JP2021040802A - 洗浄の方法、システム、プログラムおよび機器 - Google Patents

洗浄の方法、システム、プログラムおよび機器 Download PDF

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彰浩 鹿島
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【課題】被洗浄物の処理途上での悪臭の放散を抑制し、処理水への浸漬から洗浄に至る工程の自動化を実現し、作業者に対する作業負担の軽減を図る。【解決手段】昇降機構(20)により被洗浄物(12)を下降させ、処理水(14)中に浸漬する工程と、前記処理水中の浸漬時間に応じて前記昇降機構により前記被洗浄物を上昇させ、前記処理水から取り出す工程と、前記昇降機構から洗浄機(4)に前記被洗浄物を引き渡した後、前記昇降機構に次の被洗浄物(12)を引き渡す工程とを含み、これらの工程を前記洗浄機と一体の処理室(6)で実行する。【選択図】図1

Description

本発明は、食器などの被洗浄物のたとえば、自動洗浄前の段階で処理水への浸漬処理を行う洗浄技術に関する。
汚れた食器などの被洗浄物の洗浄に関し、この被洗浄物を自動洗浄前に処理水に浸し、被洗浄物から汚れを浮かした後、自動洗浄に移行させることは洗浄効率を高める上で有効である。
この食器などの洗浄に関し、浸漬槽、洗浄室、搬送手段、洗浄水の噴射機構を備え、食器カゴを浸漬槽から洗浄室に搬送手段により順次通過させ、浸漬水に浸漬後、洗浄水の噴射により、食器カゴ内の食器を洗浄することが開示されている(たとえば、特許文献1)。
コンベア機構、カゴ、エレベーター機構、浸漬槽などを備え、食器を収容する山積み頻度を低減させることが開示されている(たとえば、特許文献2)。
食品カゴの浸漬装置、移送装置、洗浄装置、整理装置、搬送コンベアなどを備え、待機する食器カゴに食器を移送し、食器を入れた食器カゴを自動移送するシステムを構成することが開示されている(たとえば、特許文献3)。
特開2013−111117号公報 特開平10−108816号公報 特開平11−216094号公報
ところで、飲食後の食器を水槽中の水に浸して油やお米などの汚れを浮かし、洗い流し易くする工程は、作業者が水槽から食器類を取り出してバスケットに並べて食器洗浄機に投入し、食器洗浄機で自動洗浄を行っている。
水槽から食器類の取り出すことは人手により行われており、作業負荷が大きい。食器を浸潰する水槽は開放され、水槽から発するにおいが洗浄室に充満し、作業環境を劣悪にしている。
発明者は、自動洗浄前の食器などの処理水への浸漬作業を自動化することが作業者の負担を軽減できるとともに、作業環境を改善できるとの知見を得た。
そこで、本発明の目的は上記課題ないし上記知見に鑑み、被洗浄物の処理途上での悪臭の放散を抑制し、処理水への浸漬から洗浄に至る工程の自動化を実現し、作業者に対する作業負担の軽減を図ることにある。
上記目的を達成するため、本発明の洗浄方法の一側面によれば、食器を含む被洗浄物を洗浄する洗浄方法であって、被洗浄物を昇降機構により下降させ、処理水中に浸漬する工程と、前記処理水中の浸漬時間に応じて前記昇降機構により前記被洗浄物を上昇させ、前記処理水から取り出す工程と、前記昇降機構から洗浄機に前記被洗浄物を引き渡した後、前記昇降機構に次の被洗浄物を引き渡す工程とを含み、これらの工程を前記洗浄機と一体の処理室で行う。
この洗浄方法において、前記被洗浄物を待機部より前記昇降機構に引き渡す工程を含んでよい。
この洗浄方法において、さらに、前記昇降機構により前記被洗浄物を下降して処理水に浸漬した後、該処理水中で前記被洗浄物を移送する工程を含んでよい。
この洗浄方法において、前記被洗浄物を前記処理水中の浸漬位置から前記処理水からの取出し位置まで移送する工程を含んでよい。
この洗浄方法において、さらに、前記浸漬時間を監視する工程を含み、所定の浸漬時間が経過した後、前記被洗浄物を処理水から引き上げてよい。
上記目的を達成するため、本発明の洗浄システムの一側面によれば、食器を含む被洗浄物を洗浄する洗浄システムであって、被洗浄物を洗浄する洗浄機と一体に備える処理室と、前記処理室に設置され、被洗浄物を浸漬させる処理水を溜める浸漬タンクと、前記被洗浄物を昇降させる昇降機構と、前記処理水における前記被洗浄物の浸漬時間に応じて前記被洗浄物を前記昇降機構により上昇させる制御部とを備える。
この洗浄システムにおいて、さらに、前記浸漬タンクの前記処理水の水中で前記被洗浄物を移送させる移送機構を備えてよい。
この洗浄システムにおいて、前記移送機構は、前記被洗浄物を前記処理水中の浸漬位置から前記処理水から取出し位置まで移送させてよい。
