JPH0620394A - 情報記録媒体及び情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録媒体及び情報記録再生装置

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JPH0620394A
JPH0620394A JP17793892A JP17793892A JPH0620394A JP H0620394 A JPH0620394 A JP H0620394A JP 17793892 A JP17793892 A JP 17793892A JP 17793892 A JP17793892 A JP 17793892A JP H0620394 A JPH0620394 A JP H0620394A
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JP
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servo
area
clock
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band
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JP17793892A
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Takashi Hoshino
隆司 星野
Tetsuya Ikeda
哲也 池田
Junichi Ishii
純一 石井
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サンプルサーボ方式を採る光ディスク及びド
ライブ装置において、高転送速度、高密度化を実現する
ために必要な、高精度のクロック再生を実現する。 【構成】 光ディスクにおいては、クロック基準ピット
3とトラッキングピット5,6を含む第1のサーボ信号
1と1との間を、等分する位置にクロック基準ピット4
のみで構成される第2のサーボ信号2を配置する。第2
のサーボ信号は、第1のサーボ信号と比較して所要の領
域長が短いため、サーボ信号の占める割合を大きく増加
させずに、高精度クロック再生に必要なクロック基準ピ
ットの数を増加させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サンプルサーボ方式を
採る光ディスクの如き円盤状の情報記録媒体と、その情
報記録再生装置に関するものである。
【0002】更に詳しくは、光ディスクにおける再生時
のクロック再生に関連し、特に光ディスクを高速化、高
密度化するのに必要な高精度のクロック再生を実現する
ディスクフォーマットをもつ光ディスク(情報記録媒
体)と、そのようなクロック再生をその光ディスク(情
報記録媒体)について実現する情報記録再生装置(ドラ
イブ装置)に、本発明は関するものである。
【0003】
【従来の技術】サンプルサーボ方式を採る光ディスク装
置では、光ディスク面に螺旋状あるいは同心円状に形成
されたトラック上を、光ピックアップがトラッキングす
るためのトラッキング制御に必要なサーボ情報(トラッ
キング誤差信号)は、従来のようにディスクの案内溝を
用いて得るのではなく、トラック上に所々に配置された
サーボ信号領域から得ている。データ領域は、トラック
上でサーボ信号領域とサーボ信号領域の間に配置されて
いる。
【0004】サーボ情報(トラッキング誤差信号)はサ
ーボ信号領域から得るわけであるが、サーボ信号領域は
どうなっているかというと、そこでは、トラック位置上
に再生時におけるクロック再生のためのクロック基準ピ
ットが形成され、トラック位置を中心として、トラック
に交叉する方向で互いに逆方向にオフセットさせた位置
に1個ずつ、全部で2個のトラッキング用ピット(ウォ
ブルピットという)を形成しておく。
【0005】光ピックアップからの光ビームが、正しく
トラック上を動いているときには、2個のトラッキング
用ピットからの反射光量は等しいが、光ビームがトラッ
ク上を逸れると、2個のトラッキング用ピットからの反
射光量に差がでるので、この差をサーボ情報(トラッキ
ング誤差信号)として検出し、この差が零になるように
光ピックアップにトラッキングサーボをかけるわけであ
る。
【0006】このようにして、サンプルサーボ方式を採
る光ディスク装置では、ディスク面に形成する案内溝の
影響がなく、またトラッキング誤差信号を得るのは、ト
ラック上のサーボ信号領域からのみであり、しかもこの
領域内では、常にサーボ情報を得るための動作しか行わ
れないため、トラックにおける記録時のレーザ光量増加
の影響が生じないなどの特徴がある。
【0007】このようなサンプルサーボ方式を採る光デ
ィスク及び光ディスク装置に関しては、特開昭64−5
0283号公報や、テレビジョン学会誌第44巻第10
号1418頁〜1424頁を参照れば、記載されてい
る。
【0008】所で、光ディスクや磁気ディスクなどの情
報記録再生装置においては、扱う情報量の増大にともな
い、より大容量化すること、データの転送速度をより高
速化すること、などが求められているが、そのためには
