JP2003251287A - 空調機用フィルター洗浄装置の制御方法 - Google Patents

空調機用フィルター洗浄装置の制御方法

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JP2003251287A JP2002051890A JP2002051890A JP2003251287A JP 2003251287 A JP2003251287 A JP 2003251287A JP 2002051890 A JP2002051890 A JP 2002051890A JP 2002051890 A JP2002051890 A JP 2002051890A JP 2003251287 A JP2003251287 A JP 2003251287A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間に多数のフィルターを洗浄し、洗浄に
よる劣化の少ない効果的な洗浄工程を含む空調機用フィ
ルター洗浄装置の制御方法を提供する 【解決手段】 制御盤64上の準備釦72からの操作信
号によりフィルター挿入枠24が上昇を始め、その後所
定の位置で停止し、かつ視覚または聴覚による確認手段
が準備釦72の入力開始からフィルター挿入枠24の停
止時まで連動する段階と、制御盤64上の洗浄釦75か
らの操作信号によりフィルター挿入枠24に固定された
バイブレーター34を作動させる共にフィルター挿入枠
24を洗浄槽28まで搬送して予備浸漬を行ない、次に
フィルター挿入枠24を洗浄槽28から引き上げて放置
した後に再度洗浄槽28に浸漬して放置する工程を繰り
返した後に洗浄槽28上部に搬送し、次にすすぎ装置の
すすぎ水を噴射した後に放置し、次にバイブレーター3
4を停止する段階を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速道路料金所や
ビルディングに使用されている空調機の汚れたフィルタ
ーを洗浄する洗浄装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高速道路料金所に設置されている空調機
は、吸入外気に含まれている自動車から排出される煤
塵、浮遊煤塵等を除去し、清浄な空気を室内に供給する
ため、5〜6枚のフィルターを重ねて使用している。こ
れらのフィルターは交通量にもよるが、経時的に汚れが
酷くなり、ついには清浄な空気を室内に供給できなくな
る。
【0003】そのため、汚れたフィルターは1週間、1
0日あるいは1ヶ月毎に洗浄され、清浄なフィルターと
取り替えられる。ビルディング用空調機のフィルターも
浮遊煤塵等の除去で汚染されるため、数か月毎に洗浄さ
れている。
【0004】また、フィルターの洗浄に用いられた排水
には炭化物、砂塵等微細粒子が含まれており、そのま
ま、下水、河川等へ放水することが水質汚濁防止の観点
から問題になることが多い。従って、微細粒子を規制値
以下のレベルまで除去する廃水処理を行なった後、放水
しているのが現状である。
【0005】これらのフィルターの従来の洗浄方法とし
ては、次のような方法が一般に知られている。(A)水
道水または高圧水をかけながら、手揉みまたは足踏みで
洗う方法と、(B)多数の孔を有する内筒回転式洗浄機
にフィルターを数枚入れ、内筒を回転しながら、その中
心部から高圧水を噴出して洗浄する方法と、(C)超音
波振動子を設置した洗浄槽の中にフィルターを入れ、超
音波振動子を作動しながら洗浄する方法とである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来技術には各々、次
のような解決すべき課題がある。
【0007】(A)の方法では手揉みまたは足踏みのた
め、洗浄効果が悪く、長時間の作業が必要であるばかり
でなく、フィルター内部に凝集した微細粒子の除去が充
分にできない。また、フィルターを揉んだり、踏んだり
するため、洗浄時に変形頻度が多く、フィルターの傷み
などによる劣化が酷く、使用寿命が短くなる欠点があ
る。
【0008】(B)の方法では、内筒にフィルターを重
なり合うように入れると、前のフィルターから落ちた塵
埃が再付着して凝集し、洗浄効率が足踏みや手揉みより
も劣る。そのため、内壁面に個々のフィルターが重なり
