JPH06203481A - ビデオ信号記録装置及び再生装置 - Google Patents

ビデオ信号記録装置及び再生装置

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JPH06203481A
JPH06203481A JP4360473A JP36047392A JPH06203481A JP H06203481 A JPH06203481 A JP H06203481A JP 4360473 A JP4360473 A JP 4360473A JP 36047392 A JP36047392 A JP 36047392A JP H06203481 A JPH06203481 A JP H06203481A
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signal
format
recording
serial
video signal
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JP4360473A
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English (en)
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Junzo Tokunaka
潤三 徳中
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Original Assignee
Sony Corp
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/12Formatting, e.g. arrangement of data block or words on the record carriers
    • G11B20/1262Formatting, e.g. arrangement of data block or words on the record carriers with more than one format/standard, e.g. conversion from CD-audio format to R-DAT format
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B2020/1087Digital recording or reproducing wherein a selection is made among at least two alternative ways of processing

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ビデオ信号入力端子1より入力されたビデオ
信号はシリアル/パラレル信号変換部2でパラレルデー
タに変換された後、上記入力信号がD−1フォーマット
の信号であるならばD−1フォーマット信号処理部6で
信号処理され、上記入力信号がD−2フォーマットの信
号であるならばD−2フォーマット信号処理部7で信号
処理された後、フォーマット変換部8でD−1フォーマ
ットの信号に変換される。上記D−1フォーマット信号
処理部6からの信号及び上記フォーマット変換部8から
の信号は、信号切換器9及びビデオ信号処理部10を介
して記録磁気ヘッド11から磁気テープ12上に記録さ
れる。 【効果】 D−1フォーマットの信号とD−2フォーマ
ットの信号とを同一のビデオ信号記録装置に入力して記
録することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルビデオ信号
の記録及び再生を行うビデオ信号記録装置及び再生装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、放送用や業務用のVTR(ビデオ
テープレコーダ)は、ディジタル記録方式の発達により
低搬送波FM記録方式を用いたアナログVTRよりも高
画質な画像を記録、再生することができるディジタルV
TRが実用化されつつある。
【0003】ディジタルVTRの概略的な記録・再生系