この洗浄システムにおいて、さらに、前記浸漬時間を計時するタイマーを備え、前記制御部は、前記タイマーから計時情報を取得し、所定の浸漬時間が経過した後、前記昇降機構により前記被洗浄物を処理水から引き上げてよい。
上記目的を達成するため、本発明のプログラムの一側面によれば、コンピュータにより実現するためのプログラムであって、被洗浄物を昇降機構により下降させ、処理水中に浸漬する制御情報を生成する機能と、前記処理水中の浸漬時間に応じて前記昇降機構により前記被洗浄物を上昇させ、前記処理水から取り出す制御情報を生成する機能とを前記コンピュータにより実現する。
このプログラムにおいて、さらに、処理水の水中で前記被洗浄物を移送機構により移送する制御情報を生成する機能を前記コンピュータにより実現してよい。
このプログラムにおいて、前記移送機構が前記被洗浄物を前記処理水中の浸漬位置から前記処理水から取出し位置まで移送させる前記制御情報を生成する機能を前記コンピュータにより実現してよい。
このプログラムにおいて、さらに、前記浸漬時間を監視する機能と、タイマーから計時情報を取得し、所定の浸漬時間が経過した後、前記昇降機構により前記被洗浄物を処理水から引き上げる制御情報を生成する機能とをコンピュータにより実現してよい。
上記目的を達成するため、本発明の機器の一側面によれば、食器を含む被洗浄物を洗浄する機器であって、被洗浄物を洗浄する洗浄機と一体に備える処理室と、前記処理室に設置され、被洗浄物を浸漬させる処理水を溜める浸漬タンクと、前記被洗浄物を昇降させる昇降機構と、前記処理水における前記被洗浄物の浸漬時間に応じて前記被洗浄物を前記昇降機構により上昇させる制御部とを備える。
この機器において、さらに、前記浸漬タンクの前記処理水の水中で前記被洗浄物を移送させる移送機構を備えてよい。
この機器において、前記移送機構は、前記被洗浄物を前記処理水中の浸漬位置から前記処理水から取出し位置まで移送させてよい。
この機器において、さらに、前記浸漬時間を計時するタイマーを備え、前記制御部は、前記タイマーから計時情報を取得し、所定の浸漬時間が経過した後、前記昇降機構により前記被洗浄物を処理水から引き上げてよい。
本発明によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 洗浄機と一体に備えた処理室で処理するので、被洗浄物や処理水からの悪臭の放散を防止でき、環境悪化を低減できる。
(2) 浸漬タンクに対する被洗浄物の浸漬処理を自動化でき、作業者の負担を軽減できる。
第1の実施の形態に係る洗浄方法の手順を示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係る洗浄システムを示す図である。 被洗浄物の移送機構および昇降機構を示す図である。 被洗浄物の移送および処理水への浸漬を示す図である。 被洗浄物のバスケットの移送を示す図である。 一般的な洗浄機を示す図である。 第2の実施の形態に係る洗浄システムを示す図である。 被洗浄物の移送を示す図である。 被洗浄物の移送を示す図である。 第3の実施の形態に係る洗浄システムを示す図である。 洗浄の処理シーケンスを示す図である。 第4の実施の形態に係る洗浄の処理シーケンスを示す図である。 第5の実施の形態に係る洗浄機器を示す図である。
〔第1の実施の形態〕
図1は、第1の実施の形態に係る洗浄工程を示している。図1に示す工程は一例であり、この工程に本発明が限定されるものではない。
この洗浄工程において、Sは一部の工程、Sに付した番号は順序の一例である。
この洗浄工程には、バスケット16の待機(S101)、昇降機構20へバスケット16の引渡し(S102)、処理水14へバスケット16の浸漬(S103)、浸漬時間の管理(S104)、処理水14からバスケット16の取り出し(S105)、洗浄機4へバスケット16の引渡し(S106)、昇降機構20へバスケット16の引渡し(S107)が含まれる。
バスケット16の待機(S101): 汚れた食器などの被洗浄物12を収容したバスケット16は、洗浄前待機部10に待機させる。
昇降機構20へバスケット16の引渡し(S102): バスケット16は、浸漬タンク8内で待機中の昇降機構20に引渡される。
処理水14へバスケット16の浸漬(S103): バスケット16は昇降機構20により下降させ、処理水14中に浸漬させる。処理水14には水の他、汚れを浮かす洗浄機能を持つ液体を用いてもよい。
浸漬時間の管理(S104): 処理水14中に浸漬させたバスケット16の浸漬時間は、タイマー70(図10)により監視する。
処理水14からバスケット16の取出し(S105): 浸漬時間が経過した後、バスケット16は昇降機構20により上昇させ、処理水14から取り出す。
