JPH06203916A - コネクタ用シールド構造 - Google Patents

コネクタ用シールド構造

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JPH06203916A
JPH06203916A JP34866192A JP34866192A JPH06203916A JP H06203916 A JPH06203916 A JP H06203916A JP 34866192 A JP34866192 A JP 34866192A JP 34866192 A JP34866192 A JP 34866192A JP H06203916 A JPH06203916 A JP H06203916A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
shield
conductive
wire
outer peripheral
Prior art date
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Pending
Application number
JP34866192A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Onami
秀行 大波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製作時の作業性が良く、コスト及びスペース
が節約できるコネクタ用シールド構造の提供 【構成】 他のコネクタ1との複数の接続端子が前面側
に設けられたコネクタ1の前記接続端子は、後面側にお
いてシールド線2の複数の導線2aと電気的に接続され
る。このコネクタ1の外周部には導電性外周部材1aが
設けられている。前記コネクタ1に接続される前記複数
の導線2aは、チューブ状の熱収縮弾性材料により構成
された導電性コネクタシールド部材3により被覆されて
いる。前記導電性コネクタシールド部材3は、前記シー
ルド線2のシールド部2bと前記コネクタ1の導電性外
周部材1aとを電気的に接続している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コネクタ用シールド構
造に関し、詳しくいうと、他のコネクタとの複数の接続
端子が前面側に設けられ、後面側で前記複数の接続端子
とシールド線の複数の導線とが電気的に接続されたコネ
クタと、このコネクタに接続される前記複数の導線を被
覆するとともに前記シールド線のシールド部に接続され
た導電性のコネクタシールド部材とを備えたコネクタ用
シールド構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、前記コネクタ用シールド構造は、
実開昭58−176384号公報、実開平1−3568
3号公報等に記載されている。図3は前記従来のコネク
タ用シールド構造の説明図であり、図3Aはコネクタ及
びそれに接続されたシールド線を示し、図3Bは前記図
3Aに示すコネクタ及びシールド線にコネクタ用シール
ド構造を施した状態を示す図である。図3Aにおいて、
コネクタ01の前面(図3中、左側の面)には複数の接
続端子(図示せず)が設けられており、それらの複数の
接続端子はコネクタ01の後面側でシールド線02の複
数の導線02aと電気的に接続されている。
【0003】図3Bにおいて、前記コネクタ01とシー
ルド線02との接続部は、金属等の導電性材料で形成さ
れた上下一対のカバーケース03,04でシールドされ
ている。前記上下一対のカバーケース03,04はネジ
で結合されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術では、金
属等の導電性材料を用いたカバーケース及びネジを用い
るので、部品コストが高く付く。また、組み立て作業に
時間がかかる。なお、従来技術として、フィルターを内
蔵するコネクタも知られているが、フィルターを内蔵す
るための構造が必要であり、また、フィルターも必要で
あるので、コストが高くつく。
【0005】本発明は、前記事情に鑑み、下記(O01)
の記載内容を課題とする。 (O01) 製作時の作業性が良く、コスト及びスペース
が節約できるコネクタ用シールド構造の提供。
【0006】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決す
るために案出した本発明を説明するが、本発明の要素に
は、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実
施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。な
