JPH0620276Y2 - リモートコントロール装置 - Google Patents
リモートコントロール装置Info
- Publication number
- JPH0620276Y2 JPH0620276Y2 JP4401089U JP4401089U JPH0620276Y2 JP H0620276 Y2 JPH0620276 Y2 JP H0620276Y2 JP 4401089 U JP4401089 U JP 4401089U JP 4401089 U JP4401089 U JP 4401089U JP H0620276 Y2 JPH0620276 Y2 JP H0620276Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic support
- pair
- piece
- cover
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Tumbler Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案はたとえばベッドを遠隔的に操作するためのリ
モートコントロール装置に関する。
モートコントロール装置に関する。
(従来の技術) ベッドには種々のタイプのものがあり、その1つとして
自力で起上がることができない患者が回動自在に設けら
れたベッドの床板をベッド上でリモートコントロール装
置によって遠隔的に操作することで上半身を起こすこと
ができる、いわゆる病院用の起床式ベッドが知られてい
る。
自力で起上がることができない患者が回動自在に設けら
れたベッドの床板をベッド上でリモートコントロール装
置によって遠隔的に操作することで上半身を起こすこと
ができる、いわゆる病院用の起床式ベッドが知られてい
る。
従来このようなベッドに用いられる上記リモートコント
ロール装置としては第9図に示す構成のものが知られて
いた。すなわち、同図中1は装置の本体で、この本体1
はベース2と、このベース2に接合固定されたカバー3
とから構成されている。この本体1内には上記ベース2
に固定されてプリント基板4が設けられ、このプリント
基板4上には上記ベッドの床板を上昇させるための第1
の押し釦式スイッチ5と、下降させるための第2の押し
釦式スイッチ6とが設けられている。上記カバー2の各
押し釦式スイッチ5、6と対応する箇所にはそれぞれ開
口7が穿設されているとともに、カバー3の上面はゴム
などの伸縮自在な可撓性シート8で被覆されている。し
たがって、可撓性シート8を介して上記押し釦スイッチ
5あるいは6を押圧作動させれば、床板を遠隔的に操作
することができる。
ロール装置としては第9図に示す構成のものが知られて
いた。すなわち、同図中1は装置の本体で、この本体1
はベース2と、このベース2に接合固定されたカバー3
とから構成されている。この本体1内には上記ベース2
に固定されてプリント基板4が設けられ、このプリント
基板4上には上記ベッドの床板を上昇させるための第1
の押し釦式スイッチ5と、下降させるための第2の押し
釦式スイッチ6とが設けられている。上記カバー2の各
押し釦式スイッチ5、6と対応する箇所にはそれぞれ開
口7が穿設されているとともに、カバー3の上面はゴム
などの伸縮自在な可撓性シート8で被覆されている。し
たがって、可撓性シート8を介して上記押し釦スイッチ
5あるいは6を押圧作動させれば、床板を遠隔的に操作
することができる。
しかしながら、このような押し釦スイッチ5、6を用い
たリモートコントロール装置によると、複数の押し釦ス
イッチ5、6が同時に押されることがある。すると、上
記床板を駆動するためのモータに正転方向と逆転方向と
の電流が同時に流してしまう。
たリモートコントロール装置によると、複数の押し釦ス
イッチ5、6が同時に押されることがある。すると、上
記床板を駆動するためのモータに正転方向と逆転方向と
の電流が同時に流してしまう。
そこで、このような問題を除去するために、複数の押し
釦スイッチ5、6が同時に作動させられたときに、モー
タに電流が流れないようにするための制御回路を設ける
ようにしている。しかしながら、制御回路を設けるよう
にすると、装置の構成が複雑化し、コスト高を招くとい
う欠点が生じる。
釦スイッチ5、6が同時に作動させられたときに、モー
タに電流が流れないようにするための制御回路を設ける
ようにしている。しかしながら、制御回路を設けるよう
にすると、装置の構成が複雑化し、コスト高を招くとい
う欠点が生じる。
このような欠点を除去するリモートコントロール装置と
