JPH0620407B2 - 天板付家具 - Google Patents

天板付家具

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JPH0620407B2
JPH0620407B2 JP10803988A JP10803988A JPH0620407B2 JP H0620407 B2 JPH0620407 B2 JP H0620407B2 JP 10803988 A JP10803988 A JP 10803988A JP 10803988 A JP10803988 A JP 10803988A JP H0620407 B2 JPH0620407 B2 JP H0620407B2
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bracket
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信一 金田
祥治 玉置
久鑑 松里
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Kokuyo Co Ltd
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Kokuyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ローパティション等の壁体にブラケットを介
して天板を支持させてなる天板付家具に関するものであ
る。
[従来の技術] この種の天板付家具として、目地部分にフック孔を有し
たローパティション等の壁体と、基端に設けた爪を前記
フック孔に掛止させたブラケットと、このブラケット上
に取着した天板とを具備してなるものが開発されてい
る。
[発明が解決しようとする課題] ところで、従来考えられているのものは、前記ブラケッ
トの基端に下方に屈曲する複数の下向爪を設けておき、
それらの下向爪をフック孔にそれぞれ掛止するようにし
ている。
ところが、このような構成のものでは、何らかのはずみ
で、天板に一時的な持上力が作用した場合に、前記ブラ
ケットの下向爪がフック孔から外れ、天板がブラケット
もろとも下方に落下することになる。近時のオフィス等
においては、天板上にプリンタやディスプレーをはじ
め、種々の機器類を載置して使用することが多く、天板
が落下すると、大きな被害が発生するだけでなく、オフ
ィスワーカの傷害事故などをもひき起こす恐れがある。
本発明は、このような事情に着目してなされたもので、
不測の外力によって使用時に天板が外れるという不具合
を有効に防止することができ、しかも、天板及びブラケ
ットの壁体に対する取付態様を種々変更して便利に使用
することのできる天板付家具を提供することを目的とし
ている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、以上のような目的を達成するために、次のよ
うな手段を講じたものである。
すなわち、本発明に係る天板付家具は、目地部分にフッ
ク孔を有した壁体と、基端を前記フック孔に掛止させた
鉛直板部の上縁に水平板部を設けてなるブラケットと、
このブラケットの水平板部上に取着した天板とを具備し
てなるものであって、前記ブラケットの基端上部に該ブ
ラケットの下方への回動によりフック孔に係合させ得る
上向爪を設けると共に、その下方に前記上向爪をフック
孔に係合させた後の該ブラケットの押下動作により他の
フック孔に係合する下向爪を設けてなるものにし、前記
上向爪の首部上縁を前記水平板部上に取着した天板の上
面よりも低くなるように設定すると共に、前記天板を、
少なくとも前記壁面に当接する後退位置又は、前記ブラ
ケットを上向爪の離脱可能位置にまで回動させることが
可能となる所定の前進位置に固定し得るように構成した
ことを特徴とする。
[作用] この種の家具においては、使用中、ブラケットには、自
重および天板の重量および天板上の載置物の重量等によ
って、前端が下がる方向に回動しようとするモーメント
が作用している。
この状態で天板やブラケットに一時的に持上力が作用す
ると、下向爪がフック孔から外れ得る位置にまで上昇す
ることはあっても、上向爪はフック孔の上縁により深く
係合することになる。そして、その持上力が消滅した瞬
間に、前記モーメントにより下向爪をフック孔に押し込
む方向の力が作用し、元の掛止状態に復帰する。そのた
め、不測の外力によりブラケットが壁体から外れるよう
なことは起こり得ない。
なお、このものは、上向爪の首部上縁を前記水平板部上
に取着した天板の上面よりも低くなるように設定してい
るので、天板及びブラケットを上方に回動させようとす
ると、その天板の後縁が壁体に接近する方向に移動す
る。そのため、天板を壁体に当接する後退位置に取着し
ている場合には、故意に天板及びブラケットを上方に回