合わない様に一度に数枚しか入れられない。従って、多
量のフィルターを洗浄処理するためには長時間を要す
る。また、内筒の内壁面に沿わせて回転洗浄するため、
(A)の方法と同様、変形による劣化(傷み)も酷く、使
用寿命が短くなる欠点がある。
【0009】(C)の方法では超音波振動子を設置した
洗浄槽、すすぎ槽、廃水処理槽からなるものが提案され
ている。この方法はまず、汚れたフィルターを、超音波
を流している水中に浸漬し、超音波で発生する微細な気
泡が消滅するエネルギーを利用して洗浄する。その後、
すすぎ槽ですすいだフィルターを乾燥させる。
【0010】超音波洗浄法は一般に良く知られている方
法である。しかし、超音波振動子からの縦方向、横方向
からの距離や、フィルターの内部、フィルターとフィル
ターとの間隔などが大きく、これによって超音波のエネ
ルギーの減衰が大きい。このため、他の方法に比べ、洗
浄効果は非常に悪く、小さな槽で多数のフィルターを洗
浄したり、短時間で洗浄することができない。短時間に
多数のフィルターを洗浄しようとすれば、高エネルギー
を発信する高価な大型の超音波発信機や、大型の洗浄槽
が必要となる。従って、前述の装置大型化によって装置
価格が高くなるばかりでなく、装置設置に広い面積が必
要となり、しかも消費電力費などが高くなるなどの欠点
がある。
【0011】本発明はこのような実情に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、短時間に多数のフィルター
を洗浄し、洗浄によるフィルターの傷みや劣化もほとん
どない効果的な洗浄工程と、短時間に簡単に廃水処理が
できる工程とを含む空調用フィルターの洗浄装置の制御
方法を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、洗浄装置を操作するための各種釦を有する
制御盤を用いて空調設備の汚れたフィルターを洗浄する
ための洗浄装置の制御方法において、前記制御盤上の準
備釦からの操作信号によりフィルター挿入枠が上昇を始
め、その後運転開始の位置で停止し、かつ視覚または聴
覚による確認手段が前記準備釦の入力開始から前記フィ
ルター挿入枠の停止時まで連動する段階と、前記制御盤
上の洗浄釦からの操作信号により前記フィルター挿入枠
に固定されたバイブレーターを作動させると共に前記フ
ィルター挿入枠を前記洗浄槽まで搬送して予備浸漬を行
ない、次に前記フィルター挿入枠を前記洗浄槽から引き
上げて放置した後に再度洗浄槽に浸漬して放置する工程
を繰り返した後に前記洗浄槽上部に搬送し、次にすすぎ
装置のすすぎ水を前記フィルターに噴射した後に放置
し、次に前記バイブレーターを停止する段階を有してい
る。また、本発明において、視覚または聴覚による確認
手段を用いて、洗浄作業の終了を知らせる方法を有して
いる。また、本発明において、前記洗浄釦からの操作信
号と連動して、前記洗浄槽中の洗浄水を洗浄に必要な水
位まで調整する段階とを有している。また、本発明にお
いて、前記フィルター挿入枠の前記洗浄槽に対する浸
漬、引き上げおよび放置する工程の繰り返しを、前記制
御盤上で設定した回数まで自動的に行なう段階を有して
いる。また、本発明において、フィルターをすすぐ工程
において、前記フィルター挿入枠を前記洗浄槽上部に搬
送すると共にすすぎ水供給ポンプが作動し、次にすすぎ
水供給タンクからすすぎ水をすすぎ水噴射ノズルに送
り、次に予め設定した時間連続的にすすぎ水を噴射する
段階を有している。また、本発明において、前記フィル
ターをすすぐ工程において、すすぎ水噴射と同時に前記
フィルター挿入枠の下面が前記洗浄槽に浸からない位置
までフィルター挿入枠を下降させた後、下降点に達する
とただちに上昇する繰り返し動作を、すすぎ水噴射が終
了する前まで行なう段階を有している。また、本発明に
おいて、上昇釦、下降釦、洗浄釦、準備釦または電解釦
のうち任意な1つの操作信号を連続で入力することによ
り、その任意な1つの運転の手動操作が可能となるシー
ケンスを用いて制御している。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態に係
る空調機用フィルター洗浄装置の制御方法について、図
面を用いて詳細に説明する。図1に本発明の実施の形態
に係る洗浄装置の正面図を示す。
【0014】空調機用フィルター洗浄装置20は、その
