JPH0620521U - 消雪装置用送水管 - Google Patents

消雪装置用送水管

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JPH0620521U
JPH0620521U JP5855592U JP5855592U JPH0620521U JP H0620521 U JPH0620521 U JP H0620521U JP 5855592 U JP5855592 U JP 5855592U JP 5855592 U JP5855592 U JP 5855592U JP H0620521 U JPH0620521 U JP H0620521U
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pipe
screw cylinder
water
snow
rising
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JP5855592U
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English (en)
Inventor
義一 北川
Original Assignee
北越消雪機械工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現場での設置作業を著しく短縮化できる消雪
装置用送水管を提供する。 【構成】 送水管4は、一方の端部に管継手8を固着す
るとともに立上り管5を固着した管本体9、9Aを複数
連結して形成する。 【効果】 予め管本体9、9Aには立上り管5が一体に
設けられているため、設置現場で、立上り管5を取付け
なくとも済む。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、道路、駐車場などに設置される消雪装置用送水管に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の消雪装置として地中に略水平に送水本管を埋設するとともに送 水ポンプを接続し、前記送水本管の上方に送水管を埋設し、そして送水本管と送 水管を調節弁を介して接続し、さらに前記送水管には立上り管を設けるとともに 、この立上り管に、散水孔が地表にあらわれるようにして散水ノズルを接続して 、地下水等を散水して消雪するものが周知である。このような消雪装置の送水管 においては、設置時所定長さの管本体を設置場所で溶接して一本化し、また管本 体に立上り管を溶接するというものであっため、現場での作業が多く、このため に工期が長期化し、交通渋滞などが長期化するなどの虞があった。
【0003】 このような問題を解決する一手段として、例えば特公平3ー62954号公報 に示すような、内面は環状の刃部を有し外面はなめらかな球面状のくいこみ部材 を周方向に複数個断続的に配置して、該くいこみ部材を弾性リングで環状に連結 保持してなる管継手用抜止め具が公知である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来技術においては、前記管継手用抜止め具を利用したとしても、設置現 場で送水管に孔をドリル等によって形成し、そしてこの箇所に立上り管を溶接し なければならなかったため、設置現場での作業を短縮することができなかった。 さらに前記管継手用抜止め具においては、くいこみ部材が間隔をおいて設けら れているものであるため、抜け止め効果に劣るという問題が懸念される。
【0005】 本考案は、現場での設置作業を著しく短縮化でき、また抜け止め効果に優れる 消雪装置用送水管を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の消雪装置用送水管は、地中に埋設された送水管に立上り管を間 隔をおいて設け、前記立上り管に散水ノズルを接続した消雪装置において、前記 送水管は、一方の端部に管継手を固着するとともに前記立上り管を固着した管本 体を複数連結したものである。
【0007】 請求項2記載の管継手は、前記管本体の一方の端部に固着され隣接する管本体 の他方の端部が挿入するとともに口部に径大孔を形成した短筒状の雄螺子筒と、 前記径大孔に設けられるリング状の弾性体と、前記雄螺子筒に螺合し前記管本体 他方の端部が挿入する貫通孔を設けた雌螺子筒と、前記雌螺子筒と弾性体との間 に介在しひだ状の突部を放射状に連続して形成したリング体とを具備したもので ある。
【0008】
【作用】
