JPH06204196A - 付着物の除去方法及びその装置 - Google Patents

付着物の除去方法及びその装置

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JPH06204196A
JPH06204196A JP36167292A JP36167292A JPH06204196A JP H06204196 A JPH06204196 A JP H06204196A JP 36167292 A JP36167292 A JP 36167292A JP 36167292 A JP36167292 A JP 36167292A JP H06204196 A JPH06204196 A JP H06204196A
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JP36167292A
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Shuhei Shinozuka
脩平 篠塚
Masao Matsumura
正夫 松村
Koji Ono
耕司 小野
Satoshi Mori
敏 森
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Original Assignee
Ebara Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウエハやガラス基板などの搬送物に付着した
有機物膜やレジスト等の付着物を、時間の無駄なく除去
することができる付着物の除去方法及びその装置を提供
する。 【構成】 ウエハ等の搬送物2を搬送するための搬送路
21を有する磁気浮上搬送装置22と、上記搬送路21
の内部20に設けられ、この搬送路内部20を移動中の
搬送物2に紫外線を照射して、この搬送物2に付着した
付着物を取り除く紫外線ランプ23とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウエハやガラス基板な
どの搬送物に付着した有機物膜やレジスト等を除去する
方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程において、ウエハやガラ
ス基板などは、炭素系の分子が引き起こす有機物汚染に
よりその表面に有機物膜が形成されることが知られてい
る。また、上記ウエハやガラス基板などの各表面には、
上記製造工程で使用されたレジスト(感光性樹脂)が残
留したままになっていることがある。
【0003】上述のウエハやガラス基板などに付着した
有機物膜やレジストを取り除くのに、紫外線とオゾン
(O3) とを組み合わせた所謂ドライ洗浄法による洗浄
装置またはアッシング装置が従来から用いられている。
【0004】この洗浄装置またはアッシング装置は、一
枚乃至数枚のウエハやガラス基板などを収納室の中に並
べ、所定時間のあいだ洗浄またはアッシング(灰化)す
るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の装置の場合に
は、作業者が、ウエハ又はガラス基板をウエハキャリア
などに入れて上記洗浄装置またはアッシング装置まで運
び、次いで、上記収納室内にウエハを作業者の手または
ロボットにより並べる。そして、ウエハの洗浄またはア
ッシングが終了した時点で、作業者がウエハを集めてウ
エハキャリアに収納した後、次の工程のプロセス製造装
置に運び、作業者の手またはロボットによりこのプロセ
ス製造装置内に上記ウエハを挿入する。
【0006】このように、従来の方法の場合には、ウエ
ハを次のプロセス製造工程に移す前に、洗浄またはアッ
シングのために所定の時間が必要であり、また時間待ち
をしなくてはならず製造工程における時間が無駄になっ
ていた。
【0007】更に、ウエハを取り扱うのにロボットが用
いられる場合が一部ではあるものの、大半の洗浄装置ま
たはアッシング装置では作業者の手によってウエハを取
り出し、搬送、挿入を繰り返すので、ウエハが汚染され
る危険性が高いという課題があった。かかる危険性があ
る従来の手法は、16MB(メガバイト)、256M
