JPH06198426A - 自動半田付け装置 - Google Patents
自動半田付け装置Info
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- JPH06198426A JPH06198426A JP36022792A JP36022792A JPH06198426A JP H06198426 A JPH06198426 A JP H06198426A JP 36022792 A JP36022792 A JP 36022792A JP 36022792 A JP36022792 A JP 36022792A JP H06198426 A JPH06198426 A JP H06198426A
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- hollow body
- rotating shaft
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- solder
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 溶融半田の内外にわたって半田槽内に配設さ
れるインペラの回転軸の周囲の溶融半田の酸化を、中空
体で囲まれた該回転軸の周囲の液面に液状の酸化防止剤
又は不活性ガスを供給することによって完全に防止する
ことを目的とする。 【構成】 半田槽と、溶融半田内に配設され該溶融半田
を圧送するためのインペラと、該インペラの回転軸と、
該回転軸の駆動装置とを備えた自動半田付け装置におい
て、回転軸が溶融半田から外に出る部分を中心にして該
部分を上下方向にわたって覆うようにした中空体を設
け、該中空体により囲まれた回転軸の周囲の溶融半田の
液面に液状の酸化防止剤又は不活性ガスを充填する構成
を特徴とする。
れるインペラの回転軸の周囲の溶融半田の酸化を、中空
体で囲まれた該回転軸の周囲の液面に液状の酸化防止剤
又は不活性ガスを供給することによって完全に防止する
ことを目的とする。 【構成】 半田槽と、溶融半田内に配設され該溶融半田
を圧送するためのインペラと、該インペラの回転軸と、
該回転軸の駆動装置とを備えた自動半田付け装置におい
て、回転軸が溶融半田から外に出る部分を中心にして該
部分を上下方向にわたって覆うようにした中空体を設
け、該中空体により囲まれた回転軸の周囲の溶融半田の
液面に液状の酸化防止剤又は不活性ガスを充填する構成
を特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動半田付け装置に係
り、特に溶融半田の内外にわたって半田槽内に配設され
るインペラの回転軸の周囲の溶融半田の酸化を、中空体
で囲まれた該回転軸の周囲の液面に液状の酸化防止剤又
は不活性ガスを供給することによって完全に防止するよ
うにした画期的な自動半田付け装置に関する。
り、特に溶融半田の内外にわたって半田槽内に配設され
るインペラの回転軸の周囲の溶融半田の酸化を、中空体
で囲まれた該回転軸の周囲の液面に液状の酸化防止剤又
は不活性ガスを供給することによって完全に防止するよ
うにした画期的な自動半田付け装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、フロー式の自動半田付け装置にお
いては、半田槽内に収容された溶融半田の中でインペラ
を回転させて溶融半田を圧送し、噴射ノズルから該溶融
半田を電子部品が搭載された基板に噴射して半田付けを
行っていたが、該インペラを回転させる回転軸は半田槽
に対して垂直に配置され、溶融半田の内外にわたって配
設されており、該回転軸が回転すると、その周囲の溶融
半田が連れ回られて空気との接触が多くなる結果、この
部分における酸素の供給が非常に多くなり、該回転軸の
周囲の溶融半田が他の部分に比べて格段に多く酸化し、
該回転軸の周囲に多くの酸化物が溜まり、その除去が大
変であるばかりでなく、清掃を怠ると酸化物がやがて溶
融半田に溶け込んで半田付け性能を悪化させるという欠
点があった。
いては、半田槽内に収容された溶融半田の中でインペラ
を回転させて溶融半田を圧送し、噴射ノズルから該溶融
半田を電子部品が搭載された基板に噴射して半田付けを
行っていたが、該インペラを回転させる回転軸は半田槽
に対して垂直に配置され、溶融半田の内外にわたって配
設されており、該回転軸が回転すると、その周囲の溶融
半田が連れ回られて空気との接触が多くなる結果、この
部分における酸素の供給が非常に多くなり、該回転軸の
周囲の溶融半田が他の部分に比べて格段に多く酸化し、
該回転軸の周囲に多くの酸化物が溜まり、その除去が大
変であるばかりでなく、清掃を怠ると酸化物がやがて溶
融半田に溶け込んで半田付け性能を悪化させるという欠
点があった。
【０００３】またこの欠点を除去するため、回転軸の周
囲を中空体で単に囲むことによりこの部分と他の部分と
を物理的に遮断することにより酸化を少しでも少なく
し、また酸化物が溶融半田中に溶け込むのを防止しよう
とする提案がなされているが、該従来例では、やはり溶
