JPH06197223A - 画像読取り装置 - Google Patents

画像読取り装置

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JPH06197223A
JPH06197223A JP4344242A JP34424292A JPH06197223A JP H06197223 A JPH06197223 A JP H06197223A JP 4344242 A JP4344242 A JP 4344242A JP 34424292 A JP34424292 A JP 34424292A JP H06197223 A JPH06197223 A JP H06197223A
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digital image
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JP4344242A
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English (en)
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Toyoaki Sugaya
豊明 菅谷
Kenichiro Hiramoto
健一郎 平本
Hirotetsu Ko
博哲 洪
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ディジタル画像信号の出現頻度に基づいて階調
変換特性を決定する階調変換装置において、階調飛びの
発生を抑止する。 【構成】光電変換手段1からのアナログ画像信号を、A
/D変換器2によってmビットのディジタル画像信号に
変換する。ヒストグラム計数器4では、前記mビットの
ディジタル画像信号の出現頻度を計数する。階調変換特
性設定手段5では、前記計数結果に基づいて階調変換特
性を設定し、該設定に応じて階調変換手段6の変換特性
を変更する。そして、前記mビットのディジタル画像信
号は、前記階調変換手段6によって階調変換されて、n
(<m)ビットのディジタル画像信号としてプリンタ7
やCRT装置8に出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像読取り装置に関し、
詳しくは、ディジタル画像信号の出現頻度を計数し、該
計数結果に基づいて前記ディジタル画像信号に階調変換
処理を施す装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、光電変換により読み取った画
像情報に階調変換処理を施し、該処理によって所望の階
調表現をもった画像を得ることが行われている。ここ
で、前記階調変換処理においては、固定された階調変換
特性で変換させるのではなく、処理すべき画像の特徴に
応じた階調変換特性とすることが望ましいため、画像濃
度のヒストグラム(出現頻度)の情報から、前記階調変
換特性を画像毎に変更することが行われていた(特開平
3−171973号公報,特開平2−12244号公
報,特開昭63−42575号公報等参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
にヒストグラム情報に基づいて階調変換特性を変更する
システムでは、アナログ画像信号を階調変換後の出力に
要求されるビット数nのディジタル画像信号にA/D変
換(量子化)し、該ディジタル画像信号に基づいて作成
したヒストグラムに応じて階調変換特性を決定し、該決
定に従って階調変換テーブルや線形演算器の変換特性を
設定する。そして、前記ディジタル画像信号を前記階調
変換テーブルや線形演算器で変換して階調変換出力(n
ビットのディジタル画像信号)を得るように構成されて
いる。
【0004】しかしながら、上記のように、nビットの
ディジタル画像信号を階調変換により同じnビットのデ
ィジタル信号に変換する構成であると、階調変換特性を
画像の特徴に適合させて設定した場合、階調変換時にビ
ット落ちによる量子化誤差が生じ、階調飛びが発生する
ことがあった。例えば、階調変換特性の設定方法とし
て、累積濃度ヒストグラムの情報からハイライト点x2
とシャドウ点x1 とを求め、図9に示すように、該ハイ
ライト点x2 とシャドウ点x1 とで挟まれる入力信号の
特定範囲を、該特定範囲よりも広い変換出力の全範囲0
〜2n −1に割り当てるようにして階調変換特性を設定
する場合は、出力値としてとり得ない値が生じることに
なり、前記欠落する出力値の部分で階調飛びが発生する
ことになる。
【0005】また、例えば画像信号が暗側の特定信号範
囲0〜x3 に集中していることをヒストグラムや累積ヒ
