JPH06196637A - 保持形bicmos感知増幅器を有するメモリ - Google Patents

保持形bicmos感知増幅器を有するメモリ

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JPH06196637A
JPH06196637A JP5267772A JP26777293A JPH06196637A JP H06196637 A JPH06196637 A JP H06196637A JP 5267772 A JP5267772 A JP 5267772A JP 26777293 A JP26777293 A JP 26777293A JP H06196637 A JPH06196637 A JP H06196637A
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coupled
terminal
data
resistor
memory
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JP5267772A
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Harold Pilo
ハロルド・ピロ
John D Porter
ジョン・デビッド・ポーター
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Motorola Inc
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    • G11C7/1051Data output circuits, e.g. read-out amplifiers, data output buffers, data output registers, data output level conversion circuits
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワーク・ステーションのための高速動作と電
池駆動型コンピュータのための低電力消費を同時に実現
する、保持形BICMOS感知増幅器を有するメモリを
提供する。 【構成】 保持形BICMOS感知増幅器(20)を有
するメモリ(80)に、低電力データ保持モードを備え
た。この持続形BICMOS感知増幅器(20)は、選
択されたメモリ・セル(85)からのデータに対応する
差データ信号を感知し、増幅するものである。ラッチ
(35)が、クロック信号に応答して、一時的にこの差
データ信号の論理状態を保持する。低電力データ保持モ
ードは、出力イネーブル信号に応答する選択可能電流源
(66−75)を利用することによって、設けられてい
る。保持形BICMOS感知増幅器(20)は、高速動
作を可能とし、しかもラッチした状態で消費電力の低減
を実現するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的にメモリに関し、
特に、保持形BICMOS感知増幅器を有するメモリに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】スタティック・ランダム・アクセス・メ
モリ(SRAM)のような集積回路メモリは、一般的
に、複数の行および列に構成されたメモリ・セル・アレ
イとして、実現される。同期SRAMメモリは、メモリ
のタイミングを制御するためのクロック信号を受け取
り、同期メモリの速度は、そのクロック周波数によって
固定される。同期メモリは、マイクロプロセッサ用デー
タ・キャッシュとして用いられることが多い。データ・
キャッシュは、マイクロコンピュータが用いる可能性が
最も高いデータを、比較的小さく非常に高速のメモリ・
アレイに記憶しておくことによって、当該マイクロプロ
セッサの性能を向上させるものである。データ・キャッ
シュにおいては、非常に高速で、高周波数による動作が
必須である。したがって、今日のデータ・キャッシュ
は、BICMOS技術を用いた同期SRAMで設計され
ている。BICMOS回路は、バイポーラ・トランジス
タを、同一集積回路上でCMOS(相補型金属酸化物半
導体)トランジスタと組み合せたものである。一般的
に、バイポーラ・トランジスタには、高速で高駆動容量
という利点があり、一方CMOSトランジスタには低消
費電力という利点がある。
【0003】同期メモリのリードサイクル中、一対の相
補ビット線が、データビットを、差電圧として第1感知
増幅器に伝達する。第1感知増幅器は、比較的小さな差
電圧を検出しかつ増幅して、それをリード・グローバル
・データ線を介して、メモリのデータ出力段に伝達す
る。リード・グローバル・データ線は、データをマルチ
プレクサおよびクロック制御型ラッチに供給し、ここ
で、別の感知増幅器に向けられる。この感知増幅器は、
時々最終感知増幅器と呼ばれている。次に、レベル変換
器が、最終感知増幅器によって供給されたデータを、C
MOSレベルに変換し、クロック制御型CMOSラッチ
が、タイミングを取るために一時的にデータを保持す
る。次に、データは、CMOSレベル出力以外の出力信
号が望ましい場合は、再びレベル変換を受ける。最後
に、高駆動容量を有する出力バッファが、レベル変換器
からのデータを受け取り、それをシングルエンド形デー
タとして、データ出力パッドに供給する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】同期メモリのクロック
制御型回路は、その比較的低い電力消費のために、一般
的にCMOSトランジスタを用いて実施される。しかし
ながら、CMOS論理回路は、今日の高性能ワーク・ス
テーションのような高速を要求する用途には、余りに遅
すぎる。また、CMOS論理レベルへの、またはCMO
S論理レベルからの、論理レベル変換を行うことに起因
する更なるゲート遅れが、サイクル・タイムを低下させ
ると共に、集積回路上に余分に領域を必要とする。CO
MS論理回路に対して、BICMOS論理回路は、ワー
ク・ステーションのような用途のために、高速処理をも
たらすのであるが、電池給電型コンピュータのような、
ある用途にとっては余りに電力を消費し過ぎるのであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】したがって、ワード線お
よびビット線対に結合されている複数のメモリ・セルを
有するメモリが、一形態として、提供される。各メモリ