融半田の液面における回転軸の周囲の溶融半田の酸化自
体を防止することはできないという欠点があった。
囲を中空体で単に囲むことによりこの部分と他の部分と
を物理的に遮断することにより酸化を少しでも少なく
し、また酸化物が溶融半田中に溶け込むのを防止しよう
とする提案がなされているが、該従来例では、やはり溶
融半田の液面における回転軸の周囲の溶融半田の酸化自
体を防止することはできないという欠点があった。
【０００４】
【発明が解決しようする課題】本発明は、上記した従来
技術の欠点を除くためになされたものであって、その目
的とするところは、溶融半田を収容するための半田槽
と、溶融半田内に配設され該溶融半田を圧送するための
インペラと、該インペラを駆動するため溶融半田の内外
にわたって配設された回転軸と、該回転軸を駆動する駆
動装置とを備えた自動半田付け装置において、該回転軸
が溶融半田から外に出る部分を中心にして該部分を上下
方向にわたって覆うようにした中空体を設け、該中空体
に囲まれた回転軸の周囲の溶融半田の液面に液状の酸化
防止剤を充填することにより、インペラの回転軸の周囲
の溶融半田の液面においては、溶融半田と空気との接触
を完全に遮断することであり、またこれによってこの部
分における溶融半田の酸化を完全に防止して、酸化物の
溶融半田への溶け込みを防止し、半田付け性能の悪化を
防止することである。
技術の欠点を除くためになされたものであって、その目
的とするところは、溶融半田を収容するための半田槽
と、溶融半田内に配設され該溶融半田を圧送するための
インペラと、該インペラを駆動するため溶融半田の内外
にわたって配設された回転軸と、該回転軸を駆動する駆
動装置とを備えた自動半田付け装置において、該回転軸
が溶融半田から外に出る部分を中心にして該部分を上下
方向にわたって覆うようにした中空体を設け、該中空体
に囲まれた回転軸の周囲の溶融半田の液面に液状の酸化
防止剤を充填することにより、インペラの回転軸の周囲
の溶融半田の液面においては、溶融半田と空気との接触
を完全に遮断することであり、またこれによってこの部
分における溶融半田の酸化を完全に防止して、酸化物の
溶融半田への溶け込みを防止し、半田付け性能の悪化を
防止することである。
【０００５】また他の目的は、上記構成により酸化物除
去のための清掃作業を大幅に軽減化することである。
去のための清掃作業を大幅に軽減化することである。
【０００６】また他の目的は、インペラの回転軸が溶融
半田から外に出る部分を中心にして該部分を上下方向に
わたって覆うようにしかつ上端部が回転軸貫通用の穴を
除いて密閉され側面に注入穴が形成された中空体を設
け、該中空体に囲まれた回転軸の周囲の溶融半田の液面
に中空体の注入穴から液状の酸化防止剤を注入して充填
するように構成することにより、充填された液状の酸化
防止剤の蒸発を最小として、少量の酸化防止剤で大きな
酸化防止効果を得ると共に、必要な場合には注入穴から
簡単に酸化防止剤を注入できるようにすることである。
半田から外に出る部分を中心にして該部分を上下方向に
わたって覆うようにしかつ上端部が回転軸貫通用の穴を
除いて密閉され側面に注入穴が形成された中空体を設
け、該中空体に囲まれた回転軸の周囲の溶融半田の液面
に中空体の注入穴から液状の酸化防止剤を注入して充填
するように構成することにより、充填された液状の酸化
防止剤の蒸発を最小として、少量の酸化防止剤で大きな
酸化防止効果を得ると共に、必要な場合には注入穴から
簡単に酸化防止剤を注入できるようにすることである。
【０００７】更に他の目的は、インペラの回転軸が溶融
半田から外に出る部分を中心にして該部分を上下方向に
わたって覆うようにしかつ上端部が回転軸貫通用の穴を
除いて密閉され溶融半田の液面から上方の部分の一部に
不活性ガスを供給するための配管が接続された中空体を
設け、該中空体に囲まれた回転軸の周囲の溶融半田の液
面に中空体の配管から不活性ガスを供給するように構成
することにより、非常にわずかな不活性ガスを使用する
ことでインペラの回転軸の周囲の溶融半田の液面におけ
る溶融半田の酸化をほとんど皆無とすることである。
半田から外に出る部分を中心にして該部分を上下方向に
わたって覆うようにしかつ上端部が回転軸貫通用の穴を
除いて密閉され溶融半田の液面から上方の部分の一部に
不活性ガスを供給するための配管が接続された中空体を
設け、該中空体に囲まれた回転軸の周囲の溶融半田の液
面に中空体の配管から不活性ガスを供給するように構成
することにより、非常にわずかな不活性ガスを使用する
ことでインペラの回転軸の周囲の溶融半田の液面におけ
る溶融半田の酸化をほとんど皆無とすることである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】要するに本発明（請求項
１）は、溶融半田を収容するための半田槽と、前記溶融
半田内に配設され該溶融半田を圧送するためのインペラ
と、該インペラを駆動するため前記溶融半田の内外にわ
たって配設された回転軸と、該回転軸を駆動する駆動装
置とを備えた自動半田付け装置において、前記回転軸が
前記溶融半田から外に出る部分を中心にして該部分を上
