JPH06198892A - 複数のカラーペンカートリッジ用の位置合わせ機構 - Google Patents

複数のカラーペンカートリッジ用の位置合わせ機構

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JPH06198892A
JPH06198892A JP10528393A JP10528393A JPH06198892A JP H06198892 A JPH06198892 A JP H06198892A JP 10528393 A JP10528393 A JP 10528393A JP 10528393 A JP10528393 A JP 10528393A JP H06198892 A JPH06198892 A JP H06198892A
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cartridge
carriage
aperture plate
ink
print
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JP10528393A
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William D Meyer
ウィリアム・ディ・メイヤー
Jeffrey A Sunamoto
ジェフリー・エイ・スナモト
Mark W Majette
マーク・ダブリュー・マジェッティー
Christopher K Schroeder
クリストファー・ケイ・シュロエダー
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    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
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    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
    • G06K15/10Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by matrix printers
    • G06K15/102Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by matrix printers using ink jet print heads
    • G06K15/105Multipass or interlaced printing
    • G06K15/107Mask selection

Abstract

(57)【要約】 【目的】 異なるフ゜リントヘット゛のそれぞれによる精確なインク
ト゛ットの配置を可能にする、複数のフ゜リントヘット゛を備えたカラー
インクシ゛ェットフ゜リンタを提供すること 【構成】 複数のフ゜リントヘット゛カートリッシ゛間のオフセットを測定す
る装置を有するサーマルカラーインクシ゛ェットフ゜リンタであり、その各カー
トリッシ゛は1つ以上のノス゛ル列からなるノス゛ルアレイを備え、その
各列はフ゜リンタの媒体軸と平行である。カートリッシ゛は静止また
は走査中に個別に作動して光学式小滴検出器とフ゜リントヘット
゛カートリッシ゛のノス゛ルアレイとの間に挿入されたアハ゜ーチャフ゜レートに向
かってインク小滴を噴射する。アハ゜ーチャフ゜レートを通るインク小滴
の検出結果に基づいて情報が提供され、その情報を当該
カートリッシ゛の動作特性と関連して利用してカートリッシ゛のノス゛ルアレ
イの相互位置を決定する。光学式小滴検出器は、その光
学的検出ソ゛ーンをアハ゜ーチャフ゜レートの近くに好適に位置決めす
る光学的な光ヘ゛ンタ゛を備えるため、一層高い小滴噴射速
度を用いてオフセット決定を行うことが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般にはサーマルカラ
ーインクジェットプリンタに関するものであり、とりわ
け、複数のカートリッジを備えたサーマルカラーインク
ジェットプリンタの印字品質を改善するための装置及び
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタは、プリント媒
体に対して規定される列の特定の位置に、個々のドット
から成るパターンをプリントすることによって、プリン
トイメージを形成する。その位置は、便宜上、直線状ア
レイにおける小ドットとして視覚化される。該位置は、
「ドット場所」、「ドット位置」、又は「画素」とも呼
ばれる。従って、プリント動作は、ドット位置からなる
パターンをインクのドットで充填することとみなせる。
【0003】インクジェットプリンタは、極小のインク
小滴をプリント媒体上に噴射することによってドットを
プリントし、一般には、インク噴射ノズルを各々が備え
た1つ以上のプリントヘッドを支持する可動キャリッジ
を備えている。このキャリッジは、プリント媒体の表面
を横切って移動し、ノズルは、マイクロコンピュータ又
は他のコントローラのコマンドに従い適切な時点でイン
ク小滴を噴射するように制御される。この場合、インク
小滴を使用するタイミングは、プリントされるイメージ
の画素パターンに対応するように意図されている。
【0004】サーマルカラーインクジェットプリンタ
は、一般には、プリントキャリッジに取り付けられて異
なる色を生成する複数(例えば4つ)のプリントヘッド
を用いている。各プリントヘッドは異なる色のインクを
含んでおり、一般に用いられる色はシアン、マゼンタ、
黄、及び黒である。これらの基本色は、必要な色の小滴
をドット位置に付着させることによって生成されるが、
加色法三原色又は陰影のついた色は、複数の異なる基本
色のインク小滴を同一のドット位置に付着させることに
よって形成される。これは、充分に確立されている光学
原理に基づき、2つ以上の基本色を重ね刷りすることに
よって加色法三原色が生成されることを用いたものであ
る。
【0005】プリント品質は、カラーインクジェットプ
リンタの分野における競合に関する最も重要な考慮事項
の1つである。カラーインクジェットプリンタのイメー
ジ出力は、数千もの個々のインク小滴から形成されるの
で、そのイメージの品質は、最終的には、各インク小滴
の品質、及びプリント媒体上におけるインク小滴の配置
によって決まることになる。プリント品質を低下させる
原因の1つとしては、重ねられる第2のインク小滴の付
着前に第1のインク小滴が十分に乾燥していない場合が
ある。またプリント品質を低下させる別の原因として
は、プリント媒体上におけるインク小滴の不精確な配置
が挙げられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、異なるプリントヘッドのそれぞれによる精確なイン
クドットの配置を可能にする、複数のプリントヘッドを
備えたカラーインクジェットプリンタを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述その他の課題は、複
数のプリントヘッドカートリッジを備えたサーマルカラ
ーインクジェットプリンタのプリントヘッドカートリッ
ジ間におけるオフセットを測定する装置及び方法によっ
て達成される。この場合、各プリントヘッドカートリッ
ジは1つ以上のノズル列からなるノズルアレイを備え、
その各列はプリンタの媒体軸と並列をなしている。カー
トリッジは、静止して、また走査中に、個別に作動し
て、光学式小滴検出器とプリントヘッドカートリッジの
ノズルアレイとの間に挿入されたアパーチャ板に向かっ
てインク小滴を噴射する。アパーチャ板を通るインク小
滴が検出され、アパーチャ板によってブロックされたイ
ンク小滴が検出されないことによって情報が提供され、
この情報が既検出インク小滴を送り出したカートリッジ
の動作特性と関連して利用されて、カートリッジのノズ
ルアレイの相互位置が判定される。より詳細には、アパ
ーチャ板は、細長スロットと、中央スロットの両側に位
置する第1及び第2の同一のバーニアパターンとを備え
ており、その各バーニアパターンは、細長スロットと垂
直な多数の狭いスロットを備えている。中央スロットと
第1及び第2の同一のバーニアとの長手方向の軸は、互
いに精確に平行をなし、またプリンタのキャリッジの軸
に対してほぼ垂直となっている。両方のバーニアは、キ