本体内部にフィルター22が直接挿入されるフィルター
挿入枠24と、該フィルター挿入枠24を上下に搬送す
るための駆動装置26と、前記フィルター挿入枠24内
のフィルター22を浸漬して洗浄するための洗浄槽28
と、該洗浄槽28の上方ですすぎを行なうすすぎ装置3
0と、排水処理を行なう排水装置と、各装置を制御する
制御盤64から構成されている。
【0015】前記フィルター挿入枠24は、略直方体の
全面を格子状の枠体31で構成されていて、洗浄装置2
0の正面方向の格子状の枠体には、開閉扉32が設けら
れている。さらに、前記フィルター挿入枠24には、洗
浄時にフィルター22に微細な振動を与えるためのバイ
ブレーター34が設けられている。フィルター22の挿
入作業時には、前記フィルター挿入枠24は洗浄槽28
の上部に配置される。フィルター22は、その厚み方向
の面を上方にして配置され、挿入するためのケース等の
介在物を一切使用せずに開閉扉32を開けて直接フィル
ター挿入枠24内へ挿入するようになっている。フィル
ター22の挿入完了後、洗浄装置20は運転を開始し、
フィルター挿入枠24は下方の洗浄槽28へと搬送され
る。また、洗浄装置20の本体部には、前記フィルター
挿入枠24の上下面を上下方向に貫通していて、かつ屈
曲を有する棒状体44が設けられており、前記フィルタ
ー挿入枠24は、前記格子状の枠体31と該棒状体44
とが干渉することなく上下動することができる。
【0016】前記駆動装置26は、駆動用モータ36
と、該駆動用モータの軸上に設けられたスプロケット3
8と、該スプロケット38に巻き掛けられ十分な破断強
度を有する搬送用チェーン40と、前記フィルター挿入
枠24をスムーズに上下移動させるために、前後および
左右方向を支持するガイドローラ42から構成されてい
る。前記フィルター挿入枠24は、前記搬送用チェーン
40にブラケット等を介して固定されており、駆動用モ
ータ36の回転運動を前記搬送用チェーン40の直線運
動に変換して上下動を可能にしている。また、洗浄装置
20の本体固定部には、前記フィルター挿入枠24の上
限停止位置、下限停止位置、およびすすぎ工程で下面が
洗浄槽に浸からない位置を検出するリミットスイッチ等
が設けられており、それぞれ制御盤64へ配線で接続さ
れている。
【0017】前記洗浄槽28は、勾配を有する洗浄槽底
板46と、前記勾配の最低部に洗浄液を排水する洗浄液
排水配管47を有している。さらに、洗浄槽28には、
洗浄後の洗浄液中から懸濁粒子を取り除くために、洗浄
液中で電解浮上用ガスを発生させる電解浮上装置電極5
0と、前記ガスの気泡と懸濁粒子を一緒に浮上させ排出
するためのフロス排出バルブ52が設けられている。ま
た、前記洗浄槽28内には、図示しないが、制御盤64
の信号と連動して洗浄水の注入口を開閉する開閉手段
と、一定水位を検出して検出信号を制御盤64へ送信す
る水位センサーが設けられている。前記開閉手段として
は、一般には開閉弁などが用いられ、前記水位センサー
としては、浮力を利用したフロートスイッチなどが用い
られている。
【0018】前記すすぎ装置30は、前記フィルター挿
入枠24の上部の梁に固定されたすすぎ用シャワーノズ
ル54を用いてすすぎ水を噴出させている。洗浄装置2
0側部には、すすぎ水を貯蔵しているすすぎ水供給タン
ク56と、すすぎ水を供給するためのすすぎ水供給ポン
プと、前記用品にそれぞれ配水するための水道水および
温水供給配管60、すすぎ水供給ポンプ抜き出し配管、
排水配管62、オーバーフロー配管が設けられている。
すすぎ作業エリアの全側面および天井部は、すすぎ水が
装置外部に飛散するのを防止する防滴カバー66を有し
ている。さらに飛散した水は防滴カバー66によりすべ
て洗浄槽28へ流れ落ちるように構成されている。ま
た、洗浄槽28での洗浄作業の終了後、フィルター挿入
枠24は駆動装置26により前記洗浄槽28から上方へ
搬送され、すすぎ装置30のすすぎ用シャワーノズル5
4からすすぎ水が噴霧される。
【0019】洗浄廃水の処理は、洗浄槽28の中に溜ま
っているフィルター22を洗浄した洗浄廃水の中に、ポ
リ塩化アルミニウム(PAC)をAl2O3として10
〜100mg/l(市販の8%原液ベースでは500〜
1000ppm)、好ましくは40〜80mg/l、高
分子凝集剤を0.1〜1.0mg/l、好ましくは0.
