JPH08307835A - クラス分類適応処理装置および方法 - Google Patents

クラス分類適応処理装置および方法

Info

Publication number
JPH08307835A
JPH08307835A JP7136223A JP13622395A JPH08307835A JP H08307835 A JPH08307835 A JP H08307835A JP 7136223 A JP7136223 A JP 7136223A JP 13622395 A JP13622395 A JP 13622395A JP H08307835 A JPH08307835 A JP H08307835A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coefficient data
image information
data
coefficient
pixels
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7136223A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3870428B2 (ja
Inventor
Masashi Uchida
真史 内田
Tetsujiro Kondo
哲二郎 近藤
Hideo Nakaya
秀雄 中屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP13622395A priority Critical patent/JP3870428B2/ja
Publication of JPH08307835A publication Critical patent/JPH08307835A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3870428B2 publication Critical patent/JP3870428B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Systems (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 係数データをタップ毎に符号化を行うことに
より、メモリに格納される係数データの語長を有効に利
用する。 【構成】 供給されたHDデータを垂直間引きフィルタ
2、水平間引きフィルタ3を介してSDデータが生成さ
れ、そのSDデータは領域分割化回路4において、所定
の領域に分割される。ADRC符号化回路5によりパタ
ーン圧縮コードが生成され、そのパターン圧縮コードに
応じたクラスコードがクラスコード発生回路6から正規
方程式加算回路8へ供給される。正規方程式加算回路8
では、HDデータ、SDデータおよびクラスコードから
正規方程式の加算が行われ、予測係数決定回路9におい
て各クラスのタップ毎の予測係数が決定される。係数符
号化回路10において、係数データが各タップ毎に符号
化がなされ、メモリ11には、符号化がなされた係数デ
ータ、最小値MIN、ダイナミックレンジDRが格納さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば入力のデータ
の時空間画素をブロック化し、それを何らかの手法によ
りクラス分類し、このクラス毎に線形一次結合でモデル
化し、最小二乗法で学習することにより係数データを得
て、その係数データを用いて処理を行うクラス分類適応
処理装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、クラス分類適応処理を応用したも
のとして、SD(Standerd Definition )からHD(Hi
gh Definition )への画像情報変換装置、時空間モデル
符号化、MUSEの画質改善、コンポジット信号のY/
C分離など様々なアプリケーションのアイデアが出願さ
れている。すなわち、ある大きさの時空間の画素をブロ
ック化し、これを何らかの手法(例えばADRC(Adap
tive Dynamic Range Coding ))によりクラス分類し、
このクラス毎に線形一次結合でモデル化、つまり予測式
を立て、最小二乗法などを用いて学習することにより係
数データを得るというものである。
【0003】クラス分類適応処理による画像変換装置で
は、一般に図7に示すような複数のフィールドの画像デ
ータを用いて、以下のような線形一次結合式を用いて新
たな画素データの創造を行う。この式(1)におけるy
は創造される画素データ、wn は予測係数、xn は推定
に用いる画素データである。
【0004】 y=w1 1 +w2 2 +・・・+wn n (1)
【0005】上述の手順の学習によって算出された係数
データは、係数ROMあるいはRAM(以下、係数RO
Mと称する)に蓄えられる。演算精度を保つためには、
各係数データにある程度以上の語長を持たすことが必要
である。通常のフィルタリングあるいは適応処理の場
合、この係数データは1組あるいは高々数組である。そ
のため、各係数データの語長を長く取っても、係数デー
タを格納する係数ROMの大きさは問題にならないほど
小さく済む。
【0006】しかしながら、一般にクラス分類適応処理
においては、図8に示すように、クラス毎に各タップに
係数データが格納され、図9に示すように、選択された
クラスの各タップの係数データが読み出される。このよ
うにクラス分類適応処理では、分割するクラス数が多い
ほど高性能の処理を実現することができる。そのため、
高い性能を要求するアプリケーションにおいては、多く
のクラスに分割する必要がある。したがって、その場
合、係数データを格納しておく係数ROMの容量は、ク
ラス数に応じて大きなものになり、そのままの形ではハ
ードウェア的に実現が困難な場合があった。
【0007】この係数ROMの容量削減には、2つのア
プローチが考えられる。ひとつはクラス数の削減、もう