下方向にわたって覆うようにした中空体を設け、該中空
体により囲まれた前記回転軸の周囲の前記溶融半田の液
面に液状の酸化防止剤を充填してなることを特徴とする
ものである。
１）は、溶融半田を収容するための半田槽と、前記溶融
半田内に配設され該溶融半田を圧送するためのインペラ
と、該インペラを駆動するため前記溶融半田の内外にわ
たって配設された回転軸と、該回転軸を駆動する駆動装
置とを備えた自動半田付け装置において、前記回転軸が
前記溶融半田から外に出る部分を中心にして該部分を上
下方向にわたって覆うようにした中空体を設け、該中空
体により囲まれた前記回転軸の周囲の前記溶融半田の液
面に液状の酸化防止剤を充填してなることを特徴とする
ものである。
【０００９】また本発明（請求項２）は、溶融半田を収
容するための半田槽と、前記溶融半田内に配設され該溶
融半田を圧送するためのインペラと、該インペラを駆動
するため前記溶融半田の内外にわたって配設された回転
軸と、該回転軸を駆動する駆動装置とを備えた自動半田
付け装置において、前記回転軸が前記溶融半田から外に
出る部分を中心にして該部分を上下方向にわたって覆う
ようにしかつ上端部が前記回転軸貫通用の穴を除いて密
閉され側面に注入穴が形成された中空体を設け、該中空
体により囲まれた前記回転軸の周囲の前記溶融半田の液
面に前記中空体の注入穴から液状の酸化防止剤を注入し
て充填するように構成されたことを特徴とするものであ
る。
容するための半田槽と、前記溶融半田内に配設され該溶
融半田を圧送するためのインペラと、該インペラを駆動
するため前記溶融半田の内外にわたって配設された回転
軸と、該回転軸を駆動する駆動装置とを備えた自動半田
付け装置において、前記回転軸が前記溶融半田から外に
出る部分を中心にして該部分を上下方向にわたって覆う
ようにしかつ上端部が前記回転軸貫通用の穴を除いて密
閉され側面に注入穴が形成された中空体を設け、該中空
体により囲まれた前記回転軸の周囲の前記溶融半田の液
面に前記中空体の注入穴から液状の酸化防止剤を注入し
て充填するように構成されたことを特徴とするものであ
る。
【００１０】また本発明（請求項５）は、溶融半田を収
容するための半田槽と、前記溶融半田内に配設され該溶
融半田を圧送するためのインペラと、該インペラを駆動
するため前記溶融半田の内外にわたって配設された回転
軸と、該回転軸を駆動する駆動装置とを備えた自動半田
付け装置において、前記回転軸が前記溶融半田から外に
出る部分を中心にして該部分を上下方向にわたって覆う
ようにしかつ上端部が前記回転軸貫通用の穴を除いて密
閉され前記溶融半田の液面から上方の部分の一部に不活
性ガスを供給するための配管が接続された中空体を設
け、該中空体により囲まれた前記回転軸の周囲の前記溶
融半田の液面に前記中空体の配管から前記不活性ガスを
供給するように構成したことを特徴とするものである。
容するための半田槽と、前記溶融半田内に配設され該溶
融半田を圧送するためのインペラと、該インペラを駆動
するため前記溶融半田の内外にわたって配設された回転
軸と、該回転軸を駆動する駆動装置とを備えた自動半田
付け装置において、前記回転軸が前記溶融半田から外に
出る部分を中心にして該部分を上下方向にわたって覆う
ようにしかつ上端部が前記回転軸貫通用の穴を除いて密
閉され前記溶融半田の液面から上方の部分の一部に不活
性ガスを供給するための配管が接続された中空体を設
け、該中空体により囲まれた前記回転軸の周囲の前記溶
融半田の液面に前記中空体の配管から前記不活性ガスを
供給するように構成したことを特徴とするものである。
【００１１】
【実施例】以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明
する。本発明の第１実施例に係る自動半田付け装置１
は、図１及び図２に示すように、溶融半田２を収容する
ための半田槽３と、溶融半田２内に配設され該溶融半田
を圧送するためのインペラ４と、該インペラ４を駆動す
るため溶融半田２の内外にわたって配設された回転軸５
と、該回転軸５を駆動する駆動装置６とを備えた自動半
田付け装置において、回転軸５が溶融半田２から外に出
る部分を中心にして該部分を上下方向にわたって覆うよ
うにした中空体８を設け、該中空体８により囲まれた回
転軸５の周囲の溶融半田２の液面２ａに液状の酸化防止
剤９を充填してなるものである。
する。本発明の第１実施例に係る自動半田付け装置１
は、図１及び図２に示すように、溶融半田２を収容する
ための半田槽３と、溶融半田２内に配設され該溶融半田
を圧送するためのインペラ４と、該インペラ４を駆動す
るため溶融半田２の内外にわたって配設された回転軸５
と、該回転軸５を駆動する駆動装置６とを備えた自動半
田付け装置において、回転軸５が溶融半田２から外に出
る部分を中心にして該部分を上下方向にわたって覆うよ
うにした中空体８を設け、該中空体８により囲まれた回
転軸５の周囲の溶融半田２の液面２ａに液状の酸化防止
剤９を充填してなるものである。
【００１２】半田槽３には、その上下方向の中央部に仕
切板１０が水平に設けられ、該仕切板１０には、溶融半