・セルは、それが結合されているワード線がイネーブル
された時、それが結合されているビット線対からデータ
を受け取る。データ出力マルチプレクサが、選択された
ビット線対からのデータに対応する差データ信号を受け
取り、第1および第2データ信号を供給する。第1およ
び第2抵抗器を有する差動増幅器と、第1および第2バ
イポーラ・トランジスタから成る、差動増幅器が設けら
れる。前記第1抵抗器は、第1電源電圧端子と第1バイ
ポーラ・トランジスタとの間に結合される。前記第2抵
抗器は、第1電源電圧端子と、第2バイポーラ・トラン
ジスタのコレクタとの間に結合される。前記差動増幅器
は、前記第1および第2データ信号を受け取り、それに
応答して第3および第4データ信号を供給する。ラッチ
が、クロック信号の第1論理状態から第2論理状態への
遷移に応答して、これら第3および第4データ信号を、
第2および第1バイポーラ・トランジスタの各々のベー
スにフィードバックする。クロック信号が第1論理状態
から第2論理状態に遷移する時に、複数の転送ゲートに
よって、前記差動増幅器が前記第1および第2データ信
号を受け取るのが防止される。これらおよびその他の特
徴および利点は、添付図面に関連して記載された以下の
詳細な説明からより明確に理解されよう。
【0006】
【実施例】図1は、本発明による保持形BICMOS感
知増幅器20を、一部概略図形状でそして一部論理図形
状で示したものである。持続形BICMOS感知増幅器
20は、差動増幅器25、ラッチ35、エミッタ−ホロ
ワNPNバイポーラ・トランジスタ28,29、反転器
36,37,38、転送ゲート40,43,52、コン
デンサ接続されているN−チャンネル・トランジスタ5
6,57、ならびにN−チャンネル・トランジスタ61
−75を備える。作動増幅器25は、抵抗器21,2
2,23,24、NPNバイポーラ・トランジスタ2
6,27、並びにN−チャンネル・トランジスタ63,
70,71を備える。ラッチ35は、NPNバイポーラ
・トランジスタ31,32,33,34と、転送ゲート
46,49とを備える。転送ゲート40は、N−チャン
ネル・トランジスタ41と、P−チャンネル・トランジ
スタ42とを備える。転送ゲート43は、N−チャンネ
ル・トランジスタ44と、P−チャンネル・トランジス
タ45とを備える。転送ゲート46は、P−チャンネル
・トランジスタ47と、N−チャンネル・トランジスタ
48とを備える。転送ゲート49は、P−チャンネル・
トランジスタ50と、N−チャンネル・トランジスタ5
1とを備える。転送ゲート52は、N−チャンネル・ト
ランジスタ53と、P−チャンネル・トランジスタ54
とを備える。
【0007】抵抗器21の第1端子は、「VDD」と命名
された正電源電圧端子に接続されており、第2端子はノ
ード103に接続されている。抵抗器22の第1端子は
DDに接続されており、第2端子はノード104に接続
される。抵抗器23は、抵抗器21の第2端子にノード
103において接続される第1端子と、第2端子とを有
する。抵抗器24は、抵抗器22の第2端子に接続され
る第1端子と、第2端子とを有する。NPNトランジス
タ26は、抵抗器23の第2端子に接続されるコレクタ
と、ノード102に接続されるベースと、エミッタとを
有する。NPNトランジスタ27は、抵抗器24の第2
端子に接続されるコレクタと、ノード101に接続され
るベースと、NPNトランジスタ26のエミッタに接続
されるエミッタとを有する。N−チャンネル・トランジ
スタ63は、NPNトランジスタ26,27のエミッタ
に接続されるドレインと、「OE」と命名された出力イ
ネーブル信号を受け取るゲートと、ソースとを有する。
N−チャンネル・トランジスタ70は、N−チャンネル
・トランジスタ63のソースに接続されるドレインと、
「NBIAS」と命名されたバイアス電圧を受け取るゲート
と、「VSS」と命名された負電源電圧端子に接続されて
いるソースとを有する。N−チャンネル・トランジスタ
71は、N−チャンネル・トランジスタ63のドレイン
に接続されるドレインと、バイアス電圧NBIASを受け取
るゲートと、VSSに接続されるソースとを有する。好適
実施例では、VDDは、約5.0ボルトに等しい外部電源
電圧を受け取り、VSSはグラウンドに接続されている。
他の実施例では、他の電源電圧を用いることもできる。
【0008】エミッタ−ホロワ・トランジスタ28は、
DDに接続されるコレクタと、抵抗器23の第2端子に
接続されるベースと、「PED」と命名されたデータ出
力信号を供給するエミッタとを有する。エミッタ−ホロ
ワ・トランジスタ29は、VDDに接続されているコレク
タと、抵抗器24の第2端子に接続されているベース
と、「PED*」と命名されたデータ出力信号を供給す
るエミッタとを有する。信号名の後ろの星印(* )は、
その信号が論理低でアクティブであることを示すことに
注意されたい。エミッタ−ホロワ・トランジスタ31
は、VDDに接続されるコレクタと、抵抗器21の第2端
子にノード103において接続されるベースと、エミッ
タとを有する。エミッタ−ホロワ・トランジスタ33
は、VDDに接続されているコレクタと、抵抗器22の第
2端子とノード104において接続されているベース
と、エミッタとを有する。ダイオード接続されているN
PNトランジスタ32は、エミッタ−ホロワ・トランジ
スタ31のエミッタに接続されるベースおよびコレク
タ、ならびにノード105に接続されるエミッタを有す
る。ダイオード接続されているNPNトランジスタ34
は、エミッタ−ホロワ・トランジスタ33のエミッタに
接続されるベースおよびコレクタ、ならびにノード10
6に接続されるエミッタを有する。
【0009】反転器36は、「CLK」と命名された外
部クロック信号を受け取る入力端子と、出力端子とを有
する。反転器37は、反転器36の出力端子に接続され
ている入力端子と、「K」と命名された内部クロック信
号を供給する出力端子とを有する。転送ゲート40のN
−チャンネル・トランジスタ41は、反転器36の入力
端子に接続されている第1電流電極と、VDDに接続され
ているゲートと、第2電流電極とを有する。P−チャン
ネル・トランジスタ42は、N−チャンネル・トランジ
スタ41の第1電流電極に接続される第1電流電極と、
SSに接続されているゲートと、N−チャンネル・トラ
ンジスタ41の第2電流電極に接続される第2電流電極
とを有する。反転器38は、トランジスタ41,42の
第2電流電極に接続されている入力端子と、「K* 」と
命名された内部クロック信号を供給する出力端子とを有
する。転送ゲート43のN−チャンネル・トランジスタ
