JPH06196246A - プラグキャップ - Google Patents

プラグキャップ

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Publication number
JPH06196246A
JPH06196246A JP34398892A JP34398892A JPH06196246A JP H06196246 A JPH06196246 A JP H06196246A JP 34398892 A JP34398892 A JP 34398892A JP 34398892 A JP34398892 A JP 34398892A JP H06196246 A JPH06196246 A JP H06196246A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plug
cap
plug hole
hole
plug cap
Prior art date
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Pending
Application number
JP34398892A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Shigehisa
幸治 重久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
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Publication of JPH06196246A publication Critical patent/JPH06196246A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プラグホール内への浸水を確実に防止し、且
つ、プラグホールの内部圧力の上昇による浮き上がりを
防止できるプラグキャップの提供。 【構成】 エンジン本体7に形成され点火プラグ3の収
容されるプラグホール5に取付けられるプラグキャップ
31に、プラグホール5を閉鎖すると共に、プラグホー
ル5の内部圧力により弾性変形しプラグホール5の内部
と外部とを連通する弾性閉鎖部37を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、点火プラグに装着され
るプラグキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】図6に、従来のこの種のプラグキャップ
を示す(実開昭61−61779号公報、実開昭61−
113396号公報、実開平4−81490号公報参
照)。
【0003】このプラグキャップ1は、例えば自動車用
ガソリンエンジンの点火プラグ3を防水保護するもの
で、プラグホール5の形成されたエンジン本体7に取付
けて使用される。プラグホール5の底部には、点火プラ
グ3が取付けられ、プラグホール5の開口部5aの外周
縁には、開口部5aの全周を囲むように周壁9が突設さ
れている。
【0004】プラグキャップ1は、キャップ本体11
と、このキャップ本体11に設けられた支持部13、シ
ール部15、及びカバー部17から構成され、これらは
弾性材であるゴム部材によって一体成形されている。
【0005】キャップ本体11には、一端側から他端側
に貫通する挿通孔19が形成され、挿通孔19には、点
火プラグ3のプラグ本体3aと接続する高圧ケーブル2
1が挿通される。キャップ本体11の前記一端側には、
高圧ケーブル21を所定の方向に導出する支持部13が
形成され、前記他端側には、プラグホール5の内周と嵌
合し、プラグホール5の開口部5aを封鎖可能なシール
部15が突設されている。
【0006】キャップ本体11の支持部13とシール部
15の間には、略円盤形状のカバー部17が前記挿通孔
19と略垂直方向に設けられ、カバー部17の周縁は、
プラグキャップ1のエンジン本体7への取付け時に周壁
9を外側から囲むように、シール部15側に屈曲形成さ
れている。
【0007】キャップ本体11の前記他端側の挿通孔1
9には、内径部に前記高圧ケーブル21の挿通された樹
脂製のプラグキャップパイプ23が嵌合され、プラグキ
ャップパイプ23の先端には、前記プラグ本体3aと嵌
合接続可能なブッシュ25が設けられている。
【0008】このようなプラグキャップ1をエンジン本
体7のプラグホール5に取付けるには、ブッシュ25を
点火プラグ本体3aに接続し、シール部15をプラグホ
ール5に嵌合する。このとき、シール部15がプラグホ
ール5の開口部5aを封鎖し、さらにカバー部17がプ
ラグホール5の開口部5aを覆うので、開口部5aから
プラグホール5内への浸水が防止される。
【0009】また、キャップ本体11の前記一端側から
他端側には、前記挿通孔19と略平行に通気孔27が形
成されている。これにより、プラグホール5の内部が外
部と通気可能となり、プラグホール5内の膨脹空気によ
るプラグキャップ1の浮上がりが防止される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
プラグキャップ1にあっては、エンジンを洗浄した場合
や、車両走行中に雨水が当たった場合等に、通気孔27
からプラグホール5内に浸水してしまう可能性あった。
