JP2021129798A - 洗浄の方法、システム、プログラム、記録媒体および洗浄機器 - Google Patents

洗浄の方法、システム、プログラム、記録媒体および洗浄機器 Download PDF

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Abstract

【課題】臭気の推移情報に応じた換気制御を実現して洗浄作業の負担軽減を図る。【解決手段】食器類を含む被洗浄物(14)を洗浄する洗浄機(4)を用いた洗浄工程前に前記被洗浄物を処理液に浸漬する浸漬工程を前置させた方法であって、浸漬槽に溜めた処理液(20)に被洗浄物を浸漬する工程と、臭気を検出し、該臭気の推移情報を取得する工程と、換気ファン(52)を回転させて換気する工程と、前記推移情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御する工程とを含む。【選択図】図1

Description

本発明は、食器類などの被洗浄物のたとえば、自動洗浄前に処理液への浸漬処理を前置する洗浄技術に関する。
汚れた食器類などの被洗浄物の洗浄に関し、この被洗浄物を自動洗浄前に処理液に浸し、被洗浄物から汚れを浮かした後、自動洗浄に移行させることは洗浄効率を高める上で有効である。
この食器類などの洗浄に関し、浸漬槽、洗浄室、搬送手段、洗浄水の噴射機構を備え、食器カゴを浸漬槽から洗浄室に搬送手段により順次通過させ、浸漬水に浸漬後、洗浄水の噴射により、食器カゴ内の食器を洗浄することが開示されている(たとえば、特許文献1)。
コンベア機構、カゴ、エレベーター機構、浸漬槽などを備え、食器を収容する山積み頻度を低減させることが開示されている(たとえば、特許文献2)。
食品カゴの浸漬装置、移送装置、洗浄装置、整理装置、搬送コンベアなどを備え、待機する食器カゴに食器を移送し、食器を入れた食器カゴを自動移送するシステムを構成することが開示されている(たとえば、特許文献3)。
特開2013−111117 特開平10−108816 特開2008−307164
ところで、飲食後の食器類などの被洗浄物は洗浄機で自動洗浄が行われるが、この自動洗浄工程前に処理液に被洗浄物を浸漬する洗浄前工程が前置されている。斯かる工程では、浸漬槽に被洗浄物を浸すことにより、被洗浄物から油やお米などの汚れを浮かし、洗浄機能を高めることができる。そして、作業者は浸漬槽から被洗浄物を取り出してバスケットに並べて洗浄機に投入し、洗浄機による自動洗浄が行われる。
浸漬槽から被洗浄物の取り出しは人手により行われており、作業負荷が大きい。これに加え、浸漬槽から取り出される被洗浄物に汚れが残留しているとすれば、悪臭などを発するので、作業環境を劣悪化し、作業者に対する負荷が大きい。
被洗浄物を浸漬させる処理液、該処理液の浸漬前後の被洗浄物から臭気が生じ、この臭気が作業環境を悪化させる。作業空間に立ち込めた臭気を除くことは容易ではなく、臭気を除くなどの環境管理は作業者に相当な負担となる。
発明者は、臭気レベルに応じた換気を行うことは環境を改善する上で有益であり、作業者に対する負担を軽減でき、作業環境の改善に寄与し得るとの知見を得た。
そこで、本発明の目的は上記課題ないし上記知見に鑑み、臭気の推移情報に応じた換気制御を実現して洗浄作業の負担軽減を図ることにある。
上記目的を達成するため、本発明の洗浄方法の一側面によれば、食器類を含む被洗浄物を洗浄する洗浄機を用いた洗浄工程前に前記被洗浄物を処理液に浸漬する浸漬工程を前置させた洗浄方法であって、浸漬槽に溜めた処理液に被洗浄物を浸漬する工程と、臭気を検出し、該臭気の推移情報を取得する工程と、換気ファンを回転させて換気する工程と、前記推移情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御する工程とを含む。
この洗浄方法において、さらに、前記被洗浄物を計量する工程と、前記被洗浄物の計量情報に関係付けた臭気の推移情報を蓄積する工程と、前記被洗浄物の計量情報から臭気レベルを予測し、該予測情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御する工程とを含んでよい。
この洗浄方法において、さらに、前記処理液の使用時間を計測する工程と、前記被洗浄物の使用時間に関係付けられた臭気の推移情報を蓄積する工程と、前記使用時間から臭気レベルを予測し、該予測情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御する工程とを含んでよい。
この洗浄方法において、前記臭気の推移情報および換気情報を含む提示情報を生成する工程と、前記提示情報を提示する工程とを含んでよい。
上記目的を達成するため、本発明の洗浄システムの一側面によれば、食器類を含む被洗浄物を洗浄する洗浄機を用いた洗浄工程前に前記被洗浄物を処理液に浸漬する浸漬工程を前置させた洗浄システムであって、処理液を溜め、該処理液に被洗浄物を浸漬する浸漬槽と、臭気を検出する臭気センサと、排気ダクトに前記臭気を導く換気ファンと、前記臭気センサの検出により前記臭気の推移情報を取得し、前記推移情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御する制御部とを備える。
この洗浄システムにおいて、さらに、前記被洗浄物を計量する計量部と、前記被洗浄物の計量情報に関係付けた臭気の推移情報を蓄積する記憶部とを備え、前記制御部が前記被洗浄物の計量情報から臭気レベルを予測し、該予測情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御してよい。
この洗浄システムにおいて、さらに、前記処理液の使用時間を計測する計時部と、前記被洗浄物の使用時間に関係付けられた臭気の推移情報を蓄積する記憶部とを備え、前記制御部が前記使用時間から臭気レベルを予測し、該予測情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御してよい。
この洗浄システムにおいて、さらに、前記制御部は、前記臭気の推移情報および換気情報を含む提示情報を生成し、該提示情報を情報提示部に提示させてよい。
上記目的を達成するため、本発明のプログラムの一側面によれば、コンピュータに実行させるためのプログラムであって、浸漬槽に溜めた処理液に被洗浄物を浸漬する浸漬情報を取得する機能と、臭気センサの検出出力により臭気の推移情報を取得する機能と、換気ファンにより前記臭気を排気ダクトに導く制御情報を生成する機能と、前記推移情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御する制御情報を生成する機能とを前記コンピュータに実行させる。