田２を上方から下方に流すための穴１ａが形成され、該
穴の周囲の仕切板１０上には、溶融半田２の流れに伴な
う回転を停止させる十字形の整流板１１が固着されてい
る。
切板１０が水平に設けられ、該仕切板１０には、溶融半
田２を上方から下方に流すための穴１ａが形成され、該
穴の周囲の仕切板１０上には、溶融半田２の流れに伴な
う回転を停止させる十字形の整流板１１が固着されてい
る。
【００１３】また半田槽３の各縁３ａの高さは、溶融半
田２の液面２ａよりもかなり高く設定され、該溶融半田
がこぼれないようになっている。
田２の液面２ａよりもかなり高く設定され、該溶融半田
がこぼれないようになっている。
【００１４】駆動装置６は、電動モータ１２と、該電動
モータの回転軸１３に固定された歯付プーリ１４と、該
歯付プーリに巻き掛けられた歯付ベルト１５と、該歯付
ベルトが巻き掛けられた歯付プーリ１６と、回転軸１３
用の軸受１８とからなり、電動モータ１２は、半田槽３
に複数のボルト１９によりスペーサ２０を介して固定さ
れたブラケット１７に固着された複数のボルト２２にナ
ット２３，２４により固定されている。
モータの回転軸１３に固定された歯付プーリ１４と、該
歯付プーリに巻き掛けられた歯付ベルト１５と、該歯付
ベルトが巻き掛けられた歯付プーリ１６と、回転軸１３
用の軸受１８とからなり、電動モータ１２は、半田槽３
に複数のボルト１９によりスペーサ２０を介して固定さ
れたブラケット１７に固着された複数のボルト２２にナ
ット２３，２４により固定されている。
【００１５】軸受１８は、ブラケット１７の突出部１７
ａに複数のボルト２５により固定されており、回転軸５
の周囲には放熱用の複数の空冷フィン１８ａが形成され
ている。また軸受１８の下面中央部からは、一対の幅の
狭い板部１８ｂが中空体８の内部に入り込むように垂下
している。
ａに複数のボルト２５により固定されており、回転軸５
の周囲には放熱用の複数の空冷フィン１８ａが形成され
ている。また軸受１８の下面中央部からは、一対の幅の
狭い板部１８ｂが中空体８の内部に入り込むように垂下
している。
【００１６】そして中空体８は、その外側から２本のボ
ルト２６により軸受１８の板部１８ｂに固定されると共
に、溶接によりその下端部８ｅが整流板１１に固着さ
れ、該中空体の上方は、板部１８のところを除き広く開
放され、液状の酸化防止剤９を注入し易いようになって
いる。
ルト２６により軸受１８の板部１８ｂに固定されると共
に、溶接によりその下端部８ｅが整流板１１に固着さ
れ、該中空体の上方は、板部１８のところを除き広く開
放され、液状の酸化防止剤９を注入し易いようになって
いる。
【００１７】液状の酸化防止剤９としては、２６０°Ｃ
以上の耐熱性を有するものでなくてはならないから、例
えばシリコンオイル又はピーナツオイルが用いられる。
以上の耐熱性を有するものでなくてはならないから、例
えばシリコンオイル又はピーナツオイルが用いられる。
【００１８】次に、本発明の第２実施例に係る自動半田
付け装置２１は、図３及び図４に示すように、溶融半田
２を収容するための半田槽３と、溶融半田２内に配設さ
れ該溶融半田２を圧送するためのインペラ４と、該イン
ペラを駆動するため溶融半田２の内外にわたって配設さ
れた回転軸５と、該回転軸５を駆動する駆動装置６とを
備えた自動半田付け装置において、回転軸５が溶融半田
２から外に出る部分を中心にして該部分を上下方向にわ
たって覆うようにしかつ上端部２８ａが回転軸貫通用の
穴２８ｂを除いて密閉され側面２８ｃに注入穴２８ｄが
形成された円筒形の中空体２８を設け、該中空体２８に
より囲まれた回転軸５の周囲の溶融半田２の液面２ａに
中空体２８の注入穴２８ｄから液状の酸化防止剤９を注
入して充填するように構成されている。
付け装置２１は、図３及び図４に示すように、溶融半田
２を収容するための半田槽３と、溶融半田２内に配設さ
れ該溶融半田２を圧送するためのインペラ４と、該イン
ペラを駆動するため溶融半田２の内外にわたって配設さ
れた回転軸５と、該回転軸５を駆動する駆動装置６とを
備えた自動半田付け装置において、回転軸５が溶融半田
２から外に出る部分を中心にして該部分を上下方向にわ
たって覆うようにしかつ上端部２８ａが回転軸貫通用の
穴２８ｂを除いて密閉され側面２８ｃに注入穴２８ｄが
形成された円筒形の中空体２８を設け、該中空体２８に
より囲まれた回転軸５の周囲の溶融半田２の液面２ａに
中空体２８の注入穴２８ｄから液状の酸化防止剤９を注
入して充填するように構成されている。
【００１９】注入穴２８ｄは、中空体２８が円筒形であ
るので、その側面２８ｃの円周に沿って１８０°間隔で
２箇所に設けられ、夫々長穴状に形成されている。
るので、その側面２８ｃの円周に沿って１８０°間隔で
２箇所に設けられ、夫々長穴状に形成されている。
【００２０】また軸受１８の下端１８ｃには、中空体２
８の内径よりも小径の円筒部１８ｄが形成され、該円筒
部に２本のボルト２６により中空体２８が固定され、該
中空体の下端部２８ｅは溶接により整流板１１に固着さ
れている。
８の内径よりも小径の円筒部１８ｄが形成され、該円筒