B、1GB(ギガバイト)などを目指すこれからの高集
積回路(LSI)を造る製造工程には不向きである。
【0008】本発明は、かかる課題を解決するためにな
されたもので、ウエハやガラス基板などの搬送物に付着
した有機物膜やレジスト等を時間のムダなく除去するこ
とができる付着物の除去方法およびその装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる付着物の
除去方法は、搬送物を搬送する磁気浮上搬送装置の搬送
路の内部に紫外線ランプを配設し、この紫外線ランプか
ら発せられる紫外線を、上記搬送路の内部を移動中の上
記搬送物に照射することにより、この搬送物に付着した
付着物を取り除くものである。
【0010】また、オゾナイザにより作りだされるオゾ
ンを上記搬送路内に導入することが好ましく、更にこれ
に加えて塩素ガス及びフッ素ガスを上記搬送路内に導入
することが好ましい。
【0011】また、上記方法を実施するための付着物の
除去装置は、搬送物を搬送するための搬送路を有する磁
気浮上搬送装置と、上記搬送路の内部に設けられ、この
搬送路内部を移動中の上記搬送物に紫外線を照射して、
この搬送物に付着した付着物を取り除く紫外線ランプと
を備えたものである。
【0012】なお、上記除去装置は、オゾンを上記搬送
路内部に導入するオゾナイザを備えることが好ましく、
更にこれに加えて塩素ガス及びフッ素ガスを上記搬送路
内に導入するガス導入装置を備えることが好ましい。
【0013】
【作用】本発明においては、磁気浮上搬送装置の搬送路
を移動中の搬送物から、この搬送物に付着した有機物膜
やレジストなどの付着物を、紫外線ランプから発せられ
る紫外線によって除去している。
【0014】波長が184.9nmの紫外線は酸素(O
2)をオゾン(O3)に変化させる作用を有しているの
で、搬送路中の酸素は紫外線を照射されることにより発
生基の酸素イオン(O+)を生じる。この酸素イオンは
結合力が強く炭素(C)、水素(H)、酸素(O)を含
む有機物と結合して二酸化炭素(CO2)と水(H2O)
となるので、この酸素イオンと254nmの波長の紫外
線とにより有機物膜やレジストを二酸化炭素と水に分解
し除去する。本発明にかかる方法及び装置は、このメカ
ニズムを応用することにより、ウエハやガラス基板など
の製造中にこれらの表面に付着した付着物を除去してい
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図3に基
づいて説明する。図1は、本発明の一実施例にかかる付
着物の除去装置を有する半導体製造装置の構成図、図2
は図1の横断面図で、搬送路の外部に永久磁石が設けら
れたタイプの磁気浮上搬送装置を示している。図1に示
すように、半導体製造装置1は、ウエハ、又は液晶パネ
ル作成用のガラス基板等の搬送物2に所定の加工を施す
前段の製造工程に設けられた前段のプロセス製造装置3
と、この前段のプロセス製造装置3により加工処理がな
された搬送物2を搬送するとともに搬送物2に付着した
付着物を取り除く付着物の除去装置4と、この付着物の
除去装置4により清浄になった搬送物2に所定の加工処
理を施す後段の製造工程に設けられた後段のプロセス製
造装置5とを備えている。
【0016】前段のプロセス製造装置3と付着物の除去
装置4との間には、第1の仕切弁7と搬入用ロボット6
と第2の仕切弁8とが配設されている。搬入用ロボット
6は、前段のプロセス製造装置3から付着物の除去装置
4に搬送物2を受け渡すためのものである。
【0017】一方、付着物の除去装置4と後段のプロセ
ス製造装置5との間には、第3の仕切弁9と搬出用ロボ
ット10と第4の仕切弁11とが配設されている。搬出
用ロボット10は、付着物の除去装置4から後段のプロ
セス製造装置5に搬送物2を受け渡すためのものであ
る。仕切弁7,8,9及び11により、各プロセス製造
装置3及び5と各ロボット6及び10と付着物の除去装
置4とが互いに遮断されて独立して気密性を保持できる
ようになっている。
【0018】付着物の除去装置4は、図1及び図2に示
すように、内部20を搬送物2が矢印Bの方向に搬送さ
れる搬送路21を有する磁気浮上搬送装置22と、搬送
路21の内部20に設けられた紫外線ランプ23とを備
