JPH06202016A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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JPH06202016A
JPH06202016A JP4361589A JP36158992A JPH06202016A JP H06202016 A JPH06202016 A JP H06202016A JP 4361589 A JP4361589 A JP 4361589A JP 36158992 A JP36158992 A JP 36158992A JP H06202016 A JPH06202016 A JP H06202016A
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    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/10Scanning systems
    • G02B26/12Scanning systems using multifaceted mirrors

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被走査面の走査開始位置を検出する為の検出
手段に光ビームの一部を効率的に入射させ、高精度な光
走査を可能とした光走査装置を得ること。 【構成】 光源手段から射出した光ビームを光学手段を
介して偏向手段に導光し、該偏向手段で反射偏向された
光ビームを結像手段により被走査面上に導光して光走査
する際、該結像手段を通過した一部の光ビームを該被走
査面上の走査開始位置を検出する為の検出手段に反射手
段を介して該光ビームの光路の一部が該被走査面に対し
角度を有するようにし、かつ該結像手段の光軸方向に沿
った距離で該偏向手段の偏向点から該被走査面までの距
離をL、該偏向点から該結像手段の最も被走査面側のレ
ンズ面までの距離をA、該偏向点から該反射手段までの
距離の最大値をBとしたとき、0<(B−A)/L<
0.2なる条件を満足するように各要素を設定したこ
と。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光走査装置に関し、特に
記録画像情報に基づいて光変調された光源手段からの光
ビーム(光束ともいう。)を回転多面鏡等の偏向手段
(光偏向器)と結像手段とを介して感光体ドラム等の被
走査面上に導光して光走査する際、該結像手段からの光
ビームの一部を受光して該被走査面上の走査開始位置を
設定する同期検出系の各要素を適切に設定することによ
り、高精度な光走査を可能とした例えばレーザービーム
プリンタ(LBP)やレーザ複写機等の装置に好適な光
走査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりレーザービームプリンタ(LB
P)等の光走査装置においては、例えば特公昭62−3
6210号公報で提案されているように画像信号に応じ
て光源手段から光変調された光ビームを、例えばポリゴ
ンミラーから成る光偏向器により周期的に偏向させf−
θ特性を有する結像光学系によって感光性の記録媒体上
にスポット状に集束させ光走査して画像記録を行ってい
る。
【0003】図5、図6は各々従来の光走査装置の要部
斜視図と副走査方向の要部断面図である。
【0004】図5において光源手段51から射出した光
ビーム(発散光束)はコリメーターレンズ52により平
行光束とし、該コリメーターレンズ52近傍に設けた絞
り53によって該光束(光量)を制限して副走査方向に
のみ所定の屈折力を有するシリンドリカルレンズ54に
入射している。
【0005】シリンドリカルレンズ54に入射した平行
光束のうち主走査面内においては、そのまま平行光束の
状態で射出する。又副走査面内においては収束してポリ
ゴンミラーから成る光偏向器55の反射面(ポリゴン
面)55aにほぼ線像として結像している。
【0006】そして光偏向器55の反射面55aで反射
偏向された光ビームは球面レンズ56aとトーリックレ
ンズ56bとから成るf−θ特性を有するf−θレンズ
系(結像光学系)56を介して感光体ドラム面(被走査