の構成は、図示しないが、以下の通りである。記録系の
基本構成は、入力されたディジタルビデオ信号は適切な
大きさのブロック単位に分割され、該ブロック毎に誤り
訂正・修整のための符号化が行われる。この後、ブロッ
ク毎に再生側でフレーム同期やワード同期をとるための
同期信号が付加され、さらに高密度記録に適した性質を
持つ信号に変換するためのチャンネルコーディングが行
われる。記録等化回路で記録過程における非線形歪みを
補正するための波形処理が行われた後、記録アンプ・回
転トランスを介して回転ヘッドに記録電流が供給され、
ディジタル信号が磁気テープ上に記録される。
【0004】また、再生系の基本構成は、磁気テープよ
り読み出した信号を再生アンプにより増幅した後、波形
等化を行ってディジタル信号を認識し易い波形にする。
上記等化された信号からPLL回路によってクロックを
抽出し、(これをクロック再生という)記録されたディ
ジタル信号を再現する。次に、同期符号を検出して信号
の区切りを明らかにし、上記再現された信号を復調した
後、時間軸補正を行う。上記信号は誤り訂正・修整され
て、ディジタルビデオ信号が出力される。
【0005】上記ディジタルVTRに入力される信号は
カラーテレビ放送に用いられているNTSC方式又はP
AL方式等の信号であり、いずれも輝度信号Yと2つの
色差信号R−Y、B−Y(あるいはI(広帯域)信号、
Q(狭帯域)信号)が周波数インターリーブによって多
重された複合カラーテレビ信号であり、上記信号はコン
ポジット信号と呼ばれる。これに対して、Y、R−Y、
B−Y信号(Y、I、Q信号)やR、G、B信号等のカ
ラー信号はコンポーネント信号と呼ばれ、くし形フィル
タを用いてコンポジット信号を輝度信号と色信号の分離
(Y/C分離)することやR、G、B信号をマトリック
ス変換することにより得ることができる。
【0006】上記NTSC方式やPAL方式の信号は、
水平同期信号fH をPLL(位相引込み発振器)に引込
んでカラーサブキャリヤ信号fSC(3.58MHz)を
合成し、上記カラーサブキャリヤ信号fSCを上記色差信
号R−Y及びB−Y(又は、I及びQ)信号で直角2相
変調し、上記輝度信号Yと周波数多重することにより生
成される。
【0007】ディジタルVTRのフォーマットには2つ
のタイプがあり、その1つはCCIR 601号勧告の
スタジオ用ディジタル信号標準に基づく規格であり、輝
度信号Yが13.5MHz、式差信号R−Y、B−Yが
上記輝度信号の半分の6.75MHzで標本化され、各
標本化周波数は8ビットで量子化されたコンポーネント
(いわゆる4:2:2コンポーネント)信号に基づくフ
ォーマットである。これはD−1フォーマットと呼ばれ
る。もう1つは、標本化周波数fs をカラーサブキャリ
ヤ周波数fsc(=3.58MHz)の4倍の14.3M
HzとするNTSC方式(PAL方式による場合はfS
=17.7MHz)によるコンポジット信号に基づくフ
ォーマットであり、D−2フォーマットと呼ばれる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記それぞ
れのフォーマットに基づいたディジタルVTRには、通
常、1種類のディジタルビデオ信号しか入出力すること
ができない。例えばD−1フォーマットのビデオ信号を
D−2フォーマットのディジタルVTRへ入力したり、
D−2フォーマットのディジタルVTRからD−1フォ
ーマットのビデオ信号を出力したりする場合には、上記
D−2フォーマットのディジタルVTRの装置の外部に
ビデオ信号変換器を接続して、D−1フォーマットのビ
デオ信号をD−2フォーマットのビデオ信号に変換した
後にD−2フォーマットのディジタルVTRに入力した
り、D−2フォーマットのディジタルVTRから出力さ
れたD−2フォーマットのビデオ信号を、上記ビデオ信
号変換器を用いてD−1フォーマットのビデオ信号に変
換したりしている。また、D−2フォーマットのビデオ
信号をD−1フォーマットのディジタルVTRに入力し
たり、上記D−1フォーマットのディジタルVTRから
D−2フォーマットのビデオ信号を出力したりする場合
も同様である。
【0009】さらに、近年、シリアル信号のためのイン
ターフェイスネットワークの発展に伴い、シリアル信号