えている。この紫外線ランプ23は、搬送路内部20を
矢印Bのように移動中の搬送物2に紫外線を照射して、
この搬送物2の表面に付着した有機物膜やレジスト等の
付着物を取り除くためのものである。
【0019】紫外線ランプ23は、低圧水銀ランプ、高
圧水銀ランプ、キセノンランプ及び重水素ランプなど紫
外線を発するものであればどのようなランプであっても
良い。好ましくは低圧水銀ランプが良く、又ランプを構
成するガラスには合成石英のものを用いるのがよい。こ
の低圧水銀ランプは、有機物のアッシング(灰化)に必
要なオゾン(O3)を、酸素(O2)→O3 の変化によっ
て作り出せる184.9nmの波長の紫外線を発するこ
とができる性質を有しているので好ましい。
【0020】板状の石英ガラス24が、紫外線ランプ2
3の下方に位置して搬送路21に取付けられている。こ
の石英ガラス24は、搬送路21の内部がまんいち汚染
されたとしても、その汚れが搬送路21の天井部21s
にまで到達しないようにするためのものである。一定時
間使用後の石英ガラス24の汚れが軽度の場合であれ
ば、この石英ガラス24を取り外して洗浄すれば良く、
また、著しく石英ガラス24が汚れた場合には、この石
英ガラス24を搬送路21から取り外して新しいものに
交換すれば良い。なお、本実施例では石英ガラス24を
取り付けた状態を示したが、この石英ガラス24を省略
することもできる。
【0021】上述のように184.9nmの波長の紫外
線は酸素をオゾンに変えることができるが、本実施例で
は搬送物2に付着した有機物を効率良く処理するために
大量のオゾンを作り出すことが可能なオゾナイザ25を
設けている。このオゾナイザ25により作り出されたオ
ゾンは導入用弁26を介して搬送路内部20に導入され
るようになっている。なお、搬送物2の処理枚数が少な
い場合や付着した有機物の量が少ない場合にはオゾナイ
ザ25を取り付けなくてもよい。この場合には、図示し
ない空気ポンプにより清浄な空気を搬送路内部20に送
り込むことによって、紫外線ランプ23から発せられる
184.9nmの紫外線が空気中の酸素をオゾンに変化
させ、これにより、上記有機物の洗浄またはアッシング
を行うことができる。
【0022】更に本実施例では、塩素ガス(Cl2)及
びフッ素ガス(F2)を搬送路内部20に導入するため
のガス導入装置27を設けている。このガス導入装置2
7から供給される塩素ガス及びフッ素ガスは、導入用弁
28を介して搬送路内部20に供給される。紫外線と塩
素ガスは金属粒子に対して洗浄を行い、紫外線とフッ素
ガスは二酸化ケイ素(SiO2)等の無機物に対して洗
浄を行う。
【0023】また、除去装置4は、洗浄またはアッシン
グにより搬送路内部20で発生したガスを処理するため
の排ガス処理装置29を備えている。洗浄またはアッシ
ングののちに搬送路内部20に残留するオゾン、炭酸ガ
ス、水分等は、排出用弁30を介して排ガス処理装置2
9に排出されてここで処理されるので人体等に与える悪
影響はなくなる。
【0024】磁気浮上搬送装置22は、搬送物2を載置
する搬送用カート40を、磁力により浮上させて搬送路
21に対して非接触状態にして走行せしめる構造を有し
ている。搬送物2は、搬送用カート40上に支持片41
を介して載置されており、また図2に示すように、搬送
用カート40の進行方向両側下部には、板状の一対の超
電導材42がそれぞれ固定されている。また、搬送路2
1の底部43の下部には、搬送物2の移動方向(B方
向)に列設された2列の多数の永久磁石44が配設され
ている。搬送路21の下部の永久磁石44と、搬送用カ
ート40の超電導材42との間には磁気的反発力が生ず
るようになっており、これにより、搬送用カート40は
上方に押し上げられて搬送路21の内部22に非接触状
態で浮上する。更に、この搬送路21の底部43には図
示しないリニアモータがB方向に複数個等間隔で列設さ
れているので、このリニアモータを駆動することによっ
て搬送用カート40は搬送物2を乗せたままで矢印B方
向に走行することとなる。
【0025】図2に示すように、搬送路21の中央部下
部には、矢印Cのように揺動させて角度調節ができるミ
ラー45が取り付けられている。このミラー45は、洗
浄またはアッシングの際に、このミラー45の角度を変