洗浄機4へバスケット16の引渡し(S106): 処理水14から取り出されたバスケット16は昇降機構20より洗浄機4に引き渡され、自動洗浄が行われる。
昇降機構20へバスケット16の引渡し(S107): バスケット16を洗浄機4に引き渡した昇降機構20は待機状態となる。この昇降機構20に対し、洗浄前待機部10より次のバスケット16が引き渡される。
<洗浄システム2>
図2は、第1の実施の形態に係る洗浄システム2を示している。図2に示す構成は一例であり、斯かる構成に本発明が限定されるものではない。
この洗浄システム2は洗浄機4を備え、この洗浄機4の筐体36(図6)と一体に形成された処理室6を備える。この処理室6には、浸漬タンク8、洗浄前待機部10が設置されている。洗浄機4にはたとえば、公知の自動洗浄機を用いればよい。
<被洗浄物12の移送機構18、30および昇降機構20>
図3は、被洗浄物12の移送機構18、30および昇降機構20を示している。
浸漬タンク8は洗浄機4に隣接して設置されている。この浸漬タンク8には被洗浄物12を浸漬するための処理水14が溜められる。洗浄前待機部10には処理前の被洗浄物12を収容するバスケット16が設置される。バスケット16は、被洗浄物12を入れる収容器の一例である。
浸漬タンク8にはバスケット16の移送機構18および昇降機構20が設置されている。移送機構18は、洗浄前待機部10からバスケット16を浸漬タンク8内に移送する機能と、浸漬タンク8から洗浄機4に引き渡す機能とを備える。移送機構18は、移送駆動部22により駆動され、バスケット16の移送およびその移送位置が移送センサー24により検出される。
昇降機構20は、洗浄前待機部10から受け取られたバスケット16を移送機構18とともに浸漬タンク8内で昇降させ、処理水14内への浸漬機能と、処理水14からの引上げ機能とを備える。昇降機構20は、昇降駆動部26により駆動され、バスケット16の昇降およびその昇降位置が昇降センサー28により検出される。
洗浄前待機部10には、バスケット16の移送機構30が設置されている。この移送機構30は、バスケット16を洗浄前待機部10に待機させる機能と、待機中のバスケット16を浸漬タンク8内に順次に移送する機能とを備える。移送機構30は、移送駆動部32により駆動され、バスケット16の移送およびその移送位置が移送センサー34により検出される。
移送機構18、30はたとえば、ベルトコンベアやチェーンコンベアで構成すればよい。浸漬タンク8から引き上げられたバスケット16は洗浄機4に導入され、自動洗浄された後、自動乾燥する。
<昇降機構20へバスケット16の引渡し>
図4のAは、昇降機構20へバスケット16の引渡しを示している。洗浄前待機部10で待機していたバスケット16は移送機構18の駆動により、浸漬タンク8内に移送される。
<処理水14へ被洗浄物12の浸漬、およびバスケット16の待機>
図4のBは、処理水14へバスケット16の浸漬を示している。移送機構18上に移送されたバスケット16は、昇降機構20により下降させ、処理水14に浸漬させる。この浸漬時間は一定時間である。
このバスケット16の浸漬中、洗浄前待機部10に次のバスケット16を移送し、待機させる。
<処理水14から被洗浄物12の取出し>
図5のAは、処理水14からバスケット16の取出しを示している。処理水14に浸漬中であったバスケット16は、昇降機構20の上昇により、処理水14より取り出される。
<洗浄機4へ被洗浄物12の引渡し>
図5のBは、洗浄機4へバスケット16の引渡しを示している。処理水14から取り出されたバスケット16は、移送機構18の移送により、浸漬タンク8から洗浄機4に引き渡される。
<一般的な洗浄機4>
図6は、一般的な洗浄機4を示している。この洗浄機4では、処理室6と一体化される筐体36を備える。この筐体36には、洗浄タンク40、洗浄室42、すすぎタンク44が備えられる。洗浄タンク40に溜められた洗浄水46は、洗浄ポンプ48により圧送され、洗浄ノズル50−1、50−2から洗浄室42に噴射する。洗浄室42に導入されたバスケット16上で被洗浄物12が洗浄される。
この被洗浄物12の洗浄後、すすぎタンク44に溜められたすすぎ水52は、すすぎポンプ54により圧送され、すすぎノズル56−1、56−2から洗浄室42に噴霧される。これにより、洗浄後の被洗浄物12のすすぎが行われる。
<第1の実施の形態の効果>
この第1の実施の形態によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 洗浄機4と一体化された処理室6内で被洗浄物12の洗浄前処理を行うことができ、処理水14や被洗浄物12から発する悪臭を処理室6内に閉じ込めることができ、悪臭の放散を防止して厨房環境の悪化を防止できる。