して図示しないがシーソ式のもが開発されている。つま
り、このタイプのものは本体内に押し釦スイッチに代わ
り一対のマイクロスイッチが離間して配置されるととも
に、カバーには開口部を穿設し、この開口部に中途部が
カバーに枢支されたレバーを設ける。このレバーの一端
下面には一方のマイクロスイッチが対向位置し、他端下
面には他方のマイクロスイッチが対向位置する。したが
って、レバーを揺動させれば、いずれか一方のマイクロ
スイッチだけが作動させられ、両方が同時に作動させら
れるのを防止できるようになっている。
して図示しないがシーソ式のもが開発されている。つま
り、このタイプのものは本体内に押し釦スイッチに代わ
り一対のマイクロスイッチが離間して配置されるととも
に、カバーには開口部を穿設し、この開口部に中途部が
カバーに枢支されたレバーを設ける。このレバーの一端
下面には一方のマイクロスイッチが対向位置し、他端下
面には他方のマイクロスイッチが対向位置する。したが
って、レバーを揺動させれば、いずれか一方のマイクロ
スイッチだけが作動させられ、両方が同時に作動させら
れるのを防止できるようになっている。
しかしながら、このような構成によると、マイクロスイ
ッチを作動させるためにレバーの一端を押し下げると、
他端が上昇する。そのため、押し釦式の装置に比べてレ
バーが上昇する分だけ装置の厚さ寸法が大きくなり、し
かもレバーの下面でマイクロスイッチを作動させるため
には上記マイクロスイッチのスイッチ釦が設けられた面
が上になるようマイクロスイッチを幅寸法よりも大きな
寸法の縦方向を本体の厚さ方向に沿わせて本体内に設
置、つまり縦置きとしなければならないから、そのこと
によっても、本体の厚さ寸法が大きくなるということが
ある。
ッチを作動させるためにレバーの一端を押し下げると、
他端が上昇する。そのため、押し釦式の装置に比べてレ
バーが上昇する分だけ装置の厚さ寸法が大きくなり、し
かもレバーの下面でマイクロスイッチを作動させるため
には上記マイクロスイッチのスイッチ釦が設けられた面
が上になるようマイクロスイッチを幅寸法よりも大きな
寸法の縦方向を本体の厚さ方向に沿わせて本体内に設
置、つまり縦置きとしなければならないから、そのこと
によっても、本体の厚さ寸法が大きくなるということが
ある。
さらに、レバーの一端を上昇させ、他端を下降させて揺
動させる構造であると、レバー端部の上下方向の変位が
大きいため、カバーの上面を上記レバーとともに可撓性
のシートで覆うことができなくなる。そのため、カバー
に穿設された開口部とレバーとの隙間から本体内部にた
とえば点滴用のブドウ糖液などの異物が入込み、早期に
動作不良を招くということも生じる。
動させる構造であると、レバー端部の上下方向の変位が
大きいため、カバーの上面を上記レバーとともに可撓性
のシートで覆うことができなくなる。そのため、カバー
に穿設された開口部とレバーとの隙間から本体内部にた
とえば点滴用のブドウ糖液などの異物が入込み、早期に
動作不良を招くということも生じる。
(考案が解決しようとする課題) このように、従来のマイクロスイッチを用いたリモート
コントロール装置は、レバーの中途部を支点としてシー
ソのごとく揺動させる構造であったので、装置の厚さ寸
法が大きくなったり、上面を可撓性のシートで被覆でき
ないなどのことがあった。
コントロール装置は、レバーの中途部を支点としてシー
ソのごとく揺動させる構造であったので、装置の厚さ寸
法が大きくなったり、上面を可撓性のシートで被覆でき
ないなどのことがあった。
この考案は上記事情にもとずきなされたもので、その目
的とするところは、マイクロスイッチを用いた場合に、
厚さ寸法が大きくならず、しかも上面を可撓性のシート
で覆うことができるリモートコントロール装置を提供す
ることにある。
的とするところは、マイクロスイッチを用いた場合に、
厚さ寸法が大きくならず、しかも上面を可撓性のシート
で覆うことができるリモートコントロール装置を提供す
ることにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段及び作用) 上記課題を解決するためにこの考案は、ベースにカバー
が接合固定されてなる本体と、上記ベースに突設された
支柱と、上記ベースに上記支柱を挟んで離間対向して配
設された少なくとも一対のマイクロスイッチと、上記カ
バーの上記マイクロスイッチと対応する部位に先端を離
間させて形成された一対の弾性支持片と、各弾性支持片
の先端部にそれぞれ形成された係合凹部と、両側部に上
記係合凹部に揺動自在に係合する舌片が設けられこれら
