JPH06197806A

JPH06197806A - 傘入れ

Info

Publication number: JPH06197806A
Application number: JP21031791A
Authority: JP
Inventors: Taketo Hiroki; 木健人広
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1991-07-26
Filing date: 1991-07-26
Publication date: 1994-07-19

Abstract

(57)【要約】【目的】傘に付着した雨等の水分を簡易かつ迅速に吸
収させることにより、建物内や自他の衣服等を濡らして
しまう等の不具合を解消でき、また折畳用傘に用いたと
きには内容物等を濡らすことなく鞄等に入れて携帯でき
る傘入れを提供することにある。【構成】傘入れ１は、傘Ａの収納に使用されるもの
で、一端が開口された筒状に形成された傘入れ本体２
と、傘入れ本体２の内側に設けられると共に、水分吸収
能力がある材料からなり、一端が開口された筒状の水分
吸収体３とからなる。【効果】傘入れ本体の内部に備えた水分吸収体によ
り、傘に付着した雨等の水分が簡易かつ迅速に吸収され
る為、建物内や自他の衣服等を濡らしてしまう等の不具
合を解消することが出来る効果があるばかりでなく、自
動車用傘立として用いた場合には、車内が濡れるのを防
止でき、折畳用傘に用いたときには、内容物等を濡らす
ことなく鞄等に入れて携帯でき、手の自由を確保できる
効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、傘入れに関し、特に傘
に付着した水分を簡易かつ迅速に吸収し得るようにした
傘入れに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、雨等の水分が付着した傘が建物内
に持ち込まれると、建物内が濡れるため、見た目が悪く
なるばかりでなく、滑り易く危険であるという不具合が
あった。

【０００３】すなわち、従来、建物の入り口や玄関等に
複数本の傘を立てて収納できる傘立を用いる方法が採ら
れていたが、該傘立てを用いる方法にあっては、傘を畳
んで入れるので、雨等の水分が取れ難く付着したままと
なり、なかなか乾かないばかりでなく、該傘立の周辺が
濡れて見苦しくなり、また滑り易く危険であるという問
題点があった。この為、部屋の空いているところ等に
広げて干すことになり、邪魔になるばかりでなく、躓い
たりして危険な点もあるという問題点があった。さら
に、電車やバス等の混雑したところで、濡れたままの傘
をそのまま持っていると、自分の衣服ばかりか、他人の
衣服も濡らしてしまう等の不具合があるという問題点が
あった。

【０００４】また、折畳みの傘にあっては、本来鞄等に
入れて持ち歩ける為に手が空くという便利な点があった
のに、雨等に濡れてしまうとそのまま鞄に入れることが
できない為、傘が乾くまでは手が塞がってしまい不便で
あるという問題点があった。

【０００５】そこで、従来ビニル製等の薄膜材からなる
傘袋を使用することにより上記問題点を解消する方法が
提案されたが、該方法にあっては、傘を入れるのに不便
であるばかりでなく、使用中に意に反して外れてしまっ
たり、使用後に傘を取り出すとき水分が両者を接着させ
る為剥れ難く、また剥がすとき手や衣服が濡れたり、汚
染される等の不具合があり、更に折畳みの傘に用いて鞄
等に入れて持ち歩くと、水が零れ内容物や鞄そのものが
濡れて了う不具合があり、上記問題点を解消するには至
らないという問題点があるばかりでなく、該傘袋が使い
捨てである為、傘袋を処分すると燃えにくい事から、公
害問題を生ずるという問題点があった。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】このような従来技術の
問題点に鑑み、本発明の主な目的は、雨等の水分が付着
した傘の該水分を簡易かつ迅速に吸収させることによっ
て、建物内が濡れるのや、自分の衣服や、他人の衣服を
濡らしてしまう等の不具合を解消することが出来、また
折畳みの傘に用いたときには内容物等を濡らすことなく
鞄等に入れて持ち歩くことの出来る傘入れを提供するこ
とにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、傘の収納に使用される傘入れにあって、筒
状に形成された傘入れ本体の内部に、傘に付着した水分
を吸収する水分吸収体を備えていることを特徴とする傘
入れを提供することにより達成される。

【０００８】

【作用】このように、本発明によれば、傘入れ本体の内
部に、傘に付着した水分を吸収する水分吸収体を設ける
ことによって、雨等の水分が付着した傘の該水分を簡易
かつ迅速に吸収させることが出来るようになる。