動させようとしても、回動させることが不可能となる。
一方、天板を前記前進位置に取着している場合には、一
旦ブラケット及び天板を真上に持ち上げ、しかる後に、
そのブラケット及び天板を前上り方向に回動させるとい
う操作を加えることによって、天板を取着したままでブ
ラケットを壁体から離脱させることが可能となる。そし
て、その逆の操作を行うことによって、そのブラケット
及び天板を所望の高さ位置に、再装着することができ
る。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
この天板付家具は、第1図および第2図に示すように、
壁体たるローパティション1にブラケット2を介して天
板3を支持させたものである。
ローパティション1は、第2図および第3図に示すよう
に、隣接するパネル11同士を角形パイプ状の柱12を
介して接続してなる。柱12の前後両面中央部には、複
数のフック孔13が上下方向に所定のピッチで穿設され
ており、これらのフック孔13が隣接するパネル11間
に形成される目地部分14に臨んでいる。
ブラケット2は、第1図および第3図に示すように、基
端側の上下方向寸法を大きく設定した側面視逆L字形の
鉛直板部21と、この鉛直板部21の上縁に設けた水平
板部22とを備えてなるもので、板金素材にプレス加工
を施すことにより一体成形されている。鉛直板部21の
基端上部には上向爪23を設け、その下方には複数の下
向爪24、25、26を設けている。上向爪23は、そ
の首部23aの上縁23aを支点にしてフック孔13
の上下方向寸法に相当する半径の円弧Aを画いた場合
に、その円弧A内にその先端部23bが収まるような形
状寸法に設定している。そして、ブラケット2を前上が
りに傾斜させた状態で、この上向爪23を所望のフック
孔13に挿入し、この上向爪23の首部23aの上縁2
3aをそのフック孔13の上縁13aに当接させて該
ブラケット2を水平姿勢にまで回動させることによっ
て、すべての爪23、24、25、26が対応するフッ
ク孔13内に挿入され得るようにしている。そして、爪
挿入後、このブラケット2を下方に押し下げることによ
って、前記下向爪24、25、26のすべてが、対応す
るフック孔13の下縁13bに掛止されるようになって
いる。なお、下向爪24、25、26をフック孔13に
掛止させた状態においても、前記上向爪23の先端部2
3bの上縁23bが対応するフック孔13の上縁13
aよりも上方に位置するように設定してある。
天板3は、ローパティション1の目地間隔に対応する幅
寸法を有したもので、その両端部31の下面32を各目
地部分14に装着したブラケット2の水平板部22に支
持させている。天板3の固定は、前記水平板部22のボ
ルト挿通孔22bに下側から挿入したボルト34を、該
天板3に埋設した後退位置用のインサートナット35又
は、前進位置用のインサートナット36に螺着すること
により行なっている。すなわち、前記ボルト34を後退
位置用のインサートナット35に螺着した場合には、第
6図に示すように、天板3が、その後端3bをパネル1
1の表面11aに当接させた後退位置で固定される。一
方、前記ボルト34を前進位置用のインサートナット3
6に螺着した場合には、第1図及び第4図に示すよう
に、前記天板3が、ブラケット2を回動させ得る前進位
置に固定されるようになっている。
なお、ローパーティション1の各目地部分14には、左
右対称なブラケット2が2枚づつ掛止させてあり、各ブ
ラケット2に各天板3の端部31をそれぞれ止着してい
る。
このような構成のものであれば、第1図、第2図及び第
4図に示すような使用状態において、天板3やブラケッ
ト2に一時的に持上力が作用すると、下向爪24、2
5、26がフック孔13から外れ得る位置にまで上昇す
ることはあっても、上向爪23はフック孔13の上縁1
3aにより深く係合することになる。そして、その持上
力が消滅した瞬間に、重力等に起因するモーメントによ
り下向爪24をフック孔13に押し込む方向の力が作用
し、元の掛止状態に復帰する。そのため、ブラケット2
がローパーティション1の柱12から外れるようなこと
は起こり得ない。すなわち、ブラケット2を外すには、
一旦ブラケット2を上方へ持ち上げた後に、その前端2
a側が高くなる方向に回動させながら上向爪23をフッ
ク孔13から抜き取る必要があるが、このような操作が
不測の外力により行なわれる可能性はきわめて低い。ま
してや、天板3上に種々の機器類を載置している状態で
は、たとえ故意であっても、このような操作を行なうこ
とは不可能に近い。
また、このものは、上向爪23の首部23aの上縁23
を前記水平板部22上に取着した天板3の上面より
も低くなるように設定しているので、天板3及びブラケ
ット2を上方に回動させようとすると、その天板3の後
端3bがパネル11に接近する方向に移動する。そのた