えることにより、紫外線ランプ23から発せられる紫外
線を反射して搬送路21の内壁にこの紫外線を照射し
て、上記内壁を清浄化する。
【0026】次に、上記構成を有する付着物の除去装置
4の動作を説明する。図1において、まず最初に第1、
第2の仕切弁7,8を開き、第3、第4の仕切弁9,1
1を閉じる。なおこのとき導入用弁26,28及び排出
用弁30も閉じておく。そして搬入用ロボット6を操作
して、前段のプロセス製造装置3にあるウエハ又はガラ
ス基板などの搬送物2を、搬送路内部20で浮上してい
る搬送用カート40に支持片41を介して載置する。次
いで、第1、第2の仕切弁7,8を閉じる。次いで、紫
外線ランプ23をONするとともに、導入用弁26,2
8及び排出用弁30を開にし、オゾナイザ25からオゾ
ンを搬送路内部20に導入する。一方、ガス導入装置2
7により塩素ガス及びフッ素ガスを搬送路内部20に導
入する。また、排ガス処理装置29を運転して搬送路内
部20にあるガスを引き抜いて処理を行う。さらに、ミ
ラー45の角度を調整して紫外線の反射光が搬送路21
の内壁の所望の位置に照射するようにしておく。
【0027】次いで、図示しないリニアモータを駆動す
ることにより、搬送用カート40は、永久磁石44と超
電導材42との間に作用する磁気的反発力により搬送路
内部20で浮上しながら矢印Bのように図1の右方から
左方に移動して搬送物2を搬送する。そして、紫外線ラ
ンプ23から発せられた紫外線は石英ガラス24を透過
したのち搬送物2の表面に照射される。この紫外線(特
に、254nmの波長の紫外線)と搬送路内部20に存
在するオゾンとの組み合わせにより、搬送物2の表面に
付着している有機物膜やレジストが分解されて炭酸ガス
と水になる。また、この搬送物2のほか搬送路21の内
部に金属粒子による汚染がある場合には、紫外線と塩素
ガスとの組み合わせによりこの金属粒子が洗浄され、さ
らに二酸化ケイ素等の無機物による汚染がある場合には
紫外線とフッ素ガスとの組み合わせによって洗浄がさ
れ、これにより除去装置4のセルフクリーニングが行わ
れる。なお、上記金属粒子や無機物の洗浄の必要がない
場合には、ガス導入装置27をOFFして導入用弁28
を閉じておけばよい。
【0028】ところで、除去装置4自体の洗浄に関して
は汚染粒子が大きいものについては搬送路内部20を流
れる気流とともに排出することができるが、この気流で
取り切れない微粒子については紫外線と上述の数種のガ
スを組み合わせて洗浄している。
【0029】このようにして、ウエハやガラス基板等の
搬送物2の表面に付着した有機物膜や取り除かれるべき
レジストは紫外線ランプ23から発せられて、移動中の
搬送物2に照射される紫外線と、紫外線及びオゾナイザ
25により作られたオゾンとにより、搬送物2が後段の
プロセス製造装置5に到着するまでに除去される。搬送
用カート40及び搬送物2が前段のプロセス製造装置3
から後段のプロセス製造装置5に向かうまでの速度は、
搬送物2の移動中に上記除去作業が完全に終了するよう
に調節すればよい。
【0030】図1の搬送路21の左端に搬送物2が到着
すると、第3、第4の仕切弁9,11を開け、搬出用ロ
ボット10を操作して搬送物2を搬送路21から後段の
プロセス製造装置5に移し替える。その後、第3、第4
の仕切弁9,11を閉じるとともに、空になった搬送用
カート40を前段のプロセス製造装置3側に移動させ
る。
【0031】このように、本実施例装置においては、ウ
エハやガラス基板などの表面に付着した有機物を洗浄す
る除去作業、またはウエハやガラス基板などの表面に塗
布されたレジストをアッシングする除去作業を、ウエハ
等の自動搬送中に行ったので、除去作業のための時間が
不要となり半導体製造装置の製造工程が大幅に時間短縮
できる。また本装置を用いれば作業者の手を経ることな
く有機物の洗浄またはレジストの除去ができ、極めて清
浄で効率のよい除去作業ができる。
【0032】また、除去装置4自体の洗浄については、
有機物に対しては紫外線とオゾンを、金属粒子に対して
は紫外線と塩素ガスを、二酸化ケイ素等の無機物に対し
ては紫外線とフッ素ガスとをそれぞれ組み合わせること
によりセルフクリーニングが可能となる。
