JP3516643B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP3516643B2
JP3516643B2 JP2000267260A JP2000267260A JP3516643B2 JP 3516643 B2 JP3516643 B2 JP 3516643B2 JP 2000267260 A JP2000267260 A JP 2000267260A JP 2000267260 A JP2000267260 A JP 2000267260A JP 3516643 B2 JP3516643 B2 JP 3516643B2
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詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機や
コイン遊技機等で代表される遊技機に関する。詳しく
は、表示状態が変化して複数種類の表示態様を表示結果
として導出表示可能な可変表示装置を含み、打玉が打込
まれる遊技領域に設けられた始動領域に打玉が進入した
ことを条件に前記可変表示装置の表示結果を導出表示す
るための可変表示が行なわれ、該可変表示装置の表示結
果が予め定められた特定の表示態様となったときに所定
の遊技価値が付与可能な特定遊技状態となる遊技機に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技機において、従来から一般
的に知られているものに、たとえば、表示状態が変化し
て複数種類の表示態様を表示結果として導出表示可能な
可変表示装置を含み、該可変表示装置の表示結果が予め
定められた特定の表示態様となったときに所定の遊技価
値が付与可能となる遊技機があった。
【0003】この種の遊技機では、可変表示装置の表示
結果、およびリーチの成立の有無について事前決定さ
れ、可変表示装置は、その事前決定された内容に従って
制御される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の遊
技機において、可変表示装置の表示結果が特定の表示態
様となる場合には、所定の遊技価値が付与可能となると
いう遊技者にとって喜ばしい状態であるために表示結果
が導出表示される以前の段階からいち早く遊技者にその
旨を報知すれば、遊技者をいち早く喜ばせることができ
て以降の遊技を楽しく行わせることができる。さらに、
特定の表示態様の前にはリーチが成立するのであり、そ
のリーチの成立を、特定の表示態様の予告報知とは別に
予告報知できるようにすれば、より一層、遊技者の期待
感を高めることができる。 また、この種の遊技機の可変
表示装置においてリーチを成立させるにしても、画一的
なリーチのみでは面白みに欠ける。そこで、可変表示動
作の制御内容が異なる複数種類のリーチを規定し、さら
には特定の表示態様とすることが事前決定された場合と
そうでない場合とで各リーチ種別の選択率を異ならせる
ことにより、特定の表示態様になりやすいリーチとそう
でないリーチとが発生し得るようにすることが考えられ
る。 リーチをこのように構成することにより、遊技者は
リーチの種別に強い関心を抱くようになる。そこで、リ
ーチが成立した場合に、リーチをそのリーチ種別が報知
されるように構成すれば遊技者にとって理解し易い遊技
を提供できる。 ところが、たとえば、特定の表示態様に
なりにくいリーチであることがリーチの成立時点で即座
に遊技者にわかってしまうと、早期に遊技者の期待感を
喪失させて遊技意欲を減退させる可能性がある。 そこ
で、いずれの種別のリーチであるかが事前決定されなが
らも、たとえば、あるリーチ種別があたかもその表示動
作の途中で、特定の表示態様になりやすい他の種別に変
化するかのように思わせるリーチ演出を可能にすること
が考えられる。
【0005】本発明は、係る実情に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、リーチおよび特定の表示態様に
対する期待感を高めることができるとともに、リーチが
成立したときには、そのリーチ種別があたかもその表示
動作の途中で、特定の表示態様へのより大きな期待が持
てる他の種別に変化するかのごとき演出を可能にする遊
技機を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、表示状態が変化して複数種類の表示態様を表示結果
として導出表示可能な可変表示装置(4)を含み、打玉
が打込まれる遊技領域(遊技領域3)に設けられた始動
領域(始動入賞口7)に打玉が進入したことを条件に前
記可変表示装置の表示結果を導出表示するための可変表
示が行なわれ、該可変表示装置の表示結果が予め定めら
れた特定の表示態様(たとえば777のぞろめ)となっ
たときに所定の遊技価値が付与可能な特定遊技状態とな
る(可変入賞球装置9の開閉板10が開成して打玉が入
賞しやすい遊技者にとって有利な第1の状態となり、
当りとなる)遊技機であって、前記特定遊技状態にする
か否かを決定するために用いられる特定遊技状態決定用
数値データ(ランダム1のカウント値)を更新する特定
数値データ更新手段(ランダム1カウンタ)と、前記特
定遊技状態にするか否かの決定に応じて前記可変表示装
置の表示結果としての表示態様を決定するために用いら
れる表示態様決定用数値データ(ランダム2のカウント
値)を更新する表示結果数値データ更新手段(ランダム
2カウンタ)と、該表示結果数値データ更新手段とは別
の数値データ更新手段であって、リーチとなったときの
リーチ表示動作を複数種類の中から選択するために用い
られるリーチ表示動作種類決定用数値データ(ランダム
5のカウント値)を更新するリーチ表示動作種類数値デ
ータ更新手段(ランダム5カウンタ)と、前記始動領域
に打玉が進入した数であって未だ前記可変表示に用いら
れていない数を所定の上限(たとえば「4」)の範囲内
で記憶可能な始動記憶手段(可変表示装置4が可変表示
中に再度パチンコ玉が始動入賞口7に入賞すれば、その
始動入賞が記憶され)と、該始動記憶手段の始動記憶毎
に対応して設けられた記憶領域(カウント値記憶領域)
と、前記始動領域への打玉の進入に応じて、前記特定遊
技状態決定用数値データを抽出し、該始動領域への打玉
の進入による始動記憶に対応した前記記憶領域に記憶さ
せる数値情報記憶手段(パチンコ玉が始動入賞口7に入
賞して始動入賞玉検出器8からの検出信号が導出された
時点におけるランダム1カウンタのカウント値が抽出さ
れてメモリ内に記憶される。このメモリは、始動入賞記
憶の上限がたとえば「4」である場合には、それに合わ
せて4つのカウント値記憶領域を有し、始動入賞の古い
順に抽出されたカウント値が抽出順序に従って記憶され
る)と、前記記憶領域に記憶された最も古い前記特定遊
技状態決定用数値データと所定の当たり判定値
(「3」)とが一致するか否かにより前記特定遊技状態
にするか否かを決定する特定遊技状態決定手段(図3の
