JPH06205367A - 映像信号再生装置 - Google Patents

映像信号再生装置

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Publication number
JPH06205367A
JPH06205367A JP4348966A JP34896692A JPH06205367A JP H06205367 A JPH06205367 A JP H06205367A JP 4348966 A JP4348966 A JP 4348966A JP 34896692 A JP34896692 A JP 34896692A JP H06205367 A JPH06205367 A JP H06205367A
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JP
Japan
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signal
video
video signal
circuit
field
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Application number
JP4348966A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Okamoto
学 岡本
Tomoyoshi Takeya
智良 竹谷
Yoshinobu Nagase
芳伸 長瀬
Takashi Yoshimi
隆 吉見
Hitoshi Yamazaki
仁志 山崎
Sukeyasu Matsuura
祐康 松浦
Masakazu Miyazaki
正和 宮崎
Yoshiki Furuta
芳樹 古田
Masahiro Sui
昌弘 須井
Hirobumi Matoba
博文 的場
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録媒体の記録映像を任意に適切に再生でき
ないようにする。 【構成】 記録媒体としてフィールド単位の映像信号と
その映像信号のフィールドが奇数及び偶数フィールドの
いずれであるかを示す識別データとが記録信号として記
録されたものが用いられ、その記録媒体から記録媒体か
ら記録信号を読み出して映像信号及び識別データを抽出
し、抽出識別データに従って記録媒体に記録された映像
信号の奇数及び偶数フィールドのうちの一方のフィール
ドだけを用いて2フィールドで1フレームを構成する映
像信号が再生される。 【効果】 記録媒体の記録映像を専用の再生装置を用い
た場合にのみ適切に再生することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオディスク等の記
録媒体から読み出された信号から映像信号を再生する映
像信号再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】記録媒体に記録された映像信号を再生す
る従来装置としてはビデオディスクプレーヤやビデオテ
ープレコーダがあることは良く知られている。例えば、
ビデオディスクプレーヤにおいては、ディスクが予め定
められたビデオディスクのフォーマットのものである限
り、ディスクに記録された映像信号がそのまま再生出力
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ビデオディ
スク演奏時に全ての記録映像を任意に再生可能にしてし
まうと不都合な場合がある。例えば、教育用の映像やゲ
ーム映像においては使用者の操作に応じてその後の映像
展開が変化するものがあり、試験問題の回答やゲームの
ポイントが使用者に容易に分ってしまうと、ソフト自体
が有する価値が半減したり、使用者にとっても意味のな
いものになってしまう。
【0004】そこで、本発明の目的は、記録媒体の記録
映像を任意に適切に再生することができない再生装置を
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の映像信号再生装
置は、フィールド単位の映像信号とその映像信号のフィ
ールドが奇数及び偶数フィールドのいずれであるかを示
す識別データとが記録信号として記録された記録媒体か
ら映像信号を再生する装置であって、記録媒体から記録
信号を読み出して映像信号及び識別データを抽出する抽
