JPH06198370A - ナイフの曲げ加工装置 - Google Patents

ナイフの曲げ加工装置

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JPH06198370A
JPH06198370A JP198793A JP198793A JPH06198370A JP H06198370 A JPH06198370 A JP H06198370A JP 198793 A JP198793 A JP 198793A JP 198793 A JP198793 A JP 198793A JP H06198370 A JPH06198370 A JP H06198370A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 紙シート等打抜き用のナイフを所定の形状に
曲げ加工する装置の提供。 【構成】 ナイフAは定盤7の上面に対し支持機構8及
び付勢機構9により保持される。ナイフを曲げようとす
る方向の反対側のナイフ側面に曲げ機構10を構成する
加工用ダイス24のエッジ部を当接させ、所の停滞時間
振動動作を加え、所定の送り時間で送ることを交互に繰
り返し、曲げ加工が行われる都度ナイフは送出機構11
にて、上記支持機構から矢印27方向に送り出され、所
定の曲率半径寸法に曲げられる。制御装置39により曲
げ機構における停滞時間及び送出機構の動作時間を適宜
変化させることにより、種々の形状に曲げるこが出来
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,打ち抜きプレス加工な
どにより紙,プラスチック,段ボールなどのシートを所
定形状に打ち抜いたり,これに折り目を付けるために用
いられる長尺薄板状のシート加工用ナイフ(以下ナイ
フ)をこの所定の形状に折り曲げる曲げ加工装置に関す
るものである。
【0002】
【発明の背景】例えば,図12に示す如く,この種のナ
イフAは,薄肉(例えば肉厚寸法0.4〜1.0mm),
帯状であって,刃先1を有し,断面が略矩形状に形成さ
れている。そして,このナイフAは,木製のナイフ保持
台2に連続的に貫通形成されたナイフ嵌入溝3に嵌入固
定されて使用される。上記ナイフ嵌入溝3は,例えばレ
ーザ加工により予め所定形状(抜き型に対応する形状)
に形成されている。他方,上記ナイフAは,その背部6
側を図外の定盤上に沿わせて載置されると共に,該ナイ
フAの両側面から一組の曲げダイスにて挟圧されること
により曲げ加工が施され,所定の屈曲部5が形成され
る。ところが,上記のようにしてナイフAに曲げ加工を
施す従来の装置では,ナイフAの両側面から一組の曲げ
ダイスにて挟圧する際,その時の作用にて上記ナイフA
が定盤上ではねあげられたり,傾いたりすることから,
該ナイフAの背部6に対する正確な曲げ角度を得ること
ができないという問題点があった。更に,上記従来の曲
げ加工装置では,上記ナイフAのスプリングバック現象
(弾性的跳反)によりかなりの回数連続して上記曲げダ
イスによる挟圧動作を繰り返さなけれがならず,効率的
な曲げ加工をなし得ないという問題点もあった。そこ
で,本発明は,上記事情に鑑みて創案されたものであ
り,ナイフの背部が定盤上に沿うようにし,この背部に
対して正確な曲げ角度となるように該ナイフを高効率の
下に加工し得る曲げ加工装置の提供を目的とするもので
ある。
【0003】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に,本発明が採用する主たる手段は,その要旨とすると
ころが,長尺薄板状のナイフに曲げ加工を施す装置にお
いて,上記ナイフの長手方向の一端側を定盤の上面に沿
わせた状態でその両側部から該ナイフをスライド可能に
支持する支持機構と,上記ナイフを上記定盤の上面に向
けて付勢する付勢機構と,上記支持機構に隣接して所定
の隙間を介して配設され,上記支持機構により支持され
た上記ナイフに繰り返し曲げ力を与える曲げ機構と,上
記曲げ機構により曲げ加工が行われる都度上記ナイフを
上記支持機構から送り出す送出機構と,上記曲げ機構の
上記ナイフに対する曲げ動作量及び/又は上記送出機構
による上記ナイフの送り出し量を変化させる制御装置と
を具備してなる点に係るナイフの曲げ加工装置である。
【0004】