S1)と、前記表示態様決定用数値データを用いて前記
可変表示装置の表示結果の表示態様を決定する表示態様
決定手段(図3のS1、S2、S16)と、該表示態様
決定手段により決定された内容に従って前記可変表示装
置を制御する可変表示制御手段(図2のLCD回路2
6、基本回路29)と、前記可変表示装置の表示結果が
前記特定の表示態様となることを予告報知する特定表示
態様予告報知手段(図3のS4、S21、S35)と、
リーチとなっていることを報知するリーチ報知手段
(音,ランプ,LEDによる報知も併せて行なわれる)
、前記リーチ表示動作の種類を選択するために前記リ
ーチ表示動作の種類毎に割振られた判定用数値データ
(大当り時:0、1と2、3と4と5、外れ時:0と1
と2、3と4、5)と前記リーチ表示動作種類決定用数
値データとを比較し、前記リーチ表示動作種類決定用数
値データがどの前記判定用数値データに属するかに応じ
て該属する判定用数値データに対応する種類のリーチ表
示動作(通常リーチ、特別リーチ1、特別リーチ2のい
ずれか)を、前記可変表示装置に表示させるリーチ表示
動作として選択決定するリーチ表示動作種類決定手段
(図3のS11〜S14、S29〜S32)とを含み、
前記リーチ表示動作種類決定手段が決定する前記複数種
類のリーチ表示動作には、通常 リーチ表示動作(図3の
S12とS30の通常リーチ)と、リーチが成立してか
ら所定期間は前記通常リーチ表示動作と同じ表示動作パ
ターンで進行する特別リーチ表示動作(図3のS13と
S31の特別リーチ1、S14とS32の特別リーチ
2)とが含まれており、前記リーチ表示動作種類決定手
段は、前記特定遊技状態にすることが決定されている特
定遊技状態決定時(ランダム1のカウント値が「3」の
とき)と前記特定遊技状態にしないことが決定されてい
る外れ決定時(ランダム1のカウント値が「3」以外の
とき)とで、共に前記リーチ表示動作種類数値データ更
新手段から前記リーチ表示動作種類決定用数値データを
抽出して前記リーチ表示動作の選択決定に用い(ランダ
ム1のカウント値が「3」のときにS11によりランダ
ム5カウンタからカウント値が読出されて用いられ、ラ
ンダム1の値が「3」以外のときにもS29により同じ
ランダム5カウンタからカウント値が読出されて用いら
れる)、前記判定用数値データは、前記特定遊技状態決
定時よりも前記外れ決定時の方が前記通常リーチ表示動
作が選択されやすく(ランダム1のカウント値が「3」
のときにはランダム5のカウント値が0のとき通常リー
チになり、ランダム1のカウント値が「3」以外のとき
にはランダム5のカウント値が1〜3のとき通常リーチ
になる)、かつ、前記外れ決定時よりも前記特定遊技状
態決定時の方が前記特別リーチ表示動作が選択されやす
く(ランダム1のカウント値が「3」以外のときにはラ
ンダム5のカウント値が3〜5のとき特別リーチにな
り、ランダム1のカウント値が「3」のときにはランダ
ム5のカウント値が1〜5のとき特別リーチになる)よ
うに割振られているとともに、前記特定遊技状態決定時
と前記外れ決定時とのいずれにおいても前記通常リーチ
表示動作および前記特別リーチ表示動作が選択可能とな
るように割振られており(ランダム1のカウント値が
「3」または「3」以外のいずれのときにも選択肢が通
常リーチ、特別リーチ1、特別リーチ2の3種類ある、
図3のS12、S13、S14、およびS30、S3
1、S32)、前記可変表示制御手段は、前記リーチ表
示動作種類決定手段が選択決定した種類のリーチ表示動
作を前記可変表示装置に表示させる(図6(A)(B)
(C)参照)ことを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明の構成に加えて、前記通常リーチ表示動作は、
リーチが成立してから所定の第1期間だけ可変表示動作
が継続された後に表示結果が導出表示されるものであ
り、 前記特別リーチ表示動作の種類として、 リーチが成
立してから前記第1期間(図6(A)、低速スクロール2
周)での可変表示動作を経て所定の第2期間(低速スク
ロール4周=2周+2周)での可変表示動作が継続した
後に表示結果が導出表示される第1特別リーチ表示動作
(図6(B):特別リーチ1、リーチ状態となった後、
低速スクロールされる状態が4周分スクロール表示され
るまで続き・・・停止される。)と、 前記第2期間での
可変表示動作を経てさらに所定の第3期間(低速スクロ
ール1周)での可変表示動作に移行する第2特別リーチ
表示動作(図6(C)、特別リーチ2、一時停止後、低
速スクロールが開始されてから1周分スクロール表示さ
れ、…停止表示される。)とが規定されてされているこ
を特徴とする。
【0008】
【0009】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、特定数値デ
ータ更新手段の働きにより、特定遊技状態にするか否か
を決定するために用いられる特定遊技状態決定用数値デ
ータが更新される。表示結果数値データ更新手段の働き
により、特定遊技状態にするか否かの決定に応じて可変
表示装置の表示結果としての表示態様を決定するために
用いられる表示態様決定用数値データが更新される。そ
の表示結果数値データ更新手段とは別のリーチ表示動作
種類数値データ更新手段の働きにより、リーチとなった
ときのリーチ表示動作を複数種類の中から選択するため
に用いられるリーチ表示動作種類決定用数値データが更
新される。始動記憶手段の働きにより、始動領域に打玉
が進入した数であって未だ可変表示に用いられていない
数が所定の上限の範囲内で記憶される。その始動記憶手
段の始動記憶毎に対応して記憶領域が設けられており、
数値情報記憶手段の働きにより、始動領域への打玉の進
入に応じて、前記特定遊技状態決定用数値データが抽出
され、始動領域への打玉の進入による始動記憶に対応し
た前記記憶領域に記憶させる。特定遊技状態決定手段の
働きにより、記憶領域に記憶された最も古い特定遊技状
態決定用数値データと所定の当たり判定値とが一致する
か否かにより特定遊技状態にするか否かが決定される。
表示態様決定手段の働きにより、前記表示態様決定用数
値データを用いて前記可変表示装置の表示結果の表示態
様が決定される。該表示態様決定手段により決定された
内容に従って、可変表示制御手段の働きにより、前記可
変表示装置が制御される。特定表示態様予告報知手段の
働きにより、前記可変表示装置の表示結果が前記特定の
表示態様となることが予告報知される。リーチ予告報知
手段の働きにより、リーチとなることが予告報知され
る。リーチ表示動作種類決定手段の働きにより、リーチ
表示動作の種類を選択するためにリーチ表示動作の種類
毎に割振られた判定用数値データとリーチ表示動作種類
決定用数値データとを比較し、リーチ表示動作種類決定
用数値データがどの前記判定用数値データに属するかに
応じて該属する判定用数値データに対応する種類のリー
チ表示動作が、可変表示装置に表示させるリーチ表示動
