JPH06197945A - 耐臭性被膜形成用組成物 - Google Patents

耐臭性被膜形成用組成物

Info

Publication number
JPH06197945A
JPH06197945A JP5015848A JP1584893A JPH06197945A JP H06197945 A JPH06197945 A JP H06197945A JP 5015848 A JP5015848 A JP 5015848A JP 1584893 A JP1584893 A JP 1584893A JP H06197945 A JPH06197945 A JP H06197945A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicon compound
odor
molecule
hydrolyzable groups
aminoethyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5015848A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06102080B2 (ja
Inventor
Teruhito Maruyama
照仁 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DuPont Toray Specialty Materials KK
Original Assignee
Dow Corning Asia Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dow Corning Asia Ltd filed Critical Dow Corning Asia Ltd
Priority to JP5015848A priority Critical patent/JPH06102080B2/ja
Priority to US08/174,970 priority patent/US5391680A/en
Priority to DE69426271T priority patent/DE69426271T2/de
Priority to EP94100045A priority patent/EP0606063B1/en
Priority to CA002112873A priority patent/CA2112873C/en
Publication of JPH06197945A publication Critical patent/JPH06197945A/ja
Publication of JPH06102080B2 publication Critical patent/JPH06102080B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D183/00Coating compositions based on macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon, with or without sulfur, nitrogen, oxygen, or carbon only; Coating compositions based on derivatives of such polymers
    • C09D183/04Polysiloxanes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D183/00Coating compositions based on macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon, with or without sulfur, nitrogen, oxygen, or carbon only; Coating compositions based on derivatives of such polymers
    • C09D183/04Polysiloxanes
    • C09D183/08Polysiloxanes containing silicon bound to organic groups containing atoms other than carbon, hydrogen, and oxygen

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 基材に対して臭気の転移または付着を防止す
ることができる耐臭性被膜形成用組成物を提供すること
を目的とする。 【構成】 1分子中にアミンと複数の加水分解性基を有
する第1のケイ素化合物と、1分子中にアミンを含有せ
ず複数の加水分解性基を有する第2のケイ素化合物とが
含有され、第1のケイ素化合物と第2のケイ素化合物の
少なくとも一方は1分子中に3個以上の加水分解性基を
有する。第1および第2のケイ素化合物のうち、1分子
中に2個の加水分解性基を有するケイ素化合物の重量A
と、1分子中に3個以上の加水分解性基を有するケイ素
化合物の重量Bとの合計に対する重量Aの割合が20〜
90%であり、第1のケイ素化合物の重量Cと第2のケ
イ素化合物の重量Dとの合計に対する重量Cの割合が2
0〜90%であり、第2のケイ素化合物は所定の化合物
から選ばれた少なくとも1種である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、臭気の転移または付着
を防止すべき基材の表面に適用され、臭気物質が直接的
または間接的に接触した場合にも当該基材に臭気が転移
することを防止する耐臭性被膜を形成する耐臭性被膜形
成用組成物に関する。
【0002】通常の生活環境には種々の臭気物質が存在
する。例えば、各種の食品、牧草、樹木、動物、その他
の生体物質から直接的にあるいは腐敗によって、プロピ
