JPH06204767A - 自動利得制御回路 - Google Patents

自動利得制御回路

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JPH06204767A
JPH06204767A JP34809092A JP34809092A JPH06204767A JP H06204767 A JPH06204767 A JP H06204767A JP 34809092 A JP34809092 A JP 34809092A JP 34809092 A JP34809092 A JP 34809092A JP H06204767 A JPH06204767 A JP H06204767A
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JP
Japan
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circuit
signal
gain control
automatic gain
reference voltage
Prior art date
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Pending
Application number
JP34809092A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Uozumi
浩明 魚住
Susumu Hashimoto
進 橋本
Kikuo Kobayashi
貴久生 小林
Osamu Hiyama
修 樋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06204767A publication Critical patent/JPH06204767A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力信号が変化しても、出力信号が変化せず
に一定な自動利得制御回路を提供する。 【構成】 クランプ回路3と、アナログ・ディジタル
(A/D)変換回路8と、基準電圧発生回路9と、映像
信号レベル検出回路10とで自動利得制御回路を構成
し、クランプ回路3によりクランプされた外部からの入
力信号の変化を映像信号レベル検出回路10で検出し、
その信号に応じてA/D変換回路8の基準電圧幅を変換
させることでA/D変換回路8をつねにフルビット使用
し、ビット数を増加することなく利得制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力映像信号のレベル
の変化に対し、出力映像信号レベルを一定に保つ撮像装
置の自動利得制御(AGC)回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、CCD撮像素子の急速な進歩に伴
い、その応用機器は民生用ビデオムービーをはじめ、防
犯用監視用カメラや産業用カメラなどさまざまな分野に
急速に普及してきている。その内部の電子回路において
も、従来のアナログ方式の信号処理方式からディジタル
方式の信号処理方式を用いた撮像装置が主流になってき
ている。
【0003】その中でもビデオムービーや監視カメラな
ど夜間や暗所での使用が多くなり、暗くても映る高感度
の撮像装置が強く要望されるようになってきており、A
GC機能が非常に重要になっている。
【0004】従来、ディジタル方式の信号処理では、A
GCの利得を大きくしていくと、内部のビット数に対し
てアナログ・ディジタル変換回路(A/D変換回路)の
ビット数が必然的に大きくなり、信号処理に高解像度を
要求される映像信号においては技術的、コスト的に問題
であった。そのため、アナログ方式信号処理では勿論、
ディジタル方式信号処理の撮像装置においても、自動利
得制御回路はアナログ方式で行なっているものが多い。
【0005】以下、従来のディジタル方式の自動利得制
御回路について説明する。図2は、従来の撮像装置の自
動利得制御回路のブロック図である。
【0006】図2に示すように、従来の撮像装置の自動
利得制御回路は、CCD撮像素子1、前記CCD撮像素
子1の出力信号を相関二重サンプリングによりノイズを
除去するCDS回路2、クランプ回路3、アナログ信号
をディジタル信号に変換するA/D変換回路4、基準電
圧発生回路5、前記A/D変換回路4の出力信号から必
要なビットを抜き出すビット切換回路6、および、出力
信号からビット切換信号を検出する切換信号検出回路7
で構成されている。
【0007】通常、CCD撮像素子1から出力された映
像信号は、CDS回路2において、相関二重サンプリン
グによりノイズ成分が除去され、クランプ回路3でクラ
ンプされた後A/D変換回路4に入力される。A/D変
換回路4では基準電圧発生回路5からの上限,下限二つ
の基準電圧で定められた範囲の入力信号がディジタル信
号に変換される。通常クランプ回路3では下限側基準電
圧に映像信号の黒レベルをクランプしている。
【0008】今、信号処理のための映像信号が8ビッ
ト、AGCの利得が+12dB必要であるとすると、A
/D変換回路4のビット数は2ビット多い10ビット必
要となる。この10ビットのディジタルの出力信号がビ
ット切換回路6で、入力信号の増減に応じて切換信号検
出回路7で検出された切換信号によって出力信号が一定
となるようにビットがシフトされ、出力信号が8ビット
一定に保持される。つまり、標準状態の時、MSB側8
ビットが出力され、入力が標準の1/4になると2ビッ
ト下位にシフトしてLSB側8ビットが出力され、8ビ
ットの出力信号は一定に保たれて、自動利得制御回路を
実現している。以後、この8ビットの信号が信号処理回
路に送られて種々処理された後、映像信号として出力さ
れる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
の撮像装置の自動利得制御回路では、AGC範囲を広く
するとA/D変換回路4のビット数を増加しなければな
らず、映像信号などの高解像な情報が必要な場合にはビ
ット数が非常に大きくなり、技術面,コスト面で問題で
あった。
【0010】本発明は前記従来の問題点を解決するもの
で、A/D変換回路のビット数を増大することなくディ
ジタル方式の自動利得制御回路を実現することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明にかかる撮像装置の自動利得制御回路は、以