(2) 汚れた食器類などの被洗浄物12を処理水14に処理室6内にある浸漬タンク8の処理水14に自動装填し、処理室6内で洗浄機4に引き渡すことができ、悪臭の放散を抑制できる。
(3) 処理室6内に汚れた食器類などの被洗浄物12を待機させるので、待機中の悪臭の放散を抑制できる。
(4) 被洗浄物12を処理室6内で移動させるので、被洗浄物12を処理室6内に隠蔽することができる。
(5) 浸漬タンク8への被洗浄物12の装填を自動化でき、被洗浄物12の搬送の労力を軽減できる。
(6) 被洗浄物12を処理水14への浸漬から洗浄までを一貫工程で実行することができる。
(7) 被洗浄物12を処理水14内で昇降移動させるので、被洗浄物12から浮き上がった汚れが処理水14の流動を受け、被洗浄物12から処理水14中に離脱させることができる。
〔第2の実施の形態〕
第2の実施の形態に係る洗浄工程では、既述の洗浄工程において、浸漬タンク8の処理水14に浸漬中にバスケット16を浸漬位置から取出し位置まで移送する工程を含む。このような処理水14の水中での被洗浄物12の昇降に加え、位置移動を伴うので、被洗浄物12から浮き上がった汚れが処理水14の流動を強く受ける。この結果、被洗浄物12から処理水14中に離脱させる効果が高められる。
図7は、第2の実施の形態に係る洗浄システム2を示している。図7において、図2と同一部分には同一符号を付してある。
第1の実施の形態では、浸漬タンク8内の移送機構18の長さがバスケット16に合致する程度の長さである。これに対し、第2の実施の形態では、移送機構18の長さをバスケット16の長さの2倍以上に設定し、浸漬タンク8の開口部を拡大するとともに、処理水14の収容容積を大きく設定している。その他の構成は第1の実施の形態と同一であるので、同一符号を付し、その説明を割愛する。
<昇降機構20へバスケット16の引渡し>
図8のAは、昇降機構20へバスケット16の引渡しを示している。洗浄前待機部10で待機していたバスケット16は移送機構18の駆動により、浸漬タンク8内に移送される。
<処理水14へ被洗浄物12の浸漬、および被洗浄物12の待機>
図8のBは、処理水14へバスケット16の浸漬を示している。移送機構18上に移送されたバスケット16は、昇降機構20により下降させ、処理水14に浸漬させる。この浸漬時間は一定時間である。
このバスケット16の浸漬中、洗浄前待機部10に次のバスケット16を移送し、待機させる。
<処理水14中で被洗浄物12の移送>
図8のCは、処理水14中でのバスケット16の移送を示している。移送機構18上に移送されたバスケット16は、処理水14に浸漬した状態を維持し、浸漬位置から取出し側位置まで移送する。この浸漬時間は一定時間である。
このバスケット16の浸漬は、一定時間、維持される。
<処理水14から被洗浄物12の取出し>
図9のAは、処理水14からバスケット16の取出しを示している。処理水14に浸漬中であったバスケット16は、昇降機構20の上昇により、処理水14より取り出される。
<洗浄機4へ被洗浄物12の引渡し>
図9のBは、洗浄機4へのバスケット16の引き渡し、移送機構18へ次のバスケット16の引渡しを示している。処理水14から取り出されたバスケット16は、移送機構18の移送により、浸漬タンク8から洗浄機4に引き渡される。
そして、このバスケット16を洗浄機4に引渡し中、移送機構18の空きスペース上に洗浄前待機部10から次のバスケット16が引き渡される。
<第2の実施の形態の効果>
この第2の実施の形態によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 第1の実施の形態と同様の効果に加え、被洗浄物12を処理水14中で移送するので、被洗浄物12から浮き上がった汚れが処理水14の流動を受けて離脱させることができ、離脱効果をより高めることができる。
(2) 移送機構18から洗浄機4に被洗浄物12を引渡し中に、移送機構18の空きスペース上に洗浄前待機部10から次のバスケット16が引き渡すことができ、移送機構18におけるバスケット16の送受の迅速化を図ることができる。
〔第3の実施の形態〕
図10は、第3の実施の形態に係る洗浄システム2を示している。図10に示すシステムは一例であり、斯かるシステムに本発明が限定されるものではない。図10において、図3および図7と同一部分には同一符号を付してある。
この洗浄システム2は、洗浄機4側の洗浄処理と浸漬タンク8側の洗浄前処理を連動させるための洗浄方法またはプログラムをコンピュータによる情報処理で実現する。