ャリッジの軸に対するアパーチャ板の角オフセットの測
定に用いられるが、バーニアの一方は、媒体の軸のオフ
セット測定に利用される。細長スロットは、キャリッジ
の軸のオフセット測定に利用され、そのオフセットは、
アパーチャ板の角オフセットにより補償される。行及び
列のデータシフトは、各ドット位置におけるカートリッ
ジの個々のドットプリント位置間における広がりを抑え
るように、測定したオフセットから決定される。
【0008】光学式小滴検出器は、その光学的検出ゾー
ンをアパーチャ板の近くに好適に位置決めする光学的な
曲光器(optical light bender)を備え、これにより、一
層高い小滴噴射速度を用いてオフセットの決定を行うこ
とが可能になる。
【0009】本発明の利点及び特徴は、当業者であれ
ば、以下の実施例の説明及びそれに関連する図面を参照
することにより容易に理解することができるであろう。
【0010】
【実施例】以下の詳細な説明及び図面中のいくつかの図
では、同様の要素は同様の符号によって識別される。
【0011】本発明は(Richtsmeier, Russell, Medin,
Bauer, Cundiff, Glassettによる)「HEATER BLOWER S
YSTEM IN A COLOR INK-JET PRINTER」と題する本出願人
に譲渡された同時係属中の米国特許出願第876,924号(1
992年5月1日提出)に開示のような加熱されたプリント
環境において実施するのが望ましい。なお、上記特許出
願は、その引用をもって本明細書中にその内容を包含さ
せたものとし、その詳細な説明は省略する。
【0012】図1及び図2は、例示としての本発明を用
いた複数のプリントヘッドを備えたカラーインクジェッ
トプリンタの主な機械的構成要素を概略的に示す平面図
及び部分断面側面図である。該プリンタは、キャリッジ
走査軸(プリンタ技術では一般にY軸と呼ばれる)に沿
った並進移動のため、ガイドレール53,55上に取り
付けられた可動キャリッジ51を備えている。キャリッ
ジ51は、従来の方法で駆動可能なエンドレスベルト5
7によってガイドレール53,55に沿って駆動され、
そのキャリッジ51上のエンコーダモジュール58は、
リニアエンコーダストリップ59を検知して、例えば従
来の技法により、キャリッジ51の走査軸に沿ったキャ
リッジ51の位置を検出する。
【0013】キャリッジ51は、外観上ほぼ同一の第1
〜第4の着脱可能なインクジェットプリントヘッドカー
トリッジC1,C2,C3,C4(「ペン」、「プリン
トカートリッジ」、又は「カートリッジ」とも呼ばれ
る)を保持するため、キャリッジ51の前部に配置され
た4つのプリントヘッドカートリッジ保持シュート91
(図6参照)を支持している。プリントヘッドカートリ
ッジC1,C2,C3,C4は、プリントヘッドカート
リッジの下方に配置された支持プリントスクリーン65
上に位置するプリント媒体61に対し、下方へインクを
噴射するための下方に面するノズルを備えている。プリ
ントヘッドカートリッジの1つに関して図2に示すよう
に、プリント媒体61は、例えば前述の「HEATER BLOWE
R SYSTEM IN A COLOR INK-JET PRINTER」と題する出願
に開示のように、他の適当なローラと連係した回転に応
じて、プリントローラ63の下方から媒体走査軸に沿っ
て進む。
【0014】例えば、図1、図2、図3に示す媒体走査
軸は、プリントヘッドカートリッジのノズルの下方にあ
ってキャリッジ走査軸に直交するプリント媒体表面に対
し、ほぼ接線方向に延びるものとみなすことができる。
この媒体走査軸は「垂直軸」と呼ばれる場合もある点に
留意されたい。これは、プリント媒体の垂直な部分にプ
リントするプリント構成要素をプリンタが備えているた
めであると思われる。また、キャリッジ走査軸は「水平
軸」と呼ばれる場合もある。
【0015】カートリッジシュート71,72,73,
74は、キャリッジ走査軸に沿って並んでおり、それぞ
れ、媒体の走査軸に沿って、すぐ隣接したシュートに対
してオフセットされており、これにより、カートリッジ
シュート71,72,73によって支持されたカートリ
ッジC1,C2,C3のノズルアレイが媒体の走査軸に
沿って重なることがないようになっており、また、カー
トリッジC2,C4のノズルアレイは、図3で一層詳細
に示すように媒体走査軸に沿って近接して整列されてい
る。カートリッジC1,C2,C3は、カラー印刷にお
いて一般に利用されているシアン、マゼンタ、黄からな
る基本色を生成する非黒のカラープリントカートリッジ
から構成され、その一方、カートリッジC4は、黒のプ
リントカートリッジから構成される。ペンシュート7
1,72,73,74の食い違いは、図5の部分断面平
面図において容易に観測される。同図について、カート
リッジシュートの構造及びプリントヘッドキャリッジ5
1上への取り付けに関して更に解説する。カートリッジ
間の媒体軸に沿った食い違い即ちオフセットの量につい
ては、ノズルアレイのノズルの間隔に関連して以下で更
に詳述する。
【0016】図3は、カートリッジのノズルの上方から
見たカートリッジC1,C2,C3,C4のノズルアレ
イの配列を概略的に示すものである(即ち、プリント媒
体は図の平面の下方に位置することになる)。カートリ
ッジC1,C2,C3,C4の各ノズルアレイには、媒
体走査軸と平行な2列に配列された偶数個のノズルが含
まれ、該ノズルの列は互い違いに配置されている。例示
のため、各ノズルアレイには1〜50の番号がついた5
0のノズルが含まれ、そのノズルアレイの端部に位置す
る50番目のノズルは、図2及び図3に示す媒体進行方
向に従ってプリント媒体が進行する際にそのプリント媒
体の前縁が最初に遭遇する部分である。これにより、進
行するプリント媒体の前縁は、プリントヘッドカートリ
ッジC3のノズルアレイに最初に遭遇し、次にプリント
ヘッドカートリッジC2,C4のノズルアレイに遭遇
し、最後にプリントヘッドカートリッジC1のノズルア
レイに遭遇することになる。図3に示す印字方向では、
カートリッジC4即ち黒のプリントカートリッジがプリ
ント媒体に最初に遭遇することになる。
【0017】カートリッジC4に関し図3で距離Pによ
って示されている、各ノズルアレイの斜め方向に隣接す
るノズルとの間の媒体走査軸に沿った距離は、ノズルピ
ッチとして知られ、例えば、所望のドット行解像度の解
像度ドットピッチ(例えば、300dpiの場合には約0.085m
m(1/300inch))に等しい。便宜上偶数列及び奇数列と呼
ばれるノズル列間の物理的間隔は、各列におけるノズル
間の物理的間隔と同様に精確に調整される。これらの精
確に調整された寸法は、以下で詳述するように、カート
リッジC1,C2,C3,C4間のオフセットの決定に
有効に利用することが可能である。使用時には、プリン
トヘッドカートリッジのノズル間の物理的間隔が、帯状
プリントデータにおける適切なデータシフトによって補
償され、二列のノズルが一列のノズルとして機能するよ
うになっている。
【0018】媒体軸に沿った非黒のプリントカートリッ
ジC1,C2,C3が重なり合わずに食い違っているの
で、各キャリッジ走査時に、シアン、マゼンタ、及び黄
のノズルアレイのそれぞれが横断する領域又はバンド
は、重なることがない。こうすることにより、所定のキ
ャリッジ走査時に非黒のカートリッジにより放出される
インク小滴が、同じキャリッジ走査時に放出されるイン
ク小滴の上に落下するということはなく、非黒のカラー
インク小滴は、各パスにおける別個のバンドに付着す
る。このため、インク小滴は、その後続のキャリッジ走
査時における異なるカラーの重なり合う又は隣接するイ
ンク小滴の付着前に乾燥することが可能になり、異なる
カラーの液体インクが混合することによって生じるイン
クのにじみを回避することができる。黒のカートリッジ
C4は、非黒のプリントカートリッジの全てに対して媒
体軸に沿ってオフセットさせる必要がない。これは、黒
のドットが付着したドット位置に別のカラーのドットが
プリントされることがないからである。ただし、後述の
ように、黒のカートリッジは、媒体軸に沿って黄のカー
トリッジと位置合わせしてはならない。媒体軸に沿った
カートリッジの食い違い又はオフセットは、しわを減ら
すのにも役立つ。これは、カートリッジがキャリッジ走
査軸に沿ったライン上に並べられる場合より広い領域に
わたってインクが分布するためである。
【0019】ノズルアレイ間における媒体軸に沿ったオ