切換器を用いて複数のシリアル信号源から1つのシリア
ル信号を選択することができるように成りつつある。従
って、従来のディジタルVTRを用いて入出力されるビ
デオ信号のフォーマットを変換する場合には、上記ディ
ジタルVTRに上記ビデオ信号変換器を接続し、さらに
シリアル信号切換器を接続することになるため、装置が
複雑になり、コストも高いものとなる。
【0010】そこで、本発明は上述の実情に鑑み、同一
装置内においてコンポーネント信号に基づいた第1のフ
ォーマットであるD−1フォーマットの信号とコンポジ
ット信号に基づいた第2のフォーマットであるD−2フ
ォーマットの信号とを入出力することができるビデオ信
号記録装置及び再生装置の提供を目的とするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るビデオ信号
記録装置において、コンポーネント信号に基づいた第1
のフォーマットのシリアルビデオ信号又はコンポジット
信号に基づいた第2のフォーマットのシリアルビデオ信
号が入力される入力部と、上記入力部より入力されたシ
リアル信号をパラレル信号に変換するシリアル/パラレ
ル信号変換手段と、上記どちらか一方のフォーマットに
基づいた信号を他方のフォーマットに基づいた信号に変
換するフォーマット変換手段と、上記シリアル/パラレ
ル信号変換手段からの出力信号と上記フォーマット変換
手段からの出力信号とのいずれか一方を切換選択する信
号切換手段と、上記信号切換手段からの信号を記録用信
号に変換する記録用信号処理手段と、上記記録用信号を
記録媒体上に記録する記録ヘッドとを有して成ることに
より上述した課題を解決する。上記ビデオ信号記録装置
においては、上記信号切換手段からの出力信号を記録用
信号に変換する際に、第3のフォーマットの信号に変換
する記録用信号処理手段を設けて成ることを特徴とす
る。
【0012】また、本発明に係るビデオ信号再生装置に
おいて、記録媒体上に記録された記録信号を読み出す再
生ヘッドと、上記読み出された信号を第1のフォーマッ
トの信号に変換するための再生用信号処理手段と、上記
再生用信号処理手段からの上記第1のフォーマットの信
号を第2のフォーマットの信号に変換するためのフォー
マット変換手段と、上記再生用信号処理手段からの上記
第1のフォーマットの信号と上記フォーマット変換手段
からの上記第2のフォーマットの信号とのいずれか一方
を切換選択する信号切換手段と、上記信号切換手段から
の信号をシリアル信号に変換するパラレル/シリアル信
号変換手段とを有して成ることを特徴とする。上記ビデ
オ信号再生装置においては、上記記録媒体には第3のフ
ォーマットの信号が記録され、上記再生用信号処理手段
は、該記録媒体から読み出された第3のフォーマットの
信号を第1のフォーマットの信号に変換することを特徴
とする。
【0013】尚、上記第1のフォーマットとしてはD−
1フォーマットを用い、上記第2のフォーマットとして
はD−2フォーマットを用い、上記第3のフォーマット
としては、いわゆるベータカムフォーマットを用いるこ
とを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明においては、コンポーネント信号に基づ
いた第1のフォーマットであるD−1フォーマットのデ
ィジタルビデオ信号とコンポジット信号に基づいた第2
のフォーマットであるD−2フォーマットのディジタル
ビデオ信号とを同一のビデオ信号記録装置に入力して記
録したり、また、同一のビデオ信号再生装置から再生し
て出力したりすることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について、図
面を参照しながら説明する。図1は、コンポーネント信
号に基づいたD−1フォーマットを基本とするビデオ信
号記録装置の概略構成を示すブロック図である。ビデオ
信号入力端子1、例えばBNC端子よりシリアルディジ
タルデータが入力し、シリアル/パラレル信号変換部2
において、例えば10ビットパラレルディジタルデータ
に変換される。
【0016】また、切換スイッチ3及び信号切換器9
は、上記ビデオ信号入力端子1より入力した信号のクロ
ック周波数を検出して判別することにより、自動的に切