出手段と、抽出識別データに応じて抽出映像信号のフィ
ールドを判別する判別手段と、少なくとも1フィールド
分の映像信号を記憶する容量を有する画像メモリと、判
別手段の判別結果に応じて抽出映像信号の奇数及び偶数
フィールドのいずれか一方のフィールドだけを画像メモ
リに選択的に書き込みかつ書き込んだ1フィールド分の
映像信号を画像メモリから奇数及び偶数フィールドの映
像信号として読み出す手段とを含むことを特徴としてい
る。
【0006】
【作用】本発明の映像信号再生装置においては、記録媒
体としてフィールド単位の映像信号とその映像信号のフ
ィールドが奇数及び偶数フィールドのいずれであるかを
示す識別データとが記録信号として記録されたものが用
いられ、その記録媒体から記録媒体から記録信号を読み
出して映像信号及び識別データを抽出し、抽出識別デー
タに応じて抽出映像信号のフィールドを判別し、その判
別結果に応じて抽出映像信号の奇数及び偶数フィールド
のいずれか一方のフィールドだけを画像メモリに選択的
に書き込み、書き込んだ1フィールド分の映像信号を画
像メモリから奇数及び偶数フィールドの映像信号として
読み出すことが行なわれ、記録媒体に記録された映像信
号の奇数及び偶数フィールドのうちの一方のフィールド
だけを用いて2フィールドで1フレームを構成する映像
信号が再生される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳
細に説明する。本発明の映像信号再生装置を適用したデ
ィスクプレーヤにおいて用いられるビデオディスクに
は、CAVディスクの場合には図1に示すように、内周
から外周に向けてトラック1周毎に1フレーム(2フィ
ールド)の情報が記録されている。奇数フィールドとし
ては連続的な映像を示す映像信号A1,A2,A3,……
が記録され、偶数フィールドとしては黒や白等の単色映
像を示す映像信号B1,B2,B3,……が記録されてい
る。同一フレームにおいても奇数フィールドの映像と偶
数フイールドの映像とには相関はない。音声情報として
第1チャンネルに奇数フィールドに記録された映像情報
に関連した音声信号が記録され、第2チャンネルにはピ
ンクノイズやホワイトノイズ等の意味のない音声信号又
は第1チャンネルの音声信号の内容とは無関係な音声信
号が記録されている。これら音声信号成分より低い周波
数成分にはEFM変調によるCDフォーマットのディジ
タルデータが多重記録されている。このディジタルデー
タは再生すべき映像フィールド及び音声チャンネルを選
択するための制御データ、また例えば、ゲーム映像の場
合にそのゲームの進行に従ってピックアップ2の情報読
取点をディスク上の所望の位置に移動させるための制御
データからなる。
【0008】また、映像信号にはビデオディスクである
ことを示すフィリップスコード(ディスクコード)が各
フィールドの所定位置、例えば、水平帰線期間に挿入さ
れている。CAVディスクの場合にはフィリップスコー
ドはディスク上のプログラムエリア(リードインエリア
及びリードアウトエリア以外の領域)における奇数フィ
ールドの17H(水平ライン),18Hにピクチャーナ
ンバ(PICTURE-No.)が記録され、偶数フィールドの2
80H,281Hにチャプターナンバ(CHAPTER-No.)
が記録されている。よって、このピクチャーナンバ及び
チャプターナンバを識別することにより奇数及び偶数フ
ィールドのうちいずれのフィールドの映像信号であるか
を判別することができる。CLVディスクの場合には奇
数フィールドの17H(水平ライン),18Hにタイム
ナンバ(TIMEE-No.)が記録され、偶数フィールドの2
80HにCLVコード、281Hにチャプターナンバが
記録されている。よって、CLVディスクでもタイムナ
ンバ、CLVコード及びチャプターナンバを識別するこ
とにより奇数及び偶数フィールドのうちいずれのフィー
ルドの映像信号であるかを判別することができる。本発
明においては、これらピクチャーナンバ、タイムナン
バ、CLVコード及びチャプターナンバ等のコードを映
像信号のフィールドが奇数及び偶数フィールドのいずれ
であるかを示す識別データとして用いている。
【0009】図2に示す本発明によるビデオディスクプ
レーヤにおいて、ビデオディスク1に記録された信号は
ピックアップ2によって読み取られる。ピックアップ2
から出力された読取RF信号はHPF(ハイパスフィル
