JPH062056U - 燃焼温風暖房機 - Google Patents

燃焼温風暖房機

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Publication number
JPH062056U
JPH062056U JP3722992U JP3722992U JPH062056U JP H062056 U JPH062056 U JP H062056U JP 3722992 U JP3722992 U JP 3722992U JP 3722992 U JP3722992 U JP 3722992U JP H062056 U JPH062056 U JP H062056U
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JP
Japan
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combustion
temperature
blower
burner
fuel supply
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Pending
Application number
JP3722992U
Other languages
English (en)
Inventor
裕幸 石村
Original Assignee
株式会社日立ホームテック
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日立ホームテック filed Critical 株式会社日立ホームテック
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Publication of JPH062056U publication Critical patent/JPH062056U/ja
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  • Control Of Combustion (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 寒い時の運転開始時に冷風が出るのを防ぎ、
強から弱燃焼状態に切り換わる時に本体のおんどがオー
バーシュートするのを防ぐ。 【構成】 バーナ部2と、このバーナ部2に燃料を供給
する燃料供給手段4と、バーナ部2に燃焼用空気を供給
する燃焼用送風機6と、バーナ部2で発生した燃焼熱を
温風にして送り出す対流用送風機11と、燃料供給手段
4、燃焼用送風機6、対流用送風機11を制御する制御
回路を備えた燃焼温風暖房機において、前記バーナ部2
近傍に温度検知素子13を設けバーナ部2発生でする燃
焼熱により大きく上昇または下降する温度を検知し、制
御回路は燃料供給手段4によるバーナ部2への燃料供給
量に無関係に温度検知素子13の検知信号に基づき対流
用送風機11の送風能力を多段階に切り換え制御するも
のとした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は対流用送風機の送風能力を多段階に切り換えて温風量を制御する燃焼 温風暖房機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の燃焼温風暖房機は、バーナ部と、このバーナ部に燃料を供給す る燃料供給手段と、バーナ部に燃焼用空気を供給する燃焼用送風機と、前記バー ナ部で発生した燃焼熱を温風にして送り出す対流用送風機と、温度検知素子から の信号によって燃料供給手段の燃料供給量と対流用送風機の送風量とを制御する 制御回路等を備え、対流用送風機の送風量は燃料供給手段の燃料供給量が少ない 時は少なくし、多い時は多くするというように、燃料供給量に連動させて送風量 の制御を行っていた。
【0003】 しかし燃料供給量を多段階に切り換え可能なこの種の燃焼温風暖房機の場合に は、燃料供給量を多段階に切り換えた直後には本体内の温度がオーバーシュート するのが一般的で、強燃焼状態から弱燃焼状態に切り換えると、上昇している本 体内温度は一時的に更に上昇し、本体内の電気機器の過熱防止のため過熱安全装 置等が誤動作する可能性があった。
【0004】 この問題点を解消するために、強燃焼状態から弱燃焼状態に切り換わった際に 、対流用送風機の送風量を一定時間だけ遅延した後に強から弱に切り換えるよう にしたものがある。(例えば実開昭63−63830号公報)