り換えられる。従って、上記入力信号のクロック周波数
がD−1フォーマットの信号のクロック周波数27MH
zとして判別されたならば、上記切換スイッチ3は被選
択切換端子3aに切り換えられ、上記信号切換器9は被
選択切換端子9aに切り換えられる。また、上記入力信
号のクロック周波数がD−2フォーマットのNTSC方
式の信号のクロック周波数14.31818MHz(P
AL方式ならば17.77344MHz)として判別さ
れたならば、上記切換スイッチ3は被選択切換端子3b
に切り換えられ、上記信号切換器9は被選択切換端子9
bに切り換えられる。
【0017】上記ビデオ信号入力端子1より入力した信
号が第1のフォーマットであるD−1フォーマットの信
号であるならば、上記入力信号はD−1フォーマット信
号処理部6に供給されてパラレルデータとしての信号処
理がなされ、信号切換器9を介してビデオ信号処理部1
0に送られたる。上記送られた信号はこのビデオ信号処
理部10において記録用信号に変換され、記録ヘッド1
1から磁気テープ12上に記録される。
【0018】また、上記入力信号が第2のフォーマット
であるD−2フォーマットの信号であるならば、D−2
フォーマット信号処理部7に供給されてパラレルデータ
としての信号処理がなされ、フォーマット変換部8で第
1のフォーマットであるD−1フォーマットの信号に変
換された後、信号切換器9を介してビデオ信号処理部1
0に送られる。上記送られた信号はこのビデオ信号処理
部10において記録用信号に変換され、記録ヘッド11
から磁気テープ12上に記録される。
【0019】尚、上記信号切換器9には、カメラ等から
出力されたアナログコンポーネント信号をA/D(アナ
ログ/ディジタル)変換した信号を入力するようにして
もよい。
【0020】図2は、図1中のシリアル/パラレル信号
変換部2の構成を示すブロック図である。上記シリアル
/パラレル信号変換部2に入力されたシリアルディジタ
ルデータは ケーブルイコライザ20において同軸ケー
ブルによる高域減衰(1/f)の補償処理が施され、こ
の後、エッジ検出回路21及びシリアル/パラレル変換
回路22にそれぞれ供給される。上記エッジ検出回路2
1はケーブルイコライザ20からエッジパルスを得、こ
のエッジパルスをPLL回路23に供給する。
【0021】上記シリアル/パラレル信号変換器2内の
PLL回路のVCO(電圧制御発振回路)から出力され
るフリーラン周波数としては、上記シリアル/パラレル
信号変換器2内に入力された信号がD−1フォーマット
の信号であるならば、切換スイッチ3は被選択切換端子
3aに切り換えられているため、ボリューム4により設
定されたD−1フォーマットのクロック周波数の10倍
である270MHzの周波数が出力される。また、上記
入力された信号がD−2フォーマットの信号であるなら
ば、切換スイッチ3は被選択切換端子3bに切り換えら
れているため、ボリューム5により設定されたD−2フ
ォーマットのNTSC方式のクロック周波数、4f
sc(14.32MHz)の10倍である143.181
8MHzの周波数が出力される。
【0022】PLL回路23においては、上記エッジパ
ルスに内部のVCOの出力を位相ロックさせて、上述し
たような図1中の切換スイッチ3の切換操作により、D
−1フォーマットの信号は270MHz、D−2フォー
マットの信号は143.1818MHzのクロック周波
数を得る。さらに、例えばクロック周波数の1/10の
周期の信号を得て、上記クロック周波数をシリアル/パ
ラレル変換回路22、チャンネルデコーディング回路2
4、ワード検出回路25を介して図1中のD−1フォー
マット信号処理部6もしくはD−2フォーマット信号処
理部7に供給すると共に、上記クロック周波数の1/1
0の周期の信号をシリアル/パラレル変換回路22に供
給する。
【0023】上記シリアル/パラレル変換回路22は、
PLL回路23からのクロック周波数でケーブルイコラ
イザ20からのシリアルディジタルデータを取り込み、
PLL回路23からのクロック周波数の1/10の周期
の信号によってNRZI(non−return−to
−zero change on 1)のパラレルディ
ジタルデータに変換し、この変換データをチャンネルデ
