JPH06199324A - 嵩高な材料の縮小梱包方法 - Google Patents

嵩高な材料の縮小梱包方法

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JPH06199324A
JPH06199324A JP35858392A JP35858392A JPH06199324A JP H06199324 A JPH06199324 A JP H06199324A JP 35858392 A JP35858392 A JP 35858392A JP 35858392 A JP35858392 A JP 35858392A JP H06199324 A JPH06199324 A JP H06199324A
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JP
Japan
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bag
chips
vacuum cleaner
gas
slab
Prior art date
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Pending
Application number
JP35858392A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Nakayama
正俊 中山
Tadashi Kuwabara
正 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Filing date
Publication date
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  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この出願発明は、嵩高な材料を縮小梱包する
ことを目的とする。 【構成】 この出願発明は、嵩高な材料の梱包体積を縮
小する梱包方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この出願発明は、嵩高な材料とく
に低密度微細物、例えば、硬質ウレタンフォーム、軟質
ウレタンォーム、発泡スチロール、繊維製品、紙等のチ
ップ状或いは粉体状の破材の真空縮小梱包方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、嵩高な材料とくに低密度微細物、
例えば、硬質ウレタンフォーム、軟質ウレタンォーム、
発泡スチロール、繊維製品、紙等のチップ状或いは粉体
状の破材の嵩高な材料は、そのままの形で運搬が行われ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の運搬方法では、嵩高なために費用がかかり、
とくに、工場等で副生するこれらのものを一カ所に集め
て再使用することは困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この出願発明は、このよ
うな従来の問題点に着目してなされたもので、嵩高な材
料、低密度微細体物、例えば、硬質ウレタンフォーム、
軟質ウレタンォーム、発泡スチロール、繊維製品等のチ
ップ状或いは粉体状の破材を、気体を通さない容器、と
くに、気体を通さず、且つ柔軟性のある材料、例えばポ
リエチレンやポリプロピレン等の合成樹脂、ゴム等の容
器に封入し、吸引するものであって、このようにするこ
とにより、体積を縮小し運搬を容易にしたものである。
発泡体の運搬方法としては、たとえば、これまでに布団
を縮小して運搬する方法が知られている。しかし、布団
の場合には、本来大きな発泡体を縮小するものであり、
しかも、布団袋の中に入っているため、吸引する場合に
とくに問題はなかった。しかし、この出願発明の対象と
する低密度の微粉体或いは微粉砕品は、そのまま、吸引
を行い体積を縮小すると、微粉体がそのまま吸引されて
しまい、吸引が困難である。また、このような材料を布
団のように布袋に入れた後に体積の縮小を行うと、その
ための工程が増え、しかも、吸引する場合に効率が悪く
なるという問題がある。この出願発明は、このような問
題点を解決したものであって、吸引する部分に、気体を
通し、低密度の微粉体或いは微粉砕品を通さない通気性
の材料を設け、微粉体或いは微粉砕品の吸引を行うこと
により、低密度の微粉体品或いは微粉砕品を梱包する方
法に関するものである。通気性の材料としては、嵩高な
材料を通さず中の気体を通すものであればどのような材
質のものであってもよいが、たとえば、通気性の発泡体
のスラブ品を使用することもでき、この場合には、廃材
の利用にもなるので好適である。
【0005】また、梱包する材料としては、通気性のな
い材料であれば何でもよいが、通気性のない柔軟性のあ
るもの、例えば、合成樹脂、ゴム、ゴム等をラミネート
した布等が好適であり、とくに、ポリエチレン、ポリプ
