JPH0620045Y2 - 温風装置 - Google Patents

温風装置

Info

Publication number
JPH0620045Y2
JPH0620045Y2 JP12994588U JP12994588U JPH0620045Y2 JP H0620045 Y2 JPH0620045 Y2 JP H0620045Y2 JP 12994588 U JP12994588 U JP 12994588U JP 12994588 U JP12994588 U JP 12994588U JP H0620045 Y2 JPH0620045 Y2 JP H0620045Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
hot air
air
heater
controller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP12994588U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0252053U (ja
Inventor
昇吾 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP12994588U priority Critical patent/JPH0620045Y2/ja
Publication of JPH0252053U publication Critical patent/JPH0252053U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0620045Y2 publication Critical patent/JPH0620045Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、無菌充填機のプラスチック容器等の乾燥用、
加熱用等の温風発生に適用される温風装置に関するもの
である。
(従来の技術) 前記温風装置の従来例を第3図によって説明すると、吸
気口(1)を有する送風機(2)に吸気温度検出計(9)および
風量調節弁(4)付き送風管(3)と、加熱器(5)および温調
計(10)付き温風管(6)を順次に連設し、加熱器(5)の電気
ヒータと電源(7)間の配線に温調計(10)で開閉制御され
る電磁開閉器(8)を設けた構造になっており、吸気温度
検出計(9)は、送風管(3)内の吸気温度を検出、表示する
とともに、警報を発し、前記風量調節弁(4)は、送風管
(3)内の吸気量を調節するものであり、前記温調計(10)
は、温風管(6)内の温風温度を検出、表示し、調節の警
報を発するとともに、温風温度検出に基づき電磁開閉器
(8)を開閉制御する。即ち、電磁開閉器(8)は、温風温度
の検出値がその設定値の下限以下になると閉となって電
気ヒータへ電気供給を開始し、上限以上になると開にな
って電気ヒータへの電気供給を停止して(第4図参
照)、加熱器(5)が断続的にオン・オフ制御され温風温
度が設定値の上、下限内に自動制御される。
(考案が解決しようとする課題) 従来の前記温風装置は、電磁開閉器の開閉制御による電
気供給の開閉、停止によって、電気ヒータ全体の瀕繁な
オン・オフを繰り返し温風温度を制御巾内にするため、
第2図に示すように電気負荷の変動が激しくて温風温度
の制御巾精度が悪く、また、季節あるいは昼夜の大きな
温度変化に対する温風の温度制御の対応性に欠けるなど
の問題点がある。
本考案は、前記のような課題に対処するために開発され
たものであって、その目的とする処は、加熱器に複数の
加熱ヒータを併設し、同加熱ヒータの一部を電磁開閉器
によって選択して開閉するとともに他の特定加熱ヒータ
を温風温度検出に基づき連続的に加熱能力を制御するこ
とにより、吸気温度、温風設定温度の変化に対する対応
性とともに温風温度の制御精度を高め、作動信頼性を向
上した温風装置を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 本考案は、送風機に吸気温度検出計および風量調節弁付
き送風管と、加熱器および温調計付き温風管を順次に連
設してなる温風装置において、温風量および吸気温度と
温風設定温度の差で定まる加熱レベルに対応して選択作
動される電磁開閉器付き電気ヒータ、および前記温調計
の温風温度検出に基づく連続的な制御信号で作動制御さ
れ加熱能力を制御するサイリスタ制御器付き電気ヒータ
を前記加熱器に併設した構成に特徴を有し、電磁開閉器
付き電気ヒータの選択作動によって、吸気温度、温風設
定温度の変化に対応した加熱器全体に必要な基本加熱エ
ネルギーを調整して継続、確保し、外乱に対しては、温
風計による温風温度のフイードバツク制御信号によるサ
イリスタ制御器の作動制御により特定の電気ヒータの加
熱能力を制御し、温風の制御精度を高めている。
(作用) 温風量および吸気温度と温風設定温度の差で定まる加熱
レベルに対応して電磁開閉器を選択、開閉することによ
りその電気ヒータが選択作動され、前記加熱レベルに対
応し加熱器全体で必要とする基本加熱エネルギーを調
整、継続して確保し、吸気温度、温風設定温度の大きな
変化に対する対応性が得られるとともに、外乱に対して
は、温調計の温風温度検出に基づく連続的なフイードバ
ツク制御信号でサイリスタ制御器が作動制御され、該サ
イリスタ制御器により特定の電気ヒータのみの加熱能力
が連続的に制御されて、前記加熱レベルに対する対応性
を有し、基本的な加熱の継続性を有しかつ電力負荷変動
の少ない温風の温度制御となり優れた温風温度の精度が
得られる。
(実施例) 第1図に本考案の一実施例を示し、図中(2)は吸気口(1)
を有する送風機、(3)は吸気の送風管、(4)は送風管(3)
に介装された風量調節弁、(6)は温風管、(9)は送風管
(3)に付設された吸気温度検出計、(7)は電源、(15)は加
熱器、(20)は温調計であって、送風機(2)に吸気温度検
出計(9)および風量調節弁(4)付き送風管(3)と、加熱器
(15)および温調計(20)付き温風管(6)を順次に連設して
なる温風装置において、温風量および吸気温度と温風設
定温度の差で定まる加熱レベルに対応して選択作動され
る電磁開閉器(18a)(18b)付き加熱ヒータ(15a)(15b)、お