フセット又は食い違いの量を少なくとも2ノズルピッチ
として、各パス毎にカラー間の十分な分離を確保するこ
とが望ましい。従って、C1とC2との間、C2とC3
との間、C3とC4との間、及びC4とC1との間にお
ける媒体軸に沿った各オフセットは、少なくとも、2ノ
ズルピッチとすべきである。
【0020】用紙のしわ、インクのにじみ、及び癒着を
更に制御するために、既知の複数パスのプリントマスキ
ングに関連してカートリッジの食い違い配置を利用する
ことが可能である点に留意されたい。その例としては、
1990年10月16日にMark S. Hickmanに発行され、本出願
人に譲渡された米国特許第4,963,992号「PRINTING OFPI
XEL LOCATIONS BY AN INK JET PRINTER USING MULTIPLE
NOZZLES FOR EACH PIXEL OR PIXEL ROW」に開示のも
の、及び、1990年10月23日にMark S. Hickmanに発行さ
れ、本出願人に譲渡された米国特許第4,965,593号「PRI
NT QUALITY OF DOT PRINTERS」に開示のもの等がある。
その両特許とも、上記引用をもって本明細書中にその内
容を包含させたものとし、その詳細な説明は省略する。
【0021】黒のプリントカートリッジC4は、シアン
又はマゼンタのカートリッジと位置合わせすることがで
きるが、黄のカートリッジと位置合わせすることはでき
ない。これは、濁った黄のドットがプリントされないよ
うにするために、黒と黄のインク小滴を別個にすること
が望ましいからである。黒と黄は明るさが極めて異なる
ので、黒のカートリッジから噴射されるインクの粒子が
黄のドットを再び濡らすと、黄のドットを必ず濁らせる
ことになる。従って、カートリッジC1,C2,C3が
それぞれ、シアン、マゼンタ、及び、黄を生成するカー
トリッジからなる(図3ではシアン、マゼンタ、黄に対
応して符号C,M,Yと示されている)特定の例の場
合、黒を生成するカートリッジC4(図3では黒に対応
して符号Kと示されている)は、図3に示すようにマゼ
ンタのカートリッジC2と位置合わせすることができ
る。破線によって部分的に形状が示されているノズルア
レイC4´で示すように、黒のカートリッジは、シアン
のカートリッジC1と位置合わせして配置することが可
能であり、これによって、各キャリッジ走査時に付着す
る黄のドットと黒のドットの間の離隔距離が更に広がる
ことになる。
【0022】次に、図4ないし図7を参照する。カート
リッジシュート71,72,73,74は、ほぼ同一の
ものであり、プリントヘッドキャリッジの幅を狭めるよ
うな方法でプリントヘッドキャリッジ51に固定され
る。カートリッジシュート73の特定の例について示す
ように、各シュートは、互いに鏡像をなす前壁81及び
側壁83を備えている。後方に延びる上部ブラケット8
5は、側壁83の上部間に接続されており、カートリッ
ジを保持する板バネクリップ84を支持するために利用
することができる。垂直フランジ87は、側壁83の後
方終端から外側に延びている。各フランジ87は、前方
に延びる位置決めピン89と、その位置決めピン89と
位置合わせされてフランジの背面に形成された位置決め
アパーチャ91とを備えている。水平フランジ93は、
上部ブラケット85の低縁部から外側に延び、位置決め
凹部95を備えている。各フランジの位置決め凹部間の
距離は、シュート71〜74の内の隣接するシュート間
のオフセットにほぼ等しい。シュート71〜74のそれ
ぞれには、保持用板バネクリップ84と協働して個々の
カートリッジC1〜C4をしっかりと位置決めするのに
適したストッパが設けられている。
【0023】シュート71〜74は、キャリッジ51の
支持部材100に形成された個々に対をなす取り付けス
タンドオフ(standoff)101,102;201,20
2;301,302;401,402に対して固定具9
5によって固定される。各スタンドオフ対のスタンドオ
フは、共面にあり、隣接するカートリッジのノズルアレ
イ間における所望のオフセット量だけ、隣接するスタン
ドオフ対に対してオフセットされている。スタンドオフ
は、隣接するオフセットしたカートリッジシュートのフ
ランジの重なりに合わせるように異なる幅を有してい
る。詳細には、隣接するシュートのフランジが下方に位
置することのない各フランジ毎に幅の広いスタンドオフ
が設けられている。また、隣接するシュートのフランジ
に重なる各フランジ毎に幅の狭いスタンドオフが設けら
れている。幅の広い各スタンドオフは、シュートのフラ
ンジに対する係合のためのものであり、このため、フラ
ンジにおける対応する位置決め凹部91に係合する位置
決めピン89を備えている。従って、シュート71用の
スタンドオフ101,102はそれぞれ幅広及び幅狭の
ものであり、シュート72用のスタンドオフ201,2
02はそれぞれ幅広及び幅狭のものであり、シュート7
3用のスタンドオフ301,302は両方とも幅広のも
のであり、シュート74用のスタンドオフ401,40
2はそれぞれ幅狭及び幅広のものとなっている。シュー
ト71〜74をオフセットさせて、それらの取り付けフ
ランジを重ねることにより、キャリッジ51の幅が狭く
なり、これによって、プリンタが適応するように設計さ
れた最大幅のプリント媒体の全幅をプリントヘッドがカ
バーすることを確実にするためにキャリッジの工程超過
を可能にするのに十分な幅を備える必要のあるプリンタ
幅が狭められることになる。
【0024】シュート73の典型例について図示するよ
うに、下側に位置する隣接するシュートのフランジの位
置決めピンに、又は、幅広のスタンドオフ101,20
1,301,302,402の位置決めピン89に、位
置決め凹部91が係合して、各シュートが、その対応す
るスタンドオフ対及び下方に位置するフランジに対して
固定される。各シュートのフランジと、それに対応する
下方に位置するスタンドオフ対の表面及び前記フランジ
の下方に位置するフランジとの間には、前記シュート内
に実装されたプリントヘッドカートリッジの背面上の対
応する相互接続用接点と係合可能な接点を備えた個々の
フレキシブル回路97の縁部が捕捉される。フレキシブ
ル回路の後方の、各スタンドオフ対の間のそれぞれの壁
面に形成された凹部には、弾性パッド99が配置されて
おり、カートリッジがシュート内に係合した際に、フレ
キシブル回路の背面に圧力を加えるようになっている。
例示のため、各弾性パッド99には、フレキシブル回路
97とそれに係合するカートリッジとの間における電気
的接点に対応する位置に、隆起したバンプ98が設けら
れている。
【0025】シュート71〜74は、固定具113によ
って更に固定される。この固定具113は、隣接するシ
ュートのフランジ93を単一の固定具で固定することが
できるように位置決めされる。これは、各フランジ93
上の2つの半円形の凹部を、隣接するカートリッジ間の
所望のオフセットに応じて間隔をあけて設けた結果とし
て達成される。
【0026】次に図8を参照する。プリントヘッドカー
トリッジC1,C2,C3,C4のノズルアレイ間のオ
フセットの決定に用いるために小滴検出アセンブリが設
けられている。該アセンブリは、図1に示すように、便
宜上、媒体のプリント領域の片側に配置されている。該
アセンブリは、一般に、小滴検出器200と、カートリ
ッジC1,C2,C3,C4のノズルアレイの下方に位
置するプリント媒体61の一部と共面をなす、上側に重
なるアパーチャ板125と、不使用時にアパーチャ板1
25を密封して保護するエンクロージャ135と、エン
クロージャ内への移動時にアパーチャ板を清掃するブラ
シ137とを備えている。
【0027】ペン間のオフセットは、静止時更に走査時
に各カートリッジがアパーチャ板に対してインク小滴を
噴射する際にアパーチャ板を通過するインク小滴の検出
に基づいて決定される。その例として、本出願人の米国
特許第4,922,268号、第4,922,270号、及び第5,036,340
号に開示のものがあり、これらの特許出願については、
その引用をもって本明細書中にその内容を包含させたも
のとし、その詳細な説明は省略する。
【0028】次に図9を参照する。インク小滴検出器ア
センブリ200は、媒体走査軸と位置合わせされて、互
いに平行に並べられた複数のほぼ同一の細長曲光アセン
ブリ119を備えている。各曲光アセンブリ119は、
曲光源プリズム116及び曲光検知プリズム118を備
えており、これらのプリズム116,118は、それら