この洗浄システム2には、洗浄機4、移送機構18、30、昇降機構20および制御部58が含まれる。制御部58には操作入力部60および情報提示部62が接続されている。
洗浄機4、移送機構18、30、昇降機構20は、共通の制御部58で制御される。この制御には、
a)洗浄ポンプ48の動作制御
b)すすぎポンプ54の動作制御
c)移送機構18の動作制御
d)昇降機構20の動作制御
e)浸漬時間の制御
f)移送機構30の動作制御
g)操作入力部60からの入力情報の取込み制御
h)情報提示部62による浸漬時間などの情報提示制御
などが含まれる。
洗浄ポンプ48の動作制御では、洗浄機4へのバスケット16の導入に基づき、洗浄モードに移行する。この洗浄モードでは、洗浄ポンプ48を動作させ、洗浄室42内のバスケット16に洗浄水46を一定時間中噴射し、被洗浄物12を洗浄する。洗浄が完了すると、すすぎモードに移行する。
すすぎポンプ54の動作制御では、すすぎモードへの移行に基づき、すすぎポンプ54を動作させ、洗浄が完了しているバスケット16にすすぎ水52を一定時間中噴射し、被洗浄物12から洗浄水46を除く。
移送機構18の動作制御では、移送機構30から受け取ったバスケット16を浸漬タンク8の所定位置に移送する。この移送位置は、移送センサー24の検出情報を取得することにより、定位置にバスケット16を移送し、停止させる。
昇降機構20の動作制御では、移送機構18にバスケット16が受け取られたことを契機に下降させ、浸漬タンク8内の処理水14の水中にバスケット16を浸漬させる。処理水14に浸漬させるバスケット16の浸漬時間は、汚れの浮上りが可能な時間に設定される。この浸漬時間が終了したとき、昇降機構20を上昇させ、バスケット16を処理水14から引き上げる。
そして、移送機構18を動作させ、バスケット16が移送機構18から洗浄機4に引き渡される。
移送機構30の動作制御では、被洗浄物12が装填されたバスケット16を受け取り、このバスケット16を待機中の移送機構18に引き渡す。
この洗浄前の操作において、操作入力部60からの入力情報は、制御部58に取り込まれ、浸漬時間や洗浄時間の設定が可能である。
情報提示部62には、制御部58の制御により、浸漬時間、洗浄時間などの提示情報が提示される。
<制御部58のハードウェア>
この制御部58は通信機能を有するコンピュータで構成される。この制御部58には、はプロセッサ64、記憶部66、入出力部(I/O)68、タイマー70、通信部72が設置されている。I/O68には操作入力部60、情報提示部62が接続されている。
プロセッサ64は、記憶部66にあるOS(Operating System)を実行し、既述の洗浄に用いられる各種プログラムを実現するための情報処理を実行する。
記憶部66はROM(Read-Only Memory)、RAM(Random-Access Memory)などの記憶素子を備える。この記憶部66にはOS、調理に関する処理プログラムなど、各種のプログラムを格納するとともに、検出情報を含む制御情報などが格納される。
I/O68は、プロセッサ64の制御により、操作入力部60からの情報の入力、情報取出し、情報提示部62による情報提示などに用いられる。
タイマー70は、浸漬時間などの計時に用いられる。通信部72はプロセッサ64の制御により、図示しない情報端末やリモコン装置などとの無線接続または有線接続により情報の授受を行う。
情報提示部62はたとえば、LCD(Liquid Crystal Display)などの情報提示機器で構成され、メニュー化投資情報の処理など、各種情報処理のための情報提示を行う。
<プロセッサ64による情報処理>
プロセッサ64により実現される機能には、
a)バスケット16を昇降機構20により下降させ、処理水14の水中に浸漬するための制御情報の生成
b)処理水14へのバスケット16の浸漬時間に応じて昇降機構20によりバスケット16を上昇させ、処理水14から取り出すための制御情報の生成
c)処理水14の水中でバスケット16を移送機構18により移送するための制御情報の生成
d)タイマー70から計時情報を取得し、所定の浸漬時間が経過した後、昇降機構20によりバスケット16を処理水14から引き上げるための制御情報の生成
e)各種制御情報から提示情報を生成し、情報提示部62に提示させる機能
などが含まれる。
<洗浄の処理シーケンス>
図11は、洗浄の処理シーケンスを示している。この処理シーケンスは本発明の洗浄の方法、またはプログラムによって実現される機能の一例である。
この処理シーケンスは説明を簡略化するため、洗浄システム2について、制御部58、洗浄機4、移送機構18、30および昇降機構20を示しているが、情報処理の対象はこれらに限定されない。この処理シーケンスにおいて、Sは手順または工程を示し、Sに付した番号を手順または工程を説明するための順序の一例である。