作として選択決定される。リーチ表示動作種類決定手段
が決定する複数種類のリーチ表示動作には、通常リーチ
表示動作と、リーチが成立してから所定期間は通常リー
チ表示動作と同じ表示動作パターンで進行する特別リー
チ表示動作とが含まれており、リーチ表示動作種類決定
手段は、特定遊技状態にすることが決定されている特定
遊技状態決定時と特定遊技状態にしないことが決定され
ている外れ決定時とで、共にリーチ表示動作種類数値デ
ータ更新手段からリーチ表示動作種類決定用数値データ
を抽出してリーチ表示動作の選択決定に用いる。前記判
定用数値データは、特定遊技状態決定時よりも外れ決定
時の方が前記通常リーチ表示動作が選択されやすく、か
つ、外れ決定時よりも特定遊技状態決定時の方が前記特
別リーチ表示動作が選択されやすくなるように割振られ
ているとともに、特定遊技状態決定時と外れ決定時との
いずれにおいても前記通常リーチ表示動作および前記特
別リーチ表示動作が選択可能となるように割振られてい
る。可変表示制御手段は、リーチ表示動作種類決定手段
が選択決定した種類のリーチ表示動作を可変表示装置に
表示させる
【0010】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、前記通常リーチ表示動
作は、リーチが成立してから所定の第1期間だけ可変表
示動作が継続された後に表示結果が導出表示されるもの
であり、前記特別リーチ表示動作の種類として、リーチ
が成立してから前記第1期間での可変表示動作を経て所
定の第2期間での可変表示動作が継続した後に表示結果
が導出表示される第1特別リーチ表示動作と、前記第2
期間での可変表示動作を経てさらに所定の第3期間での
可変表示動作に移行する第2特別リーチ表示動作とが規
定されている。
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、本実施の形態におい
ては遊技機の一例としてパチンコ遊技機を示すが、本発
明はこれに限らず、コイン遊技機やスロットマシン等で
もよく、表示状態が変化して複数種類の表示態様を表示
結果として導出表示可能な可変表示装置を含み、該可変
表示装置の表示結果が予め定められた特定の表示態様と
なったときに所定の遊技価値が付与可能となる遊技機で
あればすべて対象となる。
【0013】図1は、本発明に係る遊技機の一例のパチ
ンコ遊技機の遊技盤面を示す正面図である。遊技者が図
示しない打球操作ハンドルを操作すれば、打球待機樋
(図示せず)に貯留されているパチンコ玉が1つずつ遊
技盤1の前面に形成されている遊技領域3内に打込まれ
る。遊技領域3は、動画を表示可能なLCD表示装置5
からなる可変表示装置4が設けられているとともに、始
動入賞口7が設けられている。この始動入賞口7内に入
賞したパチンコ玉は、始動入賞玉検出器8により検出さ
れる。
【0014】始動入賞玉検出器8の検出信号に基づき、
可変表示装置4のLCD表示装置5により複数種類の図
柄等からなる識別情報が可変表示される。LCD表示装
置5は横方向に並んだ3つの可変表示部を有し、後述す
るように、左図柄,中図柄,右図柄がスクロール表示さ
れる。そして、その可変表示の表示結果が予め定められ
た特定の表示態様(たとえば777等のぞろめ)となっ
た場合に可変入賞球装置9の開閉板10が開成して打玉
が入賞しやすい遊技者にとって有利な第1の状態とな
り、所定の遊技価値が付与可能な状態となる。
【0015】この可変入賞球装置9は、通常時は開閉板
10が閉成した遊技者にとって不利な第2の状態となっ
ているが、可変表示装置4の表示結果が前記予め定めら
れた特定の表示態様となれば、ソレノイド11が励磁さ
れて開閉板10が開成した第1の状態となり、大当り状
態が発生する。この可変入賞球装置9の第1の状態は、
打玉の所定個数(たとえば10個)の入賞あるいは所定
期間(たとえば30秒間)の経過のいずれか早い方の条
件が成立することにより終了して第2の状態となる。
【0016】一方、可変入賞球装置9内には、特定入賞
領域と通常入賞領域とが形成されており、第1の状態と
なっている可変入賞球装置9内に進入したパチンコ玉が
特定入賞領域に入賞して特定入賞玉検出器12により検
出されれば、その回の第1の状態が終了するのを待って
可変入賞球装置9を再度第1の状態に駆動制御する繰返
し継続制御が行なわれる。この繰返し継続制御の上限回
数はたとえば16回と定められている。図1中13は可
変入賞球装置9内に形成された通常入賞領域に入賞した
入賞玉を検出する通常入賞玉検出器であり、前記特定入
賞玉検出器12と通常入賞玉検出器13とにより検出さ
れた入賞玉の合計個数が入賞個数表示器14により表示
される。なお、この可変入賞球装置9の第2の状態とし
ては、打玉が全く入賞できない状態ではなく打玉が入賞
可能ではあるが入賞困難な状態であってもよい。
【0017】可変表示装置4が可変表示中に再度パチン
コ玉が始動入賞口7に入賞すれば、その始動入賞が記憶
され、可変表示装置4が可変停止した後再度可変表示開
始できる状態になってから前記始動入賞記憶に基づいて
再度可変表示装置4が可変開始される。この始動入賞記
憶の上限値はたとえば「4」と定められており、現時点
における始動入賞記憶値が始動入賞記憶表示器6により
表示される。
【0018】図1中10、15は風車ランプ、17は肩
ランプ、19は袖ランプ、40はアタッカーLED、2
1はレール飾りランプ、41は飾りLED、23は役物
ランプであり、それぞれに遊技状態に応じて点灯または
点滅する。遊技領域3内には、通常の入賞口13や通常
の通過口16が設けられており、さらに、アウト玉を回
収するアウト口22も設けられている。また、2は遊技
領域を区画する区画レールであり、打球発射装置により
弾発発射されたパチンコ玉がこの区画レール2間を通っ
て遊技領域3内に打込まれる。図1中20はラッキーナ
ンバー表示LEDであり、LEDが走行点灯することに
より複数種類の数字が可変表示され、前記特定遊技状態
の発生時における可変停止時の表示結果が遊技場が予め
定めたラッキーナンバーに一致した場合には、ある特典
が遊技者に与えられる。この特典は、たとえば、その特
定遊技状態の発生に伴って遊技者が獲得した賞品玉を景
品交換することなく引続き遊技に使用できる等が考えら
れる。
【0019】図2は、パチンコ遊技機に設けられる制御
回路を示すブロック図である。パチンコ遊技機の制御回
路は、各種機器を制御するためのプログラムに従って、
遊技制御を行なうマイクロコンピュータを含む基本回路
29と、電源投入時に基本回路29をリセットする初期
リセット回路34と、基本回路29から与えられるクロ
ック信号を分周して定期的(たとえば2msec毎)に
リセットパルスを基本回路29に与えるための定期リセ
ット回路35と、各スイッチやセンサに接続され、与え
られるアドレス信号によって選択されるスイッチからの
信号を基本回路29に与えるためのスイッチ回路25
と、基本回路29等に接続され、基本回路29から与え
