされる。容易に透過し易い成分が透
過物流れとして取り出されるにつれ、流体混合物中の透
過性の悪い成分が非透過物流れとして回収され若しくは
除去される。
【0003】膜システムの設計及び全体的効率における
重要な因子は、所望の製品量及び製品品質を得るために
必要とされる合計膜表面積並びに膜を横切っての分圧差
である。所望の製品量及び製品品質は、膜の透過性及び
選択性(分離因子)特性をそれぞれ反映する。実際の膜
システムの設計は、膜表面積と分圧差との間での兼ね合
いの最適化を必要とする。つまり、膜を横切っての分圧
差即ち駆動力(ドライビングフォース)が大きくなるほ
ど、所定の流体分離のために必要な膜表面積は小さくて
すむようになる。これは一層高価なポンプ送排給設備の
使用及びポンプ運転コストの増加を必要とするが、反面
膜設備コストを比較的低い水準に維持することを可能な
らしめる。他方、低い駆動力しか使用できないなら、一
層大きな膜面積が必要とされそして全体的なシステム及
び操作の様々の面での相対コストは相応に変更されよ
う。
【0004】膜システムは通常、全容量・定常状態流れ
条件、即ち設計条件に対して設計されそして最適化され
るが、設計条件は実際上常に完全には使用されない。設
計条件以外の運転条件の下では、それぞれの最適運転条
件の異なった組合せが膜面積対分圧差に関して優先する
ことになる。なぜなら、膜システムを所望する流体分離
用途は代表的に定常流れ条件の下で働かないからであ
る。膜システムからの需要は製品の量及び/或いは品質
に関してしばしば変動する。例えば、空気分離膜システ
ムからの窒素ガスに対する製品需要は、必要とされる窒
素流量及び/或いは純度に関して24時間の間で大きく
変動しうる。この変動する製品需要が、需要のない若し
くは需要の少ない条件中膜システムが効率的に作動する
よう設計されることを要求する。
【0005】需要のない若しくは需要の少ない条件中膜
システムを効率的に作動する試みにおいて幾つかの技術
が使用されまた提唱されてきた。米国特許第4,80
6,132号は、需要のない間また需要の少ない条件中
膜システムを効率的に作動するために従来使用されてき
た多数の技術を論議している。これら従来技術は、流体
供給混合物の透過量を増大することにより、利用に供さ
れる膜面積の一部を遮断することによりまたは膜システ
ムを無負荷乃至負荷低減するべくサージタンクを使用す
ることにより非透過物製品流れの流量を減少せしめるこ
とと関与する。しかし、それらの利用可能な膜面積及び
動力の非効率な使用に鑑み、この特許は、膜システムを
効率的に作動するべく需要のない間また需要の少ない条
件中供給流れの流量を低減する方式を最終的に採用して
いる。膜システムへの供給流れの流量は、制御手段を備
える膜システムの入口ラインに位置付けられる供給物圧
縮機の運転を調整することにより制御される。
【0006】米国特許第4,857,082号は、その
中で、需要の少ない条件下で膜システムを作動するため
の一つの技術を開示する米国特許第4,397,662
号について論じている。この技術は、所定の生産水準に
おいて膜モジュールの一部を自動的に遮断することによ
り膜面積を削減することにかかわるものとして示され
る。この結果を達成するために、膜システムは追加弁、
配管、計測装備等を含む複雑な設計を使用することを指
摘されている。この設計は平行な幾つかの小さなモジュ
ール膜ユニットの使用により設備投資を高めることも指
摘されている。従って、米国特許第4,857,082
号自身の意図は、製品需要或いは供給流れの変化に追従
するように膜を横切っての圧力差を有効に制御するべく
膜ユニットの周囲に位置する一連の弁及び制御ユニット
を使用することである。この方式は透過物気体が所望の
製品であるプロセスに特に適応する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】多段膜システムは、そ
れらが例えば脱酸素ユニットを使用することなく高純度
窒素を製造することができるから、しだいに重要となり
つつある。従って、需要のない間また需要の少ない条件
中少なくとも3つの膜段を具備する多段膜システムを運
転するのに有用な制御システム及びプロセスに対する必
要性が現実に存在している。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に従えば、上記の
必要性に答えるべく、(a)少なくとも3つの膜ユニッ
トにして、その少なくとも2つが直列に接続されそして
該少なくとも3つの膜ユニットの各々が非透過物側と透
過物側とを有する膜をそなえそして該膜が流体混合物の
少なくとも一つの流体成分を該非透過物側から該透過物
側へと透過させることができる膜ユニット、(b)流体
混合物を前記少なくとも3つの膜ユニットのいずれか一
つの第1膜ユニットの非透過物側に導入するための流体
入口手段、(c)直列状態にある第2、第3及び/或い
は最終膜ユニットの非透過物側から生成物流体を抜き出