オン酸、吉草酸、イソ吉草酸、酪酸、その他の有機酸な
どの臭気物質による臭気が発生する。然るに、このよう
な臭気が直接的にまたは間接的に物体に接触すると、臭
気がその組織の内部にまで滲み込んでいわば固定されて
しまい、通常の水洗洗浄やアルカリによる洗浄によって
も十分に脱臭を行うことができないような場合も少なく
ない。
【0003】以上のような事情から、多くの物体に対し
て臭気の転移または付着することの防止が強く望まれて
いる。例えば、臭気を発する物質のための容器、生鮮食
料品などの腐敗や変質によって臭気を発するに至る物の
ための容器、臭気が充満する室を区画する壁材およびそ
のような室内に配置される物体、その他においては、臭
気物質が直接的にまたは間接的に接触する結果それに臭
気が転移または付着してそれ自体が臭気を発するように
なることの防止が望まれている。そして、例えば容器に
おけるそのような臭気の転移または付着が十分に防止さ
れれば、当該容器内にその後に収容される物質に当該臭
気が再転移することもないので、きわめて好ましいこと
である。
【0004】本発明に係る耐臭性被膜形成用組成物は、
臭気の転移または付着の防止が望まれる物体を基材と
し、この基材の表面に適用されて耐臭性被膜を形成する
ためのものである。ここに「耐臭性被膜」とは、基材の
表面を被覆して臭気が転移または付着することを防止
し、当該被膜自体に転移または付着した臭気はこれを容
易に除去することができてその消臭性または防臭性が有
効に回復され維持される性質を有する被膜をいう。
【0005】
【従来の技術】従来、各種の物体に対し、臭気の転移ま
たは付着を防止するための防臭手段として、いわゆる防
臭剤または消臭剤を当該物体に予め適用する方法が知ら
れている。例えば特開昭63−168171号公報およ
び特開平2−80051号公報には、消臭剤などを繊維
製品に含浸・塗布させ、または付着させる防臭処理手段
が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の防臭処理手段による場合には、消臭性あるい
は防臭性の耐久性が低く、例えば水洗洗浄などを行った
ときには消臭性あるいは防臭性が大幅に低下しあるいは
完全に失われるようになり、再度の防臭処理が必要とな
る。本発明は、基材に適用されて好適な被膜を形成し、
これにより基材に対して臭気の転移または付着を防止す
ることができ、しかも当該被膜は、それ自体に転移した
臭気を水洗洗浄によって容易に除去することができ、消
臭性または防臭性に優れた耐臭性被膜形成用組成物を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る耐臭性被膜
形成用組成物は、1分子中にアミンおよび複数の加水分
解性基を有する第1のケイ素化合物と、1分子中にアミ
ンを含有せず複数の加水分解性基を有する第2のケイ素
化合物とを含有してなり、前記第1のケイ素化合物およ
び第2のケイ素化合物の少なくとも一方は1分子中に3
個以上の加水分解性基を有するケイ素化合物を含有し、
第1のケイ素化合物および第2のケイ素化合物のうち、
1分子中に2個の加水分解性基を有するケイ素化合物の
重量Aと、1分子中に3個以上の加水分解性基を有する
ケイ素化合物の重量Bとの合計に対する重量Aの割合が
20〜90%であり、第1のケイ素化合物の重量Cと第
2のケイ素化合物の重量Dとの合計に対する重量Cの割
合が20〜90%であり、第2のケイ素化合物は下記
(イ)〜(ホ)の化合物から選ばれた少なくとも1種で
あることを特徴とする。 (イ)1分子中に複数の加水分解性基を有するポリジオ
ルガノシロキサン (ロ)R0 (3-m) 1 m SiO1/2 単位 (mは1,
2,又は3を表す)と、R0 (2-n) 1 n SiO2/2
位 (nは0,1,又は2を表す)と、R0 (1-p) 1
p SiO3/2 単位 (pは0,又は1を表す)とを含ん
でなるシロキサン樹脂(但し、R0 は加水分解性基、R
1 はメチル基またはフェニル基を表し、該シロキサン樹
脂は、1分子中に複数の加水分解性基を有する。) (ハ)式R2 a SiX4-a (R2 は炭素数が1〜5の飽
和または不飽和の一価の炭化水素基、Xは加水分解性
基、aは2または3である。)で表わされる有機シリコ
ン化合物 (ニ)上記(ハ)の有機シリコン化合物の部分加水分解
縮合物 (ホ)シリケートまたはその部分加水分解縮合物
【0008】以上において、第1のケイ素化合物は、γ
−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシ
ラン、γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルメチル
ジメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシ
ラン、およびN−〔(3−トリメトキシシリル)プロピ
ル〕ジエチレントリアミンから選ばれた少なくとも1種
であることが好ましい。
【0009】以下、本発明について具体的に説明する。
本発明においては、1分子中にアミンおよび複数の加水
分解性基を有する第1のケイ素化合物と、1分子中にア
ミンを含有せず複数の加水分解性基を有する第2のケイ
素化合物とを必須の成分として耐臭性被膜形成用組成物
を構成する。ここに、第1のケイ素化合物および第2の
ケイ素化合物の少なくとも一方は1分子中に3個以上の
加水分解性基を有するケイ素化合物を含有するものであ
る。
【0010】本発明における第1のケイ素化合物は、1
分子中に第1アミン基、第2アミン基または第3アミン
基のいずれかを1つ以上有し、かつ、1分子中に加水分
解性基を2つ以上有するシラン化合物またはポリシロキ
サンである。この第1のケイ素化合物は1種のみでよ
く、2種以上を用いてもよい。ここで加水分解性基と
は、水酸基、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、
ブトキシ基などのアルコキシ基、ハロゲン原子などを指