ひとつは係数データの語長の削減である。クラス数の削
減のアプローチについては他に譲ることとし、ここでは
係数データの語長の削減についてのみ考える。係数デー
タの語長の削減のもっとも単純な方法は、各係数データ
の語長を短く制限することである。例えば、元々nビッ
トの語長で格納されていた係数データをn/2ビットに
すれば、それだけで係数ROMの大きさを1/2にする
ことができる。しかしながら、係数データの語長の単純
な削除が過度に行われた場合、計算精度が著しく劣化す
るという問題がある。
【0008】その最大の原因は、削減された語長では係
数データ自体の誤差が大きくなるため、結果的に復号結
果の誤差が大きくなるというものであるが、さらに従来
の手法では与えられた語長のすべてを有効に使っていな
いという理由も存在する。これについて詳しく述べる。
【0009】係数データを6ビットの語長で係数ROM
に格納することを考える。通常、6ビットの領域は、上
位1ビットを符号領域、下位5ビットをデータ領域とし
て使用される。例えば、フィルタの各係数データが{-
0.276,+1.321,+0.569,+0.336}であるような4タップの
フィルタがあったとすると、係数データの絶対値の最大
値の2のベキ乗倍がデータ領域である5ビットの範囲を
超えないような、すなわち31以下となるような2のベ
キ乗数を選択し、それを乗ずることにより、各係数デー
タをデータ領域に格納する。
【0010】すなわち、この場合は、係数データの絶対
値の最大値が1.321 であり、その32倍は、42.272とな
り31を超えるため、各係数データに16を乗ずること
により、データを係数ROMに格納する。各係数データ
の絶対値の16倍は、{4.416,21.136,9.104,5.376}と
なり、これらの値を、例えば四捨五入した値、すなわち
{4,21,9,5}が係数ROMの下位5ビットに格納される
ことになる。
【0011】ところで、本来6ビットの領域は、±31
を表現できる。しかしながら、上述の例では、最大値が
21、最小値が−5であり、その領域を有効利用してい
ないことがわかる。これが、係数データの誤差の増大に
つながり、結果として計算精度の劣化を招いているわけ
である。
【0012】特に、クラス分類適応処理においては、係
数データの分布特性がタップに依って異なることも多
い。すなわち、全係数データを見たときには、係数デー
タのダイナミックレンジが非常に大きい場合でも、各タ
ップ内で係数データを見た場合、クラスに依らずそれほ
ど係数データの変化が大きくない場合もある。
【0013】例えば、全係数データを見たときの係数デ
ータの絶対値の最大値が、2.068 であった場合、上述と
同様に6ビットで記録しようとすると、2.068 ×16=3
3.088であるので、31を超えるから、各係数データに
8を掛けたものが格納されることになる。ところが、あ
るタップ内で見たとき、係数データの最大値が+0.651、
最小値が+0.488だったとすると、それぞれに8を掛ける
と+0.651は5.028 となるため5として、+0.488は3.904
となるため4として格納されることになる。すなわち、
このタップの係数データは、0.488 〜0.651 の間の種々
の値を取っているにも拘らず、6ビットの語長に制限さ
れて格納された場合、このタップの係数データはわずか
2つの値で表現されることになってしまう。このような
場合、特に本来表現できる領域を活かし切れていないこ
とが顕著である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上述の問
題点に鑑みてなされたものであるり、クラス分類適応処
理において、容量を削減しても結果の劣化が最小限にと
どまるようなクラス分類適応処理装置および方法の提供
を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ディジタル画像信号を、より画素数の多いディジタ
ル画像信号に変換するようにした画像情報変換装置にお
いて、外部から供給された画像情報を時空間的に近傍に
位置する複数の画像データからなる複数のブロックに分
割する画像情報分割手段と、画像情報分割手段により分
割されたブロック毎に画像情報のレベル分布のパターン
が検出され、検出されたパターンに基づいて、ブロック
の画像情報が属するクラス情報を出力するクラス検出手
段と、外部から供給された画像情報を、外部から供給さ
れた画像情報よりも高い解像度の画像情報に変換するた
めの情報である推定式の係数データであって、正規化さ
れた係数データがクラス毎に記憶されており、クラス検
出手段からのクラス情報に応じて係数データを出力する
係数データ記憶手段と、係数データ記憶手段から供給さ
れた係数データに応じて、外部から供給された画像情報
を、外部から供給された画像情報よりも高い解像度の画
像情報に変換して出力する画像変換手段とを有すること
を特徴とする画像情報変換装置である。
【0016】さらに、請求項2に記載の発明は、より画
素数の多いディジタル画像信号に対してフィルタを用い
てディジタル画像信号の画素数を減少させるフィルタ手
段と、減少した画素数を時空間的に近傍に位置する複数
の画像データからなる複数のブロックに分割する画像情
報分割手段と、画像情報分割手段により分割されたブロ
ック毎に画像情報のレベル分布のパターンが検出され、
検出されたパターンに基づいて、ブロックの画像情報が
属するクラス情報を出力するクラス検出手段と、より画
素数の多いディジタル画像信号と画素数が減少したディ
ジタル画像信号とから係数データを生成する係数データ
生成手段と、係数データを正規化し、正規化された係数
データをクラス情報に応じて記憶するメモリとを有する
ことを特徴とする画像情報変換装置である。
【0017】また、請求項4に記載の発明は、ディジタ
ル画像信号を、より画素数の多いディジタル画像信号に
変換するようにした画像情報変換方法において、外部か
