JPH06197359A - ディジタルフィルタ装置 - Google Patents

ディジタルフィルタ装置

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JPH06197359A
JPH06197359A JP43A JP35763592A JPH06197359A JP H06197359 A JPH06197359 A JP H06197359A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 35763592 A JP35763592 A JP 35763592A JP H06197359 A JPH06197359 A JP H06197359A
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JP
Japan
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signals
delay circuit
output
signal
coefficient
Prior art date
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Pending
Application number
JP43A
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English (en)
Inventor
Izumi Matsui
泉 松井
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の信号を処理する回路規模の小さいディ
ジタルフィルタ装置を得る。 【構成】 3つの信号YL 、CR 、CB を1クロック遅
延回路403〜405、セレクタ406〜408により
各信号がずれた3つの時分割信号に変換して、それぞれ
3つの遅延回路列に加える。各遅延回路列の所定個所の
信号を乗算器427〜433に加えて係数k1 〜k7
乗算し、各乗算出力をサメンション回路441に加えて
フィルタリングされた信号YL 、CR 、CB を得る。 【効果】 乗算器、係数器の必要数が削減でき、回路規
模を縮小できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固体撮像素子から得ら
れる信号をディジタル処理するようにしたビデオカメラ
等の撮像装置等に用いられるディジタルフィルタ装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、微小色分解フィルタから成る
色フィルタを撮像面に配した2次元CCD等の固体撮像
素子から得られる信号をA/D変換し、そのディジタル
データを処理して色信号と輝度信号とを出力するように
した撮像装置が提案されている。
【0003】このような撮像装置においては、撮像素子
から得られる撮像信号をA/D変換器でディジタル信号
に変換し、このディジタル信号を色分解回路に加えた
後、後述する種々の処理を施すことにより、最終的に搬
送色信号及び輝度信号を得るようにしている。この処理
途中で得られる後述するYL 、CR 、CB で表される3
つの信号をそれぞれディジタルローパスフィルタ(以下
ディジタルLPFと言う)に加えてサンプリング周波数
の折り返しノイズを除去するようにしている。このため
に同一構成の3個のディジタルLPFが設けられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ディジタルフィルタは
多数の直列接続された遅延回路の各々の出力に対してフ
ィルタ特性に応じた係数を乗算し、各乗算出力を加算す
るように構成されている。従って、上記のように同じ構
成のディジタルLPFを3個設けると、遅延回路、係数
器、乗算器等の個数が非常に多くなり、回路規模が大き
くなるという問題があった。
【0005】本発明は上記のような問題を解決するため
になされたもので、複数の信号に対して、同一のフィル
タ特性を得る場合に回路規模を小さくすることのできる
ディジタルフィルタ装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明においては、並列
に入力される複数の信号をそれぞれ各信号が互いにずれ
たタイミングで出力される複数の時分割信号に変換する
変換手段と、上記複数の時分割信号の各々が供給されそ
れぞれ直列接続された複数の遅延回路から成る複数の遅
延回路列と、上記各遅延回路列における同一信号が得ら
れる所定の複数個所の信号と所定の係数とを乗算する複
数の係数乗算手段と、上記複数の係数乗算手段の各乗算
出力を上記複数の信号の各々について加算する加算手段
とを設けている。
【0007】
【作用】本発明によれば、各遅延回路列における各信号
に対する係数器と乗算器が共用されるので、係数器と乗
算器の個数を大巾に削減できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図について説明す
る。
【0009】図3は本発明を適用した撮像装置を示すブ
ロック図である。
【0010】図3において、撮像素子としてのCCD1
は、撮像面の各画素に対してマゼンタ、シアン、イエロ