の係合によって一対の弾性支持片間に支持されるととも
に上記両側部と直交する方向に上記支柱の上端に当接す
る可撓片が設けられた揺動部材と、この揺動部材の下面
に突設され下端部が上記一対のマイクロスイッチ間に挿
入されていて上記可撓片を弾性変形させることで上記揺
動部材がいずれか一方の舌片を支点として揺動させられ
るとその揺動に連動して一対のマイクロスイッチのいず
れか一方を作動させる作動部材とを具備する。
が接合固定されてなる本体と、上記ベースに突設された
支柱と、上記ベースに上記支柱を挟んで離間対向して配
設された少なくとも一対のマイクロスイッチと、上記カ
バーの上記マイクロスイッチと対応する部位に先端を離
間させて形成された一対の弾性支持片と、各弾性支持片
の先端部にそれぞれ形成された係合凹部と、両側部に上
記係合凹部に揺動自在に係合する舌片が設けられこれら
の係合によって一対の弾性支持片間に支持されるととも
に上記両側部と直交する方向に上記支柱の上端に当接す
る可撓片が設けられた揺動部材と、この揺動部材の下面
に突設され下端部が上記一対のマイクロスイッチ間に挿
入されていて上記可撓片を弾性変形させることで上記揺
動部材がいずれか一方の舌片を支点として揺動させられ
るとその揺動に連動して一対のマイクロスイッチのいず
れか一方を作動させる作動部材とを具備する。
このような構成とすることで、揺動部材の一端側を押し
下げたときに他端側を上昇させずにマイクロスイッチを
作動させることができ、それによって全体の厚さ寸法を
小さくすることができ、また揺動部材の下面に突設され
た作動片によってマイクロスイッチを作動させることに
より、そのマイクロスイッチを縦置きに比べて寸法の小
さな幅方向を本体の厚さ方向に沿わせた横置きにできる
ようにした。
下げたときに他端側を上昇させずにマイクロスイッチを
作動させることができ、それによって全体の厚さ寸法を
小さくすることができ、また揺動部材の下面に突設され
た作動片によってマイクロスイッチを作動させることに
より、そのマイクロスイッチを縦置きに比べて寸法の小
さな幅方向を本体の厚さ方向に沿わせた横置きにできる
ようにした。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を第1図乃至第8図を参照し
て説明する。第1図と第2図とに示すリモートコントロ
ール装置は本体11を備えている。この本体11はベー
ス12と、このベース12に接合固定されたカバー13
とから構成されている。
て説明する。第1図と第2図とに示すリモートコントロ
ール装置は本体11を備えている。この本体11はベー
ス12と、このベース12に接合固定されたカバー13
とから構成されている。
上記ベース12には第6図に示すように長手方向に沿っ
て2か所にそれぞれ一対の支柱14が立設されている。
各一対の支柱14の両側には第3図乃至第5図に示すよ
うにそれぞれ一対のマイクロスイッチ15がスイッチ釦
16が突出した上面を対向させて設置固定されている。
つまり、マイクロスイッチ15は幅寸法に比べて大きな
寸法の高さ方向を横(ベース2と平行)にして設置され
ている。
て2か所にそれぞれ一対の支柱14が立設されている。
各一対の支柱14の両側には第3図乃至第5図に示すよ
うにそれぞれ一対のマイクロスイッチ15がスイッチ釦
16が突出した上面を対向させて設置固定されている。
つまり、マイクロスイッチ15は幅寸法に比べて大きな
寸法の高さ方向を横(ベース2と平行)にして設置され
ている。
上記カバー13には、第1図に示すように各一対の支柱
14と対応する部分にそれぞれ開口部10が突設され、
各開口部10の幅方向内側端からはそれぞれ弾性支持片
17がカバー13の幅方向に沿って延出されている。つ
まり、弾性支持片17は基端部が薄肉部17aを介して
カバー13と一体成形され、所定間隔で離間対向した先
端部には上面と先端面とに開放した係合凹部18が形成
されている。したがって、弾性支持片17は基端部の薄
肉部17aを支点として先端部が上下方向に弾性変位で
きるようになっている。
14と対応する部分にそれぞれ開口部10が突設され、
各開口部10の幅方向内側端からはそれぞれ弾性支持片
17がカバー13の幅方向に沿って延出されている。つ
まり、弾性支持片17は基端部が薄肉部17aを介して
カバー13と一体成形され、所定間隔で離間対向した先
端部には上面と先端面とに開放した係合凹部18が形成
されている。したがって、弾性支持片17は基端部の薄
肉部17aを支点として先端部が上下方向に弾性変位で
きるようになっている。