すための生成物出口手段、(d)前記第3膜ユニット及
び/或いは最終膜ユニットの透過物側から前記膜ユニッ
トの少なくとも一つの非透過物側へと流体を通すための
第1循回導管と前記第2膜ユニットの透過物側から前記
第3膜ユニットの非透過物側へと通しそして後該第3膜
ユニットの非透過物側から前記膜ユニットの少なくとも
一つの非透過物側へと通すための第2循回導管とから成
る群から選択される循回導管、(e)前記第1循回導管
において若しくは第2循回導管において流体をポンプ送
給若しくは圧縮するための循回圧縮機或いはポンプ手
段、(f)前記循回圧縮機或いはポンプ手段作動を制御
し若しくは調整するための制御手段、(g)前記第1或
いは第2循回導管手段において流体の圧力、流量及び/
或いは純度を検出し若しくは監視するための検出或いは
監視手段、及び(h)前記検出或いは監視手段から検出
し若しくは監視した前記第1或いは第2循回導管手段に
おける流体の圧力、流量及び/或いは純度に相当するプ
ロセス変数信号を受取りそして変動する生成物流体需要
条件に対処するよう前記循回圧縮機或いはポンプ手段の
容量を変更するべく該循回圧縮機或いはポンプ手段の作
動を調整するために相当する出力信号を前記制御手段に
伝達し、それにより第2、第3及び/或いは最終膜ユニ
ットの透過物側において一定の圧力若しくは実質上一定
の圧力を維持することのできる少なくとも一つのプロセ
ス制御システムを備える多段透過膜装置が提供される。
【0009】本発明はまた、多段透過膜流体分離方法に
して、(a)流体供給物流れを膜を備える少なくとも一
つの第1膜ユニットに流体供給物のうちの少なくとも一
つの流体成分を透過せしめて第1非透過物流れと透過物
流れを生成するに充分の圧力において導入する段階と、
(b)前記少なくとも一つの第1膜ユニットからの前記
第1非透過物流れの少なくとも一部を膜を有する少なく
とも一つの第2膜ユニットに第2非透過物流れと透過物
流れを生成するに充分の圧力において通す段階と、
(c)前記少なくとも一つの第2膜ユニットからの第2
透過物流れを膜を備える少なくとも一つの第3膜ユニッ
トに第3非透過物流れと透過物流れを生成するに充分の
圧力を提供するように制御手段を有する循回圧縮機或い
はポンプ手段を経由して送給する段階と、(d)前記第
3非透過物流れの少なくとも一部を前記流体供給物流
れ、第1非透過物流れ及び/或いは第2非透過物流れと
合流せしめる段階と、(e)第2透過物流れの圧力、流
量及び/或いは純度を監視しそして/または検出する段
階と、(f)前記第2透過物流れの監視しそして/また
は検出した圧力、流量及び/或いは純度に相当するプロ
セス変数信号を前記制御手段に対応する出力信号を送信
することのできるプロセス制御装置に伝達して、前記循
回圧縮機或いはポンプ手段の作動を制御する段階と、
(g)生成物の需要の変更乃至低減に応答して前記少な
くとも一つの第1膜ユニットへの流体供給物流れの流量
を変更し若しくは低減する段階と、(h)前記少なくと
も一つの第2膜ユニットの透過物側において一定の圧力
乃至実質上一定の圧力を維持するよう前記循回圧縮機或
いはポンプ手段に向けて移動する第2透過物流れの監視
しそして/または検出した圧力、流量及び/或いは純度
に応答して前記制御手段により該循回圧縮機或いはポン
プ手段の容量を調整し若しくは低減する段階と、(i)
前記第2非透過物流れの予備選択された量を生成物とし
て回収し若しくは該第2非透過物流れの予備選択された
量を追加膜ユニットに通して更に精製された生成物を回
収する段階とを包含する多段透過膜流体分離方法をも提
供する。
【0010】本多段透過膜装置はまた、流体入口手段に
おいて流体を圧縮し若しくはポンプ送給するための追加
圧縮機或いはポンプ手段と、該追加圧縮機或いはポンプ
手段の運転を作動しそして/または調整するための追加
制御手段と、生成物出口手段における生成物流体の圧
力、流量及び/或いは純度を検出し若しくは監視するた
めの検出及び/或いは監視手段とを装備することができ
る。上記プロセス制御システムはまた、前記検出し若し
くは監視するための手段から生成物出口手段における検
出若しくは監視した生成物流体の圧力、流量及び/或い
は純度に相当するプロセス変数信号を受取りそして変動
する生成物流体需要条件に対処するよう前記流体入口手
段において流体混合物の流量及び/或いは圧力を増減す
るよう該追加循回圧縮機或いはポンプ手段の作動を調整
するために相当する出力信号を前記追加制御手段に伝達
しうるようになっている。上述した従来の技術はいずれ
も、高純度非透過物製品流れを回収することのできる、
少なくとも3つの膜段と少なくとも一つの循回圧縮機を
具備する多段膜システムに対して有用な制御システム及
びプロセスに関係するものではない。本発明多段透過膜
システムは、特に、窒素、乾燥ガス、水素、酸素、アル
ゴン等を回収するための流体分離プロセスにおいて使用
しうる。上記特徴を使用することにより、利用可能な膜