前記請求項1によれば、予め管本体には立上り管、管継手が一体に設けられて いるために、施工場所ではそれらの取付け作業が不要となり、設置工事を効率よ く行うことができる。
【0009】 前記請求項2によれば、雄螺子筒に隣接する管本体を挿入して雌螺子筒を回転 して締付けると、弾性体が変形して水密性を向上でき、さらにリング体18が変形 して管本体に圧着して抜け止めを図ることができる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の第1実施例を図1乃至図5を参照して説明する。図1及び図2 に示すように、道路、駐車場などの地中に埋設されポンプ(図示せず)等により 送水される送水本管1には、短管或いはT形継手金具などの連通筒2を介して調 節弁3下部の流入口を接続している。前記調節弁3の両側部に横向きに設けられ た流出口には送水管4が接続され、前記送水管4の上部に立上り管5を介して例 えば実開昭63ー43658号公報、実公平2ー33883号公報等の散水ノズ ル6が接続されている。そして前記調節弁3により開弁、閉弁、或いは水圧を調 節して散水ノズル6から散水して、道路、駐車場を消雪できるようになっている 。なお前記調節弁3は開弁、閉弁操作、或いは水圧を調節操作できるように地中 の空洞部7に設置されている。
【0011】 前記送水管4は、一方の端部に管継手8を設けた管本体9、9Aを複数連結し たものであり、前記管本体9には所定の間隔ごとに前記立上り管5が予め固着し ている。なお、管本体9と立上り管5は連通するようになっている。
【0012】 前記管継手8は図3に示すように(なお、図3において上半分は締付け前の断 面を示し、下半分は締付け後の断面を示している。)、隣接する管本体9Aの他 方の端部が挿入するとともに口部10にテーパ状の径大孔11を形成した短筒状の雄 螺子筒12が管本体9に固着されており、前記径大孔11には前記口部10より軸方向 にやや突出するリング状のゴム等弾性体13が設けられている。さらに前記雄螺子 筒12に螺合するナット状の雌螺子筒14が設けられており、この雌螺子筒14の鍔部 15には前記管本体9Aの他方の端部が挿入する貫通孔16が形成されている。そし て前記雌螺子筒14と弾性体13との間には、図4及び図5に示すように内周17側を ひだ状に形成され頭をきった円錐型のリング体18が介在している。すなわちこの 鋼製のリング体18の内周17に沿ってほぼ円弧状の突部19が放射状に連続して設け られている。なお、20は管本体9と雄螺子筒12を連結する溶接部である。
【0013】 次に前記構成につきその作用を説明する。送水管4は、管本体9、9Aを管継 手9を介して接続して形成される。この際には予め立上り管5も同時に設置され る。前記管継手9による接続は、まず管本体9に設けられた管継手9に管本体9 Aの端部を挿入し、そして雌螺子筒14を回転して、雄螺子筒12と雌螺子筒14を螺 合させて締付けると、弾性体13が径大孔11とリング体18間で押し潰され、このた め該弾性体13は、内側が管本体9Aの外周に圧接し、外側が径大孔11に圧接して 、水密性を向上できる。同時にリング体18が口部10と鍔部15に圧接して押し潰さ れ、リング体18の内周17が管本体9Aに圧着し、管継手8と管本体9Aを一体化 して抜け止めをすることができる。この様にして管本体9、9Aを接続した送水 管4を設置し、そして該管本体9、9Aと予め一体化されている立上り管5に散 水ノズル6を接続するというものである。
【0014】 以上のように、前記実施例においては、送水管4は、一方の端部に管継手8を 固着するとともに立上り管5を固着した管本体9、9Aを複数連結して形成する ことによって、予め工場などで立上り管5と一体に製作された管本体9、9Aを 設置現場で管継手8を介して連結することによって、従来技術における設置現場 での立上り管5にともなう溶接作業等を一掃することができる。
【0015】 さらに、前記管継手8は口部10に径大孔11を形成した雄螺子筒14と、前記径大 孔11に設けられ前記口部10よりやや突出するリング状の弾性体13と、前記雄螺子 筒14に螺合し貫通孔16を設けた雌螺子筒14と、前記雌螺子筒14と弾性体13との間 に介在しひだ状の突部19を放射状に連続して形成したリング体18とを備え、雄螺 子筒14に管本体9Aを挿入した後、雌螺子筒14を螺合することによって、弾性体 13が管本体9Aに圧着して水密性を向上でき、同時にリング体18が変形して突部 19が管本体9Aに圧着して抜け止めを図るとともに、該突部19は内周17に連続し て設けられているため、管本体9Aの全周に抜け止めを図ることができる。しか も前記リング体18は、全体形状が頭をきった円錐型で、その内周17がひだ状に突 部19を連続して設けたことによって、前記リング体18が弾性変形した際には、均 等に全体が変形するとともに、連続して設けられる突部19が管本体9Aの全周面 にわたって圧着でき、抜け止めを確実に行うことができる。