25〜0.5mg/lを加え、所定時間保持させる。高
分子凝集剤としては、アニオン系の高分子凝集剤、例え
ばポリアクリルアミド等を用いることができるが、これ
に限定されない。懸濁粒子を凝集させた後、制御盤64
の整流器の電源(電解用電源)を入れ、洗浄槽28の底
部に設置している電解浮上装置電極50に1A/dm2
〜10A/dm2好ましくは2.5A/dm2〜5A/
dm2の電流を流す。電流は直流電流であることが好ま
しいが、これに限定されない。すると、電解浮上装置電
極50の表面から電解浮上用ガスが発生し、その気泡に
より、懸濁粒子の凝集物を水面まで浮上させる。これに
よりフィルター洗浄廃水中の懸濁粒子の濃度は150m
g/l以下にまで低減され、洗浄廃水は河川等に放水可
能な水質まで簡単に処理される。
【0020】本装置側部には、各装置をそれぞれの工程
で制御すると共に、すすぎ水や排水の制御をするための
制御盤64が設けられている。
【0021】また、図2に本発明の実施の形態に係る洗
浄装置20の制御盤64の概念図を示す。制御盤64の
操作面には、制御盤銘板70、作動用電源が入っている
か否かを確認するためのランプ71、装置を作動状態に
おける初期状態に戻すための準備釦72、フィルター2
2を挿入したフィルター挿入枠24を上下作動する前に
予備的に漬け置きするための予備浸漬時間設定タイマー
73、上下作動時の浸漬回数設定セレクトスイッチ7
4、洗浄操作をスタートさせるための洗浄釦75、マニ
ュアル操作でフィルター挿入枠24を上昇させるための
上昇釦76、マニュアル操作でフィルター挿入枠24を
下降させるための下降釦77、廃水処理操作時に薬品添
加により生成したフロスを浮上させるためのガス発生電
解電源を作動させるための電解釦78、洗浄槽内洗浄液
温度を表示するための槽内温度表示板79、フィルター
挿入枠24内のフィルター22を振動さすためのバイブ
レーターセレクトスイッチ80、すすぎ操作をするか否
かのすすぎセレクトスイッチ81、洗浄槽28に給湯す
るかしないかの給湯セレクトスイッチ82、装置の作動
を停止させるための停止釦83、準備操作、洗浄工程の
終了前、マニュアル操作でフィルター挿入枠24を上昇
させる操作時及びマニュアル操作でフィルター挿入枠2
4を下降させる操作時に鳴るブザー84を具備してい
る。
【0022】さらに、図3〜図5に本発明の実施の形態
に係る洗浄装置20の制御方法の概念図を示す。
【0023】図3は、本発明の実施の形態に係る洗浄装
置20の準備操作のフローチャート図であり、具体的に
はフィルター挿入枠24をスタート位置まで搬送するた
めのステップである。誤操作を防止するために準備釦7
2を1秒以上押し続けると、ブザー84が連動し、フィ
ルター挿入枠24の搬送を開始する。洗浄装置20の上
端には、フィルター挿入枠24の搬送上限位置を検出し
て確認信号を送信する検出スイッチ等が設けられ、該確
認信号で停止したときのみ正常動作を知らせる準備ラン
プ71を点灯させる。異常により停止した場合は、準備
ランプ71は点灯しないため、目視で状態を確認し、停
止釦83で停止させることができる。
【0024】図4は、本発明の実施の形態に係る洗浄装
置20の全自動洗浄操作のフローチャート図である。洗
浄釦75により洗浄を開始する前に、浸漬回数設定セレ
クトスイッチ74により浸漬回数の設定と、予備浸漬時
間設定タイマー73により予備浸漬時間の設定を行な
う。その後、洗浄釦75の操作と連動して、電磁弁を開
放して洗浄水を所定の水位まで給水し、水位センサーか
らの検出信号を5秒間連続で確認した後に電磁弁を閉鎖