ー等の色フィルタが所定の配列で設けられている。この
CCD1から得られる撮像信号はA/D変換器2により
サンプリングされディジタル信号に変換されて色分離回
路(CDET)3とLPF16とに加えられる。
【0011】CDET3は注目画素に対して上下、左
右、及び斜めの各画素の和、差等を求め、3つの信号Y
L 、CR 、CB を出力する。これらの信号YL 、CR
B はサンプリング周波数による折り返しノイズを除去
するための本発明によるディジタルLPF(以下、LP
Fと言う)4に加えられる。LPF4からは信号YL1
R1、CB1が得られ、信号CB1、CR1は係数器10、1
1から得られる所定の係数A、Bと乗算器12、13で
乗算される。各乗算出力は信号YL1と共にサメンション
回路5に加えれることにより、R、G、B信号が時分割
で得られる。
【0012】このR、G、B信号は乗算器14において
係数器15から得られるホワイトバランス係数WBと乗
算されてホワイトバランスがとられる。次にガンマ補正
回路6でガンマ補正が成された後、変換回路7により並
列の信号R、G、Bに変換されてマトリクス回路8に加
えられる。そのマトリクス演算によりR−Y、B−Yの
色差信号が得られ、この色差信号は変調回路9で平衡変
調されることにより、搬送色信号Cが得られる。
【0013】一方、A/D変換器2からLPF16に加
えられた信号は帯域制限を受けて輝度信号となり、さら
にガンマ補正回路18でガンマ補正されて輝度信号Yが
出力される。
【0014】図4は図3における各部の周波数特性を示
したものである。図においてfs はサンプリング周波数
を示す。
【0015】図4(A)はCCD1の出力、(B)はC
DET3の出力、(C)はLPF4のフィルタ特性、
(D)はサメンション回路5の出力である。サメンショ
ン回路5のR、G、Bの各信号はサンプリング周波数が
1/3になるので、LPF4を用いて折り返し歪みを除
去している。
【0016】図1はLPF4の実施例を示す構成図であ
る。
【0017】図1において、401、402はインバー
タ、403、404、405は1クロック遅延回路、4
06、407、408はセレクタ、409〜426は1
クロック遅延回路、427〜433は乗算器、434〜
440はLPFの係数K1 〜K7 を発生させる係数器、
441はサメンション回路、442、443、444は
1クロック遅延回路、445、446はインバータ、4
47、448、449はセレクタ、450、451、4
52は1クロック遅延回路である。
【0018】次に動作について説明する。図1におい
て、CDET3から同一画素の信号YL 、CR 、CB
パラレルに入力されると、CR 、CB はそのMSBがイ
ンバータ401、402によって反転され、2の補数コ
ードからオフセットバイナリコードに変換される。これ
はYL が正の値のみであるので、それに合わせるために
行われる処置である。次に遅延回路403、404、4
05によりCR 、CB がYL に対して順次1クロックづ
つずらされる。セレクタ406、407、408は接点
0→1→2→0→・・・とセレクトすることにより、Y
L 、CR 、CB の順に時分割で出力され、遅延回路の各
列に加えられる。そして、遅延回路409、413、4
17、418、422、425、426の出力に対して
係数器434〜440の係数k1 〜k7 を乗算器427
〜433により乗算し、各乗算出力をサメンション回路
441に加えることにより、YL 、CR 、CB の順で出
力する。
【0019】次に元のパラレル出力に変換するために、
先ずYL を遅延回路442、443に通過させ、CR
遅延回路444に通過させて元のタイミングに戻す。そ
の際、CR 、CB をオフセットバイナリコードから2の
補数コードに戻すために、MSBをインバータ445、
446で反転させる。次に遅延回路443の出力がYL
となったときにセレクタ447、448、449が接点
1をセレクトするように同期させて接点0→0→1→0
とセレクトする。遅延回路450、451、452はそ
の出力を接点0に加えているので、上記のようにセレク
トすることによって、結局この遅延回路450、45
1、452よりYL1、CR1、CB1が得られる。
【0020】図2は遅延回路409〜426で構成され
る3つの遅延回路列における信号YL 、CR 、CB のタ
イミングを示すもので、YL 、CR 、CB に付いている
カッコ内の数字は時間を示している。また点線の枠で囲
まれた1クロック遅延回路201、202、203はY
L 、CR 、CB に対して同じ構成の3つのLPFを用い
た場合に必要となる遅延回路を示している。
【0021】図2に示すように、3つの遅延回路列には
信号YL 、CR 、CB が各列でずらされながら順次伝送
されている。そして太枠で示す遅延回路409、41
3、417、418、422、425、426には常に
同じ信号(図示ではYL )がある。この同じ信号の遅延
回路の出力を図1の乗算器427〜433に加えて係数
1 〜k7 と乗算する。図示ではYL が乗算されている
が、この1クロック後ではCR が乗算され、次の1クロ
ック後ではCB が乗算される。
【0022】以上のように本実施例によれば、3つの信
号YL 、CR 、CB に対してそれぞれ同一構成された3