の側面に接続され、曲光アセンブリの長手方向の軸と平
行をなす、細長支持部材122によって、互いに一定の
間隔をあけて隔置されている。各プリズムは、上面12
4と、その上面124に対して135度の開先角度をな
す傾斜面126と、その傾斜面126の下方にあって前
記上面124と平行をなす底面128とを有しており、
前記傾斜面126と前記底面128との開先角度が45
度になっている。各プリズムは更に、曲光アセンブリの
長手方向の軸に直交する、内側に向いた表面132を有
している。
【0029】個々の上向きのLED115は、曲光源プ
リズム116の底面128に隣接して配置され、個々の
上向きのフォトダイオード117は、検知プリズム11
8の底面に隣接して配置される。
【0030】図10により詳細に示すように、特定の曲
光アセンブリ119に関連する光源LED115は、曲
光源プリズム116の底面128に入射し、内部反射に
応じて曲光源プリズム116の傾斜面126によって反
射される光源照射を生成するように制御される。内部反
射された照射光は、曲光源プリズム116の内側に向い
た表面132を出て、支持部材122の間の開放領域に
沿って進み、関連する検知プリズム118の内側に向い
た表面132に入る。検知プリズム118に入る照射光
は、内部反射に従って、検知プリズムの傾斜面126に
よって下方に反射され、その下方に反射された照射光
は、検知プリズム118の底面128を出て、その検知
プリズムの底面に隣接して配置されたフォトダイオード
117を照射する。曲光アセンブリの曲光源プリズムと
検知プリズムとの内側に向いた表面間の領域は、インク
小滴の存在を検出するための光学的検出ゾーン134を
構成する。ここで、曲光アセンブリの光学的検出ゾーン
134におけるインク小滴の存在は、その曲光アセンブ
リのフォトダイオード117によって検知される光の減
少によって検出される。
【0031】内部反射を利用して光を曲げることによ
り、光学的コーティングが回避され、また射出成形によ
り曲光源プリズムと検知プリズムと支持部材とを一体構
造として有効に製造することが可能になる。これによ
り、アセンブリを一層容易にし、複雑な幾何学形状を有
することが可能な、安価な部品を提供することができ
る。
【0032】LED115及びフォトダイオード117
は、下方取り付け具111と上方取り付け具113との
間に収容され、前記上方取り付け具は更に上部カバー1
21と協働して曲光アセンブリ119を固定する。上部
カバー121は、曲光アセンブリ119の個々の光学的
検出ゾーンとそれぞれ位置合わせされたインク通過スロ
ット121aを備えている。また、インク通過スロット
111a,113aが、曲光器の光学的検出ゾーンと位
置合わせして下方取り付け具111及び上方取り付け具
113に形成されている。この場合、下方取り付け具の
スロット111aは、プリント回路基板123の開口部
123aを通って下方に延びている。前記プリント回路
基板123は、下方及び上方支持体、LED、フォトダ
イオード、曲光器、及び、上部カバーからなるアセンブ
リを支持している。
【0033】次に、前述の図8に加えて図11及び図1
2を参照する。インク小滴検出器200は、細長支持板
127の後部で支持されたアパーチャ板125と共に利
用される。前記細長支持板127は、上部カバー121
の隅に配置されたガイド129に係合して、曲光アセン
ブリ119の長手方向に平行にスライドするようになっ
ている。支持板127が前方へ変位して図8及び図11
に示す前方位置につくと、アパーチャ板125はインク
小滴検出器200上に位置することになる。また、支持
板127が後方へ変位して後方位置につくと、アパーチ
ャ板125はインク小滴検出器アセンブリ200の後方
に位置することになり、支持板127のアパーチャのな
い前方部分がインク小滴検出器(図1参照)上に位置
し、これにより、不使用時にプリンタ内において空中浮
遊する可能性のあるインク、紙ぼこりその他の潜在的汚
染物質から光学式検出器の光学素子が保護される。図示
の例によれば、支持板127はステッパモータ139に
より変位される。そのステッパモータ139は、ギヤス
プール141を回転させ、そのギヤスプール141が、
支持板127の前端部に接続された駆動ストラップ14
3を押したり引いたりする。
【0034】プリンタ内で空中浮遊する可能性のあるイ
ンク、紙ぼこりその他の潜在的汚染物質からアパーチャ
板125を保護するために、箱状の保護ハウジング13
5が上部カバー121に対して後方にオフセットして配
置され、上部カバー121の後方縁部に隣接したハウジ
ングの開口部内へと後方に支持板127が変位した際に
アパーチャ板125が収容されるようになっている。保
護ハウジング135の開口部には一対の円筒形ブラシ1
37が配置されている。この円筒形ブラシ137は、ア
パーチャ板125がカートリッジのオフセットの決定に
用いられた後に保護ハウジング135内へと変位した際
に、そのアパーチャ板125の開口部のインクを清掃す
るように構成されている。
【0035】保護ハウジング135、細長支持板12
7、及び円筒形ブラシ137の構成に従い、アパーチャ
板125は、それがカートリッジ間のオフセットを求め
るために必要になった際に、曲光アセンブリ119の光
学的検出ゾーンの上に制御可能に位置決めされる。アパ
ーチャ板は、その不要時には、ブラシ137間を移動し
て保護ハウジング135内に収容される。アパーチャ板
125の保護ハウジング135内への収容と連係して、
支持板127のアパーチャのない前部が小滴検出器の光
学素子上に位置してその汚染を防止するようになってい
る。
【0036】図13は、細長中央スロット133の両側
に2つの同一のX及びθバーニア・アパーチャパターン
を備えたアパーチャ板125の一例を詳細に示す平面図
である。バーニア及び中央スロットは、支持板127が
前方位置にある際に曲光アセンブリ119の光学的検出
ゾーン134上に位置する上部カバースロット121a
と位置合わせして配置される。
【0037】X及びθバーニアは、中央スロット133
の長手方向の軸に対して互いに鏡像をなしている。各バ
ーニアは、中央スロット133の長手方向の軸に沿って
並べられた狭い平行なスロット151を備えており、こ
の狭いスロット151は、それぞれ中央スロット133
に対して垂直である。各バーニア毎に、狭い平行なスロ
ットが4つの組をなすように配置され、その各組の間に
は幅広の無地領域155が配置されている。その幅広の
無地領域155は、或る1組におけるスロット間の幅狭
の無地領域153よりも大きい。バーニア設計によれ
ば、バーニアスロット151間の無地領域の幅は、媒体
走査軸に沿ったノズル間隔の整数倍とは異なる値になる
ように選択される。幅広の無地領域155間の中心間距
離Sは、媒体軸に沿ったカートリッジ間の公称オフセッ
トに精確に対応するように設定され、幅広の無地領域の
位置は、媒体軸に沿ったカートリッジの中心の公称位置
に対応する。各バーニアの中央における幅広の無地領域
が、媒体軸に沿って公称的に位置合わせされているカー
トリッジC2,C4に対応することに留意されたい。中
央スロット133及びX及びθバーニアの長手方向の軸
は、互いに精確に平行に形成されているが、好適に成形
可能な光学式検出器の上部カバー121の支持板ガイド
129の製造時における機械的公差の結果として、キャ
リッジ軸に対しては、概ね又はほぼ垂直をなすものとな
る。例えば、キャリッジに対する垂線に関するアパーチ
ャ板のオフセット角は、約1〜2度になる可能性があ
る。
【0038】更に詳述するカートリッジ間のオフセット
の測定に用いる場合、中央スロット133の長手方向の
エッジ133aは検出エッジと呼ばれる。これは、プリ
ント走査方向に走査される選択された噴射ノズルによる
個々の横移動を利用して、その選択されたノズルによる
エッジの横移動に対応するキャリッジ位置が求められる
からである。
【0039】アパーチャ板125は、カートリッジC
1,C2,C3,C4間のオフセットの測定に使用され
た後、アパーチャ板のアパーチャのエッジに対するイン
ク小滴の噴射によって付着したインクが清掃され、アパ
ーチャ板はクリーニングブラシに何回も通ることにな
る。例えば、マゼンタ及び黄のカートリッジC2,C3
の各ノズルによる50のインク小滴が第1のバーニアに
吹き付けられる。次いでマゼンタ及び黄のカートリッジ
の各ノズルによる50のインク小滴は中央スロットの長
手方向の両エッジに対して、又は、オフセットの測定に