このプログラムにおいて、さらに、前記被洗浄物の計量情報を取得する機能と、前記被洗浄物の計量情報に関係付けた臭気の推移情報を蓄積する機能と、前記被洗浄物の計量情報から臭気レベルを予測し、該予測情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御する機能とを前記コンピュータに実行させてよい。
このプログラムにおいて、さらに、前記処理液の使用時間を計測する機能と、前記被洗浄物の使用時間に関係付けられた臭気の推移情報を蓄積する機能と、前記使用時間から臭気レベルを予測し、該予測情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御する機能とを前記コンピュータに実行させてよい。
このプログラムにおいて、前記臭気の推移情報および換気情報を含む提示情報を生成する機能と、情報提示部に前記提示情報を提示させる機能とを前記コンピュータに実行させてよい。
上記目的を達成するため、本発明の記録媒体の一側面によれば、既述のプログラムを格納している。
上記目的を達成するため、本発明の洗浄機器の一側面によれば、食器類を含む被洗浄物を洗浄する洗浄機を用いた洗浄工程前に前記被洗浄物を処理液に浸漬する浸漬工程を前置させた洗浄機器であって、処理液を溜め、該処理液に被洗浄物を浸漬する浸漬槽と、臭気を検出する臭気センサと、排気ダクトに前記臭気を導く換気ファンと、前記臭気センサの検出値から前記臭気の推移情報を取得し、前記推移情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御する制御部とを備える。
この洗浄機器において、さらに、前記被洗浄物を計量する計量部と、前記被洗浄物の計量情報に関係付けた臭気の推移情報を蓄積する記憶部とを備え、前記制御部が前記被洗浄物の計量情報から臭気レベルを予測し、該予測情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御してよい。
この洗浄機器において、さらに、前記処理液の使用時間を計測する計時部と、前記被洗浄物の使用時間に関係付けられた臭気の推移情報を蓄積する記憶部とを備え、前記制御部が前記使用時間から臭気レベルを予測し、該予測情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御してよい。
この洗浄機器において、さらに、前記制御部は、前記臭気の推移情報および換気情報を含む提示情報を生成し、該提示情報を情報提示部に提示させてよい。
本発明によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 浸漬槽の処理液に被洗浄物を浸漬する洗浄前工程で生じる臭気の推移情報に応じて換気制御を行うので、臭気による環境劣化を改善できる。
(2) 臭気情報に応じた換気制御を自動化できる。
(3) 臭気による環境調整から作業者を開放でき、作業者の負担を軽減できる。
第1の実施の形態に係る洗浄前処理工程を示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係る洗浄システムを示す図である。 洗浄前処理部の機構および制御装置を示す図である。 洗浄システムのハードウェアを示す図である。 Aは臭気センサの一例を示す図であり、Bは臭気の検出特性を示す図である。 臭気情報データベースを示す図である。 被洗浄物の洗浄前処理および換気を示す図である。 臭気情報の推移情報による換気制御を示す図である。 情報提示を示す図である。 洗浄機の一例を示す図である。 第2の実施の形態に係る洗浄前処理工程を示すフローチャートである。 Aは洗浄物待機部に計量センサを備えた洗浄前処理部を示す図であり、Bは洗浄システムのハードウェアを示す図である。 臭気情報データベースを示す図である。 情報提示を示す図である。 第3の実施の形態に係る洗浄前処理工程を示すフローチャートである。 臭気情報データベースを示す図である。 情報提示を示す図である。 第4の実施の形態に係る洗浄機器を示す図である。
〔第1の実施の形態〕
図1は、第1の実施の形態に係る洗浄前処理工程を示している。図1に示す工程は一例であり、この工程に本発明が限定されるものではない。この洗浄前処理工程において、Sは一部の工程、Sに付した番号は順序の一例である。
この洗浄前処理工程には浸漬開始の判断(S101)、換気ファン52の駆動(S102)、臭気検出(S103)、臭気の推移情報の取得(S104)、情報提示(S105)、臭気レベルの判定(S106)、換気ファン52の回転制御(S107)、情報提示(S108)、浸漬終了の判断(S109)、浸漬終了からの時間経過の判断(S110)、換気ファン52の駆動停止(S111)、情報提示(S112)などが含まれる。
浸漬開始の判断(S101): 制御部38は、換気制御の契機として、被洗浄物14の搬入、洗浄機4の駆動開始などにより、被洗浄物14の処理液20への浸漬開始を判断する。浸漬開始には、処理液20への浸漬開始の準備段階も含んでよい。
換気ファン52の駆動(S102): 制御部38は、浸漬開始を契機に換気ファン52をたとえば、最低回転で駆動させる。
臭気検出(S103): 臭気センサ46が洗浄前処理部6内の臭気を検出する。この検出出力が常時、制御部38に提供される。
臭気の推移情報の取得(S104): 制御部38は、臭気センサ46の検出出力を受け、臭気の推移情報を取得する。この臭気の推移情報は、浸漬処理で変化する臭気の時間推移である。
情報提示(S105): 制御部38は、現時点で取得している情報から提示情報を生成し、情報提示部70に提示させる(図9のA)。この提示情報には、浸漬開始情報、換気ファン52の駆動情報、臭気センサ46の検出出力、臭気の推移情報などが含まれる。
臭気レベルの判定(S106): 制御部38は、臭気センサ46の検出出力を含む臭気の推移情報を用いて臭気レベルの判定を行う。
換気ファン52の回転制御(S107): 制御部38は、臭気レベルを制御情報に用いて換気ファン52の回転を制御する。つまり、臭気レベルに応じて換気ファン52の回転がたとえば、低速回転、中速回転または高速回転に制御され、洗浄前処理部6の換気状態が調整される。
情報提示(S108): 制御部38は、現時点で取得している情報から提示情報を生成し、情報提示部70に提示させる(図9のB)。この時点では既述の提示情報には、換気ファン52の回転速度情報が加わり、換気調整後の臭気センサ46の検出出力、臭気の推移情報などが含まれる。
浸漬終了の判断(S109): 制御部38は、換気制御を終了させる契機として、被洗浄物14の搬入終了、洗浄機4の駆動停止、就業時間の終了などにより、被洗浄物14の処理液20への浸漬終了を判断する。浸漬終了には、処理液20への浸漬終了後の換気段階を含んでよい。