各一対の弾性支持片17間には平面形状がほぼ矩形状の
揺動部材21が支持されている。この揺動部材21は第
8図に示すように幅方向両側部に段部22が形成され、
その段部22の端面からは舌片23が突設されている。
また、揺動部材21の両側下面側には上記段部22より
も長尺な係合杆24が設けられている。各係合杆24の
両端部間にはそれぞれ逆U字状の可撓片25が一体に形
成されている。さらに、揺動部材の下面の幅方向中央に
は、板状の作動部材26が幅方向と直交する方向に沿っ
て一体に突設されている。
揺動部材21が支持されている。この揺動部材21は第
8図に示すように幅方向両側部に段部22が形成され、
その段部22の端面からは舌片23が突設されている。
また、揺動部材21の両側下面側には上記段部22より
も長尺な係合杆24が設けられている。各係合杆24の
両端部間にはそれぞれ逆U字状の可撓片25が一体に形
成されている。さらに、揺動部材の下面の幅方向中央に
は、板状の作動部材26が幅方向と直交する方向に沿っ
て一体に突設されている。
そして、このように構成された揺動部材21は、その幅
方向両側部に形成された舌片23を上記弾性支持片17
に形成された係合凹部18に係合させるとともに、係合
杆24の両端部をカバー13の上記開口部10周辺部の
下面に係合させて一対の弾性支持片17間に保持されて
いる。それによって、上記可撓片25のほぼ中央部分の
下面が上記支柱14の上端に当接し、また作動部材26
は一対のマイクロスイッチ15間に挿入され、下端部の
両側面がそれぞれスイッチ釦16に対向している。ま
た、揺動部材21を一対の弾性支持片17間に保持する
と、これらの上面は上記カバー13の上面に形成された
凹部27の底面27aと面一に設定される。この凹部2
7の底面27aには合成樹脂フィルムなどの可撓性シー
ト28が貼着されている。この可撓性シート28の各弾
性支持片17と対応する部分には、その部分を上面側に
膨出させてマーク29が形成されている。
方向両側部に形成された舌片23を上記弾性支持片17
に形成された係合凹部18に係合させるとともに、係合
杆24の両端部をカバー13の上記開口部10周辺部の
下面に係合させて一対の弾性支持片17間に保持されて
いる。それによって、上記可撓片25のほぼ中央部分の
下面が上記支柱14の上端に当接し、また作動部材26
は一対のマイクロスイッチ15間に挿入され、下端部の
両側面がそれぞれスイッチ釦16に対向している。ま
た、揺動部材21を一対の弾性支持片17間に保持する
と、これらの上面は上記カバー13の上面に形成された
凹部27の底面27aと面一に設定される。この凹部2
7の底面27aには合成樹脂フィルムなどの可撓性シー
ト28が貼着されている。この可撓性シート28の各弾
性支持片17と対応する部分には、その部分を上面側に
膨出させてマーク29が形成されている。
このように構成されたリモートコントロール装置におい
て、本体11の幅方向一端側の一方の弾性支持片17に
対応する可撓性シート28に形成されたマーク29の部
分を押圧すると、第5図に示すようにその弾性支持片1
7の先端側が矢印aで示すように下方へ変位する。それ
によって、この弾性支持片17の先端部で揺動部材21
の幅方向一側が段部22を介して押圧されるから、この
揺動部材21の一側は他側に突設された舌片23を支点
として支柱14に中途部が当接した可撓片25を弾性変
形させながら下方へ揺動変位することになる。つまり、
揺動部材21はその他側が上昇することなく、一側が下
方へ変位することになるから、上記他側がカバー13の
上面側へ突出することがない。
て、本体11の幅方向一端側の一方の弾性支持片17に
対応する可撓性シート28に形成されたマーク29の部
分を押圧すると、第5図に示すようにその弾性支持片1
7の先端側が矢印aで示すように下方へ変位する。それ
によって、この弾性支持片17の先端部で揺動部材21
の幅方向一側が段部22を介して押圧されるから、この
揺動部材21の一側は他側に突設された舌片23を支点
として支柱14に中途部が当接した可撓片25を弾性変
形させながら下方へ揺動変位することになる。つまり、
揺動部材21はその他側が上昇することなく、一側が下
方へ変位することになるから、上記他側がカバー13の
上面側へ突出することがない。
このように、揺動部材21が揺動すると、この下面に突
設された作動部材26が矢印b方向に揺動するから、こ
の作動部材26の一側面によって揺動方向に横置きされ
た一方のマイクロスイッチ15の上面に設けられたスイ
ッチ釦16が押圧され、そのマイクロスイッチ15によ