関連してエッジ検出に用いられたスロットエッジだけに
吹き付けられる。中央スロットのエッジの一方又は両方
に対するインク小滴の噴射後、インク小滴は、第1のバ
ーニアの場合と同様にして第2のバーニアに吹き付けら
れる、即ち、オフセットの測定時に更にインクが第2の
バーニアに吹き付けられた場合、シアン、マゼンタ、及
び黄のカートリッジの各ノズルによる50のインク小滴
が第2のバーニアに吹き付けられる。次いで、アパーチ
ャ板は、エンクロージャ内に納められ、またエンクロー
ジャから送り出され、最終的にはエンクロージャ内に納
められて、全部で3回ブラシを通過することになる。
【0040】曲光アセンブリと上向きのLED及びフォ
トダイオードとを設けた結果として、互いに対置された
フォトダイオードに面するLEDによって光学的検出ゾ
ーンが形成される従来の光学式インク小滴検出器と比較
して、図14に示すように、インク小滴の検出可能な光
学的検出ゾーン122を、アパーチャ板125の出口側
に一層近づけることが可能になる。光学的検出ゾーン1
22をアパーチャ板125の出口側に近づけて配置する
ことにより、インク小滴の検出を、下記の理由により、
一層高いインク小滴の噴射速度において高信頼性をもっ
て実施することが可能になる。インク小滴は、ノズルを
離れると、一次小滴と、1つ以上の一層小さな二次小滴
とに分かれる。一次小滴の速度は二次小滴の速度を超
え、一次小滴と二次小滴との距離は、その供給源となる
ノズルからの距離に応じて増すことになる。インク小滴
検出ゾーンに一次小滴とそれに先行するインク小滴の二
次小滴とが同時に存在することを回避するため、インク
小滴の噴射速度は、先行する小滴の二次小滴が検出ゾー
ンに留まっている間に次の一次小滴がその検出ゾーンに
入らないように十分な低い速度でなければならない。一
次小滴と二次小滴との間の距離がノズルからの距離に応
じて増すので、インク小滴の噴射速度はノズルから検出
ゾーンまでの距離が増すにつれて低下させなければなら
ない。より高速のインク小滴の噴射速度で高信頼性をも
ってインク小滴を検出することができるということは、
インク小滴の噴射及び検出を伴う手順によって実施され
るペンのオフセットの決定時間が短縮されるということ
になる。
【0041】次に図15を参照する。同図は、上述のプ
リンタの動作、とりわけ、カートリッジC1,C2,C
3,C4の位置合わせに関するプリンタの動作を制御す
るプリンタ制御システムの一般化ブロック図を例示する
ものである。該制御システムは、媒体軸ステッパモータ
333を制御するメインコントローラ331を備えてお
り、前記媒体軸ステッパモータ333は、前記コントロ
ーラ331からの媒体移動コマンドに従ってプリントロ
ーラ63を動作させる。前記制御システムは更に、キャ
リッジ走査軸駆動モータ335のフィードバック制御に
関するフィードバック情報を前記コントローラ331に
供給するキャリッジ軸エンコーダ339を備えており、
前記キャリッジ走査軸駆動モータ335は、前記コント
ローラ331からのキャリッジ移動コマンドに従ってキ
ャリッジ51の位置決めを行う。アパーチャ板ステッパ
モータ139は、コントローラ331からのコマンドに
従ってアパーチャ板125に関して支持板127の位置
決めを行い、その一方、インク小滴検出器200は、そ
のインク小滴検出器200の出力を受信して処理するコ
ントローラ331による制御に従って動作する。また、
前記制御システムは、コントローラ331によりラスタ
データが格納される帯状プリントデータランダムアクセ
スメモリ(RAM)341を備えており、その格納処理
は、例えばホストコンピュータ329からのプリントデ
ータの受信及びその適当な処理に従って行われる。後述
するように、コントローラ331は、各カートリッジ毎
に帯状プリントデータをマッピングして、カートリッジ
間における媒体軸オフセットを補償するようにそのデー
タの行位置をシフトさせる。プリント遅延コントローラ
343は、カートリッジC1,C2,C3,C4間にお
けるキャリッジ軸のオフセットを補償するようコントロ
ーラによって決定された遅延のセットを行う。プリント
遅延コントローラ343は、プリントカートリッジC
1,C2,C3,C4のノズルにインク噴射パルスを供
給するプリントドライバ345の制御を行う。
【0042】カートリッジC1,C2,C3,C4間の
オフセットは、カートリッジのそれぞれに調和のとれる
ように配置されたデータ間の有効な距離であり、図3に
は、ペン間のオフセットの方向及び量を決定するために
利用可能な座標系が例示されている。ペン間オフセット
の媒体フィード軸、即ちX軸の原点は、黄カートリッジ
C3のノズル1によって規定され、またペン間オフセッ
トのキャリッジ走査軸、即ちY軸の原点は、黒カートリ
ッジC4のノズル1によって規定される。このようにし
て規定されたペン間オフセット座標系を用いると、各ペ
ンのオフセットは、各ペンのノズル1のそれぞれの位置
に関する個々の配列(x,y)によって便宜的に表され
る。従って、シアンカートリッジC1は(xc,yc)に
配置され、マゼンタカートリッジC2は(xm,ym)に
配置され、黄カートリッジC3は(xy,yy)に配置さ
れ、黒カートリッジC4は(xk,yk)に配置されてい
る。ペン間オフセットの測定にカートリッジの1番ノズ
ルを利用する必要はないかもしれないが、カートリッジ
における#1のノズルの位置は他のノズルに対して精確
に調整されるので、他のノズルの位置に関して表される
オフセットは、1番ノズルの位置に容易に変換すること
ができる。図3に示すプリント走査方向と一致するよう
に、更にはアパーチャ板125を示す図13におけるよ
うに、キャリッジ軸のオフセットの決定のためのキャリ
ッジ走査は同一方向において行われる。
【0043】次に、図16を参照する。同図には、カー
トリッジC1,C2,C3,C4の位置合わせ用の手順
全体が示されている。201において、粗エッジ検出キ
ャリッジ位置が各カートリッジ毎に決定される。こうし
た粗エッジ検出キャリッジ位置は、1つのノズルの噴射
中に300dpiといった粗解像度で中央スロットを横切って
カートリッジの走査を行うことによって決定される。こ
の情報を利用することにより、後述のように、オフセッ
トの測定に必要なカートリッジの大まかな位置決めを行
うことができる。202では、各カートリッジに関する
平均インク小滴飛行時間が決定される。これは、例え
ば、カートリッジの各ノズルからのインク小滴の飛行時
間を測定し、次いでその測定した飛行時間を平均化する
ことによって求められる。203では、アパーチャ板1
25の角オフセットが測定され、これにより、キャリッ
ジ走査軸に対して垂直なラインに関する、アパーチャ板
の長手方向の軸の角オフセットが識別される。205で
は媒体軸のオフセットが測定され、207ではキャリッ
ジの走査オフセットが測定される。209では測定され
たオフセットを補償するためのデータシフトが測定さ
れ、211ではそのデータシフトが適宜格納される。
【0044】次に図17を参照する。同図には、カート
リッジに関する粗エッジ検出キャリッジ位置を決定する
ための手順が例示されている。221で、カートリッジ
は、交互配置(interleave)方式でアパーチャ板の中央ス
ロットを横切って2回走査される。この場合、各走査毎
に150dpiのグリッドでプリントを行い、その次のグリッ
ドは他方に対して約0.085mm(1/300inch)だけシフトさ
れる。両走査に関するエッジ検出データに交互配置を施
すことにより、1回の300dpi走査と等価な合成粗エッジ
検出データが得られる。223では、合成粗エッジ検出
データを分析して、噴射ノズルが中央スロット133の
検出エッジを横断した時点におけるキャリッジ位置が決
定される。225では、エッジの横断(例えば、エッジ
検出データにおける有効な検出−非検出の遷移)に対応
するコード化されたキャリッジ位置が格納される。
【0045】次に、図18及び図19を参照する。同図
には、キャリッジ走査軸に関するアパーチャ板125の
角オフセットを測定する手順が例示されている。229
では、カートリッジのうちの1つ、例えば黒のカートリ
ッジC4が、回転測定カートリッジとして用いるために
選択される。231では、回転測定カートリッジの偶数
ノズル列がXバーニア上に配置される。233では、例
えばノズル2からノズル50までの、偶数ノズル列が個
々に順次噴射し、Xバーニアの開口部を通過するノズル
からのインク小滴(検出)と、バーニアの開口部間の無