つのLPFを用いる場合に比べて、図2の遅延回路20
1〜203が省略されると共に、係数器、乗算器が各信
号で共用されるので、これらの係数器、乗算器の個数を
大巾に削減することができる。
【0023】図5は本発明の他の実施例を示すもので、
CDET3とLPF4とを結合した場合の構成図であ
る。
【0024】図5において、301、302は1Hディ
レイ、303は加算器、304、305はセレクタ、3
06〜309は1クロック遅延回路、312〜315は
減算器、316〜319はインバータ、320、321
は加算器、322〜324はセレクタである。LPF4
は図1のセレクタ406〜408を除いた部分と同一構
成されている。また、セレクタ304、305は水平周
波数の1/2の周波数のセレクト信号S1 で切換えられ
る。セレクタ322〜324は水平周波数の1/3の周
波数を持つ信号と上記信号S1 とから作られるセレクト
信号S2 で切換えられる。
【0025】次に動作について説明する。CCD出力は
1Hディレイ301、302及び遅延回路306〜30
9及び加算器303、310、311を用いて注目画素
に対して上下画素の和、左右画素の和及び斜めの方向の
画素の和をそれぞれ取り出す。その際各ラインごとにそ
の特性が交互になっているのでセレクタ304、305
を使用して加算器310の出力の特性と加算器311の
出力の特性とを一定にする。また、セレクタ304、3
05により、注目画素の出力は遅延回路306の出力又
は遅延回路307の出力となるので、加算器320、3
21を用いて注目画素とその左右の画素との和を演算す
る。次いで、注目画素とその左右の画素の差及び注目画
素の上下の画素の和と、斜め方向の画素の和との差を減
算器312〜315を用いて演算する。その出力はMS
Bをインバータ316〜319を用いて反転し、2の補
数コードからオフセットバイナリコードに変換される。
【0026】こうして得られる2つの加算器320、3
21及び4つの減算器312〜315の6出力の内何れ
かの3つの出力が常にYL 、CR 、CB となっているは
ずなので、セレクタ322〜324によりYL 、CR
B を選択する。以降のLPF4の動作は、図1と同じ
である。
【0027】このように、CDET3とLPF4とをつ
なぐことにより、セレクタの数を減少させることが可能
となり、動作時間を短くできる。
【0028】上述した各実施例では、本発明を撮像装置
に適用した場合について述べたが、本発明は一般的に
は、並列に入力される複数の信号に対して同じフィルタ
特性を得る場合のディジタルフィルタ装置として用いる
ことができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
並列に入力される複数の信号をそれぞれ各信号が互いに
ずれたタイミングで出力される複数の時分割信号に変換
し、これらの時分割信号をそれぞれ遅延回路列に加える
ようにしたことにより、各信号に対して同じディジタル
フィルタを用いる場合に比べて、係数器や乗算器の個数
を大巾に削減することができ、回路規模を縮小すること
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す構成図である。
【図2】図1の各遅延回路列の信号タイミングを示すブ
ロック図である。
【図3】本発明を適用した撮像装置を示すブロック図で
ある。
【図4】図3の各部の周波数特性を示す特性図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す構成図である。
【符号の説明】
4 ディジタルLPF 403〜405 遅延回路 406〜408 セレクタ 409〜426 遅延回路 427〜433 乗算器 434〜440 係数器 441 サメンション回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列に入力される複数の信号をそれぞれ
    各信号が互いにずれたタイミングで出力される複数の時
    分割信号に変換する変換手段と、 上記複数の時分割信号の各々が供給されそれぞれ直列接
    続された複数の遅延回路から成る複数の遅延回路列と、 上記各遅延回路列において同一信号が得られる所定の複
    数個所の信号と所定の係数とを乗算する複数の係数乗算
    手段と、 上記複数の係数乗算手段の各乗算出力を上記複数の信号
    の各々について加算する加算手段とを設けたことを特徴
    とするディジタルフィルタ装置。
JP43A 1992-12-24 1992-12-24 ディジタルフィルタ装置 Pending JPH06197359A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002300591A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Hitachi Ltd 半導体集積回路および撮像システム
JP2009038559A (ja) * 2007-08-01 2009-02-19 Panasonic Corp 半導体集積回路、撮像システムおよび信号変換方法

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