すが、好適には、水酸基またはアルコキシ基である。こ
のような第1のケイ素化合物には、下記化1、化2また
は化3で表されるものが包含される。
【0011】
【化1】
【0012】
【化2】
【0013】
【化3】
【0014】本発明においては、上記化1で表されるも
ののうち、下記の式(a)、式(b)、または式(c)
で表わされるアミン含有ケイ素化合物が第1のケイ素化
合物として好適である。
【0015】式(a) H2 N(CH22 NH(CH23 SiRa m (OR
b n 式(b) H2 N(CH23 SiRa m (ORb n 式(c) H2 N(CH2 CH2 NH)2 Si(ORb 3 式中、Ra は炭素数1〜4のアルキル基、Rb は−CH
3 または−C2 5 、mは0または1の整数およびnは
2または3の整数であってmとnの合計が3となる数で
ある。
【0016】本発明において、第1のケイ素化合物とし
て使用される化合物の具体例としては以下のものを挙げ
ることができるが、これらに限定されるものではない。 3−〔N−アリル−N−(2−アミノエチル)〕アミノ
プロピルトリメトキシシラン N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルメチル
ジメトキシシラン 3−アミノプロピルトリエトキシシラン N−3−トリメトキシシリルプロピル−m−フエニレン
ジアミン N−〔(3−トリメトキシシリル)プロピル〕ジエチレ
ントリアミン p−〔N−(2−アミノエチル)アミノメチル〕フエネ
チルトリメトキシシラン N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメ
トキシシラン N,N−ビス〔3−(メチルジメトキシシリル)プロピ
ル〕エチレンジアミン γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシ
シラン γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルメチルジメト
キシシラン これらのうち、特にγ−(2−アミノエチル)アミノプ
ロピルトリメトキシシラン、γ−(2−アミノエチル)
アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−(2−ア
ミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン
および3−アミノプロピルトリエトキシシランなどを好
適に用いることができる。
【0017】本発明において、第2のケイ素化合物とし
ては、1分子中にアミンを含有せず加水分解性基を2個
または3個以上有するケイ素化合物であって、下記
(イ)〜(ホ)の化合物から選ばれた少なくとも1種ま
たは2種以上が用いられる。 (イ)1分子中に複数の加水分解性基を有するポリジオ
ルガノシロキサン (ロ)R0 (3-m) 1 m SiO1/2 単位 (mは1,
2,または3を表す)と、R0 (2-n) 1 n SiO2/2
単位 (nは0,1,または2を表す)と、R0 (1-p)
1 p SiO3/2 単位 (pは0,または1を表す)と
を含んでなるシロキサン樹脂(但し、R0 は加水分解性
基、R1 はメチル基またはフェニル基を表し、該シロキ
サン樹脂は、1分子中に複数の加水分解性基を有す
る。) (ハ)式R2 a SiX4-a (R2 は炭素数が1〜5の飽
和または不飽和の一価炭化水素基、Xは加水分解性基、
aは2または3である。)で表わされる有機シリコン化
合物 (ニ)上記(ハ)の有機シリコン化合物の部分加水分解
縮合物 (ホ)シリケートまたはその部分加水分解縮合物
【0018】本発明において用いられる第2のケイ素化
合物の具体例としては、例えば、両末端が水酸基で封鎖
されたポリジメチルシロキサン(好ましくはシロキサン
繰り返し単位の数が3〜18のシリコーンオイル)、メ
トキシ基含有メチルシリコーンレジン、メトキシ基含有
メチルフェニルシリコーンレジン、シラノール基含有メ
チルシリコーンレジン、シラノール基含有メチルフェニ
ルシリコーンレジン、エチルシリケート、n−プロピル
オルトシリケート、ジアルキルジメトキシシラン、アル
キルトリメトキシシランなどを挙げることができる。
【0019】本発明においては、上述の第1のケイ素化
合物および第2のケイ素化合物を必須の成分として耐臭
性被膜形成用組成物が構成されるが、第1のケイ素化合
物および第2のケイ素化合物の少なくとも一部は、1分
子中に少なくとも3個以上の加水分解性基を有するケイ
素化合物であることが必要である。
【0020】以下に本発明の耐臭性被膜形成用組成物と
して好適な組合せの具体例を示す。 例1 γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシ
シラン メトキシ基含有メチルシリコーンレジン 両末端OH封鎖シリコーンオイル 例2 γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルメチルジメト
キシシラン メトキシ基含有メチルシリコーンレジン 両末端OH封鎖シリコーンオイル 例3 γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシ
シラン γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルメチルジメト
キシシラン メトキシ基含有メチルシリコーンレジン 両末端OH封鎖シリコーンオイル 例4 γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシ
シラン γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルメチルジメト
キシシラン メトキシ基含有メチルシリコーンレジン メトキシ基含有フェニルメチルシリコーンレジン 両末端OH封鎖シリコーンオイル