部に２本のボルト２６により中空体２８が固定され、該
中空体の下端部２８ｅは溶接により整流板１１に固着さ
れている。
【００２１】なお、その他の構成は、第１実施例と同様
であるので、同一の部分には、図面に同一の符号を付し
て説明を省略する。
であるので、同一の部分には、図面に同一の符号を付し
て説明を省略する。
【００２２】次に、図５及び図６に示す本発明の第３実
施例に係る自動半田付け装置３１は、溶融半田２を収容
するための半田槽３と、溶融半田２内に配設され該溶融
半田を圧送するためのインペラ４と、該インペラを駆動
するため溶融半田２の内外にわたって配設された回転軸
５と、該回転軸を駆動する駆動装置６とを備えた自動半
田付け装置において、回転軸５が溶融半田２から外に出
る部分を中心にして該部分を上下方向にわたって覆うよ
うにしかつ上端部３８ａが回転軸貫通用の穴３８ｂを除
いて密閉され溶融半田２の液面２ａから上方の部分の一
部に不活性ガスを供給するための配管３２が接続された
中空体３８を設け、該中空体３８により囲まれた回転軸
５の周囲の溶融半田２の液面２ａに中空体３８の配管３
２から不活性ガスを供給するように構成したものであ
る。
施例に係る自動半田付け装置３１は、溶融半田２を収容
するための半田槽３と、溶融半田２内に配設され該溶融
半田を圧送するためのインペラ４と、該インペラを駆動
するため溶融半田２の内外にわたって配設された回転軸
５と、該回転軸を駆動する駆動装置６とを備えた自動半
田付け装置において、回転軸５が溶融半田２から外に出
る部分を中心にして該部分を上下方向にわたって覆うよ
うにしかつ上端部３８ａが回転軸貫通用の穴３８ｂを除
いて密閉され溶融半田２の液面２ａから上方の部分の一
部に不活性ガスを供給するための配管３２が接続された
中空体３８を設け、該中空体３８により囲まれた回転軸
５の周囲の溶融半田２の液面２ａに中空体３８の配管３
２から不活性ガスを供給するように構成したものであ
る。
【００２３】また軸受１８の下端１８ｃには、中空体３
８の内径よりも小径の円筒部１８ｄが形成され、該円筒
部に２本のボルト２６により中空体３８が固定され、該
中空対の下端部３８ｅは溶接により整流板１１に固着さ
れている。
８の内径よりも小径の円筒部１８ｄが形成され、該円筒
部に２本のボルト２６により中空体３８が固定され、該
中空対の下端部３８ｅは溶接により整流板１１に固着さ
れている。
【００２４】配管３２は、不活性ガス供給源（図示せ
ず）に接続されており、不活性ガスとしては、窒素ガ
ス、二酸化炭素ガス、アルゴンガス等の使用が考えられ
るが、実用上安価な窒素ガスが好適である。
ず）に接続されており、不活性ガスとしては、窒素ガ
ス、二酸化炭素ガス、アルゴンガス等の使用が考えられ
るが、実用上安価な窒素ガスが好適である。
【００２５】なお、その他の構成は第１実施例と同様で
あるので、同一の部分には図面に同一の符号を付して説
明を省略する。
あるので、同一の部分には図面に同一の符号を付して説
明を省略する。
【００２６】本発明は、上記のように構成されており、
以下その作用について説明する。まず第１実施例につい
て説明すると、半田溶解用のヒータ（図示せず）に電力
が供給されると、半田槽３の中で半田が溶けて溶融半田
２となる。
以下その作用について説明する。まず第１実施例につい
て説明すると、半田溶解用のヒータ（図示せず）に電力
が供給されると、半田槽３の中で半田が溶けて溶融半田
２となる。
【００２７】そこで、駆動装置６の電動モータ１２の電
源（図示せず）が投入されると、該電動モータが回転し
て回転軸１３が矢印Ａの如く回転を開始し、歯付プーリ
１４、歯付ベルト１５、歯付プーリ１６を介して回転軸
５が同じく矢印Ａの如く回転し、これによってインペラ
４も矢印Ａ方向に回転する。
源（図示せず）が投入されると、該電動モータが回転し
て回転軸１３が矢印Ａの如く回転を開始し、歯付プーリ
１４、歯付ベルト１５、歯付プーリ１６を介して回転軸
５が同じく矢印Ａの如く回転し、これによってインペラ
４も矢印Ａ方向に回転する。
【００２８】インペラ４の回転により、半田槽３の中で
は仕切板１０の上方にある溶融半田２が穴１０ａを通っ
て下方に矢印Ｂの如く流れ、半田ノズル（図示せず）か
ら噴出されて半田付けが行われる。この場合、整流板１
１の存在により溶融半田２のインペラ４による連れ回り
が防止され、溶融半田２の不要な回転や渦の発生が防止
される。
は仕切板１０の上方にある溶融半田２が穴１０ａを通っ
て下方に矢印Ｂの如く流れ、半田ノズル（図示せず）か
ら噴出されて半田付けが行われる。この場合、整流板１
１の存在により溶融半田２のインペラ４による連れ回り
が防止され、溶融半田２の不要な回転や渦の発生が防止
される。
【００２９】回転軸５は、中空体８の中で回転している
が、該中空体の中にも溶融半田２が存在し、溶融半田２
の液面２ａにはおいては、回転軸５の表面の摩擦により
溶融半田２の連れ回りが生じている。
が、該中空体の中にも溶融半田２が存在し、溶融半田２
の液面２ａにはおいては、回転軸５の表面の摩擦により
溶融半田２の連れ回りが生じている。
【００３０】しかし本発明では、中空体８の内部の溶融