タ)3において映像信号帯域成分のみとなってFM検波
回路4に供給される。FM検波回路4において復調され
た映像信号はCCD(Charge Coupled Device )5に供
給される。CCD5は復調された映像信号の時間軸エラ
ーを打ち消すように位相制御を行なう。CCD5の出力
映像信号はA/D変換器6及びフィールド判別回路13
に供給される。A/D変換器6においてディジタルビデ
オデータ化された映像信号はメモリコントローラ7に供
給される。メモリコントローラ7は画像メモリ8に対す
るデータの書き込み及び読み出しを制御する。画像メモ
リ8はFIFO(First In FirstOut)からなり、少な
くとも1H(水平走査期間)の映像信号を記憶する容量
を有している。画像メモリ8から読み出されたビデオデ
ータはメモリコントローラ7からD/A変換器9に供給
される。D/A変換器9は読み出されたデータをアナロ
グ映像信号に変換する。
【0010】D/A変換器9の出力には混合器10が接
続されている。混合器10は、D/A変換器9からのア
ナログ映像信号に第1複合同期信号CS1を加えるため
のものである。その第1複合同期信号CS1は同期信号
発生回路11において発生される。混合器10の出力に
は遅延回路12が接続されている。この遅延回路12は
遅延線121及び切換スイッチ122を有している。遅
延線121は混合器10から出力された映像信号を約1
40nsec遅延させる。スイッチ122は後述のバースト
不連続検出回路19の検出結果に応じて混合器10及び
遅延線121のいずれか一方の出力信号を選択的に中継
する。スイッチ122の中継出力が遅延回路12の出力
である。
【0011】フィールド判別回路13は復調された映像
信号中からフィリップスコードを検出し、フィリップス
コードの内容から読み出し中の映像信号のフィールドを
判別し、その結果をフィールド判別信号としてCPU3
3に供給する。CCD5の出力には同期分離回路14が
接続されている。同期分離回路14は復調された映像信
号から水平同期信号DHS及び垂直同期信号DVSを分
離抽出する。分離抽出された水平同期信号DHS及び垂
直同期信号DVSはメモリコントローラ7に供給される
と共にその水平同期信号DHSはPLL回路15にも供
給される。PLL回路15は位相比較回路151、LP
F(ローパスフィルタ)152及びVCO(電圧制御発
振器)153からなる。位相比較回路151は1/N分
周器16(Nは例えば、910)から出力される基準水
平同期信号RHSと分離水平同期信号DHSとの位相を
比較し、その比較結果をLPF152に供給する。LP
F152の出力電圧がVCO153の制御電圧となる
他、スピンドルサーボ回路17に時間軸エラー信号とし
て供給される。スピンドルサーボ回路17は時間軸エラ
ー信号を打ち消すようにスピンドルモータ32の回転を
制御する。
【0012】同期信号発生回路11は図示しないカウン
タを備え、基準クロック発生回路18から出力される基
準クロック信号RCLをそのカウンタにより計数してN
TSC方式の映像信号フォーマットに準拠した第1水
平、第1垂直及び第1複合同期信号HS1,VS1,C
S1を各々発生する他に、カラーバースト信号発生期間
を示すバーストゲート信号BGを発生する。第1水平及
び第1垂直同期信号HS1,VS1はメモリコントロー
ラ7に供給され、第1複合同期信号CS1は混合器10
に供給される。
【0013】基準クロック発生回路18から出力される
基準クロック信号RCLの周波数は例えば4fSCであ
り、そのクロック信号RCLがA/D変換器6、メモリ
コントローラ7、D/A変換器9、1/N分周器16及
びバースト不連続検出回路19に供給される。A/D変
換器6、メモリコントローラ7及びD/A変換器9はこ
の基準クロック信号RCLをタイミング信号として動作
する。
【0014】バースト不連続検出回路19においては、
図3に示すように、信号入力段には基準クロック発生回
路18からの基準クロック信号RCLを1/4分周する
分周器191及び混合器10の出力信号を2値化する2
値化回路192が設けられている。分周器191による
分周出力及び2値化出力が排他的論理和回路193に供
給される。排他的論理和回路193の出力にはサンプル
回路194が接続されている。サンプル回路194は基
準クロック信号RCLに応じて排他的論理和回路193
の出力信号を保持し、5サンプル分を保持出力する。サ
