JPH0620141Y2 - 電圧検出用コンデンサ装置 - Google Patents
電圧検出用コンデンサ装置Info
- Publication number
- JPH0620141Y2 JPH0620141Y2 JP1987153903U JP15390387U JPH0620141Y2 JP H0620141 Y2 JPH0620141 Y2 JP H0620141Y2 JP 1987153903 U JP1987153903 U JP 1987153903U JP 15390387 U JP15390387 U JP 15390387U JP H0620141 Y2 JPH0620141 Y2 JP H0620141Y2
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- JP
- Japan
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- voltage
- capacitor
- heat
- capacitor device
- voltage detection
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、高電圧回路の電圧を検出する電圧検出装置
に関するものである。
に関するものである。
〔従来の技術〕 第2図は従来の電圧検出装置を示す断面図である。
図において、(1)は高圧コンデンサー、(2)は絶縁筒(3)
に充填された絶縁物質、例えばエポキシ樹脂のようなも
のである。(4)は各高圧コンデンサ(1)を電気的に接続す
るスタツドである。(5)は高圧コンデンサー(1)とスタツ
ド(4)を締結するナツトである。(6)は電圧を印加する高
圧側端子で、(7)は低圧側端子である。
に充填された絶縁物質、例えばエポキシ樹脂のようなも
のである。(4)は各高圧コンデンサ(1)を電気的に接続す
るスタツドである。(5)は高圧コンデンサー(1)とスタツ
ド(4)を締結するナツトである。(6)は電圧を印加する高
圧側端子で、(7)は低圧側端子である。
次に、電圧検出方法について説明する。第3図に示すよ
うに、電圧検出装置内に収納された高圧コンデンサー
(1)の各容量をC1,C2---Cnとすると、これらが直列に
接続された電圧検出装置全体の容量は で表わされ、電路電圧をVとすると、充電電流iは (ここで、:抵抗(9)の抵抗値) ω2C2 2≒0とすると i≒ωCV ネオンランプ(10)にかかる電圧をv1とすると v1=e・i(ここでe:放電抵抗) となる。
うに、電圧検出装置内に収納された高圧コンデンサー
(1)の各容量をC1,C2---Cnとすると、これらが直列に
接続された電圧検出装置全体の容量は で表わされ、電路電圧をVとすると、充電電流iは (ここで、:抵抗(9)の抵抗値) ω2C2 2≒0とすると i≒ωCV ネオンランプ(10)にかかる電圧をv1とすると v1=e・i(ここでe:放電抵抗) となる。
この電圧v1によりネオンランプ(10)が点灯し、電圧があ
るということを検出表示する。
るということを検出表示する。
従来の電圧検出用コンデンサ装置は、以上のように構成
されているので、絶縁筒(3)の中には、絶縁物質、例え
ばエポキシ樹脂を充填せねばならず、また高圧コンデン
サー(1)の熱容量や、耐圧力上において製造方法が限定
され、充填硬化に時間がかかり、また製造のための型が
必要となるなど生産効率が悪く、高価なものになるとい
う問題点があつた。
されているので、絶縁筒(3)の中には、絶縁物質、例え
ばエポキシ樹脂を充填せねばならず、また高圧コンデン
サー(1)の熱容量や、耐圧力上において製造方法が限定
され、充填硬化に時間がかかり、また製造のための型が
必要となるなど生産効率が悪く、高価なものになるとい
う問題点があつた。
この考案は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、高圧コンデンサーを絶縁物質で充填すること
なく、簡単な構造で、生産効率のよい電圧検出用コンデ
ンサ装置を得ることを目的とする。
たもので、高圧コンデンサーを絶縁物質で充填すること
なく、簡単な構造で、生産効率のよい電圧検出用コンデ
ンサ装置を得ることを目的とする。
この考案に係る電圧検出用コンデンサ装置は、外筒に耐
トラツキング性の熱収縮チユーブで高圧コンデンサーを
覆つたものである。
トラツキング性の熱収縮チユーブで高圧コンデンサーを
覆つたものである。
この考案における電圧検出用コンデンサ装置は耐トラツ
キング性の熱収縮チユーブを直接高圧コンデンサーに覆
つているため、絶縁物質をコンデンサー外周部に充填す
る必要がなく、高圧コンデンサーに熱ストレスあるいは
圧力によるストレスをかけることがない。
キング性の熱収縮チユーブを直接高圧コンデンサーに覆
つているため、絶縁物質をコンデンサー外周部に充填す
る必要がなく、高圧コンデンサーに熱ストレスあるいは
圧力によるストレスをかけることがない。
以下、この考案の一実施例を図について説明する。
第1図において、(1)は高圧コンデンサー、(5)は高圧コ
ンデンサー(1)を電気的,機械的に接続するナツト、(6)
は高圧を印加する高圧側端子で、(7)は低圧側端子、(8)
は耐トラツキング性を有する、例えばレイケム社のCITM
(クリーページ絶縁チユーブ(商品名))のような熱収
縮チユーブ、(8a)は熱収縮チユーブの内側にコーテイン
グされた加熱溶融タイプ接着剤、(9)は汚損の可能性の