られるアドレス信号をデコードして基本回路29等に与
えるためのアドレスデコード回路33とを含む。さら
に、パチンコ遊技機の制御回路には、基本回路29によ
って制御されるLED回路30と、基本回路29によっ
て制御されるソレノイド回路31と、大当り情報を大当
り情報出力端子38から出力するとともに可変表示装置
を実際に可変開始するために有効に利用された始動入賞
個数に関する情報である有効始動情報を有効始動情報出
力端子39から出力するための情報出力回路27とを含
む。さらに、制御回路は、可変表示装置4を構成するL
CD表示装置5を表示駆動するためのLCD回路26が
接続されているとともにスピーカ37から音を発生させ
るための音発生,増幅回路36が接続されている。
【0020】スイッチ回路25には、始動入賞玉検出器
8が接続されており、始動入賞玉検出信号が入力され
る。また、可変入賞球装置9内に入賞した入賞玉のうち
特定入賞領域に入賞した特定入賞玉が特定入賞玉検出器
12により検出され、その検出信号がスイッチ回路25
に入力される。さらに、可変入賞球装置10内に入賞し
たパチンコ玉が通常入賞領域に入賞すればその入賞玉が
入賞玉検出器13により検出され、その検出信号がスイ
ッチ回路25に入力される。
【0021】LED回路30には、7セグメントLED
により構成された入賞個数表示器14と始動入賞記憶表
示器6とラッキーナンバー表示LED20とアタッカー
LED40と飾りLED41とが接続されており、特定
入賞玉検出器12と入賞玉検出器13との検出信号に基
づいて可変入賞球装置9内に入賞したパチンコ玉の合計
入賞個数が入賞個数表示器14により表示され、始動入
賞玉検出器8の検出信号に基づいて始動入賞記憶の個数
が始動入賞記憶表示器6により表示される。また、ラン
プ回路32には種々のランプ15,17,19,21,
23が接続されており、それぞれに、遊技状態に応じて
点灯または点滅するように構成されている。なお、これ
ら制御回路には、電源回路28から所定の直流電流が供
給されるように構成されている。
【0022】図3は、パチンコ遊技機における主として
可変表示装置の制御動作を示すフローチャートである。
【0023】ステップS(以下単にSという)1によ
り、ランダム1カウンタのカウント値を読出す処理が行
なわれる。このランダム1カウンタは、大当りを発生さ
せるか否かを事前に決定するために用いられるカウンタ
であり、0から1ずつカウントアップしてその上限であ
る209までカウントアップした後再度0からカウント
アップし直すものである。そして、パチンコ玉が始動入
賞口7に入賞して始動入賞玉検出器8からの検出信号が
導出された時点におけるランダム1カウンタのカウント
値が抽出されてメモリ内に記憶される。このメモリは、
始動入賞記憶の上限がたとえば「4」である場合には、
それに合わせて4つのカウント値記憶領域を有し、始動
入賞の古い順に抽出されたカウント値が抽出順序に従っ
て記憶される。そして、メモリ内の1番古いカウント値
がこのS1により読出される。その読出されたカウント
値(乱数)が、3のときにはS2以降に示す大当りを発
生させるための制御がなされ、3以外のときにはS16
以降に示す外れとなる制御が行なわれる。
【0024】S2では、ランダム2カウンタのカウント
値における可変表示装置の左図柄を決定する値に合わせ
て、左図柄=中図柄=右図柄とする処理が行なわれる。
ランダム2カウンタは、0からカウントアップしてその
上限である15進数のEEEまでカウントアップした後
再度0からカウントアップし直すものであり、可変表示
装置4の停止図柄を決定するものである。そしてS2の
処理により、ランダム2カウンタの左図柄用のカウント
値部分により左図柄を決定し、その決定された左図柄と
同じ図柄になるように中図柄と右図柄を揃える処理が行
なわれる。その結果、可変表示装置4の可変停止時にお
いては、左図柄と中図柄と右図柄とが同じ図柄となりぞ
ろめの状態となり、大当り状態が発生する。次にS3に
進み、ランダム3カウンタのカウント値を読出す処理が
行なわれる。このランダム3カウンタは、0からカウン
トアップしてその上限である2までカウントアップした
後再度0からカウントアップし直すものである。そし
て、読出されたカウント値が0のときにS4に進み、大
当り予告1を行なうためのフラグがセットされる。ラン
ダム3カウンタの値が1のときにはS5に進み、リーチ
予告を行なうためのフラグがセットされる。リーチと
は、複数の可変表示部が時期を異ならせて停止される場
合に、一部の可変表示部が未だ可変表示している段階で
既に停止している可変表示部の表示結果が大当りとなる
特定の表示態様の条件を満たしている状態である。ラン
ダム3カウンタの値が2のときにはS6に進み、予告な
しの状態となり、直接S11に進む。S4,S5の処理
が行なわれた後にS7に進み、ランダム4カウンタのカ
ウント値が読出される。このランダム4カウンタは0か
らカウントアップしてその上限である2までカウントア
ップした後再度0からカウントアップし直すものであ
る。そしてその読出されたカウント値が0のときにはS
8に進み、音,ランプ,LEDを制御する処理が行なわ
れる。このS8の処理を行なうに際し、前記S4により
大当り予告1を行なうためのフラグがセットされている
場合には、レール飾りランプ21と飾りLED41とを
可変表示装置の可変開始時から点滅させ、スピーカ37
から大当り予告音を発生させ、大当り状態が発生するこ
とを事前に予告報知し、S5によるリーチ予告のフラグ
がセットされている場合は飾りLED41を可変開始時
から点滅させるとともにスピーカ37からリーチ予告音
を発生する。一方、ランダム4カウンタの値が1のとき
には、S9に進み、可変表示装置4のLCD表示装置5
の表示動作制御を行ない、LCD表示装置5により大当
り状態やリーチが発生することを事前に予告表示させ
る。このS9による表示動作の具体的内容は、S4によ
る大当り予告1のフラグがセットされているときには、
図4、図5のそれぞれの(B)に示された表示動作であ
り、S5によるリーチ予告のフラグがセットされている
場合は、図4、図5のそれぞれの(A)に示された表示
動作である。一方、ランダム4カウンタの値が2のとき
には、S10に進み、ラッキーナンバー表示LEDを変
動制御させる処理が行なわれる。このS10による処理
は、ラッキーナンバー表示LED20をLCD表示装置
5の可変開始時から変動させ、大当りが発生して可変入
賞球装置9の初回の開放時にその可変表示を停止させる
ことにより、大当り状態が発生することを遊技者に認識
させるようにしている。このラッキーナンバー表示LE
D20は、大当り発生の予告表示を行なわない通常時で
は、大当りの発生時に変動を開始し、可変入賞球装置9
の初回の開放時に停止するように制御されており、S1
0によるラッキーナンバー表示LED20の表示動作が
通常時の表示動作と異なるため、遊技者は、大当りが発
生することが認識できる。このラッキーナンバー表示L
