JPH0620332Y2 - 畝肩削りロータ - Google Patents

畝肩削りロータ

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JPH0620332Y2
JPH0620332Y2 JP18406087U JP18406087U JPH0620332Y2 JP H0620332 Y2 JPH0620332 Y2 JP H0620332Y2 JP 18406087 U JP18406087 U JP 18406087U JP 18406087 U JP18406087 U JP 18406087U JP H0620332 Y2 JPH0620332 Y2 JP H0620332Y2
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JP
Japan
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fixed
weeding
plates
stay
pin
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JP18406087U
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English (en)
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JPH0187606U (ja
Inventor
元治 保崎
Original Assignee
石川島芝浦機械株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、畝肩部の中耕除草を行う畝肩削りロータに
関するものである。
従来の技術 従来、畝肩部の中耕除草を行う畝肩削りロータとして
は、実開昭60−95804号公報に記載されたものが
ある。この畝肩削りロータによれば、ロータリ耕耘軸に
筒体を軸方向位置調節自在に外嵌し、ロータリ耕耘軸を
中心として放射状に延出する複数個の除草爪が筒体の外
周面に固定されている。
また、同様な畝肩部の中耕除草を行う畝肩削りロータと
して実開昭49−9723号公報に記載されたものがあ
る。この畝肩削りロータは、放射状に設けられた除草刃
の傾斜角度を調節自在としたものである。
考案が解決しようとする問題点 実開昭60−95804号公報に記載されたものは、畝
肩部の間隔が異なってもそれらの取付位置を調節するこ
とにより対応することができるものであるが、除草爪の
ロータリ耕耘軸の中心に対する傾き角が一定であり、こ
のため、畝肩部の傾斜角が異なる場合にはそれに対応し
た傾き角の除草爪を有する畝肩削りロータを準備しなけ
ればならない。したがって、複数種類の畝肩削りロータ
を準備しなければならず、保管等が煩雑になり、また、
コスト高になるという欠点がある。
さらに、実開昭49−9723号公報に記載されたもの
は、畝肩部の傾斜が異なってもその傾斜に沿うように調
節することができるが、畝肩部の間隔が異なる場合に
は、この間隔に適応させる調節を行なうことができな
い。
このようなことから、実開昭49−9723号公報に記
載されたものと実開昭60−95804号公報に記載さ
れたものと組み合わせれば良いが、両者はそれぞれ別の
発想に基づいて設計されているものであり、特に、実開
昭49−9723号公報に記載されたものは、回転中心
位置に傾斜各調節機構部分を配設しているため、構造が
複雑で軸方向の取付位置を調節する機構を設けるための
スペースがない。そのため、前述の両者を組み合わせる
ことは不可能なものである。
問題点を解決するための手段 移動農機のロータリ耕耘軸にこのロータリ耕耘軸の軸心
方向に沿った任意の位置でピンとピン穴との選択的な係
合により嵌合固定される筒体を設け、この筒体の外周面
に複数個のプレートを放射方向に突出させて固定し、こ
れらのプレートの前記筒体の軸方向先端側に各プレート
と平行に回動するようにステーをそれぞれ取付け、これ
らのステーと前記プレートとの前記筒体の軸方向中心側
に円弧状の長穴とボルトとによる任意傾斜位置固定手段
を設け、前記ステーに両側縁に刃面が形成された除草爪
を固定した。
作用 除草爪をロータリ耕耘軸の中心に対して任意の角度に回
動し、その回動位置で固定するための構造が、筒体の外
周面に放射方向に突出させて固定した複数個のプレート
と、これらのプレートと平行に回動するように取付けら
れたステーと、これらのステーとプレートとの筒体の軸
方向中心側に円弧状の長穴とボルトによる任意位置固定
手段と、ステーに固定された除草爪とによるものである
ため、ロータリ耕耘軸に連設された中心部分のスペース
を広くすることができ、これにより、筒体をロータリ耕
耘軸の軸心方向に沿った任意の位置で嵌合固定するピン
とピン穴との選択的な係合を容易に行なうことができ、
両側の除草爪の間隔の調節と、各除草爪の傾斜の調節と
を簡単に行なうことができるものである。
実施例 この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。移動農
機(図示せず)に設けられたチエーンケース1の下端部
にはロータリ耕耘軸2が回転自在に軸支され、このロー
タリ耕耘軸2にはチユーブ3がピン4により連結されて
いる。前記チユーブ3には筒体5がスライド自在に外嵌
され、筒体5に形成されたピン穴6とチユーブ3に形成
されたピン穴7とを対向させてピン8を差し込むことに
より筒体5のチユーブ3への固定が行われている。な
お、前記筒体5には二個のピン穴6が形成され、前記チ
ユーブ3には複数個のピン穴7が形成されている。
前記筒体5の外周面には互いに90°の角度をもつて4
個のプレート9が固定され、各プレート9にはそれぞれ
二個のボルト10,11によりステー12が連結されて
いる。なお、前記プレート9には前記ボルト10,11
が挿通される丸穴(図示せず)が形成され、前記ステー
12には前記ボルト10が挿通される丸穴13と前記ボ
ルト11が挿通される円弧状の長穴14とが形成されて
いる。この長穴14と前記ボルト11とにより前記ステ
ー12の任意傾斜位置固定手段が形成されている。さら
に、前記ステー12には両側縁に刃面15が形成された
除草爪16がボルト17により固定されている。
このような構成において、移動農機を畝溝にそつて走行
させるとともにロータリ耕耘軸2を回転させる。そし
て、ロータリ耕耘軸2と一体的に回転する除草爪16を
畝肩部に干渉させることにより、除草爪16の刃面15
が畝肩部の土を草とともに薄く削り、中耕除草作業が行
われる。なお、畝溝の間隔が狭い場合には、筒体5をス
ライドさせてロータリ耕耘軸2への固定位置を変更する
ことにより ここで、畝肩部の傾斜角が異なる場合は、ボルト10,
11を緩めて除草爪16をステー12とともにボルト1
0の軸心回りに回動させる。ボルト11はステー12の
長穴14に挿通されているため、この長穴14の範囲内
においてステー12とともに除草爪16が回動し、除草
爪16のロータリ耕耘軸2の軸心に対する傾き角が変更
され、変更後にボルト10,11を締付けることにより
除草爪16の傾き角を固定する。そして、除草爪16の
ロータリ耕耘軸2の軸心に対する傾き角を畝肩部の傾斜
角に合せることにより、畝肩部の傾斜角が異なる各種の
畝においても一つの畝肩削りロータにより中耕除草作業
を行える。
なお、本実施例において、プレート9に一対の丸穴13
を形成するとともにステー12に丸穴13と長穴14と
を形成したが、ステー12に一対の丸穴を形成するとと
もにプレート9に丸穴と長穴とを形成してもよい。
考案の効果 この考案は上述のように、移動農機のロータリ耕耘軸に
このロータリ耕耘軸の軸心方向に沿った任意の位置でピ
ンとピン穴との選択的な係合により嵌合固定される筒体
を設け、この筒体の外周面に複数個のプレートを放射方
向に突出させて固定し、これらのプレートの前記筒体の
軸方向先端側に各プレートと平行に回動するようにステ
ーをそれぞれ取付け、これらのステーと前記プレートと
の前記筒体の軸方向中心側に円弧状の長穴とボルトとに
よる任意傾斜位置固定手段を設け、前記ステーに両側縁
に刃面が形成された除草爪を固定したので、除草爪をロ
ータリ耕耘軸の中心に対して任意の角度に回動し、その
回動位置で固定するための構造が、筒体の外周面に放射
方向に突出させて固定した複数個のプレートと、これら
のプレートと平行に回動するように取付けられたステー
と、これらのステーとプレートとの筒体の軸方向中心側
に円弧状の長穴とボルトとによる任意位置固定手段と、
ステーに固定された除草爪とによるものであるため、ロ
ータリ耕耘軸に連設された中心部分のスペースを広くす
ることができ、これにより、筒体をロータリ耕耘軸の軸
心方向に沿った任意の位置で嵌合固定するピンとピン穴
との選択的な係合を容易に行なうことができ、両側の除
草爪の間隔の調節と、各除草爪の傾斜の調節とを簡単に
行なうことができ、したがって、一つの畝肩削りロータ
により全ての圃場における中耕除草作業を行うことがで
き、このため、作業機の点数を減らすことができ、作業
機の管理を容易にすることができるとともにコストの低
減を図ることができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、一部を断面に
して示す作業状態の正面図である。 2…ロータリ耕耘軸、5…筒体、7…ピン穴、8…ピ
ン、9…プレート、11…ボルト、12…ステー、14
…長孔、15…刃面、16…除草爪