44は、「MUXLAT*」と命名されたデータ入力信
号を受け取る第1電流電極と、反転器37の出力端子に
接続されるゲートと、NPNトランジスタ26のベース
にノード102において接続される第2電流電極とを有
する。P−チャンネル・トランジスタ45は、N−チャ
ンネル・トランジスタ44の第1電流電極に接続される
第1電流電極と、反転器38の出力端子に接続されるゲ
ートと、N−チャンネル・トランジスタ44の第2電流
電極に接続される第2電流電極とを有する。転送ゲート
46のP−チャンネル・トランジスタ47は、ダイオー
ド接続されるNPNトランジスタ32のエミッタにノー
ド105において接続される第1電流電極と、反転器3
7の第2端子に接続されるゲートと、NPNトランジス
タ27のベースにノード101において接続される第2
電流電極とを有する。N−チャンネル・トランジスタ4
8は、P−チャンネル・トランジスタ47の第1電流電
極にノード105において接続される第1電流電極と、
反転器38の出力端子に接続されるゲートと、P−チャ
ンネル・トランジスタ47の第2電流電極にノード10
1において接続される第2電流電極とを有する。P−チ
ャンネル・トランジスタ50は、N−チャンネル・トラ
ンジスタ44の第1電流電極にノード102において接
続される第1電流電極と、反転器37の出力端子に接続
されるゲートと、ダイオード接続されるNPNトランジ
スタ34のエミッタにノード106において接続される
第2電流電極とを有する。N−チャンネル・トランジス
タ51は、P−チャンネル・トランジスタ50の第1電
流電極に接続される第1電流電極と、反転器38の出力
端子に接続されるゲートと、P−チャンネル・トランジ
スタ50の第2電流電極にノード106において接続さ
れている第2電流電極とを有する。N−チャンネル・ト
ランジスタ53は、NPNトランジスタ27のベースに
ノード101において接続される第1電流電極と、反転
器37の出力端子に接続されるゲートと、「MUXLA
T」と命名されるデータ入力信号を受け取る第2電流電
極とを有する。P−チャンネル・トランジスタ54は、
N−チャンネル・トランジスタ53の第1電流電極に接
続される第1電流電極と、反転器38の出力端子に接続
されるゲートと、N−チャンネル・トランジスタ53の
第2電流電極に接続される第2電流電極とを有する。
【0010】N−チャンネル・トランジスタ61は、エ
ミッタ−ホロワ・トランジスタ28のエミッタに接続さ
れているドレインと、出力イネーブル信号OEを受け取
るゲートと、ソースとを有する。N−チャンネル・トラ
ンジスタ62は、ダイオード接続されるNPNトランジ
スタ32のエミッタに接続されるドレインと、出力イネ
ーブル信号OEを受け取るゲートと、ソースとを有す
る。N−チャンネル・トランジスタ64は、ダイオード
接続されるNPNトランジスタ34のエミッタに接続さ
れるドレインと、出力イネーブル信号OEを受け取るゲ
ートと、ソースとを有する。N−チャンネル・トランジ
スタ65は、エミッタ−ホロワ・トランジスタ29のエ
ミッタに接続されるドレインと、出力イネーブル信号O
Eを受け取るゲートと、ソースとを有する。N−チャン
ネル・トランジスタ66は、N−チャンネル・トランジ
スタ61のソースに接続されるドレインと、バイアス電
圧NBIASを受け取るゲートと、VSSに接続されているソ
ースとを有する。N−チャンネル・トランジスタ67
は、エミッタ−ホロワ・トランジスタ28のエミッタに
接続されるドレインと、バイアス信号NBIASを受け取る
ゲートと、VSSに接続されるソースとを有する。N−チ
ャンネル・トランジスタ68は、N−チャンネル・トラ
ンジスタ62のソースに接続されるドレインと、バイア
ス電圧NBIASを受け取るゲートと、VSSに接続されるソ
ースとを有する。N−チャンネル・トランジスタ69
は、ダイオード接続されるNPNトランジスタ32のエ
ミッタに接続されるドレインと、バイアス電圧NBIAS
受け取るゲートと、VSSに接続されるソースとを有す
る。N−チャンネル・トランジスタ72は、N−チャン
ネル・トランジスタ64のソースに接続されるドレイン
と、バイアス電圧NBIASを受け取るゲートと、VSSに接
続されるソースとを有する。N−チャンネル・トランジ
スタ73は、ダイオード接続されるNPNトランジスタ
34のエミッタに接続されるドレインと、バイアス電圧
BIASを受け取るゲートと、VSSに接続されるソースと
を有する。N−チャンネル・トランジスタ74は、N−
チャンネル・トランジスタ65のソースに接続されるド
レインと、バイアス電圧NBIASを受け取るゲートと、V
SSに接続されるソースとを有する。N−チャンネル・ト
ランジスタ75は、エミッタ−ホロワ・トランジスタ2
9のエミッタに接続されるドレインと、バイアス電圧N
BIASを受け取るゲートと、VSSに接続されるソースとを
有する。
【0011】コンデンサ接続されているトランジスタ5
6は、第1および第2電流電極がVSSに接続されおり、
ゲートがN−チャンネル・トランジスタ44の第2電流
電極にノード105において接続されている。コンデン
サ接続されるトランジスタ57は、 第1および第2電流
電極がVSSに接続されており、一方ゲートがN−チャン
ネル・トランジスタ53の第1電流電極にノード101
において接続されている。
【0012】動作時、外部クロック信号CLKが、CM
OS反転器36,37,38によって、相補内部クロッ
ク信号KおよびK*に変換される。転送ゲート40は、
比較的小さなゲート遅れ間隔を与え、これによって、内
部クロック信号KおよびK*が一方の論理レベルから他
方に遷移する際、それらの論理移動範囲(swing)の各々
の実質的に中点において、たがいに交差することを保証
する。外部クロック信号CLKが論理高の時、転送ゲー
ト43および52は導電状態にあり、一方転送ゲート4
6,49は実質的に非導電状態にあり、データ入力信号
MUXLATおよびMUXLAT*が差動増幅器25に
供給されるようにする。外部クロック信号CLKが論理
高から論理低に遷移すると、転送ゲート43,52は実
質的に非導電状態となり、こうして新たなデータ入力信
号が保持形BICMOS感知増幅器20に入力するのを
防止する。ラッチ35の転送ゲート46,49は導電状
態になり、これによって、データ入力信号MUXLAT
およびMUXLAT* の論理状態が、次のクロック・サ
イクルまで、一時的に保持されるようにする。データ入
力信号MUXLATおよびMUXLAT*の論理状態
は、外部クロック信号CLKが論理高に戻るまで、持続