コーディング回路24に供給する。上記チャンネルデコ
ーディング回路24は、シリアル/パラレル変換回路2
2からのパラレルディジタルデータにチャンネルデコー
ディング処理をしてワード検出回路25に供給する。
【0024】上記ワード検出回路25は、チャンネルデ
コーディング回路24からのパラレルディジタルデータ
をPLL回路23からのクロック周波数によって内部の
レジスタに一旦取り込み、パラレルディジタルデータに
含まれるTRS(Timing Reference
Signal)信号、例えば“3FC”、“000”、
“000”、“000”の4ワードの信号を検出するこ
とにより、正しい10ビット/1ワードの組であるパラ
レルディジタルデータを得てD−1フォーマット信号処
理部6もしくはD−2フォーマット信号処理部7に供給
する。
【0025】D−1フォーマットの信号がビデオ信号入
力端子1より入力された場合には、D−1フォーマット
信号処理部6にパラレルディジタルデータが供給され
る。上記D−1フォーマット信号処理部6においては正
しいリサンプル位相を得るために同期信号検出が行わ
れ、コンポーネントシリアル信号中のEAV(end
of active video)、SAV(star
t of activevideo)及びAUXデータ
の各信号が除去される。上記処理された信号は、被選択
切換端子9aに切り換えられた信号切換器9を介してビ
デオ信号処理部10に供給される。
【0026】また、D−2フォーマットの信号がビデオ
信号入力端子1より入力された場合には、D−2フォー
マット信号処理部7にパラレルディジタルデータが供給
される。上記D−2フォーマット信号処理部7において
は同期信号検出が行われ、TRSの4ワード及びAUX
データの信号が除去された後、フォーマット変換部8に
送られる。
【0027】上記フォーマット変換部8に送られた信号
は、図3に示すように、Y/C分離部30において輝度
信号Yと色信号Cに分離される。上記輝度信号Yはディ
ジタルフィルタ31を介してYレートコンバート部32
に送られ、上記Yレートコンバート部32においてクロ
ック周波数が16fSC(57.28MHz)から13.
5MHzに変換された後、D−1パラレル化部33に供
給される。上記色信号Cはクロマデコード部34におい
て色差信号R−YとB−Yとに分離され、ディジタルフ
ィルタ35を介してレートコンバート部36に送られ
る。上記レートコンバート部36においてそれぞれのク
ロック周波数が8fSC(28.64MHz)から6.7
5MHzに変換された後、D−1パラレル化部33に供
給される。
【0028】上記D−1パラレル化部33においては、
上記供給された輝度信号Yと色差信号R−Y、B−Yを
用いて、クロック周波数が27MHzである4:2:2
の比率のD−1フォーマットの信号を合成する。上記合
成されたD−1フォーマットの信号は被選択切換端子9
bに切り換えられた信号切換器9を介してビデオ信号処
理部10に供給される。
【0029】上記ビデオ信号処理部10に供給された信
号は、図4に示すように、ビットリダクションエンコー
ド部40においてチャンネル毎のビットレートを低減
し、誤り訂正符号エンコード部41において適切な大き
さのブロック単位に分割されて上記ブロック毎に誤り訂
正・修整のための符号化が施された後、チャンネルコー
ディング部42で他の符号に変換することにより高密度
記録に適した性質を持つ信号に変換される。さらに、上
記ブロック毎のビデオ信号に再生側でフレーム同期やワ
ード同期をとるための同期信号が付加されて、記録過程
における非線形歪みを補正するための波形処理が行われ
た後、記録ヘッド11より磁気記録テープ12上に記録
される。
【0030】また、上記ビデオ信号処理部10内に入力
したディジタルビデオ信号の内の色差信号R−Y、B−
Yを時間軸圧縮・多重化してFM変調することにより、
第3のフォーマットである、例えば、いわゆるベータカ
ムSPフォーマットの信号に変換して、メタルテープや
酸化鉄テープである磁気テープ12上のトラックに輝度
信号Yと色差信号R−Y、B−Yを別々にFM記録する
ことも可能である。いわゆる上記ベータカムSPフォー
マットによって信号を記録することにより、高密度記録
と画質の向上を実現することができる。