プラグホール5内への浸水は、点火プラグの電気的なリ
ークの発生原因となり、エンジンの停止を誘発する恐れ
があった。
【0011】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、プ
ラグホール内への浸水を確実に防止し、点火プラグに対
して高い防水効果を得ることができ、且つ、内部圧力の
上昇による浮き上がりを防止することができるプラグキ
ャップを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、エンジン本体に形成され点火プラグの収
容されるプラグホールに取付けられるプラグキャップに
おいて、前記プラグホールを閉鎖すると共に、前記プラ
グホールの内部圧力により弾性変形し前記プラグホール
の内部と外部とを連通する弾性閉鎖部を設けた構成とし
てある。
【0013】
【作用】プラグキャップをプラグホールに取り付ける
と、弾性閉鎖部がプラグホールを閉鎖するので、プラグ
ホール内への浸水が防止され、点火プラグが防水保護さ
れる。
【0014】プラグホールの内部圧力が上昇すると、弾
性閉鎖部が弾性変形してプラグホールの内部と外部とを
連通するので、プラグホールの内部圧力の上昇が抑制さ
れ、プラグキャップの浮き上がりが防止される。また、
内部圧力の低下後は、弾性閉鎖部が変形前の状態に直ぐ
に復帰するので、プラグホール内への浸水が防止され
る。
【0015】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。
【0016】図1は、本発明の一実施例に係るプラグキ
ャップの一部を断面とした斜視図、図2は、図1の要部
断面図であり、従来と同じ部分は、同一の符号を付して
その説明を省略する。
【0017】図1及び図2に示すように、本実施例のプ
ラグキャップ31は、キャップ本体33と、このキャッ
プ本体33に設けられた支持部35及び弾性閉鎖部37
とから構成され、これらはゴム部材によって一体成形さ
れている。
【0018】キャップ本体33には、上方から下方に貫
通する挿通孔39が形成され、挿通孔39には高圧ケー
ブル21が挿通される。キャップ本体33の前記上方に
は、高圧ケーブル21を所定の方向に導出する支持部3
5が形成され、前記下方には、尖端にブッシュ25を備
えたプラグキャップパイプ23が嵌合されている。
【0019】キャップ本体33の略中央部には、略円盤
形状で所定の板厚を有する弾性閉鎖部37が、前挿通孔
39と略垂直方向に延設されている。弾性閉鎖部37の
外径は、プラグホール5の開口部5aよりも大きく形成
され、弾性閉鎖部37の下面は、プラグキャップ31の
プラグホール5への取付け時に周壁9の上面全周と当接
し、プラグホール5の開口部5aを封鎖するような平面
形状に形成されている。
【0020】プラグキャップ31をプラグホール5に取
付けるには、ブッシュ25を点火プラグ本体3aに接続
すると共に、弾性閉鎖部37を周壁9の上面に押圧して
密着させる。これにより、プラグキャップ31は、プラ
グキャップパイプ23を介してプラグホール5の開口部
5aを封鎖した状態で固定される。ここで、弾性閉鎖部
37には、プラグホール5内と連通する部分が形成され
ていないので、プラグホール5内への浸水を確実に防止
し、点火プラグ3に対して高い防水効果を得ることがで
きる。
【0021】また、プラグホール5の内部圧力が上昇す
ると、内部圧力により弾性閉鎖部37の下面が上方に押
圧される。この内部圧力が所定圧に達すると、図3に示
すように弾性閉鎖部37が弾性変形によって撓み、周壁
9の上面との間にプラグホール5の内部と外部を連通す
る隙間が生じて、膨脹空気が外部に放出される。これに
より、内部圧力は所定圧以上に上昇せず、プラグホール
5内の膨脹空気によるプラグキャップ31の浮上がりを
防止することができる。また、弾性閉鎖部37の弾性変
形により膨脹空気が外部に放出され、内部圧力が低下し
た後は、弾性閉鎖部37は圧力上昇前の状態に直ぐに戻
るので、膨脹空気の放出時に防水効果が低下する恐れも
ない。
【0022】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。
【0023】図4は、本発明の他の実施例に係るプラグ
キャップの要部断面図であり、前記実施例と同じ部分
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0024】本実施例のプラグキャップ41は、前記実
施例と同様に、キャップ本体43、支持部45、及び弾
性閉鎖部47とがゴム部材によって一体成形されたもの
で、キャップ本体43には、略円盤形状の弾性閉鎖部4
7が延設されている。弾性閉鎖部47は、先端が支持部
45側に彎曲し、その外径は、プラグキャップホール5
の内径よりも僅かに大きく形成されている。
【0025】プラグキャップ41をプラグホール5に取
付けるには、ブッシュ25を点火プラグ本体3aに接続
すると共に、弾性閉鎖部47をプラグホール5に嵌合す
る。これにより、プラグキャップ47は、プラグホール
5内への浸水を確実に防止し、点火プラグ3に対して高
い防水効果を得ることができる。
【0026】また、プラグホール5の内部圧力が上昇
し、内部圧力が所定圧に達すると、図5に示すように弾
性閉鎖部47が弾性変形によって撓み、プラグホール5
との間から膨脹空気を外部に放出する。これにより、前