【0033】図3は、本発明の他の実施例を示す図2相
当の横断面図で、搬送路21aの内部に制御磁極が設け
られたタイプの磁気浮上搬送装置22aを示している。
図示するように、搬送用カート40aは、水平方向を向
く平板部50と、この平板部50の両側から下方に向け
て一体的に取り付けられた一対の側板部51とを備えて
いる。平板部50の上面に支持片41を介してウエハま
たはガラス基板などの搬送物2が載置されているのは上
記実施例と同様である。搬送路21aの内部20aに
は、図中左右一対の制御磁極52が各側板部51の外方
に配設されている。そして各側板部51の外面には、各
制御磁極52に対応させて磁性材53がそれぞれ固定さ
れている。制御磁極52とこれに対向する磁性材53と
の間に作用する磁気的吸引力により搬送用カート40は
図中左右方向に対して非接触状態で保持される。
【0034】各側板部51の下端には一対の磁性材54
が内方に向けてそれぞれ固定されている。そして、搬送
路内部20aにはこの磁性材54を挟む上下位置に制御
磁極55,56が配設されている。これにより、上下の
制御磁極55,56と搬送用カート40aの磁性材54
との間に作用する磁気的吸引力により搬送用カート40
aは上下方向に非接触状態で浮上することとなる。その
他の構成に関しては上記実施例と同様である。
【0035】なお磁気浮上搬送装置としては、この他に
も渦電流反発型など数多くのタイプのものがあるが、紫
外線ランプを取り付けるスペースがあれば磁気浮上搬送
装置はいずれのタイプのものでもよい。
【0036】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので、搬
送物に付着した有機物膜やレジスト等の付着物を、時間
の無駄なく除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる付着物の除去装置を
有する半導体製造装置の構成図である。
【図2】図1の横断面図で、搬送路の外部に永久磁石が
設けられたタイプの磁気浮上搬送装置を示している。
【図3】本発明の他の実施例を示す図2相当の横断面図
で、搬送路の内部に制御磁極が設けられたタイプの磁気
浮上搬送装置を示している。
【符号の説明】
1 付着物の除去装置 2 搬送物 20,20a 内部 21,21a 搬送路 22,22a 磁気浮上搬送装置 23 紫外線ランプ 25 オゾナイザ 27 ガス導入装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/302 N 9277−4M 21/68 A 8418−4M (72)発明者 森 敏 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送物を搬送する磁気浮上搬送装置の搬
    送路の内部に紫外線ランプを配設し、この紫外線ランプ
    から発せられる紫外線を、上記搬送路の内部を移動中の
    上記搬送物に照射することにより、この搬送物に付着し
    た付着物を取り除くことを特徴とする付着物の除去方
    法。
  2. 【請求項2】 オゾナイザによりつくり出されるオゾン
    を上記搬送路内部に導入することを特徴とする請求項1
    記載の付着物の除去方法。
  3. 【請求項3】 塩素ガス及びフッ素ガスを上記搬送路内
    部に導入することを特徴とする請求項2記載の付着物の
    除去方法。
  4. 【請求項4】 搬送物を搬送するための搬送路を有する
    磁気浮上搬送装置と、 上記搬送路の内部に設けられ、この搬送路内部を移動中
    の上記搬送物に紫外線を照射して、この搬送物に付着し
    た付着物を取り除く紫外線ランプとを備えたことを特徴
    とする付着物の除去装置。
  5. 【請求項5】 オゾンを上記搬送路内部に導入するオゾ
    ナイザを備えたことを特徴とする請求項4記載の付着物
    の除去装置。
  6. 【請求項6】 塩素ガス及びフッ素ガスを上記搬送路内
    部に導入するガス導入装置を備えたことを特徴とする請
    求項5記載の付着物の除去装置。
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