JPH06198044A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH06198044A
JPH06198044A JP4349480A JP34948092A JPH06198044A JP H06198044 A JPH06198044 A JP H06198044A JP 4349480 A JP4349480 A JP 4349480A JP 34948092 A JP34948092 A JP 34948092A JP H06198044 A JPH06198044 A JP H06198044A
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JP
Japan
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display device
determined
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JP4349480A
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English (en)
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可変表示装置が表示結果として導出表示し得
る複数種類の表示態様の数が大きくなることに伴い乱数
発生手段の乱数値がとる範囲を大きくしなければならな
い不都合を極力防止する。 【構成】 可変表示装置が表示し得る図柄を複数のブロ
ックに分類し、ランダムカウンタAのカウント値に基づ
いて図柄ブロック組合せテーブル22を参照してまず1
つのブロックを決定し、次にその決定されたブロックの
中に含まれている図柄のうちどの図柄で停止させるかを
ランダムカウンタBのカウント値に基づいて停止図柄組
合せテーブル23を参照して事前決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ遊技機やコイ
ン遊技機あるいはスロットマシン等で代表される遊技機
に関する。詳しくは、表示状態が変化して複数種類の表
示態様を表示結果として導出表示可能な可変表示装置を
有し、該可変表示装置の表示結果が予め定められた特定
の表示態様となった場合に所定の遊技価値が付与可能と
なる遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技機において、従来から一般
的に知られているものに、たとえば、複数種類の図柄等
を可変表示可能な可変表示装置が設けられ、その可変表
示装置の可変停止時に表示態様(たとえば停止図柄)が
表示結果として導出表示されるように構成されたものが
あった。また、この従来のものは、電子的に乱数を発生
する乱数発生手段が設けられており、その乱数発生手段
が発生した乱数を利用して前記可変表示装置の表示結果
の表示態様(たとえば停止図柄)をランダムにかつ事前
に決定し、その事前決定された表示態様となるように可
変表示装置を表示制御可能な可変表示制御手段が設けら
れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の従来
の遊技機においては、可変表示装置の表示をバラエティ
に富んだものにするべく可変表示装置が導出表示可能な
表示態様の種類を多くすれば多くするほど、その膨大な
表示態様のすべてを出現可能にするべく前記乱数発生手
段を、前記膨大な表示態様の種類に応じた数だけの乱数
が発生できるように構成する必要がある。
【0004】その結果、乱数発生手段が取り得る乱数値
の範囲を非常に大きなものとしなければならず、たとえ
ば、乱数発生手段を0から所定の上限値までの値を常時
カウントアップするランダムカウンタ等により構成した
場合には、そのカウント上限値を非常に大きな値にしな
ければならず、上限値までカウントアップするのに要す
る時間(1周期)が非常に長い時間かかってしまう状態
となる。その結果、たとえば弾球遊技機の場合における
打玉の始動入賞のタイミングあるいはスロットマシンに
おけるスタートレバーの操作タイミングに応答して乱数
値をピックアップする等のものにおいて、遊技者が意図
的にたとえば前記1周期の始めの頃を狙って乱数をピッ
クアップさせた場合には可変表示装置の表示結果が常に
或る偏った表示態様となってしまう不都合が生ずる。す
なわち、1周期が長いために、その1周期の前半,中
盤,後半により表示結果の表示態様に偏りが生じてしま
う欠点がある。
【0005】一方、乱数発生手段を、たとえば、コンピ