高い外面の沿面距離を確保するための金属棒である。
ンデンサー(1)を電気的,機械的に接続するナツト、(6)
は高圧を印加する高圧側端子で、(7)は低圧側端子、(8)
は耐トラツキング性を有する、例えばレイケム社のCITM
(クリーページ絶縁チユーブ(商品名))のような熱収
縮チユーブ、(8a)は熱収縮チユーブの内側にコーテイン
グされた加熱溶融タイプ接着剤、(9)は汚損の可能性の
高い外面の沿面距離を確保するための金属棒である。
上記のように構成された電圧検出用コンデンサ装置にお
いては、高圧コンデンサー(1)及び金属棒(9)をナツト
(5)にてあらかじめ組立セツトしておき耐トラツキング
性を有する熱収縮チユーブ(8)で覆い、オーブン等で適
温にて加熱することにより収縮し、高圧コンデンサー
(1)及び金属棒(9)に接着される。
いては、高圧コンデンサー(1)及び金属棒(9)をナツト
(5)にてあらかじめ組立セツトしておき耐トラツキング
性を有する熱収縮チユーブ(8)で覆い、オーブン等で適
温にて加熱することにより収縮し、高圧コンデンサー
(1)及び金属棒(9)に接着される。
尚上記実施例では、ネオンランプの点灯で電圧検出表示
をしたが、他の表示方式でも同様の効果を奏する。
をしたが、他の表示方式でも同様の効果を奏する。
以上のように、この考案によれば、熱収縮チユーブで高
圧コンデンサーを覆う構造にしたので、製作型等が不要
となり、まとめてオーブン等にいれ加熱するだけで製造
ができ、生産効率のよい安価な安定したものが得られる
効果がある。
圧コンデンサーを覆う構造にしたので、製作型等が不要
となり、まとめてオーブン等にいれ加熱するだけで製造
ができ、生産効率のよい安価な安定したものが得られる
効果がある。
第1図はこの考案の一実施例による電圧検出用コンデン
サ装置を示す断面図、第2図は従来の電圧検出用コンデ
ンサ装置を示す断面図である。第3図は電圧検出の原理
を示す説明図である。 図において、(1)は高圧コンデンサー、(8)は耐トラツキ
ング性熱収縮チユーブ、(8a)は加熱溶融タイプ接着剤、
(9)は金属棒である。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
サ装置を示す断面図、第2図は従来の電圧検出用コンデ
ンサ装置を示す断面図である。第3図は電圧検出の原理
を示す説明図である。 図において、(1)は高圧コンデンサー、(8)は耐トラツキ
ング性熱収縮チユーブ、(8a)は加熱溶融タイプ接着剤、
(9)は金属棒である。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】複数個直列に接続されたコンデンサと、前
記コンデンサとほぼ同径でかつ前記コンデンサに直列接
続されかつ前記コンデンサを保持する金属棒と、前記コ
ンデンサおよび前記金属棒の外周を覆う耐トラッキング
性を有する熱収縮チューブと、で構成したことを特徴と
する電圧検出用コンデンサ装置。 - 【請求項2】熱収縮チューブは内側に加熱溶融形接着剤
を有したものであることを特徴とする実用新案登録請求
の範囲第1項記載の電圧検出用コンデンサ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987153903U JPH0620141Y2 (ja) | 1987-10-06 | 1987-10-06 | 電圧検出用コンデンサ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987153903U JPH0620141Y2 (ja) | 1987-10-06 | 1987-10-06 | 電圧検出用コンデンサ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0158174U JPH0158174U (ja) | 1989-04-11 |
JPH0620141Y2 true JPH0620141Y2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=31430150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987153903U Expired - Lifetime JPH0620141Y2 (ja) | 1987-10-06 | 1987-10-06 | 電圧検出用コンデンサ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0620141Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2645671B2 (ja) * | 1990-01-29 | 1997-08-25 | ウチヤ・サーモスタット 株式会社 | 電気回路ユニットおよびその製造方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57112967U (ja) * | 1981-01-05 | 1982-07-13 |
-
1987
- 1987-10-06 JP JP1987153903U patent/JPH0620141Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0158174U (ja) | 1989-04-11 |
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