って図示しないモータなどが作動させられることにな
る。また、弾性支持片17の押圧を解除すれば、揺動部
材21は可撓片25の復元力によってもとの状態に復帰
することになる。
設された作動部材26が矢印b方向に揺動するから、こ
の作動部材26の一側面によって揺動方向に横置きされ
た一方のマイクロスイッチ15の上面に設けられたスイ
ッチ釦16が押圧され、そのマイクロスイッチ15によ
って図示しないモータなどが作動させられることにな
る。また、弾性支持片17の押圧を解除すれば、揺動部
材21は可撓片25の復元力によってもとの状態に復帰
することになる。
また、可撓性シート28にはその一部を膨出させてマー
ク29を形成するようにした。そのため、マーク29の
部分を押したときに、可撓性シート28は膨出された分
だけ変形自在であるから、可撓性シート28がカバー1
3に貼着され、しかもゴムなどに比べて伸縮しずらい材
料で作られていても、弾性支持片17の押圧操作に支障
を来たすことがない。
ク29を形成するようにした。そのため、マーク29の
部分を押したときに、可撓性シート28は膨出された分
だけ変形自在であるから、可撓性シート28がカバー1
3に貼着され、しかもゴムなどに比べて伸縮しずらい材
料で作られていても、弾性支持片17の押圧操作に支障
を来たすことがない。
[考案の効果] 以上述べたようにこの考案は、揺動部材の一端側を上昇
させずに他端側を下方へ変位させることができるように
したから、上記揺動部材の揺動にともなう一端側と他端
側との変位量を小さくすることができる。そのため、装
置全体の厚さ寸法も小さくすることができる。また、揺
動部材の一端側を押圧したときに他端側が上昇しないた
め、カバーの上面を可撓性シートで被覆することができ
る。したがって、カバーの上面から本体内へ異物が入込
むのを確実に防止することができる。さらに、揺動部材
の下面に作動部材を突設し、この作動部材の側面でマイ
クロスイッチの上面に設けられたスイッチ釦を押圧作動
させるようにした。そのため、上記マイクロスイッチを
横向きにして本体内に設置することができるから、マイ
クロスイッチの高さ寸法によって本体の厚さ寸法が大き
くなるのを防止することができる。
させずに他端側を下方へ変位させることができるように
したから、上記揺動部材の揺動にともなう一端側と他端
側との変位量を小さくすることができる。そのため、装
置全体の厚さ寸法も小さくすることができる。また、揺
動部材の一端側を押圧したときに他端側が上昇しないた
め、カバーの上面を可撓性シートで被覆することができ
る。したがって、カバーの上面から本体内へ異物が入込
むのを確実に防止することができる。さらに、揺動部材
の下面に作動部材を突設し、この作動部材の側面でマイ
クロスイッチの上面に設けられたスイッチ釦を押圧作動
させるようにした。そのため、上記マイクロスイッチを
横向きにして本体内に設置することができるから、マイ
クロスイッチの高さ寸法によって本体の厚さ寸法が大き
くなるのを防止することができる。
第1図はこの考案の一実施例を示す可撓性シートを除去
した本体の平面図、第2図は同じく可撓性シートが貼着
された平面図、第3図は第1図のA−A線に沿う断面
図、第4図は同じくB−B線に沿う断面図、第5図は揺
動部材を揺動させた状態の断面図、第6図はベースの一
部分の断面図、第7図はカバーの弾性支持片の箇所の斜
視図、第8図は揺動部材の斜視図、第9図は従来の押し
釦式のリモートコントロール装置の断面図である。 11…本体、12…ベース、13…カバー、14…支
柱、15…マイクロスイッチ、17…弾性支持片、18
…係合凹部、21…揺動部材、23…舌片、25…可撓
片、26…作動部材。
した本体の平面図、第2図は同じく可撓性シートが貼着
された平面図、第3図は第1図のA−A線に沿う断面
図、第4図は同じくB−B線に沿う断面図、第5図は揺
動部材を揺動させた状態の断面図、第6図はベースの一
部分の断面図、第7図はカバーの弾性支持片の箇所の斜
視図、第8図は揺動部材の斜視図、第9図は従来の押し
釦式のリモートコントロール装置の断面図である。 11…本体、12…ベース、13…カバー、14…支
柱、15…マイクロスイッチ、17…弾性支持片、18
…係合凹部、21…揺動部材、23…舌片、25…可撓
片、26…作動部材。
Claims (1)
- 【請求項1】ベースにカバーが接合固定されてなる本体
と、上記ベースに突設された支柱と、上記ベースに上記
支柱を挟んで離間対向して配設された少なくとも一対の
マイクロスイッチと、上記カバーの上記マイクロスイッ
チと対応する部位に先端を離間させて形成された一対の