ュータによる乱数発生方法として従来から周知な、2乗
中心法,合同法,シフトレジスタ法等の演算算出方式の
もので構成した場合には、可変表示装置が表示し得る表
示態様の数が多くなればなるほどその膨大な数に応じた
桁数を有する大きな範囲の乱数値を演算して発生させな
ければならず、乱数値の発生のための演算に大きな負担
を強いられるという欠点が生ずる。
【0006】以上要するに、従来の遊技機においては、
可変表示装置が表示結果として導出表示し得る複数種類
の表示態様の数が大きくなることに伴い、それに応じて
乱数発生手段がとる乱数値の範囲も大きくしなければな
らないという欠点があった。
【0007】本発明は、係る実情に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、可変表示装置が表示結果として
導出表示し得る表示態様の数が大きくなることに伴い乱
数発生手段の乱数値がとる範囲を大きくしなければなら
ない不都合を極力防止することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、表示状態が変
化して複数種類の表示態様を表示結果として導出表示可
能な可変表示装置を有し、該可変表示装置の表示結果が
予め定められた特定の表示態様となった場合に所定の遊
技価値が付与可能となる遊技機であって、第1の乱数を
発生する第1の乱数発生手段と、第2の乱数を発生する
第2の乱数発生手段と、前記可変表示装置が表示可能な
複数種類の表示態様を複数の組に分類して記憶する分類
記憶手段と、前記第1の乱数発生手段が発生した第1の
乱数に基づいて、前記分類記憶手段に記憶されている組
の中から前記可変表示装置の表示結果の対象となる組を
選択決定する組決定手段と、前記第2の乱数発生手段が
発生した第2の乱数に基づいて、前記組決定手段により
決定された組の中から表示態様を選択し、該選択された
表示態様を前記可変表示装置の表示結果として事前決定
する表示態様事前決定手段と、前記可変表示装置の表示
結果が前記表示態様事前決定手段により決定された表示
態様となるように表示制御可能な可変表示制御手段とを
含むことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明によれば、可変表示装置が表示可能な複
数種類の表示態様を複数の組に分類して記憶する分類記
憶手段が設けられており、第1の乱数発生手段が発生し
た第1の乱数に基づいて、前記分類記憶手段が記憶して
いる組の中から前記可変表示装置の表示結果の対象とな
る組が選択決定される。そして、表示態様事前決定手段
の働きにより、第2の乱数発生手段が発生した第2の乱
数に基づいて、前記選択決定された組の中から表示態様
を選択し、その選択された表示態様が可変表示装置の表
示結果として事前決定される。また、可変表示制御手段
の働きにより、可変表示装置の表示結果が前記事前決定
された表示態様となるように表示制御可能となる。
【0010】
【発明の実施例】次に、本発明の実施例を図面を基づい
て詳細に説明する。なお、本実施例においては、遊技機
の一例としてパチンコ遊技機を示すが、本発明はこれに
限らず、たとえばコイン遊技機やスロットマシン等であ
ってもよく、表示状態が変化して複数種類の表示態様を
表示結果として導出表示可能な可変表示装置を有し、そ
の可変表示装置の表示結果が予め定められた特定の表示
態様となった場合に所定の遊技価値が付与可能となる遊
技機であればすべて含まれる。
【0011】図1は、遊技機の一例のパチンコ遊技機の
遊技盤面を示す正面図である。遊技者が図示しない打球
操作ハンドルを操作することにより、パチンコ玉が1つ
ずつ遊技盤1の前面側に形成された遊技領域2内に打込
まれる。遊技領域2内には、表示状態が変化して複数種
類の表示態様を表示結果として導出表示可能な可変表示
装置3が設けられている。この可変表示装置3は、複数
個(図面上では3個)の可変表示部4a,4b,4cを
有しており、液晶表示装置を利用してそれら可変表示部
4a,4b,4cが複数種類の図柄等からなる表示態様
を可変表示できるように構成されている。遊技領域2内
に打込まれたパチンコ玉が始動入賞口15a,15b,
15cに入賞すれば、その入賞玉が始動入賞玉検出スイ
ッチ16a,16b,16cにより検出され、その検出
出力に基づいて可変表示装置3のすべての可変表示部4
a,4b,4cが可変開始される。そして、所定時間が
経過したことによりまず左の可変表示部4aが停止し、
次に中央の可変表示部4bが停止し、最後に右の可変表
示部4cが停止する。
【0012】そして、すべての可変表示部4a,4b,