ンプル回路194の出力には多数決回路195が接続さ
れている。多数決回路195はサンプル回路194の5
つの保持出力のうちの3つ以上が高レベルのとき高レベ
ル出力となり、それ以外の状態では低レベル出力とな
る。多数決回路195の出力には更にサンプル回路19
6が接続されている。サンプル回路196は第1水平同
期信号に応じて多数決回路195の出力信号を保持し、
5サンプル分を保持出力する。サンプル回路196の出
力には多数決回路197が接続されている。多数決回路
197は多数決回路195と同様の動作を行ない、サン
プル回路196の5つの保持出力のうちの3つ以上が高
レベルのとき高レベル出力となり、それ以外の状態では
低レベル出力となる。多数決回路197の出力信号がバ
ースト不連続検出回路19の検出信号となる。
【0015】ピックアップ2から出力された読取RF信
号はBPF(バンドパスフィルタ)21,22及びLP
F(ローパスフィルタ)23にも供給される。BPF2
1は読取RF信号中の第1チャンネルのオーディオ信号
帯域成分のみをFM検波回路24に供給し、またBPF
22は第2チャンネルのオーディオ信号帯域成分のみを
FM検波回路25に供給する。FM検波回路24,25
には切換回路26が接続され、復調された音声信号が切
換回路26を介して音声1ch出力及び音声2ch出力
として出力される。切換回路26はスイッチ27,28
及び加算器29,30から構成されている。スイッチ2
7,28は共に2つの固定接点の他に中間位置を有する
切換スイッチであり、その中間位置を定常位置としてい
る。
【0016】LPF23は読取RF信号中のCDフォー
マット信号帯域成分のみをEFM復調回路31に供給す
る。EFM復調回路31から出力されるディジタルデー
タはエラー訂正回路32を介してCPU33に供給され
る。CPU33はこのディジタルデータ及び上記のフィ
ールド判別信号に応じてスイッチ27,28の切換指令
及びメモリコントローラ7の制御指令を発生する。
【0017】次に、かかる構成の本発明によるディスク
プレーヤの動作について図4のCPU33の動作フロー
を参照しつつ説明する。このディスクプレーヤにおいて
は、演奏されるビデオディスク1が図1に示したディス
クであるならば、例えば、プログラムエリア内で最初に
読み取るべき所定のトラック(例えば、第1トラック)
に制御データとしてその種のビデオディスクであること
を示すディスク識別信号が記録されているので、演奏開
始後、リードインエリアに、ディスク固有の時間情報等
がサブコードQとして記録されているTOC(Tabl
e Of Contents)情報を読み込み(ステッ
プS1)、その後、直ちにその所定のトラックの記録信
号がピックアップ2によってRF信号として読み取られ
る。これはCPU33からの指令に応じてトラッキン
グ、フォーカス及びスライダ等のサーボ回路34が動作
することにより行なわれる(ステップS2)。ディスク
識別信号が読み取られた場合には、ピックアップ2から
出力された読取RF信号はLPF23を介してEFM復
調回路31に供給される。EFM復調回路31で復調さ
れて得られたディスク識別信号がエラー訂正回路32を
介してCPU33に供給される。よって、CPU33は
ディスク識別信号が得られたか否かを判別し(ステップ
S3)、CPU33はディスク識別信号が得られた場合
にはステップS2で読み取った制御データが例えば第1
チャンネルの音声信号の再生指令ならばスイッチ27を
切換制御し(ステップS4)、スイッチ27がモノラル
側bに切り換えられる。よって、第1チャンネルの音声
信号が双方のチャンネル出力となる。
【0018】その後はピックアップ2から出力された読
取RF信号はHPF3、BPF21,22及びLPF2
3において各信号帯域成分に分離されて復調される。F
M検波回路4にて復調された映像信号はCCD5におい
てPLL回路15の発振信号に応じてジッタ成分を除去
された後、A/D変換器6、フィールド判別回路13及
び同期分離回路14に供給される。A/D変換器6から
出力されたディジタル映像信号である映像データがメモ
リコントローラ7に供給される。フィールド判別回路1
3は映像信号中のフィリップスコードを抽出し、フィー
ルド判別を行ない、その判別結果を示すフィールド判別
信号をCPU33に供給する。CPU33はステップS
2で読み取った制御データが例えば奇数フィールドの再