下のような構成を有している。すなわち、入力信号の基
準となる第一の基準電圧発生回路と、入力アナログ信号
の振幅を検出する信号検出回路と、前記信号検出回路の
出力信号と第一の基準電圧とを演算する演算回路と、前
記入力信号をA/D変換する複数個の基準電圧を持つA
/D変換回路とを有し、前記A/D変換回路の基準電圧
幅を入力される映像信号に連動して変化させる構成とし
た。
【0012】
【作用】前記構成により本発明に係る自動利得制御回路
は、ディジタル方式の自動利得制御回路がA/D変換回
路のビット数を増加することなく実現され、CCDビデ
オカメラ等の撮像装置に用いて非常に有効となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例の撮像装置の自動利
得制御回路について、図1を参照しながら説明する。
【0014】図1において、1はCCD撮像素子、2は
CDS回路、3はクランプ回路、8はA/D変換する入
力信号幅を決定する基準電圧が制御可能で分解能が8ビ
ットのA/D変換回路、9は前記クランプ回路3および
前記A/D変換回路8用の基準電圧発生回路、10は映
像信号レベル検出回路であり、クランプ回路3、A/D
変換回路8、基準電圧発生回路9、および映像信号レベ
ル検出回路10で自動利得制御回路を構成している。
【0015】まず、標準状態において、CCD撮像素子
1から出力された映像信号は、CDS回路2で相関二重
サンプリングによりノイズを除去された後、クランプ回
路3に入力される。クランプ回路3において、映像信号
の黒レベルが、基準電圧発生回路9において発生された
低圧側(下限)の基準電圧にクランプされる。本実施例
では、この基準電圧、つまりクランプレベルを直流(D
C)0Vに設定し、黒レベルを0Vに固定しておく。ク
ランプされた映像信号は、映像信号レベル検出回路10
に入力されて、映像信号のレベルが検出されるが、ここ
では映像信号の最高値(ピーク値)が検出されるように
設定してある。この検出された映像信号レベルが、基準
電圧発生回路9から出力される基準電圧とともに、A/
D変換回路8の上限,下限二つの基準電圧として入力さ
れる。
【0016】一方、映像信号はクランプ回路3からA/
D変換回路8へ入力されるが、いま、標準状態ではA/
D変換回路8の標準入力振幅として2Vになるよう設定
しておく。A/D変換回路8では、クランプ回路3から
入力された映像信号が、下限を決める基準電圧発生回路
9の基準電圧と、上限を決める映像信号検出レベルとの
間でA/D変換され、映像信号の黒レベルが「0000
0000」(2進数)、最明点が「11111111」
(255;8ビット)に変換される。
【0017】今、CCD撮像素子1に入射される光量が
標準状態の1/2に減少すると、CDS回路2,クラン
プ回路3を経て、A/D変換回路8へ入力される映像信
号は、標準状態の時の振幅の1/2の約1VP-Pに減少
する。通常このままA/D変換回路8の基準電圧を変更
しなければ、最明点は標準時の半分の「0111111
1」(127)となる。
【0018】本実施例においては、映像信号レベル検出
回路10の出力が、入力映像信号の変化に伴って減少
し、映像信号の振幅の約1Vとなって、A/D変換回路
8の基準電圧幅が入力信号振幅と同じに制御されて、黒
レベルが「00000000」、最明点が「11111
111」(8ビット)に変換され、標準状態と同じ出力
が得られる。逆に、入射光量が標準状態の2倍に増加す
ると、A/D変換回路8へ入力される映像信号は標準状
態の約2倍の4VP-Pとなり、基準電圧を変更しなけれ
ば2V以上の信号はすべて「11111111」にクリ
ップされる。本実施例ではA/D変換回路8の基準電圧
が映像信号に伴って変化し、黒レベルから最明点までの
信号がすべてディジタル化される。
【0019】以上のように、CCD撮像素子1の出力が
変化しても、A/D変換回路8の出力は一定となり、デ
ィジタル信号の自動利得制御回路が実現される。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、入力される映像信号の
レベルを検出する映像レベル検出回路と、検出されたレ
ベルを基準電圧として映像信号をA/D変換する信号幅
を制御するA/D変換回路を用いることにより、A/D
変換回路のビット数を増大することなくディジタル方式
の自動利得制御回路を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における撮像装置の自動利得
制御回路を示すブロック図
【図2】従来の撮像装置の自動利得制御回路を示すブロ
ック図
【符号の説明】
1 CCD撮像素子 2 CDS回路 3 クランプ回路 4 A/D変換回路 5 基準電圧発生回路 6 ビット切換回路 7 切換信号検出回路 8 A/D変換回路 9 基準電圧発生回路 10 映像信号レベル検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樋山 修 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号の基準となる第一の基準電圧発生
    回路と、入力アナログ信号の振幅を検出する信号検出回
    路と、前記信号検出回路の出力信号と第一の基準電圧と
    を演算する演算回路と、前記入力信号をアナログ・ディ
    ジタル変換する複数個の基準電圧を持つアナログ・ディ
    ジタル変換回路とを備えたことを特徴とする自動利得制
    御回路。
JP34809092A 1992-12-28 1992-12-28 自動利得制御回路 Pending JPH06204767A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0854646A2 (en) * 1997-01-17 1998-07-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Digital automatic gain control (AGC) circuit

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04120909A (ja) * 1990-09-12 1992-04-21 Sony Corp 自動利得制御回路

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