JP3082388U - 消雪用散水ノズル付き配管ブロック装置 - Google Patents

消雪用散水ノズル付き配管ブロック装置

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JP3082388U JP2001003552U JP2001003552U JP3082388U JP 3082388 U JP3082388 U JP 3082388U JP 2001003552 U JP2001003552 U JP 2001003552U JP 2001003552 U JP2001003552 U JP 2001003552U JP 3082388 U JP3082388 U JP 3082388U
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正憲 山下
義幸 清水
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株式会社ミヤシゲ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本管に対する立上り管の連結手段および立上
り管に対する散水ノズルの連結手段に改良を施した新規
の消雪用散水ノズル付き配管ブロック装置を提供する。 【解決手段】 合成樹脂製本管の適宜個所に合成樹脂製
立上げ管を立設して当該立上げ管の上端に散水ノズルを
連結した状態でコンクリートに埋め込むことにより構成
した消雪用散水ノズル付き配管ブロック装置に関し、合
成樹脂製本管における合成樹脂製立上げ管の立設個所の
壁に内外に連通する雌ネジを穿設し、この雌ネジに当該
雌ネジに螺合する管状雄ネジを下端に設けた短管状ソケ
ットを螺着し、このソケットの上端管状部の内周面に環
状溝を設けてこれにOリングを嵌着し、この上端管状部
内に合成樹脂製立上げ管の下端を押込み入れ操作により
連結すると共に散水ノズルにおける合成樹脂製立上げ管
の連結孔の内周面に環状溝を設けてこれにOリングを嵌
着し、この連結孔内に合成樹脂製立上げ管の上端を押込
み入れ操作により連結したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】
本考案は、道路や駐車場等の路面に埋設する消雪用散水ノズル付き配管ブロッ ク装置に関し、詳しくは本管に対する立上り管の連結手段および立上り管に対す る散水ノズルの連結手段に主に改良を施した消雪用散水ノズル付き配管ブロック 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、消雪用散水ノズル付き配管ブロック装置の構成に鋼管が使用されてい たが、この鋼管使用のものは塩害による腐食により短期間のうちに閉塞を起し、 十分な機能を発揮しない事態を発生し易かった。
【0003】 このような背景から、近年、鋼管に代わるものとして塩化ビニル管(以下、塩 ビ管と称する。)が用いられてきている。
【0004】 そして、消雪用散水ノズル付き配管ブロック装置も立上げ管に塩ビ管を用いら れ、本管に穿設した孔に溶接により連結され、溶接部に応力が集中しやすい構造 となっていた。このため、車両荷重等の繰返し荷重が作用した場合、立上げ管と 本管の溶接部が疲労劣化し易く、また塩ビ管の線膨張係数がコンクリートと比べ 約7倍もあることから、コンクリートの蒸気養生や水和熱による温度変化によっ て塩ビ管に好ましくない拘束力が作用する。
【0005】 そこで、本考案者は、立上げ管構造の改良を目的として、種々の改良案タイプ について、温度変化および疲労の点からそれぞれ検討を行った結果、載荷重より も温度変化によるひずみの方が付け根部に大きな応力が生じていること、立上り 管に作用する応力は本管に作用する応力よりも比較的大きいこと、養生時のコン クリート打設時の温度変化による影響も大きいこと等を確認し、そして上記改良 案の中から本考案構造タイプを見出したものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、立上り管の付け根部にかかる載荷重や温度変化による応力の吸収、 立上り管に作用する応力の吸収、養生時のコンクリート打設時の温度変化による 影響の吸収を顕著に果たして好結果を出す容易に工夫した新規の構造の消雪用散 