【作用】上記構成に係る曲げ加工装置においては,ナイ
フは,定盤の上面を基準にして支持機構及び付勢機構に
て保持される。このようにして保持されたナイフに対
し,曲げ機構により曲げ加工が実施される。そして,そ
の曲げ加工が行われる都度,上記ナイフは上記支持機構
から送出機構にて送り出され,所定の曲率半径寸法に曲
げられる。このような手順によれば,加工の際の塑性変
形に伴うナイフ材料の伸び分がその曲げ部分にて好適に
吸収され,ナイフは剪断されることなく定盤の上面を基
準に正確な曲げ角度にて加工される。更に上記構成に係
る曲げ加工装置では,曲げ機構のナイフに対する曲げ動
作量や送出機構によるナイフの送り出し量を適宜変化さ
せ得ることから,該ナイフに対するスプリングバック現
象が好適に抑制され,所定形状に極めて効率的に曲げ加
工を行うことができる。
【0005】
【実施例】以下添付図面を参照して,本発明を具体化し
た実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,以
下の実施例は,本発明を具体化した一例であって,本発
明の技術的範囲を限定する性格のものではない。ここ
に,図1は本発明の一実施例に係る曲げ加工装置の側面
図,図2は上記曲げ加工装置の平面図,図3は上記曲げ
加工装置の正面図,図4は図2におけるB矢視部の拡大
図,図5は上記曲げ加工装置を構成するナイフの加工用
ダイスを示すものであって,(A)は斜視図,(B)は
正面図,(C)は平面図,(D)は側面図,(E)は
(C)における要部拡大断面図,図6は上記加工用ダイ
スを保持するベースを示すものであって,(A)は正面
図,(B)は平面図,(C)は側面図,図7は他の実施
例に係るナイフの加工用ダイスを示すものであって,
(A)は正面図,(B)は(A)におけるC−C′矢視
断面図,(C)は側面図,図8は上記曲げ加工装置を構
成する押えローラ装置の斜視図,図9は上記押えローラ
装置の詳細な構造を示すものであって,(A)は側面
図,(B)は正面図,図10は上記曲げ加工装置により
ナイフに曲げ加工を施す際の上記加工用ダイスの動作を
示すグラフ,図11は上記曲げ加工装置により曲げ加工
が施されたナイフの平面図である。この実施例に係る曲
げ加工装置は,図1〜図4に示す如く,ナイフAの背部
6(長手方向の一端側)を定盤7の上面に沿わせた状態
でその両側部から該ナイフAをスライド可能に支持する
支持機構8と,上記ナイフAを上記定盤7の上面に向け
て付勢する付勢機構9と,上記支持機構8に隣接して所
定の隙間t(図4参照)を介して配設され,上記支持機
構8により支持された上記ナイフAに曲げ力を与える曲
げ機構10と,上記曲げ機構10による曲げ加工が行わ
れる都度,上記ナイフAを上記支持機構8から送り出す
送出機構11と,上記曲げ機構10の加工用ダイス24
の上記ナイフAに対する曲げ動作量及び/又は上記送出
機構11による上記ナイフAの送り出し量を変化させる
制御装置39とを具備して構成されている。上記支持機
構8は,上記ナイフAを貫通させるための貫通溝の刻設
されたブロック12を具備し,このブロック12の前面
に取り付けられるスペーサ13を適宜交換することによ
り,上記曲げ機構10との間における隙間tの寸法が調
整される。上記付勢機構9は,図8及び図9に示す如
く,上記定盤7の上面に対向して配設されて上記ナイフ
Aを上記定盤7の上面に向けて押しつける押えローラ装
置にて構成されている。
【0006】この押えローラ装置では,軸14にて回転
自在に支持されたローラ15の周面に,上記ナイフAの
刃先1を嵌入させてそのテーパ面を支持する支持溝15
aが無端状に刻設されており,該ローラ15は,支持軸
16にて上記定盤7の上面に対して揺動自在に支持され
ると共に,該上面に向けて付勢手段の一例であるスプリ
ング17にて弾性付勢されている。すなわち,上記ロー
ラ15を支持するブラケット18の長手方向に長孔18
aが貫通形成されており,該長孔18aに,ブラケット
19に取り付けられた上記支持軸16が摺動自在に嵌入
されている。上記ブラケット19は,操作用のレバー2
0を具備し,当該曲げ加工装置の本体に取り付けられる
ブラケット21にて上記ブラケット18の長孔18aの
長手方向と同方向に摺動自在に支持されている。そし
て,上記スプリング17は,上記ブラケット18上での
上記長孔18aの長手方向に係る中間部に対応する位置