4cが停止したときの表示結果が特定の表示態様(たと
えば777等の或る図柄のぞろめ)となれば、特定遊技
状態が発生して可変入賞球装置7の開閉板9が開成して
遊技者にとって有利な第1の状態となる大当り制御が開
始される。この特定の表示態様は、本実施例の場合、数
字やフルーツのマーク等の図柄のぞろめとなっている。
この可変入賞球装置7は、通常時は開閉板9が閉成した
遊技者にとって不利な第2の状態となっているが、特定
遊技状態が発生することによりソレノイド10が励磁さ
れて開閉板9が開成して第1の状態となり、比較的容易
にパチンコ玉が入賞開口8内に入賞可能となるように構
成されている。この入賞開口8内に入賞したすべてのパ
チンコ玉は10カウント検出器13により検出され、そ
の検出個数が入賞個数表示器14により表示される。一
方、入賞開口8の中央部には、特定入賞領域(Vポケッ
ト)11が形成されており、この特定入賞領域に入賞し
た特定入賞玉が特定入賞玉検出器12により検出され
る。可変入賞球装置7の第1の状態は、所定期間(たと
えば30秒間)の経過またはパチンコ玉の所定個数(た
とえば10個)の入賞のうちいずれか早い方の条件が成
立することにより終了して第2の状態となるが、第1の
状態となっている最中に進入したパチンコ玉が特定入賞
領域に入賞することにより、その回の第1の状態が終了
するのを待って再度可変入賞球装置7が第1の状態に繰
返し継続制御される。この繰返し継続制御の上限回数は
たとえば16回に定められている。
【0013】可変表示装置3が可変表示している最中に
再度パチンコ玉が始動入賞口15a,15b,15cに
入賞すれば、その始動入賞玉が記憶され、可変表示装置
3の可変表示が終了した後再度可変表示できる状態とな
ったときにその始動入賞記憶に基づいて可変表示装置3
が再度可変表示される。その始動入賞記憶の上限値はた
とえば「4」に定められており、現時点での始動入賞個
数が始動入賞記憶表示器6より表示される。図中5は前
方に突出した覆いである。また19,18は、遊技状態
に応じて点灯または点滅する装飾ランプである。遊技領
域2には、さらに通常の入賞口17が設けられている。
なお、可変表示装置3は、液晶表示を利用したものに限
らず、たとえば、ドットマトリックス,LED,エレク
トロルミネセンス,プラズマ等を利用した表示装置によ
り構成してもよく、また、ドラムが回転して可変表示す
るいわゆる回転ドラム式のものであってもよい。さら
に、可変入賞球装置7の第2の状態は、パチンコ玉が入
賞はするが入賞困難な状態であってもよい。
【0014】本実施例のパチンコ遊技機は、可変表示装
置3の表示結果が前記特定の表示態様(たとえば777
等の或る図柄のぞろめ)となる確率を、遊技場の係員が
たとえば3段階(低設定,中設定,高設定)に可変設定
できるように構成されている。そして、後述するよう
に、それぞれの設定値に応じた確率で前記特定の表示態
様が出現するように制御される。また、このパチンコ遊
技機は、遊技状態が予め定められた確率向上状態となれ
ば、後述するように可変表示装置3の表示結果が特定の
表示態様となる確率が向上するように制御される。
【0015】図2は、パチンコ遊技機の制御動作を説明
するための概略ブロック図である。本発明のパチンコ遊
技機は、MPU,ROM,RAM,入出力インターフェ
イス等からなる制御用のマイクロコンピュータを備えて
おり、ROMに記憶されている制御用のプログラムに従
ってMPUが動作して制御が行なわれる。そして、パチ
ンコ玉が始動入賞口15a,15b,15c(図示参
照)に入賞して始動入賞玉検出スイッチ(始動口スイッ
チ)16a,16b,16cにより検出されれば、その
検出信号に基づいてランダムカウンタA20のカウント
値がサンプリングされる。このランダムカウンタA20
は、たとえば2msec毎に「1」ずつカウントアップ
されるものであり、0からカウントを開始して所定のカ
ウント上限値にまで達すれば再度0からカウントアップ
し直すものである。このランダムカウンタAのカウント
上限値は、前述した確率設定が低設定となっている場合
には16進数の4Dであり、中設定の場合には16進数
の50であり、高設定の場合には16進数の53に定め
られている。そして、前述した遊技状態が高確率状態と
なった場合には、このランダムカウンタA20のカウン
ト上限値は16進数のA4となる。そして、S1により
サンプリングされたカウント値(乱数値)に基づいて図
柄ブロック組合せテーブル(図3(a)参照)が参照さ
れ、そのカウント値に相当するブロックの組合せデータ
が読出される。可変表示装置3の各可変表示部4a,4
b,4cによって表示される複数種類の図柄(表示態