ロピレンなどのフィルムを使用するのが好ましい。梱包
する容器は、どのような形状でも良いが、封筒袋又は円
筒袋や角袋などの袋を使用するのが好ましい。梱包の操
作は、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのフィルムで
製造された袋に低密度の微粉体品あるいは微粉砕品を袋
詰めした後、気体を抜く部分に通気性の材料を同封する
ものであって、例えば、通気性の軟質ウレタンフォーム
の板状物を用いるのが好適であり、とくに、スラブ品を
用いて梱包することが好適である。
【0006】具体的な梱包方法としては、通気性の良い
低密度軟質ウレタンフォームの板に真空吸引機の吸い込
み口を直接接触させ、低密度軟質ウレタンフォームの板
を介してフィルムで造られた袋の中の気体を抜き取る。
そして、気体を抜き取った袋の体積が限界まで小さくな
った時に、素早く真空吸引機の吸い込み口を抜き取り、
袋の開口部を封じることにより梱包する。
【0007】この出願発明を図面に基づいて説明する。
図1において、充填する低密度微紛体化したチップ2
(比重は約0.018、大きさは約50t×200×2
00〜50t×150×150)を計量し、封筒状のポ
リエチレン製の袋1に入れる。入れた後は、通常の袋詰
めの要領で、上下に振り、5kgのチップを充填し、上
面を平らにする。平らになった上面に、軟質ポリウレタ
ンの板状のスラブ3を中心に置き、ついで、掃除機(1
050W,吸引仕事率で240W)により真空で中の気
体を吸引する。吸引は、掃除機の吸込口を上記の軟質ウ
レタンの中央に当て、ポリエチレンで吸込口を囲む様に
手でおさえ掃除機のスイッチを入れる。約25秒間吸い
続ける。ポリエチレンの収縮が止まっ時に吸引を終了す
る。軟質スラブは入れた状態で封入する。つぎに、両手
で口の部分をおさえながら、素早く吸込口を抜き取り、
片手に持ち変え、若干持ち上げ、もう一方の手で圧縮さ
れたチップ部分を回転させて絞るようにして閉じる。そ
の後、入り口の部分をU字型に曲げ、紐で縛る。なお、
このようにすることにより、約0.028g/cm3
低密度微粉体を真空パックすることにより、約0.07
〜0.08g/cm3の密度にすることができ、体積を
約半分以下にすることができる。図2は、他の実施例を
示す。この実施例は、角袋を使用したものであり、封筒
状の袋に比べ、低密度粉体を袋の隅々まで、詰めること
ができ、しかも、さらに高密度にすることができる。ま
た、真空吸引機で気体を吸引すると、四面体(六面体)
になるので、輸送する際に隙間なく運搬用車両に積載で
き、輸送効率を大幅にアップできる。
【0008】
【発明の効果】以上述べたように、この出願発明によれ
ば、気体を通さない容器を使用し、通気性材料として軟
質スラブウレタンフォームを使用することができ、ま
た、真空発生機としして掃除機を使用することができる
ので、切り屑以下の大きさの微紛体も真空縮小梱包でき
る。また、スラブのウレタンフォームの大きさを変える
ことにより、目詰まりする迄の真空吸引時間を変えられ
るので60リットル以上のかさ容量の微紛体の縮小梱包
ができる。掃除機程度の吸引力でも縮小梱包できるので
大型設備を必要とせず、梱包作業場所も特定することは
なく、嵩高な材料の体積を縮小梱包できるので、輸送運
賃を下げられる。さらに、微粉体の輸送が経済的に可能
となるので、従来廃棄物として処理されていた低密度の
微粉体を集中化することができ、再使用することが可能
となる。また、この出願発明は、布袋を使用しないの
で、梱包材料を軽くでき、また、経済的であり、布袋に
比較して体積を縮小でき、真空度を変えることにより、
かさ比重(縮小率)をコントロールできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願発明の封筒形の袋の断面図
【図2】この出願発明の直方体の袋の斜視図
【符号の説明】
1 袋 2 低密度微粉体チップ 3 通気性軟質フォーム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 嵩高な材料の梱包体積を縮小する梱包方
    法。
  2. 【請求項2】 通気性のない容器により梱包することを
    特徴とする請求項1に記載の梱包方法。
  3. 【請求項3】 通気性がなく、しかも、柔軟性のある袋
    で梱包することを特徴とする請求項1に記載の梱包方
    法。 【請求項3】 容器に嵩高な材料を充填した後、気体を
    吸引する部分に通気性の材料を同封することを特徴とす
    る請求項1に記載の梱包方法。
  4. 【請求項4】 容器に嵩高な材料を充填した後、気体を
    吸引する部分に通気性の低密度軟質ウレタンフォームを
    同封することを特徴とする請求項1に記載の梱包方法。
JP35858392A 1992-12-28 1992-12-28 嵩高な材料の縮小梱包方法 Pending JPH06199324A (ja)

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