ディスク上のトラック記録密度を向上させ、またディス
ク回転数を高くする必要がある。
【0009】サンプルサーボ方式においては、トラック
上で、記録データの合間、合間にサーボ信号を記録する
わけで(サーボ信号の合間、合間にデータ領域を記録す
るとも言える)、換言すれば、トラック上で記録される
データに対して一定の比率でサーボ信号を記録すること
になるわけであるが、この比率をできるだけ小さくした
ほうが、記録データの量が多くなるので、記録容量の点
からみると効率がよい。すなわちサーボ信号にはさまれ
るデータ領域のデータ数を多く設定する方が望ましい。
【0010】一方トラック一周に配置するサーボ信号の
数は、フォーカスやトラッキング制御の際のサーボ特性
に影響する。サーボ信号の数が多いほど、サーボ信号の
サンプリング周波数が高くなるため、より高周波成分の
変動にたいしても、トラッキング制御が追従することが
できる。また、サーボ信号が欠落した場合のサーボ制御
誤差を小さく抑えることができるが、実際に発生する変
動の成分より必要以上に多くしても効果はあまり無い。
【0011】適切なサーボ信号の数は、トラック一周あ
たり1000〜2000個とされている。データ領域に
おけるデータの数は、再生クロックのクロック精度に影
響する。クロック再生は、サーボ信号中からクロック基
準信号を抽出し、これを基にして位相同期発振回路(P
LL)により行われるが、ここでの分周比、すなわちデ
ータ数が小さいほど再生クロックのジッタが小さくな
り、データ復調時に誤りを発生する確率が低くなる。
【0012】図14は、一般的な位相同期発振回路(P
LL)を示すブロック図である。同図において、201
は位相比較器、202は低域通過フィルタ(LPF)、
203は増幅器、204は電圧制御発振器、250は分
周器、である。また各ブロック内に示した記号はそれぞ
れ次のことを表す。即ち、
【0013】Kp :位相比較器のゲイン定数(volt
/radian) F(s):低域通過フィルタの伝達関数 KA :増幅器のゲイン定数(volt/volt)
【0014】KV :電圧制御発振器のゲイン定数(ra
dian/second/volt) NFB:分周器の分周比 Φin:入力信号(radian)
【0015】Φout :出力信号(radian) Nin:雑音入力(volt) Nout :雑音出力(radian) S:ラプラス変換の演算子
【0016】図14において、入力Φinはディスクより
再生された基準クロックであり、出力Φout は再生クロ
ック、Ninは雑音入力、Nout は雑音出力、である。こ
こで入力Φinと出力Φout の伝達関数は次の(数1)式
により表される。
【0017】
【数1】
【0018】ただし
【数2】
【0019】ここで(数2)のKを一定に保つと、出力
Φout は分周比NFBに比例し、これが大きいほど出力が
大きくなる。したがって、入力Φinに雑音等による外乱
があると、分周比が大きいほどこの外乱の出力が大きく
なり、結果として出力クロックのジッタが大きくなる。
また、系の途中に雑音Ninが外乱として混入した場合
も、同様に伝達関数は次の(数3)で示され、分周比が
大きいほど出力されるジッタが大きくなる。
【0020】
【数3】
【0021】このような観点からみると、従来のサンプ
ルサーボ方式を採る光ディスクフォーマットでは、高精
度の再生クロックを得ようとすると、サーボ信号数がサ
ーボ回路としての必要数以上に多くなり、またディスク
全体の容量に占める割合も大きく増加し、その結果デー
タ領域を減少させることになり、高密度高速回転化の要
求を両立させることができないという問題があった。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点を解決し、ディスク全体の容量に占めるサー
ボ信号の量を実質的にあまり大きくせず、従ってデータ
領域をその分増加させて高密度化を図りつつ、それでい
て高精度の再生クロックを得ることができて高速回転化
も図り得るようにした情報記録媒体(光ディスク)及び
情報記録再生装置を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、情報記録媒体(光ディスク)におい
て、トラック上に該トラックに沿って、クロック基準ピ
ットとトラッキング用のウォブルピットとから構成され
る第1のサーボ信号領域を順次配置してあるその合間、
合間に、クロック基準ピットで構成される(トラッキン
グ用のウォブルピットを含まない)第2のサーボ信号領
域を1個または複数個ずつ配置し、残りの領域にデータ
を配置した。
【0024】結局、クロック基準ピットは、第1のサー
ボ信号領域にも第2のサーボ信号領域にも含まれている
ので、トラック一周当たりのクロック基準ピット数が増
えることから、高精度の再生クロックを得ることができ
る。しかし、第2のサーボ信号領域には、トラッキング
用のウォブルピットは含まれていないので、それが含ま
れている場合に比較すると、光ディスク上で占める領域
は少なく、その分データ領域を増やせるので、高密度化
も図れるというわけである。
【0025】
【作用】クロック再生は、第1及び第2のサーボ信号領