【0021】例5 γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシ
シラン γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルメチルジメト
キシシラン メトキシ基含有メチルシリコーンレジン ジメチルジメトキシシラン 両末端OH封鎖シリコーンオイル 例6 γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシ
シラン γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルメチルジメト
キシシラン メトキシ基含有メチルシリコーンレジン シリケート 両末端OH封鎖シリコーンオイル 例7 γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシ
シラン ジメチルジメトキシシラン 例8 γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシ
シラン γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルメチルジメト
キシシラン ジメチルジメトキシシラン
【0022】例9 γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシ
シラン γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルメチルジメト
キシシラン メトキシ基含有メチルシリコーンレジン 例10 N−〔(3−トリメトキシシリル)プロピル〕ジエチレ
ントリアミン メトキシ基含有メチルシリコーンレジン 両末端OH封鎖シリコーンオイル 例11 N−〔(3−トリメトキシシリル)プロピル〕ジエチレ
ントリアミン γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルメチルジメト
キシシラン メトキシ基含有メチルシリコーンレジン 両末端OH封鎖シリコーンオイル 例12 3−アミノプロピルトリエトキシシラン メトキシ基含有メチルシリコーンレジン 両末端OH封鎖シリコーンオイル
【0023】例13 3−アミノプロピルトリエトキシシラン γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルメチルジメト
キシシラン メトキシ基含有メチルシリコーンレジン 両末端OH封鎖シリコーンオイル 例14 γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルメチルジメト
キシシラン メチルトリメトキシシラン ジメチルジメトキシシラン 例15 γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシ
シラン γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルメチルジメト
キシシラン メチルトリメトキシシラン ジメチルジメトキシシラン 例16 γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルメチルジメト
キシシラン メチルトリメトキシシラン 両末端OH封鎖シリコーンオイル
【0024】例17 γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシ
シラン γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルメチルジメト
キシシラン メチルトリメトキシシラン 両末端OH封鎖シリコーンオイル 例18 γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシ
シラン γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルメチルジメト
キシシラン メチルトリメトキシシラン 両末端OH封鎖シリコーンオイル メトキシ基含有メチルシリコーンレジン ジメチルメトキシシラン 例19 γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシ
シラン 両末端OH封鎖シリコーンオイル シリケート
【0025】以上の第1のケイ素化合物および第2のケ
イ素化合物を含有してなる本発明の耐臭性被膜形成用組
成物は、その配合割合について、以下の条件1および条
件2が満足されることが必要である。 条件1 第1のケイ素化合物および第2のケイ素化合物のうち、
1分子中に2個の加水分解性基を有するケイ素化合物の
重量をAとし、1分子中に3個以上の加水分解性基を有
するケイ素化合物の重量をBとするとき、それらの合計
(A+B)に対するAの割合α(α=A/(A+B))
が20〜90%であること。 条件2 第1のケイ素化合物の重量をCとし、第2のケイ素化合
物の重量をDとするとき、それらの合計(C+D)に対
するCの割合β(β=C/(C+D))が20〜90%
であること。
【0026】そして、上記の割合αは30〜80%であ
ることが好ましく、割合βは30〜80%であることが
好ましい。また、αおよびβが共にこれらの範囲である
ことが特に好ましく、更にαが30〜80%でかつβが
50〜80%であることが一層好ましい。
【0027】第1のケイ素化合物と第2のケイ素化合物
について、割合αが過小である場合には十分な強度をも
った被膜を得ることができず、一方過大である場合に
は、ひび割れが生じ易く被膜状になりにくい。また、割
合βが過小である場合には十分な耐臭性効果を得ること
ができず、一方過大である場合には、ひび割れが生じ易
く被膜を形成しにくい。
【0028】本発明の耐臭性被膜形成用組成物には、必
要に応じて適宜の添加剤を添加することができる。添加
剤の代表的なものは硬化促進触媒であって、これを配合
