JPH0619574Y2 - オイル潤滑装置付き精紡機床面への油もれ防止装置 - Google Patents
オイル潤滑装置付き精紡機床面への油もれ防止装置Info
- Publication number
- JPH0619574Y2 JPH0619574Y2 JP11616088U JP11616088U JPH0619574Y2 JP H0619574 Y2 JPH0619574 Y2 JP H0619574Y2 JP 11616088 U JP11616088 U JP 11616088U JP 11616088 U JP11616088 U JP 11616088U JP H0619574 Y2 JPH0619574 Y2 JP H0619574Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- floor surface
- groove
- spinner
- gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) ギヤエンドヘッド内のギヤリング等にオイル滴下によっ
て潤滑を施するようにした精紡機において潤滑オイルが
機械外部にもれないようにした技術に関する。
て潤滑を施するようにした精紡機において潤滑オイルが
機械外部にもれないようにした技術に関する。
(従来の技術) 精紡機のギヤエンドヘッド内のギヤリングにオイル滴下
によって潤滑を施すようにした精紡機では、通常、オイ
ル潤滑のためにメインフレーム、サイドフレーム、フロ
ントドアフレーム、オイルタンク等でギヤエンドヘッド
Hが構成されているが、メインフレーム下部に設置され
たオイルタンクにオイルが貯蔵され、ここからオイルポ
ンプによりオイルがオイル供給部に汲み上げられ、そし
て必要箇所に滴下され、ギヤおよび軸受部を潤滑した
後、再びオイルタンクに回収されるようになっている。
例えば実開昭63−39187。
によって潤滑を施すようにした精紡機では、通常、オイ
ル潤滑のためにメインフレーム、サイドフレーム、フロ
ントドアフレーム、オイルタンク等でギヤエンドヘッド
Hが構成されているが、メインフレーム下部に設置され
たオイルタンクにオイルが貯蔵され、ここからオイルポ
ンプによりオイルがオイル供給部に汲み上げられ、そし
て必要箇所に滴下され、ギヤおよび軸受部を潤滑した
後、再びオイルタンクに回収されるようになっている。
例えば実開昭63−39187。
(考案が解決しようとする問題点) 前述のような構成となった精紡機の潤滑装置では、メイ
ンフレーム、フロントドアフレームなどの合わせ面はシ
ール材が施されているが、紡績工場で長期間の操業中に
は各合わせ面より少しずつ油もれが発生しやすく、オイ
ルが床面にこぼれ、床面に油が付着してそこに風綿がた
まり、風綿の塊を形成しやすい。
ンフレーム、フロントドアフレームなどの合わせ面はシ
ール材が施されているが、紡績工場で長期間の操業中に
は各合わせ面より少しずつ油もれが発生しやすく、オイ
ルが床面にこぼれ、床面に油が付着してそこに風綿がた
まり、風綿の塊を形成しやすい。
(問題点を解決するための手段) このため本考案においては、精紡機のメインフレームお
よびオイルタンク設置用のベースの外周に沿って凹溝を
設け、かつ、その凹溝に数箇所、溝の深さよりも深い凹
所定を設け、油もれを防止するとともに、保全時に溜ま
ったオイルを汲み出しやすいようにした。
よびオイルタンク設置用のベースの外周に沿って凹溝を
設け、かつ、その凹溝に数箇所、溝の深さよりも深い凹
所定を設け、油もれを防止するとともに、保全時に溜ま
ったオイルを汲み出しやすいようにした。
(実施例) 本案を実施した第1図および第2図の具体例に基づいて
説明する。図において、1はメインフレーム、2はドア
フレーム、3はフロントドア、4はオイルタンクで、こ
れらでギヤエンドヘッドHが構成されており、これらは
ベース5上に載置されている。また、精紡機は公知のド
ライビングシャフト6によって駆動され、ギヤエンドヘ
ッドH内のギヤ7と噛み合うギヤ8を経て紡糸のための
運転が各部に伝えられるとともに、ギヤエンドヘッドH
内に設置されたオイルポンプ9の駆動により、オイルフ
ィルター10を経、オイルタンク4内のオイルをオイル
供給部11に汲み上げ、必要潤滑箇所に滴下されギヤ各
部や軸受部を潤滑させた後、再びオイルタンク4に回収
される。
説明する。図において、1はメインフレーム、2はドア
フレーム、3はフロントドア、4はオイルタンクで、こ
れらでギヤエンドヘッドHが構成されており、これらは
ベース5上に載置されている。また、精紡機は公知のド
ライビングシャフト6によって駆動され、ギヤエンドヘ
ッドH内のギヤ7と噛み合うギヤ8を経て紡糸のための
運転が各部に伝えられるとともに、ギヤエンドヘッドH
内に設置されたオイルポンプ9の駆動により、オイルフ
ィルター10を経、オイルタンク4内のオイルをオイル
供給部11に汲み上げ、必要潤滑箇所に滴下されギヤ各