半田２の液面２ａには、液状の酸化防止剤９として、例
えばシリコンオイルやピーナツオイルが充填されている
ので、溶融半田２は、中空体８内では空気に触れること
がなく、従って回転軸５の周囲の溶融半田２はたとえ該
回転軸により連れ回られても酸化することはなく、ここ
に有害な酸化物が発生することがほとんど皆無となる。
半田２の液面２ａには、液状の酸化防止剤９として、例
えばシリコンオイルやピーナツオイルが充填されている
ので、溶融半田２は、中空体８内では空気に触れること
がなく、従って回転軸５の周囲の溶融半田２はたとえ該
回転軸により連れ回られても酸化することはなく、ここ
に有害な酸化物が発生することがほとんど皆無となる。
【００３１】また酸化防止剤９が不足した場合には、中
空体８の大きく開放した上部から簡単にこれを補充する
ことができ、半田付け作業中は常に中空体９の内部の溶
融半田２の液面２ａには、液状の酸化防止剤９が存在す
ることになり、ここから酸化物が発生するのを防止する
ことができる。
空体８の大きく開放した上部から簡単にこれを補充する
ことができ、半田付け作業中は常に中空体９の内部の溶
融半田２の液面２ａには、液状の酸化防止剤９が存在す
ることになり、ここから酸化物が発生するのを防止する
ことができる。
【００３２】次に、図３及び図４により、第２実施例に
ついて説明すると、第１実施例と同様に、半田付けがな
されている場合、中空体２８の内部において、溶融半田
２の液面２ａには液状の酸化防止剤９が存在するので、
この部分における溶融半田２の酸化が防止され、また酸
化物の発生がない。
ついて説明すると、第１実施例と同様に、半田付けがな
されている場合、中空体２８の内部において、溶融半田
２の液面２ａには液状の酸化防止剤９が存在するので、
この部分における溶融半田２の酸化が防止され、また酸
化物の発生がない。
【００３３】また酸化防止剤９が不足した場合には、注
入穴２８ｄから矢印Ｃの如く酸化防止剤９を補充するこ
とができ、この操作は簡単に行うことができる。
入穴２８ｄから矢印Ｃの如く酸化防止剤９を補充するこ
とができ、この操作は簡単に行うことができる。
【００３４】しかもこの第２実施例では、中空体２８の
上部が大きく開放されていないため、酸化防止剤９の蒸
発も少なく抑えられ、該酸化防止剤の消費量が第１実施
例よりも少なくて済むことになる。
上部が大きく開放されていないため、酸化防止剤９の蒸
発も少なく抑えられ、該酸化防止剤の消費量が第１実施
例よりも少なくて済むことになる。
【００３５】なお、その他の作用は第１実施例と同様で
あるので、説明を省略する。
あるので、説明を省略する。
【００３６】次に、図５及び図６により、第３実施例に
ついて説明すると、同様な半田付けがなれされている場
合、中空体３８の内部には、不活性ガスの供給源（図示
せず）から窒素ガス等の不活性ガスが矢印Ｄの如く供給
されているので、中空体３８の内部はすべて不活性ガス
で満たされている。
ついて説明すると、同様な半田付けがなれされている場
合、中空体３８の内部には、不活性ガスの供給源（図示
せず）から窒素ガス等の不活性ガスが矢印Ｄの如く供給
されているので、中空体３８の内部はすべて不活性ガス
で満たされている。
【００３７】そして中空体３８内は大気圧よりも高い圧
力に保たれるので、回転軸５と穴３８ｂとの間の隙間か
ら矢印Ｅの如く不活性ガスがわずかずつ漏れ出し、この
分だけ不活性ガスが消費される。そして回転軸５の周囲
の溶融半田２の液面２ａには酸素が存在しないので、こ
の部分の溶融半田２が酸化することがなく、ここからの
酸化物の発生をほとんど皆無とすることができる。
力に保たれるので、回転軸５と穴３８ｂとの間の隙間か
ら矢印Ｅの如く不活性ガスがわずかずつ漏れ出し、この
分だけ不活性ガスが消費される。そして回転軸５の周囲
の溶融半田２の液面２ａには酸素が存在しないので、こ
の部分の溶融半田２が酸化することがなく、ここからの
酸化物の発生をほとんど皆無とすることができる。
【００３８】なお、その他の作用は第１実施例と同様で
あるので、説明を省略する。
あるので、説明を省略する。
【００３９】本発明は、上記のように溶融半田を収容す
るための半田槽と、溶融半田内に配設され該溶融半田を
圧送するためのインペラと、該インペラを駆動するため
溶融半田の内外にわたって配設された回転軸と、該回転
軸を駆動する駆動装置とを備えた自動半田付け装置にお
いて、該回転軸が溶融半田から外に出る部分を中心にし
て該部分を上下方向にわたって覆うようにした中空体を
設け、該中空体に囲まれた回転軸の周囲の溶融半田の液
面に液状の酸化防止剤を充填したので、インペラの回転
軸の周囲の溶融半田の液面においては、溶融半田と空気
との接触を完全に遮断することができ、またこの結果こ
の部分における溶融半田の酸化を完全に防止し得るか
ら、酸化物の溶融半田への溶け込みを防止でき、半田付
け性能の悪化を防止することができる効果がある。
るための半田槽と、溶融半田内に配設され該溶融半田を
圧送するためのインペラと、該インペラを駆動するため
溶融半田の内外にわたって配設された回転軸と、該回転
軸を駆動する駆動装置とを備えた自動半田付け装置にお