する。次にフィルター挿入枠24に固定されたバイブレ
ーター34を起動させ、前記フィルター挿入枠24を下
方へ搬送していく。以下、バイブレーター34は停止信
号が入るまで連続して動作している。洗浄装置20の下
端には、上端と同様に、フィルター挿入枠24の搬送下
限位置に検出スイッチ等が設けてあり、その検出信号に
より下端の洗浄槽28の中で停止して予備浸漬を10分
間行なう。予備浸漬時間は、予備浸漬時間設定タイマー
73の設定により行なう。予備浸漬完了後、フィルター
挿入枠24を上端位置まで再度搬送し、洗浄槽28から
取り出した状態で10秒間放置する。その後さらに下端
まで搬送して浸漬するという操作を繰り返す。この繰り
返しは、前記浸漬回数設定セレクトスイッチ74により
設定した浸漬回数だけ行なわれる。その後、すすぎ水供
給ポンプ58を作動させ、すすぎ水をすすぎ用シャワー
ノズル54から噴射させる。その間、フィルター挿入枠
24を下面が洗浄槽28に浸からない下方位置まで搬送
し、また上方位置まで再度搬送する動作を90秒間繰り
返す。上方位置および下方位置の検出は、洗浄装置20
の固定部に設けたフィルター挿入枠24の位置検出スイ
ッチを用いて行なう。そして、前記すすぎ水供給ポンプ
58を停止し、60秒間放置した状態で水切りを行な
う。水きり完了後、前記バイブレーター34を停止し、
終了を知らせるブザー84を作動させる。
【0025】図5は、本発明の実施の形態に係る洗浄装
置20のマニュアル操作によるフィルター挿入枠24の
上昇または下降操作のフローチャート図である。工程の
途中で停止している場合、または全工程が完了した後
に、ある1つの運転をもう一度おこないたい場合等に、
マニュアル操作により運転することがある。下降運転を
例に説明すると、下降釦77を連続で1秒以上押した場
合に、ブザー84が作動した後にマニュアル操作で下方
への搬送が可能となる。下降釦77をさらに押し続ける
と、フィルター挿入枠24は連続して下降し、自己復帰
型の下降釦77から手を離した時、またはフィルター挿
入枠24の上端位置の検出スイッチの確認信号により停
止する。マニュアル操作で上方へ搬送する方法について
も、下降釦77の代わりに上昇76釦を用いて上方へ搬
送することができる。さらにまた、前記下降釦77、上
昇釦76の代わりに、洗浄釦75、電解釦78を使用す
ることで、同様にマニュアル操作を行なうことができ
る。
【0026】本発明の実施形態に係る洗浄方法では、制
御盤64に設けられた準備釦72からの操作信号により
フィルター挿入枠24をスタート位置まで自動で搬送す
ることができ、さらに搬送完了時点で異常の有無を確認
できるので、その後の洗浄工程をより安全にかつ確実に
進めることができる。また、制御盤64に設けられた洗
浄釦75からの操作信号によりフィルター挿入枠24に
固定されたバイブレーター34を作動させると共に前記
フィルター挿入枠24を洗浄槽28まで搬送して所定時
間予備浸漬を行ない、次に前記フィルター挿入枠24を
洗浄槽28から引き上げて所定時間放置した後に再度洗
浄槽28に浸漬して所定時間放置する工程を所定回数繰
り返した後に洗浄槽28上部に搬送し、次にすすぎ装置
30のすすぎ水を所定時間噴射した後に所定時間放置
し、次に前記バイブレーター34を停止する段階を備え
ているので、従来の洗浄装置に比べフィルター22を傷
めることがなく、かつ洗浄効率を高めることができる。
【0027】また、本発明の実施形態に係る洗浄方法で
は、視覚または聴覚による確認手段を用いて前記洗浄工
程の終了を明確に確認できるようにしているので、作業
