JPH06205913A - 油濾過装置 - Google Patents

油濾過装置

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Publication number
JPH06205913A
JPH06205913A JP5003229A JP322993A JPH06205913A JP H06205913 A JPH06205913 A JP H06205913A JP 5003229 A JP5003229 A JP 5003229A JP 322993 A JP322993 A JP 322993A JP H06205913 A JPH06205913 A JP H06205913A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic oil
oil
hydraulic
degree
filtering
Prior art date
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Pending
Application number
JP5003229A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Oyamada
正人 小山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Priority to JP5003229A priority Critical patent/JPH06205913A/ja
Publication of JPH06205913A publication Critical patent/JPH06205913A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 油圧エレベーターの作動油2の汚れ具合によ
り作動油濾過器3を適正に制御し、自動通報させるもの
である。 【構成】 作動油濾過器3により油圧エレベーターの作
動油2を濾過する際、作動油2の汚れ具合に応じて自動
的に作動油濾過器3の運転停止を制御し、監視センター
8へ電話回線7を通じて作動油2の濾過の終了を通報す
るものである。 【効果】 作動油2の汚れ具合によって、作動油濾過器
3が適正に制御されるため、無駄な運転がなくなる。ま
た、濾過作業の終了を自動的に通信するため、作業者の
作業時間に無駄がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、油圧エレベーターの
作動油などの油をきれいにする油濾過装置に関するもの
である。特に、油の汚れ具合により自動的に濾過動作を
実行し、かつ濾過動作が終了したときは自動通報を行う
油濾過装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の油濾過装置の構成を図4を参照し
ながら説明する。図4は、従来の油濾過装置を示す図で
ある。
【0003】図4において、1は油槽、2は油圧エレベ
ーターの作動油、3は作動油濾過器、4は作業者であ
る。
【0004】つぎに、前述した従来の油濾過装置の動作
を説明する。従来、油圧エレベーター用の作動油濾過器
3を使用する場合、作動油濾過器3をどのくらい運転さ
せるかは、作業者4の経験により運転時間を設定してい
た。
【0005】作業者4は、作動油濾過器3の運転時間を
適当に設定して運転させ、運転中は作業者4はその場を
離れ、運転時間が終わる頃に様子を見に戻ってきてい
た。この時、油圧エレベーターの作動油2が汚れていた
ら、さらに運転時間を設定し直して作動油濾過器3を運
転していた。
【0006】このように、作業者4の経験により、作動
油濾過器3の運転時間を設定していたため、設定時間が
短すぎたり、あるいは逆に必要以上に設定時間が長すぎ
たりして、作動油濾過器3の無駄な運転が多かった。
【0007】さらに、作業者4は、作動油濾過器3の運
転時間に合わせて作動油濾過器3の様子を見にきていた
ため、作業者4の無駄な時間が多かった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
油濾過装置では、作業者4の経験により、作動油濾過器
3の運転時間を設定していたため、設定時間が短すぎた
り、あるいは逆に必要以上に設定時間が長すぎたりし
て、作動油濾過器3の無駄な運転が多いという問題点が
あった。また、作業者4は、作動油濾過器3の運転時間
に合わせて作動油濾過器3の様子を見にきていたため、
作業者4の無駄な時間が多いという問題点があった。
【0009】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、運転時間及び作業時間の無駄をな
くすことができる油濾過装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る油濾過装置は、次に掲げる手段を備えたものである。 〔1〕 油の汚れを濾過する濾過手段。 〔2〕 前記油の汚れ具合を検出しその汚れ具合に応じ
た信号を出力する検出手段。 〔3〕 前記信号に基づいて前記濾過手段の運転を制御
する制御手段。
【0011】この発明の請求項2に係る油濾過装置は、
次に掲げる手段を備えたものである。 〔1〕 油の汚れを濾過する濾過手段。 〔2〕 前記油の汚れ具合を検出しその汚れ具合に応じ
た信号を出力する検出手段。 〔3〕 前記信号に基づいて前記濾過手段の運転を制御
し、かつ前記油の汚れが解消したときは外部へ通報する
制御手段。
【0012】
【作用】この発明の請求項1に係る油濾過装置において
は、濾過手段によって、油の汚れが濾過される。また、
検出手段によって、前記油の汚れ具合が検出されその汚
れ具合に応じた信号が出力される。さらに、制御手段に
よって、前記信号に基づいて前記濾過手段の運転が制御
される。
【0013】この発明の請求項2に係る油濾過装置にお
いては、濾過手段によって、油の汚れが濾過される。ま
た、検出手段によって、前記油の汚れ具合が検出されそ
の汚れ具合に応じた信号が出力される。さらに、制御手
段によって、前記信号に基づいて前記濾過手段の運転が
制御され、かつ前記油の汚れが解消したときは外部へ通
報される。
