JPH06198921A - 印字ヘッド - Google Patents

印字ヘッド

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JPH06198921A
JPH06198921A JP33988692A JP33988692A JPH06198921A JP H06198921 A JPH06198921 A JP H06198921A JP 33988692 A JP33988692 A JP 33988692A JP 33988692 A JP33988692 A JP 33988692A JP H06198921 A JPH06198921 A JP H06198921A
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JP33988692A
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Masaya Okamoto
昌也 岡本
Yoshio Kuroda
芳夫 黒田
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】階調性の表現を可能にし、かつ印字の低騒音
化、低エネルギー化を可能にする印字ヘッドを提供す
る。 【構成】この印字ヘッドは、一方の端に印字用ピン12
を取り付け他方の端を板バネ13により支持されるアー
マチュア11を備える。また、この一方の端に対向して
インクリボン16と印字媒体17とを挟む位置に配置さ
れ、アーマチュア11を通電時に吸引し非通電時に板バ
ネ13の反力により元の位置に戻すコイル15を装着し
たコア14を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字ヘッドに関し、特
にワイヤドットプリンタの印字ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の印字ヘッドの1印字素子の
一例を示す構成図である。図5を参照すると、アーマチ
ェア1の先端に印字ワイヤ2が取り付けられ、この印字
ワイヤ2の先端はヘッド前部のワイヤガイド3によりガ
イドされて外方に突出できるようになっている。アーマ
チェア1は板バネ4により支持され、この板バネ4はヨ
ーク5を介してコア6に固定されている。コア6の外周
には励磁用のコイル7が装着されている。この構成にお
いてヨーク5、アーマチェア1およびコア6により形成
される磁気回路をコイル7の通電で生じる磁束が通るこ
とによりアーマチェア1はコア6の方向に吸引され、こ
れにより印字ワイヤ2の先端が図示しないインクリボン
および印字媒体に衝突して印字を行う。
【0003】図6は従来の印字ヘッドの構成図であり、
図6(a)は印字ワイヤ2先端側から見た図、図6
(b)は図6(a)のA−A断面図である。図6におい
て、アーマチェア1と印字ワイヤ2とを先端に取り付け
た板バネ4を円形に配置して、12ないしは24本の印
字ワイヤを持つ印字ヘッドが構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の印字ヘッド
は、印字動作中にアーマチェア1およびコア6と、印字
ワイヤ2の先端および印字媒体との2箇所の機構要素同
士が衝突する部分が存在し、印字中の騒音が大きい。
【0005】また、印字に細長いワイヤを用いているた
めワイヤの撓みや、印字ワイヤ2とワイヤガイド3との
摩擦等のため、磁力を制御することによる印字濃度階調
性の表現が困難である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の印字ヘッドは、
一方の端に印字用ピンを取り付け他方の端を板バネによ
り支持される第1の磁性部材と、前記一方の端に対向し
てインクリボンと印字媒体とを挟む位置に配置され、前
記第1の磁性部材を通電時に吸引し非通電時に前記板バ
ネの反力により元の位置に戻すコイルを装着した第2の
磁性部材とを備える。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0008】本発明の第1の実施例の構成を示す図1を
参照すると、この実施例の印字ヘッドにおいて、磁性材
料から成るアーマチェア11は一方の端に印字用ピン1
2を取り付け他方の端を板バネ13により支持される。
この板バネ13は図示省略の上部ユニットに固定されて
いる。同様に磁性部材から成るコア14はアーマチュア
11の一方の端の印字用ピン12に対向してインクリボ
ン16と印字媒体17とを挟む位置に配置され、アーマ
チュア11を通電時に吸引し非通電時に板バネ13の反
力により元の位置に戻すコイル15を装着している。こ
のコア14はコイル15と共に図示省略の下部ユニット
に固定されている。上部ユニットと下部ユニットは常に
一定の間隔を持つように配置されている。
【0009】図示省略の印字ヘッド駆動手段がコイル1
5に電流を流すと、コア14およびアーマチェア11に
磁束が発生し、両者間に吸引力が生じる。アーマチェア
11は板バネ13の弾性変形の範囲で移動できるので、
コア14の方向すなわち矢印18の方向に吸引される。
このとき印字用ピン12は、インクリボン16を介して
印刷媒体17に衝突し、インクリボン16上のインクを
印刷媒体17上に転写する。印字用ピン12がインクリ
ボン16および印刷媒体17に衝突した瞬間にコイル1
5に流れる電流を断つことにより、アーマチェア11は
板バネ13の反力により矢印19の方向に移動し、元の
位置まで引き戻される。