ら供給された画像情報を時空間的に近傍に位置する複数
の画像データからなる複数のブロックに分割するステッ
プと、分割されたブロック毎に画像情報のレベル分布の
パターンが検出され、検出されたパターンに基づいて、
ブロックの画像情報が属するクラス情報を出力するステ
ップと、外部から供給された画像情報を、外部から供給
された画像情報よりも高い解像度の画像情報に変換する
ための情報である推定式の係数データであって、正規化
された係数データがクラス毎に記憶されており、クラス
情報に応じて係数データを出力するステップと、係数デ
ータに応じて、外部から供給された画像情報を、外部か
ら供給された画像情報よりも高い解像度の画像情報に変
換して出力するステップとを有することを特徴とする画
像情報変換方法である。
【0018】さらに、請求項5に記載の発明は、より画
素数の多いディジタル画像信号に対してフィルタを用い
てディジタル画像信号の画素数を減少させるステップ
と、減少した画素数を時空間的に近傍に位置する複数の
画像データからなる複数のブロックに分割するステップ
と、分割されたブロック毎に画像情報のレベル分布のパ
ターンが検出され、検出されたパターンに基づいて、ブ
ロックの画像情報が属するクラス情報を出力するステッ
プと、より画素数の多いディジタル画像信号と画素数が
減少したディジタル画像信号とから係数データを生成す
るステップと、係数データを正規化し、正規化された係
数データをクラス情報に応じて記憶するステップとを有
することを特徴とする画像情報変換方法である。
【0019】
【作用】クラス分類適応処理装置および方法では、係数
データの語長を短くして格納する際、ADRC等の処理
によりデータを正規化した形で格納する。これにより、
データ語長を最大限に有効利用できるので、短い語長で
も係数データの誤差が小さくなる。特に、0をまたいで
分布するような係数データに関しては、本来0であった
係数データが語長制限後も必ず0になるような方式の語
長制限を行うことにより、本来0であった係数データが
誤差を持つことによる画質劣化を押さえる。
【0020】
【実施例】以下、この発明の画像信号変換装置および方
法の実施例について図面を参照しながら説明する。図1
は、この一実施例、すなわち画像信号変換装置のROM
テーブルに格納される係数データの作成方法について説
明したブロック図である。
【0021】係数データを学習により得るためには、ま
ず、既に知られているHD画像に対応した、HD画像の
1/4の画素数のSD画像を生成する。具体的には、理
想フィルタ回路により、入力端子1を介して供給される
HDデータの垂直方向の画素を垂直間引きフィルタ2に
より、フィールド内の垂直方向の周波数が1/2になる
ように間引き処理し、さらに水平間引きフィルタ3によ
り、HDデータの水平方向の画素を間引き処理すること
により、1/4の画素数のHD画像、すなわちSD画像
が生成される。
【0022】水平間引きフィルタ3の出力信号は、領域
分割化回路4に供給される。領域分割化回路4では、供
給されたSD画像信号が複数の領域に分割される。複数
の領域に分割されたSD画像信号は、ADRC符号化回
路5に供給される。
【0023】ADRC符号化回路5は、分割された領域
毎に供給されるSDデータの一次元的あるいは二次元的
なレベル分布のパターンを検出すると共に、各領域の全
てのデータあるいは一部のデータを、例えば8ビットの
SDデータから2ビットのSDデータに圧縮するような
演算を行うことによりパターン圧縮データを生成し、こ
のパターン圧縮データをクラスコード発生回路6に供給
する。
【0024】クラスコード発生回路6は、ADRC符号
化回路5から供給されるパターン圧縮データに基づい
て、その領域が属するクラスを決定し、そのクラスを示
すクラスコードを出力するものである。クラスコード発
生回路6は、クラスコードを正規方程式加算回路8に出
力する。
【0025】正規方程式加算回路8には、クラスコード
発生回路6の出力データの他に、領域分割化回路4より
供給されたSDデータ、水平間引きフィルタ3より供給
されたHDデータが入力される。正規方程式加算回路8
は、これらのデータを用いて、正規方程式の加算を行
い、全てのトレーニングデータの入力が終了した後、予
測係数決定回路9に正規方程式データを出力する。
【0026】予測係数決定回路9は、正規方程式を掃き
出し法などの一般的な行列解法を用いてそれを解き、予
測係数を算出する。算出された予測係数は、係数符号化
回路10に供給される。予測係数決定回路9により算出
された予測係数は、係数符号化回路10において、AD
RCの符号化を行うことにより係数データが正規化され
メモリ11に格納される。より具体的には、ADRCを
用いて係数データの正規化を行うことによりデータ領域
の持つ語長の範囲を完全に活かした格納データ生成方式
が行われる。
【0027】ここで、係数符号化回路10とメモリ11
のより詳細なブロック図の一例を図2に示す。予測係数
決定回路9から供給される係数データが入力端子16を
介してタップ分割回路18へ供給され、供給される係数
データに応じたコントロール信号が入力端子17からタ
ップ分割回路18へ供給される。タップ分割回路18で
は、そのコントロール信号に基づいて供給された係数デ
ータを各タップに分割する。各タップに分割された係数
データは、それぞれのタップの端子を介してADRCエ
ンコード回路19へ供給される。
【0028】ADRCエンコード回路19において、係
数データが各タップ毎に最大値MAXおよび最小値MI
Nなどが検出され、ADRCエンコードが行われメモリ
11へ供給される。メモリ11では、入力端子17から
のコントロール信号に応じて所定のクラスおよび所定の
タップへ格納される。
【0029】すなわち、ADRCエンコード回路190
では、各クラスのタップ0の最大値MAXおよび最小値
MINが検出され、ADRCエンコードが行われる。同
様に、ADRCエンコード回路191 では、各クラスの
タップ0の最大値MAXおよび最小値MINが検出さ
