JPH07112112A - 天然ガス中の特定成分の分離方法及び装置 - Google Patents

天然ガス中の特定成分の分離方法及び装置

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JPH07112112A
JPH07112112A JP28446993A JP28446993A JPH07112112A JP H07112112 A JPH07112112 A JP H07112112A JP 28446993 A JP28446993 A JP 28446993A JP 28446993 A JP28446993 A JP 28446993A JP H07112112 A JPH07112112 A JP H07112112A
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JP
Japan
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gas
concentration
natural gas
specific component
membrane module
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Application number
JP28446993A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Kawashima
敏行 川島
Kenichi Inoue
賢一 井上
Mitsuya Yamada
光矢 山田
Takashi Ohama
隆司 大濱
Osamu Sugiyama
杉山  修
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Nitto Denko Corp
Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】天然ガス中の特定成分の濃度変化率または天然
ガスの供給流量あるいは供給圧力の変化に対する上記濃
縮ガスの特定成分の濃度変化率を充分に小さくできるガ
ス分離膜モジュ−ルを使用し、濃縮ガスの特定成分の制
御巾を小さくし、その特定成分の濃度を元に戻すための
制御を迅速に行い、濃縮ガスが上記の一定濃度からずれ
た状態で取り出されていく期間を可及的に短くする。 【構成】天然ガス中の特定成分の濃度変化率または天然
ガスの供給流量あるいは供給圧力の変化率に対する濃縮
ガスの特定成分の濃度変化率が1/2以下の範囲内にあ
るガス分離膜モジュ−ル2を使用し、上記の供給されて
くる天然ガスの特定成分の濃度変化又は供給流量あるい
は供給圧力の変化に対し、天然ガスの供給流量またはモ
ジユ−ルの膜間差圧を調整して上記濃縮ガスの特定成分
の濃度をほぼ一定値に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天然ガスから特定成
分、例えば、メタンまたはエタンあるいは、プロパン等
を一定の高濃度で分離する場合に使用する分離方法及び
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】化学コンビナ−ト、各種重化学工業にお
いて、天然ガス中に含有されているメタン、エタン、プ
ロパン等の低級炭化水素ガスは重要な原料の一つであ
る。従来、天然ガス中から上記メタン等を精製濃縮する
には、深冷分離法、吸着法等が使用されているが、近年
においては、省エネルギ−、設備の小型化等を図るため
に、ガス分離膜モジュ−ルによる分離が検討されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】天然ガスから特定成
分、例えば、メタンをガス分離膜モジュ−ルにより濃縮
ガスとして分離するには、一定の高濃度が要求される。
而るに、供給される天然ガスの供給流量や供給圧力や成
分濃度は、製造所の製造条件によって変動し、これに伴
い、ガス分離膜モジュ−ルの濃縮ガスの特定成分の濃度
も変動し、上記の要求濃度の保証が困難となる。
【0004】周知の通り、ガス分離膜モジュ−ルの分離
性能は、ステ−ジカット(透過ガス流量/供給ガス流
量)や膜間差圧(モジュ−ルにおける供給側と透過側と
の差圧)等により調整でき、上記天然ガスの特定成分の
濃度の変化、同天然ガスの供給流量あるいは供給圧力の
変化に対し、供給ガス流量の調整や膜間差圧の調整によ
りガス分離膜モジュ−ルの濃縮ガスの特定成分の濃度を
上記一定の要求濃度に制御することは可能である。
【0005】しかしながら、通常のガス分離膜モジュ−
ルでは、天然ガス中の特定成分の濃度変化率または天然
ガスの供給流量あるいは供給圧力の変化率に対する上記