様)は、0,1,2の3つのブロック(組)に分類され
ており、この図柄ブロック組合せテーブルは、各可変表
示部4a,4b,4cによって停止表示すべき図柄が含
まれているブロックの組合せデータを記憶している。そ
して、ランダムカウンタA20のカウント値を添え字と
してカウント値に相当するブロック組合せデータが読出
されるように1次元テーブルの形でブロック組合せデー
タが記憶されている。
【0016】一方、S3により、ランダムカウンタB2
1のカウント値がサンプリングされ、そのサンプリング
されたカウント値(乱数値)に基づいて停止図柄組合せ
テーブル23(図3の(b)参照)が参照され、そのカ
ウント値に相当する停止図柄の組合せデータが読出され
る。この停止図柄組合せテーブルは、前述した0,1,
2の各ブロックに含まれるすべての停止図柄の組合せを
コードの形で記憶しているものであり、ランダムカウン
タB21のカウント値を添え字として所望の停止図柄組
合せデータが読出可能となるように構成されている。こ
の停止図柄組合せテーブルは、125通りの停止図柄の
組合せを記憶している。なお、ランダムカウンタB21
もたとえば2msec毎に「1」ずつカウンタアップさ
れるものであり、カウント上限値は16進数の「7c」
と定められている。S2により決定されたブロックデー
タとS4により決定された停止図柄組合せデータとに基
づいて、停止図柄テーブル24(図3の(c)参照)が
参照され、対応する停止図柄がS6により決定される。
停止図柄テーブル24は、S4により決定された停止図
柄組合せコードデータにより縦方向アドレスすなわち行
アドレスが決定され、S2により決定された図柄ブロッ
クデータに基づいて横方向アドレスすなわち列アドレス
が決定され、決定された行アドレスを列アドレスとの交
点に記憶されている停止図柄データが可変表示装置3の
停止図柄として決定される。たとえば、ランダムカウン
タA20のカウント値が「05」である場合には「01
2」のブロックすなわち左図柄として「0」ブロック、
中図柄として「1」ブロック、右図柄として「2」ブロ
ックが決定され、ランダムカウンタB21のカウント値
が「08」であった場合には「013」の停止図柄組合
せコードが決定される。そして、その結果、停止図柄テ
ーブル24を参照して、左の可変表示部4aの停止図柄
は、0ブロックの0コードの停止図柄となるために
「0」が停止図柄となり、中央の可変表示部4bは、1
ブロックの1コードの停止図柄となるために「6」が停
止図柄となり、右の可変表示部4cは、2ブロックの3
コードが停止図柄となるために、「D」が停止図柄とな
る。
【0017】S6により停止図柄が決定されれば、S7
により、可変表示装置3の可変停止時の表示結果がS6
により決定された停止図柄の組合せとなるように表示制
御される。そして、可変表示装置3の可変表示が終了し
た段階でS9またはS10に進む。一方、S6により決
定された停止図柄の組合せが左の停止図柄と中の停止図
柄と右の停止図柄とがすべて一致するいわゆるぞろめで
あるか否かの判断がS8により行なわれ、ぞろめである
場合にはS9に進み、可変入賞球装置7を第1の状態に
駆動制御する大当り制御が行なわれる。一方、ぞろめで
ないと判断された場合にはS10に進み、はずれ制御が
行なわれて可変入賞球装置7を第2の状態に維持したま
まとなる。なお、大当りの組合せが同一の図柄ナンバー
でないものを含む場合には、大当り組合せテーブルと決
定された停止図柄とを比較することにより判定されるこ
とになる。前記ランダムカウンタA20とS1とによ
り、第1の乱数を発生する第1の乱数発生手段が構成さ
れている。前記ランダムカウンタB21とS3により、
第2の乱数を発生する第2の乱数発生手段が構成されて
いる。前記図柄ブロック組合せテーブル22により、前
記可変表示装置が可変表示可能な複数種類の表示態様を
複数の組に分類して記憶する分類記憶手段が構成されて
いる。S2により、前記第1の乱数発生手段が発生した
第1の乱数に基づいて、前記分類記憶手段が記憶してい
る複数の組の中から前記可変表示装置の表示結果の対象
となる組を選択決定する組決定手段が構成されている。
前記S6により、前記第2の乱数発生手段が発生した第
2の乱数に基づいて、前記組決定手段により決定された
組の中から表示態様を選択し、該選択された表示態様を
前記可変表示装置の表示結果として事前決定する表示態
様事前決定手段が構成されている。前記S7により、前
記可変表示装置の表示結果が前記表示態様事前決定手段
により事前決定された表示態様となるように表示制御可
能な可変表示制御手段が構成されている。