することにより、当該組成物の塗布膜の硬化に要する時
間を短縮することができる。このような硬化促進触媒と
しては、有機銅系触媒、有機鉛系触媒などが好ましく、
具体的には例えばジブチルチンジアセテート、ジブチル
チンジラウレートなどを挙げることができる。このよう
な硬化促進触媒の配合割合は、組成物に対して例えば
2.0重量%以下の割合であることが好ましい。また、
芳香剤、着色剤、防黴剤、粘度調整剤、その他の添加剤
を必要に応じて用いることができる。
【0029】本発明の耐臭性被膜形成用組成物は、実用
上液状であることが好ましい。好適な液体状態を得るた
めに、適宜の溶剤を用いることができ、特にアルコール
系溶剤または芳香族系溶剤が好ましい。更に、基材に対
する当該組成物の濡れ性を向上させる目的で、適宜の界
面活性剤を添加することもできる。この場合には、特に
フッ素系界面活性剤を用いることが好ましく、その添加
割合は組成物全体に対し0.5重量%以下であることが
好ましい。
【0030】本発明に係る組成物は、各組成成分を一括
して混合することによって容易に調製することができる
が、各組成成分を順次に混合してもよく、この場合にお
いて通常は特に混合の順序に制限はない。
【0031】本発明の耐臭性被膜形成用組成物は、臭気
の転移または付着の防止が望まれる物体よりなる基材の
表面に適宜の手段によって塗布され、被膜を形成させる
ことにより使用される。塗布に際して、好適な塗布性を
得るために、当該耐臭性被膜形成用組成物を適宜の有機
溶剤により希釈することも可能である。塗布の手段とし
ては、スプレー法、刷毛塗り法、ロールコーテイング
法、浸漬法などの手段を利用することができる。
【0032】本発明の耐臭性被膜形成用組成物が適用さ
れる基材の物体は特に制限されるものではなく、ゴム、
プラスチック、シーラント、木材、繊維、無機材料、そ
の他の種々の物質よりなる物体を基材とすることができ
る。そして、特に臭気の原因となる物質が表面から内部
に浸入して固定され、その結果、通常の表面洗浄では当
該臭気の除去を十分に行うことができないような物体に
対して、きわめて有効である。
【0033】本発明の耐臭性被膜形成用組成物による塗
布膜は、成分として含有されている加水分解性基の作用
により硬化性を有している。従って、塗布された被膜を
常温で放置することによって硬化させることも可能であ
るが、実際には加熱することが好ましく、例えば150
℃以下の温度で10分以内の加熱処理によって硬化を促
進させることができる。そして既述のように、硬化促進
触媒を用いることによって、硬化のための条件を緩和す
ることができる。
【0034】
【発明の効果】本発明の耐臭性被膜形成用組成物によれ
ば、1分子中にアミンおよび複数の加水分解性基を有す
る第1のケイ素化合物と、1分子中にアミンを含有せず
複数の加水分解性基を有する第2のケイ素化合物とが一
体的に結合されて被膜が形成されるが、この被膜は、そ
れ自体において消臭性または防臭性を有すると共に、臭
気の透過が防止されるため、基材の表面に適用されるこ
とにより当該基材に対する臭気の転移または付着が十分
に防止される。しかも、この被膜は良好な耐臭性を有す
るものとなる。すなわち、臭気物質が直接的または間接
的に接触した場合には、当該被膜それ自体に臭気の転移
または付着が生ずるが、この臭気は水洗洗浄によってき
わめて容易に除去することができ、しかも水洗洗浄後に
もなお有効な消臭性または防臭性が維持され、しかも優
れた膜強度を有している。従って、適宜の水洗洗浄によ
り臭気の除去を行うことができて消臭性または防臭性が
回復されるため、繰り返して消臭性または防臭性付与の
処理を行うことが不要である。また、本発明の耐臭性被
膜形成用組成物に用いられる各成分は、いずれも入手が
容易なものである点においても、非常に有利である。
【0035】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明するが、本発明
はこれらによって制限されるものではない。実施例にお
いて使用された第1のケイ素化合物は、以下の成分1〜
4として示されるものである。 成分1;γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリ
メトキシシラン NH2 CH2 CH2 NHCH2 CH2 CH2 Si(OS
33 成分2;γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルメチ
ルジメトキシシラン NH2 CH2 CH2 NHCH2 CH2 CH2 Si(OC
32 CH3 成分3;3−アミノプロピルトリエトキシシラン NH2 CH2 CH2 CH2 Si(OC2 53 成分4;N−〔(3−トリメトキシシリル)プロピル〕
ジエチレントリアミン H2 N(CH2 CH2 NH)2 Si(OCH33
【0036】実施例において使用された第2のケイ素化
合物は、以下の成分5〜13として示されるものであ
る。 成分5;シラノール基含有メチルシリコーンレジン(ト
ルエン50%希釈品、粘度15cp) 成分6;メトキシ基含有メチルシリコーンレジン(不揮
発分100%、粘度25cp) 成分7;メトキシ基含有フェニルメチルシリコーンレジ
ン(不揮発分100%、粘度15cp) 成分8;メチルトリメトキシシラン CH3 Si(OCH33 成分9;ジメチルジメトキシシラン (CH3)2 Si(OCH32 成分10;テトラエチルシリケート Si(OC2 54 成分11;下記の化4で示される構造を有し、SiO2
分が40.0〜41.0重量%であるシリケート
【0037】
【化4】
【0038】成分12;上記化4と同じ構造を有し、S
iO2 分が約45重量%のシリケート 成分13;下記化5に示されるシリコーンオイル
【0039】
【化5】
【0040】実施例において使用された添加剤は、以下
の成分14〜15として示されるものである。 成分14;触媒 ジブチルチンジアセテート 成分15;界面活性剤 フロラードFC−430(住友