【０００９】この為、建物内が濡れるのや、自分の衣服
や、他人の衣服を濡らしてしまう等の不具合を解消する
ことが出来る。また、上記構成により、折畳みの傘に
用いたときには内容物等を濡らすことなく鞄等に入れて
持ち歩くことが出来る。

【００１０】すなわち、上記傘入れに雨等の水分が付着
した傘を折畳むことなく閉じた状態で入れると、該傘に
付着した水分が前記水分吸収体によって吸収される。

【００１１】この際、上記傘入れの内側が傘の折畳状態
に近い形状に形成されている為、該傘入れに折畳むこと
なく閉じた状態の傘を入れるに従い、該傘が該傘入れの
内側に設けられた水分吸収体の内側に押付けられ、該水
分の吸収が促進され、水分吸収体によって迅速に水分吸
収が行われることになる。そして、該水分吸収体によ
って吸収された水分は、該水分吸収体によって保持され
る。

【００１２】この為、この傘入れが傘立に用いられた場
合にあっては、濡れた傘が傘入れに入れているうちに水
分が吸収されて、使用後に傘を引き抜くときには殆どの
水分が吸収されて乾いた状態に近くなる為、建物内が濡
れるのを防止することができるばかりでなく、持ち歩く
ときにも衣服等が濡れる虞が解消される。従って、建
物内が濡れることによって、見た目が悪くなることや、
滑り易く危険である等の不具合を解消することができ
る。

【００１３】また、この傘入れを携帯用傘入れに使用し
た場合にあっては、該傘入れに傘を入れてることによ
り、傘に付着した水分が傘入れの内側に設けられた水分
吸収体によって迅速に水分吸収が行われると共に、該吸
収された水分が該水分吸収体によって保持される為、傘
入れに傘を入れて持歩いても、該傘入れからの水零れが
ないばかりでなく、自分や他人の衣服を濡らす虞もなく
なることになり、さらに使用後の傘の取出しも簡易とな
る。

【００１４】さらに、この傘入れが鞄等に入れて持ち歩
く折畳用傘に使用した場合にあっては、該傘入れに傘を
入れてることにより、傘に付着した水分が傘入れの内側
に設けられた水分吸収体によって迅速に水分吸収が行わ
れると共に、該吸収された水分が該水分吸収体によって
保持される為、該傘入れに折畳用傘を収納して鞄等に入
れて持ち歩いても、水が零れず、内容物や鞄そのものの
濡れを防止することができる。

【００１５】

【実施例】次に、本発明を添付の図面を参照して特定の
実施例について詳述する。

【００１６】図１〜図３は、本発明に基づく傘入れの第
１実施例を示している。

【００１７】図１に示す傘入れ１は、傘立に用いられる
ものであり、一端が開口された筒状に形成された傘入れ
本体２と、該傘入れ本体２の内側に設けられ一端が開口
された筒状の水分吸収体３とからなる。

【００１８】そして、該傘入れ本体２は、固くて薄い合
成樹脂からなり、傘Ａの折畳状態に近い形状である円錘
筒状に形成された円錘筒状部２ａの先端には、傘Ａの先
端形状に近い円筒状に形成された円筒状部２ｂが連設さ
れると共に、該円筒状部２ｂの頂部が閉塞され、かつ傘
Ａの出し入れが出来るように上記円錘筒状部２ａの後端
が開口形成されている。

【００１９】また、上記水分吸収体３は、該傘入れ本体
２の内側に装着可能で、かつ傘Ａを折畳状態で挿入可能
な円錘筒状に形成された円錘筒状部３ａの先端には、上
記傘入れ本体２の円筒状部２ｂの内側に装着可能で、か
つ傘Ａの先端が挿入可能な円筒状に形成された先端部３
ｂが連結されると共に、該先端部３ｂの頂部が閉塞さ
れ、かつ傘Ａの出し入れが出来るように円錘筒状部３ａ
の後端が開口形成されている。さらに、この水分吸収
体３は、傘Ａに付着した水分を吸収するのに充分な水分
吸収能力がある高吸水性樹脂（ＳｕｐｅｒＡｂｓｏｒ
ｂｅｎｔＰｏｌｙｍｅｒ）や、吸水性のある発泡樹脂
からなり、傘Ａに付着した水分を吸収するのに充分な厚
さに形成されており、上記傘入れ本体２の内側に接着材
を介して接合装着されている。