濃縮ガスの特定成分の濃度変化率が大きく、制御対象で
ある濃縮ガスの特定成分の濃度が大きくハンチングして
所定の一定濃度に到達させるのに時間がかかり、濃縮ガ
スが上記の一定要求濃度からずれた状態で取り出されて
いく期間が長くなる。
【0006】本発明の目的は、ガス分離膜モジュ−ルを
使用し、天然ガス中から特定成分を一定濃度の濃縮ガス
として分離する場合、天然ガス中の特定成分の濃度変化
率または天然ガスの供給流量あるいは供給圧力の変化率
に対する上記濃縮ガスの特定成分の濃度変化率を充分に
小さくできるガス分離膜モジュ−ルを使用し、濃縮ガス
の特定成分の制御巾を小さくし、その特定成分の濃度を
元に戻すための制御を迅速に行い、濃縮ガスが上記の一
定濃度からずれた状態で取り出されていく期間を可及的
に短くすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の天然ガス中の特
定成分の分離方法は、天然ガスをガス分離膜モジュ−ル
に供給して天然ガス中の特定成分の濃縮ガスを得る方法
において、上記のガス分離膜モジュ−ルとして、天然ガ
ス中の特定成分の濃度変化率または天然ガスの供給流量
あるいは供給圧力の変化率に対する上記濃縮ガスの特定
成分の濃度変化率が1/2以下の範囲内にあるガス分離
膜モジュ−ルを使用し、上記の供給されてくる天然ガス
の特定成分の濃度変化又は供給流量あるいは供給圧力の
変化に対し、天然ガスの供給流量またはモジユ−ルの膜
間差圧を調整して上記濃縮ガスの特定成分の濃度をほぼ
一定値に保持することを特徴とする構成である。
【0008】本発明の天然ガス中の特定成分の分離装置
は、天然ガスをガス分離膜モジュ−ルに供給して天然ガ
ス中の特定成分の濃縮ガスを得る装置において、上記の
ガス分離膜モジュ−ルとして、天然ガス中の特定成分の
濃度変化率または天然ガスの供給流量あるいは供給圧力
の変化率に対する上記濃縮ガスの特定成分の濃度変化率
が1/2以下の範囲内にあるガス分離膜モジュ−ルが使
用され、上記の供給されてくる天然ガスの特定成分の濃
度変化又は供給流量あるいは供給圧力の変化を検出する
検出器並びにこの検出器の出力信号で作動し、天然ガス
の供給流量またはモジユ−ルの膜間差圧を調整して上記
濃縮ガスの特定成分の濃度をほぼ一定値に保持する流量
または圧力制御弁を備えていることを特徴とする構成で
ある。
【0009】
【作用】ガス分離膜モジュ−ルに供給される天然ガス中
の特定成分の濃度が変化し、または天然ガスの供給流量
あるいは供給圧力が変化しても、濃縮ガスの特定成分の
濃度変化巾が小さく抑えられるから、天然ガスの供給流
量の調整又は膜間差圧の調整により、濃縮ガスの特定成
分の濃度が迅速に元の一定値に戻される。
【0010】
【実施例】図1は本発明に係る分離装置の一実施例を示
す説明図である。図1において、1は天然ガス供給源で
ある。2はガス分離膜モジュ−ルであり、スパイラル型
膜モジュ−ル、中空糸型膜モジュ−ル、管状型膜モジュ
−ル、プレ−ト型膜モジュ−ル等を使用できる。3は天
然ガス供給源1とガス分離膜モジュ−ル2との間に設け
たコンプレッサ−(または送風機)、4はガス分離膜モ
ジュ−ル2の透過ガス排出配管に設けた送風機(または
真空ポンプ)であり、コンプレッサ−(または送風機)
3または送風機(または真空ポンプ)4は省略すること
もできる。
【0011】上記のガス分離膜モジュ−ル2には、天然
ガス中の特定成分の通過を遮断し、ガス分離膜モジュ−
ルの非透過側の出口から特定成分の濃縮ガスを流出し、
天然ガス中の特定成分の濃度変化率または天然ガスの供
給流量あるいは供給圧力の変化率に対する上記濃縮ガス
の特定成分の濃度変化率が1/2以下の範囲内にあるガ
ス分離膜モジュ−ルが使用されている(1/2以上では
本発明の効果を満足に達成し難い。この比は、1/3以
下とすることが好ましい)。
【0012】図1において、5は濃縮ガスの特定成分の
濃度を検出するガス濃度検出器である。6はガス分離膜
モジュ−ル2の非透過ガス流出管に設けた圧力制御弁で
あり、ガス濃度検出器5の出力信号で作動される。7は
コンプレッサ−(または送風機)3とガス分離膜モジュ
−ル2との間に設けた天然ガス流量制御弁であり、ガス
濃度検出器5の出力信号で作動される。
【0013】本発明に係る分離方法によって天然ガスを
処理するには、上記分離装置における送風機(またはコ
ンプレッサ−)3並びに送風機(または真空ポンプ)4
を駆動して天然ガス供給源1よりガス分離膜モジュ−ル
2に向け天然ガスを供給すると共に圧力調整弁6の調整
によりガス分離膜モジュ−ル2の膜間差圧を所定値に設
定し、天然ガスを分離処理していく。
【0014】この場合、天然ガス中の特定成分において
は、膜の通過が遮断され、非特定成分が膜を高透過流束