域のクロック基準ピットにより行われるので、クロック
再生回路としての位相同期発振器(PLL)における分
周比は、クロック基準ピットとクロック基準ピットとの
間のデータ数となり、クロック基準ピットの数が増えた
分だけデータ数が少なくなり、分周比が小さくなるので
低ジッタの(高精度の)クロックが得られる。
【0026】フォーカス信号及びトラッキング信号は第
1のサーボ信号領域にあるトラッキング用のウォブルピ
ットから得られるので、第1のサーボ信号領域の間隔で
のみ検出される。
【0027】
【実施例】次に図を参照して本発明の実施例を説明す
る。図1は、本発明の一実施例としての光ディスクにお
けるセグメント構成(ディスクフォーマット)を示す説
明図である。
【0028】ここでは、1セグメントあたり16バイト
のデータを記録することとし、第1のサーボ信号の記録
領域として3バイトの領域を使用し、第2のサーボ信号
の記録領域としては1バイトの領域を使用するものとす
る。したがって、1セグメントの長さとしては、合計2
0バイトの長さになっている。
【0029】第1のサーボ信号領域1には、その拡大図
に良く見られるように、1個のクロック基準ピット3が
トラック上に、1組のウォブルピット5、6がトラック
を上側にオフセットした位置と下側にオフセットした位
置に、それぞれ配置されている。
【0030】なお、フォーカス信号を得るためのミラー
領域、シーク時のトラック横断信号を得るためのピッ
ト、サーボ信号領域を検出するための特殊パターンのピ
ット、などが必要に応じて単独あるいは組み合わされ
て、第1のサーボ信号領域1には配置されるが、これら
は本発明とは直接関係ないので、図示もせず説明もしな
い。
【0031】第2のサーボ信号領域2には、やはりその
拡大図に良く見られるように、1個のクロック基準ピッ
ト4が配置されている(ウォブルピットは配置されてい
ない)。そして第2のサーボ信号領域2は、第1のサー
ボ信号領域1と1との中間に配置されている。換言する
と、第1のサーボ信号領域1に含まれるクロック基準ピ
ット3の繰返し間隔を2等分する位置に、第2のサーボ
信号領域2に含まれるクロック基準ピット4が配置され
る。
【0032】すなわち、クロック基準ピット3とクロッ
ク基準ピット4との間隔、そしてこのクロック基準ピッ
ト4と次のクロック基準ピット3との間隔(以下同様)
が、それぞれ等しくなっているわけである。
【0033】図1において、第1のサーボ信号領域1と
第2のサーボ信号領域2の間には8バイトのデータが記
録されるデータ領域が配置され、第1のサーボ信号領域
1は3バイトの構成であるから、クロック基準ピット3
は3バイトのうちの中心のバイト領域に配置される。
【0034】さらに、このクロック基準ピット3が配置
される1バイトと、第2のサーボ信号領域2(1バイト
で構成される)を比較すると、対応したビット位置にク
ロック基準ピット4が配置される。なお、第1のサーボ
信号領域1におけるクロック基準ピット3とウォブルピ
ット5、6との位置関係は任意であり、図1の例に制限
されるものではない。
【0035】次に、図1を参照して細かく説明した光デ
ィスクにおけるセグメント構成(ディスクフォーマッ
ト)を、光ディスク上で、大きく全体的に分かるように
示した説明図が図2である。図2において、7がディス
ク上に同心円状あるいは螺旋状に形成されるトラックで
あり、8が図1に示したところのセグメントである。
【0036】サンプルサーボ方式を採る光ディスクにお
いては、連続サーボ方式と異なりトラックに沿った溝が
形成されている訳ではないので、図2におけるトラック
を示す線は、説明のための仮想のものである。また、ト
ラックの間隔も、実際には1μmから1.6μm程度で
あるが、説明のために広く示している。
【0037】さらに、ディスク円周上の1セグメント8
の長さも、ディスク1周に1000から2000個のセ
グメントを配置することから、非常に短いものになる
が、図2においては、この部分も拡大して示している。
【0038】第1のクロック基準ピット3(以下、第1
のサーボ信号領域1にあるクロック基準ピット3を第1
のクロック基準ピットと言い、第2のサーボ信号領域2
にあるクロック基準ピット4を第2のクロック基準ピッ
トと言うことがある)及び第2のクロック基準ピット4
は、それぞれディスクの半径方向に直線状に整列してい
る。したがって、ディスクを一定角速度で駆動していれ
ば、クロック基準ピットが再生される時間間隔は常に一
定になる。
【0039】図3は、1セグメント長におけるにサーボ
信号長の割合を、従来のディスクフォーマットによる場
合と、本発明のディスクフォーマットによる場合と、で
比較して示した説明図である。同図において、1は第1
のサーボ信号領域、9はデータ領域、2は第2のサーボ
信号領域、を示す。
【0040】図3の(a)が従来のフォーマットによる
場合を示しており、19バイトのセグメント長(サーボ
信号長3バイトとデータ長16バイトの和)に対して、
3バイトのサーボ信号長が存在している。従ってその割
合は、3/16=0.16である。
【0041】クロック基準ピットにより再生される再生
クロックの精度を向上させるため、図3の(b)は、ク
ロック基準ピット間のデータの記録領域が8バイトにな