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来の燃焼温風暖房機のような例では、前述の如く燃料供給量を多段階に切り 換えた直後には本体内の温度が一時的にオーバーシュートする、即ち弱燃焼状態 から強燃焼状態に切り換えると送風量が増大するため低い温度の本体温度は更に 一時的に下降し本体より冷風が吹き出し暖房感が悪くなり、また、強燃焼状態か ら弱燃焼状態に切り換えると上昇している本体内温度は一時的に更に上昇するの で、本体内の電気機器の過熱防止のために設ける過熱安全装置の設定温度はオー バーシュートによる誤動作を防止するため、必要以上の温度に設定しなければな らず、安全装置としての効果が低下するとともに本体内に装着されている電気機 器等の耐熱性も高める必要があり、使用時の快適性と安全性と経済性の問題があ った。
【0006】 また、強燃焼状態から弱燃焼状態に切り換わった際に、対流用送風機の送風量 を一定時間だけ遅延した後に強から弱に切り換えるものも、弱燃焼状態から強燃 焼状態に切り換える場合は、送風量が増大するため低い温度の本体温度は溶くに 室温が低いときなど、更に一時的に下降し本体より冷風が吹き出し暖房感が阻害 され、使用時の快適性が良くないという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するためになされたものであり、バーナ部と、このバ ーナ部に燃料を供給する燃料供給手段と、バーナ部に燃焼用空気を供給する燃焼 用送風機と、バーナ部で発生した燃焼熱を温風にして送り出す対流用送風機と、 燃料供給手段、燃焼用送風機及び対流用送風機を制御する制御回路を備えた燃焼 温風暖房機において、バーナ部近傍に温度検知素子を設けバーナ部発生でする燃 焼熱により大きく上昇または下降する温度を検知し、制御回路は燃料供給手段に よるバーナ部への燃料供給量に無関係に温度検知素子の検知信号に基づき対流用 送風機の送風能力を多段階に切り換え制御するものとした。
【0008】
【作用】
上記のように構成したことにより、温度検知素子にて検知したバーナ部近傍の 温度によって送風機の送風量を制御し、寒い日等強燃焼状態であるがバーナ部近 傍の温度が低い場合でも冷たくない適温の温風を送風する。また、強燃焼状態か ら弱燃焼状態に切り換わった直後のまだバーナ部近傍の温度が高い間は送風量は 多く、バーナ部近傍の温度がオーバーシュートすることなく安全装置の誤動作等 を防止する作用をする。
【0009】
【実施例】
図1は本考案の燃焼温風暖房機の一実施例を示す断面構造図、図2は同じく電 気系統図、図3は同じく温度検知素子と送風量の関係図である。
【0010】 図において、燃焼温風暖房機本体1内にバーナ部2と、このバーナ部2に送油 管3を介して燃料を供給する燃料供給手段4と、バーナ部2に送風路5を介して 燃焼用空気を送風する燃焼用送風機6と、バーナ部2の上部に熱交換器7が取り 付けられている。燃焼用送風機6に給気管8を介して燃焼用空気を給気する給排 気筒9を接続し、熱交換器7にも排気管10を介して同じく給排気筒9を接続し ている。本体1背面に熱交換器7に送風する対流用送風機11が取り付けられて いる。また、バーナ部2には受熱板12を介して温度検知素子13が取り付けら れている。
【0011】 制御回路14には燃料供給手段4と、燃焼用送風機6と、対流用送風機11と 、温度検知素子13が接続されており、温度検知素子13で受熱板12の温度が 検知され、燃料供給手段4の送油量と、燃焼用送風機6の送風量を制御し、必要 な燃焼量を出し、対流用送風機11は図3に示すように温度検知素子13が検知 した温度により風量レベルが切り換わるように制御される。
【0012】 上記構成からなる本実施例の動作について説明する。
【0013】 今、燃焼温風暖房機を運転させると、バーナ部2内に燃料供給手段4から燃料 が、燃焼用送風機6から燃焼用空気が供給されて、点火後燃焼する。燃焼した後 の排気ガスは熱交換器7、排気管10及び給排気筒9を通って室外へ排出される 。運転初期はバーナ部2の温度が低いので対流用送風機11は運転しない。
【0014】 燃焼を継続させるとバーナ部2の温度の温度は上昇してくるが、それに伴い受 熱板12の温度も上昇してくる。そして温度検知素子13の検知温度がT1にな ると、制御回路14から対流用送風機11にレベル1の送風量で運転するよう、 初めて指令が出される。そうすると対流用送風機11からの送風によりバーナ部 2、熱交換器7の熱は熱交換され、室内へ温風が送り出される。この直後に燃焼 量が急に増えても、受熱板12の温度が上昇しない限り、送風量のレベルは換わ らないので、冷たい温風が急に出てくるという現象は起きない。
【0015】 その後燃焼量が増えるなどにより温度検知素子13の検知温度がT2→T3→T 4 となった場合は、送風量はレベル2→レベル3→レベル4へと増加する方向へ と切り換わる。送風量レベルを増加させた状態で運転しているときに温度検知素 子13の検知温度が下がってくるようであれば、また、もとの送風量のレベルへ と下げる。このようにしてバーナ部2、熱交換器7及び本体1内部の温度も一定 温度検知素子にて検知したバーナ部近傍の温度によって送風機の送風量を制御し 、寒い日等強燃焼状態であるがバーナ部近傍の温度が低い場合でも冷たくない適 温の温風を送風する。また、強燃焼状態から弱燃焼状態に切り換わった直後のま だバーナ部近傍の温度が高い間は送風量は多く、バーナ部近傍の温度がオーバー シュートすることなく安全装置の誤動作等を防止する作用をする。温度以下に保 たれる。