弾性支持片と、各弾性支持片の先端部にそれぞれ形成さ
れた係合凹部と、両側部に上記係合凹部に揺動自在に係
合する舌片が設けられこれらの係合によって一対の弾性
支持片間に支持されるとともに上記両側部と直交する方
向に上記支柱の上端に当接する可撓片が設けられた揺動
部材と、この揺動部材の下面に突設され下端部が上記一
対のマイクロスイッチ間に挿入されていて上記可撓片を
弾性変形させることで上記揺動部材がいずれか一方の舌
片を支点として揺動させられるとその揺動に連動して一
対のマイクロスイッチのいずれか一方を作動させる作動
部材とを具備したことを特徴とするリモートコントロー
ル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4401089U JPH0620276Y2 (ja) | 1989-04-17 | 1989-04-17 | リモートコントロール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4401089U JPH0620276Y2 (ja) | 1989-04-17 | 1989-04-17 | リモートコントロール装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02136941U JPH02136941U (ja) | 1990-11-15 |
JPH0620276Y2 true JPH0620276Y2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=31556924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4401089U Expired - Lifetime JPH0620276Y2 (ja) | 1989-04-17 | 1989-04-17 | リモートコントロール装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0620276Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-04-17 JP JP4401089U patent/JPH0620276Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02136941U (ja) | 1990-11-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3999597B2 (ja) | スナップドーム形接点付きロッカスイッチ | |
EP0937429A2 (en) | A clenching and buckling device used in a play bed which can be folded simultananeously | |
JP2005032556A (ja) | スイッチ装置 | |
JPH0620276Y2 (ja) | リモートコントロール装置 | |
JPS606974Y2 (ja) | 自動車のリモコンミラ−スイツチ | |
JPH066432Y2 (ja) | マイクロスイツチ | |
JPH0742476Y2 (ja) | マット式の電子音声玩具 | |
JPH02987Y2 (ja) | ||
JPH031855Y2 (ja) | ||
JP2582316Y2 (ja) | 方向キー | |
JPH035065Y2 (ja) | ||
JPH0637556Y2 (ja) | リモートコントロール装置の操作補助具 | |
JP2503668Y2 (ja) | リモ―トコントロ―ラにおけるlcd用ラバ―コネクタの固定装置 | |
JPH0346439Y2 (ja) | ||
CA1226605A (en) | Multi-directional switch | |
CN2684361Y (zh) | 一种脚踏控制开关 | |
JPS608352Y2 (ja) | 多連スイッチ | |
JPH0720717Y2 (ja) | 電子鍵盤楽器の鍵構造 | |
JPH0736395Y2 (ja) | 電子楽器のキ−スイッチ | |
JP2578070Y2 (ja) | スイッチの構造 | |
JPH0235145Y2 (ja) | ||
JPH0329856Y2 (ja) | ||
JPH01117027U (ja) | ||
KR890003935Y1 (ko) | 스위치 버튼 장치 | |
JPH0231711Y2 (ja) |