EDの変動が停止した後に表示される停止ナンバーは、
0から7までをカウントするランダム6カウンタのカウ
ント値が大当り発生時に抽出されてその抽出されたカウ
ント値(乱数)により決定される。
【0025】S11ではランダム5カウンタのカウント
値が読出される。このランダム5カウンタは、0からカ
ウントアップしてその上限である5までカウントアップ
した後再度0からカウントアップし直すものである。ラ
ンダム5カウンタのカウント値が0のときにS12に進
み、LCD表示装置5の表示状態を制御して図6(A)
に基づいて後述する通常リーチの制御が行なわれる。ラ
ンダム5カウンタのカウント値が1または2のときに
は、LCD表示装置5を表示制御して図6(B)に基づ
いて後述する特別リーチ1の表示制御が行なわれる。ラ
ンダム5カウンタのカウント値が3,4,あるいは5の
ときには、S14に進み、LCD表示装置5を制御して
図6(C)に基づいて後述する特別リーチ2の表示制御
が行なわれる。次にS15に進み、可変入賞球装置9を
第1の状態にする大当り制御が行なわれる。
【0026】次に、S1により読出されたランダム1カ
ウンタのカウント値が3以外のときには、S16に進
み、ランダム2カウンタのカウント値を読出し、その読
出されたランダム2カウンタのカウント値が、左図柄の
カウント値と中図柄のカウント値と右図柄のカウント値
とがすべて同じ値であった場合には、中図柄のカウント
値に対し「1」を加算し、中図柄を強制的にずらしてぞ
ろめとならないように制御される。これは、ランダム1
カウンタのカウント値が3以外の場合すなわち外れとす
ることが事前に決定された場合であるにも関わらず、ラ
ンダム2カウンタのカウント値がたまたま左図柄と中図
柄と右図柄とが同じ図柄となるぞろめ状態であり、その
ままでは大当りが発生する特定の表示態様となってしま
うために、S17によりぞろめが生じないように強制的
に中図柄をずらしているのである。一方、ランダム2カ
ウンタの値が左図柄と右図柄とが同じで中図柄だけ違う
値であった場合には、そのままS18に進み、メモリ内
のランダム1カウンタの値をチェックする処理が行なわ
れる。このメモリ内のランダム1カウンタの値とは、前
記S1で説明したメモリに対応して古い順に記憶されて
いるランダム1カウンタの値のことである。そして、記
憶されているランダム1カウンタの値の中に「3」があ
るとき、すなわち、可変表示装置4の今回の可変表示が
終了した以降の可変表示により大当りが発生する場合に
は、S19に進み、ランダム3カウンタのカウント値を
読出す処理が行なわれる。このランダム3カウンタは0
からカウントアップしてその上限である2までカウント
アップした後再度0からカウントアップし直すものであ
る。そしてランダム3カウンタのカウント値が0のとき
にS21に進み、大当り予告2を行なうためのフラグが
セットされてS25に進む。一方、ランダム3カウンタ
の値が1のときにはS22に進み、リーチ予告を行なう
ためのフラグがセットされてS25に進む。ランダム3
カウンタの値が2のときにはS23に進み、予告なしの
状態となり直接S29に進む。
【0027】S25では、ランダム4カウンタの値を読
出し、その値が0のときにS26に進み、音,ランプ,
LEDを制御する処理が行なわれる。このS26の処理
は、大当り予告2を行なうためのフラグがセットされて
いる場合には、レール飾りランプ21を可変表示装置の
可変開始時から点滅させ、スピーカ37から大当り予告
音を発生させ、S22によるリーチ予告のフラグがセッ
トされているときは、飾りLED41を可変開始時から
点滅させてスピーカ37からリーチ予告音を発生させ
る。一方ランダム4カウンタの値が1のときには、S2
7に進み、大当り予告2のフラグがセットされている場
合には図4、図5のそれぞれの(C)に基づいて後述す
る大当り予告2のときのLCD表示装置5の表示動作を
行ない、リーチ予告のフラグがセットされている場合に
は、図4、図5のそれぞれの(A)に基づいて後述する
リーチ予告時のLCD表示装置5の表示動作制御を行な
う。次に、ランダム4カウンタのカウント値が2のとき
には、S28に進み、ラッキーナンバー表示LED20
をLCD表示装置の可変開始時から変動させ、LCD表
示装置5の可変停止時にラッキーナンバー表示LED2
0の変動開始時と同じ位置に停止させる処理が行なわれ
る。
【0028】一方、S18により読出されたメモリ内の
ランダム1カウンタの値の中に「3」がないときには、
S20により、ランダム3カウンタの値を読出し、その
値が0または1のときにはS24に進み、リーチ予告を
行なうためのフラグがセットされてS25に進む。一
方、ランダム3カウンタの値が2のときにはS23に進
み、予告なしの状態となり直接S29に進む。
【0029】S29では、ランダム5カウンタの値を読
出す処理が行なわれる。ランダム5カウンタの値が0,
1あるいは2のときにはS30に進み、図6(A)に基
づいて説明する通常リーチの制御が行なわれた後S41
に進む。ランダム5カウンタのカウント値が3あるいは
4のときには、S31に進み、図6(B)に基づいて説
明する特別リーチ1の表示制御が行なわれた後S41に
進む。ランダム5カウンタの値が5のときにS32に進
み、図6(C)に基づいて説明する特別リーチ2の表示
制御が行なわれた後S41に進む。S41では、可変入
賞球装置9を開成させない外れ制御が行なわれる。
【0030】一方、S16により読出されたランダム2
カウンタの値の左と右の図柄の値が一致しない場合には
S33に進み、メモリ内のランダム1カウンタのチェッ
クがなされ、メモリ内に3が記憶されていないときには
そのままS41に進むが、メモリ内に3が記憶されてい
る場合にはS34に進み、ランダム3カウンタの値を読
出し、その値が0あるいは1のときにS35に進み、大
当り予告2を行なうためのフラグがセットされた後S3
6に進む。一方、ランダム3カウンタの値が2のときに
S40に進み、予告なしの状態となり直接S41に進
む。
【0031】S36では、ランダム4カウンタの値を読
出す処理が行なわれる。そして、そのランダム4カウン
タの値が0のときにはS37に進み、音,ランプ,LE
Dの制御がなされる。このS37の制御は、前記S26
と同様の制御である。ランダム4カウンタの値が1のと
きにS38に進み、LCD表示装置5を制御して図4、
図5のそれぞれの(C)に基づいて後述する大当り予告
2の表示制御が行なわれる。ランダム4カウンタの値が
2のときにS39に進み、前記S28と同様のラッキー
ナンバー表示LEDの変動制御が行なわれ、S41に進
む。
【0032】前述した大当りの事前報知やリーチの事前
報知は、ランプ,LEDによる報知のみ、あるいは音に
よる報知のみで行なってもよい。また、LCD表示装置
5の表示動作による事前報知に加えて、音による報知や
ランプ,LEDによる報知を行なうようにしてもよい。
また、事前報知の方法は、通常時とは異なった態様で報