効率の向上が図れると共に、稼動状況を作業者が把握で
きるので、作業の安全性も向上する。前記確認手段とし
ては、視覚では回転灯や表示装置などがあり、聴覚では
音声などを用いることができる。
【0028】また、本発明の実施形態に係る洗浄方法で
は、制御盤64上の洗浄釦75からの操作信号と連動し
て、洗浄槽28内の洗浄に必要な洗浄水の水位を自動的
に検出して調整しているので、洗浄水不足による洗浄不
良や、洗浄水の多少による洗浄の仕上がりのばらつきが
なくなり、より確実な洗浄方法が提供できる。
【0029】また、本発明の実施形態に係る洗浄方法で
は、フィルター挿入枠24を洗浄槽28に繰り返し浸
漬、引き上げ、および放置する工程の回数を設定できる
ようにしているため、フィルター22の汚れ具合や、汚
れの種類などにより前記工程の回数を変更して洗浄する
ことができ、作業上の利便性が向上すると共に、より確
実に洗浄することができる。
【0030】また、本発明の実施形態に係る洗浄方法で
は、フィルター22をすすぐ工程において、前記フィル
ター挿入枠24を洗浄槽28から引き上げると共にすす
ぎ水供給ポンプ58を作動させ、次にすすぎ水供給タン
ク56からすすぎ水をすすぎ用シャワーノズル54によ
り予め設定した時間連続的にすすぎ水を噴射しているた
め、すすぎ水の多少による洗浄の仕上がりのばらつきが
なくなり、より確実な洗浄方法が提供できる。
【0031】また、本発明の実施形態に係る洗浄方法で
は、フィルター22をすすぐ工程において、すすぎ水噴
射が完了するまでフィルター挿入枠24を上下動させる
ことにより、すすぎ水がフィルター22の全面に万遍無
く当てられるので、より確実にすすぎ作業を行なうこと
ができる。
【0032】また、本発明の実施形態に係る洗浄方法で
は、上昇釦、下降釦、洗浄釦、準備釦および電解釦を用
いて、それぞれ個別の運転を行なえるようにしているた
め、フィルター22の汚れ具合や、汚れの種類などに合
わせて個別に各工程を繰り返し行なうことができ、作業
上の利便性が向上すると共に、より確実に洗浄すること
ができる。
【0033】
【実施例】次に、実施例をもとに本発明の実施の形態を
説明する。ただし、以下の説明は本発明を限定するもの
ではない。
【0034】表1に本発明の洗浄方法に関する実施例1
から実施例10を示す。
【表1】
【0035】図1に示した洗浄装置20を用い、上述の
方法に従って洗浄した。1100mm×990mm×6
90mmの洗浄槽28に0.5m3の水を入れ、市販ア
ルカリ洗剤0.0〜0.1wt%を溶かし、浸漬時間が
一回あたり5〜10秒、引き上げ時間が一回あたり5〜
10秒の繰り返し数30回で洗浄した。全洗浄時間を通
して、フィルター挿入枠24に取付けた20Wのバイブ
レーター34を連続的にまたは間欠的に振動させた。本
実施例では、300mm×250mm×20mm厚のフ
ィルター22を洗浄用のサンプルとして用いて、フィル
ター挿入枠24に取付けた20Wのバイブレーター34
を連続的に振動させながら、浸漬時間を一回あたり10
秒、引き上げ時間を一回あたり10秒の繰り返し数10
0回で洗浄した後、乾燥し、乾燥後の重量減を求め、そ
の値を洗浄前重量のwt%として求めたものが、表1に
示すフィルター22の付着物量である。
【0036】表1の結果から、洗剤は市販のアルカリ洗
剤または市販の中性洗剤を用いることができる。実施例
ではアルカリ洗剤としてライオン(株)のトップ(商品
名)を、中性洗剤としてライオン(株)のママレモン(商
品名)を使用した。また、適正洗剤量は0.01〜0.