浸漬終了からの時間経過の判断(S110): 制御部38は、浸漬終了を契機としてタイマー64による時間を計測し、一定時間が経過したかを判断する。この一定時間は、洗浄前処理部6から臭気が除去される程度の時間を設定すればよい。
換気ファン52の駆動停止(S111): 制御部38は、浸漬終了からの一定時間の経過後、換気ファン52の駆動を停止させる。
情報提示(S112): 制御部38は、現時点で取得している情報から提示情報を生成し、情報提示部70に提示させる(図9のC)。この提示情報には、浸漬情報、臭気センサ46の検出出力、臭気の推移情報、換気ファン52の駆動停止情報などが含まれる。
<洗浄システム2>
図2は、洗浄システム2を示している。図2に示す構成は一例であり、斯かる構成に本発明が限定されるものではない。
この洗浄システム2は、洗浄機4に隣接する洗浄前処理部6に浸漬槽8、非洗浄物待機部10および換気部12を備える。食器類などの被洗浄物14は、搬入口16から洗浄前処理部6に搬入し、非洗浄物待機部10から浸漬槽8に移送して処理液20に一定時間の浸漬後、洗浄機4に移送する。
換気部12は洗浄前処理部6に充満する臭気を排気するため、洗浄前処理部6を換気する。この例では、搬入口16で吸気部を充当し、この搬入口16と排気部18を以て換気部12が構成される。
<洗浄前処理部6>
図3は、洗浄前処理部6の一例を示している。浸漬槽8には被洗浄物14を浸漬する処理液20が溜められ、昇降機構22、廃棄ポンプ24、レベルセンサ26が設置されている。処理液20は、浸漬させた被洗浄物14に付着している汚れを被洗浄物14から浮かし、剥離または離脱させるための洗剤液であり、たとえば、原水と処理剤の混合液である。
昇降機構22はコンベア部28を備え、非洗浄物待機部10側のコンベア部30からコンベア部28に被洗浄物14を受け取り、下降によって浸漬槽8内の処理液20に浸漬させる。被洗浄物14は、バスケット32に収容され、バスケット単位で処理液20に浸漬した後、処理液20から引き上げて洗浄機4に搬送する。昇降機構22およびコンベア部28、30は被洗浄物14の搬送手段の一例である。
昇降機構22には昇降駆動部34および昇降センサ36が設置されている。昇降駆動部34は制御部38で制御され、昇降機構22を昇降させる。昇降センサ36は被洗浄物14の昇降を検出し、この検出出力が制御部38に提供され、昇降機構22の昇降や、被洗浄物14の浸漬時間Tdの制御などに用いられる。
廃棄ポンプ24は浸漬槽8の処理液20を槽外に排出させる廃棄手段の一例である。この廃棄ポンプ24は、制御部38の制御によりポンプ駆動部40によって駆動し、処理液20の廃棄を行う。
レベルセンサ26は、浸漬槽8に処理液20を充填する際のレベル検出を行う。制御部38は、レベルセンサ26の検出出力によりレベル情報を取得し、浸漬槽8に充填される処理液20の充填レベルを制御する。
そして、排気部18には浸漬槽8および非洗浄物待機部10を覆う排気フード42が設置されている。この排気フード42は排気ダクト44に連結されている。この排気フード42には臭気センサ46が設置されている。この臭気センサ46の検出出力が制御部38に提供され、制御部38は臭気センサ46の検出出力から臭気の推移情報を取得する。臭気センサ46は悪臭の原因となる臭気物質をたとえば、吸着膜に吸着させ、この吸着膜から臭気信号を取り出すなどのセンサ素子が含まれる。
排気部18には排気フード42から排気ダクト44に至る通路部48に消臭部50および換気ファン52が設置されている。
消臭部50は、通路部48を通過する排気から臭気を除く。換気ファン52はモーター54によって回転することにより洗浄前処理部6の換気を行う。つまり、この換気は、搬入口16から吸気と排気ダクト44の排気により行われる。
モーター54はモーター駆動部56によって駆動される。このモーター駆動部56は制御部38により制御され、換気ファン52の回転速度が臭気の推移情報によって制御される。
<洗浄システム2のハードウェア>
図4は、洗浄システム2のハードウェアを示している。この洗浄システム2において 図3と同一部分には同一符号を付してある。
制御部38は通信機能を有するコンピュータで構成される。この制御部38には、プロセッサ58、記憶部60、入出力部(I/O)62、タイマー64、通信部66が設置されている。
プロセッサ58は、記憶部60にあるOS(Operating System)を実行し、既述の洗浄前処理の制御に用いられる洗浄プログラムなどの各種プログラムを実現するための情報処理を実行する。
記憶部60は、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random-Access Memory)などの記憶素子を備え、本開示の洗浄プログラムなどを格納する記録媒体の一例である。この記憶部60にはOS、既述の洗浄前処理の制御情報の生成などを実行するための処理プログラムなど、各種のプログラムを格納するとともに、臭気の推移情報を含む制御情報などが格納される。
I/O62は、プロセッサ58の制御により、操作入力部68からの情報の入力、情報取出しなどを行う。このI/O62には、臭気センサ46、レベルセンサ26、昇降機構22、昇降駆動部34、昇降センサ36、廃棄ポンプ24、ポンプ駆動部40、モーター54、モーター駆動部56が接続されているとともに、制御部38の外部機器である情報提示部70などが接続されている。
タイマー64は、浸漬時間Tdなどの計時に用いられる。通信部66はプロセッサ58の制御により、図示しない情報端末やリモコン装置などとの無線接続または有線接続により情報の授受を行う。
操作入力部68にはキーボードやマウスの他、情報提示部70の表示画面に設置されたタッチセンサなどが含まれる。そして、この操作入力部68には、昇降機構22の下降などを指示するためのスイッチ72が含まれる。
情報提示部70は、たとえば、LCD(Liquid Crystal Display)などの情報提示機器で構成され、各種情報処理のための情報提示を行う。
<臭気の検出>
図5のAは、臭気センサ46の一例を示している。図5のAにおいて、図3および図4と同一部分には同一符号を付してある。
臭気センサ46には、センサ筐体74が設置され、このセンサ筐体74にセンサ素子76が設置されている。センサ素子76は電源78から給電し、出力部が制御部38に接続されている。
センサ筐体74は洗浄前処理部6の内部に設置され、洗浄前処理部6内の空気Airとともに臭気粒子80に接触する。
センサ素子76には、図5のBに示すように、臭気粒子密度レベルに応じた検出値が得られる。この臭気センサ46の検出出力は制御部38に取り込まれる。したがって、制御部38では、臭気センサ46の検出出力を受け、臭気の時間推移を表す推移情報を取得することができる。
<プロセッサ58による情報処理>
プロセッサ58による情報処理には、
a)処理液20に対する被洗浄物14の浸漬情報の取得