知し通常時とは区別できる方法であれば、どのような方
法であってもよい。
【0033】前記S1,S2,S16により、可変表示
装置の表示結果の表示態様を決定する表示態様決定手段
が構成されている。前記S3〜S6により、前記表示態
様決定手段により決定された表示結果が前記特定の表示
態様となる場合に、特定の表示態様となる前に報知する
か否かを選択決定する選択決定手段が構成されている。
前記S7〜S10により、前記選択決定手段により事前
に報知する旨が決定された場合に、特定の表示態様とな
る旨を前記可変表示装置の表示結果が導出される前に報
知する報知手段が構成されている。
【0034】また、表示態様決定手段による決定時期
は、最初に停止する図柄がどのような停止図柄であって
も大当りが発生する可能性がある場合(最初に停止する
図柄内に外れ図柄が存在しない場合)には、2番目の図
柄が停止する以前であればいつでもよく、また、最初に
停止する図柄内に外れ図柄が存在する場合には、最初の
図柄が停止する以前であればいつでもよい。さらにリー
チの図柄表示がなされて初めて大当りするか否かを決め
る遊技機の場合には、リーチになってから最後の図柄が
停止する直前であればいつでもよい。また表示態様決定
手段による表示態様の決定方法は、乱数で全ての予定停
止図柄を直接決めるものばかりでなく、リーチするか否
かを最初に決めたのち、最後の予定停止図柄を決めるも
のでもよい。
【0035】また、S1により当りが決定されたことに
従って選択決定手段の選択決定が行なわれ、その後S2
による表示態様の決定を行なうようにしてもよい。
【0036】さらに、報知手段による報知時期は、最初
の図柄が停止した時点、リーチになった時点、リーチに
なった後最後の図柄が停止する前まで等、全ての図柄が
停止する以前であればいつでもよい。
【0037】図4は、可変表示装置のLCD表示装置5
による可変表示状態を示す図である。
【0038】(A)はリーチ予告を行なう場合の可変表
示動作が示されている。LCD表示装置5には、パチン
コ玉が始動入賞する以前の通常状態では、左図柄51と
中図柄53と右図柄52とが停止表示されており、それ
ぞれの図柄の前後に連続する図柄の一部も表示されてい
る。そして、前述したリーチ予告を行なうことが事前決
定されている場合には、パチンコ玉の始動入賞によりま
ず中図柄53が1/2図柄分逆方向(上方向)にスクロ
ールした後元の位置まで戻ってから、左図柄51と中図
柄53と右図柄52とが一斉に下方向にスクロール表示
されて可変開始される。遊技者は、この可変開始毎にお
ける中図柄53の逆方向へのスクロールを見ることによ
り、リーチが発生することを事前に認識することができ
る。
【0039】(B)は前述した大当り予告1のときのL
CD表示装置5による可変表示動作が示されている。こ
の大当り予告1の場合には、打玉の始動入賞により左図
柄52と中図柄3と右図柄52との全図柄が逆方向に1
/2図柄分だけスクロールした後元の位置まで戻ってか
ら、全図柄が下方向にスクロール表示される可変表示が
開始される。
【0040】(C)は大当り予告2を行なう場合のLC
D表示装置5による可変表示動作が示されている。この
大当り予告2の場合には、打玉の始動入賞により全図柄
51,52,53が下方向にスクロールして可変表示さ
れ、まず左図柄51が停止して、次に右図柄52が停止
する際に、予定停止図柄(図面では1)がほぼ1図柄分
通り過ぎてから停止位置まで逆スクロールして停止さ
れ、次に中図柄53が停止する際にも、予定停止図柄
(図面では9)がほぼ1図柄分通り過ぎてから停止位置
まで逆スクロールして停止される。
【0041】図5は、可変表示中の画面を切換えて予告
表示を行なう例を示す図である。(A)はリーチ予告を
行なう場合であり、LCD表示装置5によりすべての図
柄51,52,53が可変表示されている最中に、「リ
ーチ!」のメッセージ54を表示させ、その後通常の可
変表示に戻り、左図柄51が停止され、右図柄52が停
止され、最後に中図柄53が停止される。
【0042】(B)は大当り予告1を行なう場合が示さ
れており、LCD表示装置5によりすべての図柄51,
52,53が可変表示されている最中に、「フィーバー
!」のメッセージ55を表示させ、次に通常の可変表示
に戻り左図柄51,右図柄52,中図柄53の順に停止
する。
【0043】(C)は大当り予告2を行なう場合が示さ
れており、LCD表示装置5によりすべての図柄51,
52,53が可変表示されている最中に、「チャンス
!」のメッセージ56が表示され、次に通常の可変表示
に戻り、左図柄51,右図柄52,中図柄53の順に停
止する。
【0044】図6は、通常リーチ,特別リーチ1,特別
リーチ2を報知する場合の可変表示動作を示す図であ
る。
【0045】(A)は通常リーチの場合が示されてい
る。LCD表示装置5によりすべての図柄51,52,
53が可変表示され、まず左図柄51が停止し、次に右
図柄52が停止し、リーチ状態(左=右)となったの
ち、中図柄53が低速でスクロール表示される状態とな
り、その低速スクロール表示が各図柄53,52を2周
分行なった後、予定停止図柄がLCD表示装置5の停止
位置に来た段階で停止される。
【0046】(B)は特別リーチ1の場合が示されてい
る。LCD表示装置5により全図柄51,52,53が
可変表示され、まず左図柄51が停止し、次に右図柄5
2が停止し、リーチ状態(左=右)となったのち、中図
柄53が低速スクロールされる状態となり、その状態が
中図柄53を4周分スクロール表示されるまで続き、そ
の後予定停止図柄がLCD表示装置5の停止位置に来た
状態で停止される。さらに、この中図柄53の低速スク
ロールが3周目になった段階から通常リーチとは異なる
態様で音,ランプ,LEDによる報知も併わせて行なわ
れる。
【0047】(C)は前述した特別リーチ2の場合を示
している。LCD表示装置5によりすべての図柄51,
52,53が可変表示された後左図柄51が停止し、次
に右図柄52が停止し、リーチ状態(左=右)となった
のち、中図柄53が低速でスクロール表示される状態と
なり、その状態が中図柄53の4周分スクロールされる
まで続行され、4周分スクロール表示された段階で中図
柄53が一時停止し、さらに、その後低速スクロールが
開始されてから中図柄53が1周分スクロール表示さ
れ、その後予定停止図柄がLCD表示装置5の停止表示
位置に来たときに停止表示される。さらに、中図柄53
の低速スクロールが3周目になった段階から前記特別リ
ーチ1のときの態様で、さらには前記一時停止後再可変
表示の開始時から特別リーチ1のときとは異なる態様で
音,ランプ,LEDによる報知も併わせて行なわれる。
【0048】図7は、当りラインが複数本設定されてい
る可変表示装置の場合の予告報知動作を示す図である。
当りラインとは、可変停止時の可変表示装置により表示
される複数の停止図柄の組合せがそのライン上において
予め定められた特定の組合せとなっている場合に大当り