地領域によりブロックされるノズルからのインク小滴
(非検出)とが生じる結果として、Xバーニア検出/非
検出データが得られる。235では、回転測定カートリ
ッジの奇数ノズル列がXバーニアのパターン上に配置さ
れ、237で、奇数番号のノズルが個々に順次噴射して
奇数ノズルのXバーニア検出/非検出データが得られ、
そのデータは、239で、偶数ノズルのXバーニア検出
/非検出データを用いて交互配置が施されて、回転測定
カートリッジに関するXバーニアデータとして格納され
る。241では、回転測定カートリッジの偶数ノズル列
がθバーニア上に配置される。243では、例えばノズ
ル2からノズル50までの、偶数ノズルが個々に順次噴
射して、偶数ノズルのθバーニア検出/非検出データが
得られる。245では、回転測定カートリッジの奇数ノ
ズル列がθバーニアのパターン上に配置され、247
で、奇数番号のノズルが個々に順次噴射して、奇数ノズ
ルのθバーニア検出/非検出データが得られ、そのデー
タは、249で、偶数ノズルのθバーニア検出/非検出
データを用いて交互配置が施されて、回転測定カートリ
ッジに関するθバーニアデータとして格納される。
【0046】251では、回転測定カートリッジのXバ
ーニア位置XVrが、測定されたXバーニアデータと、
バーニアに沿った特定のカートリッジ位置にそれぞれが
対応する理論的に生成されたパターンとを比較すること
によって決定され、253で、回転測定カートリッジの
θバーニア位置θVrが、測定されたθバーニアデータ
と、バーニアに沿った特定のカートリッジ位置にそれぞ
れが対応する理論的に生成されたパターンとを比較する
ことによって決定される。255では、アパーチャ板の
角オフセットの正接が計算される。この計算は、例えば
2つのバーニア位置の間の差を、偶数ノズルの噴射又は
奇数ノズルの噴射のために回転測定カートリッジがバー
ニア上に配置された時点におけるキャリッジのコード化
キャリッジ位置YX、Yθ(即ち、キャリッジ位置YX
Yθは偶数ノズル噴射位置又は奇数ノズル噴射位置とな
り得る)の間の差で除算することにより行われる。
【0047】 tanθ=(XVr−θVr)/(YX−Yθ) (式1) 例えば、測定されたバーニアデータと理論的に生成され
たバーニアデータとの比較は、次のようにして行うこと
ができる。M(i=1,MAX)が、MAXデータポイ
ントを有する測定されたバーニアデータアレイであり、
Tn(i=1,MAX)が、n番目の理論的バーニアデ
ータアレイである場合、測定されたデータアレイとn番
目の理論的バーニアデータアレイとの間の比較値は次の
式2により計算される。
【0048】 Cn=SUM(|M(i)−Tn(i)|);i=1〜50 (式2) 測定されたバーニアデータアレイと理論的バーニアデー
タアレイとの全比較に関するCnの最小値は、最良のマ
ッチングを示し、その最小のCnに関連するバーニア位
置が、測定バーニアデータを得るために利用された特定
のバーニアに関するカートリッジに割り当てられる。例
えば、バーニア位置は、バーニアデータを生成したカー
トリッジに対応するバーニアの幅広の無地領域155の
特定の側における分数ドット行によって表すことが可能
であり、適当な符号は、関連するバーニアの幅広の無地
領域からの方向を示している。
【0049】次に、図20を参照する。同図は、カート
リッジの媒体軸のオフセットを測定する手順を例示して
いる。261で、回転測定に利用されないカートリッジ
に関する個々のXバーニア位置が、回転測定カートリッ
ジのXバーニア位置を求めるための上述の方法と同様の
方法で求められる。263で、シアン、マゼンタ、黄、
黒の各カートリッジに関するそれぞれのXバーニア位置
XVc、XVm、XVy、XVk(それぞれのバーニア
の幅広の無地領域に関する分数ドット行で表したもの)
を利用して、図3のオフセット座標系でX軸オフセット
Xc、Xm、Xy、Xkが求められる。
【0050】 Xc=XVc+2S−XVy (式3) Xm=XVm+1S−XVy (式4) Xy=XVy−0S−XVy=0 (式5) Xk=XVk+1S−XVy (式6) ここで、Sは、分数ドット行を単位とするバーニアの幅
広の無地領域155間の中心間距離である。これらのオ
フセットは、図3に示す各カートリッジの1番ノズルに
関するものである。
【0051】次に、図21及び図22を参照する。同図
には、カートリッジC1,C2,C3,C4の間におけ
るキャリッジ走査オフセットの測定手順が例示されてい
る。271で、カートリッジが選択され、273で、そ
の選択されたカートリッジの最初のノズルが選択され
る。275で、その選択されたカートリッジの走査が、
アパーチャ板の中央スロットを横切って交互配置方式で
8回実行される。この場合、各走査毎に150dpiのグリッ
ドでプリントを行い、各グリッドは、その先行グリッド
から約0.02mm(1/1200inch)だけオフセットされる。全て
の8回のパスに関するエッジ検出データは交互配置が施
されて、1回の1200dpiのパスと等価な合成細密解像度
のエッジ検出データアレイが得られる。交互配置式の走
査に従って1200dpiの解像度を得る上述の技法は、イン
ク小滴検出器が500Hzの限界を有し、約84.6mm/秒(3.33i
ps)未満の走査速度ではキャリッジの速度を十分に調整
できない実施例に基づくものである。
【0052】275では、2番目〜4番目の選択された
ノズルのそれぞれについて8回の走査手順を実行して、
2番目〜4番目の選択されたノズルに関するそれぞれの
合成細密解像度エッジ検出データアレイを得る。277
で、その合成細密解像度エッジ検出データアレイを分析
して、選択されたノズルの各検出エッジの横断毎のコー
ド化キャリッジ位置を求める。例えば、中央スロットの
幅は、検出エッジの横断前における検出数が最小限にな
ることを保証するように選択することが可能であり、
「1」が検出を表し、「0」が非検出を表す、データス
トリング「11100」等のように、エッジの横断は、
最小数の検出から非検出へのエッジ検出データにおける
遷移によって表示され、その中央スロットの幅によれ
ば、3回の最小数の検出が保証されることになる。例え
ば、選択されたノズルに関するエッジ検出データアレイ
において「111」に続く「0」に対応するコード化キ
ャリッジ位置は、その選択されたノズルに関する各々の
細密解像度エッジ検出キャリッジ位置として割り当てら
れる。
【0053】283において、選択されたノズルに関す
る細密解像度エッジ検出コード化キャリッジ位置は、ア
パーチャ板の角オフセットに関する基準ノズルに対して
補償される。これは、ノズルの幾何学的関係が精密に分
かっており、角オフセットが測定済みであるため、可能
となる。細密解像度エッジ検出コード化キャリッジ位置
encを有する選択された各ノズルに関し、回転によっ
て補償されるキャリッジ位置Pcompは次の通りである。
【0054】 Pcomp=Penc − △n*tanθ (式7) ここで、△nは、基準ノズルから、選択されたノズルま
での距離であり、△nは、媒体進行方向において正であ
り、tanθは、アパーチャ板の角オフセットの測定に
基づいて既に求められている。
【0055】285では、選択されたノズルに関する補
償されたエッジ検出キャリッジ位置の値のうちの高い値
と低い値が棄却され、287では、残りの2つの補償さ
れたエッジ検出キャリッジ位置の値を平均化して、選択
されたカートリッジに関するカートリッジ細密解像度エ
ッジ検出キャリッジ位置が得られる。
【0056】289では、残りの各カートリッジについ
て上述の手順を繰り返して、残りの各カートリッジに関
するカートリッジ細密解像度エッジ検出キャリッジ位置
が得られる。291では、カートリッジの1つを基準カ
ートリッジとして、カートリッジ細密解像度エッジ検出
キャリッジ位置が、アパーチャ板の回転オフセットにつ
いてカートリッジ間ベースで補償される。ノズル間の補
償に利用された上述の式を利用することができ、媒体軸
のオフセットは予め測定済みである。
【0057】293では、シアン、マゼンタ、黄、及び
黒のカートリッジC1,C2,C3,C4に関する、回
転によって補償されたカートリッジの細密解像度エッジ
検出キャリッジ位置Pc、Pm、Py、Pkを利用し
て、図3のオフセット座標系でキャリッジ走査軸オフセ
ットYc、Ym、Yy、Ykが求められる。
【0058】 Yc=Pc−Pk (式8) Ym=Pm−Pk (式9) Yy=Py−Pk (式10) Yk=Pk−Pk=0 (式11) 295では、上述のキャリッジ軸オフセットが、カート