b)臭気センサ46の検出出力の取込み
c)臭気センサ46の検出出力により臭気の推移情報の取得
d)換気ファン52により臭気を排気ダクト44に導く制御情報の生成
e)臭気の推移情報に応じて換気ファン52の回転速度を制御する制御情報の生成
f)臭気の推移情報および換気情報を含む提示情報の生成
g)情報提示部70を用いた情報提示
などに関する処理が含まれる。
<臭気情報データベース(DB)82−1>
図6は、臭気情報DB82−1一例を示している。この臭気情報DB82−1は洗浄前処理部6の換気制御の情報処理に用いられる。この臭気情報DB82−1はプロセッサ58により生成され、記憶部60に格納される。この臭気情報DB82−1には、被洗浄物情報部84、処理液情報部86、浸漬時間情報部88、臭気推移情報部90、臭気レベル部92、制御情報部94、制御履歴情報部96が設定されている。
被洗浄物情報部84には、食器類などの被洗浄物14を特定するための識別情報、洗浄量などが格納される。
処理液情報部86には、処理液20の成分情報や濃度情報などが格納される。
浸漬時間情報部88には、処理液20や被洗浄物14に対して設定される浸漬時間Tdを表す時間情報が格納される。
臭気推移情報部90には、臭気の推移情報が格納され、時間部90−1および検出データ部90−2が設定される。時間部90−1には臭気の検出時点などの時間情報が格納される。検出データ部90−2には臭気の検出値が格納される。
臭気レベル部92には、臭気レベルの規準情報が格納される。制御情報部94には、臭気レベル情報に応じたモーター54の回転制御情報が格納される。
制御履歴情報部96には、臭気の推移情報に対応した回転制御の履歴情報などが格納される。
<被洗浄物14の洗浄前処理>
被洗浄物14は図7のAに示すように、非洗浄物待機部10からコンベア部30により、浸漬槽8側のコンベア部28に引き渡される。
コンベア部28に引き渡された被洗浄物14は図7のBに示すように、昇降機構22の下降により、処理液20に浸漬させる。処理液20に被洗浄物14を浸漬すると、被洗浄物14の表面に付着している汚れが処理液20の洗浄機能により処理液20中に離脱する。
被洗浄物14は所定時間の浸漬の後、破線で示すように、昇降機構22の上昇により処理液20から引き上げられ、コンベア部28により浸漬槽8から洗浄機4へ渡され、所定の洗浄が行われる。
<臭気の推移情報と換気制御>
この洗浄システム2では、検出した臭気から推移情報を取得し、この推移情報に従って洗浄前処理部6の換気制御が行われる。
図8のAは、横軸に時間、縦軸に臭気データを取り、臭気センサ46に検出された臭気の時間推移(推移情報Sf)を示している。この臭気の推移情報Sfに対する臭気レベルとして、Sminは下限レベル、Snu1は中間低レベル、Snu2は中間高レベル、Smaxは上限レベルを示している。
図8のBは、換気制御として換気ファン52の回転情報を示している。換気ファン52の回転速度として、Nminは下限回転、Nnu1は中間低回転、Nnu2は中間高回転、Nmaxは上限回転を示している。
したがって、臭気の推移情報に基づいて、洗浄前処理部6の換気制御が行われる。つまり、換気ファン52は、臭気レベルが下限レベルSminの場合下限回転Nmin、中間低レベルSnu1の場合中間低回転Nnu1、中間高レベルSnu2の場合中間高回転Nnu2、上限レベルSmaxの場合上限回転Nmaxに制御される。
<情報提示>
臭気の推移情報に基づく換気制御では、図9に示すように、情報提示部70(図4)の情報提示画面98に浸漬映像100、換気映像102、浸漬情報104、換気情報106、換気推移情報108、臭気レベル情報110が提示される。
臭気の推移情報の取得モードでは、図9のAに示すように、浸漬映像100には被洗浄物14が浸漬槽8への搬送状態が提示され、換気映像102では空気Airの流れが破線で提示される。浸漬情報104には「浸漬開始」が明示され、換気情報106には換気ファン52の「駆動開始」が明示される。換気推移情報108には予想される制御状態が明示され、臭気レベル情報110には判定結果である臭気レベルが明示される。
換気ファン52の回転制御モードでは、図9のBに示すように、浸漬映像100には被洗浄物14が浸漬槽8への浸漬状態が提示され、換気映像102では空気Airの流れが実線で提示される。浸漬情報104には「浸漬中」が明示され、換気情報106には換気ファン52の「駆動中」、換気ファン52の回転速度が「上限回転」が明示される。換気推移情報108には予想される制御状態が明示され、臭気レベル情報110には判定結果である臭気レベルが明示される。
浸漬終了モードでは、図9のCに示すように、浸漬映像100には被洗浄物14が除かれた状態が提示され、換気映像102では空気Airの表示が解除されている。浸漬情報104には「浸漬終了」が明示され、換気情報106には換気ファン52の「駆動停止」が明示される。換気推移情報108には予想される制御状態が破線で明示され、臭気レベル情報110には判定結果である臭気レベルが明示される。
<洗浄機4>
図10は、洗浄機4の一例を示している。この洗浄機4は、洗浄前処理部6で処理液20による浸漬処理を完了した被洗浄物14を洗浄する。
この洗浄機4には、洗浄前処理部6と一体に筐体204を備える。この筐体204には、洗浄タンク206、洗浄室208、すすぎタンク210が備えられる。洗浄タンク206に溜められた洗浄水212は、洗浄ポンプ214により圧送され、洗浄ノズル216−1、216−2から洗浄室208に噴射する。洗浄室208に導入されたバスケット32上で被洗浄物14が洗浄される。
この被洗浄物14の洗浄後、すすぎタンク210に溜められたすすぎ水218は、すすぎポンプ220により圧送され、すすぎノズル222−1、222−2から洗浄室208に噴霧される。これにより、洗浄後の被洗浄物14のすすぎが行われる。
この洗浄システム2では洗浄機4の洗浄工程前に洗浄前処理部6を前置しているが、洗浄機4の形態は例示した形態に限定されるものではない。
<第1の実施の形態の効果>
この第1の実施の形態によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 洗浄前処理部6に充満する臭気を検出し、この臭気の推移情報に応じた換気レベルを設定し、洗浄前処理部6の臭気を排気ダクト44に排出でき、洗浄前処理部6の換気を行うことができる。
(2) 臭気を排気する際、消臭部50で消臭するので、外気への悪臭の放出を防止できる。
(3) 洗浄前処理部6の換気の際、搬入口16から吸気を行うので、被洗浄物14の臭気を洗浄前処理部6に取込み、消臭とともに換気することができる。
〔第2の実施の形態〕
図11は、第2の実施の形態に係る洗浄前処理工程を示している。図11に示す工程は一例であり、この工程に本発明が限定されるものではない。この処理液生成工程において、Sは一部の工程、Sに付した番号は順序の一例である。