【0018】図3は、パチンコ遊技機に用いられる各種
テーブルを示し、(a)は図柄ブロック組合せテーブル
を示し、(b)は停止図柄組合せテーブルを示し、
(c)は停止図柄テーブルを示す。この図柄ブロック組
合せテーブル22は、ランダムカウンタA20のカウン
ト値に相当する添え字が16進数で00〜1Aの範囲内
が通常時組合せ領域である。ブロックは、左の可変表示
部4a用の左ブロックと中央の可変表示部4b用の中ブ
ロックと右の可変表示部4c用の右ブロックとの3つの
ブロックの組合せからなり、図柄ブロック組合せテーブ
ル22のブロック記憶データのうち一番左のデータが左
ブロック用,中央のデータが中ブロック用,右側のデー
タが右ブロック用のデータである。そして、各ブロック
は前述したように0,1,2の3種類あるために、全部
で3×3×3=27通りの順列組合せとなり、添え字の
00〜1Aの27種類の組合せがこの通常時組合せ領域
に記憶されている。その結果、この通常時組合せ領域
は、可変表示装置3の表示上の組合せに対応している。
【0019】一方、添え字が1B〜53の範囲内は重み
づけ用組合せ領域である。この重みづけ用組合せ領域
は、或るブロックの組合せが選択決定される確率を多く
したり少なくしたい場合に、その或るブロックの組合せ
データの記憶数を多くしたり少なくしたりして重みづけ
を行なっている領域である。その結果、この重みづけ組
合せ領域に記憶されているブロックの組合せ中多めに記
憶されているブロックの組合せが表示上の確率よりも多
めに出現する。この重みづけ用組合せ領域において、た
とえば「000」,「111」のように同一種類のブロ
ックの組合せを増減させることにより、前記特定の表示
態様(たとえば777等の図柄のぞろめ)となる確率が
変化する。なお、添え字における1B〜4Aの範囲内で
は同一種類のブロックの組合せとなるデータは記憶され
ていない。そして、添え字における4B〜53の範囲内
はすべて同一種類のブロックの組合せデータが記憶され
ているために、前述した確率の低設定の場合におけるラ
ンダムカウンタA20のカウント上限値が添え字の4D
のところまでであり、同一種類のブロックの組合せデー
タの数が少ないために、特定の表示態様(たとえば77
7等の図柄のぞろめ)となる確率が比較的低い。一方、
前述した中設定の場合には、添え字の50のところまで
ランダムカウンタA20がカウントアップするために、
その分同一種類のブロックの組合せデータが増えるため
に、特定の表示態様(たとえば777等の或る図柄のぞ
ろめ)となる確率が向上する。さらに、前述した高設定
の場合には、添え字における53のところまでランダム
カウンタA20がカウントアップするために、同一種類
のブロックの組合せデータがさらに増え、特定の表示態
様(たとえば777等の図柄のぞろめ)となる確率がさ
らに向上する。また、前述した確率向上時には、ランダ
ムカウンタA20のカウント上限値が添え字におけるA
4のところまで達するために、同一種類のブロックの組
合せデータが大幅に増加し、特定の表示態様(たとえば
777等の或る図柄のぞろめ)となる確率が大幅に向上
する。なお、この添え字における54〜A4は、確率向
上用の組合せ領域であり、図示するように、すべて同一
種類のブロックの組合せデータが記憶されている。ま
た、図柄ブロック組合せテーブル22に代えてあるいは
それに加えて、停止図柄組合せテーブル23について、
重みづけ用組合せ領域や確率向上用組合せ領域を設けて
もよい。この停止図柄組合せテーブルに記憶されている
コードデータにおける左側のデータが左の可変表示部4
a用の停止図柄コードであり、中央のデータが中央の可
変表示部4b用の停止図柄データであり、右のデータが
右の可変表示部4c用の停止図柄コードである。なお、
必要に応じて、同一種類のブロックが選択されたが最終
的に左の停止図柄と中央の停止図柄と右の停止図柄とが
一致するいわゆるぞろめにならなかった場合には、左,
中,右のいずれかのブロックを他のブロックに変更して
再度表示結果を決定するようにしてもよい。また停止図
柄組合せテーブル23を参照した結果同じコードとなっ
たが最終的に左停止図柄と中央の停止図柄と右停止図柄
とが一致するいわゆるぞろめとならなかった場合にも、
同様に、左,中,右のいずれかのコードを他のコードに
変更して再度表示結果を決定するようにしてもよい。こ
のようにすれば、確率が向上している旨および確率の設
定値が遊技者に容易に気づかれてしまうことが防止でき
る。また、必要に応じて、ブロックに属する図柄コード
の個数を左,中,右でそれぞれ異ならせるようにしても
よい。また、必要に応じて、可変表示時間を、図柄数に