るように第1のサーボ信号の数を、従来技術により単純
に増加させた場合を示す説明図である。同図では、22
バイトのセグメント長(サーボ信号長6バイトとデータ
長16バイトの和)に対して、6バイトのサーボ信号長
が存在している。従ってその割合は、6/22=0.2
7である。
【0042】図3の(c)が本発明による場合を示す説
明図である。同図では、20バイトのセグメント長(サ
ーボ信号長4バイトとデータ長16バイトの和)に対し
て、4バイトのサーボ信号長が存在している。従ってそ
の割合は、4/20=0.2である。即ち、本発明によ
る場合には、図3の(b)と比較して、同一の再生クロ
ック精度を得ながら、そのために使用するサーボ信号の
バイト数が2バイト低減され、その分最終的にはデータ
領域の占める割合が高くなることが理解されるであろ
う。
【0043】図4は、MCAV方式のディスクに本発明
を適用した場合のフォーマット構成を示す説明図であ
る。MCAV方式のディスクは、トラックの形成されて
いる領域をディスクの半径方向に沿って幾つかの小領域
(これをバンド又はバンド領域という)に分け、各バン
ドにおけるデータの記録周期を短くして記録容量を増加
させようとする方式のディスクである。図4ではバンド
AとバンドBが示されている。
【0044】したがって、サーボ信号に挾まれたデータ
領域のバイト数が、内周側のバンドと外周側のバンドで
異なり、外周側のバンドの方が多くなる。これは同時に
データの記録再生に用いるクロック周波数も高くなり、
データ識別窓幅も短くなるので、再生クロック精度を内
周側のバンドよりも高くする必要があることになるわけ
である。
【0045】図4は、ディスクを半径方向に沿って2つ
のバンドに分割した場合であり、外周側のバンドBに、
本発明によるセグメント構成を採用している。即ち第1
のサーボ信号1は、内周側のバンドAと外周側のバンド
Bの両方に渡って直線状に配置されているが、第2のサ
ーボ信号2は、外周側のバンドAにのみ直線状に配置さ
れていることが分かるであろう。
【0046】図6に、図4のA,Bの両バンドのセグメ
ント構成例を改めて時間軸に沿う形で示した。内周側の
バンドAにおいては、第1のサーボ信号1と1の間に9
バイトのデータが記録されるが、外周側のバンドBにお
いては、12バイトが記録される。そこで、データ6バ
イトの後に第2のサーボ信号2を配置する。クロック再
生は第1及び第2のクロック基準ピットを用いて行うた
め、内周側のバンドAよりも再生クロックの精度が向上
する。
【0047】図5は、ディスクを半径方向に沿って3つ
のバンドに分割したMCAV方式のディスクに本発明を
適用した場合の例を示す。同図において、内周側のバン
ドAと中周のバンドBについては、図4の例と同様の考
え方で構成されるが、外周側のバンドAにおいては、第
1のサーボ信号1と1の間に2個の第2のサーボ信号2
を等間隔で配置する。
【0048】図7に、図5のA,B,Cの3バンドのセ
グメント構成例を改めて時間軸に沿う形で示した。内周
側のバンドAにおいては、3バイトで構成される第1の
サーボ信号1と1の間に9バイトのデータを記録する。
中周のバンドBは、第1のサーボ信号1と1バイトで構
成される第2のサーボ信号2との間に6バイトのデータ
を記録し、セグメントとしては12バイトのデータが記
録される。
【0049】外周側のバンドCにおいては、第1のサー
ボ信号1と第2のサーボ信号2との間に5バイトのデー
タを記録し、第2のサーボ信号2と2の間に7バイトの
データを記録する。MCAVディスクに本発明を採用す
る例においては、サーボ信号とデータのクロック周波数
が一致するバンドすなわち図4及び図5における最内周
バンドAのセグメント構成が重要である。
【0050】セグメント間に第2のサーボ信号を1個加
えて2分割する場合には、1セグメント間の総バイト数
を2の倍数とする必要がある。また、第2のサーボ信号
を2個加えて3分割するためには3の倍数にする必要が
ある。バンドにより1個加えるバンドと2個加えるバン
ドがある場合には、2と3の公倍数とする必要がある。
図4及び図5の例においては、最内周バンドにおけるセ
グメント長が12バイトであり、上記条件を満たしてい
る。
【0051】図8に、図1及び図2で示したフォーマッ
ト構成の光ディスクを用いたドライブ装置の例をブロッ
ク図で示す。本発明はクロック再生系に関するものであ
るため、これに関係しないデータ変調系や復調系などは
図示していない。
【0052】図8において、10が図1及び図2を用い
て説明した本発明にかかる光ディスク、11が光ディス
ク10を一定回転で駆動するスピンドルモータ、12が
光ピックアップ、13がプリアンプ、14がピーク検出
回路、15がサーボ信号位置を特定する特殊パターンを
検出するパターン検出器、16が後述する第1の窓生成
回路、17が後述する第2の検出窓生成回路、である。
【0053】また18が第1の検出窓信号23によりピ
ーク検出信号25をゲートするゲート回路、19が第2
の検出窓信号24によりピーク検出信号25をゲートす
るゲート回路、20がゲート出力26、27の一方を選
択する切替器、21がゲート出力26、27のどちらを
使用するべきかを判定する判定回路、22が切替器20