【0010】上述のようにコア14にアーマチェア11
を吸引することにより印字動作を行う場合、従来のよう
な印字ワイヤとワイヤガイド間における機械的摩擦等が
ないため、コイル15の印加電流の大きさまたは時間を
変化させることによりアーマチェア11の吸引力を線形
的に変化させて印字力の制御を容易に行うことができ
る。すなわち印字用ピン12がインクリボン16および
印刷媒体17に衝突する際の速度が変わり、印字用ピン
12の印字圧力が変化し、その結果階調性のある印字濃
度が得られる。
【0011】また、この印字ヘッドはヘッド構成要素が
互に衝突する箇所がなく、印字動作中衝突するのは印字
用ピン12とインクリボン16および印刷媒体17のみ
である。すなわち印字動作中の騒音を極力抑えることが
でき、かつエネルギー損失を最小にすることができる。
【0012】図2は本発明の第2の実施例の構成を示す
図であり、図2(a)はこの実施例の側面図、図2
(b)はこの実施例の正面図である。図2を参照する
と、この実施例の印字ヘッドは、図1に示した印字用ピ
ン12を有するアーマチュア11とコイル15を有する
コア14とから成るユニットを所定数一列に並べること
によりライン型の印字ヘッドとすることができる。従来
のような長い印字ワイヤが無いため、小型な印字ヘッド
とすることが可能である。
【0013】図3は本発明の第3の実施例の構成を示す
図であり、図3(a)はこの実施例の側面図、図3
(b)はこの実施例の正面図、図3(c)は図3(b)
のB−B矢視図である。図3を参照すると、この実施例
の印字ヘッドは、図1に示した印字用ピン12を有する
アーマチュア11とコイル15を有するコア14とから
成るユニットを印字方向に対して所定角度で一列に配置
することによりシリアル型印字ヘッドとすることができ
る。印字用ピンをドットピッチ分だけずらして並べるこ
とにより、印字ヘッドを横方向に移動して任意のドット
列が形成される。
【0014】図4は本発明の第4の実施例の構成を示す
図であり、図4(a)はこの実施例の側面図、図4
(b)はこの実施例の正面図、図4(c)は図4(b)
のC−C矢視図である。図4を参照すると、この実施例
の印字ヘッドは、図1に示した印字用ピン12を有する
アーマチュア11とコイル15を有するコア14とから
成るユニットを印字方向に対して所定角度で複数列に配
置することにより印字ヘッドの全長を短く抑えることが
できる。
【0015】なお、本発明の印字ヘッドは階調性の表現
を可能にしているため、3色ないしは4色のインクリボ
ンを用いることにより、ドットマトリクス印字ヘッドで
ありながらフルカラー画像の形成を可能にしている。
【0016】
【発明の効果】以上説明説明したように、本発明によれ
ば、一方の端に印字用ピンを取り付け他方の端を板バネ
により支持される第1の磁性部材と、この一方の端に対
向してインクリボンと印字媒体とを挟む位置に配置さ
れ、第1の磁性部材を通電時に吸引し非通電時に板バネ
の反力により元の位置に戻すコイルを装着した第2の磁
性部材とを備えることにより、印字濃度の制御、すなわ
ち階調性の表現を可能にし、かつ印字の低騒音化、低エ
ネルギー化を可能にした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施例の構成を示す図である。
【図3】本発明の第3の実施例の構成を示す図である。
【図4】本発明の第4の実施例の構成を示す図である。
【図5】従来の印字ヘッドの1印字素子の一例を示す構
成図である。
【図6】従来の印字ヘッドの構成図である。
【符号の説明】
11 アーマチェア 12 印字用ピン 13 板バネ 14 コア 15 コイル 16 インクリボン 17 印刷媒体 18 矢印 19 矢印

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の端に印字用ピンを取り付け他方の
    端を板バネにより支持される第1の磁性部材と、前記一
    方の端に対向してインクリボンと印字媒体とを挟む位置
    に配置され、前記第1の磁性部材を通電時に吸引し非通
    電時に前記板バネの反力により元の位置に戻すコイルを
    装着した第2の磁性部材とを備えることを特徴とする印
    字ヘッド。
  2. 【請求項2】 所定数の前記第1および第2の磁性部材
    が印字方向に対して一列に配置されることを特徴とする
    印字ヘッド。
  3. 【請求項3】 所定数の前記第1および第2の磁性部材
    が印字方向に対して所定角度で一列に配置されることを
    特徴とする印字ヘッド。
  4. 【請求項4】 所定数の前記第1および第2の磁性部材
    が印字方向に対して所定角度で複数列に配置されること
    を特徴とする印字ヘッド。
JP33988692A 1992-12-21 1992-12-21 印字ヘッド Expired - Lifetime JPH0829593B2 (ja)

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JP33988692A JPH0829593B2 (ja) 1992-12-21 1992-12-21 印字ヘッド

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JPH0829593B2 JPH0829593B2 (ja) 1996-03-27

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