JPH06195295A - 出力ポート回路 - Google Patents

出力ポート回路

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Publication number
JPH06195295A
JPH06195295A JP34453292A JP34453292A JPH06195295A JP H06195295 A JPH06195295 A JP H06195295A JP 34453292 A JP34453292 A JP 34453292A JP 34453292 A JP34453292 A JP 34453292A JP H06195295 A JPH06195295 A JP H06195295A
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JP
Japan
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data
output
port
signal
circuit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP34453292A
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English (en)
Inventor
Masanori Takehira
真則 竹平
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH06195295A publication Critical patent/JPH06195295A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は選択的に使用される複数の出力ポー
トを有する出力ポート回路に関し、簡単な構成で効率的
なデータ出力が可能な出力ポート回路の実現を目的とす
る。 【構成】 同時使用されるのは1ポートのみであると規
定された複数の出力ポート1,2,3,…を備える出力
ポート回路において、出力データを順次記憶する記憶手
段12と、記憶手段12に出力データが記憶されている
時には、出力ポート1,2,3…からのデータ要求信号
に応じて記憶手段12から記憶した順に出力データを出
力させると共に、データ送出が完了したことを示すデー
タ出力信号を出力する制御手段13とを有するポート制
御手段11と、複数の出力ポート1,2,3,…とポー
ト制御手段11との間には共通に接続されたデータバス
21と、データ要求信号用の信号線22と、データ出力
信号用の信号線23とを備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の出力ポートを有
するが同時に使用されるのは1ポートのみであるように
規定された複数の出力ポートを有する出力ポート回路に
おいて、出力ポートの選択情報を必要とせずに出力ポー
トへのデータの書き込みを自立的に行えるようにした出
力ポート回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、回路のなかでのデータの流れは集
中的に制御されていた。例えば、コンピュータシステム
は演算回路や入出力ポート等の各種ブロックから構成さ
れているが、各ブロック間のデータの流れはすべて中央
の制御部で制御されていた。各ブロックが独立した半導
体集積回路である場合も、1個の半導体集積回路装置に
まとめられている場合もあるが、1個のシステムにおい
てはデータの流れは集中的に制御されていた。
【0003】図3は2個の出力ポートを有するコンピュ
ータシステムの回路例を示す図である。図示のように、
このコンピュータシステムはマイクロプロセッサユニッ
ト(MPU)101と、MPO102と、RAM103
と、I/Oポート104と、割り込み信号ポート105
と、2個の出力ポートで構成される出力ポート回路11
0とを有する。106はデータバスである。ここに示し
たのは本発明に関連する部分のみであり、通常は他にも
多くの要素を有する。
【0004】出力ポート回路110は、第1出力ポート
107と第2出力ポート108の2個の出力ポートを有
しているが、実際の使用に際しては、同時2ポートが使
用されることはなく、一方のみが使用されていると規定
されている。ポート選択スイッチ109はどちらの出力
ポートが選択されているかを示すスイッチであり、使用
者が設定するか又は出力ポートの端子にコネクタを挿入
することにより自動的に設定されるようになっている。
【0005】図3の回路においてデータ出力を行う場合
には、いずれかの出力ポートに接続される外部装置から
データの出力要求(データリクエスト)信号が発せられ
る。これに応じて出力ポートからはMPU101への割