【0031】図5は、コンポーネント信号に基づいたD
−1フォーマットを基本とするビデオ信号再生装置の概
略構成を示すブロック図である。磁気テープ50上より
再生ヘッド51を介して信号データが読み出され、ビデ
オ信号処理部52に送られて再生用信号のための処理が
なされる。
【0032】また、信号切換器56及び切換スイッチ5
8は上記磁気テープ50から読み出された信号のクロッ
ク周波数を検出して判別することにより、自動的に切り
換えられる。上記磁気テープ50より読み出された信号
のクロック周波数がD−1フォーマットの信号のクロッ
ク周波数として判別されたならば、上記信号切換器56
は被選択切換端子56aに切り換えられ、上記切換スイ
ッチ58は被選択切換端子58aに切り換えられる。ま
た、上記読み出された信号のクロック周波数がD−2フ
ォーマットの信号のクロック周波数として判別されたな
らば、上記信号切換器56は被選択切換端子56bに切
り換えられ、上記切換スイッチ58は被選択切換端子5
8bに切り換えられる。ここで、上記磁気テープ50上
の信号のフォーマットが明らかである場合には、上記信
号切換器56と切換スイッチ58を手動で切り換えるこ
ともできる。
【0033】上記磁気テープ50から読み出された信号
が第1のフォーマットであるD−1フォーマットの信号
であるならば、上記信号はD−1フォーマット信号処理
部53に供給されてシリアルデータに変換されるための
信号処理がなされ、信号切換器56を介してパラレル/
シリアル信号変換部57に送られた後、シリアルデータ
に変換されてビデオ信号出力端子61から出力・再生さ
れる。
【0034】また、上記磁気テープ50から読み出され
た信号が第2のフォーマットであるD−2フォーマット
の信号であるならば、フォーマット変換部54に供給さ
れて第2のフォーマットであるD−2フォーマットの信
号に変換され、D−2フォーマット信号処理部55でシ
リアルデータに変換されるための信号処理がなされた
後、信号切換器56を介してパラレル/シリアル信号変
換部57に送られる。このパラレル/シリアル信号変換
部57ではシリアルデータに変換された後にビデオ信号
出力端子61から出力・再生される。
【0035】上記ビデオ信号処理部52に送られたディ
ジタルビデオ信号は、ディジタルデータは増幅されて波
形等化が行われた後、ディジタル信号が再現される。次
に、図6に示すように、チャンネルデコーディング部6
2において同期信号が検出されて上記ディジタルビデオ
信号は復調された後、メモリによって時間補正が行われ
る。この後、誤り訂正デコード部63において上記ディ
ジタル信号に誤り訂正・修整が施されて記録時の信号に
劣化なく復元され、ビットリダクションデコード部64
においてチャンネル毎のビットレートを復元する。
【0036】D−1フォーマットの信号が磁気テープ5
0より読み出された場合には、D−1フォーマット信号
処理部53にパラレルディジタルデータが供給され、シ
リアルデータに変換されるためにEAV、SAV及びA
UXデータの各信号が付加され、被選択切換端子56a
に切り換えられた信号切換器56を介してパラレル/シ
リアル信号変換部57に送られる。
【0037】また、D−2フォーマットの信号が磁気テ
ープ50より読み出された場合には、フォーマット変換
部54にパラレルディジタルデータが送られる。上記フ
ォーマット変換部54に送られた信号は、図7に示すよ
うに、Y:R−Y:B−Y分離部70において輝度信号
Yと色差信号R−Y、B−Yに分離される。上記輝度信
号Yはディジタルフィルタ71を介してYレートコンバ
ート部72に送られる。このYレートコンバート部72
においてクロック周波数は54MHzから8fSC(2
8.64MHz)に変換される。上記色差信号R−Y、
B−Yはレートコンバート部73に送られて、それぞれ
のクロック周波数が6.75MHzから8fSC(28.
64MHz)に変換された後、クロマエンコード部74
において合成される。上記Yレートコンバート部72か
ら送られた輝度信号Yと、上記クロマエンコード部74
から送られた色差信号R−Y、B−Yは加算演算器76
において合成され、レートコンバート部77でそれまで
のクロック周波数の半分のクロック周波数である14.