いて、該回転軸が溶融半田から外に出る部分を中心にし
て該部分を上下方向にわたって覆うようにした中空体を
設け、該中空体に囲まれた回転軸の周囲の溶融半田の液
面に液状の酸化防止剤を充填したので、インペラの回転
軸の周囲の溶融半田の液面においては、溶融半田と空気
との接触を完全に遮断することができ、またこの結果こ
の部分における溶融半田の酸化を完全に防止し得るか
ら、酸化物の溶融半田への溶け込みを防止でき、半田付
け性能の悪化を防止することができる効果がある。
【００４０】また上記構成により酸化物除去のための清
掃作業を大幅に軽減化することができる効果がある。
掃作業を大幅に軽減化することができる効果がある。
【００４１】またインペラの回転軸が溶融半田から外に
出る部分を中心にして該部分を上下方向にわたって覆う
ようにしかつ上端部が回転軸貫通用の穴を除いて密閉さ
れ側面に注入穴が形成された中空体を設け、該中空体に
囲まれた回転軸の周囲の溶融半田の液面に中空体の注入
穴から液状の酸化防止剤を注入して充填するように構成
したので、充填された液状の酸化防止剤の蒸発を最小と
し得、少量の酸化防止剤で大きな酸化防止効果を得るこ
とができると共に、必要な場合には注入穴から簡単に酸
化防止剤を注入できるという効果がある。
出る部分を中心にして該部分を上下方向にわたって覆う
ようにしかつ上端部が回転軸貫通用の穴を除いて密閉さ
れ側面に注入穴が形成された中空体を設け、該中空体に
囲まれた回転軸の周囲の溶融半田の液面に中空体の注入
穴から液状の酸化防止剤を注入して充填するように構成
したので、充填された液状の酸化防止剤の蒸発を最小と
し得、少量の酸化防止剤で大きな酸化防止効果を得るこ
とができると共に、必要な場合には注入穴から簡単に酸
化防止剤を注入できるという効果がある。
【００４２】更には、インペラの回転軸が溶融半田から
外に出る部分を中心にして該部分を上下方向にわたって
覆うようにしかつ上端部が回転軸貫通用の穴を除いて密
閉され溶融半田の液面から上方の部分の一部に不活性ガ
スを供給するための配管が接続された中空体を設け、該
中空体に囲まれた回転軸の周囲の溶融半田の液面に中空
体の配管から不活性ガスを供給するように構成したの
で、非常にわずかな不活性ガスを使用することでインペ
ラの回転軸の周囲の溶融半田の液面における溶融半田の
酸化をほとんど皆無とすることができる効果がある。
外に出る部分を中心にして該部分を上下方向にわたって
覆うようにしかつ上端部が回転軸貫通用の穴を除いて密
閉され溶融半田の液面から上方の部分の一部に不活性ガ
スを供給するための配管が接続された中空体を設け、該
中空体に囲まれた回転軸の周囲の溶融半田の液面に中空
体の配管から不活性ガスを供給するように構成したの
で、非常にわずかな不活性ガスを使用することでインペ
ラの回転軸の周囲の溶融半田の液面における溶融半田の
酸化をほとんど皆無とすることができる効果がある。
【図１】図１及び図２は本発明の第１実施例に係り、図
１は自動半田付け装置の要部斜視図である。
１は自動半田付け装置の要部斜視図である。
【図２】自動半田付け装置の要部縦断面図である。
【図３】図３及び図４は本発明の第２実施例に係り、図
３は自動半田付け装置の要部斜視図である。
３は自動半田付け装置の要部斜視図である。
【図４】自動半田付け装置の要部縦断面図である。
【図５】図５及び図６は本発明の第３実施例に係り、図
５は自動半田付け装置の要部斜視図である。
５は自動半田付け装置の要部斜視図である。
【図６】自動半田付け装置の要部縦断面図である。
１ 自動半田付け装置 ２ 溶融半田 ２ａ 液面 ３ 半田槽 ４ インペラ ５ 回転軸 ６ 駆動装置 ８ 中空体 ９ 液状の酸化防止剤 ２１ 自動半田付け装置 ２８ 中空体 ２８ａ 上端部 ２８ｂ 回転軸貫通用の穴 ２８ｃ 側面 ２８ｄ 注入穴 ３１ 自動半田付け装置 ３２ 配管 ３８ 中空体 ３８ａ 上端部 ３８ｂ 回転軸貫通用の穴
Claims (6)
- 【請求項１】 溶融半田を収容するための半田槽と、前
記溶融半田内に配設され該溶融半田を圧送するためのイ
ンペラと、該インペラを駆動するため前記溶融半田の内
外にわたって配設された回転軸と、該回転軸を駆動する
駆動装置とを備えた自動半田付け装置において、前記回
転軸が前記溶融半田から外に出る部分を中心にして該部
分を上下方向にわたって覆うようにした中空体を設け、
該中空体により囲まれた前記回転軸の周囲の前記溶融半
田の液面に液状の酸化防止剤を充填してなることを特徴
とする自動半田付け装置。 - 【請求項２】 溶融半田を収容するための半田槽と、前
記溶融半田内に配設され該溶融半田を圧送するためのイ
ンペラと、該インペラを駆動するため前記溶融半田の内
外にわたって配設された回転軸と、該回転軸を駆動する
駆動装置とを備えた自動半田付け装置において、前記回
転軸が前記溶融半田から外に出る部分を中心にして該部
分を上下方向にわたって覆うようにしかつ上端部が前記
回転軸貫通用の穴を除いて密閉され側面に注入穴が形成
された中空体を設け、該中空体により囲まれた前記回転
軸の周囲の前記溶融半田の液面に前記中空体の注入穴か
