JPH06198223A - 吹付機に於ける吹付けノズル体 - Google Patents
吹付機に於ける吹付けノズル体Info
- Publication number
- JPH06198223A JPH06198223A JP4359756A JP35975692A JPH06198223A JP H06198223 A JPH06198223 A JP H06198223A JP 4359756 A JP4359756 A JP 4359756A JP 35975692 A JP35975692 A JP 35975692A JP H06198223 A JPH06198223 A JP H06198223A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle body
- hose
- sprayed
- spray
- tip
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- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
- Nozzles (AREA)
- Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被吹付物の送給圧力を確実に低下せしめ、吹
付ノズル先端部分からの吹付け圧力を弱めて、被吹付物
を所望位置に無駄なく能率的に吹付けできる吹付ノズル
を提供する。 【構成】 吹付機Ｓに接続したホースＢの先端部分に装
着する吹付ノズル体Ａであって、ノズル体基体１の基端
部分にホースＢを固定可能なホース取付部２を設け、ノ
ズル体基体１をホースＢより太く形成すると共に、ノズ
ル体基体１基端寄り部分に圧抜孔５を穿設し、ノズル体
基体１の圧抜孔５の開口閉鎖状態を調節できるよう構成
する。
付ノズル先端部分からの吹付け圧力を弱めて、被吹付物
を所望位置に無駄なく能率的に吹付けできる吹付ノズル
を提供する。 【構成】 吹付機Ｓに接続したホースＢの先端部分に装
着する吹付ノズル体Ａであって、ノズル体基体１の基端
部分にホースＢを固定可能なホース取付部２を設け、ノ
ズル体基体１をホースＢより太く形成すると共に、ノズ
ル体基体１基端寄り部分に圧抜孔５を穿設し、ノズル体
基体１の圧抜孔５の開口閉鎖状態を調節できるよう構成
する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、主に、セメントと、砂
と、水、或いは、これらに砂利等が投入されて撹拌混練
された被吹付物を、適宜吹付面に吹付機によって吹付け
る場合に使用される吹付機に於ける吹付けノズル体に関
する。
と、水、或いは、これらに砂利等が投入されて撹拌混練
された被吹付物を、適宜吹付面に吹付機によって吹付け
る場合に使用される吹付機に於ける吹付けノズル体に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の吹付ノズルは、適宜吹付
機に接続された長尺なホースの先端部分に装着され、吹
付機からホースを介して送給されてくる被吹付物を所望
の吹付面に吹付けるようにしている。
機に接続された長尺なホースの先端部分に装着され、吹
付機からホースを介して送給されてくる被吹付物を所望
の吹付面に吹付けるようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の吹付
ノズルにあっては、吹付機と吹付ノズルとの間に介装さ
れるホースがかなり長尺に設定され、しかも、吹付け場
所によっては、吹付ノズルが吹付機よりかなり高所にあ
って吹付作業が行われることが多いため、吹付機では、
かなりの圧力で被吹付物を吹付ノズルまで送給しなけれ
ばならない。すると、吹付ノズルから吹付けられる被吹
付物は、かなりの勢いで吹付ノズル先端から吐出される
ため、均一な状態で撹拌混練されている被吹付物は、吹
付ノズル先端周縁部分から比較的粒子の荒い骨材等が偏
った状態で吹出されるようになり、これら比較的粒子の
荒い骨材等が吹付けられた部分は、モルタル部分が少な
く脆くて、十分な強度を発揮できない難点があった。特
に、適宜仕切り壁によって所定間隔で仕切られた部分に