【0014】
【実施例】
実施例1.この発明の実施例1の構成を図1及び図2を
参照しながら説明する。図1は、この発明の実施例1を
示す図であり、油槽1〜作動油濾過器3は上述した従来
装置のものと同様である。なお、各図中、同一符号は同
一又は相当部分を示す。
【0015】図1において、5は作動油2中に設けられ
たセンサー部、6はセンサー部5に接続された演算部、
7は電話回線、8は電話回線7を通じて演算部6に接続
された監視センターである。なお、作動油濾過器3は演
算部6に接続されている。
【0016】また、図2は、この発明の実施例1のセン
サー部5と演算部6の詳細な構成を示すブロック図であ
る。
【0017】図2において、センサー部5は、光を照射
する投光部51と、その光を受ける受光部52と、その
受けた光量に比例した電圧を発生する光量電圧変換部5
3と、上記電圧を増幅する増幅部54とから構成され
る。さらに、演算部6は、電源部61と、装置全体を制
御する演算器62と、濾過作業の終了を電話回線7を通
じて送信する通信部63と、作動油濾過器3の運転、停
止を行う濾過器制御部64とから構成される。
【0018】ところで、この発明に係る濾過手段は、前
述したこの発明の実施例1では作動油濾過器3に相当
し、この発明に係る検出手段は、実施例1ではセンサー
部5に相当し、この発明に係る制御手段は、実施例1で
は演算部6に相当する。
【0019】つぎに、前述した実施例1の動作を図3を
参照しながら説明する。図3は、この発明の実施例1の
動作を示すフローチャートである。
【0020】まず、全体の動作を説明する。作動油濾過
器3は、汚れた油圧エレベーターの作動油2を吸入し、
内部で濾過した後、きれいな作動油2を排出する。演算
部6は、作動油濾過器3の運転、停止をセンサー部5で
入力した作動油2の汚れ具合により制御し、作動油2の
濾過が終了したら、濾過作業の終了を監視センター8へ
自動的に通信する。
【0021】つづいて、具体的な動作を説明する。油槽
1の作動油2中のセンサー部5において、投光部51か
ら照射された光は、作動油2の汚れ具合により受光部5
2に到達する光の量が変化する。この光量を光量電圧変
換部53により電圧に変換して、増幅部54で増幅した
後、電圧信号として演算部6へ送られる。
【0022】すなわち、センサー部5は、作動油2の汚
れ具合を電圧の変化として演算部6へ出力する。作動油
2の汚れ具合を電圧として入力した演算部6の演算器6
2は、内部処理を行い、作動油濾過器3を制御する制御
信号を濾過器制御部64に出力する。濾過器制御部64
は、この制御信号に従い、作動油濾過器3の運転、停止
を行う。
【0023】一方、濾過が終了した場合、演算器62
は、通信部63に通信信号を出力し、通信部63は、こ
れにより終了信号を電話回線7を通じて監視センター8
へ通信し、濾過作業の終了を知らせる。
【0024】そして、演算器62の内部処理の内容につ
いて説明する。ステップ10において、運転指令を作動
油濾過器3に出力し、作動油濾過器3を運転状態とし、
濾過作業を開始する。
【0025】ステップ11〜12において、作動油2の
汚れ具合を示す電圧信号を入力し、この電圧信号を規定
値と比較し、作動油2がきれいになったか否かを判断す
る。作動油2が汚れている場合は次のステップ13に進
み、きれいな場合にはステップ16に進む。
【0026】ステップ13において、作動油濾過器3が
運転中か否かを判断し、停止中ならばステップ15にお
いて再度、作動油濾過器3を運転状態とする。運転中の
場合には次のステップ14に進む。
【0027】ステップ14において、一定時間おきに作
動油2の汚れ具合をチェックするように、演算処理を規
定時間停止させる。
【0028】ステップ16〜17において、作動油濾過
器3を停止させ、作動油濾過器3が停止してから一定時
間が経過したか否かを判断する。これは、作動油2の全
体がきれいになったか、局部的にきれいになったかを判
断している。
【0029】ステップ18において、作動油濾過器3が
一定時間以上停止し、作動油2がきれいになったら、濾
過作業が終了したとして、監視センター8へ終了信号を
送信するようにする。
【0030】この発明の実施例1は、前述したように、
油圧エレベーターの作動油2の汚れ具合により作動油濾
過器3を適正に制御し、自動通報させるものである。す
なわち、作動油濾過器3により油圧エレベーターの作動
油2を濾過する際、作動油2の汚れ具合に応じて自動的
に作動油濾過器3の運転停止を制御し、監視センター8
へ電話回線7を通じて作動油2の濾過の終了を通報する
ものである。その結果、作動油2の汚れ具合によって、
作動油濾過器3が適正に制御されるため、無駄な運転が
なくなる。また、濾過作業の終了を自動的に通信するた
め、作業者の作業時間に無駄がなくなる。
【0031】ところで前述した説明では、油圧エレベー
ターの作動油に利用する場合について述べたが、その他
の油にも利用できることはいうまでもない。
【0032】
【発明の効果】この発明の請求項1に係る油濾過装置
は、以上説明したとおり、油の汚れを濾過する濾過手段
と、前記油の汚れ具合を検出しその汚れ具合に応じた信
号を出力する検出手段と、前記信号に基づいて前記濾過
手段の運転を制御する制御手段とを備えたので、運転時
間及び作業時間の無駄をなくすことができるという効果
を奏する。
【0033】この発明の請求項2に係る油濾過装置は、
以上説明したとおり、油の汚れを濾過する濾過手段と、
前記油の汚れ具合を検出しその汚れ具合に応じた信号を
出力する検出手段と、前記信号に基づいて前記濾過手段
の運転を制御し、かつ前記油の汚れが解消したときは外
部へ通報する制御手段とを備えたので、運転時間及び作
業時間の無駄をなくすことができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の構成を示す図である。
【図2】この発明の実施例1の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】この発明の実施例1の動作を示すフローチャー
トである。
【図4】従来の油濾過装置を示す図である。
【符号の説明】
1 油槽 2 作動油 3 作動油濾過器 5 センサー部 6 演算部 7 電話回線 8 監視センター