部や軸受部を潤滑させた後、再びオイルタンク4に回収
される。
この際、メインフレーム1、ドアフレーム2などの合わ
せ面はシール材でシールされているが、長期間の操業中
に合わせ面からオイルが外部ににじみ出、床面に油もれ
し、ここに風綿が溜まりやすくなる。
せ面はシール材でシールされているが、長期間の操業中
に合わせ面からオイルが外部ににじみ出、床面に油もれ
し、ここに風綿が溜まりやすくなる。
このため本案においては、各フレームの合わせ面の下方
に位置するベース5の外周に沿って凹溝12を設け、合
わせ面よりもれるオイルを凹溝12に溜め、床面などの
機械外部へ浸出することを防ぐようにしている。そし
て、の凹溝12の適当箇所に溝12の深さより、さらに
深い凹所13を設け、機械保全作業時に、ここからオイ
ルを汲み出すようにした。
に位置するベース5の外周に沿って凹溝12を設け、合
わせ面よりもれるオイルを凹溝12に溜め、床面などの
機械外部へ浸出することを防ぐようにしている。そし
て、の凹溝12の適当箇所に溝12の深さより、さらに
深い凹所13を設け、機械保全作業時に、ここからオイ
ルを汲み出すようにした。
(考案の効果) 本案は前述した構成となっているので、ギヤエンドヘッ
ド部のフレーム合わせ面から油もれが発生した場合に
も、そのもれたオイルをベース外周に沿って設けた凹溝
に回収することが出来、しかも機械保全作業を行うとき
などに、凹溝の任意箇所に設けた深さのさらに深い凹所
で、溜まったオイルを汲み出しやすくした。
ド部のフレーム合わせ面から油もれが発生した場合に
も、そのもれたオイルをベース外周に沿って設けた凹溝
に回収することが出来、しかも機械保全作業を行うとき
などに、凹溝の任意箇所に設けた深さのさらに深い凹所
で、溜まったオイルを汲み出しやすくした。
このため機械外部とくに精紡機床面への油もれの発生は
防止され、風綿の塊の発生も防止出来るようになった特
徴を有する。
防止され、風綿の塊の発生も防止出来るようになった特
徴を有する。
第1図は本案による油もれ防止装置の要部斜視図、第2
図は凹溝および凹所を設けたベースの横断面図で、第3
図は従来の精紡機ギヤエンドヘッド部、潤滑装置の要部
斜視図である。 1:メインフレーム 4:オイルタンク 5:ベース 8:ギヤ 9:オイルポンプ 11:オイル供給部 12:凹溝 13:凹所
図は凹溝および凹所を設けたベースの横断面図で、第3
図は従来の精紡機ギヤエンドヘッド部、潤滑装置の要部
斜視図である。 1:メインフレーム 4:オイルタンク 5:ベース 8:ギヤ 9:オイルポンプ 11:オイル供給部 12:凹溝 13:凹所
Claims (1)
- 【請求項1】ギヤエンドヘッド内のギヤリング等にオイ
ル滴下による潤滑を行う精紡機において、ギヤエンドヘ
ッド部のメインフレームおよびオイルタンク設置用のベ
ースの外周に沿って凹溝を設け、かつ、その凹溝に該溝
より深い凹所を設けたことを特徴とする精紡機床面への
油もれ防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11616088U JPH0619574Y2 (ja) | 1988-09-02 | 1988-09-02 | オイル潤滑装置付き精紡機床面への油もれ防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11616088U JPH0619574Y2 (ja) | 1988-09-02 | 1988-09-02 | オイル潤滑装置付き精紡機床面への油もれ防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0238477U JPH0238477U (ja) | 1990-03-14 |
JPH0619574Y2 true JPH0619574Y2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=31358444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11616088U Expired - Lifetime JPH0619574Y2 (ja) | 1988-09-02 | 1988-09-02 | オイル潤滑装置付き精紡機床面への油もれ防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0619574Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-09-02 JP JP11616088U patent/JPH0619574Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0238477U (ja) | 1990-03-14 |
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