で通過するから、ガス分離膜モジュ−ル2の非透過側の
出口21から特定成分の濃縮ガスが流出され、その濃度
は、常時は一定の高濃度に保持されている。
【0015】上記において、天然ガス供給源1から供給
されてくる天然ガス中の特定成分の濃度が高くなると
(低くなると)、上記非透過側の濃縮ガスの特定成分の
濃度が増大され(減少され)、濃縮ガスのこの特定成分
の濃度変化がガス濃度検出器5で検出され、その検出信
号により流量制御弁7の作動で天然ガスの供給流量が増
大され(減少され)、濃縮ガスの特定成分の濃度が元の
一定値に戻される。または、ガス濃度検出器5の検出信
号による圧力制御弁6の作動でガス分離膜モジュ−ル2
の供給側圧力が減少され(増大され)、膜間差圧が減少
されて(増大されて)、濃縮ガスの特定成分の濃度が元
の一定値に戻される。あるいは、流量制御弁7の作動で
天然ガスの供給流量が増大され(減少され)ると共に圧
力制御弁6の作動で膜間差圧が一定に保持され、濃縮ガ
スの特定成分の濃度が元の一定値に戻される。
【0016】上記において、天然ガス供給流量が高くな
ると(低くなると)、上記非透過側の濃縮ガスの特定成
分の濃度が減少され(増大され)、濃縮ガスのこの特定
成分の濃度変化がガス濃度検出器5で検出され、その検
出信号による圧力制御弁6の作動でガス分離膜モジュ−
ル2の供給側圧力が増大され(減少され)、膜間差圧が
増大されて(減少されて)、濃縮ガスの特定成分の濃度
が元の一定値に戻される。
【0017】上記において、天然ガス供給圧力が高くな
ると(低くなると)、上記非透過側の濃縮ガスの特定成
分の濃度が増大され(減少され)、濃縮ガスのこの特定
成分の濃度変化がガス濃度検出器5で検出され、その検
出信号による流量制御弁7の作動でガス分離膜モジュ−
ル2の供給流量が増大され(減少され)、濃縮ガスの特
定成分の濃度が元の一定値に戻される。
【0018】本発明に係る天然ガス中の特定成分の分離
方法においては、天然ガス中の特定成分の濃度変化率ま
たは天然ガスの供給流量あるいは供給圧力の変化率に対
する上記濃縮ガスの特定成分の濃度変化率が1/2以下
の範囲内にあるガス分離膜モジュ−ルを使用しているか
ら、天然ガス供給源から供給されてくる天然ガス中の特
定成分の濃度変動または天然ガス供給流量あるいは供給
圧力の変動に対する濃縮ガスの特定成分濃度の常時値か
らの変動巾を充分に小さくでき、その変動した濃縮ガス
の特定成分濃度を元の常時値にハンチングをよく防止し
て迅速に戻すことができる。
【0019】これを具体例について示せば、次ぎの通り
である。使用した被処理ガスは標準状態でメタン70vo
l%,プロパン30vol%の混合ガスである。使用したガ
ス分離膜モジュ−ルは、プロパンに対して選択透過性を
有する膜(ポリイミド多孔質支持膜上にシリコ−ンの半
透膜を設けたもの)を用いた膜面積14m2のスパイラル
型膜モジュ−ルであり、標準処理条件は、供給流量40
Nm3/hr,モジュ−ルの供給側圧力2.0kg/cm2G,透過側
圧力0.2±0.05kg/cm2G,非透過側濃縮メタン濃
度90vol%である。
【0020】この標準処理条件に対して供給ガスのメタ
ン濃度が70vol%から60vol%に減少したとき(約1
4%の減少)、非透過側濃縮メタン濃度は90vol%か
ら86vol%に減少する(約4%の減少)にとどまり、
供給ガスのメタン濃度が70vol%から80vol%に増加
したとき(約14%の増加)、非透過側濃縮メタン濃度
は90vol%から93vol%に増加する(約3%の増加)
にとどまり、前者に対してはガス供給流量の減少(40
Nm3/hrから35Nm3/hrへの減少)又はモジュ−ル供給側
圧力の増加(2.0kg/cm2Gから2.3kg/cm2Gへの増
加)により非透過側濃縮メタン濃度を迅速に元の標準濃
度に戻すことができ、後者に対してはガス供給流量の増
加(40Nm3/hrから50Nm3/hrへ増加)又はモジュ−ル
供給側圧力の減少(2.0kg/cm2Gから1.5kg/cm2Gへ
の減少)により非透過側濃縮メタン濃度を迅速に元の標
準濃度に戻すことができた。
【0021】また、同上標準処理条件に対して供給ガス
の供給流量が40Nm3/hrから30Nm3/hrに減少したとき
(約25%の減少)、非透過側濃縮メタン濃度は90vo
l%から95vol%に増加する(約6%の増加)にとどま
り、供給ガスの供給流量が40Nm3/hrから50Nm3/hrに
増加したとき(約25%の増加)、非透過側濃縮メタン
濃度は90vol%から86vol%に減少する(約4%の減
少)にとどまり、前者に対してはモジュ−ル供給側圧力
の減少(2.0kg/cm2Gから1.5kg/cm2Gへの減少)に
より、後者に対してモジュ−ル供給側圧力の増加(2.