れ、ADRCエンコードが行われる。このADRCエン
コード回路19において、エンコードされた係数データ
は、図3に示すように、タップ毎に各クラスに格納さ
れ、さらに最小値MINとダイナミックレンジDRもタ
ップ毎に格納される。
【0030】この一例では、最小値MINとダイナミッ
クレンジDRがタップ毎に格納されているが、タップ毎
に格納されるデータは、最大値MAXと最小値MINま
たは最大値MAXとダイナミックレンジDRでも良い。
さらに、この格納されたデータは、エンコードされる前
のデータで格納される。
【0031】このような手法は、係数データがタップ毎
に相関を持っているため、効率の良い量子化が行われ
る。さらに、タップによって、係数データのレベルの集
中が高いものと、低いものとがあるため、量子化を行う
ときの割り当てビット数を変えても良い。
【0032】上述したように従来の手法によると、予測
係数決定回路9により算出された予測係数は、そのまま
メモリ11に格納されていた。その場合、メモリの大き
さにより語長が制限され、単純に下位ビットデータが削
減された形で格納されていた。そのため、語長が短く制
限された場合、係数データの誤差が大きくなり、結果的
に計算精度が劣化する現象を引き起こす。
【0033】この実施例において、ADRCを用いて係
数データの正規化を行うことにより本来格納できる領域
の範囲を完全に活かした格納データ生成方式を行う。本
来、ADRCは、VTR向け高能率符号化用に開発され
た適応的再量子化法であるが、ここでは、格納データ生
成のための正規化に使用している。ADRC回路は、係
数データのダイナミックレンジをDR、格納するデータ
の語長をn、各係数データのデータレベルをL、再量子
化コードすなわち係数ROMに格納するコードをQとし
て以下の式(2)により係数データの最大値MAXと最
小値MINとの間を指定されたビット長で均等に分割し
て再量子化を行うことにより、正規化を実施する。扱う
データが自然数ではなく、符号付きの小数点データであ
るため通常のADRCとは多少異なっているが原理的に
は同一である。
【0034】 DR=MAX−MIN Q=〔(L−MIN)・2n /DR〕 (2) ただし、Qの最大値は2n −1とする。
【0035】ここで、係数データの最大値MAXおよび
最小値MINの検出は、各タップ毎に行われる。これ
は、クラスが変化しても同一タップ内の係数データは、
一般的にそれほど大きく変化せず、同一タップ内で最大
値MAXおよび最小値MINを取ることによって、その
ダイナミックレンジDRを小さくすることができること
が多いからである。また、上述したように最小値MIN
とダイナミックレンジDR、最大値MAXと最小値MI
Nあるいは最大値MAXとダイナミックレンジDRは、
データ長を削減する前の語長で格納する。この手法を用
いることにより、データ語長を可能な限り有効に使うこ
とが出来るので単純な足切り等の手法により語長を削減
した場合より、語長制限により係数データの誤差を大幅
に減らすことができる。したがって、最終的な誤差も減
らすことができる。
【0036】まとめると、従来の係数ROMの生成にお
いては、図8に示すように、予測係数決定回路により決
定された係数データをそのまま、あるいは足切りをする
かたちで係数ROMに格納してたのに対して、この実施
例においては、図3に示すように、各タップ毎の係数デ
ータに対してADRC処理を行い、すなわち各タップ毎
に係数データの正規化を行い係数データの語長を最大限
有効に使う形で格納することにより、係数データの誤差
を減らすというものである。
【0037】続いて、上述の手法により生成された係数
ROMを使用し、実際にクラス分類適応処理を用いた画
像信号変換装置の信号処理の概略的構成を図4に示す。
21で示す入力端子から、SDデータが供給される。こ
のSDデータは、外部から供給された画像情報、例えば
いわゆるNTSC方式の映像信号がディジタル化された
ものである。入力端子21から供給されたSDデータ
は、領域分割化回路22に供給される。
【0038】領域分割化回路22は、生成するHD画素
の時間的、空間的に近傍に位置するSD画素を抽出する
処理を行う。領域分割化回路22により抽出された複数
のSD画素がクラス分類回路23および遅延回路27に
供給される。遅延回路27は、クラス分類回路23、ク
ラスコード発生回路24、ROMテーブル25、係数復
号回路26の処理に必要な時間だけデータを遅延させて
推定演算回路28に出力する。
【0039】クラス分類回路23は、領域毎に供給され
るSD画素の1次元的あるいは2次元的なレベル分布の
パターンを検出するためのものである。例えば、ADR
Cをクラス分類回路23で用いることにより、各領域の
SD画素を例えば8ビットのSD画素から2ビットのS
D画素に圧縮するような演算を行うとにより、各領域で
のパターン圧縮データを形成し、このパターン圧縮デー
タをクラスコード発生回路24に供給する。
【0040】クラスコード発生回路24は、クラス分類
回路23から供給されるパターン圧縮データに基づい
て、その領域が属するクラスを検出し、そのクラスを示
すクラスコードがROMテーブル25へ供給される。こ
のクラスコードは、ROMテーブル25からの読み出し
アドレスを示すものとなっている。
【0041】ROMテーブル25には、上述のような手
法により、線形推定式を用いてSD画素に対応するHD
画素を算出するための係数データが各クラス毎に記憶さ
れている。これは、線形推定式によりSD画素を、この
画像情報よりも高い解像度の画像情報である、いわゆる
ハイビジョンの規格に合致したHD画素に変換するため
の情報である。ROMテーブル25からは、クラスコー
ドで示されるアドレスによって、そのクラスの係数デー
タが読み出され、この係数データは、係数復号回路26
に供給される。
【0042】上述した図9に示すように従来の係数RO
Mには、生成された係数データがそのまま格納されてい
た。そのため、クラスコードに示されるアドレスから、