制御部58は洗浄機4、移送機構18、30および昇降機構20に対し、起動制御を行い(S201)、洗浄動作を開始する。
移送機構30にバスケット16が乗せられると、バスケット16の検出により受取動作に移行し(S202)、受け取ったバスケット16を所定位置で維持する。
制御部58は、移送機構18が待機状態にあるとき、移送機構30に移送動作を行わせ(S203)、バスケット16を移送機構18に引き渡す。移送機構18はバスケット16の受取り動作を行う(S204)。
制御部58は移送機構18に移送動作を行わせ(S205)、これにより、バスケット16は移送機構18の所定位置に維持される。
制御部58は昇降機構20に対して下降動作を行わせ(S206)、これにより、バスケット16は処理水14の水中に浸漬する。
制御部58はタイマー70の計時により浸漬時間の経過を監視し(S207)、一定の浸漬時間が経過するまで、バスケット16が処理水14の水中に浸漬状態となる。
制御部58は浸漬時間が経過したとき、昇降機構20に上昇動作を行わせ(S208)、これにより、バスケット16が処理水14より取り出される。
制御部58は、移送機構18に対し、移送動作を行わせ(S209)、洗浄機4にバスケット16を引き渡す。洗浄機4は、移送機構18からのバスケット16の受取り動作を行う(S210)。そして、洗浄機4はバスケット16とともに被洗浄物12を洗浄する洗浄動作を行い(S211)、一定時間の洗浄の後、すすぎを経て乾燥動作に入る(S212)。
<第3の実施の形態の効果>
この第3の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様に洗浄システム2におけるバスケット16の移送および昇降を効率良く行うことができる。
〔第4の実施の形態〕
図12は、第4の実施の形態に係る洗浄の処理シーケンスを示している。この処理シーケンスは本発明の洗浄の方法、またはプログラムによって実現される機能の一例である。この第4の実施の形態は、既述の第2の実施の形態に対応し、浸漬タンク8の処理水14の水中でバスケット16を移送する処理が含まれる。
この実施の形態においても、制御部58は洗浄機4、移送機構18、30および昇降機構20に対し、起動制御を行い(S301)、洗浄動作を開始する。
移送機構30にバスケット16が乗せられると、バスケット16の検出により受取動作に移行し(S302)、受け取ったバスケット16を所定位置で維持する。
制御部58は、移送機構18が待機状態にあるとき、移送機構30に移送動作を行わせ(S303)、バスケット16を移送機構18に引き渡す。移送機構18はバスケット16の受取り動作を行う(S304)。
制御部58は移送機構18に移送動作を行わせ(S305)、これにより、バスケット16は移送機構18の所定位置に維持される。
制御部58は昇降機構20に対して下降動作を行わせ(S306)、これにより、バスケット16は処理水14の水中に浸漬する。
制御部58はタイマー70の計時により浸漬時間の経過を監視し(S307)、一定の浸漬時間が経過するまで、バスケット16が処理水14の水中に浸漬状態となる。
この浸漬時間において、制御部58は処理水14の水中にある移送機構18に移送動作を行わせ(S308)、移送機構18上のバスケット16を浸漬時点の位置から洗浄機4側の位置に移送する。そして、制御部58は、浸漬時間の経過の後、昇降機構20に上昇動作を行わせ(S309)、これにより、バスケット16が処理水14より取り出される。
制御部58は、移送機構18に対し、移送動作を行わせ(S310)、洗浄機4にバスケット16を引き渡す。洗浄機4は、移送機構18からのバスケット16の受取り動作を行う(S311)。そして、洗浄機4はバスケット16とともに被洗浄物12を洗浄する洗浄動作を行い(S312)、一定時間の洗浄の後、すすぎを経て乾燥動作に移行する(S313)。
<第4の実施の形態の効果>
この第4の実施の形態によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 第3の実施の形態と同様に洗浄システム2におけるバスケット16の移送および昇降を効率良く行うことができる。
(2) 第2の実施の形態と同様に、被洗浄物12から浮き上がった汚れを処理水14の流動により効率良く離脱させ、その離脱効果をより高めることができる。
〔第5の実施の形態〕
図13は、第5の実施の形態に係る洗浄機器74を示している。図13に示す構成は一例であり、斯かる構成に本発明が限定されるものではない。図13において、図2、図3、図7、図10と同一部分には同一符号を付してある。