形BICMOS感知増幅器20内に、「ラッチ」されて
いる。
【0013】外部クロック信号CKLが論理高の場合、
内部クロック信号Kは論理高であり、一方内部クロック
信号K*は論理低である。転送ゲート43,52は導電
状態であり、データ入力信号MUXLATおよびMUX
LAT*が、それぞれNPNトランジスタ26,27の
ベースに供給されるようにする。データ入力信号MUX
LATが論理高で、データ入力信号MUXLAT*が論
理低の場合、NPNトランジスタ27は導電状態であ
り、一方NPNトランジスタ26は実質的に非導電状態
である。N−チャンネル・トランジスタ70、および/
または、71で構成される電流源によって供給される、
70として示された電流が、NPNトランジスタ27に
よって導かれる。エミッタ−ホロワ・トランジスタ29
のベース電圧は、VDD−I70(R22+R24)に等しく、
ここでR22は抵抗器 22の抵抗、R24は抵抗器24の抵
抗である。データ出力信号PED*は、したがって、V
DD−I 70(R22+R24)−VBEにほぼ等しい論理低の電
圧となる。ここでVBEは、ベース−エミッタダイオード
電圧降下であり、約0.8ボルトである。データ出力信
号PEDは、ほぼVDD−VBEの論理高電圧である。
【0014】外部クロック信号CLKが、未だ論理高で
あると仮定すると、データ入力信号MUXLATが論理
低になり、かつデータ入力信号MUXLAT*が論理高
になると、保持形BICMOS感知増幅器20の動作
は、必然的に逆になる。電流I70はNPNトランジスタ
26によって導かれる。エミッタ−ホロワ・トランジス
タ28のベース電圧は、VDD−I70(R21+R23)にほ
ぼ等しく、ここでR21は抵抗器21の抵抗、R23は抵抗
器23の抵抗である。データ出力PEDは、したがっ
て、VDD−I70(R21+R23)−VBEにほぼ等しい論理
低電圧であり、データ出力信号PED*は、ほぼVDD
BEの論理高電圧である。
【0015】外部クロック信号CLKが論理低になる
と、データ入力信号MUXLATおよびMUXLAT*
の論理状態は、外部クロック信号CLKが論理高に戻る
まで、ラッチ35によってラッチされる。動作中、外部
クロック信号CLKが論理低であると、転送ゲート4
6,49は導電状態となり、ノード105,106にお
ける電圧を、夫々NPNトランジスタ27,26のベー
スにフィードバックさせる。データ入力信号MUXLA
Tが論理高で、かつデータ入力信号MIUXLAT*
論理低であると、外部クロック信号CLKは論理低に遷
移し、ノード105におけるフィードバック電圧は論理
高であり、VDD−2VBEにほぼ等しく、ノード106に
おけるフィードバック電圧は論理低であり、VDD−I70
22−2VBEにほぼ等しい。転送ゲート46,49を通
ったこのフィードバック電圧は、データ入力信号MUX
LATおよびMUXLAT*と、実質的に同一の電圧レ
ベルにある。
【0016】好適実施例では、抵抗器R21は抵抗器R22
にほぼ等しく、一方抵抗器R23は抵抗器R24にほぼ等し
い。直列接続された抵抗器21,23間の電圧降下は、
直列接続された抵抗器22,24間の電圧降下に等し
く、1.5ボルトにほぼ等しい。この電圧降下の約20
%が、抵抗器21,22間で生じるものであり、残りの
80%が抵抗器23,24間で生じるものである。抵抗
器21,22は、ラッチ35のNPNトランジスタ2
7,26のベースへのフィードバック電圧を減少するよ
うに機能するので、次のクロック・サイクルの間、デー
タ入力信号MUXLATおよびMUXLAT*からの新
たなデータは、必要であれば、ラッチ35上のデータを
夫々容易に「放出(flip)」することができる。5.0ボ
ルトの電源電圧に対して、データ入力信号MUXLAT
およびMUXLAT* は、相補論理信号であり、論理低
の約3.1ボルトから論理高の約3.4ボルトまでの論
理範囲を有する。持続形BICMOS感知増幅器20
は、外部クロック信号CLKを、クロックされていない
制御信号で単純に置き換えることによって、非同期メモ
リと共に用いるようにすることができる。
【0017】転送ゲート46および49は、VDDの半分
未満の低いトランスコンダクタンスしか有していないの
で、好適実施例では、ノード105,106における電
圧を十分高に保持して、内部クロック信号KおよびK*
が、N−チャンネル・トランジスタ48,51、ならび
にP−チャンネル・トランジスタ47,50に対して、
適当なゲート制御を行うことができるようにしてある。
また、N−チャンネル・トランジスタ70,71によっ
て供給される電流はさほど大きくないので、パイボーラ
・トランジスタは飽和状態で動作する。バイポーラ・ト
ランジスタが飽和状態で動作すると、その結果スイッチ
ング速度の低下を招くことがある。加えて、N−チャン
ネル・トランジスタ44,53のゲート・ソース間キャ
パシタンスが、夫々ノード102,101における電圧
を、内部クロック信号Kの電圧に追従させる可能性があ
る。コンデンサ接続されているN−チャンネル・トラン
ジスタ56,57は、持続形BICMOS感知増幅器2
0の動作を妨害する、この容量性結合を低減するよう
に、比較的小さなサイズに作られている。コンデンサ接
続されているN−チャンネル・トランジスタ56,57
は、それらのドレインおよびソースがVSSに接続されて
いるN−チャンネル・トランジスタとして、図1に示さ
れているが、他のタイプのコンデンサを用いることもで
きる。
【0018】持続形BICMOS感知増幅器20は、低
電力データ保持モードを有しており、電力消費を低減さ
せつつ、ラッチ35がデータを保持し続けることができ
る。低電力データ保持モードに入るには、出力イネーブ
ル信号OEを論理低として供給し、こうしてN−チャン
ネル・トランジスタ61−65が実質的に非導電状態に
なるようにする。N−チャンネル・トランジスタ61−
65は、N−チャンネル・トランジスタ66,68,7
0,72,74を選択するようにおよび選択しないよう
に、機能するものである。これによって、N−チャンネ
ル・トランジスタ66,68,70,72,74が、保
持形BICMOS感知増幅器20のバイポーラ・トラン
ジスタのエミッタに対して、電流源として動作するのを
防止する。N−チャンネル・トランジスタ67,69,
71,75は、N−チャンネル・トランジスタ66,6
8,70,72,74と比較して、比較的弱い電流源を
提供するような大きさに作られている。低電力データ保
持モード中、ノード105,106の電圧差は、約0.