スリーエム製) 実施例において使用された溶剤は、成分16として示さ
れるものである。 成分16;溶剤 イソプロピルアルコール
【0041】実施例1 第1のケイ素化合物として成分1および成分2を用い、
第2のケイ素化合物として成分5、成分8、成分9およ
び成分13を用い、溶剤として成分16を用いた。これ
らの各成分を種々の割合で配合して耐臭性被膜形成用組
成物1A〜1Kを調製した。各成分の割合を表1に示
す。
【0042】表1において、「アミン」の欄に記載され
ている「有」は、当該化合物が第1のケイ素化合物であ
ることを示し、「無」は、当該化合物が第2のケイ素化
合物であることを示す。「HYD」の欄に記載されてい
る数字は、当該ケイ素化合物が1分子中に有する加水分
解性基の数を示すが、「3*」は3個以上の加水分解性
基を有することを示す。なお、各組成物において、第1
のケイ素化合物と第2のケイ素化合物との重量部合計は
100となっている。また、以上の事項は、後述する他
の実施例に係る表2〜表7においても同様である。
【0043】実施例2 第1のケイ素化合物として成分1および成分2を用い、
第2のケイ素化合物として成分5〜成分13を用い、更
に添加剤である成分14および成分15並びに溶剤であ
る成分16を用いた。これらの各成分を種々の割合で配
合して耐臭性被膜形成用組成物2A〜2Iを調製した。
各成分の割合を表2に示す。
【0044】実施例3 第1のケイ素化合物として成分1および成分2を用い、
第2のケイ素化合物として成分5および成分13を用
い、更に添加剤である成分14および成分15並びに溶
剤である成分16を用いた。これらの各成分を種々の割
合で配合して耐臭性被膜形成用組成物3A〜3Mを調製
した。各成分の割合を表3に示す。
【0045】実施例4 第1のケイ素化合物として成分1および成分2を用い、
第2のケイ素化合物として成分5および成分9を用い、
更に添加剤である成分14および成分15並びに溶剤で
ある成分16を用いた。これらの各成分を種々の割合で
配合して耐臭性被膜形成用組成物4A〜4Fを調製し
た。各成分の割合を表4に示す。
【0046】実施例5 第1のケイ素化合物として成分1および成分2を用い、
第2のケイ素化合物として成分5を用い、更に添加剤で
ある成分14および成分15並びに溶剤である成分16
を用いた。これらの各成分を種々の割合で配合して耐臭
性被膜形成用組成物5A〜5Dを調製した。各成分の割
合を表5に示す。
【0047】実施例6 第1のケイ素化合物として成分1〜成分4を用い、第2
のケイ素化合物として成分6成分13を用い、更に添加
剤である成分14および成分15並びに溶剤である成分
16を用いた。これらの各成分を種々の割合で配合して
耐臭性被膜形成用組成物6A〜6Dを調製した。各成分
の割合を表6に示す。
【0048】比較例1 第1のケイ素化合物として成分1および成分2を用い、
第2のケイ素化合物として成分5、成分9および成分1
3を用い、更に添加剤である成分14および成分15並
びに溶剤である成分16を用いた。これらの各成分を種
々の割合で配合して組成物7A〜7Hを調製した。各成
分の割合を表7に示す。
【0049】評価 上記組成物を適用する基材として、スライドグラスにシ
リコーンゴム系シーラントを5×50mmの領域に塗布
し、常温で7日間放置して硬化させたものを用いた。こ
の基材のシーラントの表面に、上記実施例1〜6、比較
例1により得られた耐臭性被膜形成用組成物の各々1g
を均一に塗布し、硬化のために25℃で1日間放置して
試料を作製した。得られた試料の各々を、組成物の塗布
を行わない基材よりなる対照用試料と共に、プロピオン
酸を入れた容量200ミリリットルの密閉容器内にプロ
ピオン酸と直接接触しない状態に入れて25℃で3日間
放置した。その後各試料を取り出したところ、実施例の
試料は、対照用試料に比して明確にその臭気の程度が低
いものであった。また、対照用試料以外の各試料につい
て、水道水で5分間洗浄した後における被膜の状態およ
び臭気の残留の程度を嗅覚によって判定する操作を行っ
た。その結果を、被膜の状態と共に、表1〜表7に示
す。
【0050】表中、「膜」の欄は被膜の状態を示したも
のであり、同欄に記載の「○」は基材に上記組成物を塗
布・硬化した後の被膜が均一に形成されていることを示
し、「×」は被膜が形成されていないことを示す。同様
に「臭気」の欄は、臭気の残留の程度を6段階臭気強度
試験により嗅覚で判定した結果を示す。この試験におい
ては、臭気強度を6段階に分類し、臭気強度「0」は臭
気が感知されない状態を、「1」は臭気を僅かに感知さ
れる状態を、「2」は何の臭いであるかがわかる程度の
弱い臭気が感知される状態を、「3」は臭気が楽に感知
される状態を、「4」は強い臭気が感知される状態を、
「5」は強烈な臭気が感知される状態を示す。表1〜7
において、「臭気」の欄の符号の「○」は臭気強度が0
〜2であることを示し、「×」は臭気強度が3〜5であ
ることを示す。
【0051】表1〜7の結果から明らかなように、第1
のケイ素化合物と第2のケイ素化合物とを条件1および
条件2が満足される状態で組合せることにより、被膜状
態が良好で防臭性に優れた耐臭性被膜形成組成物を得る
ことができる。
【0052】
【表1】
【0053】
【表2】
【0054】
【表3】
【0055】
【表4】
【0056】
【表5】
【0057】
【表6】
【0058】
【表7】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1分子中にアミンおよび複数の加水分解
    性基を有する第1のケイ素化合物と、1分子中にアミン
    を含有せず複数の加水分解性基を有する第2のケイ素化
    合物とを含有してなり、 前記第1のケイ素化合物および第2のケイ素化合物の少
    なくとも一方は1分子中に3個以上の加水分解性基を有
    するケイ素化合物を含有し、 第1のケイ素化合物および第2のケイ素化合物のうち、