【0016】 図6は本考案の第2実施例を示しており、前記第1実施例と同一部分には同一 符号を付し、その詳細な説明を省略する。雌螺子筒14の基端側には管本体9が嵌 合する嵌合孔21となっており、そして管本体9Aが挿入する口部10は前記嵌合孔 21よりやや径大に形成されるとともに径大孔11が形成されている。そして前記雌 螺子筒14にはナット状の雄螺子筒14が螺合し、さらに弾性体13、突部19を形成し たリング体18とが介在している。
【0017】 尚、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、例えば実施例では送水本 管に送水管を接続し、そしてポンプによって送水された水を送水本管、送水管を 介して散水ノズルによって散水したが、ポンプによって送水された水を直接送水 管を介して散水ノズルによって散水してもよいなど種々の変形が可能である。
【0018】
【考案の効果】
本考案は、地中に埋設された送水管に立上り管を間隔をおいて設け、前記立上 り管に散水ノズルを接続した消雪装置において、前記送水管は、一方の端部に管 継手を固着するとともに前記立上り管を固着した管本体を複数連結したことによ って、施工場所での立上り管の取付け作業、及び管本体の接続を簡単に行うこと ができる。
【0019】 また、本考案の管継手は、前記管本体の一方の端部に固着され隣接する管本体 の他方の端部が挿入するとともに口部に径大孔を形成した短筒状の雄螺子筒と、 前記径大孔に設けられ前記口部よりやや突出するリング状の弾性体と、前記雄螺 子筒に螺合し前記管本体の他方の端部が挿入する貫通孔を設けた雌螺子筒と、前 記雌螺子筒と弾性体との間に介在しひだ状の突部を放射状に連続して形成したリ ング体とを具備し、前記弾性体により水密性を向上し、さらに前記リング体によ り抜け止めを確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す施工時の断面図であ
る。
【図2】本考案の第1実施例を示す分解正面図である。
【図3】本考案の第1実施例を示す要部の断面図であ
る。
【図4】本考案の第1実施例を示すリングの正面図であ
る。
【図5】本考案の第1実施例を示すリングの側面図であ
る。
【図6】本考案の第2実施例を示す一部切欠き正面図で
ある。
【符号の説明】
4 送水管 5 立上り管 6 散水ノズル 8 管継手 9 9A 管本体 10 口部 11 径大孔 12 雄螺子筒 13 弾性体 14 雌螺子筒 16 貫通孔 18 リング体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中に埋設された送水管に立上り管を間
    隔をおいて設け、前記立上り管に散水ノズルを接続した
    消雪装置において、前記送水管は、一方の端部に管継手
    を固着するとともに前記立上り管を固着した管本体を複
    数連結したことを特徴とする消雪装置用送水管。
  2. 【請求項2】 前記管継手は前記管本体の一方の端部に
    固着され隣接する管本体の他方の端部が挿入するととも
    に口部に径大孔を形成した短筒状の雄螺子筒と、前記径
    大孔に設けられ前記口部よりやや突出するリング状の弾
    性体と、前記雄螺子筒に螺合し前記管本体の他方の端部
    が挿入する貫通孔を設けた雌螺子筒と、前記雌螺子筒と
    弾性体との間に介在しひだ状の突部を放射状に連続して
    形成したリング体とを具備したことを特徴とする請求項
    1記載の消雪装置用送水管。
JP5855592U 1992-08-20 1992-08-20 消雪装置用送水管 Pending JPH0620521U (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4525554Y1 (ja) * 1967-06-26 1970-10-06
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JPS5938500U (ja) * 1982-09-01 1984-03-10 株式会社ケンウッド 記録再生回路

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