吹付ける場合、仕切り壁での跳ね返り等によって、仕切
り壁近傍に比較的粒子の荒い骨材等が偏り、この部分の
強度が極端に弱くなる難点があった。
ノズルにあっては、吹付機と吹付ノズルとの間に介装さ
れるホースがかなり長尺に設定され、しかも、吹付け場
所によっては、吹付ノズルが吹付機よりかなり高所にあ
って吹付作業が行われることが多いため、吹付機では、
かなりの圧力で被吹付物を吹付ノズルまで送給しなけれ
ばならない。すると、吹付ノズルから吹付けられる被吹
付物は、かなりの勢いで吹付ノズル先端から吐出される
ため、均一な状態で撹拌混練されている被吹付物は、吹
付ノズル先端周縁部分から比較的粒子の荒い骨材等が偏
った状態で吹出されるようになり、これら比較的粒子の
荒い骨材等が吹付けられた部分は、モルタル部分が少な
く脆くて、十分な強度を発揮できない難点があった。特
に、適宜仕切り壁によって所定間隔で仕切られた部分に
吹付ける場合、仕切り壁での跳ね返り等によって、仕切
り壁近傍に比較的粒子の荒い骨材等が偏り、この部分の
強度が極端に弱くなる難点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、前述
の如き難点等を解消すべく創出されたもので、具体的に
は、セメントと、砂と、水、或いは、これらに砂利等が
投入されて撹拌混練された被吹付物等を、吹付機Ｓによ
って吹付ける場合に使用されると共に、吹付機Ｓに接続
された長尺なホースＢの先端部分に装着される吹付ノズ
ル体Ａである。そして、ノズル体基体１の基端部分にホ
ースＢを固定可能なホース取付部２を設ける。それか
ら、ノズル体基体１をホースＢより太く形成する。更
に、ノズル体基体１基端寄り部分に圧抜孔５を穿設し、
このノズル体基体１の圧抜孔５の開口閉鎖状態を調節で
きるよう構成する手段を採用した。
の如き難点等を解消すべく創出されたもので、具体的に
は、セメントと、砂と、水、或いは、これらに砂利等が
投入されて撹拌混練された被吹付物等を、吹付機Ｓによ
って吹付ける場合に使用されると共に、吹付機Ｓに接続
された長尺なホースＢの先端部分に装着される吹付ノズ
ル体Ａである。そして、ノズル体基体１の基端部分にホ
ースＢを固定可能なホース取付部２を設ける。それか
ら、ノズル体基体１をホースＢより太く形成する。更
に、ノズル体基体１基端寄り部分に圧抜孔５を穿設し、
このノズル体基体１の圧抜孔５の開口閉鎖状態を調節で
きるよう構成する手段を採用した。
【０００５】
【作用】しかして、ホースＢは、ノズル体基体１の基端
部分のホース取付部２に固定され、吹付機Ｓからホース
Ｂを介して吹付ノズル体Ａに送給される被吹付物は、ホ
ースＢより太いノズル体基体１内に送給されると、その
送給速度が低下し、この送給速度が低下した状態でノズ
ル体基体１先端がわに送給されてから、所望位置に吹付
けられるようになる。しかも、吹付機ＳからホースＢを
介してノズル体基体１内に送給された被吹付物は、ノズ
ル体基体１基端寄り部分に穿設した圧抜孔５を介して、
その送給圧力の一部が抜けて、ノズル体基体１内での送
給圧力が低下する。また、圧抜孔５の開口閉鎖状態の調
節で、ノズル体基体１内での被吹付物の送給圧力が自在
に調節される。このようにして、被吹付物は、吹付ノズ
ル体Ａ内に於いて送給速度及び送給圧力が低下せしめら
れ、この状態のまま吹付ノズル体Ａの先端から、或い
は、吹付ノズル体Ａの先端に装着される適宜ノズルの先
端から吐出される。
部分のホース取付部２に固定され、吹付機Ｓからホース
Ｂを介して吹付ノズル体Ａに送給される被吹付物は、ホ
ースＢより太いノズル体基体１内に送給されると、その
送給速度が低下し、この送給速度が低下した状態でノズ
ル体基体１先端がわに送給されてから、所望位置に吹付
けられるようになる。しかも、吹付機ＳからホースＢを
介してノズル体基体１内に送給された被吹付物は、ノズ
ル体基体１基端寄り部分に穿設した圧抜孔５を介して、
その送給圧力の一部が抜けて、ノズル体基体１内での送
給圧力が低下する。また、圧抜孔５の開口閉鎖状態の調
節で、ノズル体基体１内での被吹付物の送給圧力が自在
に調節される。このようにして、被吹付物は、吹付ノズ
ル体Ａ内に於いて送給速度及び送給圧力が低下せしめら
れ、この状態のまま吹付ノズル体Ａの先端から、或い