リッジの平均インク小滴速度の差について更に補償され
る。ノズル板と光学式インク小滴検出ゾーンとの距離が
既知であるため、各カートリッジ毎に平均インク小滴飛
行時間を測定することにより、平均インク小滴速度を求
めることができる。これは、例えば、アパーチャ板の中
央アパーチャ133上にアレイのノズル列を適切に位置
決めし、各ノズル毎にインクの噴射と検出との間の時間
間隔をそれぞれ測定し、各カートリッジのノズルのイン
ク小滴飛行時間を平均化する、といった方法で求めるこ
とができる。測定された平均飛行時間とプリンタの物理
的特性とより、黒のカートリッジ(キャリッジ軸オフセ
ットの原点)に対する黄、マゼンタ、シアン、及び黒の
カートリッジのインク小滴速度誤差が次の通り得られ
る。
【0059】 Eck=(Tc−Tk)*[(Hp/Hd)CVp−CVd] (式12) Emk=(Tm−Tk)*[(Hp/Hd)CVp−CVd] (式13) Eyk=(Ty−Tk)*[(Hp/Hd)CVp−CVd] (式14) Ekk=(Tk−Tk)*[(Hp/Hd)CVp−CVd]=0 (式15) ここで、Hpはノズル板とプリント媒体との距離、Hd
はノズル板と光学的検出ゾーンとの距離、CVpはプリ
ント中のキャリッジ速度、CVdは飛行時間測定時のキ
ャリッジ速度である。
【0060】インク小滴速度又は飛行時間について補償
したキャリッジ軸のオフセットY´c、Y´m、Y´
y、及びY´kは、次の通りである。
【0061】 Y´c=Yc−Eck (式16) Y´m=Ym−Emk (式17) Y´y=Yy−Eyk (式18) Y´k=Yk−Ekk=0 (式19) 上述の手順に従って求められる媒体軸及びインク小滴速
度について補償したキャリッジ軸オフセットを利用し
て、異なるカートリッジのプリント動作に適した遅延又
はシフトが求められる。詳細には、キャリッジ走査軸に
沿ったシアン、マゼンタ、及び黄のカートリッジC1,
C2,C3の動作は、それぞれ、プリント遅延コントロ
ーラにより、キャリッジ走査軸に沿ってプリント媒体に
遭遇する最初のカートリッジである黒カートリッジC4
の動作に対して遅延させられる。媒体走査軸に沿ったシ
アン、マゼンタ、及び黒のカートリッジC1,C2,C
4の動作は、媒体走査軸に沿ってプリント媒体に遭遇す
る最初のカートリッジである黄カートリッジC3の動作
に対して遅延させられる。
【0062】例えば、各カートリッジについての帯状プ
リントデータのマッピングを行って、データの行位置が
オフセットを示し、データの列位置がプリント媒体上の
列位置に対応するようにする。これは、各カートリッジ
毎のラスタデータを、オフセットに基づくシフトにより
行方向に沿って互いに変位されるマトリクス1及び0と
して視覚化することによって、一層明確に理解できよ
う。行変位により、シアン、マゼンタ、黒のカートリッ
ジC1,C2,C4に関する媒体軸に沿った適切な遅延
が得られ、一方、データのフェッチ遅延を利用して、シ
アン、マゼンタ、黄のカートリッジC1,C2,C3に
関するキャリッジ軸に沿った遅延を得ることができる。
例えば、特定のカートリッジに関するデータのフェッチ
遅延は、そのカートリッジに関するキャリッジ軸のシフ
トを表す負の数字をカウンタにロードすることによって
実施することができる。キャリッジがプリント走査方向
に走査する際に、各ドット列位置毎にカウンタがインク
リメントし、カウンタがゼロに達した際に、帯状プリン
トデータRAMからのデータのフェッチを開始する。
【0063】測定された媒体走査オフセットXc、Xm
k、及びインク小滴速度について補償されたキャリッ
ジ走査オフセットYc、Ym、Ykに基づくデータシフト
は、例えば、分数ドットでのオフセットに基づいて整数
ドットシフトを利用する実施例に関する最大カートリッ
ジ間誤差を最小限に抑えるといった方法で決定される。
データシフトのこうした最適化は、キャリッジ走査オフ
セット関して後述するように、測定されたオフセットに
基づく異なるデータシフトに関するプリント位置の計算
に基づいて行うことができる。
【0064】各カートリッジに関するキャリッジ軸のプ
リント位置VPは、便宜上プリント走査方向に沿って増
大する所定のコード化キャリッジ位置YEにより、次の
ように表すことができる。
【0065】 YPk=YE−(C+SHIFTk) (式21) YPy=YE−(C+SHIFTy) (式22) YPm=YE−(C+SHIFTm) (式23) YPc=YE−(C+SHIFTc) (式24) ここで、Cは、図23及び図24に示すように、媒体の
左側縁部上に黒カートリッジを配置するコード化キャリ
ッジ位置である。上記プリント位置の式により、SHI
FTの4組の異なる整数値から、プリント位置が計算さ
れる。
【0066】第1組の位置はオフセットの上方丸め(upw
ard rounding)に基づくものであり、以下の第1組のS
HIFTが得られる。
【0067】 SHIFTk(1)=0 (式25) SHIFTy(1)=INT(Yy+1) (式26) SHIFTm(1)=INT(Ym+1) (式27) SHIFTc(1)=INT(Yc+1) (式28) 所定の行の同一のコード化位置において各カートリッジ
カラーのプリントドットに対して上述のシフトを適用し
た場合、その結果は、黒のドットから次第に距離が増し
ていくシアン、マゼンタ、黄に関して図25Aで強調し
て概略的に示すように、黒のドットの右側に3つの非黒
のドットが並ぶことになり、それはキャリッジ走査オフ
セットによって決まる非黒の特定のドット順を有してい
る。第1組のシフトに関する末端ドット間の距離E1
は、例えば第1組のシフトによって決まる最も低いプリ
ント位置から最も高いプリント位置を減算することによ
って、計算され、この例の場合、次の通りとなる。
【0068】 E1=INT(Yy+1)−Yy (式29) 第2組のシフトは、第1組のシフトの結果として生じる
最も左のドットを1ドット行だけ右にシフトさせること
に基づくものであり、これは、カラードットの順番に関
係なく黒のドットとなる。
【0069】 SHIFTk(2)=1 (式30) SHIFTy(2)=INT(Yy+1) (式31) SHIFTm(2)=INT(Ym+1) (式32) SHIFTc(2)=INT(Yc+1) (式33) 図25Bには第2組のシフトの結果が示されている。第
2組のシフトに関して、末端ドット間の距離が計算され
る。この例の場合は、シアンドットから黒ドットまでの
距離である。
【0070】 E2=1−(INT(Yc+1)−Yc) (式30) 第3組のシフトは、第2組のシフトの結果として生じる
最も左側のドットを1ドット行だけ右にシフトさせるこ
とに基づくものあり、この特定の例の場合は、シアンド
ットである。
【0071】 SHIFTk(3)=1 (式35) SHIFTy(3)=INT(Yy+1) (式36) SHIFTm(3)=INT(Ym+1) (式37) SHIFTc(3)=INT(Yc+2) (式38) 図25Cには、第3組のシフトの結果が概略的に示され
ている。第3組のシフトに関して末端ドット間の距離が
計算される。この例の場合、マゼンタドットからシアン
ドットまでの距離である。
【0072】 E3=INT(Yc+2)−Yc− (INT(Ym+1)−Ym) (式39) 第4組のシフトは、第3組のシフトの結果として生じる
最も左側のドットを1ドット行だけ右にシフトさせるこ
とによって計算される。この特定の例の場合、マゼンタ
ドットである。
【0073】 SHIFTk(4)=1 (式40) SHIFTy(4)=INT(Yy+1) (式41) SHIFTm(4)=INT(Ym+2) (式42) SHIFTc(4)=INT(Yc+2) (式43) 図25Dには、第4組のシフトの結果が概略的に示され
ている。第4組のシフトに関して末端ドット間の距離が
計算される。この例の場合、黄ドットからマゼンタドッ
トまでの距離である。
【0074】 E4=INT(Ym+2)−Ym− (INT(Yy+1)−Yy) (式44) 末端ドット間の最短距離を生じた1組のSHIFTが、
キャリッジ軸についての最適のシフトとして選択され
て、キャリッジ補償シフトとして格納される。結果的
に、回転及びインク小滴速度について補償されたキャリ
ッジオフセットに基づく異なる組のシフトを分析して、
所定の各ドット行毎にカートリッジにより個々にプリン
トされるドットの最短間隔をもたらす1組のシフトが決