よび温調計(20)の温風温度検出に基づく連続的な制御信
号で作動制御され加熱能力が制御されるサイリスタ制御
器(21)付き電気ヒータ(15c)を加熱器(15)に併設した温
風装置になっている。
前記吸気温度検出計(9)は、吸気温度を検出、表示し、
警報を発する適宜の機構からなり、前記風量調節弁(4)
は、送風管(3)の開度を変えて吸気量を所望値に調整す
る。
前記加熱器(15)は、内部に少なくとも2個以上の複数の
電気ヒータを有し、図示例では3個の電気ヒータ(15a)
(15b)(15c)が通風方向に直列に(あるいはまた並列に)
配設され、各電気ヒータ(15a)(15b)(15c)と電源(7)間の
電気供給配線には、電磁開閉器(18a)(18b)(18c)がそれ
ぞれ介装、付設されている。
前記温調計(20)は、温風管(6)に付設され温風温度を検
出、表示し、調節の警報を発するとともに、温風検出に
基づく連続的な制御信号(20a)を出力する。加熱ヒータ
(15c)の電気供給配線に介装、付設されたサイリスタ制
御器(21)は、前記制御信号(20a)によって作動制御され
加熱ヒータ(15c)の能力を制御する。
送風機(2)によって起動し、吸気は風量調節弁(4)により
所定の送風量に設定され、該吸気は、送風管(3)を経て
加熱器(15)で加熱されて温風となり、温風管(6)を経て
次工程へ送り出される。
該温風装置においては、風量調節弁(4)によって送風管
(3)の開度が調節され吸気量(温風量)が所望値に調整
されるとともに、吸気温度検出計(9)によって吸気温
度、温調計(20)によって温風温度がそれぞれ検出され、
温風量(吸気量)および吸気温度と温風設定温度の差で
定まる加熱レベルに対応した加熱器(15)に必要な基本加
熱エネルギーが判定されて、該加熱レベルに対応し電磁
開閉器(18a)(18b)を手動または自動により選択的に開閉
し、加熱ヒータ(15a)(15b)の一部あるいは全部を作動選
択することにより、加熱器(15)全体の基本加熱エネルギ
ーが調整され継続して確保されるとともに、温調計(20)
は、温風管(6)の温風温度を検出し、該温風温度の検出
に基づき温風設定温度に応じた連続的(例えば比例制
御)な制御信号(20a)をサイリスタ制御器(21)へフイー
ドバツクして、サイリスタ制御器(21)は、制御信号(20)
により電気ヒータ(15c)の電力供給を連続的に制御し加
熱能力を自動制御して温風温度を一定に制御する。
本考案の実施例は、電磁開閉器(18a)(18b)の選択、開閉
によって、前記加熱レベルに対応した加熱器(15)全体に
必要な基本加熱エネルギーに調整され継続して確保され
て、電気ヒータ(15c)による加熱エネルギーの調整量、
即ち温風の温度制御巾が少なくてすみ、かつ、外乱に対
しては、サイリスタ制御器(21)で制御される電気ヒータ
(15c)の電力負荷変動が第2図に示すように著しく少な
く円滑となり、加熱の継続性確保とともに温風の温度制
御巾精度が高められ、温風の温度制御性能、作動信頼性
が向上されている。
前記電気ヒータは、少なくとも電磁開閉器により選択作
動される電気ヒータと、サイリスタ制御器により制御さ
れる電気ヒータによって目的が達成され、増設すること
によって温風の温度制御性能をさらに高めることができ
る。また、前記電磁開閉器は、温風量および吸気温度と
温風設定温度の差で定まる加熱レベルに対応して自動開
閉制御されるように、その自動制御装置を設けることも
できる。
(考案の効果) 本考案は、前述のような構成になっており、温風量およ
び吸気温度と温風設定温度の差で定まる加熱レベルに対
応した電磁開閉器の選択的な開閉により、特定の電気ヒ
ータのみが作動調整され、前記加熱レベルに対応した加
熱器全体の基本加熱エネルギーが調整され継続して確保
されるとともに、外乱に対しては、温調計の温風温度の
検出に基づく連続的なフイードバツク制御信号によるサ
イリスタ制御器の作動制御により特定の電気ヒータの加
熱能力が連続的に制御されて、基本的に加熱の継続性が
得られるとともに加熱器の電力負荷変動が少なくなり温
風温度の制度巾精度が高められ、吸気温度、温風設定温
度の変化に対する基本的な加熱対応性とともに、温風温
度の制御性能、作動信頼性が著しく向上されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す機構図、第2図は実施
例の電力負荷特性図、第3図は従来例の機構図、第4図
は従来例の電力負荷特性図である。 2:送風機、3:送風管 4:風量調節弁、6:温風管 9:吸気温度検出計、15:加熱器 15a,b,c:電気ヒータ、18a,b,c:電磁開閉器 20:温調計、21:サイリスタ制御器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】送風機に吸気温度検出計および風量調節弁
    付き送風管と、加熱器および温調計付き温風管を順次に
    連設してなる温風装置において、温風量および吸気温度
    と温風設定温度の差で定まる加熱レベルに対応して選択
    作動される電磁開閉器付き電気ヒータ、および前記温調
    計の温風温度検出に基づく連続的な制御信号で作動制御
    され加熱能力を制御するサイリスタ制御器付き電気ヒー
    タを前記加熱器に併設したことを特徴とする温風装置。
JP12994588U 1988-10-05 1988-10-05 温風装置 Expired - Lifetime JPH0620045Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12994588U JPH0620045Y2 (ja) 1988-10-05 1988-10-05 温風装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12994588U JPH0620045Y2 (ja) 1988-10-05 1988-10-05 温風装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0252053U JPH0252053U (ja) 1990-04-13
JPH0620045Y2 true JPH0620045Y2 (ja) 1994-05-25