は、吹付ノズル体Ａの先端に装着される適宜ノズルの先
端から吐出される。
【０００６】
【実施例】以下、本発明を図示例に基づいて説明する。
図中Ｓは、セメントと、砂と、水、或いは、これらに砂
利等が投入されて撹拌混練された被吹付物等を、比較的
長尺なゴムホースＢを介して吹付ノズル体Ａに送給し
て、吹付ノズル体Ａ先端、或いは、吹付ノズル体Ａ先端
に装着される適宜先端ノズル１５から所望位置に吹付け
られるようにした吹付機を示す。尚、この吹付機Ｓは、
図示例のものに限定されることなく、適宜構成、形状、
寸法のものを利用できる。
図中Ｓは、セメントと、砂と、水、或いは、これらに砂
利等が投入されて撹拌混練された被吹付物等を、比較的
長尺なゴムホースＢを介して吹付ノズル体Ａに送給し
て、吹付ノズル体Ａ先端、或いは、吹付ノズル体Ａ先端
に装着される適宜先端ノズル１５から所望位置に吹付け
られるようにした吹付機を示す。尚、この吹付機Ｓは、
図示例のものに限定されることなく、適宜構成、形状、
寸法のものを利用できる。
【０００７】そして、本発明の吹付ノズル体Ａは、全体
略円筒状に形成されるノズル体基体１と、このノズル体
基体１の基端部分に螺着されているホース取付部２と、
ノズル体基体１の先端部分に螺着されている先端部４と
を備え、ホース取付部２には、ホースＢの先端部分が固
定ネジ３を介して固定されて、ホースＢとノズル体基体
１とが連通状態に接続されるよう構成してある。
略円筒状に形成されるノズル体基体１と、このノズル体
基体１の基端部分に螺着されているホース取付部２と、
ノズル体基体１の先端部分に螺着されている先端部４と
を備え、ホース取付部２には、ホースＢの先端部分が固
定ネジ３を介して固定されて、ホースＢとノズル体基体
１とが連通状態に接続されるよう構成してある。
【０００８】ノズル体基体１は、ホースＢよりかなり太
く形成され、その基端寄り部分には、適数の圧抜孔５が
穿設してある。すなわち、吹付機ＳからホースＢを介し
て吹付ノズル体Ａに送給される被吹付物の送給圧力を、
ホースＢからノズル体基体１に送給されたときに確実に
低下せしめられるようにしてある。
く形成され、その基端寄り部分には、適数の圧抜孔５が
穿設してある。すなわち、吹付機ＳからホースＢを介し
て吹付ノズル体Ａに送給される被吹付物の送給圧力を、
ホースＢからノズル体基体１に送給されたときに確実に
低下せしめられるようにしてある。
【０００９】しかも、ノズル体基体１の基端がわ外表面
部分には、圧抜孔５に合致可能な圧抜孔７が穿設してあ
る圧抜調節用リング６が回動自在に外嵌せしめてあり、
更に、この圧抜調節用リング６の外表面がわには、圧抜
孔５，７に合致可能な圧抜孔９が穿設してあるリング固
定具８が固定用ネジ１０を介してノズル体基体１に任意
の位置で固定可能となるように装着されている。すなわ
ち、圧抜調節用リング６及びリング固定具８は、夫々の
圧抜孔７，９をノズル体基体１の圧抜孔５に重ねること
によって、ノズル体基体１の圧抜孔５の開口面積を自在
に調節したり、或いは、閉塞したりできるように設けら
れたもので、吹付機ＳからホースＢを介して吹付ノズル
体Ａ内に送給される被吹付物の送給圧力を、ホースＢか
らノズル体基体１に送給されたときに任意に弱められ、
吹付ノズル体Ａ先端、或いは、吹付ノズル体Ａ先端に装
着される先端ノズル１５からの被吹付物の吹付け圧力を
自在に調節して、被吹付物が均一な撹拌混練状態のまま
所望位置に吹付けられるようにしてある。
部分には、圧抜孔５に合致可能な圧抜孔７が穿設してあ
る圧抜調節用リング６が回動自在に外嵌せしめてあり、
更に、この圧抜調節用リング６の外表面がわには、圧抜
孔５，７に合致可能な圧抜孔９が穿設してあるリング固
定具８が固定用ネジ１０を介してノズル体基体１に任意
の位置で固定可能となるように装着されている。すなわ
ち、圧抜調節用リング６及びリング固定具８は、夫々の
圧抜孔７，９をノズル体基体１の圧抜孔５に重ねること
によって、ノズル体基体１の圧抜孔５の開口面積を自在
に調節したり、或いは、閉塞したりできるように設けら
れたもので、吹付機ＳからホースＢを介して吹付ノズル
体Ａ内に送給される被吹付物の送給圧力を、ホースＢか
らノズル体基体１に送給されたときに任意に弱められ、