32MHzに分周されることにより、D−2フォーマッ
トの信号に変換される。
【0038】上記フォーマット変換部54において変換
合成されたD−2フォーマットの信号のパラレルディジ
タルデータは、D−2フォーマット信号処理部55にお
いて、TRSの4ワード及びAUXデータの信号が付加
されて、被選択切換端子56bに切り換えられた信号切
換器56を介してパラレル/シリアル信号変換器57に
供給される。
【0039】上記パラレル/シリアル信号変換器57内
のPLL回路のVCOから出力されるフリーラン周波数
としては、上記信号切換器56から供給されたパラレル
ディジタルデータがD−1フォーマットの信号であるな
らば、切換スイッチ58は被選択切換端子58aに切り
換えられているため、ボリューム59によりD−1フォ
ーマットのクロック周波数の10倍である270MHz
の値の周波数が出力される。また、上記パラレルディジ
タルデータがD−2フォーマットの信号であるならば、
切換スイッチ58は被選択切換端子58bに切り換えら
れているため、ボリューム60によりD−2フォーマッ
トのNTSC方式のクロック周波数、4fsc(14.3
2MHz)の10倍である143.1818MHzの値
の周波数が出力される。
【0040】上記パラレル/シリアル信号変換器57に
おいては、図4に示すように、入力された信号、例えば
10ビットパラレルディジタルデータは、チャンネルコ
ーディング処理するチャンネルコーディング回路80に
おいて処理されてパラレル/シリアル変換回路81に供
給される。
【0041】一方、上述したような図5中の切換スイッ
チ58の切換操作によって、PLL回路82は上記パラ
レルディジタルデータのクロック周波数に位相ロックし
た、例えば1/10の周期の信号を出力する。
【0042】パラレル/シリアル変換器81はチャンネ
ルコーディング回路80からの10ビットのパラレルデ
ィジタルデータを取り込み、PLL回路82からの信号
(クロック信号の1/10の周期の信号)で、例えば2
ビットのシリアルディジタルデータに変換し、このシリ
アルディジタルデータはケーブルドライバ83に供給さ
れて、例えば1.6Vp−pの信号になされ、出力され
る。
【0043】また、第3のフォーマットとして、例え
ば、いわゆるベータカムSPフォーマットである、メタ
ルテープや酸化鉄テープの磁気テープ50上のトラック
に輝度信号Yと色差信号R−Y、B−Yが別々にFM記
録された信号を、上記ビデオ信号処理部52においてD
−1フォーマットの信号に変換し、上述のようなビデオ
信号処理により再生することも可能である。
【0044】尚、上記具体的な実施例においては、本発
明をコンポーネント信号に基づいた第1のフォーマット
であるD−1フォーマットを基本とするディジタルVT
Rに適用したものであったが、コンポジット信号に基づ
いた第2のフォーマットであるD−2フォーマットを基
本とするディジタルVTRにも適用することができる。
また、上述の実施例は本発明の一例であり、本発明の要
旨を逸脱しない範囲でその他の様々な構成が取り得るこ
とは勿論である。
【0045】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明に係るビデオ信号記録装置及びビデオ信号再生装置内
には、コンポーネント信号に基づいた第1のフォーマッ
トであるD−1フォーマットのビデオ信号及びコンポジ
ット信号に基づいた第2のフォーマットであるD−2フ
ォーマットのビデオ信号の信号処理部及び信号切換部を
装備するため、上記2種類のフォーマットの信号を上記
ビデオ信号記録装置上で記録したり、また、上記ビデオ
信号再生装置から再生したりすることが可能となり、操
作性が向上し、コストを抑えることができる。
【0046】また、従来のように信号変換装置をビデオ
信号記録装置及びビデオ信号再生装置の外部に接続する
必要がないため、本発明に係るビデオ信号記録装置及び
ビデオ信号再生装置とシリアルインターフェイスとを直
接に接続することができ、同軸ケーブルによるシリアル
信号のネットワーク接続が極めて容易になる。
【0047】さらに、上記装置の消費電力を低減した
り、生産時に必要な材料部品の総数を減らすことが可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るビデオ信号記録装置の概略構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明に係るビデオ信号記録装置内のシリアル
/パラレル信号変換部の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明に係るビデオ信号記録装置内のフォーマ