3ボルトから約0.15ボルトに低下され、これが電力
消費の大幅な低減をもたらす結果となる。
【0019】CMOS論理回路では、電流消費の殆どが
AC(交流)である。したがって、CMOS回路の動作
速度が高くなるにつれて、その電流消費も増加する。し
かしながら、DC(直流)回路では、全電流消費のDC
成分は、周波数には無関係に不変のままである。保持形
BICMOS感知増幅器20の全電流消費の約80%は
DCであるので、保持形BICMOS感知増幅器20は
動作周波数が高くなればなるほど、より効率的となる。
【0020】保持形BICMOS感知増幅器20は、ク
ロック周波数が100メガヘルツに近いこともある、ワ
ーク・ステーションのような用途のために、高速および
高性能という利点をもたらすものである。別個のCMO
Sラッチを用いることがないので、更にレベル変換器を
付加する必要性がなくなり、出力経路における段数を減
らし、ゲート遅れを低減する結果となる。また、出力回
路用集積回路に必要な表面面積量も縮小される。加え
て、低電力データ保持モードが、ワーク・ステーション
のような用途のための高速動作を可能にし、しかも電池
駆動型コンピュータのような用途における低電力消費も
実現する。
【0021】図2は、本発明による図1の保持形BIC
MOS感知増幅器20の種々の信号のタイミング図を示
す。(図2のタイミング図は縮尺通りには描かれていな
いことに注意されたい。)時刻t1において、外部クロ
ック信号CKが、論理高から論理低に遷移し、その結
果、差動データ入力信号MUXLATおよびMUXLA
* の論理状態がラッチされる。データ入力信号MUX
LATおよびMUXLAT*は、時刻t1と時刻t2と
の間に示すように、ノード101,102、ノード10
3,104、またはデータ出力信号PEDおよびPED
*におけるラッチされた論理状態に影響を及ぼすことな
く、論理状態を変化させることができる。時刻t2にお
いて、出力イネーブル信号OEが論理高から論理低に遷
移し、低電力データ保持モードを開始する。ノード10
1,102、ノード103,104、ならびにデータ出
力信号PEDおよびPED*における、差動電圧が低下
し、こうして、低電力消費が達成される。時刻t3にお
いて、出力イネーブル信号OEは、論理高に戻る。ノー
ド101および102、ノード103,104、ならび
にデータ出力信号PEDおよびPED*における差電圧
は、夫々の通常電圧レベルに戻る。時刻t4において、
外部クロック信号CLKは論理低から論理高に遷移し、
転送ゲート43,52(図1に示す)は導電状態とな
り、データ入力信号MUXLATおよびMUXLAT*
からの新たなデータが、保持形BICMOS感知増幅器
20を通じて伝搬できるようになる。ノード101,1
02、ノード103,104、ならびに出力データ信号
PEDおよびPED*は、図示のように、時刻t4の後
状態を変え、データ入力信号MUXLATおよびMUX
LAT*の論理状態を反映する。
【0022】図3は、本発明によるメモリ80をブロッ
ク図形状で示したものである。メモリ80は、メモリ・
ブロック81、行選択回路98、アドレス・バッファ9
9、行プリデコーダ110、列プリレコーダ111、リ
ード・グローバル・データ線対91およびライト・グロ
ーバル・データ線対94、感知増幅器112、データ出
力マルチプレクサ/ラッチ113、保持形BICMOS
感知増幅器20、データ出力バッファ114、データ入
力バッファ116、およびデータ入力マルチプレクサ1
17を備える。メモリ・ブロック81は、ビット線等化
ブロック82、メモリ・アレイ83、列論理/デコーダ
84、メモリ・セル85、ワード線86、およびビット
線対87を備える。メモリ・ブロック81は、メモリ8
0のメモリ・ブロックを代表するものであり、メモリ8
0には他にもメモリ・ブロックが存在することがある。
メモリ・セルは、ワード線とビット線対との交点に配置
される。ワード線86とビット線対87とに接続されて
いる代表的なメモリ・セル85が、図3に示されてい
る。ビット線対87は、ビット線88,89から成る。
リード・グローバル線対91は、リード・グローバル・
データ線92と、リード・グローバル・データ線93と
から成る。ライト・グローバル・データ線対94は、ラ
イト・グローバル・データ線95と、ライト・グローバ
ル・データ線96とから成る。
【0023】アドレス・バッファ99は、「ADDRE
SS」と命名されたアドレス信号を受け取ると共に、
「ROW ADDRESS」と命名されたバッファされ
ている行弁別アドレスおよび「COLUMN ADDR
ESS」と命名されたバッファされている列弁別アドレ
スを供給する。メモリ・アレイを更に小さなブロックに
分割する応用では、アドレス・バッファ99によってブ
ロック・アドレスもブロック論理(図示せず)に供給す
ることができる。簡略化のために、1つのメモリ・ブロ
ック81のみが示されている。他の実施例では、異なる
数のブロック、異なるサイズのブロック、および異なる
ワード幅を用いることも可能である。「EQ」と命名さ
れたビット線等化信号が、ビット線等化ブロック82に
供給される。ビット線等化ブロック82は、メモリ・ア
レイ81の各ビット線対に、プリチャージと等化とを与
え、これによってメモリ80のサイクル時間を減少させ
ることができる。行プリデコーダ110は、外部クロッ
ク信号CLKと、行弁別アドレス信号ROW ADDR
ESSとを受け取り、それに応答して、「PRECEC
ODED ROW ADDRESS」と命名された複数
のプリデコードされた行アドレス信号を、行選択回路9
8に供給する。列プリデコーダ111は、外部クロック
信号CLKと、列弁別アドレス信号COLUMN AD
DRESSとを受け取り、それに応答して、「PRED