面)57上に導光している。
【0007】このf−θレンズ系56は光ビームが通過
することにより光偏向器55で等角速度で偏向走査され
た光ビームを感光体ドラム面57上で光スポットが等速
度で走査されるように変換している。
【0008】そして光偏向器55を駆動手段であるモー
タ61より図中矢印55bの方向に回転させることによ
って、感光体ドラム面57上を図中矢印57aの方向に
光走査して画像情報の記録を行っている。
【0009】このとき光スポットは感光体ドラム面57
上を矢印57aの方向に繰り返し光走査されるが、例え
ば光偏向器55の反射面に分割誤差があると、繰り返し
光走査して画像情報を書き込むタイミングがズレてくる
という問題点が生じてくる。
【0010】そこで従来の光走査装置においては、この
とき感光体ドラム面57上を光走査する前に該感光体ド
ラム面57上の走査開始位置のタイミングを調整する為
に光偏向器55で偏向走査された先端部(画像非有効
部)の光ビームを固定の反射ミラー58で反射させ、集
光レンズ59により走査開始位置検出用の検出手段60
に導光している。そして検出手段60で得られる信号を
利用して感光体ドラム面57上への画像記録の走査開始
位置のタイミングを調整している。
【0011】尚、図6においてXは光偏向器55の反射
面55aの偏向点(反射位置)を示しており、副走査断
面における光ビームは前述したようにシリンドリカルレ
ンズ54を介して、この偏向点Xに集光される。
【0012】ここで偏向点Xと感光体ドラム面Yとは光
学的にほぼ共役な関係に設定されているので、例えば反
射面55aが副走査断面において回転軸62に対して平
行でなく倒れても(即ち面倒れがあっても)光ビームは
感光体ドラム面Y上の同一走査線上に結像される。この
ようにして光偏向器55の反射面の所謂面倒れ補正光学
系を構成している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の光走査装置にお
いて、所望の光学性能を得る為には、例えば前記図5に
示した光走査装置を構成する各光学要素の取付位置や経
時的変化等に対して厳しい光学精度を有していなければ
ならない。
【0014】その為、従来の光走査装置においては高精
度を保証する手段として、例えば感光体ドラム以外の各
要素部品に関して光学箱と呼ばれる一体化した部材を装
置に取り付けて上記の要求に応えている。
【0015】この光学箱は装置全体のコンパクト化を図
るのにできるだけ小型化であることが好ましい。
【0016】そこで従来の光走査装置においては被走査
面の走査開始位置を検出する同期検出系の一部として固
定の反射ミーラ58を設けて光路を適切に折り曲げて装
置全体の小型化を図っている。
【0017】しかしながら図5に示すように固定の反射
ミラー58を、例えばトーリックレンズ56bに近づけ
て配置すると、該反射ミラー58から集光レンズ59に
向かう走査開始位置検出用の光ビーム(以下「検出用の
光ビーム」ともいう。)が該トーリックレンズ56bの
近傍を通過することになり、これにより該トーリックレ
ンズ56bのレンズ面(射出面)56b1で該検出用の
光ビームの一部が反射され迷光となり、これが感光体ド
ラム面57上に入射し、所謂ゴースト光やフレアー光と
なり、又検出手段に入射してノイズとなり光走査精度や
画質を低下させるという問題点があった。
【0018】又、トーリックレンズ56bから反射ミラ
ー58までの距離(光路長)を短くしようとすると、該
反射ミラー58から集光レンズ59までの光路長が長く
なり、これにより光軸と直交する方向の光学箱の寸法が
長くなってくる。
【0019】その為、光路の引き回しが大変難しくな
り、例えば反射ミラーを複数個用いて同期検出系を構成
した場合、光偏向器の周辺部が複雑化になりすぎ所望と
する装置全体のコンパクト化を図るのに大きな障害とな
ってくるという問題点があった。
【0020】本発明は被走査面の走査開始位置を制御す
る同期検出系を構成する検出手段へ検出用の光ビームを
導光させる為の反射手段の構成を適切に設定することに
より、該検出用の光ビームが結像手段の最終レンズ面で
反射するのを少なくし、該検出手段のノイズ光の入射を
防止すると共に装置全体の小型化を図りつつ高精度な光