お、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する
理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明
の範囲を実施例に限定するためではない。
【0007】前記課題を解決するために、本発明のコネ
クタ用シールド構造は、他のコネクタとの複数の接続端
子が前面側に設けられ、後面側で前記複数の接続端子と
シールド線(2)の複数の導線(2a)とが電気的に接
続されたコネクタ(1)と、このコネクタ(1)に接続
される前記複数の導線(2a)を被覆するとともに前記
シールド線(2)のシールド部(2b)に接続された導
電性のコネクタシールド部材(3)とを備えたコネクタ
用シールド構造において、下記の要件(Y01),(Y0
2)を備えたことを特徴とする、(Y01) 前記コネク
タ(1)の外周部に導電性外周部材(1a)が設けられ
たこと、(Y02) 前記導電性コネクタシールド部材
(3)は、前記シールド線(2)のシールド部(2b)
と前記導電性外周部材(1a)とを電気的に接続するチ
ューブ状の熱収縮弾性材料により構成されたこと。
【0008】
【作用】次に、前述の特徴を備えた本発明の作用を説明
する。前述の特徴を備えた本発明のコネクタ用シールド
構造は、他のコネクタとの複数の接続端子が前面側に設
けられたコネクタ(1)の前記接続端子は、後面側にお
いてシールド線(2)の複数の導線(2a)と電気的に
接続される。このコネクタ(1)の外周部には導電性外
周部材(1a)が設けられている。前記コネクタ(1)
に接続される前記複数の導線(2a)は、チューブ状の
熱収縮弾性材料により構成された導電性コネクタシール
ド部材(3)により被覆されている。また、前記導電性
コネクタシールド部材(3)は、前記シールド線(2)
のシールド部(2b)と前記コネクタ(1)の導電性外
周部材(1a)とを電気的に接続している。前記チュー
ブ状の熱収縮弾性材料により構成された導電性コネクタ
シールド部材(3)は、少なくとも内側面が導電性を有
するチューブ状の熱収縮弾性材料を、前記シールド線
(2)のシールド部(2b)、前記コネクタ(1)の導
電性外周部材(1a)、及びそれらの間の前記複数の導
線(2a)の外側に配置した状態で、熱収縮させること
により、容易に製作することが可能である。
【0009】
【実施例】次に図面を参照しながら 本発明の実施例を
説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるもので
はない。図1は本発明の一実施例のコネクタ用シールド
構造の説明図であり、図1Aはコネクタ及びそれに接続
されたシールド線を示し、図1Bは前記図1Aに示すコ
ネクタ及びシールド線にコネクタ用シールド構造を施し
た状態を示す図である。図1Aにおいて、コネクタ1の
前面(図1中、左側の面)には複数の接続端子(図示せ
ず)が設けられており、それらの複数の接続端子はコネ
クタ1の後面側でシールド線2の複数の導線2aと電気
的に接続されている。前記シールド線2は、複数の導線
2aとその周囲を被覆するシールド部2bとを有してい
る。
【0010】前記コネクタ1の後面側には外周部に沿っ
て枠状の金属製の導電性外周部材1aが固着されてい
る。前記複数の導線2aを被覆する導電性コネクタシー
ルド部材3は、内側面に導電性金属膜が形成されたチュ
ーブ状の熱収縮弾性材料により構成されている。前記導
電性コネクタシールド部材3は、熱収縮させる前の前記
チューブ状の熱収縮弾性材料を、前記シールド線2のシ
ールド部2b、前記コネクタ1の導電性外周部材1a、及
びそれらの間の前記複数の導線2aの外側に配置した状
態で、熱収縮させることにより、容易に製作することが
可能である。前記チューブ状の熱収縮弾性材料を熱収縮
させたときに形成される前記導電性コネクタシールド部
材3は、その内面の導電製金属膜が前記シールド部2b
及び導電性外周部1aを電気的に接続する。この場合、
導電性コネクタシールド部材3内方部分が外部に対して
シールドされる。
【0011】(実施例の作用)次に前述の実施例の作用
を説明する。前記コネクタシールド構造は、シールド部
2b及び導電性外周部1aを電気的に接続するとともに、
それらの間の複数の導線2aを外側から被覆する導電性
コネクタシールド部材3は、チューブ状の熱収縮弾性材
料を、熱収縮させることにより、容易に製作される。
【0012】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記(H01)〜(H03)に例示する。 (H01) 前記導電性コネクタシールド部材3は、内側
面に金属膜を形成した熱収縮性チューブの代わりに、カ