この洗浄前処理工程には、被洗浄物14の計量(S201)、計量積算情報に関係付けた臭気の推移情報の蓄積(S202)、計量情報からの臭気レベルの予測(S203)、予測情報を用いた換気ファン52の回転速度の制御(S204)、情報提示(S205)などが含まれる。
被洗浄物14の計量(S201): 被洗浄物14が洗浄前処理部6に搬入され、非洗浄物待機部10のコンベア部30に載置されると、計量センサ112で計量される。制御部38はこの計量値を取り込み、計量値の積算情報を算出する。
計量積算情報に関係付けた臭気の推移情報の蓄積(S202): 制御部38は、第1の実施の形態と同様に、臭気の検出出力から得た推移情報を取込み、この推移情報を計量積算情報に関係付けて蓄積する。この計量積算情報は、計量情報の一例である。
計量情報からの臭気レベルの予測(S203): 制御部38は、蓄積した計量情報を用いて臭気情報DB82−2を参照し、臭気レベルの予測情報を生成する。
予測情報を用いた換気ファン52の回転速度の制御(S204): 制御部38は、予測情報を用いて換気ファン52の回転速度を制御する。
情報提示(S205): 制御部38は、被洗浄物14の計量情報、臭気の予測情報および換気情報106を情報提示部70に提示させる(図14)。
<計量センサ112を備える洗浄前処理部6>
図12のAは、計量センサ112を備える洗浄前処理部6を示している。図12のAにおいて、図3と同一部分には同一符号を付してある。
計量センサ112は、非洗浄物待機部10に設置され、非洗浄物待機部10にあるコンベア部30に載置された被洗浄物14を計量する。この計量出力は制御部38に取り込まれる。制御部38は計量出力を蓄積し、計量積算情報を算出する。
<洗浄システム2のハードウェア>
図12のBは、洗浄システム2のハードウェアを示している。図12のBにおいて、図4と同一部分には同一符号を付してある。計量センサ112は制御部38のI/O62に接続され、計量出力がプロセッサ58に取り込まれる。被洗浄物14の計量情報は、臭気情報DB82−2に取り込まれ、この計量情報に関係付けた臭気の推移情報が臭気情報DB82−2に蓄積される。
<プロセッサ58による情報処理>
プロセッサ58による情報処理には、既述の制御に加え、
h)被洗浄物14の計量情報の取得、その蓄積および計量積算情報の算出
i)被洗浄物14の計量積算情報に関係付けた臭気の推移情報の蓄積
J)計量情報から臭気レベルの予測情報の生成
k)予測情報による換気制御
l)情報提示
などが含まれる。
<臭気情報DB82−2>
図13は、臭気情報DB82−2を示している。この臭気情報DB82−2において、臭気情報DB82−1(図6)と同一部分には同一符号を付し、その説明を割愛する。
この臭気情報DB82−2には、臭気レベル部114、計量積算情報部116が設定されている。
臭気レベル部114には計量値の積算情報である計量積算情報から予測された予測臭気レベル情報が格納される。計量積算情報部116には被洗浄物14の計量値から取得した計量情報、その積算情報である計量積算情報が格納される。
したがって、この臭気情報DB82−2には被洗浄物14の計量積算情報に関係付けられて臭気推移情報が格納されている。
<情報提示>
この実施の形態では、臭気の推移情報に基づく換気制御について、図14に示すように、情報提示部70(図4)の情報提示画面98に上記実施の形態の情報提示に加え、計量センサ112の計量情報118が提示されるとともに、予測臭気情報120が提示される。予測臭気情報120には被洗浄物14の計量積算情報に関係付けられて臭気推移情報が提示される。
そして、換気情報106には換気ファン52の回転速度について、予測臭気情報120に対応する回転速度が提示される。
<第2の実施の形態の効果>
この第2の実施の形態によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
(2) 被洗浄物14の計量情報118による臭気予測情報に基づき、換気制御を行うことができる。
(3) 臭気センサ46の臭気感度が低下した際にも換気制御を行うことができ、第1の実施の形態におけるセンサ感度の低下を補完でき、環境悪化を防止できる。
〔第3の実施の形態〕
図15は、第3の実施の形態に係る洗浄前処理工程を示している。図15に示す工程は一例であり、この工程に本発明が限定されるものではない。この処理液生成工程において、Sは一部の工程、Sに付した番号は順序の一例である。
この洗浄前処理工程には、処理液20の使用時間の計測(S301)、使用時間に関係付けた臭気の推移情報の蓄積(S302)、使用時間から臭気レベルの予測(S303)、換気ファン52の回転速度の制御(S304)、情報提示(S305)などが含まれる。
処理液20の使用時間の計測(S301): 制御部38は、昇降機構22の昇降動作を記録し、処理液20の使用時間を計測する。
使用時間に関係付けた臭気の推移情報の蓄積(S302): 制御部38は、蓄積した使用時間に関係付けた臭気の推移情報を蓄積する。
使用時間から臭気レベルの予測(S303): 制御部38は、使用時間と臭気の推移情報を用いて臭気の予測情報を算出し、臭気レベルを予測する。
換気ファン52の回転速度の制御(S304): 制御部38は、臭気の予測情報を用いて換気ファン52の回転速度を制御し、洗浄前処理部6の換気制御を行う。
情報提示(S305): 制御部38はたとえば、換気制御中の情報提示を行う(図17)。
<洗浄システム2のハードウェア>
洗浄システム2には第1の実施の形態と同様の洗浄システム2を用いればよい。処理液20の使用時間の計測には、タイマー64を用いればよい。
<プロセッサ58による情報処理>
プロセッサ58による情報処理には、既述の制御に加え、
m)処理液20の使用時間の計測、使用時間情報の蓄積
n)使用時間に関係付けた臭気の推移情報の蓄積
o)使用時間から臭気レベルの予測および予測情報の生成
p)予測情報による換気制御
q)情報提示
などが含まれる。
<臭気情報DB82−3>
図16は、臭気情報DB82−3を示している。この臭気情報DB82−3において、臭気情報DB82−1(図6)と同一部分には同一符号を付し、その説明を割愛する。
この臭気情報DB82−3には、使用時間情報部122、臭気レベル部124が設定されている。
使用時間情報部122には処理液20の使用時間を表す情報が格納される。臭気レベル部124には時間情報から予測された予測臭気レベル情報が格納される。
したがって、この臭気情報DB82−3には処理液20の使用時間に関係付けられて臭気推移情報が格納されている。
<情報提示>