1wt%である。
【0037】浸漬時間及び引き上げ時間は、好ましくは
5秒〜10秒であるが、それに限定されず適当な範囲に
設定することができる。浸漬、引き上げの繰り返し数は
洗浄率の目標によって、適当に変えることができるが、
好ましくは20〜40回が適正である。また、バイブレ
ーター34による連続的振動と浸漬時のみ振動する間欠
振動の洗浄率を比較すると、連続的振動を行った時の洗
浄率が若干高い。これらの適正条件で洗浄することによ
り、89〜99%の洗浄効果を得ることができた。これ
らの値は従来の方法に比べて大きく上昇している。
【0038】表2に本発明の廃水処理方法に関する実施
例11から実施例15の結果を示す。
【表2】
【0039】表2の廃水処理試験では、図1に示す洗浄
装置20を用いて、高速道路料金所の空調機のフィルタ
ー22を洗浄し、廃水処理前のSS濃度が520mg/
lの廃水を作り、試験に供した。
【0040】廃水処理試験は、1000mlの廃水を処
理することができる容器底部に、電解浮上用ガスを発生
させる電解浮上装置電極を設置した電解浮上廃水処理試
験装置を用いて試験した。表2の実施例11に示すよう
に、ポリ塩化アルミニウムを無添加の場合には懸濁粒子
の凝集が不十分となり、処理水のSS濃度は充分に下が
らない。ポリ塩化アルミニウムの添加量が10〜100
mg/l、高分子凝集剤の添加量が0.1〜1.0mg
/l、電解浮上電流密度が1〜10A/dm2の条件範
囲では懸濁粒子を河川への放水規制値以下まで、短時間
に電解浮上分離することができる。
【0041】これらの結果から、本発明の装置を用いて
上記の条件で操作することによって、処理水のSS濃度
を10〜100mg/lにまで低減することができた。
【発明の効果】上述の如く、本発明に係る空調機用フィ
ルター洗浄装置の制御方法は、洗浄装置を制御するため
の各種釦を有する制御盤を用いて空調設備等の汚れたフ
ィルターを洗浄するための洗浄装置の制御方法におい
て、前記制御盤上の準備釦からの操作信号によりフィル
ター挿入枠が上昇を始め、その後所定の位置で停止し、
かつ視覚または聴覚による確認手段が前記準備釦の入力
開始から前記フィルター挿入枠の停止時まで連動する段
階と、前記制御盤上の洗浄釦からの操作信号により前記
フィルター挿入枠に固定されたバイブレーターを作動さ
せると共に前記フィルター挿入枠を前記洗浄槽まで搬送
して所定時間予備浸漬を行ない、次に前記フィルター挿
入枠を前記洗浄槽から引き上げて所定時間放置した後に
再度洗浄槽に浸漬して所定時間放置する工程を所定回数
繰り返した後に前記洗浄槽上部に搬送し、次にすすぎ装
置のすすぎ水を前記フィルターに所定時間噴射した後に
所定時間放置し、次に前記バイブレーターを停止する段
階を有することにより、高速道路料金所やビルの空調用
のフィルターを劣化させずに短時間に洗浄でき、さらに
その排水も容易に短時間に処理する洗浄装置の制御方法
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る洗浄装置の正面図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態に係る洗浄装置の制御盤の
概念図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る洗浄装置の準備操作
のフローチャート図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る洗浄装置の全自動洗
浄操作のフローチャート図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る洗浄装置のマニュア
ル操作によるフィルター挿入枠の上昇または下降操作の
フローチャート図である。
【符号の説明】
20 洗浄装置 22 フィルター 24 フィルター挿入枠 26 駆動装置 28 洗浄槽 30 すすぎ装置 31 格子状の枠体 32 開閉扉 34 バイブレーター 36 モータ 38 スプロケット 40 チェーン 42 ガイドローラ 44 棒状体 46 洗浄槽底板 47 洗浄水排水配管 50 電解浮上装置電極 52 フロス排出バルブ 54 すすぎ水噴射ノズル 56 すすぎ水供給タンク 60 水道水および温水供給配管 62 排水配管 64 制御盤 66 防滴カバー 70 制御盤銘板 71 ランプ 72 準備釦 73 予備浸漬時間設定タイマー 74 浸漬回数設定セレクトスイッチ 75 洗浄釦 76 上昇釦 77 下降釦 78 電解釦 79 槽内温度表示板 80 バイブレーターセレクトスイッチ 81 すすぎセレクトスイッチ 82 給湯セレクトスイッチ 83 停止釦 84 ブザー