【００２０】また、上記傘入れ本体２の開口端の外側の
適所には、複数の傘入れ１を連結形成する為に、帯状の
ばね板材からなり、断面Ｓ字状に形成された連結片４が
連設されている。

【００２１】ところで、上記傘立に用いられる傘入れ１
を自動車の傘立として用いた場合には、上記連結片４を
自動車のシート背部に設けられた係止部に係止すること
によって、必要に応じて着脱して使用することができ
る。

【００２２】また、上記傘立に用いられる傘入れ１を建
物の入口等に設置する建物用の傘立として用いた場合に
は、上記連結片４を円形または矩形等の形状に形成され
た傘立部材に設けられた係止部に係止することによっ
て、必要に応じて複数個の傘入れ１を係止して使用出
来、複数の傘Ａを同時に複数個の傘入れ１に入れること
ができる。

【００２３】尚、上記傘入れ本体２は、上記合成樹脂に
限られることなく、十分な強度を有するものならば、金
属材その他の材料で良いのは、勿論である。

【００２４】次に、上記実施例の作用について説明す
る。

【００２５】上記実施例の傘入れによれば、図１に良く
示されている筒状に形成された傘入れ本体２の内部に、
図２に良く示されている傘Ａに付着した水分を吸収する
のに充分な水分吸収能力がある水分吸収体３を備えた構
成とすることにより、雨等の水分が付着した傘の該水分
を簡易かつ迅速に吸収させることが出来るようになる。

【００２６】この為、濡れた傘Ａによって、建物内が濡
れるのや、自分の衣服や、他人の衣服を濡らしてしまう
等の不具合を解消することが出来る。この建物や衣服
等の濡れを防止することができる効果は、特に強風雨時
や多降雪時等の悪荒天候時に著しいものがある。

【００２７】すなわち、まず傘入れ１に雨等の水分が付
着した傘Ａを折畳むことなく閉じた状態で入れると、該
傘Ａに付着した水分が水分吸収体３によって吸収され
る。

【００２８】この際、傘入れ１の内側が傘Ａの折畳状態
に近い形状に形成されている為、該傘入れ１に折畳むこ
となく閉じた状態の傘Ａを入れるに従い、該傘Ａが該傘
入れ１の内側に設けられた水分吸収体３の内側に押付け
られることにより、該水分吸収体３による水分の吸収が
促進され、該水分吸収体３によって迅速に該水分の吸収
が行われることになる。そして、該水分吸収体３によ
って吸収された水分は、該水分吸収体３によって保持さ
れる。

【００２９】ところで、上記傘立に用いられる傘入れ１
を自動車の傘立として用いた場合には、上記連結片４を
自動車のシート背部に設けられた係止部に係止すること
により係止することができるので、自動車に乗り込んだ
ときに該傘入れ１を係止部から取外して傘Ａを入れてか
ら該傘入れ１を係止部に再び係止すれば、車内を濡らす
ことなく傘Ａを傘入れ１に収納することができ、しかも
傘入れ１に入れているうちに水分吸収体３によって水分
が迅速に吸収されて、使用後に傘Ａを引き抜くときには
殆どの水分が水分吸収体３に吸収されて乾いた状態に近
くなる為、該傘Ａを取出して車内が濡れるのを防止する
ことができるばかりでなく、衣服等が濡れるのも阻止す
ることが出来る。

【００３０】また、上記傘立に用いられる傘入れ１を建
物の入口等に設置する建物用の傘立として用いた場合に
は、上記連結片４を円形または矩形等の形状に形成され
た傘立部材に設けられた係止部に複数個の傘入れ１を必
要に応じて係止すれば、スペースを取ることなく、同時
に複数本の濡れた傘Ａを複数の傘入れ１に入れることが
出来るようになる。さらに、上記傘立に用いられる傘
入れ１を自動車の傘立として用いた場合には、上記連結
片４を直線状等の形状に形成された傘立部材に設けられ
た係止部に複数個（例えば乗員数分）の傘入れ１を必要
に応じて係止すれば、スペースを取ることなく、同時に
複数本の濡れた傘Ａを複数の傘入れ１に入れることが出
来るようになる。

