JPH06198512A - エンドミル - Google Patents
エンドミルInfo
- Publication number
- JPH06198512A JPH06198512A JP17293A JP17293A JPH06198512A JP H06198512 A JPH06198512 A JP H06198512A JP 17293 A JP17293 A JP 17293A JP 17293 A JP17293 A JP 17293A JP H06198512 A JPH06198512 A JP H06198512A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- end mill
- cutting
- chips
- discharge
- cut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C5/00—Milling-cutters
- B23C5/02—Milling-cutters characterised by the shape of the cutter
- B23C5/10—Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Milling Processes (AREA)
Abstract
供を目的とする。 【構成】 軸線に直交する平面を平行四辺形断面に形成
した柱体よりなるエンドミルである。
Description
のである。
いは4枚刃のエンドミルが使用されているが、例えば、
被削材が低炭素鋼 (引張り強さ50kgf/mm2 以下) 、銅合
金あるいは鋳鉄 (軟質) で、呼び寸法 (D) 5mmのエン
ドミルで切削した場合、回転数2,500rpm、送り速度140m
m/min で、2枚刃の場合は切込み深さは1/2Dの2.5mm程
度である。
の切屑の排出量、すなわち送り速度と切込み深さとの積
により決定される。エンドミルの送り速度や切込み深さ
は、切削時の被削材の抵抗によるエンドミルの撓みやエ
ンドミルの強度の点から上記のような値に制限されてい
た。
送り速度が上がり、切削能力が増大するエンドミルを提
供しようとするものである。
ドミルにおいて、できるだけ切削能力を上げるために、
エンドミルを軸線に直交する平面を平行四辺形断面に形
成した柱体より構成したものである。
た柱体よりなるエンドミルでは、切刃で切削された切屑
の排出がよく、しかも断面が平行四辺形であるので強度
も十分にある。
例に基づいて、以下詳細に説明する。図1にはエンドミ
ルの底面図と側面図を示す。直径Dであると、柱体Pの
厚さAは直径Dの1/2の1/2D程度とする。ここで、この
柱体Pの断面を平行四辺形とするため、切刃Eからすく
い角θを5°〜20°に設定する。好ましくは10°であ
る。すくい角θが5°より小さいと切削抵抗が大きく、
すくい角θが20°より大きいと強度が保てず柱体Pが弱
くなるからである。柱体Pの幅Cは、柱体Pの厚さAを
決定すると、それに伴って決定される。
された切屑が排出できるように切断するための底面視で
円弧状の凹部である。切削能力を上げるためには、切屑
を適当な長さに切断し、排出できるようにすることが最
も大切である。その大きさは被削材によるが、直径Dの
15%程度の0.15Dでよいが、被削材によっては図3に示
すように0.5D程度に設定することもある。
るが、これを全くなくして切刃Eから直ちにチップブレ
ーカR1を設けると、切屑の方向が定まらず、切屑がい
ろいろな方向へ排出され、良好な切屑はできない。ま
た、円弧R2は切削が柱体Pとの接触が円滑になるよう
に、直径Dの15%程度の0.15Dぐらいでよい。
際、下面全体が被削材に同時に接触しないように傾斜面
に形成するために、切込み深さBは直径Dの10%の0.1
D程度に設定する。この切込み深さBは柱体Pの端部に
設けるばかりでなく、図2に示すように、柱体Pの中央
部に設けてもよい。このエンドミルはR方向に回転させ
る(エンドミルの下方から見ているので左向きとなって
おり、エンドミルの上方から見ると右向きである)。
ると、エンドミルの材質は超硬またはサーメット系で、 幅C 5.2 mm 厚さA 3 mm 内側ランドL 0.6 mm すくい角θ 10° チップブレーカR1 0.93 mm 円弧R2 0.9 mm 切込みB 0.6 mm である。
の例は、切込み深さBを柱体Pの中央部に設け、チップ
ブレーカR1を大きく設けた例である。切刃Eは稜線に
より構成され、被削材は切刃Eにより切削された切屑
は、内側ランドLを経て、チップブレーカR1に至り切
断されて排出される。
定以上の強度を有し、いかに効率的に切屑を排出するか
が最も大切である。エンドミルに一定以上の強度がなけ
れば所要の精度が維持できず、切屑を排出できなければ
高速切削は不可能である。軸線に対して直交する平面が
正方形断面である柱体を有するエンドミルでは、ある程
度の切削は可能であるが、切屑の排出が十分でないた
め、本発明のような超高速な切削はできない。さらに、
正方形断面のエンドミルでは切込み深さを深くできな
い。
このエンドミルは底部が平面状でなく、側面視で半円弧
状に形成されている点である。正方形断面のエンドミル
では、底面は平面状にしか形成できないが、本発明の平
行四辺形断面のエンドミルでは円弧状などの形状に形成
することもできる。
強さ50kgf/mm2 以下) 、銅合金あるいは鋳鉄 (軟質) の
被削材で、呼び寸法 (D) 5mmのエンドミルで切削した
場合、切込み深さ1.25mm、回転数10,000〜20,000rpm
で、送り速度1,000mm/minの加工を可能とした。前述の
従来のエンドミル加工に比して、本発明の切込み深さは
1.25mmで1/2であるが、送り速度が1,000mm/min で7.14
倍あり、切削量は切込み深さと送り速度との積であるか