この洗浄機器74は、既述の洗浄システム2を実現したものであり、洗浄機4と一体の処理室6を備えている。
洗浄機4の筐体部には窓部76−1が形成され、この窓部76−1を通して洗浄中の動作状態を視認できる。同様に、処理室6側には窓部76−2、76−3が備えられる。窓部76−2側から浸漬タンク8側の動作状態、窓部76−3側から洗浄前待機部10側の動作状態を視認できる。
処理室6の洗浄前待機部10側にはバスケット受取部78が形成され、このバスケット受取部78からバスケット16を受け取ることができる。バスケット受取部78には遮蔽カーテン80が設置されている。この遮蔽カーテン80は、処理室6の内外を分離し、処理室6内からの臭気が漏洩することを防止している。
処理室6の壁面には情報提示部62のディスプレイ82が設置され、このディスプレイ82に隣接して操作入力部60のキーボード84が設置されている。
斯かる構成によれば、既述した洗浄システム2が洗浄機器74とし実現され、被洗浄物12の洗浄前処理として汚れの浮かしを行うことができ、これに続いて洗浄を行うことができる。
<第5の実施の形態の効果>
この第5の実施の形態によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 洗浄前の被洗浄物12の汚れの浮かし処理を洗浄機4との一体化された処理室6で効率よく行うことができ、悪臭の放散を防止できる。
(2) 洗浄機4と処理室6を一体化でき、洗浄システム2を洗浄機器74としてコンパクト化することができる。
(3) 洗浄機4と処理室6とを一体化したことにより、両者を個別化した場合に比較して設置面積を縮小できる。
〔他の実施の形態〕
上記実施の形態には次のバリエーションが含まれる。
(1) 本発明の洗浄の方法およびシステムにおいて、被洗浄物12は食器などの汚れ物に限定されない。
(2) 浸漬タンク8に設置された移送機構18には2以上のバスケット16を設置し、処理水14の水中に浸漬させてもよい。
(3) 上記実施の形態では、洗浄前待機部10が処理室6の内部に設置されているが、処理室6の外部に設置されてもよい。
(4) 制御部58の内部に記憶部66を設置しているが、制御部58の外部に記憶部66を設置してもよい。
(5) 洗浄機4の洗浄動作と処理室6内の処理を連動させ、処理水14への被洗浄物12の効率的な浸漬処理を行うことが可能である。
(6) 上記実施の形態では、被洗浄物12の移送や昇降にバスケット16を用いているが、バスケット16に代え、トレーなどの容器でもよく、本発明は被洗浄物12の処理に容器を用いることに限定されない。
以上説明したように、本発明の最も好ましい実施の形態等について説明した。本発明は、上記記載に限定されるものではない。特許請求の範囲に記載され、または発明を実施するための形態に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能である。斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明によれば、洗浄機4と一体に設置された処理室6内で処理水14に被洗浄物12を浸漬させ、汚れを浮かした後に洗浄を行うことができる。処理室6内で処理水14に浸漬、取出し、洗浄機4への引渡しを行うことができ、悪臭の放散を防止でき、作業環境の改善に寄与することができるなど、有用である。
2 洗浄システム
4 洗浄機
6 処理室
8 浸漬タンク
10 洗浄前待機部
12 被洗浄物
14 処理水
16 バスケット
18 移送機構
20 昇降機構
22 移送駆動部
24 移送センサー
26 昇降駆動部
28 昇降センサー
30 移送機構
32 移送駆動部
34 移送センサー
36 筐体
40 洗浄タンク
42 洗浄室
44 すすぎタンク
46 洗浄水
48 洗浄ポンプ
50−1、50−2 洗浄ノズル
52 すすぎ水
54 すすぎポンプ
56−1、56−2 すすぎノズル
58 制御部
60 操作入力部
62 情報提示部
64 プロセッサ
66 記憶部
68 入出力部(I/O)
70 タイマー
72 通信部
74 洗浄機器
76−1、76−2、76−3 窓部
78 バスケット受取部
80 遮蔽カーテン
82 ディスプレイ
84 キーボード

Claims (17)

  1. 食器を含む被洗浄物を洗浄する洗浄方法であって、
    被洗浄物を昇降機構により下降させ、処理水中に浸漬する工程と、
    前記処理水中の浸漬時間に応じて前記昇降機構により前記被洗浄物を上昇させ、前記処理水から取り出す工程と、
    前記昇降機構から洗浄機に前記被洗浄物を引き渡した後、前記昇降機構に次の被洗浄物を引き渡す工程と、