生信号であるならばフィールド判別信号が奇数フィール
ドを示すか否かを判別し(ステップS5)、奇数フィー
ルドを示すならば、メモリコントローラ7に対して書込
許可信号を発生し(ステップS6)、偶数フィールドを
示すならば、メモリコントローラ7に対して書込許可信
号の発生を停止する(ステップS7)。メモリコントロ
ーラ7は書込許可信号を受けているとき、すなわち奇数
フィールドの映像信号がA/D変換器6から供給されて
いるときには、同期分離回路14において分離された水
平同期信号DHS及び垂直同期信号DVS及び基準クロ
ック発生回路18からの基準クロック信号RCLに応じ
て画像メモリ8の書込みアドレスを順次指定し、その書
込みアドレスの記憶位置に映像データを書き込む。これ
により、例えば、1H(水平走査期間)当り910画素
分の映像データが書き込まれる。一方、書込許可信号を
受けていないとき、すなわち偶数フィールドの映像信号
がA/D変換器6から供給されているときには映像デー
タの書込みを停止する。よって、CPU33が制御デー
タ等により演奏終了を検出する(ステップS8)まで画
像メモリ8には奇数フィールドの映像信号のみが書き込
まれる。
【0019】また、画像メモリ8においては第1水平同
期信号HS1及び第1垂直同期信号VS1及び基準クロ
ック発生回路18からの基準クロック信号RCLに応じ
て読出アドレスがメモリコントローラ7によって順次指
定されかつそのアドレスから1画素分の映像データが読
み出される。読み出された映像データは奇数及び偶数フ
ィールドにおいて同一のデータであり、D/A変換器9
にてアナログ映像信号に変換される。アナログ映像信号
は混合器10において同期信号発生回路11からのNT
SC方式の映像信号フォーマットに準拠した第1複合同
期信号CS1と混合され、ディスク演奏により得られた
演奏複合映像信号となる。この複合映像信号は遅延回路
12を介してCRTディスプレイ装置(図示せず)に出
力される。
【0020】例えば、図1に示したビデオディスクの如
く奇数フィールドの映像信号がフィールド単位A1,A
2,A3,……、偶数フィールドの映像信号がフィールド
単位B1,B2,B3,……であるならば、画像メモリ8
には映像信号A1,A2,A3,……が順に書き込まれ、
画像メモリ8からはA1,A1,A2,A2,A3,A3,…
…の如く読み出される。映像信号B1,B2,B3,……
の画像メモリ8に対する書き込み及び読み出しは行なわ
れない。
【0021】バースト不連続検出回路19においては、
混合器10から出力された映像信号が2値化回路192
を介することにより、方形波信号となる。一方、基準ク
ロック発生回路18からの周波数が4fSCの基準クロッ
ク信号RCLが分周器191により1/4分周されるの
で周波数fSCの方形波信号となる。この双方の方形波信
号の排他的論理和が排他的論理和回路193においてと
られる。よって、排他的論理和回路193の出力信号は
双方の方形波信号レベルが等しいときにのみ高レベルと
なる。サンプル回路194は基準クロック信号RCLに
同期して排他的論理和回路193の出力信号を保持し、
5サンプル分を保持出力する。この5サンプル分の保持
出力のうちの3つ以上が高レベルのときは多数決回路1
95は高レベル出力となる。5つの保持出力のうちの3
つ以上が低レベルのときには多数決回路195は低レベ
ル出力となる。多数決回路195の出力信号はサンプル
回路196に第1水平同期信号HS1に応じて5サンプ
ル分保持される。サンプル回路196の5サンプル分の
保持出力のうちの3つ以上が高レベルのときは、混合器
10から出力された映像信号のカラーバースト信号の位
相の連続性が保たれているとして、多数決回路197は
高レベル出力となる。5つの保持出力のうちの3つ以上
が低レベルのときにはカラーバースト信号の位相の連続
性が保たれていないとして、多数決回路197は低レベ
ル出力となる。この多数決回路197の出力信号がバー
スト不連続検出回路19の検出信号として遅延回路12
に供給される。
【0022】遅延回路12においては、検出信号が高レ
ベルのときにはスイッチ122が非遅延側aに切り換わ
りスルー状態となり、検出信号が低レベルのときにはス
イッチ122が遅延側bに切り換わり約140nsecの遅
延状態となる。これにより、カラーバースト信号の位相
の連続性が保たれているときには遅延回路12はスルー
状態であるので、混合器10から出力される演奏複合映