面積は、変動する生成物流体需要条件の下でさえ多段膜
システムにおいて完全に或いはほぼ完全に使用されう
る。
【0011】
【作用】本発明は多段流体分離方法及び装置に関係す
る。本方法及び装置は、需要のない若しくは需要の少な
い条件期間中効率的な態様で流体混合物を分離するた
め、関連する制御手段を備えた少なくとも一つの循回圧
縮機或いはポンプ手段を使用する。少なくとも一つの循
回圧縮機或いはポンプ手段の作動は、膜ユニット乃至モ
ジュールの透過物側における圧力が設定値に維持されう
るように制御される。これは結局、需要のない若しくは
需要の少ない条件期間中膜を横切っての所望の圧力比の
維持並びに動力消費量の所望の減少を可能ならしめる。
関連する制御手段を備えた少なくとも一つの循回圧縮機
或いはポンプ手段の使用はまた、回収された生成物の量
が生成物需要の変化に応じて変化されたときでも、多段
流体分離プロセス及びシステムが生成物を所望の品質
(純度)及び量(生成物流量)において生成することを
可能ならしめる。
【0012】
【実施例】図1〜3に示されるように、空気のような流
体を分離するための幾つかの好ましい多段膜システムが
存在する。但し、これ以外の形態での多段膜システムを
具現しうることを銘記されたい。図1〜3は、少なくと
も3つの膜ユニット乃至モジュールを備え、そのうち少
なくとも2つは直列に接続されている多段膜システムを
例示する。各膜ユニット乃至モジュールは、任意の流体
混合物の少なくとも1種の成分が膜を通して非透過物側
から透過物側へと透過することができるように非透過物
側と透過物側を有する膜を有している。
【0013】実施において、入口管路1が多段膜システ
ムの膜ユニット乃至モジュールに流体混合物を導入する
のに使用される。入口管路1に供給される流体混合物は
最初入口圧縮機或いは入口ポンプ手段2に通され、そこ
から加圧された流体混合物が管路3を通して第1段(ス
テージ)膜ユニット乃至モジュール5に送給される。第
1段膜ユニット乃至モジュール5は、膜により分画され
た非透過物側5aと透過物側5bとを有する。少なくと
も一つの冷却手段が流体混合物が第1段膜ユニット乃至
モジュール5に送給される前に流体混合物から熱を除去
するのに随意的に使用されうる。第1段膜ユニット乃至
モジュール5において、流体混合物の所望されない単数
乃至複数の成分の少なくとも一部は、透過物側5bに透
過せしめられそして管路6を通して廃棄される。実質上
供給圧力における予備選択された純度或いは乾燥水準を
有する非透過物側5a内の残りの流体混合物は管路7を
通して第2段膜ユニット乃至モジュール8の非透過物側
8aに流入する。流体混合物中の所望されざる単数乃至
複数の成分は、流体混合物中の僅かの所望の単数乃至複
数成分を伴って第2段膜ユニット乃至モジュール8の透
過物側8bに透過せしめられ、最終的に非透過物流体は
所望の純度或いは乾燥水準を達成する。透過物側8bに
おける透過流体は循回導管9を通して管路1、3及び7
の少なくとも一つに導かれる。
【0014】循回導管9内の循回している流体は、循回
圧縮機或いはポンプ手段11により圧縮されそして冷却
手段(図示なし)において冷却されうる。第2段膜ユニ
ット乃至モジュール8の透過物側8bの圧力は循回圧縮
機或いはポンプ手段の吸引圧力と実質上同じである。循
回導管9における加圧された流体は、図1に示されるよ
うに循回導管9に位置する第3段膜ユニット乃至モジュ
ール12を使用することにより特定の純度水準を有する
透過物及び非透過物流体流れを生成するように分離され
うる。図3に示されるように、第3段膜ユニット乃至モ
ジュール12の透過物側12bにおける透過物流れは、
廃棄しても良いし或いは入口管路1もしくは第1段膜ユ
ニット乃至モジュール5の透過物側に送られる。他方、
残りの非透過物側12aの流体は、第2段膜ユニット乃
至モジュール8からの非透過物流れの少なくとも一部が
弁10を有する出口管路13を通して生成物流れとして
回収されうるよう管路3及び7の少なくとも一方に送給
される。
【0015】図2及び3に示されるように、第3段膜ユ
ニット乃至モジュール12の代替として或いはそれに付
加して、膜ユニット乃至モジュール14が利用されう
る。膜ユニット乃至モジュール14は第2段膜ユニット
乃至モジュール8の非透過物側と管路15で接続され
て、第2段膜ユニット乃至モジュール8からの非透過物
流体の少なくとも一部が昇圧されて膜ユニット乃至モジ
ュール14の非透過物側14aに受け取られるようにす
ることができる。第2段膜ユニット乃至モジュール8か
ら非透過物流れを受け取るに際して、当該流れは所望の
品質(純度)を有する透過物及び非透過物流れに更に分
離される。透過物側14bにおける透過物流れは循回導
管16を通して管路1、3、7、9及び15の少なくと
も一つに循回される。導管16内の循回している流体は
循回圧縮機或いはポンプ手段17により再圧縮されそし