応じた種類用意し、乱数により可変表示時間を決めるこ
とにより、間接的に表示結果を事前決定するようにして
もよい。
【0020】また、可変表示装置としては、たとえば、
それぞれの可変表示部により別個にボクシングの映像表
示を行ない、遊技者側のボクサーがたとえばカウンタパ
ンチにより勝った表示態様が表示結果としてすべての可
変表示部により導出表示された場合に所定の遊技価値が
付与可能となるように構成してもよい。その場合に、可
変表示装置を1つの可変表示部で構成し、複数回ボクシ
ングの試合を映像表示し、すべて前記カウンタパンチに
より勝つ表示結果の組合せとなれば、遊技価値を付与す
るようにしてもよい。つまり、可変表示装置としては、
図柄等をスクロール表示あるいは切換え表示するものに
限らず、また、表示結果が導出表示された後においても
引き続き可変表示され続けるものでもよい。
【0021】以上説明した実施例では、乱数発生手段が
数値をカウントアップするランダムカウンタで構成され
たものを示したが、その代わりに、コンピュータによる
乱数発生方法として従来から周知な、2乗中心法,合同
法,シフトレジスタ法等の演算算出方式の乱数発生手段
を採用してもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明は、1つの乱数発生手段で可変表
示装置の表示結果の表示態様を決定するのではなく、可
変表示装置が表示し得る複数の表示態様を複数種類の組
に分類し、第1の乱数発生手段の乱数値に基づいてまず
複数の組の中から或る組を決定し、次に、第2の乱数発
生手段の乱数値に基づいて、その決定された組の中に含
まれる複数の表示態様の中から或る表示態様を決定す
る。つまり、複数の乱数発生手段の乱数値を利用して複
数段階に分けて可変表示装置の表示結果の表示態様を事
前決定するようにしているために、1つの乱数発生手段
の乱数値に基づいて選択決定する際の選択肢の数が少な
くなり、可変表示装置の表示し得る表示態様の種類を多
くしたとしても、それぞれの乱数発生手段がとる乱数の
範囲が膨大な範囲になってしまう不都合が極力防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機の一例のパチンコ遊技機の遊技盤面を示
す正面図である。
【図2】制御動作を説明するための概略ブロック図であ
る。
【図3】各種テーブルを示す図である。
【符号の説明】
4a,4b,4cは可変表示部、3は可変表示装置、1
2は可変入賞球装置、20は第1の乱数発生手段の一部
を構成するランダムカウンタA、21は第2の乱数発生
手段の一部を構成するランダムカウンタB、22は分類
記憶手段の一例の図柄ブロック組合せテーブルである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示状態が変化して複数種類の表示態様
    を表示結果として導出表示可能な可変表示装置を有し、
    該可変表示装置の表示結果が予め定められた特定の表示
    態様となった場合に所定の遊技価値が付与可能となる遊
    技機であって、 第1の乱数を発生する第1の乱数発生手段と、 第2の乱数を発生する第2の乱数発生手段と、 前記可変表示装置が表示可能な複数種類の表示態様を複
    数の組に分類して記憶する分類記憶手段と、 前記第1の乱数発生手段が発生した第1の乱数に基づい
    て、前記分類記憶手段に記憶されている組の中から前記
    可変表示装置の表示結果の対象となる組を選択決定する
    組決定手段と、 前記第2の乱数発生手段が発生した第2の乱数に基づい
    て、前記組決定手段により決定された組の中から表示態
    様を選択し、該選択された表示態様を前記可変表示装置
    の表示結果として事前決定する表示態様事前決定手段
    と、 前記可変表示装置の表示結果が前記表示態様事前決定手
    段により決定された表示態様となるように表示制御可能
    な可変表示制御手段とを含むことを特徴とする、遊技
    機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5936342A (en) * 1994-12-14 1999-08-10 Canon Kabushiki Kaisha Image display apparatus and method of activating getter

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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