この実施の形態では、臭気の推移情報に基づく換気制御について、図17に示すように、情報提示部70(図4)の情報提示画面98に上記実施の形態の情報提示に加え、タイマー64による使用時間情報125が提示されるとともに、予測臭気情報126が提示される。予測臭気情報126には処理液20に関係付けられて臭気推移情報が提示される。
そして、換気情報106には換気ファン52の回転速度について、予測臭気情報126に対応する回転速度が提示される。
<第3の実施の形態の効果>
この第3の実施の形態によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
(2) 処理液20の時間情報による臭気予測情報に基づき、換気制御を行うことができる。
(3) 臭気センサ46の臭気感度が低下した際にも換気制御を行うことができ、第1の実施の形態におけるセンサ感度の低下を補完でき、環境悪化を防止できる。
〔第4の実施の形態〕
図18は、第4の実施の形態に係る洗浄機器128を示している。図18に示す構成は一例であり、斯かる構成に本発明が限定されるものではない。図18において、図2、図3と同一部分には同一符号を付してある。
この洗浄機器128は、既述の洗浄システム2を実現したものであり、洗浄機4と一体に洗浄前処理部6を備え、上記実施の形態と同様の機能を備えている。
洗浄機4の筐体部には窓部130−1が形成され、この窓部130−1を通して洗浄中の動作状態を視認できる。同様に、洗浄前処理部6には窓部130−2、130−3が備えられる。窓部130−2側から浸漬槽8側の動作状態、窓部130−3側から洗浄前処理部6側の動作状態を視認できる。
洗浄前処理部6では、搬入口16からバスケット32とともに被洗浄物14を受け取ることができるとともに、吸気を行うことができる。搬入口16には遮蔽カーテン134が設置されている。この遮蔽カーテン134は、洗浄前処理部6の内外を分離し、吸気を行うので、洗浄前処理部6内からの臭気の漏洩を防止できる。
洗浄前処理部6の壁面には情報提示部70のディスプレイ136が設置され、このディスプレイ136に隣接して操作入力部68のキーボード138が設置されている。
斯かる構成によれば、既述した洗浄システム2が洗浄機器128とし実現され、被洗浄物14の洗浄前処理として汚れの浮かしを行うことができ、これに続いて洗浄を行うことができる。
〔他の実施の形態〕
上記実施の形態には次のバリエーションが含まれる。
(1) 本発明の洗浄の方法およびシステムにおいて、被洗浄物14は食器類などの汚れ物に限定されない。
(2) 上記実施の形態では、非洗浄物待機部10が洗浄前処理部6の内部に設置されているが、洗浄前処理部6の外部に設置してよい。
(3) 制御部38の内部に記憶部60を設置しているが、制御部38の外部に記憶部60を設置してもよい。
(4) 洗浄機4の洗浄動作と洗浄前処理部6内の処理を連動させ、処理液20への被洗浄物14の効率的な浸漬処理を行ってよい。
(5) 第1の実施の形態では所定時間経過後に換気ファン52の駆動停止を行っている(S110、S111)が、臭気センサの検出値を参照し、検出下限(閾値)に検出値が低下したとき、換気ファン52の駆動を停止してもよい。
以上説明したように、本発明の最も好ましい実施の形態等について説明した。本発明は、上記記載に限定されるものではない。特許請求の範囲に記載され、または発明を実施するための形態に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能である。斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明によれば、臭気の推移情報やその予測情報に基づいて洗浄前処理部の換気制御を行って悪臭の放散を抑制でき、作業環境の悪化を防止できる。
2 洗浄システム
4 洗浄機
6 洗浄前処理部
8 浸漬槽
10 非洗浄物待機部
12 換気部
14 被洗浄物
16 搬入口
18 排気部
20 処理液
22 昇降機構
24 廃棄ポンプ
26 レベルセンサ
28、30 コンベア部
32 バスケット
34 昇降駆動部
36 昇降センサ
38 制御部
40 ポンプ駆動部
42 排気フード
44 排気ダクト
46 臭気センサ
48 通路部
50 消臭部
52 換気ファン
54 モーター
56 モーター駆動部
58 プロセッサ
60 記憶部
62 入出力部(I/O)
64 タイマー
66 通信部
68 操作入力部
70 情報提示部
72 スイッチ
74 センサ筐体
76 センサ素子
78 電源
80 臭気粒子
82−1、82−2、82−3 臭気情報DB
84 被洗浄物情報部
86 処理液情報部
88 浸漬時間情報部
90 臭気推移情報部
90−1 時間部
90−2 検出データ部
92 臭気レベル部
94 制御情報部
96 制御履歴情報部
98 情報提示画面
100 浸漬映像
102 換気映像
104 浸漬情報
106 換気情報
108 換気推移情報
110 臭気レベル情報
112 計量センサ
114 臭気レベル部
116 計量積算情報部
118 計量情報
120 予測臭気情報
122 使用時間情報部
124 臭気レベル部
125 使用時間情報
126 予測臭気情報
128 洗浄機器
130−1、130−2、130−3 窓部
132 被洗浄物受取部
134 遮蔽カーテン
136 ディスプレイ
138 キーボード
204 筐体
206 洗浄タンク
208 洗浄室
210 すすぎタンク
212 洗浄水
214 洗浄ポンプ
216−1、216−2 洗浄ノズル
218 すすぎ水
220 すすぎポンプ
222−1、222−2 すすぎノズル
上記目的を達成するため、本発明の洗浄方法の一側面によれば、食器類を含む被洗浄物を洗浄する洗浄機を用いた洗浄工程前に前記被洗浄物を処理液に浸漬する浸漬工程を前置させた洗浄方法であって、コンピュータに設置されたプロセッサが、前記被洗浄物を計量する工程と、浸漬槽に溜めた処理液に前記被洗浄物を浸漬する工程と、臭気を検出し、該臭気の推移情報を取得する工程と、前記被洗浄物の計量情報に関係付けた臭気の前記推移情報を蓄積する工程と、換気ファンを回転させて換気する工程と、前記推移情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御する工程と、前記被洗浄物の計量情報から臭気レベルを予測し、予測情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御する工程とを含む各工程を実行する。
上記目的を達成するため、本発明の洗浄方法の一側面によれば、食器類を含む被洗浄物を洗浄する洗浄機を用いた洗浄工程前に前記被洗浄物を処理液に浸漬する浸漬工程を前置させた洗浄方法であって、コンピュータに設置されたプロセッサが、浸漬槽に溜めた処理液に前記被洗浄物を浸漬する工程と、前記処理液の使用時間を計測する工程と、臭気を検出し、該臭気の推移情報を取得する工程と、前記処理液の使用時間に関係付けられた臭気の前記推移情報を蓄積する工程と、換気ファンを回転させて換気する工程と、前記推移情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御する工程と、前記使用時間から臭気レベルを予測し、予測情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御する工程とを含む各工程を実行する。