て管路の少なくとも一つへその導入前にオンライン冷却
手段31で冷却されうる。随意的に、図3に示されるよ
うに、追加膜ユニット乃至モジュール18が導管16に
おいて使用されて、圧縮された循回流体をそれを非透過
物側18aから透過物側18bへと非透過物流体生成物
が所望の純度を有するまで透過せしめることにより透過
物流れと非透過物流れとに分離する。膜ユニット乃至モ
ジュール18からの非透過物流体流れは導管7及び15
の少なくとも一方に循回され、他方膜ユニット乃至モジ
ュール18からの透過物流体流れは管路1、3及び9の
少なくとも一つにまた第1段膜ユニット乃至モジュール
の透過物側に循回される。膜ユニット乃至モジュール1
4からの透過物流れが、随意的な膜ユニット乃至モジュ
ール18の使用を伴ってもしくは伴わずして、上流の管
路に戻して循回されるにつれ、非透過物流れの少なくと
も一部は随意的に弁33を有する出口管路32を通して
生成物として回収される。膜ユニット乃至モジュール1
4からの非透過物生成物流れを更に精製しまた乾燥する
ために追加膜段を使用することが可能である。所望の生
成物が、所望の生成物品質及び/或いは流体混合物入口
管路の位置に依存して第2、第3及び/或いは最終段を
含む一つ以上の膜段から回収されうる。任意の数の入口
管路並びに流体生成物出口管路が、所望の品質を有する
所望量の生成物がこれら入口並びに出口管路の使用から
回収されうるかぎり、任意の位置において使用されうる
ことを理解すべきである。
【0016】上記の膜システムを変動する製品需要或い
は需要の少ない条件の下で作動せしめるために、生成物
の圧力、流量及び/或いは純度を監視しそして/または
検出するための監視及び/或いは検出手段19が膜シス
テムの出口管路13或いは32に置かれる。流量計、ガ
ス分析計及び/或いは圧力センサのような監視及び/或
いは検出手段19はそれと関連する従来型式の送信器2
0を備えており、入力信号(プロセス変数信号)をプロ
セスコンピュータやアナログコントローラのようなプロ
セスコントロールシステム21に番号22により表され
る適宜の電気、機械、液圧乃至空圧式接続部を通して送
る。即ち、監視及び/或いは検出手段19は生成物流
量、生成物圧力及び生成物純度を監視しそして/または
検出するために使用されそして送信機20はプロセス変
数信号即ち生成物の流量、圧力及び/或いは純度に比例
する信号をプロセスコントロールシステム21に送るの
に使用される。更に、番号23により表される純度設定
点信号もまたプロセスコントロールシステム21への入
力として使用される。純度設定点信号は運転の生成物純
度要件に依存して変更されうる。
【0017】従来型式のプロセスコンピュータシステム
やアナログコントロールシステムのようなプロセスコン
トロールシステム21は、指定された需要条件に対して
適正な圧力及び/或いは流量条件に適宜の循回弁、吸引
弁、変速モータ等の調整により番号25により表される
適宜の機械的なまた電気的な接続部により圧縮器を絞る
(出力を低減する)のに使用される容量制御装置に出力
信号を送るようにプログラム化されるか或いは設定され
る。プロセスコンピュータシステムのようなプロセスコ
ントロールシステムは、プロセス用途における差異や膜
性能における改善等の結果として設定条件が変化するに
際して、プロセスコントロールシステムは異なった或い
は修正されたプロセス適用の新たな設計条件に合うよう
に容易に再プログラム化されうる点で高度に融通性があ
る。
【0018】当業者は、所望の生成物純度が制御されて
いる膜システムにおいて生成物気体乃至液体を生成して
いる下流運転からの変動入力となる場合が多いことを理
解しよう。生成物流量が削減されるにつれ、生成物純度
は上昇し始め、そしてプロセスコントロールシステムは
この上昇を検知しそして圧縮器負荷を削減する。しか
し、生成物純度を主たる指標として使用することは、生
成物の収集とその純度の分析に関与する固有の時間の遅
れの結果として幾つかの場合ある種の不安定要素をもた
らす危険がある。対照的に、生成物の流量変化或いは生
成物の圧力変化の即時的な監視・検出を達成することは
容易である。
【0019】一般に、入口圧縮器或いはポンプ手段の運
転は、生成物流量、生成物圧力及び/或いは生成物純度
の測定に基づいてまた必要とされる純度設定に基づいて
所望の純度における必要流量を生成するように変更され
うる。
【0020】しかしながら、上記膜システムの需要量低
減中、システム運転圧力は図4に示されるように低下す
る。システム運転圧力が低下すると、その結果として透
過物流量が減少する。換言すれば、循回圧縮器或いはポ
ンプ手段11及び/或いは17に差し向けられる流体が
減少する。もし容積型圧縮器のような循回圧縮器或いは
ポンプ手段が一定の吸入容積において運転されておりそ
して透過物流量が減少すると、圧縮器の入口圧力もまた
低下して少量の流体にもっと大きな容積部を充填せしめ