の出力により、クロック基準ピットに同期したクロック
を再生するクロック再生回路である。
【0054】図9は、図8における光ディスクのフォー
マットと関連付けて各部信号のタイミングを示したタイ
ミング図である。図8における第1の検出窓信号23
は、図9の23に示すように、第1のサーボ信号内の第
1のクロック基準ピット3のみを通過させるタイミング
を持つ信号であり、第2の検出窓信号24は、図9の2
4に示すように、第1のサーボ信号内の第1のクロック
基準ピット3と第2のサーボ信号内の第2のクロック基
準ピット4の両方を通過させるタイミングを持つ信号で
ある。
【0055】したがって、図8のゲート回路18及び1
9の出力はそれぞれ、図9の26、27に示すようにな
る。判定回路21は、このゲート出力26、27に基づ
き状態を判定する。
【0056】ドライブ装置の起動時には、ディスクにあ
らかじめ記録されているサーボ信号に周波数及び位相が
同期したクロックが再生されていないので、別の発振器
によりサーボ信号の記録周波数と同一もしくは近似のク
ロックを発生させ、第1のサーボ信号部を特定するため
の特殊パターンの検出を行ない、これをもとにして第1
の検出窓信号23を生成し、第1のサーボ信号中から第
1のクロック基準信号を抜き出す。
【0057】この時点においては、判定回路21は、第
1の検出窓信号23により抽出された信号26がクロッ
ク再生回路22に供給されるように切替器20を切替信
号29により制御する。クロック再生回路22は、この
切替器20の出力28を基準信号としてクロック再生を
行なう。これによりサーボ信号に周波数及び位相の同期
したクロック30が得られるため、このクロック30を
使用して第2の検出窓信号24を生成する。
【0058】第1の検出窓信号23と異なり、周波数及
び位相が同期したクロックを用いて生成される第2の検
出窓信号24は検出窓幅を狭く設定できるので、クロッ
ク基準ピットの誤検出確率が低くなり、これをクロック
再生の基準信号に用いることにより安定したクロック再
生が行なえる。
【0059】判定回路21は、第2の検出窓信号が安定
に生成され、これによりゲート出力27に安定した第1
のサーボ信号と第2のサーボ信号に含まれているクロッ
ク基準ピットが出力されると切替器20を切り替えて、
ゲート出力27がクロック再生回路22に供給されるよ
うに制御信号29を制御する。
【0060】図10に、図8におけるクロック再生回路
22の構成例をブロック図で示す。このクロック再生回
路は、いわゆる位相同期発振回路(PLL)であり、入
力基準信号に同期した分周比倍のクロックを生成する。
【0061】図10において、201が位相比較器、2
02が低域通過フィルタ、203がループゲインを調整
するための増幅器、204が電圧制御発振器、205が
第1のクロック基準ピット及び第2のクロック基準ピッ
トの両方を使用した時の分周比を有する分周器、206
が2分周器、207が分周器205と2分周器206と
の出力を切り替えて位相比較器201に供給する切替器
である。
【0062】位相同期発振器そのものの動作は公知であ
るので、ここでは本発明に関係する動作について説明す
る。図8の判定回路21がゲート出力26をクロック再
生回路22の入力信号として選択しているときは、クロ
ック基準ピットは第1のサーボ信号の周期でのみ出現す
るため、サーボ信号に同期したクロックを再生するため
にはその分周比として、図1の例によれば160(20
バイト*8ビット)が必要になる。
【0063】これは第2のサーボ信号中の第2のクロッ
ク基準ピットを使用した場合の分周比80(10バイト
*8ビット)の2倍であるので、切替器207は2分周
器206の出力が位相比較器201に入力されるように
制御信号29で制御される。判定回路21が、クロック
再生回路22の入力としてゲート18の出力27を選択
する場合には、切替器207は分周器205の出力を位
相比較器201に入力するように制御信号29で制御さ
れる。
【0064】図11は図10における各部信号のタイミ
ングを示すタイムチャートである。図10の位相比較器
201は、基準信号28の立上りエッジと切替器207
から入力される分周出力210の立上りエッジとの位相
差に応じて誤差信号を出力する。第1のクロック基準ピ
ットのみを使用しているときには、図11の28で実線
で示した間隔で基準信号28が入力され、分周出力21
0もこれに同期した信号タイミングと成っている。この
分周出力210は2分周器206の出力208であるか
ら、分周器205の出力209は出力208の半分の周
期になる。
【0065】基準信号28として第2のクロック基準ピ
ットをも使用する場合には、図11の28で破線で示し
たタイミングの信号が加わり、これは分周期205の出
力209と同期する。したがって、基準信号の切り替え
と分周出力の切り替えを同期させ、かつ第1のクロック
基準ピットと第2のクロック基準ピットとの間で行なう
ようにすれば、クロック再生回路22の同期状態に影響
を与えることなく、クロック基準ピットの切り替えが行
なえる。
【0066】以上は第1のクロック基準ピットの間に1
個の第2のクロック基準ピットを配置した例であるが、