この洗浄方法において、前記臭気の推移情報および換気情報を含む提示情報を生成する工程と、前記提示情報を提示する工程とを含んでよい。
上記目的を達成するため、本発明の洗浄システムの一側面によれば、食器類を含む被洗浄物を洗浄する洗浄機を用いた洗浄工程前に前記被洗浄物を処理液に浸漬する浸漬工程を前置させた洗浄システムであって、処理液を溜め、該処理液に前記被洗浄物を浸漬する浸漬槽と、臭気を検出する臭気センサと、排気ダクトに前記臭気を導く換気ファンと、前記被洗浄物を計量する計量部と、前記被洗浄物の計量情報に関係付けた前記臭気の推移情報を蓄積する記憶部と、前記臭気センサの検出により前記臭気の前記推移情報を取得し、前記推移情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御するとともに、前記被洗浄物の計量情報から臭気レベルを予測し、予測情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御する制御部とを備える。
上記目的を達成するため、本発明の洗浄システムの一側面によれば、食器類を含む被洗浄物を洗浄する洗浄機を用いた洗浄工程前に前記被洗浄物を処理液に浸漬する浸漬工程を前置させた洗浄システムであって、処理液を溜め、該処理液に前記被洗浄物を浸漬する浸漬槽と、臭気を検出する臭気センサと、排気ダクトに前記臭気を導く換気ファンと、前記処理液の使用時間を計測する計時部と、前記処理液の使用時間に関係付けられた前記臭気の推移情報を蓄積する記憶部と、前記臭気センサの検出により前記臭気の前記推移情報を取得し、前記推移情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御するとともに、前記使用時間から臭気レベルを予測し、予測情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御する制御部とを備える。
この洗浄システムにおいて、さらに、前記制御部は、前記臭気の推移情報および換気情報を含む提示情報を生成し、該提示情報を情報提示部に提示させてよい。
上記目的を達成するため、本発明のプログラムの一側面によれば、コンピュータに実行させるためのプログラムであって、被洗浄物の計量情報を取得する機能と、浸漬槽に溜めた処理液に前記被洗浄物を浸漬する浸漬情報を取得する機能と、臭気センサの検出出力により臭気の推移情報を取得する機能と、前記被洗浄物の計量情報に関係付けた前記臭気の前記推移情報を蓄積する機能と、換気ファンにより前記臭気を排気ダクトに導く制御情報を生成する機能と、前記推移情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御する制御情報を生成する機能と、前記被洗浄物の計量情報から臭気レベルを予測し、予測情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御する機能とを前記コンピュータに実行させる。
上記目的を達成するため、本発明のプログラムの一側面によれば、コンピュータに実行させるためのプログラムであって、浸漬槽に溜めた処理液に被洗浄物を浸漬する浸漬情報を取得する機能と、前記処理液の使用時間を計測する機能と、臭気センサの検出出力により臭気の推移情報を取得する機能と、前記処理液の使用時間に関係付けられた前記臭気の前記推移情報を蓄積する機能と、換気ファンにより前記臭気を排気ダクトに導く制御情報を生成する機能と、前記推移情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御する制御情報を生成する機能と、前記使用時間から臭気レベルを予測し、予測情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御する機能とを前記コンピュータに実行させる。
このプログラムにおいて、前記臭気の推移情報および換気情報を含む提示情報を生成する機能と、情報提示部に前記提示情報を提示させる機能とを前記コンピュータに実行させてよい。
上記目的を達成するため、本発明の記録媒体の一側面によれば、既述のプログラムを格納している。
上記目的を達成するため、本発明の洗浄機器の一側面によれば、食器類を含む被洗浄物を洗浄する洗浄機を用いた洗浄工程前に前記被洗浄物を処理液に浸漬する浸漬工程を前置させた洗浄機器であって、処理液を溜め、該処理液に被洗浄物を浸漬する浸漬槽と、臭気を検出する臭気センサと、排気ダクトに前記臭気を導く換気ファンと、前記被洗浄物を計量する計量部と、前記被洗浄物の計量情報に関係付けた前記臭気の推移情報を蓄積する記憶部と、前記臭気センサの検出値から前記臭気の前記推移情報を取得し、前記推移情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御するとともに、前記被洗浄物の計量情報から臭気レベルを予測し、予測情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御する制御部とを備える。
上記目的を達成するため、本発明の洗浄機器の一側面によれば、食器類を含む被洗浄物を洗浄する洗浄機を用いた洗浄工程前に前記被洗浄物を処理液に浸漬する浸漬工程を前置させた洗浄機器であって、処理液を溜め、該処理液に被洗浄物を浸漬する浸漬槽と、臭気を検出する臭気センサと、排気ダクトに前記臭気を導く換気ファンと、前記処理液の使用時間を計測する計時部と、前記処理液の使用時間に関係付けられた前記臭気の推移情報を蓄積する記憶部と、前記臭気センサの検出値から前記臭気の前記推移情報を取得し、前記推移情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御するとともに、前記使用時間から臭気レベルを予測し、予測情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御する制御部とを備える。
この洗浄機器において、さらに、前記制御部は、前記臭気の推移情報および換気情報を含む提示情報を生成し、該提示情報を情報提示部に提示させてよい。

Claims (17)

  1. 食器類を含む被洗浄物を洗浄する洗浄機を用いた洗浄工程前に前記被洗浄物を処理液に浸漬する浸漬工程を前置させた洗浄方法であって、
    浸漬槽に溜めた処理液に被洗浄物を浸漬する工程と、
    臭気を検出し、該臭気の推移情報を取得する工程と、