が発生するという大当り発生の判断対象となる停止図柄
の組合せラインのことである。
【0049】(A)は当りラインが、上段,中段,下段
の横3本と斜め対角線上に2本との合計5本定められて
おり、この5本の当りライン上において停止図柄の組合
せがぞろめになれば、大当りが発生する。そして、リー
チの予告報知を行なう場合には、すべての図柄57,5
8,59が可変表示中に、5本の当りライン上において
リーチが成立するラインをリーチライン61で表示させ
る。また、大当りを予告報知する場合には、5本の当り
ライン上において停止図柄がぞろめとなる当りが成立す
るラインを当りライン60で表示する。
【0050】(B)は、横方向3本と縦方向3本と斜め
対角線上に2本との合計8本の当りラインが定められて
いる可変表示装置の場合を示している。リーチを予告報
知する場合には、LCD表示装置5によりすべての図柄
62a〜62iが可変表示されている最中に、8本の当
りラインのうちリーチが成立するラインをリーチライン
64で表示するとともに、そのリーチライン上の図柄表
示領域をリーチ枠63g,63f,63bにより囲んで
表示する。一方、大当りが発生する当り表示が行なわれ
ることを予告報知する場合には、すべての図柄62a〜
62iが可変表示されている最中に、8本の当りライン
のうち停止図柄がぞろめとなり当りが成立するラインを
当りライン65により表示するとともに、その当りライ
ン上にある図柄表示領域を当り枠63a,63i,63
bにより囲んで表示する。
【0051】なお、(A),(B)の場合に、当りライ
ン60,65とリーチライン61,64とを色を異なら
せる等して区別できるようにしてもよい。
【0052】この図7に示した当りラインが複数本ある
可変表示装置の場合には、同時に複数本の当りライン上
においてリーチが成立するといういわゆるダブルリーチ
が発生するようにしてもよい。また、可変表示装置の可
変停止時の表示結果に従って大当りが発生した場合のそ
の停止時の図柄(大当り図柄)の種類によって、以降の
大当りが発生する確率が変動するようにしてもよい。こ
のダブルリーチが発生する場合や確率変動が発生する場
合には、ダブルリーチあるいは確率変動が生ずる大当り
図柄(確率変動図柄)による大当りが発生する旨を通常
のリーチや大当りとは別の態様で事前報知するようにし
てもよい。
【0053】また、以上説明した実施の形態において
は、事前報知の内容として、リーチおよび大当りの両方
を報知するものを示したが、大当りのみを事前報知する
ものであってもよい。また、大当りのみの事前報知を行
なう場合には、すべての図柄の可変表示を同時に停止さ
せてもよい。さらに、可変表示装置の種類はどのような
ものであってもよく、たとえば、CRT,プラズマ,ド
ットマトリクスLED,エレクトロルミネセンス,蛍光
表示管等の表示装置を利用したもの、あるいは、回転ド
ラム式や表面に複数種類の図柄が描かれたベルトを回転
移動させるものや複数種類の図柄が描かれた円盤を回転
させるもの(ロタミント)等の機械式のものであっても
よい。さらに、ボクシングの映像表示を行ない、遊技者
側のボクサーが勝てば大当りを発生させるものであって
もよい。つまり、可変表示は識別情報のスクロール表示
あるいは切換表示に限られず、さらに可変表示装置の表
示結果が導出表示された後においても引続き表示状態が
変化するものであってもよい。また、可変表示装置を利
用した事前報知の方法はどのようなものであってもよ
く、たとえば、逆回転,可変開始時からスロー回転,点
滅表示,画面が一瞬OFFになるもの,画面の明暗が反
転するもの,表示図柄の形状や大きさが変形するもので
あってもよい。
【0054】以上に示した実施の形態によれば、次のよ
うな効果を得ることができる。可変表示装置4の停止図
柄を大当りの表示結果とすることが決定された場合に、
大当り予告の報知として、大当りの表示結果となる当り
ラインを図7(A)に示されるような当りライン60に
よって表示するために、この報知の実行により、大当り
になることが決定されたという遊技者にとって喜ばしい
状態を遊技者がいち早く知ることができ、期待感が高ま
って、それ以降の遊技を楽しく行なうことができる。し
かも、大当りの表示結果となる当りラインを報知の内容
により遊技者が把握することができるため、表示領域上
で大当りの表示結果となる部位に遊技者が注目しやすく
なる。これにより、表示領域上で大当りの表示結果とな
る部位に遊技者が容易に注目し得る大当り予告の報知を
することができる。その結果、このような報知により、
可変表示を見る遊技者の興趣を十分に向上させることが
できる。
【0055】また、前述した図7に示された当りライン
の表示は、図3に示された制御動作により行なわれる大
当り予告の報知の表示例の一例として説明されているの
で、図7に示された当りラインの報知については図3の
制御内容が適用される。このため、可変表示装置4の停
止図柄を大当りの表示結果とすることが決定された場合
に、大当り予告として、大当りの表示結果となる当りラ
イン60の表示が必ず行なわれるのではなく、ランダム
3カウンタの値に基づいて選択的に行なわれるために、
当りライン60による大当り予告が行なわれないにも関
わらず特定の表示態様となる場合もあり、その結果、当
りライン60による大当り予告が行なわれない場合には
必ず大当りが発生しないと遊技者が思うことがなく、当
りライン60による大当り予告が行なわれない場合にそ
の時点で遊技者が完全に失望してしまうのを防止するこ
とができる。
【0056】また、図7に示されるように、大当り予告
の報知として、大当りの表示結果となる当りラインを可
変表示装置4の表示領域において特定する表示が行なわ
れるため、当りラインにより行なう大当り予告の報知内
容を、可変表示を見る遊技者にとってわかりやすく示す
ことができる。
【0057】また、図7の(A),(B)に示されるよ
うに、大当り予告の報知として、大当りの表示結果とな
る当りラインが60,65が可変表示装置4の表示領域
において線分である当りライン60,65の表示により
示されるため、大当りの表示結果となる当りラインの予
告報知内容を、可変表示を見る遊技者にとって視覚的に
容易に判別可能な態様で示すことができる。
【0058】また、図7の(B)に示されるように、大
当り予告の報知として、大当りの表示結果となる当りラ
インが可変表示装置4の表示領域において当り枠63
a,63i,63bの表示により示されるため、大当り
の表示結果となる当りラインの予告報知内容を、可変表
示を見る遊技者にとって視覚的に容易に判別可能な態様
で示すことができる。
【0059】
【0060】
【0061】
【0062】
【0063】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、リー
チが予告報知され得るのみならず、特定の表示態様が予
告報知され得るために遊技者の期待感を高めることがで
きる。しかも、リーチ種別があたかもその表示動作の途