と上記ブラケット21との間に介装されている。したが
って,上記構成に係る押えローラ装置では,オペレータ
がレバー20を把持して例えば矢印22a方向へ操作す
ると,支持軸16が図9(A)中において破線で示され
る位置に移動し,ローラ15はスプリング17の弾性付
勢力にて定盤7の上面に向けて付勢される。他方,上記
レバー20を操作して矢印22b方向へ移動させると,
上記支持軸16は同図中において実線で示される位置に
移動することとなり,上記ローラ15は上記スプリング
17の作用にて上方へ向けて揺動付勢されることとな
る。尚,この場合の揺動位置は,ストッパ23にて規制
される。すなわち,この押さえローラ装置は,上記スプ
リング17による付勢位置に対して上記支持軸16の位
置を相対的に可変とすることにより,上記定盤7の上面
に対する上記ローラ15の付勢方向を適宜選択的に切り
換え得るように構成されている。したがって,この押え
ローラ装置では,ナイフAの刃先1を傷付けることなく
該ナイフAを定盤7に対して確実に保持することができ
ると共に,ナイフAの高さ寸法が変化しても,これに適
宜対応することができる。更に,レバー20を単に前後
方向へ操作することにより,極めて簡便に上記ナイフA
に対する保持状態と解放状態とを切り換えることができ
る。
【0007】上記曲げ機構10は,ナイフAの側部に作
用して該ナイフAに曲げ加工を施す上記加工用ダイス2
4(図5参照)を具備して構成されている。上記加工用
ダイス24は,薄肉板状部材にて一体に形成されてお
り,そのほぼ中央部分には,上記ナイフAを適宜の隙間
を介して貫通させた時該ナイフAの両側部と平行となる
エッジ部24aを備えた中空溝24bが例えばワイヤカ
ットにて一体成形されている。そして,このエッジ部2
4aには焼入れ処理が施されている。この場合,上述の
適宜の隙間とは,該加工用ダイス24を後述するように
振動させた際,上記ナイフAのどちらか一方の側部にの
み上記エッジ部24aを当接させる為の動作を許容し得
る寸法である。そして,上記加工用ダイス24の前面側
には,曲げ加工された後のナイフAを通過させ易いよう
にとの配慮から,曲率半径Rから成る円弧状の周面24
cが刻設されている。上記のように構成された加工用ダ
イス24は,ホルダーに相当するベース25(図6参
照)に着脱可能に嵌め込まれ,その上下位置においてビ
ス止めにて保持される。上記ベース25は,その下端部
をスライド軸受26にて上記ナイフAの送出方向(矢印
27方向)に対して直角方向(矢印28a,28b方
向)へ図示の如く直線的に摺動自在に支持されている。
そして,上記ベース25は,上記加工用ダイス24と共
に,クランク29を介して上記制御装置39により制御
されるモータ30にて上記ナイフAの曲げ方向に振動駆
動される。尚,この場合,定盤7の上面に対する加工用
ダイス24の倒れ(加工用ダイス24の上部の矢印27
方向への倒れ)を防止して直角度を確保するため,上記
ベース25の上部が略L字形状に形成された支持部材3
1のそのL字状先端部で左右方向へ摺動自在に支持され
ている。
【0008】このように構成された上記加工用ダイス2
4では,上述の如く中空溝24bが一体成形されている
ことにより,上記エッジ部24aの上記ナイフAの側部
に対する平行度が確保され,該ナイフAに反りなどの不
具合を生じさせることなく正確な直角度を確保しつつ曲
げ加工を行うことができる。また,該加工用ダイス24
は上述の如く薄肉に形成されていることから,ナイフA
に対しては比較的小さな曲率半径の曲げ加工でも実施す
ることが可能である。更に上記加工用ダイス24は,図
10に示す如くナイフAに対する作用位置で所定の押し
当て時間(停滞時間)T1 停滞するように制御装置39
により制御されるので,ナイフAにおけるスプリングバ
ック量は従来装置の場合よりも飛躍的に低減され,極め
て効率的な曲げ加工をなし得る。この場合,上記停滞時
間T1 としては,例えば上記ナイフAの材質を一般の刃
物材とし,肉厚寸法を0.7〜1.0mmとした場合,
0.3〜0.4秒程度の値が好適である。また,当該曲
げ加工装置では,上記制御装置39は,上記加工用ダイ
ス24の振動動作の際の上記ナイフAに対する曲げ動作
量や上記送出機構11による上記ナイフAの送り出し量
を例えば曲げ加工が行われる都度変化させ得る機能をも