    1分子中に2個の加水分解性基を有するケイ素化合物の
    重量Aと、1分子中に3個以上の加水分解性基を有する
    ケイ素化合物の重量Bとの合計に対する重量Aの割合が
    20〜90%であり、 第1のケイ素化合物の重量Cと第2のケイ素化合物の重
    量Dとの合計に対する重量Cの割合が20〜90%であ
    り、 第2のケイ素化合物は下記(イ)〜(ホ)の化合物から
    選ばれた少なくとも1種であることを特徴とする耐臭性
    被膜形成用組成物。 (イ)1分子中に複数の加水分解性基を有するポリジオ
    ルガノシロキサン (ロ)R0 (3-m) 1 m SiO1/2 単位 (mは1,
    2,または3を表す)と、R0 (2-n) 1 n SiO2/2
    単位 (nは0,1,または2を表す)と、R0 (1-p)
    1 p SiO3/2 単位 (pは0,または1を表す)と
    を含んでなるシロキサン樹脂(但し、R0 は加水分解性
    基、R1 はメチル基またはフェニル基を表し、該シロキ
    サン樹脂は、1分子中に複数の加水分解性基を有す
    る。) (ハ)式R2 a SiX4-a (R2 は炭素数が1〜5の飽
    和または不飽和の一価の炭化水素基、Xは加水分解性
    基、aは2または3である。)で表わされる有機シリコ
    ン化合物 (ニ)上記(ハ)の有機シリコン化合物の部分加水分解
    縮合物 (ホ)シリケートまたはその部分加水分解縮合物
  2. 【請求項2】 第1のケイ素化合物が、γ−(2−アミ
    ノエチル)アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−
    (2−アミノエチル)アミノプロピルメチルジメトキシ
    シラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、およ
    びN−〔(3−トリメトキシシリル)プロピル〕ジエチ
    レントリアミンから選ばれた少なくとも1種である請求
    項1に記載の耐臭性被膜形成用組成物。
JP5015848A 1993-01-06 1993-01-06 耐臭性被膜形成用組成物 Expired - Lifetime JPH06102080B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5015848A JPH06102080B2 (ja) 1993-01-06 1993-01-06 耐臭性被膜形成用組成物
US08/174,970 US5391680A (en) 1993-01-06 1993-12-29 Odor resistant film-forming composition
DE69426271T DE69426271T2 (de) 1993-01-06 1994-01-04 Geruchsbeständige Beschichtungszusammensetzung
EP94100045A EP0606063B1 (en) 1993-01-06 1994-01-04 Odor resistant film-forming composition
CA002112873A CA2112873C (en) 1993-01-06 1994-01-05 Odor resistant film-forming composition

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5015848A JPH06102080B2 (ja) 1993-01-06 1993-01-06 耐臭性被膜形成用組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06197945A true JPH06197945A (ja) 1994-07-19
JPH06102080B2 JPH06102080B2 (ja) 1994-12-14

Family

ID=11900244

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5015848A Expired - Lifetime JPH06102080B2 (ja) 1993-01-06 1993-01-06 耐臭性被膜形成用組成物

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5391680A (ja)
EP (1) EP0606063B1 (ja)
JP (1) JPH06102080B2 (ja)
CA (1) CA2112873C (ja)
DE (1) DE69426271T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011110513A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Nicca Chemical Co Ltd ガス吸着剤、ガス吸着素材及びガス吸着素材の製造方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4443824A1 (de) * 1994-12-09 1996-06-13 Huels Chemische Werke Ag Organopolysiloxan-haltige Zusammensetzungen auf Wasserbasis, Verfahren zu deren Herstellung sowie deren Verwendung
US6835457B2 (en) * 2001-05-15 2004-12-28 Markem Corporation Marking substrates