Family

ID=31384678

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12994588U Expired - Lifetime JPH0620045Y2 (ja) 1988-10-05 1988-10-05 温風装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0620045Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016008740A (ja) * 2014-06-23 2016-01-18 三菱電機株式会社 空気調和機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0252053U (ja) 1990-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3684170A (en) Air conditioning apparatus
US5692676A (en) Method and apparatus for saving energy in circulating hot water heating systems
US4671457A (en) Method and apparatus for controlling room temperature
JP2780069B2 (ja) ユニットベンチレータのカスケード式制御方法及び装置
US4141408A (en) Supplementary heat control for heat pump system
JPH0620045Y2 (ja) 温風装置
US4369765A (en) Supplemental heating system using solar radiation
JPH05157328A (ja) ユニットベンチレータの制御装置
CN205641210U (zh) 超薄式风力补偿加热型变风量地板送风装置
JPS6230668Y2 (ja)
JP3207415B2 (ja) ガス給湯装置
JP2519714B2 (ja) 温水式暖房装置
JPS6142172B2 (ja)
JP2682553B2 (ja) 温水式暖房装置
JPH0125218Y2 (ja)
JPS5827305Y2 (ja) 暖房装置
JP2525914B2 (ja) 給湯装置における電動混合弁の制御装置
CN117366730A (zh) 自动调节室内温湿度的方法
JPS63105361A (ja) 電気温風機
JPH10122578A (ja) 床暖房装置
JPH10238803A (ja) 冷暖房装置
JPS62162849A (ja) ガス瞬間式給湯装置
JPH01230308A (ja) 温風暖房器
JPH07175528A (ja) 2次冷温水送水圧力制御装置
JPS6225619Y2 (ja)