ーボン粒子、導電性シリコン粒子、不活性粒子表面に銀
メッキが施された粒子、又は鉄粉等の導電性粒子を添加
した熱収縮性チューブによって構成することが可能であ
る。また、導電性コネクタシールド部材3は、円筒状の
熱収縮チューブの代わりに、円錐状の熱収縮チューブか
ら構成することが可能である。その場合、円錐状熱収縮
チューブの径の大きい側をコネクタ側に向けてシールド
線2を貫通させた状態で、シールド線2とコネクタ1と
を連結し、その後その連結部を被覆する位置に、円錐状
熱収縮チューブを移動させてから熱収縮させる。 (H02) 前記コネクタ1の導電性外周部材1aは、枠
状の金属性の導電性外周部材1aをコネクタ1後面側に
固着する代わりに、コネクタ1の外周側面に導電性の膜
を形成した構成とすることが可能である。 (H03) 図2に示すように、前記コネクタ1の導電性
外周部材1aの外周部に枠状の突起4を形成するととも
に、前記シールド線2の先端部分にリング5をカシメ止
めすることにより、熱収縮して形成された導電性コネク
タシールド部材3の位置ずれを防止することができる。
また、前記導電性外周部材1a表面に導電性接着剤を塗
布してから前記導電性コネクタシールド部材3を装着す
ることにより、導電性コネクタシールド部材3をさらに
強固に固定することが可能になる。
【0013】
【発明の効果】前述の本発明は、下記の効果(E01)〜
(E03)を奏することができる。 (E01) 本発明のコネクタシールド構造は、弾性材料
により構成されるので、柔軟である。このため、配置に
必要なスペースが小さくなる。 (E02) 必要箇所にチューブ状の熱収縮弾性材料を被
せて、熱収縮させることにより製作できるので、従来の
ネジまたはバネ等を使用する構造に比べて作業効率が高
い。 (E03) 熱収縮する導電性のチューブ状弾性材料を用
いているので、低コストで製作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施例1のコネクタ用シール
ド構造の説明図であり、図1Aはコネクタ及びそれに接
続されたシールド線を示し、図1Bは前記図1Aに示す
コネクタ及びシールド線にコネクタ用シールド構造を施
した状態を示す図である。
【図2】 図2は本発明の実施例の変形例のコネクタ用
シールド構造の説明図であり、図2Aはコネクタ及びそ
れに接続されたシールド線を示し、図2Bは前記図2A
に示すコネクタ及びシールド線にコネクタ用シールド構
造を施した状態を示す図である。
【図3】 図3は従来のコネクタ用シールド構造の説明
図であり、図3Aはコネクタ及びそれに接続されたシー
ルド線を示し、図3Bは前記図3Aに示すコネクタ及び
シールド線にコネクタ用シールド構造を施した状態を示
す図である。
【符号の説明】
1…コネクタ、1a…導電性外周部材、2…シールド
線、2a…導線、2b…シールド部、導電性コネクタシー
ルド部材、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他のコネクタとの複数の接続端子が前面
    側に設けられ、後面側で前記複数の接続端子とシールド
    線の複数の導線とが電気的に接続されたコネクタと、こ
    のコネクタに接続される前記複数の導線を被覆するとと
    もに前記シールド線のシールド部に接続された導電性の
    コネクタシールド部材とを備えたコネクタ用シールド構
    造において、下記の要件(Y01),(Y02)を備えたこ
    とを特徴とするコネクタ用シールド構造、(Y01) 前
    記コネクタの外周部に導電性外周部材が設けられたこ
    と、(Y02) 前記導電性コネクタシールド部材は、前
    記シールド線のシールド部と前記導電性外周部材とを電
    気的に接続するチューブ状の熱収縮弾性材料により構成
    されたこと。
JP34866192A 1992-12-28 1992-12-28 コネクタ用シールド構造 Pending JPH06203916A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120000692A1 (en) * 2010-07-05 2012-01-05 Yazaki Corporation Shielded cable connecting structure and shielded cable connecting method
WO2016111119A1 (ja) * 2015-01-05 2016-07-14 株式会社オートネットワーク技術研究所 配線モジュール及び配線モジュールの製造方法

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