より多数のクロック基準ピットを配置する場合にも同様
な方法で実現できる。
【0067】次に、図4のフォーマットを持つディスク
を使用するドライブ装置の構成例を図12にブロック図
で示す。図12において、図8におけるのと同じ構成要
素には同じ番号を付し、説明を省略する。
【0068】図12において、第1の検出窓生成回路1
6’は、図6の例と同様に、特定パターン検出信号を基
準として固定発振器によるクロックを使用して第1のサ
ーボ信号内の第1のクロック基準ピットを抽出するため
の窓信号を生成するが、後述する第1のクロック再生回
路22’が第1のクロック基準ピットで同期状態に入る
と、窓信号生成用クロックとして、前述の固定発振器に
よるクロックに換えて、再生クロック30を使用する。
【0069】第2の検出窓生成回路17は、図4のディ
スクフォーマットのバンドBにおける第1のクロック基
準ピット及び第2のクロック基準ピットを抽出するため
の窓信号を再生クロック30を使用して生成する。
【0070】第1のクロック再生回路22’の構成が、
図8の例(図10)と異なる点は、切替器207を使用
せずに位相比較器201の入力として2分周期206の
出力が入力されることにある。すなわち、常に第1のク
ロック基準ピットによってクロック再生が行なわれる。
【0071】この理由としては、図4のフォーマットを
持つディスクにおいては、バンドAには第2のサーボ信
号がなく、バンドBには第2のサーボ信号が存在するが
このバンドでデータの記録再生を行なうクロックは後述
する第2のクロック再生回路31による再生クロック3
4であり、再生クロック30はサーボ信号の検出にのみ
用いられるため、サーボ信号に関してはバンドBもバン
ドAと同一条件であることによる。
【0072】しかし、もちろん図8の例と同様に、バン
ドBにおいてクロック基準ピット信号と分周期出力とを
切り替える構成とすることもできる。図12の第2のク
ロック再生回路31は、一般的な位相同期発振回路とし
て構成することができ、その入力基準信号周期は第1の
クロック基準ピットと第2のクロック基準ピットの周期
である。
【0073】ここでの再生クロック34は前述のように
バンドBにおけるデータの記録再生用に使用されるが、
再生トラックがバンドAにある場合には第2のクロック
基準ピットが存在しないため、第2の検出窓により通過
したピーク検出信号27を基準信号として用いていたの
では同期はずれを生じる。再生トラックがバンドBに入
れば同期状態になるが、同期引込みまでの時間はデータ
の記録再生が行なえないため、バンドAからバンドBへ
の連続記録再生が行なえない。
【0074】これを解決するために、図12において、
切替器33を設け、バンドAにおいては基準信号として
第1の再生回路22’の分周器からの信号37を基準信
号として用いる。具体的には、この例においては、図1
0における分周器205の出力209であり、第1のク
ロック基準ピットの周期の半分の周期の信号である。
【0075】切替器33の制御信号36は、ドライブ装
置の制御回路(図示せず)により出力されるが、位相比
較器に変動を与えないために、切り替えタイミングはク
ロック基準ピットからずれた位置にする必要がある。ま
た別の方策として、切替器33を設けず信号37を常に
基準信号として用いる方法もあるが、この場合には第1
のクロック再生回路22’におけるジッタが第2のクロ
ック再生回路31にも影響することになる。
【0076】2個のクロック再生回路による再生クロッ
クは、ドライブ装置の制御回路からの制御信号35によ
り、切替器32でバンドごとに一方が選択され、データ
変調系(図示せず)や復調系(図示せず)に供給する。
【0077】次に図5のフォーマットを持つ光ディスク
を使用するドライブ装置の例を図13にブロック図で示
す。ここでも図8及び図12で説明したそれと同じ構成
要素には同じ番号を付し、説明を省略する。
【0078】図13においては、第3の検出窓生成回路
40およびゲート回路41、第3のクロック再生回路3
8及び切替器39が、図12の例に追加されている。こ
れらはいずれも、図5のフォーマットにおけるバンドC
に対応するための構成要素である。
【0079】第3の検出窓生成回路40は、バンドCに
おける第1のサーボ信号とその間に配置された2個の第
2のサーボ信号内のクロック基準ピットを抽出するため
の窓信号を再生クロック30を使用して生成する。この
窓信号により、ゲート回路41を通過したピーク検出信
号43は切替器39に入力される。
【0080】この切替器39の他方の入力は第1のクロ
ック再生回路22’の分周器よりの出力44であり、こ
の信号44はピーク検出信号43のバンドCにおける正
規のクロック基準ピット位置に同期した信号である。再
生トラックがバンドA及びバンドBにあるうちは切替器
39は制御信号45により信号44を選択し、第3のク
ロック再生回路38を同期状態とする。
【0081】再生トラックがバンドCに入ると、ピーク
検出信号43を選択し、同期状態を保ったままクロック
再生の基準信号を切り替える。以上に述べた構成によ
り、バンドBからバンドCへの連続した記録再生が行な
われ、かつ各バンドに適した高精度の再生クロックを得
ることができ、データ誤り数の低減を実現する。