そのクラスの係数データが読み出され、その係数データ
は推定演算回路28に送られ、推定演算回路28におい
て、演算が実施されていた。しかしながら、このような
従来の手法では係数ROMの語長分のデータがフルに使
い切れていないため、係数データの語長を短縮したとき
に計算精度の劣化が起こりやすい。
【0043】この発明のクラス分類適応処理装置の係数
ROMには先に説明したように係数データがADRCに
よって符号化された形で格納されている。そこで、この
係数復号回路26では、ROMテーブル25に格納され
ている、例えば最小値MIN、ダイナミックレンジDR
および符号化された係数データQを用いて、以下の式
(3)により係数データのADRCの復号化を行う。係
数復号回路26において、生成された復号値Lは、推定
演算回路28に供給される。
【0044】 L=〔Q・DR/2n +MIN+0.5〕 (3)
【0045】まとめると、従来の係数ROMは、正規方
程式を解いて生成されたままの(あるいはその値を単純
に足切りをした)係数データが格納されていたため、図
7に示すように、所定のクラスの係数データを参照する
ことにより、そのままの形で推定演算を行うことが出来
たが、この実施例では、係数データがADRCエンコー
ドされた形で格納されているため、図5に示すように、
それぞれADRCデコードした後、推定演算を行う必要
がある。
【0046】推定演算回路28は、遅延回路27を介し
て領域分割化回路22から供給されるSD画素および係
数復号回路26から供給される係数データを用いて、S
D画素に対応するHD画素を算出する。作成されたHD
画素は、水平補間フィルタ29に供給される。
【0047】水平補間フィルタ29は、補間処理により
水平方向の画素数を2倍にするものである。水平補間フ
ィルタ29の出力は、出力端子30を介して出力され
る。この出力端子30を介して出力されるHDデータ
は、例えばHDテレビジョン受像器やHDビデオテープ
レコーダ装置等に供給される。
【0048】ここで、上述の処理では、本来の大きさが
0であった係数データが、時によっては誤差を持ち、創
造画像の品質に影響を与える場合があるため、本来0で
あった係数データは、ADRC処理による係数語長削減
後も、必ず0とするための他の実施例を図3に示す。予
測係数決定回路9により算出された予測係数は、メモリ
31に蓄えられる。メモリ31から読み出された各予測
係数は、ADRCエンコード回路32により、まず上述
のような通常のADRC処理により各タップ毎にADR
Cエンコードが行われる。ADRCエンコードされた係
数データ、最小値MIN、最大値MAXおよびダイナミ
ックレンジDRは、メモリ33に格納される。メモリ3
3のデータは、ADRCデコード回路34に供給され
る。
【0049】ADRCデコード回路34は、以下の式
(4)により、エンコードされた各係数データのデコー
ドを行う。デコードされた各係数データは、絶対値化回
路35に供給される。絶対値化回路35は、デコードさ
れた各係数データの絶対値化を行う。絶対値化された各
係数データおよびADRCデコード回路34から供給さ
れる絶対値化する前の各係数データは、絶対値最小値検
出回路36に供給される。
【0050】 L=Q・DR/2n +MIN (4)
【0051】絶対値最小値検出回路36は、絶対値化さ
れた各係数データの中から、最小となるデータ|a|を
選択し、それを導くような絶対値化前の係数データaを
ADRCデコード回路34から供給される係数データの
中から検出し、その値を加算器37に供給する。加算器
37は、メモリ33から供給された最小値MINに、係
数データaを足し込む。このデータを新たな最小値MI
N´と呼ぶことにする。すなわち、新最小値MIN´は
式(5)で算出される。新最小値MIN´は、再ADR
Cエンコード回路38に供給される。
【0052】 MIN´=MIN+a (5)
【0053】再ADRCエンコード回路38は、メモリ
31から供給される各予測係数と、メモリ33から供給
されるダイナミックレンジDR、および加算器37から
供給される新最小値MIN´を用いて、式(6)によ
り、再びADRCエンコードを行う。
【0054】 Q´=〔(L−MIN´)・2n /DR〕 (6)
【0055】ただし、Q´の最大値は2n −1、Q´の
最小値は0とする。エンコードされた各係数データQ´
およびダイナミックレンジDR、新最小値MIN´は、
メモリ39に格納される。
【0056】ところで、各タップの係数データが0をま
たいで分布していない場合、0を保つような語長制限に
は、あまり意味がなく、むしろわずかながら誤差を増加
させる恐れがあるため、0を保つような語長制限を行わ
ないほうが望ましい。そこで、メモリ33から供給され
た最大値MAXおよび最小値MINを用いて、判定回路
40において、予測係数が0をまたいで分布しているか
否かを判定する。
【0057】予測係数が0をまたいで分布していると判
定された場合、他の実施例に示すように0を保つような
語長制限法が好ましいため、メモリ39に格納されてい
る係数データQ´およびダイナミックレンジDR、新最
小値MIN´を処理結果として出力する。一方、予測係
数が0をまたいで分布していないと判断された場合、従
来の語長制限法が好ましいため、メモリ33に格納され
ている係数データQおよびダイナミックレンジDR、最
小値MINを処理結果として出力する。出力された処理
結果は、メモリ11に供給され、係数ROMとして使用
される。
【0058】例えば、あるタップの係数データの分布が
{-1.432,0.0,-0.691,0.518 }として、予測係数決定回
路9からメモリ31へ要求された場合、ADRCエンコ
ード回路32では、通常のADRCによる2ビットの語
長制限が行われる。その結果は、メモリ33に格納され
る。このADRCエンコード回路32において、行われ
るADRCエンコードでは、最大値MAXが0.518 、最
小値MINが-1.432が用いられる。これらの値を用いて