兼ね備えている。従って,当該装置においては,ナイフ
Aを例えば蛇腹状,円弧状,更にはうず巻き状(図11
参照)等,種々の形状に加工することができる。以下に
その制御の一例を示す。例えば上記送出機構11による
ナイフAの送り出し量を0.3〜2mmの範囲内で可変
とし,例えば5mmの曲率半径となるようにナイフAに
曲げ加工を施す場合,該ナイフAの送出機構11による
送り量を曲げ加工毎に0.5mmピッチにて3〜5回に
分けて送り出しつつ一定の曲げ動作量にて上記加工用ダ
イス24を動作させると,小径円弧の形状に上記ナイフ
Aを精度良く簡単に曲げることができる。更にこの場
合,上記送出機構11による送り出し量を順次大きくし
て行くことにより,上記ナイフAは平面視でうず巻き状
に形成される。同時に,上記加工用ダイス24の曲げ動
作量をも順次変化させるようにしてもよい。更に,上記
ナイフAに平面視で90°の曲げ加工を施す場合,1回
の曲げ加工動作にて上記加工用ダイス24により上記ナ
イフAに45°の曲げ加工を施す。その後,上記送出機
構11にて上記ナイフAを例えば0.5mm送り出し,
更に上記加工用ダイス24にて45°の曲げ加工を施す
ことにより,目視にてはほぼ90°の曲げ加工が行われ
る。尚,この実施例に係る上記ベース25では,図6に
示すように加工用ダイス24の保持位置の上部に,該加
工用ダイス24の左右方向への倒れ度合(定盤7の上面
に対する矢印28a,28b方向への傾き角度)を微調
整するためのビス37,38が螺着されている。このビ
ス37,38を適宜調整して加工用ダイス24を定盤7
に対し傾斜させ,この状態でナイフAに対して曲げ加工
を行うと,上記ナイフAには定盤7の上面に向けて押し
下げる方向の分力が作用する。その結果,上記ナイフA
の背部6を定盤7の上面に常時沿わせた状態の下に曲げ
加工を行うことができる。図7に,他の実施例に係る加
工用ダイス24′を示す。この加工用ダイス24′で
は,エッジ部24aを挟んでその両側に切欠部24d,
24dが形成されている。このように切欠部24dを設
けることにより,曲げ加工後のナイフAの先端部分をこ
の切欠部24dに挿通させることができ,このナイフA
には折り返し曲げ加工を実施することができるようにな
る。
【0009】上記送出機構11では,上記ナイフAをそ
の両側部から挟持して矢印27方向へ送り出し得るよう
に,複数のローラ32a,32b,33a,33b,3
4a,34bを具備して構成されている。これらの各ロ
ーラは,複数のベルト,プーリなどからなる連動機構3
5を介してモータ36にて同期して駆動される。この内
ローラ32b,33bは,ナイフの厚み寸法に適宜対応
してその位置を変え得るように支持されて,スプリング
により常時矢印28b方向へ弾性付勢されている。そし
て,上記モータ36は,上記モータ30と同期制御され
る。上記のように構成された曲げ加工装置では,ナイフ
Aは,定盤7の上面を基準にして支持機構8及び付勢機
構9にて保持される。このようにして保持された上記ナ
イフAに対し,曲げ機構10により曲げ加工が実施され
る。すなわち,上記ナイフAを曲げようとする方向とは
反対側のナイフ側面に加工用ダイス24の中空溝24b
のエッジ部24aが当接するように,ベース25がモー
タ30にて振動駆動される。この場合,ナイフAの側部
に対して平行度の確保されたエッジ部24aが定盤7に
対して垂直に立設された状態で所定の停滞時間T1 とナ
イフAの送り時間T2 とを交互に繰り返しながら直線的
に振動駆動されることから,上記ナイフAは正確な直角
度を確保しつつ曲げられる。そして,その曲げ加工が行
われる都度,上記ナイフAは上記送出機構11にて支持
機構8から送り出され,所定の曲率半径寸法にて曲げら
れる。このような手順によれば,加工の際の塑性変形に
伴うナイフ材料の伸び分がその曲げ部分にて好適に吸収
されると共にスプリングバックも抑制され,上記ナイフ
Aは,剪断されることなく定盤7の上面を基準に正確な
曲げ角度にて高効率の下に加工される。更にこの場合,
上記制御装置39により加工用ダイス24の曲げ動作量
や送出機構11によるナイフAの送り出し量を適宜制御
することにより,該ナイフAを平面視で種々の形状に加
工することができる。尚,上記構成に係る曲げ加工装置
においては,支持機構8を構成するブロック12と曲げ
機構10を構成する加工用ダイス24との間に形成され