吹付ノズル体Ａ先端、或いは、吹付ノズル体Ａ先端に装
着される先端ノズル１５からの被吹付物の吹付け圧力を
自在に調節して、被吹付物が均一な撹拌混練状態のまま
所望位置に吹付けられるようにしてある。
【００１０】ホース取付部２は、ノズル体基体１の基端
部分に外嵌状に螺着される大径円筒部分と、ホースＢの
先端部分に外嵌状に固定される小径円筒部分とを連通せ
しめるようにして構成されており、小径円筒部分に複数
の固定ネジ３が螺着され、この固定ネジ３によって、小
径円筒部分にホースＢが確実に固定されるように形成し
てある。
部分に外嵌状に螺着される大径円筒部分と、ホースＢの
先端部分に外嵌状に固定される小径円筒部分とを連通せ
しめるようにして構成されており、小径円筒部分に複数
の固定ネジ３が螺着され、この固定ネジ３によって、小
径円筒部分にホースＢが確実に固定されるように形成し
てある。
【００１１】先端部４は、その基端部分がノズル体基体
１の先端部分に外嵌状に螺着され、この基端部分から先
端部分に行くに従って漸次その径が小さくなるように形
成されている。しかも、その先端部分は、被吹付物や吹
付け目的等に応じた適宜構成の先端ノズル１５を着脱自
在に装着（例えば、螺着手段によって装着）できるよう
に形成されている。
１の先端部分に外嵌状に螺着され、この基端部分から先
端部分に行くに従って漸次その径が小さくなるように形
成されている。しかも、その先端部分は、被吹付物や吹
付け目的等に応じた適宜構成の先端ノズル１５を着脱自
在に装着（例えば、螺着手段によって装着）できるよう
に形成されている。
【００１２】尚、図中１２は、ノズル体基体１の先端が
わ部分に適数設けた補助材送給孔で、この補助剤送給孔
１２は、例えば、コンクリートの乾燥速度を速める急結
剤の如き適宜補助剤を、バルブ１３を介してノズル体基
体１内に送給できるようにしたものである。
わ部分に適数設けた補助材送給孔で、この補助剤送給孔
１２は、例えば、コンクリートの乾燥速度を速める急結
剤の如き適宜補助剤を、バルブ１３を介してノズル体基
体１内に送給できるようにしたものである。
【００１３】ところで、吹付ノズル体Ａの具体的構成、
形状、寸法、材質、ノズル体基体１の具体的構成、形
状、寸法、材質、ホース取付部２の具体的構成、形状、
寸法、材質、ホースＢの具体的装着手段、ノズル体基体
１への具体的装着手段、先端部４の具体的構成、形状、
寸法、材質、ノズル体基体１への具体的装着手段、圧抜
孔５の具体的形状、寸法、配設位置、数、圧抜調節用リ
ング６の具体的構成、形状、寸法、材質、ノズル体基体
１への具体的装着手段、圧抜孔７の具体的形状、寸法、
配設位置、数、リング固定具８の具体的構成、形状、寸
法、材質、ノズル体基体１への具体的装着手段、圧抜孔
９の具体的形状、寸法、配設位置、数、ホースＢのの具
体的構成、形状、寸法、材質、補助剤送給孔１２の具体
的構成、形状、配設位置、数、先端ノズル１５の具体的
構成、形状、吹付ノズル体Ａへの装着手段、材質等は、
図示例のもの等に限定されることなく適宜自由に設定で
きるものである。
形状、寸法、材質、ノズル体基体１の具体的構成、形
状、寸法、材質、ホース取付部２の具体的構成、形状、
寸法、材質、ホースＢの具体的装着手段、ノズル体基体
１への具体的装着手段、先端部４の具体的構成、形状、
寸法、材質、ノズル体基体１への具体的装着手段、圧抜
孔５の具体的形状、寸法、配設位置、数、圧抜調節用リ
ング６の具体的構成、形状、寸法、材質、ノズル体基体
１への具体的装着手段、圧抜孔７の具体的形状、寸法、
配設位置、数、リング固定具８の具体的構成、形状、寸
法、材質、ノズル体基体１への具体的装着手段、圧抜孔
９の具体的形状、寸法、配設位置、数、ホースＢのの具
体的構成、形状、寸法、材質、補助剤送給孔１２の具体
的構成、形状、配設位置、数、先端ノズル１５の具体的
構成、形状、吹付ノズル体Ａへの装着手段、材質等は、
図示例のもの等に限定されることなく適宜自由に設定で
きるものである。
【００１４】
【発明の効果】従って、本発明の吹付ノズル体Ａは、セ
メントと、砂と、水、或いは、これらに砂利等が投入さ
れて撹拌混練された被吹付物等を、吹付機Ｓによって吹
付ける場合に使用されると共に、吹付機Ｓに接続された
長尺なホースＢの先端部分に装着される吹付ノズル体Ａ
