JPH0620276B2 - 固体テレビカメラ用螢光灯フリツカ−補正回路 - Google Patents

固体テレビカメラ用螢光灯フリツカ−補正回路

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JPH0620276B2
JPH0620276B2 JP60262692A JP26269285A JPH0620276B2 JP H0620276 B2 JPH0620276 B2 JP H0620276B2 JP 60262692 A JP60262692 A JP 60262692A JP 26269285 A JP26269285 A JP 26269285A JP H0620276 B2 JPH0620276 B2 JP H0620276B2
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switch
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眞人 西澤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、固体撮像素子を用いたテレビカメラにおい
て、螢光灯照明下での映像のフリッカーを低減するため
の、固体テレビカメラ用螢光灯フリッカー補正回路に関
するものである。
従来の技術 テレビカメラで撮影しているときに、被写体が螢光灯の
ように電源周波数によって点滅する光源によって照明さ
れていて、かつ、テレビカメラの垂直走査周波数(以下
fV)と、電源周波数(以下fP)が異なる場合、例えば、
fVが60Hz で、fPが50Hz の場合、撮影された映像は、
画面がちらついて見える現象がある。これは、一般に、
螢光灯フリッカーを呼ばれている。螢光灯フリッカーが
ある場合の映像信号を第5図に示す。第5図に示す。第
5図はインターライン方式CCD固体撮像素子(以下C
CD素子)を用いた場合の映像出力であり、fVは60Hz
、fPは50Hz としている。
発明が解決しようとする問題点 このように、従来のものにおける映像信号は、垂直帰線
部分を境に階段状に変化するために、画面がちらつき大
変見にくくなってしまうという欠点がある。
本発明は、前述のCCD素子を用いた場合の螢光灯フリ
ッカーを低減し、ちらつきのない画像を得ることを目的
とするものである。
問題を解決するための手段 本発明に係るフリッカー補正回路は、上記目的を達成す
るために、映像信号を垂直同期信号の周期に同期して複
数の信号線の各々に順次振り分ける第1のスイッチ回路
と、これらの信号線に各々接続された複数のLPFと、
LPFを通った後の複数の信号線を第1のスイッチに同
期して順次1本の信号線に接続する第2のスイッチ回路
と、第2のスイッチ回路の出力を利用して映像信号の利
得を制御する利得制御回路とを具備する。
作 用 この構成により、映像素子の出力がたとえ螢光灯フリッ
カー成分を有したものであっても、その各フィールド毎
の映像信号の大きさに応じて利得制御回路の利得を自動
調定して映像信号の大きさを補正しているので、補正後
の映像信号では、フリッカーが大幅に低減している。
実施例 以下、図面とともに、本発明の実施例について詳細に説
明する。
第1図は、本発明の一実施例の構成を示すものである。
なお、この実施例において、fVは60Hz 、fPは50Hz と
している。1は、映像信号の入力端子であり、螢光灯フ
リッカーのある映像信号は、第2図1Sのように3フィ
ールドおきに繰り返される段階状の信号になる。2は、
垂直同期信号(以下vP)の入力端子であり、スイッチコ
ントロール回路3に入力される。
スイッチコントロール回路3は、fPを3分周する回路を
含み、4及び8のスイッチを同期して切換える。切換タ
イミングは、垂直帰線部分の映像信号のない部分で行な
い、スイッチ4がa に接続されている時は、スイッチ8
はd に接続されているものとし、以下同様にスイッチ4
がb の時は、スイッチ8はe 、スイッチ4がc の時はス
イッチ8はf に接続されている。また、スイッチ4は、
スイッチコントロール回路3により、切換タイミングの
度に、a →b →c →a →b →c …と順次切換り、スイッ
チ8も同様にd →e →f →d →e →f と切換る。
映像信号はスイッチ4により、3本の信号線13,14,15
に振り分けられる。第2図13S,14S,15Sに、各々の
信号線上の信号を示す。信号線13, 14,15は、LPF
5,6,7に接続され、LPF5,6,7の出力は信号
線16,17,18に接続されている。
LPF5,6,7は、同一の特性を持つもので、その特
性は、第2図の信号13S,14S,15Sの各々平均値が出
力されるような特性とする。一例として第3図のよう
に、fV/3以上を通過させない特性のものとする。この
様な特性を持つLPF5,6,7の出力信号を、第2図
の16S,17S,18Sに示す。平均化された3つの信号16
S,17S,18S(第2図)は、それぞれ信号線16,17,18
を介してスイッチ8に入り、順次切換えられて、信号線
19に出力される。一方、信号16S,17S,18Sは、平均
回路9にも入力される。平均回路9は、3本の信号線上
の信号の平均をとる回路である。平均回路9の出力は信
号線20に出力される。第2図19Sは、スイッチ8の出力
信号、20Sは平均回路9の出力信号を示す。
信号線 19,20に流れる信号は、除算器10に入力され、信
号線 19,20上の信号19S,20Sの除算(信号20S)/
(信号19S)を行ない、この出力は、信号線21に出力さ
れる。信号線21上の信号を第2図21Sに示す。信号21S
は、利得制御回路11の制御信号として入力される。利得
制御回路11には、映像信号1Sが入力される。利得制御
回路11は、映像信号1Sと制御信号21Sとの掛算(1
S)×(21S)を行ない、出力端子12にフリッカー補正
出力として出力する。
上記実施例の動作について説明する。
第2図の信号1Sにおいて、1フィールドおきにm,h,l
の振幅の信号が繰返し表われるものとする。LPFを通
って平均化された信号16S,17S,18Sの値を,,
とすると、=km,=k h ,=klと表わすこ