ストグラムから検知した場合に、かかる信号が集中して
いる信号範囲における分解能を高めるために、図10に示
すように、前記信号範囲0〜x3 に対して、より多くの
出力値0〜y3 (y3 >x3 )を割り当てるようにして
階調変換特性を設定する場合も、前記出力値0〜y3
範囲内で出力値としてとり得ない値が存在することにな
って、階調飛びが生ずる。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、画像読取り装置における階調変換処理において、
階調の飛びを低減でき、また、簡便な構成によって効率
良く画像に応じた階調変換特性を設定できるようにする
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため本発明にかかる
画像読取り装置は、原画像を光電変換によりアナログ画
像信号に変換する光電変換手段と、前記アナログ画像信
号をmビットのディジタル画像信号に変換する量子化手
段と、前記mビットのディジタル画像信号の出現頻度を
計数する出現頻度計数手段と、前記計数された出現頻度
に基づいて階調変換の特性を設定する変換特性設定手段
と、前記設定された階調変換特性に応じて前記mビット
のディジタル画像信号をn(<m)ビットのディジタル
画像信号に変換して出力する階調変換手段と、を含んで
構成される。
【0008】また、原画像を光電変換によりアナログ画
像信号に変換する光電変換手段と、前記アナログ画像信
号をmビットのディジタル画像信号に変換する量子化手
段と、前記mビットのディジタル画像信号を予め設定さ
れた所定の規則に従ってk(<m)ビットのディジタル
画像信号に変換するビット数減少変換手段と、前記変換
されたkビットのディジタル画像信号の出現頻度を計数
する出現頻度計数手段と、前記計数された出現頻度に基
づいて階調変換の特性を設定する変換特性設定手段と、
前記設定された階調変換特性に応じて前記mビットのデ
ィジタル画像信号をn(<m)ビットのディジタル画像
信号に変換して出力する階調変換手段と、を含んで構成
される。
【0009】ここで、前記出現頻度計数手段が、特定の
画像領域に重み付けして出現頻度を計数するよう構成す
ると良い。また、前記光電変換手段が、原画像を一定周
期毎に光電変換してアナログ画像信号を出力することで
動画情報を読み取る手段である場合には、前記階調変換
手段が、前回読み取られた画像信号に基づいて設定され
た階調変換特性に基づいて今回の読取り画像信号の階調
変換を行うよう構成すると良い。
【0010】更に、前記出現頻度計数手段が、階調変換
手段から最終的に出力される階調変換後のディジタル画
像信号の画素数よりも少ない画素数で出現頻度を計数す
るよう構成することが好ましい。
【0011】
【作用】かかる構成の画像読取り装置によると、階調変
換処理後の出力としては、nビットのディジタル画像信
号が出力されるものの、階調変換手段に対して入力され
るディジタル画像信号は、前記出力信号のビット数より
も多いm(>n)ビットの信号であるから、nビットの
ディジタル画像信号を階調変換手段に対して入力させる
構成に比して階調飛びの発生を抑止できる。
【0012】また、階調変換時には、前記階調飛びを回
避すべく、出力信号のビット数nよりも多いmビットの
ディジタル画像信号を変換前の情報として必要とする
が、階調変換特性を設定する際には、画像の全体的な特
性を把握できる程度の情報量があれば良く、mビットの
信号である必要はない。従って、mビットのディジタル
信号を所定の規則に従ってk(<m)ビットのディジタ
ル画像信号に変換し、このkビットの信号について出現
頻度を計数させ、該計数結果に基づいて画像の特性を検
出するようにした。
【0013】また、出現頻度の計数において、特定領域
に重み付けを行うようにすれば、主要被写体に、階調変
換の特性を適合させることが可能となる。更に、光電変
換手段により一定周期で原画像の読取りを行って動画情
報を得る場合には、今回の読取り画像と前回の読取り画
像とでは、その画像の特徴が近似することが多いので、
前回の画像情報に基づいて設定した階調変換の特性を、
今回の読取り画像情報について適用することが可能であ
り、これによって、読取り画像情報をリアルタイムに階
調変換処理して出力させることが可能となる。
【0014】また、前述のように、出現頻度の計数は、
その画像の特徴を捉えるためのものであるから、出力時
の画素数に対して少ない画素数の信号についてその出現
頻度を計数させる構成とすることができる。
【0015】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。図1は、
本発明にかかる画像読取り装置の一実施例を示すシステ
ムブロック図である。図1において、光電変換手段1