に於いて、ノズル体基体１の基端部分にホースＢを固定
可能なホース取付部２を設け、ノズル体基体１をホース
Ｂより太く形成すると共に、ノズル体基体１基端寄り部
分に圧抜孔５を穿設し、このノズル体基体１の圧抜孔５
の開口閉鎖状態を調節できるように構成したので、吹付
ノズル体Ａ内に送給される被吹付物の送給速度を確実に
低下せしめられ、しかも、送給速度が低下した状態のま
まノズル体基体１先端がわに被吹付物を送給できるよう
になると共に、圧抜孔５によって、被吹付物の送給圧力
の一部を抜いて、吹付ノズル体Ａ内に於ける送給圧力を
確実に低下せしめられるようになる。すなわち、吹付機
ＳからホースＢを介してかなりの圧力、速度で送給され
てくる被吹付物の送給圧力、送給速度を、吹付ノズル体
Ａ内に於いて確実に低減せしめてから吹付けできるよう
になり、均一な状態で撹拌混練されている被吹付物を、
そのままの状態で吹付けできるようになる。しかして、
被吹付物を所望位置に無駄なく能率的に吹付けできるよ
うになり、吹付けられた被吹付物の強度も均一となり、
更に、吹付ノズル体Ａ自体の構成も簡素で、耐久性に富
み、低廉に提供できるようになる。
メントと、砂と、水、或いは、これらに砂利等が投入さ
れて撹拌混練された被吹付物等を、吹付機Ｓによって吹
付ける場合に使用されると共に、吹付機Ｓに接続された
長尺なホースＢの先端部分に装着される吹付ノズル体Ａ
に於いて、ノズル体基体１の基端部分にホースＢを固定
可能なホース取付部２を設け、ノズル体基体１をホース
Ｂより太く形成すると共に、ノズル体基体１基端寄り部
分に圧抜孔５を穿設し、このノズル体基体１の圧抜孔５
の開口閉鎖状態を調節できるように構成したので、吹付
ノズル体Ａ内に送給される被吹付物の送給速度を確実に
低下せしめられ、しかも、送給速度が低下した状態のま
まノズル体基体１先端がわに被吹付物を送給できるよう
になると共に、圧抜孔５によって、被吹付物の送給圧力
の一部を抜いて、吹付ノズル体Ａ内に於ける送給圧力を
確実に低下せしめられるようになる。すなわち、吹付機
ＳからホースＢを介してかなりの圧力、速度で送給され
てくる被吹付物の送給圧力、送給速度を、吹付ノズル体
Ａ内に於いて確実に低減せしめてから吹付けできるよう
になり、均一な状態で撹拌混練されている被吹付物を、
そのままの状態で吹付けできるようになる。しかして、
被吹付物を所望位置に無駄なく能率的に吹付けできるよ
うになり、吹付けられた被吹付物の強度も均一となり、
更に、吹付ノズル体Ａ自体の構成も簡素で、耐久性に富
み、低廉に提供できるようになる。
【００１５】特に、ノズル体基体１の圧抜孔５の開口閉
鎖状態を調節できるように構成したので、吹付機Ｓから
ホースＢを介して吹付ノズル体Ａに送給される被吹付物
の送給圧力を、ホースＢからノズル体基体１内に送給さ
れたときに任意に弱められ、吹付ノズル体Ａ先端から、
或いは、吹付ノズル体Ａの先端に装着される適宜ノズル
からの被吹付物の吹付け圧力を自在に調節して、被吹付
物に応じた最適な状態で所望位置に被吹付物を吹付けで
きるようになる。しかも、その操作が誰でも簡単に行え
るようになる。
鎖状態を調節できるように構成したので、吹付機Ｓから
ホースＢを介して吹付ノズル体Ａに送給される被吹付物
の送給圧力を、ホースＢからノズル体基体１内に送給さ
れたときに任意に弱められ、吹付ノズル体Ａ先端から、
或いは、吹付ノズル体Ａの先端に装着される適宜ノズル
からの被吹付物の吹付け圧力を自在に調節して、被吹付
物に応じた最適な状態で所望位置に被吹付物を吹付けで
きるようになる。しかも、その操作が誰でも簡単に行え
るようになる。
【図１】吹付ノズル体の一部省略断面図である。
【図２】吹付ノズル体の縦断面図である。
【図３】吹付ノズル体の使用例を示す概略図である。
【図４】他の実施例に於ける吹付ノズル体の一部省略断
面図である。
面図である。
Ｓ 吹付機 Ａ 吹付ノズル体 １ ノズル体基体 ２ ホー
ス取付部 ３ 固定ネジ ４ 先端
部 ５ 圧抜孔 ６ 圧抜調節用リング ７ 圧抜
孔 ８ リング固定具 ９ 圧抜
孔 １０ 固定用ネジ １２ 補助剤送給孔 １３ バル
ブ １５ 先端ノズル Ｂ ホース
ス取付部 ３ 固定ネジ ４ 先端
部 ５ 圧抜孔 ６ 圧抜調節用リング ７ 圧抜