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油の汚れを濾過する濾過手段、前記油の
    汚れ具合を検出しその汚れ具合に応じた信号を出力する
    検出手段、及び前記信号に基づいて前記濾過手段の運転
    を制御する制御手段を備えたことを特徴とする油濾過装
    置。
  2. 【請求項2】 油の汚れを濾過する濾過手段、前記油の
    汚れ具合を検出しその汚れ具合に応じた信号を出力する
    検出手段、及び前記信号に基づいて前記濾過手段の運転
    を制御し、かつ前記油の汚れが解消したときは外部へ通
    報する制御手段を備えたことを特徴とする油濾過装置。
JP5003229A 1993-01-12 1993-01-12 油濾過装置 Pending JPH06205913A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5003229A JPH06205913A (ja) 1993-01-12 1993-01-12 油濾過装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5003229A JPH06205913A (ja) 1993-01-12 1993-01-12 油濾過装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06205913A true JPH06205913A (ja) 1994-07-26

Family

ID=11551626

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5003229A Pending JPH06205913A (ja) 1993-01-12 1993-01-12 油濾過装置

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JP (1) JPH06205913A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004211884A (ja) * 2002-12-26 2004-07-29 Volvo Construction Equipment Holding Sweden Ab オイル汚染度診断機能を備える重装備とその重装備を利用したネットワーク上のオイル汚染度測定システム及びその運営方法

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JP2004211884A (ja) * 2002-12-26 2004-07-29 Volvo Construction Equipment Holding Sweden Ab オイル汚染度診断機能を備える重装備とその重装備を利用したネットワーク上のオイル汚染度測定システム及びその運営方法

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