は、原画像をCCD等の光電変換素子によってアナログ
の電気画像信号に変換するものであり、2次元イメージ
センサを用いても良いし、また、1次元イメージセンサ
と原画像とを相対的に副走査方向(センサ素子例に直交
する方向)に移動させて2次元の読取りを行わせる構成
であっても良い。
【0016】前記光電変換手段1からのアナログ画像信
号は、量子化手段としてのA/D変換器2において、m
ビットのディジタル画像信号に変換される。尚、本実施
例の画像読取り装置においては、nビットのディジタル
画像信号として階調変換後の出力が得られることが要求
されているものとし、前記A/D変換で得られるディジ
タル信号のビット数mは、前記出力信号のビット数nよ
りも大きいものとする(m>n)。
【0017】ここで、画像を出力するための読取りに先
立ち、画像濃度(画像信号)の出現頻度を検知するため
の読取り(以下、先読みという。)が行われ、該先読み
で得られたmビットのディジタル画像信号は、スイッチ
3を介してヒストグラム計数器4に入力される。前記ヒ
ストグラム計数器4(出現頻度計数手段)では、入力さ
れるmビットのディジタル画像信号の出現頻度を計数し
て、読取り画像信号のヒストグラム(又は/及び累積ヒ
ストグラム)を作成する。
【0018】該ヒストグラム計数器4による計数結果
は、階調変換特性設定手段5(変換特性設定手段)に出
力され、ヒストグラム(又は累積ヒストグラム)から読
取り画像の階調特性を示すデータを抽出し、該抽出した
データに基づいて当該画像に適合する階調変換特性を設
定し、該設定した階調変換特性に従って階調変換手段6
における階調変換特性を変更する。
【0019】尚、前記階調変換手段6には、mビットの
ディジタル画像信号が入力データとして与えられ、出力
としてはnビットのディジタル信号であることを要求さ
れているので、前記階調変換手段6は、mビットのディ
ジタル画像信号を、nビットのディジタル画像信号に変
換するものである。前記階調変換手段6の階調変換特性
が、当該原画像に適合するものに変更されると、画像信
号の出力を行わせるための本読みを行わせ、光電変換手
段1から出力されA/D変換器2でmビットのディジタ
ル信号に変換された画像信号が、スイッチ3の切り替え
によって、階調変換手段6に出力される。
【0020】そして、階調変換手段6で階調変換されて
出力されるnビットのディジタル画像信号は、プリンタ
7やCRT8に出力されたり、又は、光磁気ディスクな
どの記憶媒体に記憶される。ここで、前記階調変換特性
設定手段5による階調変換特性の設定方法を説明する。
【0021】まず、mビットのディジタル画像信号から
ハイライト点とシャドウ点とを抽出し、該ハイライト点
とシャドウ点とで挟まれる有効信号範囲の画像データ
を、変換出力の全範囲に割り当てる方法について説明す
る。前記方法を実行するに当たっては、ヒストグラム計
数器4において、図2(a)に示すようなディジタル画
像信号の出現頻度を示すヒストグラムを作成すると共
に、該ヒストグラムの情報に基づいて図2(b)に示す
ような累積ヒストグラムを作成する。そして、前記累積
ヒストグラムの情報から、累積頻度が3%となる信号値
(シャドウ点x1 )と97%となる信号値(ハイライト点
2 )とを求める。
【0022】そして、図2(c)に示すように、前記シ
ャドウ点x1 とハイライト点x2 との間の信号範囲0<
1 ≦x≦x2 <2m −1(x2 −x1 +1通りのデー
タ)を、出力値の全範囲0≦y≦2n −1に割り当てる
ような線形の階調変換特性を設定する。ここで、m>n
であり、mが充分に大きければ、x2 −x1 +1≧2n
となり、前記図2(c)に示す変換特性で、出力値0≦
y≦2n −1の中でとり得ない値が発生せず、以て、階
調飛びが生じない。また、x2 −x1 +1<2n の場合
であっても、m=nとする構成のときに比較して、x2
−x1 +1と2n との差は充分小さいものとなるから、
階調飛びの発生は少なくなる。
【0023】また、階調変換特性の別の設定方法として
は、例えば図3(a)に示すように、読取り画像信号が
暗い側0<x<x3 に集中しているときに、前記信号範
囲0<x<x3 の前記信号範囲0<x<2m −1内で占
める割合よりも、出力信号範囲0y≦2n −1内で割り
当てられる信号範囲0≦y≦y3 <2n −1の割合が大
きくなるように、図3(b)に示すような変換特性を設
定する。
【0024】ここで、m>nであり、mが充分に大きけ
れば、x3 ≧y3 となり、出力に飛びが生じない。ま
た、x3 <y3 であっても、m=nとする構成のときに
比較して階調飛びの発生は少なくなる。尚、上記に2種
類の階調変換特性の設定方法を示したが、上記方法に限
定されないことは明らかである。
【0025】前述のようにして階調変換特性設定手段5