像信号はそのまま出力される。
【0023】上記のように奇数フィールドのみが画像メ
モリ8から読み出される場合にはカラーバースト信号の
位相の連続性が保たれていないので、遅延回路12は1
フィールド毎に約140nsecの遅延状態となり、混合器
10から出力される演奏複合映像信号は約140nsecだ
け遅延されて出力される。一方、FM検波回路24,2
5にて各々復調された第1及び第2チャンネルの音声信
号は切換回路26に供給される。切換回路26において
は、CPU33からの切換指令に応じてスイッチ27が
モノラル側bに切り換えられ、スイッチ28の可動接点
は中間位置のままである。よって、第1チャンネルの音
声信号がスイッチ27を介して加算器29,30に供給
され、加算器29,30からそのまま各チャンネルの再
生音声信号として出力される。第2チャンネルとして記
録された音声信号は再生出力されない。
【0024】ところで、演奏されるビデオディスク1が
図1に示したディスクではない場合、すなわち奇数フィ
ールド及び偶数フィールドで関連したビデオ信号となっ
ている通常のビデオディスクの場合には、上記のような
ディスク識別信号が記録されていないので、演奏開始
後、CPU33においてはディスク識別信号が得られな
いので、スイッチ27,28が共にステレオ側aに切り
換えられる(ステップS8)。よって、第1及び第2チ
ャンネルの音声信号が個別に出力される。また、CPU
33はフィールド判別回路13からフィールド判別信号
が供給されれてもメモリコントローラ7に対して書込許
可信号を発生し続ける(ステップS9)。メモリコント
ローラ7は奇数フィールド及び偶数フィールドのいずれ
のフィールドの映像信号がA/D変換器6から供給され
ても、同期分離回路14において分離された水平同期信
号DHS及び垂直同期信号DVS及び基準クロック発生
回路18からの基準クロック信号RCLに応じて画像メ
モリ8の書込みアドレスを順次指定し、その書込みアド
レスの記憶位置に映像データを書き込む。画像メモリ8
には奇数フィールド及び偶数フィールドの映像データが
交互に書き込まれ、それが第1水平同期信号HS1、第
1垂直同期信号VS1及び基準クロック信号RCLに応
じて読み出される。読み出された奇数及び偶数フィール
ドの映像データがD/A変換器9にてアナログ映像信号
に変換される。
【0025】なお、上記した実施例においては、ディス
ク識別信号がプログラムエリア内の所定トラックに記録
されている例を述べたが、ディスク識別信号がTOC情
報の中に記録されている場合においても本発明を適用す
ることができる。この場合、好ましくは、所定トラック
からの制御データの読取り指令(ステップS2)は、デ
ィスク識別信号の判定(ステップS3)の肯定枝の後段
において行うのが良い。
【0026】また、上記した実施例においては、フィー
ルド判別にフィリップスコードを用いた例を示したが、
同期分離回路14によって分離された垂直同期信号DV
Sのタイミングを検出してフィールド判別を行なう構成
でも良い。更に、上記した実施例においては、奇数フィ
ールド、音声信号の第1チャンネルのみに所望情報を記
録したディスクを演奏する例を述べたが、任意のフレー
ム毎に、所望情報の存在するフィールドまたは音声チャ
ンネルを切換えて記録しておき、これを制御データによ
って選択的に切換えて演奏するように構成することは当
業者であれば容易である。
【0027】また、CDフォーマットのディジタルデー
タは制御データの他に2チャンネル分の音声信号を含ま
せることもできるので、その第1チャンネルに奇数フィ
ールドに記録された映像情報に関連した音声信号を記録
し、第2チャンネルにはピンクノイズやホワイトノイズ
等の意味のない音声信号を記録しても良い。この場合に
は2チャンネル分の音声信号のEFM復調出力にD/A
変換器を介して上記の切換回路26が接続されている。
【0028】更に、上記した実施例においては、CAV
型のビデオディスクについて説明したが、CLV型のビ
デオディスクについての再生装置にも本発明を同様に適
用することができる。
【0029】
【発明の効果】以上の如く、本発明の映像信号再生装置
においては、記録媒体としてフィールド単位の映像信号
とその映像信号のフィールドが奇数及び偶数フィールド
のいずれであるかを示す識別データとが記録信号として
記録されたものが用いられ、その記録媒体から記録媒体
から記録信号を読み出して映像信号及び識別データを抽