ることになる。その結果、圧縮器を横切っての圧力比は
上昇しそして一層高い動力消費をもたらしそして生成物
気体の純度は変化を受けることになる。
【0021】変動製品需要或いは需要低減条件中上記膜
システムの運転を向上するために、循回導管9及び/或
いは16における透過物流体の圧力、流量及び/或いは
純度水準を監視しそして/または検出するための追加監
視及び/或いは検出手段26が使用される。監視及び/
或いは検出手段26は、流量計、ガス分析器及び/或い
は圧力センサでありうる。これら監視及び/或いは検出
手段のうち、圧力センサが最も好ましい。その理由は、
圧力センサが循回導管と関連する膜ユニット乃至モジュ
ールの透過物側における圧力変化の即時的な検出を実現
しうるからである。必要なら、監視及び/或いは検出手
段は、入力信号(プロセス変数信号)をプロセスコント
ロールシステム21に適宜の電気、機械、空圧或いは液
圧式信号送信手段28を通して送るために従来型式の送
信機27を持つことができる。需要のない若しくは少な
い条件中、透過物流体の圧力或いは流量が監視・検出さ
れる。監視されそして/または検出された値に基づい
て、送信機は、相当するプロセス変数信号即ち透過物流
体の圧力及び/或いは流量に比例する信号をプロセスコ
ントロールシステム21に送る。プロセスコントロール
システム21はまた、プロセス変数信号を受取りそして
相当する出力信号を適宜の信号送信手段29を通して循
回圧縮器或いはポンプ手段11及び/或いは17の容量
を制御しまた調整するための制御手段30に伝達するべ
く適応し(プログラム化、設定等)、変動する生成物流
体需要条件にまた循回圧縮器或いはポンプ手段11及び
/或いは17の入口に流入する透過物流体の圧力或いは
流量の減少に対処する。制御手段30は例えば、循回圧
縮器の容量を調整するべく圧縮器の排斥量或いは圧縮器
の速度を制御する。圧縮器の容量を調整することによ
り、循回圧縮器と流通状態にある膜ユニット乃至モジュ
ールの透過物側は設定圧力に維持されうる。これは結
局、膜を横切っての所望の圧力比の維持並びに需要のな
い若しくは少ない条件中の動力消費の所望の低減を可能
ならしめる。
【0022】(例1)例示的な空気分離操作において、
図2の3段膜分離システムを全需要条件において作動す
るように設計した。システムは、約11.55kg/cm2
対圧(165psia)の空気供給圧力において作動し
そして約3%の酸素を含む約280m3/hr 標準状態(1
0,000ncfh)の窒素を生成するように最適化し
た。もしシステムが需要のない若しくは少ない条件期間
約60%の容量で運転されるなら、設計空気流量の約6
8容積%が必要である。図4に示されるように、利用可
能な膜面積を完全使用しそして所望の純度水準を有する
窒素を得るためには、約7.7kg/cm2絶対圧(110p
sia)の供給空気圧が必要とされる。図4は特定の空
気供給圧力と特定の空気流量と特定の膜設備設計との間
の関係を例示するが、需要低減中のその関係と結果は他
の条件組にも当てはまる。但し、図4の曲線の形状は異
なった条件組の下で幾分変化しよう。
【0023】(例2)また別の例示具体例において、図
2の膜システムを全需要条件において、約11.55kg
/cm2絶対圧(165psia)の空気供給圧力において
作動しそして所望の純度を有する約280m3/hr 標準状
態(10,000ncfh)の高純度窒素を生成するよ
うに最適化した。55%需要削減において、供給空気流
量、高純度窒素生成物流量及び生成物圧力を減少せしめ
た。しかし、膜システム透過物第3段圧力は約1.05
kg/cm2絶対圧(15psia)に維持した。高純度窒素
生成物の品質は表1に示すように変化しなかった。従っ
て、この循回圧縮器は最小動力で運転することができ
た。利用可能な膜面積も完全に活用した。
【0024】
【表1】
【0025】表1において、左欄の表示は次の内容を示
す: Y0 =入口管路1に導入された空気の酸素濃度、 P0 =入口管路1に導入された空気の圧力、 P1 =入口圧縮器2で加圧された空気の圧力、 F6 =出口管路32における高純度窒素生成物の流量、 P6 =出口管路32における高純度窒素生成物の圧力、 Y6 =出口管路32における高純度窒素生成物の酸素濃
度、 F7 =最終膜段14の透過物側から流出する透過物流れ
の流量、及び P7 =最終膜段14の透過物側から流出する透過物流れ
の圧力。
【0026】図5もまた本発明の利益を例示する。例え
ば、図5は、本発明の使用なしに約60%の容量で作動
する膜設備は本発明を使用する同じ設備より約18%多
くの動力を使用することを示す。
【0027】容量削減に際して達成されるエネルギー節
減量はまた本発明の実施において使用される圧縮設備の
型式にも依存する。使用される圧縮設備の型式に応じて
様々の容量制御手段が斯界で得られることが理解されよ
う。変速モータ、内部循回弁及び吸引弁アンローダーが
本発明に従って圧縮設備を絞るのに使用されうる市販装