フロントページの続き (72)発明者 金子 雅人 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内 (72)発明者 長谷川 繁夫 広島県広島市西区観音新町一丁目20番24号 菱明技研株式会社内 (72)発明者 伊藤 龍哉 広島県広島市西区観音新町一丁目20番24号 菱明技研株式会社内 (72)発明者 高倉 勝也 広島県広島市西区観音新町一丁目20番24号 菱明技研株式会社内 (72)発明者 信太 雅雄 東京都中央区日本橋大伝馬町14番1号 ハ イウェイ・トール・システム株式会社内 (72)発明者 間瀬 直人 東京都中央区日本橋大伝馬町14番1号 ハ イウェイ・トール・システム株式会社内 Fターム(参考) 3B201 AA47 AB02 AB32 AB47 BB02 BB22 BB82 BB92 BC05 CC01 CD33 CD43

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄装置を操作するための各種釦を有す
    る制御盤を用いて空調設備等の汚れたフィルターを洗浄
    するための洗浄装置の制御方法において、前記制御盤上
    の準備釦からの操作信号によりフィルター挿入枠が上昇
    を始め、その後運転開始の位置で停止し、かつ視覚また
    は聴覚による確認手段が前記準備釦の入力開始から前記
    フィルター挿入枠の停止時まで連動する段階と、前記制
    御盤上の洗浄釦からの操作信号により前記フィルター挿
    入枠に固定されたバイブレーターを作動させると共に前
    記フィルター挿入枠を前記洗浄槽まで搬送して予備浸漬
    を行ない、次に前記フィルター挿入枠を前記洗浄槽から
    引き上げて放置した後に再度洗浄槽に浸漬して放置する
    工程を繰り返した後に前記洗浄槽上部に搬送し、次にす
    すぎ装置のすすぎ水を前記フィルターに噴射した後に放
    置し、次に前記バイブレーターを停止する段階を含むこ
    とを特徴とする空調機用フィルター洗浄装置の制御方
    法。
  2. 【請求項2】 視覚または聴覚による確認手段を用い
    て、洗浄作業の終了を知らせることを特徴とする、請求
    項1に記載の空調機用フィルター洗浄装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 前記洗浄釦からの操作信号と連動して、
    前記洗浄槽中の洗浄水を洗浄に必要な水位まで調整する
    段階とを含む、請求項1または2に記載の空調機用フィ
    ルター洗浄装置の制御方法。
  4. 【請求項4】 前記フィルター挿入枠の前記洗浄槽に対
    する浸漬、引き上げおよび放置する工程の繰り返しを、
    前記制御盤上で設定した回数まで自動的に行なう段階を
    含む請求項1〜3のいずれかに記載の空調機用フィルタ
    ー洗浄装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 前記フィルターをすすぐ工程において、
    前記フィルター挿入枠を前記洗浄槽上部に搬送すると共
    にすすぎ水供給ポンプが作動し、次にすすぎ水供給タン
    クからすすぎ水をすすぎ水噴射ノズルに送り、次に予め
    設定した時間連続的にすすぎ水を噴射する段階が含まれ
    たことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の空
    調機用フィルター洗浄装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 前記フィルターをすすぐ工程において、
    すすぎ水噴射と同時に前記フィルター挿入枠の下面が前
    記洗浄槽に浸からない位置までフィルター挿入枠を下降
    させた後、下降点に達するとただちに上昇する繰り返し
    動作を、すすぎ水噴射が終了する前まで行なう段階が含
    まれたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載
    の空調機用フィルター洗浄装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 上昇釦、下降釦、洗浄釦、準備釦または
    電解釦のうち任意な1つの操作信号を連続で入力するこ
    とにより、その任意な1つの運転の手動操作が可能とな
    るシーケンスを用いて制御することを特徴とする空調機
    用フィルター洗浄装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105983551A (zh) * 2016-06-30 2016-10-05 哈尔滨尼亚农业有限公司 一种多功能种子清洗装置
CN108477637A (zh) * 2018-06-27 2018-09-04 贵州云上刺梨花科技有限公司 一种智能刺梨清洗装置
JP2021040802A (ja) * 2019-09-09 2021-03-18 東京瓦斯株式会社 洗浄の方法、システム、プログラムおよび機器

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