ECODED COLUMN ADDRESS」と命名
された複数のプリデコードされた列アドレス信号を、列
論理/デコーダ84に供給する。行プリデコーダ110
および列プリデコーダ111によって受け取られた特定
のアドレス信号は特別な意味を有する訳ではなく、他の
実施例では異なっていてよい。また、行および列プリデ
コーダによって行われるデコード処理の量は、他の実施
例では異なることがある。
【0024】好適実施例では、メモリ80は非同期型で
あり、64Kx18のデータ組織を有する。ここで、メ
モリ・ブロック81は、32個のメモリ・ブロックの内
の1つである。メモリ・アレイ83の中のメモリ・セル
は、512本のワード線と72個のビット線対との交点
に配置される。明確化と簡略化のために、1つのメモリ
・ブロックのみを示す。行選択回路98は、プリデコー
ドされた行アドレスを受け取り、これに応答して、51
2本のワード線の内の1本を選択する。また、1対のリ
ード・グローバル・データ線、1対のライト・グローバ
ル・データ線、1つの感知増幅器、そして1つの持続形
BICMOS感知増幅器20のみが示されていることに
も注意されたい。X18のワード幅に対して、メモリ8
0は16個の信号を受け取り、18本のリード・グロー
バル・データ線と18本のライト・グローバル・データ
線とを必要とする。しかしながら、メモリ80を256
Kx4のような他のデータ組織と共に構成することもで
きる。異なるデータ組織には、異なる数のアドレス線、
リードおよびライト・グローバル・データ線、およびそ
の他のデータ入出力回路が必要となる。他の実施例で
は、メモリ80は、非同期ATD(アドレス遷移検出)
型メモリでもよい。
【0025】メモリ80からのデータを読み取るため
に、行プリデコーダ110は、バッファされた行弁別ア
ドレス信号ROW ADDRESSからデコードされた
行アドレスを受け取り、プリデコードされた行アドレス
PREDECODED ROWADDRESSを、行選
択回路98に供給して、512本のワード線の内の1本
を選択する。ワード線86がその一例である。
【0026】72個のメモリ・セルが各ワード線に結合
される。選択されたワード線に結合される各メモリ・セ
ルは、対応するビット線対上の差電圧として、その出力
を供給する。プリデコードされた列アドレス信号PRE
DECODED COLUMN ADDRESSが、列
論理/デコーダ84に供給される。X18のワード幅に
対して、列論理/デコーダ84は、メモリ・ブロック8
1の72組のビット線対の内9組のビット線対を選択す
る。メモリ80の他のメモリ・ブロックが、メモリ・ブ
ロック81と同時に選択され、X18のワード幅を完成
するするのに必要な他の9対のビット線を形成する。感
知増幅器112のような第1感知増幅器が、メモリ・セ
ル85によってビット線対87に供給される比較的小さ
な差電圧を感知しかつ増幅し、そして選択されたビット
線をリード・グローバル・データ線対91に結合する。
リード・グローバル・データ線対91は、メモリ80内
の18組のリード・グローバル・データ線対を代表する
ものである。データ出力マルチプレクサ/ラッチ113
は、差データ信号RGDLおよびRGDL* を、ビット
線対87からの差信号に対応するリード・グローバル・
データ線対91から受け取る。これに応答して、データ
出力マルチプレクサ/ラッチ113は、差データ信号M
UXLATおよびMUXLAT* を供給する。出力イネ
ーブル信号OEおよび外部クロック信号CLKは、メモ
リ80からのデータ出力を同期させそして制御する。持
続形BICMOS感知増幅器20(図1に示した回路)
は、最終感知増幅器を備えており、図1を参照して先に
論じたように、外部クロック信号CLKが論理高の時、
データ信号MUXLATおよびMUXLAT* を受け取
り、そしてそれに応答して、差データ出力信号PEDお
よびPED*を供給する。ラッチ35(図1)は、持続
形BICMOS感知増幅器20と共に設けられており、
外部クロック信号CLKの受信に応答して、出力データ
流を制御するものである。BICMOSクロック制御型
ラッチをBICMOS最終感知増幅器と組み合せること
によって、従来のCMOS出力段と比較してゲート遅れ
が短縮され、こうして出力経路中の段数を減少させる。
出力バッファ114は、データ出力信号PEDおよびP
ED*を受け取り、そしてシングルエンド形データ信号
DATA OUTをデータ出力パッド(図示せず)に供
給する。
【0027】メモリ80のライト・サイクル中、データ
の流れは、必然的に逆となる。「DATA」と命名され
たシングルエンド形データ信号は、データ入力バッファ
116に供給され、一方データ入力バッファ116は、
「DATA」と命名されたバッファされているシングル
エンド形データ信号を、データ入力マルチプレクサ11
7に供給する。データ入力マルチプレクサ117は、差
データ信号WGDLおよびWGDL*を、ライト・グロ
ーバル・データ線対94に供給する。ライト・グローバ
ル・データ線対94は、メモリ80内の18組のライト
・グローバル・データ線対を代表するものである。列プ
リデコーダ111は、プリデコードされた列アドレスP
REDECODED COLUMN ADDRESS
を、列論理/デコーダ84に供給し、これがライト・グ
ローバル・データ線対をビット線対に結合する。行プリ
デコーダ110は、プリデコードされた行アドレスPR
EDECODED ROW ADDRESSを行選択回
路98に供給し、512本のワード線から1本を選択す
る。リード・サイクルにおけるように、イネーブルされ
たワード線上に位置するメモリ・セルは、データをビッ
ト線対に供給する。しかしながら、列論理/デコーダ8
4によってビット線対上に駆動される電圧差は、メモリ
・セルの駆動電圧より大きいので、当該メモリ・セル内