0kg/cm2Gから2.5kg/cm2Gへの増加)により非透過側
濃縮メタン濃度を迅速に元の標準濃度に戻すことができ
た。
【0022】また、同上標準処理条件に対して供給ガス
の供給圧力が2.0kg/cm2Gから1.5kg/cm2Grに減少
したとき(約25%の減少)、非透過側濃縮メタン濃度
は90vol%から84vol%に減少する(約7%の減少)
にとどまり、供給ガスの供給圧力が2.0kg/cm2Gから
2.5kg/cm2Gに増加したとき(約25%の増加)、非
透過側濃縮メタン濃度は90vol%から95vol%に増加
する(約6%の増加)にとどまり、前者に対しては供給
ガス流量の減少(40Nm3/hrから30Nm3/hrに減少)に
より、後者に対して供給ガス流量の増加(40Nm3/hrか
ら50Nm3/hrへの増加)により非透過側濃縮メタン濃度
を迅速に元の標準濃度に戻すことができた。
【0023】なお、上記実施例においては、特定成分を
非透過側に濃縮させているが、特定成分に対して選択透
過性を有する膜を使用し、特定成分を透過側に濃縮させ
ることもでき、この場合、ガス濃度検出器は透過側に設
けられる。
【0024】本発明において、分離膜には、分離しよう
とする成分に応じて選択され、その膜としては、ポリイ
ミド、ポリスルホン、セルロ−スアセテ−ト等の多孔質
支持膜とシリコ−ン樹脂、キトサン等の半透膜との複合
膜を挙げることができる。また、ガス分離膜モジュ−ル
を多段に組立て、特定成分ガス濃度を任意の段において
制御、濃縮することも可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明は、上述した通りの構成であり、
天然ガスをガス分離膜モジュ−ルに供給して天然ガス中
の特定成分を一定の高濃度で得る場合、ガス分離膜モジ
ュ−ルとして、天然ガス中の特定成分の濃度変化率また
は天然ガスの供給流量あるいは供給圧力の変化率に対す
る上記濃縮ガスの特定成分の濃度変化率を充分に小にで
きるガス分離膜モジュ−ルを使用しているから、天然ガ
ス中の特定成分の濃度変化または天然ガスの供給流量あ
るいは供給圧力の変化に対する濃縮ガス濃度の制御巾を
小にでき、濃縮ガス濃度をハンチングを防止して迅速に
元の濃度に戻すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る分離装置の一実施例を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 天然ガス供給源 2 ガス分離膜モジュ−ル 5 特定成分ガス濃度検出器 6 圧力調整弁 7 流量調整弁
フロントページの続き (72)発明者 山田 光矢 大阪市中央区平野町4丁目1番2号 大阪 瓦斯株式会社内 (72)発明者 大濱 隆司 大阪市中央区平野町4丁目1番2号 大阪 瓦斯株式会社内 (72)発明者 杉山 修 大阪市中央区平野町4丁目1番2号 大阪 瓦斯株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天然ガスをガス分離膜モジュ−ルに供給し
    て天然ガス中の特定成分の濃縮ガスを得る方法におい
    て、上記のガス分離膜モジュ−ルとして、天然ガス中の
    特定成分の濃度変化率または天然ガスの供給流量あるい
    は供給圧力の変化率に対する上記濃縮ガスの特定成分の
    濃度変化率が1/2以下の範囲内にあるガス分離膜モジ
    ュ−ルを使用し、上記の供給されてくる天然ガスの特定
    成分の濃度変化又は供給流量あるいは供給圧力の変化に
    対し、天然ガスの供給流量またはモジユ−ルの膜間差圧
    を調整して上記濃縮ガスの特定成分の濃度をほぼ一定値
    に保持することを特徴とする天然ガス中の特定成分の分
    離方法。
  2. 【請求項2】天然ガスをガス分離膜モジュ−ルに供給し
    て天然ガス中の特定成分の濃縮ガスを得る装置におい
    て、上記のガス分離膜モジュ−ルとして、天然ガス中の
    特定成分の濃度変化率または天然ガスの供給流量あるい
    は供給圧力の変化率に対する上記濃縮ガスの特定成分の
    濃度変化率が1/2以下の範囲内にあるガス分離膜モジ
    ュ−ルが使用され、上記の供給されてくる天然ガスの特
    定成分の濃度変化又は供給流量あるいは供給圧力の変化
    を検出する検出器並びにこの検出器の出力信号で作動
    し、天然ガスの供給流量またはモジユ−ルの膜間差圧を
    調整して上記濃縮ガスの特定成分の濃度をほぼ一定値に
    保持する流量または圧力制御弁を備えていることを特徴
    とする天然ガス中の特定成分の分離装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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