置の例である。
【0028】ここで記載した容量削減方法を広く様々の
流体分離操作において実施することは本発明の範囲内で
ある。そのうち、上述した窒素製造例のための空気分離
が削減条件と遭遇する例である。透過膜システムを流体
混合物から容易に透過しうる成分と透過しない成分とに
分離するのに有効に使用されるこうした操作の例として
は次のものがある。脱硫ユニットからの水素含有排ガス
が、本発明の透過膜操作及び需要低減容量制御方法にお
いて使用のためのまた別の供給流れの例である。アンモ
ニアパージガスからの水素の回収及び二酸化炭素とメタ
ンの分離が、本発明の需要低減容量制御方法を適宜の状
況において応用しうる別の工業流体分離操作の例であ
る。空気分離用途が便宜な大気圧での透過物酸素流れの
放出に関して記載されたが、本発明の様々な他の具体例
においては別の適当なそして好ましい圧力条件が関与し
よう。幾つかの場合、需要低減条件下で得られる供給物
圧力を利用することが望まれ、その場合、膜を横切って
の駆動力の減少は供給ガス圧力を減ずるよりも透過物圧
力を増大することにより達成される。達成される生成物
純度及び/或いは生成物回収量はもちろん与えられた膜
分離操作の全体的要件に依存して幾分変化しよう。
【0029】本発明の容量低減コントロールは任意所望
の透過膜システムに関して使用されうる。使用される膜
材料は気体その他の流体混合物の透過し易い成分を選択
的に透過することのできる任意の適当な材料であれば良
く、例えばセルロースアセテート、セルロースアセテー
トブチレート等のようなセルロース誘導体、アリールポ
リアミド及びアリールポリイミドを含むポリアミド及び
ポリイミド、ポリスルフォン、ポリスチレン等を挙げる
ことができる。任意所望の形態の透過膜を使用すること
もまた本発明の範囲内であることを銘記すべきである。
かくして、透過膜は多孔質支持体層上に位置づけられる
膜の選択性及び透過性特性を決定する分離層を有する複
合体形態でありうる。比較的高密度の表面が膜の選択性
及び透過性特性を決定しそしてもっと多孔性の領域が支
持体を提供するような非対称型膜もまた使用することが
できる。他の形態の膜、例えば高密度膜もまた特定の用
途に対して有用である。本発明目的には、透過膜は平坦
なシート、中空ファイバー、らせん巻き乃至他の所望の
形態のような任意の所望の形態を取ることができ、中空
ファイバー膜が一般に好ましい。中空ファイバー或いは
他の所望の形態の膜材料は一般に、中空ファイバー束、
ひだ折平坦シート膜組立体、らせん巻きカートリッジを
含む膜モジュールに組み立てられる。膜モジュールは供
給物入口側と透過物出口側を具備し、導管手段が供給物
流れの非透過物部分の取りだしとその透過物部分の取り
出しを別々に行うために設けられる。こうしたシステム
はすべて本発明に従ってすべての作動条件下で据えつけ
膜表面積を完全に利用したまま有効に容量低減されう
る。
【0030】
【発明の効果】今後需要の期待される多段膜システムに
おいて、膜を完全に有効利用しつつ、膜を横切っての所
望の圧力比の維持並びに需要のない若しくは少ない条件
中の動力消費の所望の低減を可能ならしめる。本発明を
使用する設備は、本発明の使用なしに約60%の容量で
作動する同じ膜設備より約18%の動力を節約する。
【0031】本発明を特定の具体例と関連して説明した
が、本発明は本発明の範囲内での多くの変更例並びに均
等物を包含するものであることを銘記されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】需要のない或いは需要の少ない期間流体を効率
的に分離するために有用な多段膜システム並びにその関
連する制御手段の一例を示す流れ図である。
【図2】需要のない或いは需要の少ない期間流体を効率
的に分離するために有用な多段膜システム並びにその関
連する制御手段の別の例を示す流れ図である。
【図3】需要のない或いは需要の少ない期間流体を効率
的に分離するために有用な多段膜システム並びにその関
連する制御手段のまた別の例を示す流れ図である。
【図4】膜設備設計容量における需要減少にともない供
給空気流量及び圧力がどのように変化するかを例示する
グラフである。
【図5】図2の膜システムにおいてその関連する制御手
段を伴って或いは伴わずに空気を分離するための動力所
要量を例示する。
【符号の説明】
1 入口管路 2 入口圧縮機或いは入口ポンプ手段 3 管路 5、6、7 第1段膜ユニット乃至モジュール 5a、5b 非透過物側、透過物側 8 第2段膜ユニット乃至モジュール 8a、8b 非透過物側、透過物側 9 循回導管 11 循回圧縮機或いはポンプ手段 12 第3段膜ユニット乃至モジュール 12a、12b 非透過物側、透過物側 13、32 出口管路 14、18 膜ユニット乃至モジュール 16 循回導管 17 循回圧縮機或いはポンプ手段 19、26 監視及び/或いは検出手段 20 送信器 21 プロセスコントロールシステム 22、25 接続部 31 冷却手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体混合物から少なくとも一つの流体成