とが出来る。ここでk は定数とする。信号16S,17S,
18Sの平均値である信号20Sは、 S=(++)/3=k(m+h+l)/3 と表わすことができる。従って、除算器10の出力である
信号21Sの階段状の出力の値 は、 となり同様に、 となる。利得制御回路11により映像出力がm のフィール
ドでは、(m+l+h)/3mが掛けられ、同様にh のフィールド
では(m+l+h)/3h、l のフィールドでは(m+l+h)/3lが掛け
られる。従ってどのフィールドにおいても、利得制御回
路11の出力は(m+l+h)/3となり、フリッカー成分が除去
される。
第4図は、本発明の第2の実施例を示す。22は映像入力
であり、利得制御回路23に入力される。利得制御回路23
の出力26は、フリッカー補正出力でもある。利得制御回
路23の出力26は、スイッチ回路27、LPF31,32,33、ス
イッチ37、スイッチコントロール回路25及び平均回路38
は、利得制御回路23の出力26から、スイッチ37の出力41
と平均回路の出力42とを形成する。この部分は、第1の
実施例で説明したものと同じなので説明を省略する。
出力41と同42はそれぞれ、オペアンプ39の逆相入力と正
相入力に入力される。オペアンプ39の出力40は、利得制
御回路23の制御信号として接続される。回路23の利得制
御特性は、制御信号の電圧が上ると、利得が上る特性と
する。
このような構成にすると、フリッカーにより映像信号22
Sが大きくなるフィールドでは信号26Sも大きな映像信
号となり、階段状の信号41Sも高い電圧になり、従って
オペアンプ39で反転された信号40Sは、低い電圧にな
る。40Sの電圧が下ると、利得制御回路23の利得が下
り、信号26Sも小さくなる。このことは、系全体で、フ
ィードバックループを形成していることになり、信号26
Sではフリッカーの低減された映像信号となる。
上述の本発明の実施例で、スイッチを3段階に切換えて
いるが、これは、以下の様な理由による。fP=50Hz の
時に、螢光灯はfPの倍の 100Hz で点滅する。CCD素
子の出力は、周波数fVでのサンプリングと考えられるの
で、 100Hz の点滅は20Hz におり返される。20Hz の
周期は、60Hz の周期の3倍にあたるので、CCD素子
出力は、3フィールド周期の段階状に変化する出力とな
る。従って、螢光灯フリッカーを補正する為の信号も、
3フィールド周期の段階状の波形が必要となるので、ス
イッチは3段階に切換えるものが必要になる。
他の例として、fP=60Hz 、fV=50Hz の場合、 120H
z の点滅を50Hz でサンプリングすることになるので、
点滅の周波数は、20Hz におり返される。20Hz の周期
は、50Hz の周期の 2.5倍にあたる。すなわち、 2.5フ
ィールドで、フリッカーの1周期となる。しかし、スイ
ッチは、フィールドの整数部の周期で繰返し切換るの
で、 2.5フィールドの2倍の5フィールド周期で繰返し
切換るようにすると、本発明の目的を達成することが出
来る。すなわち、この場合、スイッチは5段階に切換る
ようにする。
発明の効果 このように本発明を用いれば、固体撮像素子を用いたテ
レビカメラにおいて、螢光灯フリッカーの無い、すぐれ
た映像を得ることができる。
なお、本発明の実施例の説明で、fV=60Hz 、fP=50H
z の例を示したが、周波数がこれから多少ずれていて
も、例えば、fVがNTSCカラー方式の59.94 Hz であ
っても、本発明は有効にその目的を達成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1の実施例における螢光灯フリツ
カー補正回路のブロック図、第2図は、第1の実施例に
おける各部の波形、第3図は、本発明に用いるLPFの
特性の一例、第4図は本発明の第2の実施例におけるブ
ロック図である。第5図は、螢光灯フリッカーの生じた
映像信号の概略波形図である。 4,8……スイッチ、5,6,7……LPF、9……平
均回路、10……除算器、11……利得制御回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御入力端子の信号に応じて、固体撮像素
    子の出力信号のレベルを調定する利得制御回路と、垂直
    同期信号に同期して、複数段階に切換えられる第1及び
    第2のスイッチと、これらスイッチ間に接続され、同一
    特性を有する複数個のLPFと、固体撮像素子の出力を
    直接上記第1のスイッチに供給する手段と、上記LPF
    の平均出力及び第2スイッチの出力を除算する除算回路
    と、当該除算回路の出力を利得制御回路の制御入力端子
    に接続する手段とを具備する固体テレビカメラ用螢光灯
    フリッカー補正回路。
  2. 【請求項2】第1及び第2のスイッチは、電源周波数及
    びカメラの垂直同期周波数に従い選定された数の切換回
    路を具備することを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
    に記載の固体テレビカメラ用螢光灯フリッカー補正回
    路。
  3. 【請求項3】制御入力端子の信号に応じて、固体撮像素
    子の出力信号のレベルを調定する利得制御回路と、垂直
    同期信号に同期して、複数段階に切換えられる第1及び
    第2のスイッチと、これらスイッチ間に接続され、同一
    特性を有する複数個のLPFと、固体撮像素子の出力を
    利得制御回路を介して上記第1のスイッチに供給する手
    段と、上記LPFの平均出力及び第2スイッチの出力を
    比較する比較回路と、当該比較回路の出力を当該利得制
    御回路の制御入力端子に接続する手段とを具備する固体
    テレビカメラ用螢光灯フリッカー補正回路。
  4. 【請求項4】第1及び第2のスイッチは、電源周波数及
    びカメラの垂直同期周波数に従い選定された数の切換回
    路を具備することを特徴とする特許請求の範囲第(3)項
    に記載の固体テレビカメラ用螢光灯フリッカー補正回
    路。
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