ら3.57倍となる。本発明は、従来のエンドミルに比して
3.57倍の切削能力があり、超高速加工を可能とする。
ミルにより切削し、所要の強度を有して精度ある加工を
可能とし、平行四辺形断面であるから、切屑の排出も十
分にできるためである。本発明のエンドミルの上記の例
では、回転数10,000rpmとしたが、装着する工作機械で
可能であれば、20,000rpmあるいは50,000rpmの高回転に
も耐え、また、送り速度は1,000mm/min以上で2,000mm/m
inの高速送りもできる。
る平面を平行四辺形断面に形成した柱体よりなるエンド
ミルであるので、従来のエンドミルに比して所要の強度
を有して精度ある加工を可能とし、切屑の排出も十分に
できるため超高速の切削ができ、4〜5倍程度の切削能
力の向上を可能にした。
ルでは、切削の際の撓みも少なく、欠損や折損がなく耐
久性が向上し、精度ある加工を長時間にわたってでき
る。さらに、本発明ではできるだけ切込み深さを浅くし
てエンドミルに撓みを与えないようにし、しかも切屑の
排出を十分に行い、高速の切削送りを可能とした。さら
にその上に、本発明は、断面が平行四辺形であるので、
丸棒から容易に成型ができ安価にエンドミルを提供する
ことができる。
ので、研磨が容易でしかも研磨により十分な仕上げ面を
形成できる。さらにその上に、本発明は、切削油を被削
材に容易にかつ十分に供給することができ、切削に伴う
発熱を完全に押さえることができ、構成刃先により被削
材を傷めるようなことは全くない。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 軸線に直交する平面を平行四辺形断面に
形成した柱体よりなるエンドミル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5000172A JPH089123B2 (ja) | 1993-01-05 | 1993-01-05 | エンドミル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5000172A JPH089123B2 (ja) | 1993-01-05 | 1993-01-05 | エンドミル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06198512A true JPH06198512A (ja) | 1994-07-19 |
JPH089123B2 JPH089123B2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=11466598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5000172A Expired - Fee Related JPH089123B2 (ja) | 1993-01-05 | 1993-01-05 | エンドミル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH089123B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006110683A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-04-27 | Mitsubishi Materials Kobe Tools Corp | エンドミル |
KR100912246B1 (ko) * | 2007-10-16 | 2009-08-14 | 삼성전기주식회사 | 엔드밀 |
JP2011502805A (ja) * | 2007-11-13 | 2011-01-27 | メルフェール インストルメンツ ホールディング エスアエールエル | 切削工具及びその使用方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0283109A (ja) * | 1988-09-19 | 1990-03-23 | Kobe Steel Ltd | エンドミル |
JPH02135117U (ja) * | 1989-04-07 | 1990-11-09 |
-
1993
- 1993-01-05 JP JP5000172A patent/JPH089123B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0283109A (ja) * | 1988-09-19 | 1990-03-23 | Kobe Steel Ltd | エンドミル |
JPH02135117U (ja) * | 1989-04-07 | 1990-11-09 |
Cited By (4)
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KR100912246B1 (ko) * | 2007-10-16 | 2009-08-14 | 삼성전기주식회사 | 엔드밀 |
JP2011502805A (ja) * | 2007-11-13 | 2011-01-27 | メルフェール インストルメンツ ホールディング エスアエールエル | 切削工具及びその使用方法 |
US8657537B2 (en) | 2007-11-13 | 2014-02-25 | Maillefer Instruments Holding Sarl | Cutting instrument and methods for implementing same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH089123B2 (ja) | 1996-01-31 |
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