孔 ８ リング固定具 ９ 圧抜
孔 １０ 固定用ネジ １２ 補助剤送給孔 １３ バル
ブ １５ 先端ノズル Ｂ ホース
Claims (1)
- 【請求項１】 セメントと、砂と、水、或いは、これら
に砂利等が投入されて撹拌混練された被吹付物等を、吹
付機によって吹付ける場合に使用されると共に、吹付機
に接続された長尺なホースの先端部分に装着される吹付
ノズル体に於いて、ノズル体基体の基端部分にホースを
固定可能なホース取付部を設け、ノズル体基体をホース
より太く形成すると共に、ノズル体基体基端寄り部分に
圧抜孔を穿設し、このノズル体基体の圧抜孔の開口閉鎖
状態を調節できるように構成したことを特徴とする吹付
機に於ける吹付けノズル体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4359756A JP2572001B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 吹付機に於ける吹付けノズル体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4359756A JP2572001B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 吹付機に於ける吹付けノズル体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06198223A true JPH06198223A (ja) | 1994-07-19 |
| JP2572001B2 JP2572001B2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=18466139
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4359756A Expired - Fee Related JP2572001B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 吹付機に於ける吹付けノズル体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2572001B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2638969A3 (en) * | 2012-03-13 | 2014-09-10 | Nordson Corporation | Applicator spray nozzles with pressure relief |
| US9492646B2 (en) | 2013-03-06 | 2016-11-15 | Nordson Corporation | Applicator and method for dispensing a fluid and a particulate |
| JP2019177655A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | 太平洋マテリアル株式会社 | 注液機構 |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP4359756A patent/JP2572001B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
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| US9492646B2 (en) | 2013-03-06 | 2016-11-15 | Nordson Corporation | Applicator and method for dispensing a fluid and a particulate |
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| JP2572001B2 (ja) | 1997-01-16 |
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