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動農機のロータリ耕耘軸にこのロータリ
    耕耘軸の軸心方向に沿った任意の位置でピンとピン穴と
    の選択的な係合により嵌合固定される筒体を設け、この
    筒体の外周面に複数個のプレートを放射方向に突出させ
    て固定し、これらのプレートの前記筒体の軸方向先端側
    に各プレートと平行に回動するようにステーをそれぞれ
    取付け、これらのステーと前記プレートとの前記筒体の
    軸方向中心側に円弧状の長穴とボルトとによる任意傾斜
    位置固定手段を設け、前記ステーに両側縁に刃面が形成
    された除草爪を固定したことを特徴とする畝肩削りロー
    タ。
JP18406087U 1987-12-02 1987-12-02 畝肩削りロータ Expired - Lifetime JPH0620332Y2 (ja)

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JP18406087U JPH0620332Y2 (ja) 1987-12-02 1987-12-02 畝肩削りロータ

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JP18406087U JPH0620332Y2 (ja) 1987-12-02 1987-12-02 畝肩削りロータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0187606U JPH0187606U (ja) 1989-06-09
JPH0620332Y2 true JPH0620332Y2 (ja) 1994-06-01

Family

ID=31475447

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18406087U Expired - Lifetime JPH0620332Y2 (ja) 1987-12-02 1987-12-02 畝肩削りロータ

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