【0082】なお、これまでに説明したいくつかの実施
例は本発明の趣旨を説明するための例であり、ここに述
べた構成以外においても、本発明は有効である。とくに
サーボ信号のピット構成と数、ディスクのバンド分割数
及び方法に影響されない。また光ディスクの記録再生方
法にも影響されず、光磁気、相変化、穴明け等の各種方
式に有効である。
【0083】
【発明の効果】本発明によれば、本来のサーボ信号全体
の数を増加させることなく、サーボ信号中のクロックピ
ットの数のみを増加させる。これにより、サーボ信号の
占有率を僅かに増加させるだけで、クロックピット間の
データ数を少なくでき、クロックピットを用いて再生さ
れる再生クロックの精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により実施される光ディスクのディスク
フォーマット(セグメント構成の一例)を示す説明図で
ある。
【図2】図1に示すセグメントのディスク上における配
置を示す説明図である。
【図3】サーボ信号とデータ領域の比率を従来技術によ
る場合と本発明による場合とで比較して示す説明図であ
る。
【図4】本発明による2バンド分割のディスク例を示す
構成図である。
【図5】本発明による3バンド分割のディスク例を示す
構成図である。
【図6】図4の2バンド分割の例におけるセグメント構
成を示す説明図である。
【図7】図5の3バンド分割の例におけるセグメント構
成を示す説明図である。
【図8】図1乃至図3に示した光ディスクを使用するド
ライブ装置の構成例を示すブロック図である。
【図9】図8における光ディスクのフォーマットとそれ
に関連付けた各部信号のタイミングを示すタイムチャー
トである。
【図10】図8におけるクロック再生回路の具体例を示
すブロック図である。
【図11】図10における各部信号のタイミングを示す
タイムチャートである。
【図12】図4に示したフォーマットを持つディスクに
記録再生を行うドライブ装置の構成例を示すブロック図
である。
【図13】図5に示したフォーマットを持つディスクに
記録再生を行うドライブ装置の構成例を示すブロック図
である。
【図14】一般的な位相同期回路の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1…第1のサーボ信号領域、2…第2のサーボ信号領
域、3…第1のクロック基準ピット、4…第2のクロッ
ク基準ピット、5、6…ウォブルピット、7…トラッ
ク、8…セグメント、10…光ディスク、14…ピーク
検出回路、15…パターン検出回路、16…第1の検出
窓生成回路、17…第2の検出窓生成回路、18、19
…ゲート回路、20…切替器、21…判定回路、22、
22’…第1のクロック再生回路、31…第2のクロッ
ク再生回路。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 螺旋状あるいは同心円状のトラックを形
    成されて成る円盤状の情報記録媒体において、 前記トラックに沿って該トラック上に第1のサーボ領域
    を一定間隔で配置し、トラック上のその一定間隔の各中
    央に、前記第1のサーボ領域のそれとは異なるピットパ
    ターンをもつ第2のサーボ領域をそれぞれ配置し、前記
    トラック上の残りの領域をデータ領域としたことを特徴
    とする情報記録媒体。
  2. 【請求項2】 螺旋状あるいは同心円状のトラックを形
    成されて成る円盤状の情報記録媒体において、 トラックの形成されている領域を円盤の半径方向に沿っ
    て幾つかの小領域(これを以下、バンド領域という)に
    分け、全バンド領域を通して、円盤の半径方向に直線状
    の第1のサーボ領域を、円周方向に沿って一定間隔で配
    置し、 前記第1のサーボ領域のそれとは異なるピットパターン
    をもつ第2のサーボ領域を、各バンド領域毎に、円周方
    向に沿って一定間隔で配置された前記第1のサーボ領域
    の、該一定間隔を等分割する形で、第1のサーボ領域と
    第1のサーボ領域との間に配置し、残りのトラック領域
    をデータ領域としたことを特徴とする情報記録媒体。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の情報記録媒体に
    おいて、前記第1のサーボ領域にはトラッキング用ピッ
    トとクロック基準ピットが形成され、前記第2のサーボ
    領域にはクロック基準ピットが形成されていることを特
    徴とする情報記録媒体。
  4. 【請求項4】 螺旋状あるいは同心円状のトラックを形
    成されて成る円盤状の情報記録媒体において、 前記トラックに沿ってサーボ信号が配置される周期より
    も短い周期でクロック基準信号を配置し、クロック再生
    時の再生精度を向上させたことを特徴とする情報記録媒
    体。
  5. 【請求項5】 螺旋状あるいは同心円状のトラックを形
    成されて成る円盤状の情報記録媒体であって、前記トラ
    ックに沿って該トラック上に第1のサーボ領域を一定間
    隔で配置し、トラック上のその一定間隔の各中央に、前
    記第1のサーボ領域のそれとは異なるピットパターンを