【００３１】図４および図５は、本発明に基づく傘入れ
の第２実施例を示している。

【００３２】図４に示す傘入れ１１は、携帯用傘入れに
使用した場合を示すものであり、上記実施例と同様に、
一端が開口された筒状に形成された傘入れ本体２と、該
傘入れ本体２の内側に設けられ一端が開口された筒状の
水分吸収体３とからなるが、該傘入れ本体２は、上記実
施例と異なり、軟らかくて薄い軟質合成樹脂からなる。

【００３３】そして、該傘入れ本体２は、上記実施例と
同様に、傘Ａの折畳状態に近い形状である円錘筒状に形
成された円錘筒状部２ａの先端には、傘Ａの先端形状に
近い円筒状に形成された円筒状部２ｂが連設されると共
に、該円筒状部２ｂの頂部が閉塞され、かつ傘Ａの出入
れが出来るように上記円錘筒状部の後端が開口形成され
ている。

【００３４】また、上記水分吸収体３も、上記実施例と
同様に、充分な水分吸収能力がある高吸水性樹脂や発泡
樹脂からなり、該傘入れ本体２の内側に装着可能で、か
つ傘Ａの先端が挿入可能な円錘筒状に形成された円錘筒
状部３ａの先端には、円筒状の先端部３ｂが連結される
と共に、該円筒状部３ｂの頂部が閉塞され、かつ上記円
錘筒状部３ａの後端が開口形成されており、上記傘入れ
本体の内側に接着材を介して接合装着されている。

【００３５】また、上記傘入れ本体２の開口端の外側に
は、一端が開口された筒状のキャップ５が着脱自在に冠
着されている。該キャップ５は、上記傘入れ１と同様
に、軟らかくて薄い軟質合成樹脂からなるキャップ本体
６と、該キャップ本体６の内側に装着されると共に、上
記水分吸収体３と同様に充分な水分吸収能力がある高吸
水性樹脂や発泡樹脂からなる吸収キャップ体７とからな
る。

【００３６】そして、該傘入れ１１を携帯用傘入れに使
用した場合にあっては、傘入れ１１に傘Ａを入れること
により、傘Ａに付着した水分が傘入れの内側に設けられ
た水分吸収体３によって迅速に水分吸収が行われると共
に、吸収された水分が水分吸収体３によって保持される
為、傘入れ１１に傘Ａを入れて持歩いても、該傘入れ１
１からの水零れがないばかりでなく、自分や他人の衣服
を濡らす虞もなくなることになり、さらに使用後の傘Ａ
の取出しも簡易となる。

【００３７】さらに、この携帯用傘入れ１１を鞄等に入
れて持ち歩く折畳用傘Ａに用いた場合にあっては、該傘
入れ１１に折畳用傘を入れることにより、折畳用傘に付
着した水分が傘入れ１１の内側に設けられた水分吸収体
３によって迅速に水分吸収が行われると共に、吸収され
た水分が水分吸収体３によって保持される為、携帯用傘
入れ１１に折畳用傘を収納して鞄等に入れて持ち歩いて
も、水が零れず、内容物や鞄そのものの濡れを防止する
ことができる。

【００３８】尚、上記実施例は、傘入れ本体２と水分吸
収体３とが何れも一体に形成されたものであるが、上記
実施例と異なりこれらを２分割等に分離可能に形成する
こともでき、この場合には使用後にこれらを２分割等に
分離して乾燥することによって、乾燥を迅速に行うこと
ができる利点がある。

【００３９】また、上記実施例は、水分吸収体３が傘入
れ本体２と接合されているが、上記実施例と異なりこれ
らを着脱可能に形成することもでき、この場合には使用
後にこれらを傘入れ本体２から分離して乾燥すること
で、乾燥を迅速に行える利点がある。また、上記実施
例は、傘入れ本体２に特別な意匠が形成されていない
が、上記実施例と異なり該傘入れ本体２に色彩や模様等
の意匠を施すことができ、気分を爽快にする効果があ
る。

【００４０】さらに、上記実施例は、傘入れ本体２に特
別な処理が形成されていないが、上記実施例と異なり該
傘入れ本体２に防水処理を施すことができ、携帯時に他
人の傘Ａによって濡れるのを阻止することができるとい
う効果がある。

【００４１】また、前記キャップ５は、上記第２実施例
の携帯用傘入れ１１に使用した場合に限られることな
く、通常の傘立に用いられる傘入れ１や、自動車用傘立
に用いられる傘入れ１にも、該第２実施例と同様に適用
することが出来る。