で設定される階調変換特性に応じて実際に階調変換を行
う階調変換手段6としては、図4に示すように、階調変
換特性設定手段5から線形演算式y=ax+bにおける
係数a,bが与えられる線形演算器を用いることができ
る。前記図2(c)に示すような階調変換を行わせる場
合には、前記係数a,bは、a=(2n −1)/(x2
−x1 )、b=(2n −1)・x1 /(x2 −x1)と
して階調変換特性設定手段5から与えられる。
【0026】尚、階調変換手段6を演算器で構成する場
合には、例えばy=ax2 +bx+cやy=a・log x
+bなどの非線形演算を行うものであっても良い。ま
た、上記のような線形演算器に代えて、図5に示すよう
に、変換テーブル(ルックアップテーブル:LUT)を
階調変換手段6として用いることもできる。図5に示す
変換テーブルは、アドレス値に対応する出力データが書
き換えられるRAMで構成されており、前記階調変換特
性設定手段5が、設定した階調変換特性に応じて前記変
換テーブルの変換特性を書き換えることで、画像の特徴
に応じた変換特性に変更される。
【0027】ところで、上記実施例では、出力信号のビ
ット数nよりも多いmビットのディジタル画像信号を、
そのままヒストグラム計数器4に入力させ、前記mビッ
トのディジタル画像信号の出現頻度を計数させる構成と
した。しかしながら、前記ヒストグラム計数器4におい
ては、高精度なヒストグラムの作成は必要なく、読取り
画像の特徴を把握できる程度の情報を収集すれば良いの
で、ビット数の多い画像データを必要としない。
【0028】そこで、図6に示すように、A/D変換器
2でA/D変換されたmビットのディジタル画像信号
を、ヒストグラム計数器4にそのまま入力させるのでは
なく、前記mビットのディジタル信号を、m→kビット
変換器9(ビット数減少変換手段)においてビット数の
少ないデータ(kビットのディジタル画像信号:k<
m)に変換してからヒストグラム計数器4に入力させる
ようにしても良い。
【0029】上記のように、ヒストグラム計数器4に入
力されるディジタル画像信号のビット数を減少させれ
ば、計数器4における演算処理負担が減少し、処理時間
の短縮、ハードウェアの簡略化を図ることができる。前
記m→kビット変換器9は、例えば入力されるmビット
のディジタル画像信号の下位ビットを切り捨てることに
よってkビットのディジタル画像信号に変換するもの
や、ビット数を減少させると共に非線形変換を行う変換
テーブル(図7参照)又は演算器であっても良い。
【0030】尚、図6に示す構成では、mビットのディ
ジタル画像信号を、m→kビット変換器9でビット数の
少ない信号に変換させる構成としたが、先読みと本読み
とを行うシステムでは、mビットに量子化するA/D変
換器と、kビットに量子化するA/D変換器とをそれぞ
れに備え、先読みのときにはkビットに量子化して階調
変換特性を決定し、本読みのときにmビットに量子化さ
せる構成とすることもできる。
【0031】また、上記のようにヒストグラム計数器4
に入力されるディジタル画像信号のビット数を減少させ
る代わりに、又は、同時に、ヒストグラム計数器4で計
数させる画素数を間引き処理などによって減少させるよ
うにしても良い。上記のようにして計数器4で扱う画素
数を減少させれば、計数器4のハードウェアを簡略化で
き、また、計数時間の短縮も図れる。
【0032】更に、前記ヒストグラム計数器4における
ディジタル画像信号の出現頻度の計数は、前述のように
画像の特徴を検知するための情報収集を目的とするもの
であり、また、階調変換処理によって主要被写体を見や
すくすることが望まれるから、特に主要被写体の特徴を
検知できるようにすることが好ましい。ここで、主要被
写体は一般に画面の中央部分に置かれることが多いこと
が経験的に知られているから、図8に示すように、出現
頻度の計数において画面中央領域(特定領域)の画素の
信号に重み付けを行って、前記画面中央領域における画
像の特徴がヒストグラム,累積ヒストグラムから抽出さ
れるようにすると良い。
【0033】また、上記実施例では、先読みと本読みと
に分けて画像読取りを行う静止画読取りについて述べた
が、一定周期毎に光電変換手段1による画像読取り(本
読み)を行わせる動画の場合でも、出力信号のビット数
nよりも大きなビット数mのディジタル画像信号に量子
化しておいて、該mビットの画像信号を階調変換させて
nビットの出力を得るようにすれば、階調飛びの発生を
抑止できる。但し、動画の場合には、読み取られた画像
情報をリアルタイムに出力する必要があり、前述のよう
に読み取った画像毎に出現頻度を計数させ、該計数結果
に基づいて設定された階調変換特性を、当該画像の階調
変換に用いることは、画像情報の出力に前記階調変換特
性の設定処理分だけタイムラグが発生することになって