ADRCエンコード回路32では、係数データのADR
Cエンコードが行われる。そのエンコードされた係数デ
ータQは、最小値MINおよびダイナミックレンジDR
とともにメモリ33へ格納される。
【0059】ADRCデコード回路34では、ADRC
エンコード回路32において、エンコードされた係数デ
ータQのデコードがなされる。デコードがなされた係数
データ{-1.432,-0.132,-0.782,0.518}の分布の中から
絶対値の最小値となるデータ|a|が検出され、検出さ
れたデータ|a|と対応する係数データa(=-0.132)
は、最小値MIN(=-1.432)と加算され、新最小値M
IN´(-0.132+(-1.432)=-1.564)として再ADRC
エンコード回路38へ供給される。この再ADRCエン
コード回路38では、新最小値MIN´を使用してAD
RCエンコード回路32でエンコードされた係数データ
が再びエンコードされ、その結果は、メモリ39に格納
される。
【0060】判定回路40では、この係数データが0を
またいで分布しているか否が判定される。係数データが
0をまたいで分布している場合、絶対値最小値検出回路
36から出力される係数データaは、マイナスの値とな
るため、再ADRCエンコード回路38では、最小値M
INが係数データaのレベル分シフトが行われる。すな
わち、ADRCエンコードさらにADRCデコードを行
うことによって、本来0.0 であった係数データが-0.132
の値となる。そこで、本来0.0 であった係数データを0.
0 とするために、-0.132だけ最小値MIN(=-1.432)
のシフトを行うことよって、ADRCエンコードされた
0.0 の値を持つ係数データは、ADRCデコードされた
ときも0.0 の値となる。
【0061】通常の係数ROM生成においては、図6に
示すように、予測係数決定回路により決定された係数デ
ータをそのまま、あるいは足切りをするかたちで係数R
OMに格納していた。これに対して、他の実施例は、図
4に示すように、各タップの係数データに対してADR
C処理を行い、すなわち係数データの正規化をして係数
データの語長を最大限有効に使う形で格納することによ
り、係数データの誤差を減らす。この際、0をまたぐよ
うな分布をしている係数データに関しては、上述のよう
に0をキープするような係数データの語長が行われてい
る。
【0062】なお、エンコード時には、係数データが0
をまたいで分布している場合と0をまたいで分布してい
ない場合とで処理を変えているが、このデコード側では
処理を切り換える必要はない。そのため、デコード側
は、従来の構成で良い。
【0063】なお、上述の説明では、最小値MINをシ
フトさせることにより、0をキープするようなADRC
処理を行ったが、必ずしもこの方式である必要はない。
例えば、デコード時にも最も0に近いようなデコードデ
ータは、0としてデコードすることが可能である。
【0064】なお、上述の説明では略したが、係数復号
回路26と推定演算回路28の間にゲイン補正回路を設
けても良い。
【0065】
【発明の効果】この発明に依れば、係数データをADR
Cにより正規化して格納することにより記録語長を最大
限に有効利用できるので、同じ記録語長でも、係数デー
タの誤差を押さえることができ、結果的に計算結果の誤
差を小さくすることができる。
【0066】また、この発明に依れば、0をまたぐ分布
を持つ係数データに関しては、0をキープするようなエ
ンコードを実現することにより、本来0であった係数デ
ータが誤差を持つことによる画質劣化を軽減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る画像情報変換装置の学習時の実
施例である。
【図2】この発明の係数ROM生成の実施例を示すブロ
ック図である。
【図3】この発明に係る係数ROM生成の動作を説明す
るための略線図である。
【図4】この発明に係る画像情報変換装置の実施例であ
る。
【図5】この発明に係る係数ROMの動作を説明するた
めの略線図である。
【図6】この発明の係数ROM生成の他の実施例を示す
ブロック図である。
【図7】クラス分類適応処理を説明するための略線図で
ある。
【図8】従来の係数ROM生成の動作を説明するための
略線図である。
【図9】従来の係数ROMの動作を説明するための略線
図である。
【符号の説明】
2 垂直間引きフィルタ 3 水平間引きフィルタ 4 領域分割化回路 5 ADRC回路 6 クラスコード発生回路 8 正規方程式加算回路 9 予測係数決定回路 10 係数符号化回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル画像信号を、より画素数の多
    いディジタル画像信号に変換するようにした画像情報変
    換装置において、 外部から供給された画像情報を時空間的に近傍に位置す
    る複数の画像データからなる複数のブロックに分割する
    画像情報分割手段と、 上記画像情報分割手段により分割された上記ブロック毎
    に画像情報のレベル分布のパターンが検出され、上記検
    出されたパターンに基づいて、上記ブロックの画像情報
    が属するクラス情報を出力するクラス検出手段と、 上記外部から供給された画像情報を、上記外部から供給
    された画像情報よりも高い解像度の画像情報に変換する
    ための情報である推定式の係数データであって、正規化
    された係数データが上記クラス毎に記憶されており、上
    記クラス検出手段からの上記クラス情報に応じて上記係
    数データを出力する係数データ記憶手段と、 上記係数データ記憶手段から供給された上記係数データ
    に応じて、上記外部から供給された画像情報を、上記外
    部から供給された画像情報よりも高い解像度の画像情報
    に変換して出力する画像変換手段とを有することを特徴
    とする画像情報変換装置。
  2. 【請求項2】 より画素数の多いディジタル画像信号に