た隙間tを0とすることにより,上記ナイフAを所定寸
法にて正確な直角度で剪断することができる。
【0010】
【発明の効果】本発明は,上記したように,長尺薄板状
のナイフに曲げ加工を施す装置において,上記ナイフの
長手方向の一端側を定盤の上面に沿わせた状態でその両
側部から該ナイフをスライド可能に支持する支持機構
と,上記ナイフを上記定盤の上面に向けて付勢する付勢
機構と,上記支持機構に隣接して所定の隙間を介して配
設され,上記支持機構により支持された上記ナイフに繰
り返し曲げ力を与える曲げ機構と,上記曲げ機構により
曲げ加工が行われる都度上記ナイフを上記支持機構から
送り出す送出機構と,上記曲げ機構の上記ナイフに対す
る曲げ動作量及び/又は上記送出機構による上記ナイフ
の送り出し量を変化させる制御装置とを具備してなるこ
とを特徴とするナイフの曲げ加工装置であるから,ナイ
フの背部が定盤上に沿うようにし,この背部に対して正
確な曲げ角度となるようにスプリングバック現象を好適
に抑制しつつ高効率の下に当該ナイフを加工することが
できる。更に当該装置においては,制御装置により上記
曲げ機構や送出機構の動作量を適宜変化させることによ
り,種々の形状にナイフを成形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る曲げ加工装置の側面
図。
【図2】 上記曲げ加工装置の平面図。
【図3】 上記曲げ加工装置の正面図。
【図4】 図2におけるB矢視部の拡大図。
【図5】 上記曲げ加工装置を構成するナイフの加工用
ダイスを示すものであって,(A)は斜視図,(B)は
正面図,(C)は平面図,(D)は側面図,(E)は
(C)における要部拡大断面図。
【図6】 上記加工用ダイスを保持するベースを示すも
のであって,(A)は正面図,(B)は平面図,(C)
は側面図。
【図7】 他の実施例に係るナイフの加工用ダイスを示
すものであって,(A)は正面図,(B)は(A)にお
けるC−C′矢視断面図,(C)は側面図。
【図8】 上記曲げ加工装置を構成する押えローラ装置
の斜視図。
【図9】 上記押えローラ装置の詳細な構造を示すもの
であって,(A)は側面図,(B)は正面図。
【図10】 上記曲げ加工装置によりナイフに曲げ加工
を施す際の上記加工用ダイスの動作を示すグラフ。
【図11】 上記曲げ加工装置により曲げ加工が施され
たナイフの平面図。
【図12】 本発明の背景技術を説明するためのもので
あってナイフ保持台にナイフが装着される前の状態での
斜視図。
【符号の説明】
1…刃先 6…背部 7…定盤 8…支持機構 9…付勢機構 10…曲げ機構 11…送出機構 12…ブロック 13…スペーサ 14…軸 15…ローラ 15a…支持溝 16…支持軸 17…スプリング 18,19,21…ブラケット 18a…長孔 20…レバー 24,24′…加
工用ダイス 24a…エッジ部 24b…中空溝 25…ベース 26…スライド軸
受 29…クランク 30,36…モー
タ 32a,32b,33a,33b,34a,34b…ロ
ーラ 35…連動機構 39…制御装置 A…ナイフ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺薄板状のナイフに曲げ加工を施す装
    置において,上記ナイフの長手方向の一端側を定盤の上
    面に沿わせた状態でその両側部から該ナイフをスライド
    可能に支持する支持機構と,上記ナイフを上記定盤の上
    面に向けて付勢する付勢機構と,上記支持機構に隣接し
    て所定の隙間を介して配設され,上記支持機構により支
    持された上記ナイフに繰り返し曲げ力を与える曲げ機構
    と,上記曲げ機構により曲げ加工が行われる都度上記ナ
    イフを上記支持機構から送り出す送出機構と,上記曲げ
    機構の上記ナイフに対する曲げ動作量及び/又は上記送
    出機構による上記ナイフの送り出し量を変化させる制御
    装置とを具備してなることを特徴とするナイフの曲げ加
    工装置。
JP5001987A 1992-06-11 1993-01-08 ナイフの曲げ加工装置 Expired - Lifetime JP2735452B2 (ja)

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