    換気ファンを回転させて換気する工程と、
    前記推移情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御する工程と、
    を含むことを特徴とする洗浄方法。
  2. さらに、前記被洗浄物を計量する工程と、
    前記被洗浄物の計量情報に関係付けた臭気の推移情報を蓄積する工程と、
    前記被洗浄物の計量情報から臭気レベルを予測し、該予測情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御する工程と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の洗浄方法。
  3. さらに、前記処理液の使用時間を計測する工程と、
    前記被洗浄物の使用時間に関係付けられた臭気の推移情報を蓄積する工程と、
    前記使用時間から臭気レベルを予測し、該予測情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御する工程と、
    を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の洗浄方法。
  4. 前記臭気の推移情報および換気情報を含む提示情報を生成する工程と、
    前記提示情報を提示する工程と、
    を含むことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかの請求項に記載の洗浄方法。
  5. 食器類を含む被洗浄物を洗浄する洗浄機を用いた洗浄工程前に前記被洗浄物を処理液に浸漬する浸漬工程を前置させた洗浄システムであって、
    処理液を溜め、該処理液に被洗浄物を浸漬する浸漬槽と、
    臭気を検出する臭気センサと、
    排気ダクトに前記臭気を導く換気ファンと、
    前記臭気センサの検出により前記臭気の推移情報を取得し、前記推移情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする洗浄システム。
  6. さらに、前記被洗浄物を計量する計量部と、
    前記被洗浄物の計量情報に関係付けた臭気の推移情報を蓄積する記憶部と、
    を備え、前記制御部が前記被洗浄物の計量情報から臭気レベルを予測し、該予測情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御することを特徴とする請求項5に記載の洗浄システム。
  7. さらに、前記処理液の使用時間を計測する計時部と、
    前記被洗浄物の使用時間に関係付けられた臭気の推移情報を蓄積する記憶部と、
    を備え、前記制御部が前記使用時間から臭気レベルを予測し、該予測情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御することを特徴とする請求項5または請求項6に記載の洗浄システム。
  8. さらに、前記制御部は、前記臭気の推移情報および換気情報を含む提示情報を生成し、該提示情報を情報提示部に提示させることを特徴とする請求項5ないし請求項7の何れかの請求項に記載の洗浄システム。
  9. コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    浸漬槽に溜めた処理液に被洗浄物を浸漬する浸漬情報を取得する機能と、
    臭気センサの検出出力により臭気の推移情報を取得する機能と、
    換気ファンにより前記臭気を排気ダクトに導く制御情報を生成する機能と、
    前記推移情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御する制御情報を生成する機能と、
    を前記コンピュータに実行させるためのプログラム。
  10. さらに、前記被洗浄物の計量情報を取得する機能と、
    前記被洗浄物の計量情報に関係付けた臭気の推移情報を蓄積する機能と、
    前記被洗浄物の計量情報から臭気レベルを予測し、該予測情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御する機能と、
    を前記コンピュータに実行させるための請求項9に記載のプログラム。
  11. さらに、前記処理液の使用時間を計測する機能と、
    前記被洗浄物の使用時間に関係付けられた臭気の推移情報を蓄積する機能と、
    前記使用時間から臭気レベルを予測し、該予測情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御する機能と、
    を前記コンピュータに実行させるための請求項9または請求項10に記載のプログラム。
  12. 前記臭気の推移情報および換気情報を含む提示情報を生成する機能と、
    情報提示部に前記提示情報を提示させる機能と、
    を前記コンピュータに実行させるための請求項9ないし請求項11の何れかの請求項に記載のプログラム。
  13. 請求項9ないし請求項12の何れかの請求項に記載のプログラムを格納したことを特徴とする記録媒体。
  14. 食器類を含む被洗浄物を洗浄する洗浄機を用いた洗浄工程前に前記被洗浄物を処理液に浸漬する浸漬工程を前置させた洗浄機器であって、
    処理液を溜め、該処理液に被洗浄物を浸漬する浸漬槽と、
    臭気を検出する臭気センサと、
    排気ダクトに前記臭気を導く換気ファンと、
    前記臭気センサの検出値から前記臭気の推移情報を取得し、前記推移情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする洗浄機器。
  15. さらに、前記被洗浄物を計量する計量部と、
    前記被洗浄物の計量情報に関係付けた臭気の推移情報を蓄積する記憶部と、
    を備え、前記制御部が前記被洗浄物の計量情報から臭気レベルを予測し、該予測情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御することを特徴とする請求項14に記載の洗浄機器。
  16. さらに、前記処理液の使用時間を計測する計時部と、
    前記被洗浄物の使用時間に関係付けられた臭気の推移情報を蓄積する記憶部と、
    を備え、前記制御部が前記使用時間から臭気レベルを予測し、該予測情報に応じて前記換気ファンの回転速度を制御することを特徴とする請求項14または請求項15に記載の洗浄機器。
  17. さらに、前記制御部は、前記臭気の推移情報および換気情報を含む提示情報を生成し、該提示情報を情報提示部に提示させることを特徴とする請求項14ないし請求項16の何れかの請求項に記載の洗浄機器。
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