走査を可能とした光走査装置の提供を目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の光走査装置は、
光源手段から射出した光ビームを光学手段を介して偏向
手段に導光し、該偏向手段で反射偏向された光ビームを
結像手段により被走査面上に導光して光走査する際、該
結像手段を通過した一部の光ビームを該被走査面上の走
査開始位置を検出する為の検出手段に反射手段を介して
該光ビームの光路の一部が該被走査面に対し角度を有す
るようにし、かつ該結像手段の光軸方向に沿った距離で
該偏向手段の偏向点から該被走査面までの距離をL、該
偏向点から該結像手段の最も被走査面側のレンズ面まで
の距離をA、該偏向点から該反射手段までの距離の最大
値をBとしたとき、 0<(B−A)/L<0.2 なる条件を満足するように各要素を設定したことを特徴
としている。
【0022】特に前記反射手段は前記結像手段と前記検
出手段との間の光路中に配置した複数の反射ミラーを有
していることを特徴としている。
【0023】
【実施例】図1は本発明の実施例1の主走査方向の要部
断面図、図2は本発明の実施例1の副走査方向の要部断
面図であり、感光体ドラム側から見たときの検出用の光
ビームの光路を示している。
【0024】図中、1は光源手段であり、例えば半導体
レーザより成っている。2はコリメーターレンズであ
り、光源手段1から射出した光ビーム(光束)を平行光
束としている。3は絞りであり、コリメーターレンズ2
の近傍に設けており、該コリメーターレンズ2を通過し
た平行光束を制限している。4はシリンドリカルレンズ
であり、副走査方向にのみ所定の屈折力を有している。
尚、コリメーターレンズ2と絞り3、そしてシリンドリ
カルレンズ4の各要素で光学手段20を構成している。
【0025】5は複数の反射面(偏向面)を有する偏向
手段としての光偏向器であり、例えば回転多面鏡(ポリ
ゴンミラー)より成っており、モータ等の駆動手段(不
図示)により矢印5b方向に所定の速度で回転してい
る。6はf−θ特性を有する結像手段としての結像光学
系(f−θレンズ系)であり、球面レンズ6aとトーリ
ックレンズ6bより光偏向器5によって反射偏向された
画像情報に基づく光ビームを感光体ドラム面7上に結像
させている。7は被走査面としての感光体ドラム面で
る。
【0026】8は反射手段であり、固定の第1、第2反
射ミラー8a,8bの2つの反射ミラーより成ってい
る。該第1、第2反射ミラー8a,8bは結像光学系6
を通過した有効画像外の光ビームの一部(検出用の光ビ
ーム)を後述する集光レンズ9に入射させている。集光
レンズ9は入射してきた検出用の光ビームを被走査面7
の走査開始位置検出用の検出手段10へ導いている。
【0027】本実施例においては、図2に示すように第
1反射ミラー8aは検出用の光ビーム11aを副走査断
面上を水平方向に反射させて第2反射ミラー8bに入射
させている。第2反射ミラー8bは図面上下方(検出手
段10側方向)に所定の角度を持って傾けて配置してお
り、光ビームの光路の一部が被走査面に対して角度を有
するようにしている。これにより第2反射ミラー8bで
反射された検出用の光ビーム11cが従来問題となって
いたトーリックレンズ6bの射出面6b1で反射される
ことなく検出手段10に効率良く入射するようにしてい
る。
【0028】9は集光レンズであり、被走査面7に対し
てある角度を持って配置しており、反射手段8からの検
出用の光ビーム11cを集光して検出手段10へ入射さ
せている。
【0029】10は検出手段(検知用センサー)であ
り、集光レンズ9と同様に被走査面9に対して角度を持
って配置しており、感光体ドラム面7上を光走査する前
に該感光体ドラム面7上の走査開始位置のタイミングを
制御する為、光偏向器5の各反射面で反射された検出用
の光ビームの一部を検出している。そして該検出手段1
0で得られる信号を利用して感光体ドラム面7上の画像
記録の走査開始位置のタイミングを調整している。
【0030】尚、反射手段8と集光レンズ9、そして検
出手段10は同期検出系の一要素を構成している。
【0031】本実施例において光源手段1から射出した
光ビーム(発散光束)はコリメーターレンズ2により平