め、天板3を、第6図に示すように、パネル11の表面
11aに当接する後退位置に取着している場合には、故
意に天板3及びブラケット2を上方に回動させようとし
ても、その操作が不可能となる。
一方、天板3を、第4図に示すように、前進位置に取着
している場合には、一旦ブラケット2及び天板3を真上
に持ち上げ、しかる後に、そのブラケット2及び天板3
を、第5図に示すように、前上り方向に回動させるとい
う操作を加えることによって、天板3を取着したままで
ブラケット2を柱12から離脱させることが可能とな
る。そして、その逆の操作を行うことによって、そのブ
ラケット2及び天板3を所望の高さ位置に、再装着する
ことができる。
したがって、このようなものであれば、天板2をブラケ
ット2から取り外さない限り、ブラケット2が柱12か
ら絶対に外れないようにして使用することもできるし、
また、要すれば、天板2を取り外すことなしに、ブラケ
ット2のローパティション1に対する着脱を自在に行え
るようにすることもできる。そして、天板3を前進位置
に固定して、該天板3とローパティション1との間に隙
間を形成して使用する場合には、その隙間に、電力線や
通信線などを挿通させるようなことも可能となる。
なお、上向爪の形状は、前記実施例のものに限定される
ものではなく、例えば、その下部にフック孔の下縁に係
合する補助的な爪部を有したようなものにしてもよい。
下向爪の形状や本数も、図示実施例のものに限定される
ものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々
変形が可能である。
また、壁体も、ローパティションに限られないのは勿論
である。
さらに、前記実施例では、天板を、前進位置と後退位置
の2位置に選択的に固定することができるようにした場
合について説明したが、前記2位置を含む所望の位置に
無段階に移動させて固定し得るようにしてもよい。
[発明の効果] 本発明は、以上のような構成であるから、不測の外力に
よりブラケットが外れて天板が落下するという不具合
を、簡単な構成により確実に防止することができ、使用
時の安全性を確保することができる。しかも、この発明
によれば、天板を外さない限りブラケットを壁体から外
し得ないようにするか、天板を装着したままで、ブラケ
ットの掛止位置を変更できるようにするかを、使用者の
意思により自在に選択して便利に使用することができる
という効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は側断面図、第
2図は斜視図、第3図は要部を分解して示す斜視図、第
4図は要部を拡大して示す部分側断面図、第5図は第4
図に対応する作用説明図、第6図は使用の別態様を示す
第4図に対応する部分側断面図である。 1……壁体(ローパティション) 2……ブラケット、2a……前端 3……天板、3a……後端 13……フック孔、14……目地部分 21……鉛直板部、22……水平板部 23……上向爪 23a……首部、23a……上縁 24、25、26……下向爪 33……天板の上面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】目地部分にフック孔を有した壁体と、基端
    を前記フック孔に掛止させた鉛直板部の上縁に水平板部
    を設けてなるブラケットと、このブラケットの水平板部
    上に取着した天板とを具備してなる天板付家具であっ
    て、 前記ブラケットの基端上部に該ブラケットの下方への回
    動によりフック孔に係合させ得る上向爪を設けると共
    に、その下方に前記上向爪をフック孔に係合させた後の
    該ブラケットの押下動作により他のフック孔に係合する
    下向爪を設けてなるものにし、前記上向爪の首部上縁を
    前記水平板部上に取着した天板の上面よりも低くなるよ
    うに設定すると共に、前記天板を、少なくとも前記壁面
    に当接する後退位置及び、前記ブラケットを上向爪の離
    脱可能位置にまで回動させることが可能となる所定の前
    進位置に固定し得るように構成したことを特徴とする天
    板付家具。
JP10803988A 1988-04-30 1988-04-30 天板付家具 Expired - Fee Related JPH0620407B2 (ja)

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IT202100013256A1 (it) * 2021-05-21 2022-11-21 Redbox S R L Elemento di aggancio per espositori cartotecnici e relativo espositore cartotecnico.

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