【００４２】

【発明の効果】このように、本発明によれば、筒状に形
成された傘入れ本体の内部に、傘に付着した水分を吸収
する水分吸収体を備えた構成とすることにより、雨等の
水分が付着した傘の該水分を簡易かつ迅速に吸収させる
ことが出来る為、建物内が濡れるのや、自分の衣服や、
他人の衣服を濡らしてしまう等の不具合を解消すること
が出来る効果がある。

【００４３】すなわち、本発明の傘入れに水分が付着し
た傘を入れれば、傘に付着した水分が水分吸収体により
迅速に水分の吸収が行われ、かつ水分吸収体によって該
水分が保持される為、建物用に傘立を用いた場合には、
建物内が濡れるのを防止することができるばかりでな
く、持ち歩くときにも衣服等が濡れるのを阻止すること
が出来る利点がある。

【００４４】また、本発明の傘入れを自動車の傘立とし
て用いた場合には、車内を濡らすことなく傘を傘入れに
収納することができ、しかも傘を取出して車内が濡れる
のを防止することができるばかりでなく、衣服等が濡れ
るのも阻止出来る利点がある。

【００４５】さらに、本発明の傘入れを折畳みの傘に用
いたときには、内容物等を濡らすことなく鞄等に入れて
持ち歩くことが出来る為に手が空き、空いた手を自由に
使うことができ便利であり、その利用の幅も大となる利
点がある。

【００４６】また、本発明の傘入れは、使い捨てること
なく、長期に渡って使用できる為、従来の傘袋が使い捨
てであることから生じていた公害問題を解消することが
できるという大なる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に基づく傘入れの第１実施例を示す縦断
面である。

【図２】同傘入れに入れる傘の正面図である。

【図３】同傘入れに傘を入れた状態を示す縦断面であ
る。

【図４】本発明に基づく傘入れの第２実施例を示す縦断
面である。

【図５】同傘入れに傘を入れた状態を示す縦断面であ
る。

【符号の説明】

１傘入れ２傘入れ本体２ａ円錘筒状部２ｂ円筒状部３水分吸収体３ａ円錘筒状部３ｂ先端部４連結片５キャップ６キャップ本体７吸収キャップ体１１携帯用傘入れＡ傘

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】傘の収納に使用される傘入れにあって、筒
状に形成された傘入れ本体の内部に、傘に付着した水分
を吸収する水分吸収体を備えていることを特徴とする傘
入れ。
【請求項２】傘入れ本体は、一端が開口されると共に、
他端が閉塞された筒状に形成されていることを特徴とす
る請求項１記載の傘入れ。
【請求項３】傘入れ本体は、傘の折畳状態に近い形状で
ある円錘筒状に形成され、かつ円錘筒状部の先端には、
傘の先端形状に近い円筒状に形成された円筒状部が連設
されると共に、円筒状部の頂部が閉塞され、かつ傘の出
し入れが出来るように円錘筒状部の後端が開口形成され
ていることを特徴とする請求項２記載の傘入れ。
【請求項４】水分吸収体は、傘入れ本体の内側に設けら
れ、一端が開口されると共に、他端が閉塞された筒状に
形成されていることを特徴とする請求項１記載の傘入
れ。
【請求項５】水分吸収体は、傘入れ本体の内側に装着可
能で、かつ傘を折畳状態で挿入可能な円錘筒状に形成さ
れた円錘筒状部の先端には、傘入れ本体の円筒状部の内
側に装着可能で、かつ傘の先端が挿入可能な円筒状に形
成された先端部が連結されると共に、先端部の頂部が閉
塞され、かつ傘の出し入れが出来るように円錘筒状部の
後端が開口形成されていることを特徴とする請求項４記
載の傘入れ。
【請求項６】水分吸収体は、高吸水性樹脂（Ｓｕｐｅｒ
ＡｂｓｏｒｂｅｎｔＰｏｌｙｍｅｒ）から形成され
ていることを特徴とする請求項１記載の傘入れ。
【請求項７】傘入れ本体と水分吸収体の開口端が、キャ
ップにより開閉自在に形成されていることを特徴とする
請求項１〜請求項６のいずれかに記載の傘入れ。
【請求項８】水分吸収体が、傘入れ本体と着脱可能に形
成されていることを特徴とする請求項１〜請求項７のい
ずれかに記載の傘入れ。