行光束とし、絞り3によって該光束(光量)を制限して
副走査方向にのみ屈折力を有するシリンドリカルレンズ
4に入射している。
【0032】シリンドリカルレンズ4に入射した平行光
束のうち主走査面内においては、そのまま平行光束の状
態で射出する。又副走査面内においては収束して光偏向
器5の反射面5aにほぼ線像として結像している。そし
て光偏向器5の反射面5aで反射偏向された光ビームは
結像光学系(f−θレンズ系)6を介して同図に示す点
線の範囲(有効画像領域)内を通り、感光体ドラム面7
上に導光している。そして光偏向器5を矢印5bの方向
に回転させることによって感光体ドラム面7上を矢印7
a方向に光走査している。
【0033】このとき本実施例においては感光体ドラム
面7上を光走査する前に以下の方法により走査開始位置
のタイミングの調整を行っている。
【0034】まず図2に示すように第1反射ミラー8a
で反射された検出用の光ビーム11bは副走査断面内を
水平方向に反射して第2反射ミラー8bに入射する。こ
こで第2反射ミラー8bは図2に示すように図面上、下
方に所定の角度を持って傾いて配置されており、これに
より該第2反射ミラー8bで反射された検出用の光ビー
ム11cは図面上、下方に向かって反射され集光レンズ
9を介して検出手段10へ入射している。
【0035】そして検出手段10で得られる信号を利用
して感光体ドラム面7上への画像記録の走査開始位置の
タイミングを調整している。
【0036】本実施例においては図1に示す主走査断面
内では集光レンズ9に入射する検出用の光ビーム11c
が特にトーリックレンズ6bの射出面6b1近傍を通過
するが、図2に示す副走査断面内では該トーリックレン
ズ6bとある程度の距離(差)を持たせている。
【0037】即ち、本実施例においては反射手段8を通
過する検出用の光ビームの少なくとも一部の光路が被走
査面7に対し角度を有し、即ちその光路が3次元的にな
るように構成している。これにより図1に示した主走査
断面内で検出用の光ビームが、ある走査幅を持っていて
もトーリックレンズ6bの射出面6b1で反射した迷光
が感光体ドラム面7上でゴースト光となったり、又検出
手段10に入射して疑似信号として検知されることがな
いように防止している。
【0038】又、本実施例においては結像光学系6の光
軸方向に沿った距離で光偏向器5の偏向点(反射位置)
5cから感光体ドラム面7までの距離をL、偏向点5c
から結像光学系の最も感光体ドラム面7側のレンズ面6
b1までの距離をA、偏向点5cから反射手段8までの
距離の最大値をBとしたとき、 0<(B−A)/L<0.2 ‥‥‥‥‥(1) なる条件を満足するように各光学要素を設定している。
【0039】条件式(1)は光偏向器5と結像光学系6
と反射手段8、そして感光体ドラム7の各光学要素の位
置関係を規定したものである。
【0040】条件式(1)の下限値を越えると検出用の
光ビームが結像光学系6の途中又は前部で折り返すこと
になってくるので散乱光や迷光が感光体ドラム面7上に
多く入射してくるので良くない。
【0041】又、条件式(1)の上限値を越えると反射
ミラーからの反射光ビームが結像光学系6に対して十分
速くなる為に、該結像光学系6の最終レンズ面6b1で
反射光量が多くなってくるので良くない。
【0042】このように本実施例においては前述の如く
同期検出系30を適切に構成し、かつ上記の条件式
(1)を満足させることにより、検出用の光ビームがレ
ンズ面で反射しにくい配置とし、迷光の発生を良好に防
止している。
【0043】又、例え散乱光や迷光が多少発生しても感
光体ドラム面7に到達するまでには障害物が多数存在し
ていることから実質的な影響を直接受けることはなく、
これにより高精度な光走査を行うことができる。
【0044】図3は本発明の実施例2の主走査方向の要
部断面図、図4は本発明の実施例2の副走査方向の要部
断面図であり、感光体ドラム面から見たときの検出用の
光ビームの光路を示している。図3、図4において図
1、図2に示した要素と同一要素には同符番を付してい
る。
【0045】本実施例において前述の実施例1と異なる
点は反射手段14を構成する第1、第2反射ミラー14
a,14bの反射角度と配置位置及びそれに伴ない集光
レンズ9と検出手段10の配置位置をそれぞれ異ならせ