記実施例と同様に、プラグホール5内の膨脹空気による
プラグキャップ41の浮上がりを防止することができ
る。さらに、本実施例では、弾性閉鎖部47がプラグホ
ール5内に収容されエンジン本体7の外周に突出しない
ので、他の部品の組付け作業性が向上する。
【0027】なお、この発明は、前記実施例に限るもの
ではなく、例えば弾性閉鎖部37,47の材質及び形状
を適宜選択し、弾性閉鎖部37,47に最適な弾性力を
付与することにより、プラグホール5内を所望の圧力に
維持することができ、プラグキャップ31,41の浮き
上がりを確実に防止することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、プラグホール内への浸水を確実に防止し、点火プ
ラグに対して高い防水効果を得ることができ、且つ、プ
ラグホールの内部圧力の上昇によるプラグキャップの浮
き上がりを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るプラグキャップの取付
状態を示す一部断面の斜視図である。
【図2】図1の要部断面図である。
【図3】図1のプラグキャップの使用状態を示す要部断
面図である。
【図4】本発明の他の実施例に係るプラグキャップの断
面図である。
【図5】図4のプラグキャップの使用状態を示す要部断
面図である。
【図6】従来のプラグキャップを示す図であり、(a)
はプラグキャップの全体斜視図、(b)はプラグキャッ
プの取付状態を示す断面図である。
【符号の説明】
3 点火プラグ 5 プラグホール 7 エンジン本体 31 プラグキャップ 37 弾性閉鎖部 41 プラグキャップ 47 弾性閉鎖部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン本体に形成され点火プラグの収
    容されるプラグホールに取付けられるプラグキャップに
    おいて、 前記プラグホールを閉鎖すると共に、前記プラグホール
    の内部圧力により弾性変形し前記プラグホールの内部と
    外部とを連通する弾性閉鎖部を設けたことを特徴とする
    プラグキャップ。
JP34398892A 1992-12-24 1992-12-24 プラグキャップ Pending JPH06196246A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34398892A JPH06196246A (ja) 1992-12-24 1992-12-24 プラグキャップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34398892A JPH06196246A (ja) 1992-12-24 1992-12-24 プラグキャップ

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Publication Number Publication Date
JPH06196246A true JPH06196246A (ja) 1994-07-15

Family

ID=18365785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34398892A Pending JPH06196246A (ja) 1992-12-24 1992-12-24 プラグキャップ

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JP (1) JPH06196246A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0709942A1 (en) 1994-10-24 1996-05-01 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Plug cap with vent for internal combustion engine
EP0896407A1 (en) * 1997-08-08 1999-02-10 Lexington Insulators An electrical insulator with a duckbill-shaped valve
WO2012022573A1 (de) * 2010-08-20 2012-02-23 Robert Bosch Gmbh Zündvorrichtung mit verbessertem spritzwasserschutz

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0709942A1 (en) 1994-10-24 1996-05-01 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Plug cap with vent for internal combustion engine
EP0896407A1 (en) * 1997-08-08 1999-02-10 Lexington Insulators An electrical insulator with a duckbill-shaped valve
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