中で、特定の表示態様へのより大きな期待が持てる他の
種別に変化するかのごとき演出を可能にすることができ
る。しかも、特定遊技状態決定時と外れ決定時とのいず
れにおいても通常リーチ表示動作および特別リーチ表示
動作が選択可能であるために、通常リーチ表示動作が表
示された後特定の表示態様が表示される場合があるとと
もに、特別リーチ表示動作が表示された後特定の表示態
様以外の表示態様が表示される場合もあり、リーチ表示
動作の種類と可変表示装置の表示結果とのバリエーショ
ンを豊富にして変化に富んだ面白みのある遊技を提供で
きる。
【0064】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の効果に加えて、第1特別リーチ表示動
作から第2特別リーチ表示動作へ変化することに対する
期待感を与えることができる。
【0065】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技機の一例のパチンコ遊技機の
遊技盤面を示す正面図である。
【図2】パチンコ遊技機に用いられる制御回路を示すブ
ロック図である。
【図3】パチンコ遊技機における主として可変表示装置
の制御動作を示すフローチャートである。
【図4】図柄の変動動作によって予告報知を行なう場合
のLCD表示装置の表示動作を示す図である。
【図5】可変表示中の画面を切換えて予告報知を行なう
場合のLCD表示装置の表示動作を示す図である。
【図6】通常リーチ,特別リーチ1,特別リーチ2を報
知する場合のLCD表示装置の表示動作を示す図であ
る。
【図7】当りラインが複数本設定されている可変表示装
置のLCD表示装置による表示動作を示す図である。
【符号の説明】
4は可変表示装置、5はLCD表示装置、9は可変入賞
球装置、29は基本回路である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示状態が変化して複数種類の表示態様
    を表示結果として導出表示可能な可変表示装置を含み、
    打玉が打込まれる遊技領域に設けられた始動領域に打玉
    が進入したことを条件に前記可変表示装置の表示結果を
    導出表示するための可変表示が行なわれ、該可変表示装
    置の表示結果が予め定められた特定の表示態様となった
    ときに所定の遊技価値が付与可能な特定遊技状態となる
    遊技機であって、前記特定遊技状態にするか否かを決定するために用いら
    れる特定遊技状態決定用数値データを更新する特定数値
    データ更新手段と、 前記特定遊技状態にするか否かの決定に応じて前記可変
    表示装置の表示結果としての表示態様を決定するために
    用いられる表示態様決定用数値データを更新する表示結
    果数値データ更新手段と、 該表示結果数値データ更新手段とは別の数値データ更新
    手段であって、リーチとなったときのリーチ表示動作を
    複数種類の中から選択するために用いられるリーチ表示
    動作種類決定用数値データを更新するリーチ表示動作種
    類数値データ更新手段と、 前記始動領域に打玉が進入した数であって未だ前記可変
    表示に用いられていない数を所定の上限の範囲内で記憶
    可能な始動記憶手段と、 該始動記憶手段の始動記憶毎に対応して設けられた記憶
    領域と、 前記始動領域への打玉の進入に応じて、前記特定遊技状
    態決定用数値データを抽出し、該始動領域への打玉の進
    入による始動記憶に対応した前記記憶領域に記憶させる
    数値情報記憶手段と、 前記記憶領域に記憶された最も古い前記特定遊技状態決
    定用数値データと所定の当たり判定値とが一致するか否
    かにより前記特定遊技状態にするか否かを決定する特定
    遊技状態決定手段と、 前記表示態様決定用数値データを用いて 前記可変表示装
    置の表示結果の表示態様を決定する表示態様決定手段
    と、 該表示態様決定手段により決定された内容に従って前記
    可変表示装置を制御する可変表示制御手段と、 前記可変表示装置の表示結果が前記特定の表示態様とな
    ることを予告報知する特定表示態様予告報知手段と、 前記可変表示装置においてリーチとなることを予告報知
    するリーチ予告報知手段と、 前記リーチ表示動作の種類を選択するために前記リーチ
    表示動作の種類毎に割振られた判定用数値データと前記
    リーチ表示動作種類決定用数値データとを比較し、前記
    リーチ表示動作種類決定用数値データがどの前記判定用
    数値データに属するかに応じて該属する判定用数値デー
    タに対応する種類のリーチ表示動作を、前記可変表示装
    置に表示させるリーチ表示動作として選択決定するリー
    チ表示動作種類決定手段と を含み、前記リーチ表示動作種類決定手段が決定する前記複数種
    類のリーチ表示動作には、通常リーチ表示動作と、リー
    チが成立してから所定期間は前記通常リーチ表示動作と
    同じ表示動作パターンで進行する特別リーチ表示動作と
    が含まれており、 前記リーチ表示動作種類決定手段は、前記特定遊技状態
    にすることが決定されている特定遊技状態決定時と前記
    特定遊技状態にしないことが決定されている外れ決定時
    とで、共に前記リーチ表示動作種類数値データ更新手段
    から前記リーチ表示動作種類決定用数値データを抽出し
    て前記リーチ表示動作の選択決定に用い、 前記判定用数値データは、前記特定遊技状態決定時より
    も前記外れ決定時の方が前記通常リーチ表示動作が選択
    されやすく、かつ、前記外れ決定時よりも前記特定遊技
    状態決定時の方が前記特別リーチ表示動作が選択されや
    すくなるように割振られているとともに、前記特定遊技
    状態決定時と前記外れ決定時とのいずれにおいても前記
    通常リーチ表示動作および前記特別リーチ表示動作が選
    択可能となるように割振られており、 前記可変表示制御手段は、前記リーチ表示動作種類決定
    手段が選択決定した種類のリーチ表示動作を前記可変表
    示装置に表示させることを特徴とする、遊技機。
  2. 【請求項2】 前記通常リーチ表示動作は、リーチが成
    立してから所定の第1期間だけ可変表示動作が継続され
    た後に表示結果が導出表示されるものであり、 前記特別リーチ表示動作の種類として、 リーチが成立してから前記第1期間での可変表示動作を
    経て所定の第2期間での可変表示動作が継続した後に表
    示結果が導出表示される第1特別リーチ表示動作と、 前記第2期間での可変表示動作を経てさらに所定の第3
    期間での可変表示動作に移行する第2特別リーチ表示動
    作とが規定されていることを特徴とする、請求項1に記
    載の遊技機。
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