    分を分離することのできる多段透過膜装置にして、
    (a)少なくとも3つの膜ユニットにして、その少なく
    とも2つが直列に接続されそして該少なくとも3つの膜
    ユニットの各々が非透過物側と透過物側とを有する膜を
    備えそして該膜が流体混合物の少なくとも一つの流体成
    分を該非透過物側から該透過物側へと透過させることが
    できる膜ユニット、(b)流体混合物を前記少なくとも
    3つの膜ユニットのいずれか一つの第1膜ユニットの非
    透過物側に導入するための流体入口手段、(c)直列状
    態にある第2、第3及び/或いは最終膜ユニットの非透
    過物側から生成物流体を抜き出すための生成物出口手
    段、(d)前記第3膜ユニット及び/或いは最終膜ユニ
    ットの透過物側から前記膜ユニットの少なくとも一つの
    非透過物側へと流体を通すための第1循回導管と前記第
    2膜ユニットの透過物側から前記第3膜ユニットの非透
    過物側へと通しそして後該第3膜ユニットの非透過物側
    から前記膜ユニットの少なくとも一つの非透過物側へと
    通すための第2循回導管とから成る群から選択される循
    回導管、(e)前記第1循回導管において若しくは第2
    循回導管において流体をポンプ送給若しくは圧縮するた
    めの循回圧縮機或いはポンプ手段、(f)前記循回圧縮
    機或いはポンプ手段作動を制御し若しくは調整するため
    の制御手段、(g)前記第1或いは第2循回導管手段に
    おいて流体の圧力、流量及び/或いは純度を検出し若し
    くは監視するための検出或いは監視手段、及び(h)前
    記検出或いは監視手段から検出し若しくは監視した前記
    第1或いは第2循回導管手段における流体の圧力、流量
    及び/或いは純度に相当するプロセス変数信号を受取り
    そして変動する生成物流体需要条件に対処するよう前記
    循回圧縮機或いはポンプ手段の容量を変更するべく該循
    回圧縮機或いはポンプ手段の作動を調整するために相当
    する出力信号を前記制御手段に伝達し、それにより第
    2、第3及び/或いは最終膜ユニットの透過物側におい
    て一定の圧力若しくは実質上一定の圧力を維持すること
    のできる少なくとも一つのプロセス制御システムを備え
    る多段透過膜装置。
  2. 【請求項2】 流体入口手段において流体を圧縮し若し
    くはポンプ送給するための追加圧縮機或いはポンプ手段
    と、該追加圧縮機或いはポンプ手段の運転を作動しそし
    て/または調整するための追加制御手段と、生成物出口
    手段における生成物流体の圧力、流量及び/或いは純度
    を検出し若しくは監視するための検出及び/或いは監視
    手段とを更に備え、前記少なくとも一つのプロセス制御
    システムは前記検出し若しくは監視するための手段から
    生成物出口手段における検出若しくは監視した生成物流
    体の圧力、流量及び/或いは純度に相当するプロセス変
    数信号を受取りそして変動する生成物流体需要条件に対
    処するよう前記流体入口手段において流体混合物の流量
    及び/或いは圧力を増減するよう該追加循回圧縮機或い
    はポンプ手段の作動を調整するために相当する出力信号
    を前記追加制御手段に伝達するものとされ、それにより
    変動する生成物流体需要条件の下で利用可能な膜面積が
    完全に若しくは実質上完全に利用されうる請求項1の多
    段透過膜装置。
  3. 【請求項3】 第1循回導管に少なくとも一つの第4膜
    ユニットを該少なくとも一つの第4膜ユニットの非透過
    物側が前記膜ユニットの少なくとも一つの非透過物側と
    流通状態にあるように位置づける請求項1の多段透過膜
    装置。
  4. 【請求項4】 多段透過膜流体分離方法にして、(a)
    流体供給物流れを膜を備える少なくとも一つの第1膜ユ
    ニットに流体供給物のうちの少なくとも一つの流体成分
    を透過せしめて第1非透過物流れと透過物流れを生成す
    るに充分の圧力において導入する段階と、(b)前記少
    なくとも一つの第1膜ユニットからの前記第1非透過物
    流れの少なくとも一部を膜を有する少なくとも一つの第
    2膜ユニットに第2非透過物流れと透過物流れを生成す
    るに充分の圧力において通す段階と、(c)前記少なく
    とも一つの第2膜ユニットからの第2透過物流れを膜を
    備える少なくとも一つの第3膜ユニットに第3非透過物
    流れと透過物流れを生成するに充分の圧力を提供するよ
    うに制御手段を有する循回圧縮機或いはポンプ手段を経