    もつ第2のサーボ領域をそれぞれ配置し、前記トラック
    上の残りの領域をデータ領域とした前記情報記録媒体を
    用いる情報記録再生装置において、 前記第1のサーボ領域に形成されているクロック基準ピ
    ットと前記第2のサーボ領域に形成されているクロック
    基準ピットとによりクロック再生時のクロック再生を行
    い、前記第1のサーボ領域にのみ形成されているサーボ
    ピットからトラッキングサーボ制御に必要なサーボ誤差
    信号を得るようにしたことを特徴とする情報記録再生装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の情報記録再生装置にお
    いて、起動時には前記第1のサーボ領域に形成されてい
    るクロック基準ピットにより所要のクロック再生を行な
    い、安定時には前記第1のサーボ領域に形成されている
    クロック基準ピットと第2のサーボ領域に形成されてい
    るクロック基準ピットの両方を使用して所要のクロック
    再生を行うことを特徴とする情報記録再生装置。
  7. 【請求項7】 螺旋状あるいは同心円状のトラックを形
    成されて成る円盤状の情報記録媒体であって、トラック
    の形成されている領域を円盤の半径方向に沿って幾つか
    の小領域(これを以下、バンド領域という)に分け、全
    バンド領域を通して、円盤の半径方向に直線状の第1の
    サーボ領域を、円周方向に沿って一定間隔で配置し、前
    記第1のサーボ領域のそれとは異なるピットパターンを
    もつ第2のサーボ領域を、各バンド領域毎に、円周方向
    に沿って一定間隔で配置された前記第1のサーボ領域
    の、該一定間隔を等分割する形で、第1のサーボ領域と
    第1のサーボ領域との間に配置し、残りのトラック領域
    をデータ領域とした前記情報記録媒体を用いる情報記録
    再生装置において、 前記第1のサーボ領域に形成されているクロック基準ピ
    ットにより所要のクロックを再生する第1のクロック再
    生手段と、前記第1のサーボ領域に形成されているクロ
    ック基準ピットと第2のサーボ領域に形成されているク
    ロック基準ピットにより所要のクロックを再生する第2
    のクロック再生手段と、を持ち、 再生対象のバンド領域が、第1のサーボ領域のみ配置さ
    れているバンド領域であるか、第1のサーボ領域と第2
    のサーボ領域の配置されているバンド領域であるか、に
    依存し切り替えて何れかの再生手段を用いることを特徴
    とする情報記録再生装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の情報記録再生装置にお
    いて、前記情報記録媒体上で、各バンド領域毎に、円周
    方向に沿って一定間隔で配置された前記第1のサーボ領
    域の、該一定間隔を等分割する形で、第1のサーボ領域
    と第1のサーボ領域との間に配置した前記第2のサーボ
    領域の、前記等分割がn分割(但しnは整数)であれ
    ば、そのnの数に応じた繰り返し周波数のクロックを再
    生する手段から、前記第2のクロック再生手段が成るこ
    とを特徴とする情報記録再生装置。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8に記載の情報記録再生装
    置において、前記第2のクロック再生手段は、前記第1
    のサーボ領域に形成されているクロック基準ピットと第
    2のサーボ領域に形成されているクロック基準ピットに
    より所要のクロックを再生するクロック再生手段であっ
    て、第1のサーボ領域と第2のサーボ領域の配置されて
    いるバンド領域(以下、複数サーボ・バンド領域とい
    う)を対象とするクロック再生手段であるところ、 第1のサーボ領域のみが配置されているバンド領域(以
    下、単一サーボ・バンド領域という)を対象としたクロ
    ック再生手段である前記第1のクロック再生手段が、該
    単一サーボ・バンド領域を対象としてクロック再生中で
    あり、前記第2のクロック再生手段は、遊びで同期外れ
    の状態にあるときは、前記第1のクロック再生手段が、
    第2のサーボ領域に形成されているクロック基準ピット
    に対応する信号として人為的に特別に生成する信号を、
    擬似的な基準信号として取り込むことにより、ほぼ同期
    状態を維持し、 対象領域が単一サーボ・バンド領域から複数サーボ・バ
    ンド領域に移行した際、複数サーボ・バンド領域を対象
    とするクロック再生手段である前記第2のクロック再生
    手段が、迅速に同期状態に入ってクロックを再生するこ
    とを可能にしたことを特徴とする情報記録再生装置。
JP17793892A 1992-07-06 1992-07-06 情報記録媒体及び情報記録再生装置 Pending JPH0620394A (ja)

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