に記憶されるビットを上書きする。1回のメモリサイク
ルの終了時に、ビット線対上の差電圧を十分低いレベル
にまで低下させ、次のリード・サイクル中に、データが
誤ってメモリ・セルに書き込まれるのを防止しなくては
ならない。ビット線対の等化は、ビット線等化ブロック
82によって達成される。
【0028】以上、本発明を好適実施例に関して記載し
たが、本発明は多くの方法で変更することができ、先に
具体的に提示し記載したもの以外にも多くの実施例が考
えられることは、当業者には明白であろう。したがっ
て、特許請求の範囲は、本発明の真の精神および範囲に
該当する、本発明の全ての変更をも包含することを意図
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による保持形BICMOS感知増幅器
を、一部概略図形状でそして一部論理図形状で示した
図。
【図2】本発明による図1の保持形BICMOS感知増
幅器の主々の信号のタイミング図。
【図3】本発明による図1の保持形BICMOS感知増
幅器を組み込んだメモリを、ブロック図状で示す図。
【符号の説明】
20 保持形BICMOS感知増幅器 21,22,23,24 抵抗器 25 差動増幅器 26,27,31,32 バイポーラ・トランジスタ 32,34 ダイオード 35 ラッチ手段 43,52 転送ゲート手段 62,63,64,69,71,73 N−チャンネル
・トランジスタ 80 メモリ 85 メモリ・セル 86 ワード線 88,89 ビット線対 91 リード・グローバル・データ線対 94 ライト・グローバル・データ線対 99 アドレス・バッファ 110 行プリデコーダ 111 列プリレコーダ 112 感知増幅器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワード線(86)とビット線対(88,8
    9)とに結合される複数のメモリ・セル(85)を有
    し、各メモリ・セル(85)は、それが結合されている
    ワード線(86)がイネーブルされた時、それに結合さ
    れているビット線対(88,89)にデータを供給す
    る、メモリ(80)であって:第1および第2抵抗器
    (21,22)と、第1および第2バイポーラ・トラン
    ジスタ(26,27)とを有する、差動増幅器(25)
    であって、前記第1抵抗器(21)は第1電源電圧端子
    と前記第1バイポーラ・トランジスタ(26)のコレク
    タとの間に結合されており、前記第2抵抗器(22)
    は、前記第1電源電圧端子と前記第2バイポーラ・トラ
    ンジスタ(27)のコレクタとの間に結合されており、
    選択されたビット線対(88,89)からのデータに対
    応する第1および第2データ信号を受け取ると共に、そ
    れに応答して第3および第4データ信号を供給する、前
    記差動増幅器(25);第1論理状態から第2論理状態
    へのクロック信号の遷移に応答して、前記第2および第
    1バイポーラ・トランジスタ(26,27)の各々のベ
    ースに、前記第3および第4データ信号を夫々フィード
    バックする、ラッチ手段(35);および前記クロック
    の前記第1論理状態から前記第2論理状態への遷移に応
    答して、前記差動増幅器(25)が、前記第1および第
    2信号を受け取るのを阻止する、転送ゲート手段(4
    3,52)、 から成ることを特徴とするメモリ。
  2. 【請求項2】持続形BICMOS感知増幅器(20)を
    有するメモリ(80)であって:第1および第2抵抗器
    (21,22)と、第1および第2バイポーラ・トラン
    ジスタ(26,27)とを有する、差動増幅器(25)
    であって、前記第1抵抗器(21)は第1電源電圧端子
    と前記第1バイポーラ・トランジスタ(26)のコレク
    タとの間に結合されており、前記第2抵抗器(22)
    は、前記第1電源電圧端子と前記第2バイポーラ・トラ
    ンジスタ(27)のコレクタとの間に結合されており、
    第1および第2データ信号を受け取ると共に、それに応
    答して第3および第4データ信号を供給する、前記差動
    増幅器(25);第1論理状態から第2論理状態へのク
    ロック信号の遷移に応答して、前記第2および第1バイ
    ポーラ・トランジスタ(26,27)の各々のベース
    に、前記第3および第4データ信号を夫々フィードバッ
    クする、ラッチ手段(35);前記クロックの前記第1
    論理状態から前記第2論理状態への遷移に応答して、前
    記持続形BICMOS感知増幅器(20)が、前記第1
    および第2信号を受け取るのを防止する、転送ゲート手
    段(43,52);および前記第1および第2バイポー
    ラ・トランジスタ(26,27)を通るエミッタ電流を
    減少させると共に、前記差動増幅器(25)の論理状態
    を保持しつつ、第1および第2ダイオード(32,3
    4)を通る電流を減少させる、低電力データ保持手段
    (62,69,63,71,64,73)、 から成ることを特徴とするメモリ。
  3. 【請求項3】ワード線(86)とビット線対(88,8
    9)とに結合される複数のメモリ・セル(85)を有
    し、各メモリ・セル(85)は、それが結合されている
    ワード線(86)がイネーブルされた時、それに結合さ
    れているビット線対(88,89)にデータを供給す
    る、メモリ(80)であって:前記複数のメモリ・セル
    (85)に結合され、外部アドレス信号を受け取り、そ
    れに応答してビット線対(88,89)を選択する、ア