り込み信号が発生される。MPU101はこの割り込み
信号に応じてデータ出力動作を開始する。データ出力動
作はまずどちらの出力ポートが使用されているかを判定
することから始まる。この判定は、ポート選択スイッチ
109を読み取るか、又はこのスイッチの読み取り結果
をあらかじめ格納したレジスタの内容を読み取ることに
よって行うが、割り込み信号を解読することによって行
うこともある。次に出力するデータをRAM103より
読み出し、対応する出力ポートのアドレスにこのデータ
を書き込む。これでデータの出力が行われる。
【0006】データ出力を効率的に行うため出力ポート
にバッファを設け、バッファ内に所定量のデータを連続
して書き込むこともある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図3の回路はポート選
択スイッチ109及びその読み取りのための信号線が必
要である。スイッチは比較的高価であり、このようなス
イッチを省くことによるコストダウンが望まれている。
またデータ出力動作の速度向上のためには動作毎にポー
ト選択スイッチ109を読み取るのではなく、読み取っ
た結果をあらかじめレジスタに格納しておくことが行わ
れる。しかしそのためには貴重なレジスタをポートの識
別のために割く必要があり、MPU101の動作上好ま
しくないという問題がある。
【0008】またデータ出力はポートのアドレスを指定
した上で行われるため、データ出力の効率化のために出
力バッファを設ける時には、出力ポート毎に出力バッフ
ァを設ける必要があり、回路が大きくなるという問題が
ある。本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであ
り、簡単な構成で効率良くデータ出力が行える出力ポー
ト回路の実現を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の出力ポー
ト回路の原理構成図である。図示のように、本発明の出
力ポート回路は複数の出力ポート1,2,3,…を有し
ているが、これらは同時に使用されるのは1ポートのみ
であると規定されている。そして本発明の出力ポート回
路は、上記目的を達成するため、出力データを順次記憶
する記憶手段12と、記憶手段12に出力データが記憶
されている時には出力ポート1,2,3,…からのデー
タ要求信号に応じて記憶手段12から記憶した順に出力
データを出力させると共にデータ送出が完了したことを
示すデータ出力信号を出力する制御手段13とを有する
ポート制御手段11と、複数の出力ポート1,2,3,
…とポート制御手段11との間には共通に接続されたデ
ータバス21と、データ要求信号用の信号線22と、デ
ータ出力信号用の信号線23とを備えることを特徴とす
る。
【0010】
【作用】データ出力は一旦ポート制御手段11に行わ
れ、その後ポート制御手段11と出力ポート11,1
2,13,…のいずれかの出力ポートとの間でデータ出
力が行われる。ポート制御手段11と出力ポートとの間
のデータ出力は、通常のデータ要求信号に応じてデータ
を出力すると共にデータを出力したことを示すデータ出
力信号を出力することによって行われる。ポート制御手
段11と複数の出力ポート1,2,3,…との間には共
通に接続されたデータバス21と、データ要求信号線2
2と、データ出力信号線23とが設けられているが、同
時に2個以上の出力ポートが使用されることはないた
め、送信側と受信側が1対1に対応するので問題は生じ
ない。従って選択されたポートを示すスイッチも、その
スイッチの状態を記憶するレジスタも不必要である。
【0011】ポート制御手段11の記憶手段12として
は、FIFO(First In First Out) 回路等の待ち行列
機能(キュー)を有する記憶回路が使用できる。
【0012】
【実施例】図2は本発明の出力ポート回路の実施例の構
成を示す図であり、図3の110の部分に相当する。本
実施例の出力ポート回路は、パラレル出力ポートとシリ
アル出力ポートの2個の出力ポートとポート制御部を有
し、ポート制御部はバッファ機能を有する。
【0013】図2において、40がパラレル出力ポート
であり、50がシリアル出力ポートであり、それ以外の
部分がポート制御部である。ポート制御部は、制御部3
1と、書込カウンタ32と、読出カウンタ33と、セレ
クタ34と、ラッチ35と、データバス切換回路36
と、メモリ37と、バッファ38とを有する。データバ
ス幅は32ビットである。
【0014】パラレル出力ポート40は、32ビット幅
のデータを16ビット幅のデータとして2回に分けて出
力する回路であり、ラッチ41と、セレクタ42と、ラ
ッチ43と、シーケンサ44とを有する。シリアル出力
ポート50は、32ビット幅のデータを1ビットのシリ
アルデータとして出力する回路であり、シフトレジスタ
51とシーケンサ52とを有する。