水ノズル付き配管ブロック装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1に係る消雪用散水ノズル付き配管ブロック 装置は、合成樹脂製本管の適宜個所に合成樹脂製立上げ管を立設して当該立上げ 管の上端に散水ノズルを連結した状態でコンクリートに埋め込むことにより構成 した消雪用散水ノズル付き配管ブロック装置に関し、合成樹脂製本管における合 成樹脂製立上げ管の立設個所の壁に本管の内外に連通する通液孔をもつ短管状ソ ケット部を止着し、このソケットの上端管状部の内周面に環状溝を設けてこれに Oリングを嵌着し、この上端管状部内に合成樹脂製立上げ管の下端を押込み入れ 操作により連結したものである。
【0008】 また、請求項2に係る消雪用散水ノズル付き配管ブロック装置は、合成樹脂製 本管の適宜個所に合成樹脂製立上げ管を立設して当該立上げ管の上端に散水ノズ ルを連結した状態でコンクリートに埋め込むことにより構成した消雪用散水ノズ ル付き配管ブロック装置に関し、合成樹脂製本管における合成樹脂製立上げ管の 立設個所の壁に内外に連通する雌ネジを穿設し、この雌ネジに当該雌ネジに螺合 する管状雄ネジを下端に設けた短管状ソケットを本管の内外に連通する状態で螺 着し、このソケットの上端管状部の内周面に環状溝を設けてこれにOリングを嵌 着し、この上端管状部内に合成樹脂製立上げ管の下端を押込み入れ操作により連 結したものである。
【0009】 そして、請求項3に係る消雪用散水ノズル付き配管ブロック装置は、本管、立 上り管、ソケットが塩ビ製であるものである。
【0010】 そしてまた、請求項4に係る消雪用散水ノズル付き配管ブロック装置は、散水 ノズルにおける合成樹脂製立上げ管の連結孔の内周面に環状溝を設けてこれにO リングを嵌着し、この連結孔内に合成樹脂製立上げ管の上端を押込み入れ操作に より連結したものである。
【0011】
【実施例】
図に示す実施例は、塩ビ管製本管1の適宜個所に塩ビ製ソケット2を介して塩 ビ管製立上げ管3を立設し、この立上げ管3の上端に散水ノズル4を取付けた状 態でこれ等をコンクリート5に埋め込んだ長尺構成の消雪用散水ノズル付き配管 ブロック装置である。
【0012】 上記の塩ビ管製本管1は、管径が大きくなっている受口6をその両端部に一体 に形成し、これ等各受口6の内周面に環状溝を設けて当該環状溝にシールパッキ ン(図示せず)を装着したものであって、適宜個所に上向きに開口する雌ネジ7 を穿設してある。
【0013】 ソケット2は、上側半分を径大な短管部とし下半分を径小な短管としてこれ等 大径短管部8、径小短管部9の連続個所に段部10を形成すると共に大径短管部 8の内周面に上下2段の環状溝11を設け、これ等各環状溝11にスチレンブタ ジエンゴム製のOリング12を嵌着し、また径小短管部9の外周面に上記雌ネジ 7に螺着する雄ネジ13を刻設してあり、そして大径短管部8の上方部の外周に スパナ掛け用切欠(図示せず)を設けてある。
【0014】 立上げ管3は、ゴム系材料の入っている耐衝撃性塩ビ管(ハイパー塩ビ管)で あって、上下両端部外周がテーパ14,15となっているものである。
【0015】 散水ノズル4は、頂面に散水口(図示せず)を、下端に下方に向って開口する 連結口17を有し、内部にはここでは詳述しないが、散水の開始・停止および散 水量の調節機能をなす調節機構(図示せず)を蔵しているものであり、また連結 口17はその内端に突当り段部18を、内周面に上下2段の環状溝19をそれぞ れ設けてあり、各環状溝19にはスチレンブタジエンゴム製のOリング20を嵌 着してある。
【0016】 すなわち、上記の実施例は、例えば本管1に設けた雌ネジ7にソケット2の雄 ネジ13を螺着し、この螺着後に当該ソケット2の大径短管部8に立上げ管3の 下端を押込み操作により連結すると共に当該立上げ管3の上端に散水ノズル4の 連結口17を押込み操作により連結し、よって本管1に散水ノズル4を取付けた 状態でこれ等をコンクリート5に埋め込んだものである。
【0017】 ソケット2の大径短管部8および散水ノズル4の連結口17の内径よりも立上 げ管3の外径を僅かに細くして当該立上り管3を僅かに動ける状態とし、これに より押込み操作をし易くする等してある。また、図中21はパッキンであり、本 考案はこのパッキンを無くしてソケット2を直に本管1に溶接すること、雌ネジ 7と雄ネジ13の螺合部を接着剤の流し込みで接着固定してシールすること、等 でソケットの取付を行うことができ、また上記耐衝撃性塩ビ管(ハイパー塩ビ管 )の代りに普通塩ビ管を使用することができる。