    ドレス手段(99,110,111);前記選択された
    ビット線対(88,89)からの差データ信号を検出
    し、かつ増幅する、第1感知増幅器(112);前記第
    1感知増幅器(112)に結合され、第1および第2デ
    ータ信号を供給する、リード・グローバル・データ線対
    (91);第1の電源電圧端子に結合される第1端子
    と、第1出力信号を供給する第2端子とを有する、第1
    抵抗器(21);前記第1抵抗器(21)の第2端子に
    結合される第1端子と、第2端子とを有する、第2抵抗
    器(23);前記第1電源電圧端子に結合される第1端
    子と、第2出力信号を供給する第2端子とを有する、第
    3抵抗器(22);前記第3抵抗器(22)の第2端子
    に結合される第1端子と、第2端子とを有する、第4抵
    抗器(24);前記第2抵抗器(23)の第2端子に結
    合されるコレクタと、前記第1データ信号を受取るベー
    スと、エミッタとを有する、第1バイポーラ・トランジ
    スタ(26);前記第4抵抗器(24)の第2端子に結
    合されるコレクタと、前記第2データ信号を受け取るベ
    ースと、前記第1バイポーラ・トランジスタ(26)の
    エミッタに結合されるエミッタとを有する、第2バイポ
    ーラ・トランジスタ(27);第3および第4バイポー
    ラ・トランジスタ(31,33)と、第1および第2ダ
    イオード(32,34)とを有するラッチ(35)であ
    って、前記第3バイポーラ・トランジスタ(31)のベ
    ースは前記第1抵抗器の第2端子に結合されており、前
    記第4バイポーラ・トランジスタ(33)のベースは前
    記第3抵抗器(22)の第2端子に結合されており、前
    記第1ダイオード(32)の第1端子は、前記第3バイ
    ポーラ・トランジスタ(31)のエミッタに結合されて
    おり、更に前記第2ダイオード(34)の第1端子は、
    前記第4バイポーラ・トランジスタ(33)のエミッタ
    に結合されており、前記第1ダイオード(32)の第2
    端子は、クロック信号の第1論理状態から第2論理状態
    への遷移に応答して、選択的に前記第2バイポーラ・ト
    ランジスタ(27)のベースに結合され、更に、前記第
    2ダイオード(34)の第2端子は、前記クロック信号
    の第1論理状態から第2論理状態への遷移に応答して、
    選択的に前記第1バイポーラ・トランジスタ(26)の
    ベースに結合される、前記ラッチ;前記クロック信号の
    第1論理状態から第2論理状態への遷移に応答して、前
    記差動増幅器(25)が前記第1および第2データ信号
    を受け取るのを防止する、転送ゲート手段(43,5
    2);および前記第1,第2,第3,第4バイポーラ・
    トランジスタ(26,27,31,33)を通るエミッ
    タ電流を減少させると共に、前記差動増幅器(25)の
    論理状態を保持しつつ、前記第1および第2ダイオード
    (31,34)を通る電流を減少させる、低電力データ
    保持手段(62,69,63,71,64,73)、か
    ら成ることを特徴とするメモリ。
  4. 【請求項4】ワード線(86)とビット線対(88,8
    9)とに結合される複数のメモリ・セル(85)を有
    し、各メモリ・セル(85)は、それが結合されている
    ワード線(86)がイネーブルされた時、それに結合し
    ているビット線対(88,89)にデータを供給する、
    メモリ(80)であって:前記複数のメモリ・セル(8
    5)に結合され、外部アドレス信号を受け取り、それと
    応答してビット線対(88,89)を選択する、アドレ
    ス手段(99,110,111);前記選択されたビッ
    ト線対(88,89)からの差データ信号を検出し、か
    つ増幅する、第1感知増幅器(112);前記第1感知
    増幅器(112)に結合され、前記第1感知増幅器(1
    12)から受け取った第1および第2データ信号を供給
    する、リード・グローバル・データ線対(91);前記
    リード・グローバル・データ線対(91)に結合され、
    第1および第2抵抗器(21,22)と、第1および第
    2バイポーラ・トランジスタ(26,27)とを有す
    る、差動増幅器(25)であって、前記第1抵抗器(2
    1)は、第1電源電圧端子に結合される第1端子と、前
    記第1バイポーラ・トランジスタ(26)のコレクタに
    結合される第2端子とを有し、前記第2抵抗器(22)
    は、前記第1電源電圧端子に結合される第1端子と、前
    記第2バイポーラ・トランジスタ(27)のコレクタに
    結合される第2端子とを有し、第1および第2データ信
    号を受け取ると共に、それに応答して第3および第4デ
    ータ信号を供給する、前記差動増幅器(25);および
    前記差動増幅器(25)に結合され、第1論理状態から
    第2論理状態へのクロック信号の遷移に応答して、前記
    第1抵抗器の第2端子を、前記第2バイポーラ・トラン
    ジスタ(27)のベースに、そして前記第2抵抗器の第
    2端子を、前記第1バイポーラ・トランジスタのベース
    に、選択的に結合する、ラッチ手段(35)、 から成ることを特徴とする、メモリ。
JP5267772A 1992-10-05 1993-10-01 保持形bicmos感知増幅器を有するメモリ Pending JPH06196637A (ja)

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