ット変換部の概略構成を示すブロック図である。
【図4】本発明に係るビデオ信号記録装置内のビデオ信
号処理部の概略構成を示すブロック図である。
【図5】本発明に係るビデオ信号再生装置の概略構成を
示すブロック図である。
【図6】本発明に係るビデオ信号再生装置内のビデオ信
号処理部の概略構成を示すブロック図である。
【図7】本発明に係るビデオ信号再生装置内のフォーマ
ット変換部の概略構成を示すブロック図である。
【図8】本発明に係るビデオ信号再生装置内のパラレル
/シリアル信号変換部の概略構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
2・・・・・・・・・・・・シリアル/パラレル信号変
換部 3、58・・・・・・・・・切換スイッチ 4、5、59、60・・・・ボリューム 6、53・・・・・・・・・D−1フォーマット信号処
理部 7、55・・・・・・・・・D−2フォーマット信号処
理部 8、54・・・・・・・・・フォーマット変換部 9、56・・・・・・・・・信号切換器 10、52・・・・・・・・ビデオ信号処理部 11・・・・・・・・・・・記録ヘッド 12、50・・・・・・・・磁気テープ 51・・・・・・・・・・・再生ヘッド 57・・・・・・・・・・・パラレル/シリアル信号変
換部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンポーネント信号に基づいた第1のフ
    ォーマットのシリアルビデオ信号又はコンポジット信号
    に基づいた第2のフォーマットのシリアルビデオ信号が
    入力される入力部と、 上記入力部より入力されたシリアル信号をパラレル信号
    に変換するシリアル/パラレル信号変換手段と、 上記どちらか一方のフォーマットに基づいた信号を他方
    のフォーマットに基づいた信号に変換するフォーマット
    変換手段と、 上記シリアル/パラレル信号変換手段からの出力信号と
    上記フォーマット変換手段からの出力信号とのいずれか
    一方を切換選択する信号切換手段と、 上記信号切換手段からの信号を記録用信号に変換する記
    録用信号処理手段と、 上記記録用信号を記録媒体上に記録する記録ヘッドとを
    有して成ることを特徴とするビデオ信号記録装置。
  2. 【請求項2】 上記信号切換手段からの出力信号を記録
    用信号に変換する際に、第3のフォーマットの信号に変
    換する記録用信号処理手段を設けて成ることを特徴とす
    る請求項1記載のビデオ信号記録装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体上に記録された記録信号を読み
    出す再生ヘッドと、 上記読み出された信号を第1のフォーマットの信号に変
    換するための再生用信号処理手段と、 上記再生用信号処理手段からの上記第1のフォーマット
    の信号を第2のフォーマットの信号に変換するためのフ
    ォーマット変換手段と、 上記再生用信号処理手段からの上記第1のフォーマット
    の信号と上記フォーマット変換手段からの上記第2のフ
    ォーマットの信号とのいずれか一方を切換選択する信号
    切換手段と、 上記信号切換手段からの信号をシリアル信号に変換する
    パラレル/シリアル信号変換手段とを有して成ることを
    特徴とするビデオ信号再生装置。
  4. 【請求項4】 上記記録媒体には第3のフォーマットの
    信号が記録され、上記再生用信号処理手段は、該記録媒
    体から読み出された第3のフォーマットの信号を第1の
    フォーマットの信号に変換することを特徴とする請求項
    3記載のビデオ信号再生装置。
JP4360473A 1992-12-29 1992-12-29 ビデオ信号記録装置及び再生装置 Withdrawn JPH06203481A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007028029A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 映像処理装置及び映像処理方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007028029A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 映像処理装置及び映像処理方法

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