【0018】
【作用】
本考案は、上記のような構成であるので、塩ビ管製立上り管とコンクリートと の間の付着力が鋼管とコンクリートのそれよりも顕著に大きく、コンクリートと 塩ビ管製立上り管がOリングの弾性により許容されてほぼ一体の状態で挙動し、 載荷時の応力、温度変化による応力や振動がOリングのところで抑えられ吸収さ れる。
【0019】
【考案の効果】
本考案に係る消雪用散水ノズル付き配管ブロック装置は、上記の通り塩ビ管製 立上り管に対して外部から許容範囲内(限界内)の応力や振動を受けるもこれを Oリングが吸収するもので塩ビ管製本管や散水ノズルには伝わりにくいものであ って、塩ビ管製本管における立上り管の付け根部(すなわちソケットの付け根部 )に対する載荷重や温度変化による応力の吸収機能、立上り管に作用する応力の 吸収機能、養生時のコンクリート打設時の温度変化による影響の吸収機能を備え たものであり、好結果を出す新規の構造の消雪用散水ノズル付き配管ブロック装 置を提供するという所期の目的を完全に達成する著効を奏するものであり、しか も例えば塩ビ管製立上り管を交換する必要が生じた場合には比較的簡単且つ楽に 行うことができる利点があり、また多少の芯ズレも吸収できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一つの実施例を示す要部の拡大断面図
である。
【図2】同じく全体の概略正面図である。
【符号の説明】
1 塩ビ管製本管 2 塩ビ製ソケット 3 塩ビ管製立上げ管 4 散水ノズル 5コンクリート 6 受口 7 雌ネジ 8 大径短管部 9 径小短管部 10 段部 11 環状溝 12 Oリング 13 雄ネジ 14、15 テーパ 17 連結口 18 段部 19 環状溝 20 Oリング 21 パッキン

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製本管の適宜個所に合成樹脂製
    立上げ管を立設して当該立上げ管の上端に散水ノズルを
    連結した状態でコンクリートに埋め込むことにより構成
    した消雪用散水ノズル付き配管ブロック装置に関し、合
    成樹脂製本管における合成樹脂製立上げ管の立設個所の
    壁に本管の内外に連通する通液孔をもつ短管状ソケット
    部を止着し、このソケットの上端管状部の内周面に環状
    溝を設けてこれにOリングを嵌着し、この上端管状部内
    に合成樹脂製立上げ管の下端を押込み入れ操作により連
    結したことを特徴とする消雪用散水ノズル付き配管ブロ
    ック装置。
  2. 【請求項2】 合成樹脂製本管の適宜個所に合成樹脂製
    立上げ管を立設して当該立上げ管の上端に散水ノズルを
    連結した状態でコンクリートに埋め込むことにより構成
    した消雪用散水ノズル付き配管ブロック装置に関し、合
    成樹脂製本管における合成樹脂製立上げ管の立設個所の
    壁に内外に連通する雌ネジを穿設し、この雌ネジに当該
    雌ネジに螺合する管状雄ネジを下端に設けた短管状ソケ
    ットを本管の内外に連通する状態で螺着し、このソケッ
    トの上端管状部の内周面に環状溝を設けてこれにOリン
    グを嵌着し、この上端管状部内に合成樹脂製立上げ管の
    下端を押込み入れ操作により連結したことを特徴とする
    消雪用散水ノズル付き配管ブロック装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に係る消雪用散水ノズ
    ル付き配管ブロック装置において、本管、立上り管、ソ
    ケットが塩ビ製である消雪用散水ノズル付き配管ブロッ
    ク装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3に係る消雪用散水
    ノズル付き配管ブロック装置において、散水ノズルにお
    ける合成樹脂製立上げ管の連結孔の内周面に環状溝を設
    けてこれにOリングを嵌着し、この連結孔内に合成樹脂
    製立上げ管の上端を押込み入れ操作により連結したこと
    を特徴とする消雪用散水ノズル付き配管ブロック装置。
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