て同期検出系40を構成したことである。その他の光学
要素及び光学的作用は実施例1と略同様である。
【0046】即ち、本実施例においては図4に示すよう
第1反射ミラー14aを所定の角度を持って図面上、下
側方向へ傾けて配置し、これにより該第1反射ミラー1
4aで反射された検出用の光ビーム11bを図面上、下
側方向へ反射させ第2反射ミラー14bに入射させてい
る。
【0047】第2反射ミラー14bは図面上、上向きに
所定の角度を持って傾けて配置しており、これにより該
第2反射ミラー14bで反射された検出用の光ビーム1
1cを被走査面に対して水平となるように反射させ、集
光レンズ9を介して検出手段10に効率良く入射させて
いる。
【0048】即ち、前述の実施例1と同様に反射手段1
4を構成する一部のミラーを被走査面に対し、ある角度
を持って配置し、結像光学系13から検出手段10に至
る光ビームの光路が3次元的になるように構成し、かつ
条件式(1)を満足するように各光学要素の配置位置を
設定している。
【0049】これにより前述の実施例1と同様にトーリ
ックレンズ13cの射出面13c1で検出用の光ビーム
の反射を少なくし、検出用の光ビームが検出手段10へ
効率的に導光させることができ、又感光体ドラム面7上
でゴースト光が発生することなく高精度な光走査を行っ
ている。
【0050】尚、結像光学系と被走査面との間の距離
(光路長)が長い光走査装置の場合、同期検出系の光路
長もこれに伴なって長くなってくる。このような光学系
に対しては反射ミラーを複数用いて同期検出系を構成し
なければならないが、本実施例のように該同期検出系を
適切に構成すれば、特にその効果が大きい光走査装置を
得ることができる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば前述の如く少なくとも複
数の反射ミラーより成る反射手段と集光レンズ、そして
走査開始位置検出用の検出手段とを有する同期検出系を
適切に構成し、かつ条件式(1)を満足させるように各
要素を構成することにより、結像光学系のレンズ面によ
る検出用の光ビームの反射を効率的に防止することがで
き、これによりゴースト光や疑似信号の影響を受けるこ
となく高精度な光走査を行うことができるコンパクトな
光走査装置を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1の主走査方向の要部断面図
【図2】 本発明の実施例1の副走査方向の要部断面図
【図3】 本発明の実施例2の主走査方向の要部断面図
【図4】 本発明の実施例2の副走査方向の要部断面図
【図5】 従来の光走査装置の要部斜視図
【図6】 従来の光走査装置の副走査方向の要部断面図
【符号の説明】
1 光源手段 2 コリメーターレンズ 3 絞り 4 シリンドリカルレンズ 5 偏向手段 6,13 結像手段 7 被走査面 8,14 反射手段 9 集光レンズ 10 検出手段 20 光学手段 30,40 同期検出系

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源手段から射出した光ビームを光学手
    段を介して偏向手段に導光し、該偏向手段で反射偏向さ
    れた光ビームを結像手段により被走査面上に導光して光
    走査する際、該結像手段を通過した一部の光ビームを該
    被走査面上の走査開始位置を検出する為の検出手段に反
    射手段を介して該光ビームの光路の一部が該被走査面に
    対し角度を有するようにし、かつ該結像手段の光軸方向
    に沿った距離で該偏向手段の偏向点から該被走査面まで
    の距離をL、該偏向点から該結像手段の最も被走査面側
    のレンズ面までの距離をA、該偏向点から該反射手段ま
    での距離の最大値をBとしたとき、 0<(B−A)/L<0.2 なる条件を満足するように各要素を設定したことを特徴
    とする光走査装置。
  2. 【請求項2】 前記反射手段は前記結像手段と前記検出
    手段との間の光路中に配置した複数の反射ミラーを有し
    ていることを特徴とする請求項1の光走査装置。
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