ら液状の酸化防止剤を注入して充填するように構成され
たことを特徴とする自動半田付け装置。 - 【請求項３】 前記液状の酸化防止剤は、シリコンオイ
ルであることを特徴とする請求項１又は２に記載の自動
半田付け装置。 - 【請求項４】 前記液状の酸化防止剤は、ピーナツオイ
ルであることを特徴とする請求項１又は２に記載の自動
半田付け装置。 - 【請求項５】 溶融半田を収容するための半田槽と、前
記溶融半田内に配設され該溶融半田を圧送するためのイ
ンペラと、該インペラを駆動するため前記溶融半田の内
外にわたって配設された回転軸と、該回転軸を駆動する
駆動装置とを備えた自動半田付け装置において、前記回
転軸が前記溶融半田から外に出る部分を中心にして該部
分を上下方向にわたって覆うようにしかつ上端部が前記
回転軸貫通用の穴を除いて密閉され前記溶融半田の液面
から上方の部分の一部に不活性ガスを供給するための配
管が接続された中空体を設け、該中空体により囲まれた
前記回転軸の周囲の前記溶融半田の液面に前記中空体の
配管から前記不活性ガスを供給するように構成したこと
を特徴とする自動半田付け装置。 - 【請求項６】 前記不活性ガスは、窒素ガスであること
を特徴とする請求項５に記載の自動半田付け装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36022792A JPH06198426A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 自動半田付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36022792A JPH06198426A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 自動半田付け装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06198426A true JPH06198426A (ja) | 1994-07-19 |
Family
ID=18468465
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36022792A Pending JPH06198426A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 自動半田付け装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06198426A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6214218B1 (en) | 1998-02-27 | 2001-04-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Soldering apparatus and agent for separating solder and solder oxides |
| EP1254734A1 (en) * | 2001-05-02 | 2002-11-06 | Senju Metal Industry Co., Ltd. | Solder dross removal apparatus |
| CN103920958A (zh) * | 2014-03-27 | 2014-07-16 | 安徽华兴金属有限责任公司 | 用花生油阻止锡炉中焊锡氧化的工艺 |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP36022792A patent/JPH06198426A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6214218B1 (en) | 1998-02-27 | 2001-04-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Soldering apparatus and agent for separating solder and solder oxides |
| US6235208B1 (en) | 1998-02-27 | 2001-05-22 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method for separating solder and solder oxides |
| EP1254734A1 (en) * | 2001-05-02 | 2002-11-06 | Senju Metal Industry Co., Ltd. | Solder dross removal apparatus |
| CN103920958A (zh) * | 2014-03-27 | 2014-07-16 | 安徽华兴金属有限责任公司 | 用花生油阻止锡炉中焊锡氧化的工艺 |
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