    由して送給する段階と、(d)前記第3非透過物流れの
    少なくとも一部を前記流体供給物流れ、第1非透過物流
    れ及び/或いは第2非透過物流れと合流せしめる段階
    と、(e)第2透過物流れの圧力、流量及び/或いは純
    度を監視しそして/または検出する段階と、(f)前記
    第2透過物流れの監視しそして/または検出した圧力、
    流量及び/或いは純度に相当するプロセス変数信号を前
    記制御手段に対応する出力信号を送信することのできる
    プロセス制御装置に伝達して、前記循回圧縮機或いはポ
    ンプ手段の作動を制御する段階と、(g)生成物の需要
    の変更乃至低減に応答して前記少なくとも一つの第1膜
    ユニットへの流体供給物流れの流量を変更し若しくは低
    減する段階と、(h)前記少なくとも一つの第2膜ユニ
    ットの透過物側において一定の圧力乃至実質上一定の圧
    力を維持するよう前記循回圧縮機或いはポンプ手段に向
    けて移動する第2透過物流れの監視しそして/または検
    出した圧力、流量及び/或いは純度に応答して前記制御
    手段により該循回圧縮機或いはポンプ手段の容量を調整
    し若しくは低減する段階と、(i)前記第2非透過物流
    れの予備選択された量を生成物として回収し若しくは該
    第2非透過物流れの予備選択された量を追加膜ユニット
    に通して更に精製された生成物を回収する段階とを包含
    する多段透過膜流体分離方法。
  5. 【請求項5】 多段透過膜流体分離方法にして、(a)
    流体供給物流れを膜を備える少なくとも一つの第1膜ユ
    ニットに流体供給物のうちの少なくとも一つの流体成分
    を透過せしめて第1非透過物流れと透過物流れを生成す
    るに充分の圧力において導入する段階と、(b)前記少
    なくとも一つの第1膜ユニットからの前記第1非透過物
    流れの少なくとも一部を膜を有する少なくとも一つの第
    2膜ユニットに第2非透過物流れと透過物流れを生成す
    るに充分の圧力において通す段階と、(c)前記少なく
    とも一つの第2膜ユニットからの第2透過物流れを膜を
    備える少なくとも一つの第3膜ユニットに送給して第3
    非透過物流れと透過物流れを生成する段階と、(d)第
    3非透過物流れを制御手段を有する循回圧縮機或いはポ
    ンプ手段を使用して循回して該第3非透過物流れの少な
    くとも一部を第2非透過物流れ、第1非透過物流れ及び
    /或いは前記流体供給物流れと合流せしめる段階と、
    (e)第3透過物流れの圧力、流量及び/或いは純度を
    監視しそして/または検出する段階と、(f)前記第3
    透過物流れの監視しそして/または検出した圧力、流量
    及び/或いは純度に相当するプロセス変数信号を前記制
    御手段に対応する出力信号を送信することのできるプロ
    セス制御装置に伝達して、前記循回圧縮機或いはポンプ
    手段の作動を制御する段階と、(g)生成物の需要の変
    更乃至低減に応答して前記少なくとも一つの第1膜ユニ
    ットへの流体供給物流れの流量を変更し若しくは低減す
    る段階と、(h)前記第3及び/或いは最終膜ユニット
    の透過物側において一定の圧力乃至実質上一定の圧力を
    維持するよう前記循回圧縮機或いはポンプ手段に向けて
    移動する第3透過物流れの監視しそして/または検出し
    た圧力、流量及び/或いは純度に応答して前記制御手段
    により該循回圧縮機或いはポンプ手段の容量を調整し若
    しくは低減する段階と、(i)前記少なくとも一つの第
    3膜ユニットからの第3非透過物流れの予備選択された
    量を取り出す段階とを包含する多段透過膜流体分離方
    法。
  6. 【請求項6】 第3透過物流れの少なくとも一部を膜を
    有する少なくとも一つの第4膜ユニットに通して第4非
    透過物流れと透過物流れを生成し、その後第2非透過物
    流れ、第1非透過物流れ及び/或いは前記流体供給物流
    れと合流せしめ、それにより第4非透過物流れの少なく
    とも一部を2非透過物流れ及び/或いは第1非透過物流
    れと合流させる段階を更に含む請求項5の多段透過膜流
    体分離方法。
  7. 【請求項7】 流体供給物流れが空気或いは水素含有気
    体である請求項5の多段透過膜流体分離方法。
  8. 【請求項8】 循回圧縮機或いはポンプ手段からの第3
    透過物流れの少なくとも一部を第2非透過物流れ、第1
    非透過物流れ及び/或いは前記流体供給物流れと合流せ
    しめる前に冷却する段階を更に含む請求項5の多段透過
    膜流体分離方法。
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