    を含み、これらの工程を前記洗浄機と一体の処理室で行うことを特徴とする洗浄方法。
  2. 前記被洗浄物を待機部より前記昇降機構に引き渡す工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の洗浄方法。
  3. さらに、前記昇降機構により前記被洗浄物を下降して処理水に浸漬した後、該処理水中で前記被洗浄物を移送する工程を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の洗浄方法。
  4. 前記被洗浄物を前記処理水中の浸漬位置から前記処理水からの取出し位置まで移送する工程を含むことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかの請求項に記載の洗浄方法。
  5. さらに、前記浸漬時間を監視する工程を含み、所定の浸漬時間が経過した後、前記被洗浄物を処理水から引き上げることを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れかの請求項に記載の洗浄方法。
  6. 食器を含む被洗浄物を洗浄する洗浄システムであって、
    被洗浄物を洗浄する洗浄機と一体に備える処理室と、
    前記処理室に設置され、被洗浄物を浸漬させる処理水を溜める浸漬タンクと、
    前記被洗浄物を昇降させる昇降機構と、
    前記処理水における前記被洗浄物の浸漬時間に応じて前記被洗浄物を前記昇降機構により上昇させる制御部と、
    を備えることを特徴とする洗浄システム。
  7. さらに、前記浸漬タンクの前記処理水の水中で前記被洗浄物を移送させる移送機構を備えることを特徴とする請求項6に記載の洗浄システム。
  8. 前記移送機構は、前記被洗浄物を前記処理水中の浸漬位置から前記処理水から取出し位置まで移送させることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の洗浄システム。
  9. さらに、前記浸漬時間を計時するタイマーを備え、前記制御部は、前記タイマーから計時情報を取得し、所定の浸漬時間が経過した後、前記昇降機構により前記被洗浄物を処理水から引き上げることを特徴とする請求項6ないし請求項8の何れかの請求項に記載の洗浄システム。
  10. コンピュータにより実現するためのプログラムであって、
    被洗浄物を昇降機構により下降させ、処理水中に浸漬する制御情報を生成する機能と、
    前記処理水中の浸漬時間に応じて前記昇降機構により前記被洗浄物を上昇させ、前記処理水から取り出す制御情報を生成する機能と、
    を前記コンピュータにより実現するためのプログラム。
  11. さらに、処理水の水中で前記被洗浄物を移送機構により移送する制御情報を生成する機能を前記コンピュータにより実現するための請求項10に記載のプログラム。
  12. 前記移送機構が前記被洗浄物を前記処理水中の浸漬位置から前記処理水から取出し位置まで移送させる前記制御情報を生成する機能を前記コンピュータにより実現するための請求項10または請求項11に記載のプログラム。
  13. さらに、前記浸漬時間を監視する機能と、
    タイマーから計時情報を取得し、所定の浸漬時間が経過した後、前記昇降機構により前記被洗浄物を処理水から引き上げる制御情報を生成する機能と、
    を前記コンピュータにより実現するための請求項10ないし請求項12の何れかの請求項に記載のプログラム。
  14. 食器を含む被洗浄物を洗浄する機器であって、
    被洗浄物を洗浄する洗浄機と一体に備える処理室と、
    前記処理室に設置され、被洗浄物を浸漬させる処理水を溜める浸漬タンクと、
    前記被洗浄物を昇降させる昇降機構と、
    前記処理水における前記被洗浄物の浸漬時間に応じて前記被洗浄物を前記昇降機構により上昇させる制御部と、
    を備えることを特徴とする機器。
  15. さらに、前記浸漬タンクの前記処理水の水中で前記被洗浄物を移送させる移送機構を備えることを特徴とする請求項14に記載の機器。
  16. 前記移送機構は、前記被洗浄物を前記処理水中の浸漬位置から前記処理水から取出し位置まで移送させることを特徴とする請求項14または請求項15に記載の機器。
  17. さらに、前記浸漬時間を計時するタイマーを備え、前記制御部は、前記タイマーから計時情報を取得し、所定の浸漬時間が経過した後、前記昇降機構により前記被洗浄物を処理水から引き上げることを備えることを特徴とする請求項14ないし請求項16の何れかの請求項に記載の機器。
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