定される。同様の手順を利用して、媒体軸についての最
適な1組のシフトが決定される。このようにして、所定
の各ドット位置におけるカートリッジの個々のドットプ
リント位置の間の広がりが最小限に抑えられる。
【0075】最適のシフトを求める手順は、実際のプリ
ントドットではなく、プリント位置の計算に基づくもの
であることが理解されよう。また、計算上の理解を助け
るために、図25A−図25Dに概略を例示した。
【0076】最適な媒体軸とキャリッジ軸とのシフト
は、既述のように、コントローラが、帯状プリントデー
タのマッピングによって媒体軸のオフセットを補償する
のに利用し、またプリント遅延コントローラが、キャリ
ッジ軸のオフセットを補償するのに利用するために、格
納される。
【0077】以上で、複数のプリントヘッドを備えたカ
ートリッジ式インクジェットプリンタにおけるプリント
ヘッドカートリッジの精確なインク小滴位置の位置合わ
せを提供する装置及び方法の開示を終えることにする。
上記開示の装置及び方法は、とりわけ、プリンタ並びに
カートリッジの製造公差を補償し、更に、製造公差の制
御によって補償できないカートリッジ取り付け誤差をも
補償する。
【0078】以上、本発明の特定の実施例に関して説明
及び例示を行ってきたが、当業者であれば、特許請求の
範囲に規定の本発明の思想及び範囲から逸脱することな
く、様々な修正及び変更を加えることが可能である。
【0079】なお、本出願は、(Richtsmeier, Doan, H
ickmanによる)「STAGGERED PENS IN COLOR THERMAL IN
K JET PRINTER」と題する本出願人に譲渡された同時係
属中の米国特許出願(代理人事件番号1092296)、及び
(Bauer, Majette, Dangeloによる)「AUTOMATIC MAINE
NANCE SYSTEM FOR DROP APERTURE PLATE(OPTICS PROTEC
TION)」と題する本出願人に譲渡された同時係属中の米
国特許出願(代理人事件番号1092314)に関連するもの
である。なお、上記両特許出願は、その引用をもって本
明細書中にその内容を包含させたものとし、その詳細な
説明は省略する。
【0080】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので、異
なるプリントヘッドのそれぞれによる精確なインクドッ
トの配置を可能にする、複数のプリントヘッドを備えた
カラーインクジェットプリンタを提供することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による複数のプリントヘッドを備えたカ
ラーインクジェットプリンタの主な機械的構成要素を概
略的に示す平面図である。
【図2】図1のプリンタのプリントヘッドの1つについ
て、下向きのインクジェットノズルとプリント媒体との
関係を概略的に示す部分断面側面図である。
【図3】図1のプリンタのプリントヘッドのカートリッ
ジのノズルアレイのジグザグ配置を概略的に示す底面図
である。
【図4】縮小されたヘッドキャリッジ幅に備えた構成に
おけるプリントヘッドカートリッジ保持構造体を支持す
るプリントヘッドキャリッジのジグザグ壁部を概略的に
示す斜視図である。
【図5】ジグザグのプリントヘッドキャリッジ支持壁へ
のプリントヘッドカートリッジ保持構造体の固定を示す
平面図である。
【図6】プリントヘッド保持構造体のグループのうち一
番外側に位置するプリントヘッド保持構造体のフランジ
の固定状態の概要を示す部分断面側面図である。
【図7】隣接して取り付けられているプリントヘッド保
持構造体のフランジ上に重なって固定されている状態の
概要を示す部分断面側面図である。
【図8】インク小滴検出器とアパーチャ板とそのアパー
チャ板の清掃及び保護用の保守部とを備えた、図1のプ
リンタのアセンブリを示す斜視図である。
【図9】図8のアセンブリのインク小滴検出器を示す分
解斜視図である。
【図10】図9のインク小滴検出器の曲光アセンブリの
動作を概略的に示す側面図である。
【図11】図8のアセンブリのクリーニングブラシとア
パーチャ板のエンクロージャとを示す部分断面側面図で
ある。
【図12】図8のアセンブリのアパーチャ板とそのアパ
ーチャ板の保守部との関係を示す平面図である。
【図13】図8のアセンブリのアパーチャ板を示す平面
図である。
【図14】図9のインク小滴検出器と共に用いられるア
パーチャ板に対するインク小滴検出器の光学的検出ゾー
ンの位置を示す部分断面側面図である。
【図15】図1のカラーインクジェットプリンタの動作
を制御するプリンタコントローラシステムを簡略化して
示すブロック図である。
【図16】図1のプリンタの複数のプリントヘッドカー
トリッジの位置合わせ用の包括的な手続きを示すフロー
チャートである。
【図17】プリントヘッドカートリッジ間のオフセット
の決定に関連して用いられるアパーチャ板におけるスロ
ットの検出エッジ上にノズルアレイが位置している図1
のプリンタのプリントヘッドカートリッジの各々につい
て粗キャリッジ位置を決定するための手続きを示すフロ
ーチャートである。
【図18】図1のプリンタのキャリッジ軸に対するアパ
ーチャ板の角オフセットを測定するための手続きを示す
フローチャートである(1/2)。
【図19】図1のプリンタのキャリッジ軸に対するアパ
ーチャ板の角オフセットを測定するための手続きを示す
フローチャートである(2/2)。
【図20】図1のプリンタの複数のカートリッジの媒体
軸オフセットを測定するための手続きを示すフローチャ
ートである。
【図21】図1のプリンタの複数のカートリッジのキャ
リッジ軸オフセットを測定するための手続きを示すフロ
ーチャートである(1/2)。
【図22】図1のプリンタの複数のカートリッジのキャ
リッジ軸オフセットを測定するための手続きを示すフロ
ーチャートである(2/2)。
【図23】プリント位置とプリント媒体とコード化キャ
リッジ位置との間の関係を概略的に示す平面図である。
【図24】プリント位置とプリント媒体とコード化キャ
リッジ位置との間の関係を概略的に示す平面図である。
【図25】図25(A)ないし図25(D)は、図1の
プリンタの複数のプリントヘッドカートリッジ間の測定
されたオフセットを補償するために実施される最適デー
タシフトの決定を行うために実行されるプリント位置の
計算を概略的に示すフローチャートである。
【符号の説明】
115 LED 116 曲光源プリズム 117 フォトダイオード 118 曲光検知プリズム 119 細長曲光アセンブリ 200 インク小滴検出器アセンブリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01J 1/02 P 7381−2G G01V 9/04 N 9216−2G 9211−2C B41J 3/10 101 J (72)発明者 マーク・ダブリュー・マジェッティー アメリカ合衆国カリフォルニア州92104サ ン・ディエゴ,グラナダ・アヴェニュー・ 2831 (72)発明者 クリストファー・ケイ・シュロエダー アメリカ合衆国カリフォルニア州90034ロ ス・アンジェルス,アパートメント・414, キーストーン・アヴェニュー・3770

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アパーチャ板を通過するインク小滴の存在
    を検出する光学的インク小滴検出器であって、この検出
    器が、 アパーチャ板に向かって光を供給する光源と、 前記光を曲げて前記アパーチャ板に隣接して平行な検出
    用光を供給する第1の光学的手段と、 前記第1の光学手段から隔置され、前記検出用光を曲げ
    て前記アパーチャ板から離れるように方向付けられた検
    知用光を供給する第2の光学的手段と、 前記検知用光に応答する光学的検出器とからなり、 前記アパーチャ板に隣接する検出ゾーンを前記検出用光
    が規定し、前記光学的検出器により検出された光の量の
    減少によって前記検出ゾーンにおけるインク小滴の存在
    を検出することを特徴とする、光学的インク小滴検出
    器。
JP10528393A 1992-05-04 1993-05-06 複数のカラーペンカートリッジ用の位置合わせ機構 Pending JPH06198892A (ja)

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