    対してフィルタを用いてディジタル画像信号の画素数を
    減少させるフィルタ手段と、 上記減少した画素数を時空間的に近傍に位置する複数の
    画像データからなる複数のブロックに分割する画像情報
    分割手段と、 上記画像情報分割手段により分割された上記ブロック毎
    に画像情報のレベル分布のパターンが検出され、検出さ
    れた上記パターンに基づいて、上記ブロックの画像情報
    が属するクラス情報を出力するクラス検出手段と、 上記より画素数の多いディジタル画像信号と上記画素数
    が減少したディジタル画像信号とから係数データを生成
    する係数データ生成手段と、 上記係数データを正規化し、正規化された係数データを
    上記クラス情報に応じて記憶するメモリとを有すること
    を特徴とする画像情報変換装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の画像情報変換装置にお
    いて、 上記より画素数の多いディジタル画像信号と上記画素数
    が減少したディジタル画像信号とから係数データを生成
    し、生成された上記係数データに対して、ADRC符号
    化する係数データ処理手段とからなり上記ADRC符号
    化は、ブロック内に含まれる複数の係数データの最大値
    および上記複数の係数データの最小値を検出する手段
    と、 上記最大値および最小値から上記ブロックのダイナミッ
    クレンジを検出する手段と、 上記ダイナミックレンジを規定する値を基準とした相対
    的なレベル関係を持つように修正された修正入力データ
    を形成する手段と、 上記修正入力データを元の量子化ビット数以下のビット
    数で量子化する手段とからなることを特徴とする画像情
    報変換装置。
  4. 【請求項4】 ディジタル画像信号を、より画素数の多
    いディジタル画像信号に変換するようにした画像情報変
    換方法において、 外部から供給された画像情報を時空間的に近傍に位置す
    る複数の画像データからなる複数のブロックに分割する
    ステップと、 分割された上記ブロック毎に画像情報のレベル分布のパ
    ターンが検出され、上記検出されたパターンに基づい
    て、上記ブロックの画像情報が属するクラス情報を出力
    するステップと、 上記外部から供給された画像情報を、上記外部から供給
    された画像情報よりも高い解像度の画像情報に変換する
    ための情報である推定式の係数データであって、正規化
    された係数データが上記クラス毎に記憶されており、上
    記クラス情報に応じて上記係数データを出力するステッ
    プと、 上記係数データに応じて、上記外部から供給された画像
    情報を、上記外部から供給された画像情報よりも高い解
    像度の画像情報に変換して出力するステップとを有する
    ことを特徴とする画像情報変換方法。
  5. 【請求項5】 より画素数の多いディジタル画像信号に
    対してフィルタを用いてディジタル画像信号の画素数を
    減少させるステップと、 上記減少した画素数を時空間的に近傍に位置する複数の
    画像データからなる複数のブロックに分割するステップ
    と、 分割された上記ブロック毎に画像情報のレベル分布のパ
    ターンが検出され、検出された上記パターンに基づい
    て、上記ブロックの画像情報が属するクラス情報を出力
    するステップと、 上記より画素数の多いディジタル画像信号と上記画素数
    が減少したディジタル画像信号とから係数データを生成
    するステップと、 上記係数データを正規化し、正規化された係数データを
    上記クラス情報に応じて記憶するステップとを有するこ
    とを特徴とする画像情報変換方法。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の画像情報変換方法にお
    いて、 上記より画素数の多いディジタル画像信号と上記画素数
    が減少したディジタル画像信号とから係数データを生成
    し、生成された上記係数データに対して、ADRC符号
    化する係数データ処理とからなり上記ADRC符号化
    は、ブロック内に含まれる複数の係数データの最大値お
    よび上記複数の係数データの最小値を検出するステップ
    と、 上記最大値および最小値から上記ブロックのダイナミッ
    クレンジを検出するステップと、 上記ダイナミックレンジを規定する値を基準とした相対
    的なレベル関係を持つように修正された修正入力データ
    を形成するステップと、 上記修正入力データを元の量子化ビット数以下のビット
    数で量子化するステップとからなることを特徴とする画
    像情報変換方法。
JP13622395A 1995-05-10 1995-05-10 画像情報変換装置および方法並びに係数データ生成装置および方法 Expired - Lifetime JP3870428B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13622395A JP3870428B2 (ja) 1995-05-10 1995-05-10 画像情報変換装置および方法並びに係数データ生成装置および方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13622395A JP3870428B2 (ja) 1995-05-10 1995-05-10 画像情報変換装置および方法並びに係数データ生成装置および方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08307835A true JPH08307835A (ja) 1996-11-22
JP3870428B2 JP3870428B2 (ja) 2007-01-17