US20040219373A1 (en) * 2003-02-19 2004-11-04 Rhodia Chimie Textile coating formulations comprising crosslinkable liquid silicones, metal alkoxides and functional coreactants
FR2865223B1 (fr) * 2004-01-21 2007-11-16 Rhodia Chimie Sa Utilisation d'une formulation silicone pour la fonctionnalisation durable des textiles pour les vetements de sport
FR2868443B1 (fr) * 2004-03-31 2006-06-02 Rhodia Chimie Sa Composition mixte silicone-compose organique fluore pour conferer de l'oleophobie et/ou de l'hydrophobie a un materiau textile
DE102014222826A1 (de) * 2014-11-07 2016-05-12 Wacker Chemie Ag Vernetzbare Organopolysiloxanzusammensetzungen

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0627267B2 (ja) * 1985-09-11 1994-04-13 東芝シリコ−ン株式会社 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物
JP2543760B2 (ja) * 1989-02-21 1996-10-16 東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社 プライマ―組成物
JP3500168B2 (ja) * 1992-07-02 2004-02-23 ジーイー東芝シリコーン株式会社 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011110513A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Nicca Chemical Co Ltd ガス吸着剤、ガス吸着素材及びガス吸着素材の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06102080B2 (ja) 1994-12-14
CA2112873A1 (en) 1994-07-07
EP0606063B1 (en) 2000-11-15
EP0606063A2 (en) 1994-07-13
DE69426271T2 (de) 2001-07-12
DE69426271D1 (de) 2000-12-21
CA2112873C (en) 1998-08-25
US5391680A (en) 1995-02-21
EP0606063A3 (en) 1996-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1167455B1 (en) Room temperature rapid-curable silicone composition
JP2551572B2 (ja) シリコ−ン・シ−ラント組成物
JPH07109439A (ja) 表面保護組成物
JPWO2018066365A1 (ja) コーティング剤組成物
JPH06197945A (ja) 耐臭性被膜形成用組成物
CN105026040B (zh) 用于制备硅橡胶材料的组合物
JPH07118577A (ja) 撥水兼防黴性被膜形成用組成物
JP3714402B2 (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP6939978B2 (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物および構造体並びに該組成物の硬化状態の判別方法
CS198268B2 (en) Paste-like material containing curing agent and hardening catalysts as components for organopolysiloxanes curable at the room temperature
JP3961063B2 (ja) 酸化亜鉛の添加により変性されたuv分解性防カビ剤含有シリコーン組成物
CN101117387A (zh) 基于有机硅化合物的可交联物质
US3280072A (en) Organopolysiloxane elastomers
JP2013194058A (ja) 樹脂用艶出し保護剤
US5883184A (en) Curable organosiloxane composition
KR20070108928A (ko) 유기규소 화합물을 기반으로 하는 가교 가능한 물질
JP2002348567A (ja) 防菌・防黴・防蟻性木材用水系撥水剤及びその製造方法
KR100753590B1 (ko) 유기 규소 화합물을 기재로 한 가교결합형 생성물
JP2536981B2 (ja) 耐臭性被膜形成用組成物
US9080076B2 (en) Product for treating vehicle surfaces
EP1035159B1 (en) Antibacterial, mildew resistant organopolysiloxane compositions
JPS5950256B2 (ja) 硬化性ポリシロキサン組成物
JP5620167B2 (ja) フロアコーティング剤組成物
JPS6117860B2 (ja)
JP4614499B2 (ja) 硬化性組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19950530