しまうという問題を生じる。
【0034】しかしながら、動画の場合、前回の読取り
画像の特徴(ヒストグラム)と今回の読取り画像の特徴
(ヒストグラム)とが大きく変化することは少なく、前
回の読取り画像データから求めたヒストグラムに応じた
階調変換特性で今回の画像を変換させても問題はない。
従って、今回の読取り画像データから求めた階調変換特
性を、次回の読取り画像データの階調変換に用いるよう
構成すれば、階調変換が施される動画を光電変換手段1
における読取りに同期してリアルタイムに出力させるこ
とができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる画
像読取り装置によると、階調変換処理における階調の飛
びを低減でき、また、ディジタル画像信号の出現頻度を
計数した結果に基づいて階調変換特性を変化させる処理
を、簡便な構成で然も効率良く行わせることができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すシステムブロック
図。
【図2】階調変換特性の設定の様子を示す図。
【図3】階調変換特性の設定の様子を示す図。
【図4】演算器からなる階調変換手段を示す図。
【図5】変換テーブルを用いた階調変換手段を示す図。
【図6】本発明の第2実施例を示すシステムブロック
図。
【図7】ビット数減少と非線形変換とを行う変換テーブ
ルを示す図。
【図8】出現頻度の計数で重み付けを行う領域を示す
図。
【図9】従来の階調変換処理の問題点を説明するための
図。
【図10】従来の階調変換処理の問題点を説明するための
図。
【符号の説明】
1 光電変換手段 2 A/D変換器(量子化手段) 3 スイッチ 4 ヒストグラム計数器(出現頻度計数手段) 5 階調変換特性設定手段(変換特性設定手段) 6 階調変換手段 9 m→kビット変換器(ビット数減少変換手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原画像を光電変換によりアナログ画像信号
    に変換する光電変換手段と、 該光電変換手段から出力されるアナログ画像信号をmビ
    ットのディジタル画像信号に変換する量子化手段と、 該量子化手段で量子化されたmビットのディジタル画像
    信号の出現頻度を計数する出現頻度計数手段と、 該出現頻度計数手段で計数された出現頻度に基づいて階
    調変換の特性を設定する変換特性設定手段と、 該変換特性設定手段で設定された階調変換特性に応じて
    前記mビットのディジタル画像信号をn(<m)ビット
    のディジタル画像信号に変換して出力する階調変換手段
    と、 を含んで構成されることを特徴とする画像読取り装置。
  2. 【請求項2】原画像を光電変換によりアナログ画像信号
    に変換する光電変換手段と、 該光電変換手段から出力されるアナログ画像信号をmビ
    ットのディジタル画像信号に変換する量子化手段と、 該量子化手段で量子化されたmビットのディジタル画像
    信号を予め設定された所定の規則に従ってk(<m)ビ
    ットのディジタル画像信号に変換するビット数減少変換
    手段と、 該ビット数減少変換手段で変換されたkビットのディジ
    タル画像信号の出現頻度を計数する出現頻度計数手段
    と、 該出現頻度計数手段で計数された出現頻度に基づいて階
    調変換の特性を設定する変換特性設定手段と、 該変換特性設定手段で設定された階調変換特性に応じて
    前記mビットのディジタル画像信号をn(<m)ビット
    のディジタル画像信号に変換して出力する階調変換手段
    と、 を含んで構成されることを特徴とする画像読取り装置。
  3. 【請求項3】前記出現頻度計数手段が、特定の画像領域
    に重み付けして出現頻度を計数することを特徴とする請
    求項1又は2のいずれかに記載の画像読取り装置。
  4. 【請求項4】前記光電変換手段が、原画像を一定周期毎
    に光電変換してアナログ画像信号を出力することで動画
    情報を読み取る手段であり、前記階調変換手段が、前回
    読み取られた画像信号に基づいて設定された階調変換特
    性に基づいて今回の読取り画像信号の階調変換を行うこ
    とを特徴とする請求項1,2又は3のいずれかに記載の
    画像読取り装置。
  5. 【請求項5】前記出現頻度計数手段が、階調変換手段か
    ら最終的に出力される階調変換後のディジタル画像信号
    の画素数よりも少ない画素数で出現頻度を計数すること
    を特徴とする請求項1,2,3又は4のいずれかに記載
    の画像読取り装置。
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