出し、抽出識別データに従って記録媒体に記録された映
像信号の奇数及び偶数フィールドのうちの一方のフィー
ルドだけを用いて2フィールドで1フレームを構成する
映像信号が再生される。よって、一方のフィールド部分
だけに再生されるべき映像が記録された記録媒体であれ
ば、その記録媒体の記録映像を本発明による再生装置を
用いた場合にのみ適切に再生することができる。すなわ
ち、従来の再生装置によれば、記録媒体に記録された映
像信号は奇数及び偶数フィールド単位で交互に再生され
ることになるので、ここで用いた記録媒体を演奏する
と、全てのフィールドの映像が再生される故、実施例に
示したように一方のフィールドの映像として連続的な動
画等の映像、他方のフィールドとして黒や白等の単色映
像にすれば、連続的な映像に単色映像が混在して再生映
像は視聴困難な映像となる。しかしながら、本発明の映
像信号再生装置によれば、連続的な映像だけを再生映像
となすことができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いられるビデオディスクの記録状態
を示す図である。
【図2】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図3】図2のプレーヤ中のバースト不連続検出回路の
構成を示すブロック図である。
【図4】図2のプレーヤ中のCPUの動作を示すフロー
図である。
【主要部分の符号の説明】
1 ビデオディスク 2 ピックアップ 4,24,25 FM検波回路 5 CCD 7 メモリコントローラ 8 画像メモリ 15 PLL回路 26 切換回路
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉見 隆 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地パイオニ ア株式会社所沢工場内 (72)発明者 山崎 仁志 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地パイオニ ア株式会社所沢工場内 (72)発明者 松浦 祐康 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地パイオニ ア株式会社所沢工場内 (72)発明者 宮崎 正和 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地パイオニ ア株式会社所沢工場内 (72)発明者 古田 芳樹 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地パイオニ ア株式会社所沢工場内 (72)発明者 須井 昌弘 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地パイオニ ア株式会社所沢工場内 (72)発明者 的場 博文 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地パイオニ ア株式会社所沢工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィールド単位の映像信号と前記映像信
    号のフィールドが奇数及び偶数フィールドのいずれであ
    るかを示す識別データとが記録信号として記録された記
    録媒体から映像信号を再生する装置であって、前記記録
    媒体から前記記録信号を読み出して前記映像信号及び前
    記識別データを抽出する抽出手段と、抽出識別データに
    応じて抽出映像信号のフィールドを判別する判別手段
    と、少なくとも1フィールド分の映像信号を記憶する容
    量を有する画像メモリと、前記判別手段の判別結果に応
    じて前記抽出映像信号の奇数及び偶数フィールドのいず
    れか一方のフィールドだけを前記画像メモリに選択的に
    書き込みかつ書き込んだ1フィールド分の映像信号を前
    記画像メモリから奇数及び偶数フィールドの映像信号と
    して読み出す手段とを含むことを特徴とする映像信号再
    生装置。
JP4348966A 1992-12-28 1992-12-28 映像信号再生装置 Pending JPH06205367A (ja)

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