【0016】 また、例えば温度検知素子13の検知温度がT3〜T4の範囲内にあって対流用 送風機11の送風量がレベル3で運転中に燃焼量が減少したときは、即送風量が 切り換わらないで温度検知素子13の検知温度がT3を下回ったときにレベル2 の送風量となる。この動作により、従来の燃焼切り換わり時の温度のオーバーシ ュートを防ぐことが出来る。
【0017】
【考案の効果】
以上により本考案によれば、バーナ部近傍に温度検知素子を設けバーナ部発生 でする燃焼熱により大きく上昇または下降する温度を検知し、制御回路は燃料供 給手段によるバーナ部への燃料供給量に無関係に温度検知素子の検知信号に基づ き対流用送風機の送風能力を多段階に切り換え制御するものとしたから、寒い日 に弱燃焼状態から強燃焼状態に切り換わった直後等の、まだバーナ部近傍の温度 が低い場合でも冷たくない適温の温風を送風し、また、強燃焼状態から弱燃焼状 態に切り換わった直後もバーナ部近傍の温度がオーバーシュートすることがない ので、過熱防止安全装置の設定温度に余裕をもたせることができ、電気部品等の 耐熱温度を特別に高いものとする必要がなく、使用時の快適性と安全性と経済性 を向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す燃焼温風暖房機の断面
構造図である。
【図2】同じく電気系統図である。
【図3】同じく温度検知素子と送風量の関係図である。
【符号の説明】
2 バーナ部 4 燃料供給手段 6 燃焼用送風機 11 対流用送風機 13 温度検出素子 14 制御手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナ部(2)と、このバーナ部(2)
    に燃料を供給する燃料供給手段(4)と、バーナ部
    (2)に燃焼用空気を供給する燃焼用送風機(6)と、
    前記バーナ部(2)で発生した燃焼熱を温風にして送り
    出す対流用送風機(11)と、前記燃料供給手段
    (4)、燃焼用送風機(6)及び対流用送風機(11)
    を制御する制御回路(14)を備えた燃焼温風暖房機に
    おいて、前記バーナ部(2)近傍に温度検知素子(1
    3)を設けてバーナ部(2)で発生する燃焼熱により大
    きく変化する温度を検知し、前記制御回路(14)は燃
    料供給手段(4)によるバーナ部(2)への燃料供給量
    に無関係に温度検知素子(13)の検知信号に基づき対
    流用送風機(11)の送風能力を多段階に切り換え制御
    するものとしたことを特徴とする燃焼温風暖房機。
JP3722992U 1992-06-03 1992-06-03 燃焼温風暖房機 Pending JPH062056U (ja)

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JP3722992U JPH062056U (ja) 1992-06-03 1992-06-03 燃焼温風暖房機

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JP3722992U JPH062056U (ja) 1992-06-03 1992-06-03 燃焼温風暖房機

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JPH062056U true JPH062056U (ja) 1994-01-14

Family

ID=12491777

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JP3722992U Pending JPH062056U (ja) 1992-06-03 1992-06-03 燃焼温風暖房機

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JP (1) JPH062056U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7141574B1 (ja) * 2021-08-10 2022-09-26 コロナ株式会社 送風バーナ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7141574B1 (ja) * 2021-08-10 2022-09-26 コロナ株式会社 送風バーナ装置

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