Family

ID=15170180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13622395A Expired - Lifetime JP3870428B2 (ja) 1995-05-10 1995-05-10 画像情報変換装置および方法並びに係数データ生成装置および方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3870428B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0895188A2 (en) * 1997-07-30 1999-02-03 Sony Corporation Method and apparatus for image scaling
WO2001086820A1 (en) * 2000-05-09 2001-11-15 Sony Corporation Data processing device and data processing method, and recorded medium
WO2002060069A1 (en) * 2001-01-25 2002-08-01 Sony Corporation Data processing apparatus
US6718073B1 (en) * 1998-09-30 2004-04-06 Sony Corporation Arithmetic device, and converter, and their methods
US7082220B2 (en) 2001-01-25 2006-07-25 Sony Corporation Data processing apparatus
CN100401762C (zh) * 2000-12-26 2008-07-09 索尼公司 系数类型数据生成装置及用于系数类型数据生成装置的方法

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0895188A3 (en) * 1997-07-30 2000-01-12 Sony Corporation Method and apparatus for image scaling
EP0895188A2 (en) * 1997-07-30 1999-02-03 Sony Corporation Method and apparatus for image scaling
US6718073B1 (en) * 1998-09-30 2004-04-06 Sony Corporation Arithmetic device, and converter, and their methods
US7336829B2 (en) 2000-05-09 2008-02-26 Sony Corporation Data processing apparatus and method and recording medium
US7035471B2 (en) 2000-05-09 2006-04-25 Sony Corporation Data processing device and data processing method and recorded medium
US7206452B2 (en) 2000-05-09 2007-04-17 Sony Corporation Data processing apparatus and method and recording medium
KR100731708B1 (ko) * 2000-05-09 2007-06-25 소니 가부시끼 가이샤 데이터 처리 장치와 데이터 처리 방법, 및 기록 매체
US7283678B2 (en) 2000-05-09 2007-10-16 Sony Corporation Data processing apparatus and method and recording medium
US7289671B2 (en) 2000-05-09 2007-10-30 Sony Corporation Data processing apparatus and method and recording medium
WO2001086820A1 (en) * 2000-05-09 2001-11-15 Sony Corporation Data processing device and data processing method, and recorded medium
CN100401762C (zh) * 2000-12-26 2008-07-09 索尼公司 系数类型数据生成装置及用于系数类型数据生成装置的方法
JP2002223167A (ja) * 2001-01-25 2002-08-09 Sony Corp データ処理装置およびデータ処理方法、並びにプログラムおよび記録媒体
WO2002060069A1 (en) * 2001-01-25 2002-08-01 Sony Corporation Data processing apparatus
US7082220B2 (en) 2001-01-25 2006-07-25 Sony Corporation Data processing apparatus
KR100847179B1 (ko) * 2001-01-25 2008-07-17 소니 가부시끼 가이샤 데이터 처리 장치, 방법 및 기록 매체
JP4507046B2 (ja) * 2001-01-25 2010-07-21 ソニー株式会社 データ処理装置およびデータ処理方法、並びにプログラムおよび記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP3870428B2 (ja) 2007-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100289592B1 (ko) 디지털 영상 신호에 대한 계층 엔코딩 및 디코딩장치
US5663764A (en) Hierarchical encoding and decoding apparatus for a digital image signal
US5146326A (en) Coded picture information decoding apparatus having means for improving picture distortion
CN1112045C (zh) 用反复误差数据编码方法进行视频压缩
KR970011859B1 (ko) 퍼지제어를 이용한 부호화 방법 및 그 장치
JP2000125297A (ja) 連続画像の符号化方法及び復号化方法
JP3097665B2 (ja) 異常検出機能を備えたタイムラプスレコーダ
EP0843475A1 (en) Device and method for converting image information and circuit and method for operating sum of products
JPH08307835A (ja) クラス分類適応処理装置および方法
JP3946781B2 (ja) 画像情報変換装置及び方法
JP2723867B2 (ja) 画像信号復号化装置
EP0820198A2 (en) Apparatus and method for image coding and decoding
US7450769B2 (en) Image processing method for facilitating data transmission
JP3362463B2 (ja) フレーム補間装置
JP3747970B2 (ja) 画像符号化装置および画像符号化方法、画像復号化装置および画像復号化方法
JP4415651B2 (ja) 画像符号化装置、及び画像復号化装置
JP3831955B2 (ja) クラス分類適応処理装置および方法
JPH0851598A (ja) 画像情報変換装置
JP3912558B2 (ja) 画像符号化装置および画像符号化方法、並びに記録媒体
JP3326879B2 (ja) 画像信号変換装置
JPH0888849A (ja) 画像信号処理方法及び画像信号伝送装置
EP1400928A1 (en) Data format transcoding apparatus and associated method
JP2698641B2 (ja) カラー画像データ符号化方法及び複号方法
KR100567710B1 (ko) 화상코딩장치,화상코딩방법,화상디코딩방법,화상디코딩장치,화상데이타전송방법및기록매체
JP4001143B2 (ja) 係数生成装置および方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050303

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050329

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060411

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060608

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060704

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060828

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060926

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061009

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091027

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101027

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101027

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111027

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111027

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121027

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121027

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131027

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term