【0015】以上の部分は1個の集積回路装置(IC)
として1チップ内に形成されているが、複数個のチップ
として構成されても他の回路部分と一緒に1チップ内に
形成されてもよい。例えば、メモリ37を通常のスタテ
ィックRAM(SRAM)として外付しても、図3の他
の回路部分と一緒にマイクロコンピュータとして1チッ
プに形成されてもよい。ここではより広い用途に使用で
きるICとするため、1チップ内にパラレル出力ポート
40とシリアル出力ポート50とを有しているが、実際
の使用においては一方のポートのみが使用されるように
仕様が定められている。
【0016】次に各部の動作を説明する。パラレル出力
ポート40では、外部からの出力要求に応じてシーケン
サ44がデータ要求信号線62に新たなデータの出力を
要求するデータ要求信号(データリクエスト信号)を出
力する。これに応じてポート制御部は、後述するよう
に、メモリ37内に記憶されたデータをバッファ38を
介してデータバス61に出力すると共に、データ出力信
号線63上にデータの送出を示すデータ出力信号(デー
タアクノレッジ信号)を出力する。シーケンサ44は、
このデータアクノレッジ信号に応じてラッチ41にラッ
チロック信号を出力し、ラッチ41がデータバス61上
のデータをラッチする。セレクタ42は、ラッチ41か
ら出力される32ビット幅のデータを2つに分けた上下
16ビット幅のデータのいずれかを、シーケンサ44か
らの選択信号に応じて選択する。ラッチ43は16ビッ
ト幅のデータをシーケンサ44からのラッチ信号に応じ
てラッチして出力するが、この時シーケンサは外部出力
信号を出力し、外部へのデータ出力が有効であることを
示す。外部のデータ受信側は、出力要求を出した後待機
しており、この外部出力信号を検出すると出力データの
読み取りを行う。
【0017】シリアル出力ポート50は、外部からのデ
ータ出力要求に応じてシーケンサ52がデータ要求信号
線62にデータリクエスト信号を出力し、上記と同様に
ポート制御部がデータバス61にデータの出力を行うと
共にデータ出力信号線にデータアクノレッジ信号を出力
する。これに応じてシーケンサ52はシフトレジスタ5
1にラッチクロックを出力すると共に、外部にデータが
出力できることを示す外部出力信号を出力する。この時
シフトレジスタ51はデータバス上のデータをラッチす
る。外部の装置は外部出力信号を検出すると出力タイミ
ングを決定するクロック信号を出力するので、シーケン
サ52はこのクロック信号をシフトレジスタ51へのシ
フトクロック信号として出力する。シフトレジスタ51
はシフトクロック信号に応じて32ビットのデータをシ
リアルデータに変換して出力する。32ビット分の出力
が終了すれば1回の送信が終了する。
【0018】ポート制御部はメモリの容量分のバッファ
機能を有しており、送信側はバッファ機能が飽和するま
でデータの出力を行える。送信側はバス上にデータを出
力すると同時にデータ出力信号を出力する。制御部31
はこのデータ出力信号を受けるとラッチ35がデータを
ラッチするようにラッチ信号を出力する。それと同時に
書込カウンタ32のアドレスを1だけ増加させ、セレク
タ34を書込カウンタ32の出力を選択するように切り
換える。この書込カウンタ32のカウンタ値がメモリ3
7のアドレス信号となる。それと同時に制御部31から
はデータバス切換回路36を書き込み側に切り換える信
号と書込信号WEが出力されデータのメモリへの書き込
みが行われる。書き込む毎にカウンタ値が増加する。
【0019】読み出しはバッファ38を介しての出力ポ
ートからのバスデータ要求信号に応じて、制御部が読出
カウンタ33を増加させ、セレクタ34を読み出し側に
切り換えてメモリ37のアドレスとして読出カウンタ3
3のカウンタ値を入力させた上で、データバス切換回路
36を読み出し側に切り換えた上で行われる。これによ
りバッファ38を介してデータバス61にデータが出力
される。そして制御部31が出力したバスデータ出力信
号が、バッファ38を介してデータ出力信号線に出力さ
れる。データの読み出し毎にカウンタ値が増加する。
【0020】メモリ37からのデータの読み出し中に送
信側からデータ出力が行われる時又はその逆にメモリ3
7へのデータの書き込み中に出力ポートからデータの要
求が行われた時には既に行っている動作が終了するまで
待機する。この制御は制御部31で行われる。メモリ3
7の容量が飽和する時は、書込カウンタ32のカウンタ
値が1周して読出カウンタ33のカウンタ値より1だけ
少ない値になった時であり、容量が飽和したことを示す
飽和信号が出力される。
【0021】またメモリ37に記憶されたデータがすべ
て出力された時には書込カウンタ32と読出カウンタ3
3のカウンタ値が同一になるから、制御部31はこれを
検出した時には出力ポートよりデータの要求があっても
読み出しを行わず、データアクノレッジ信号を出力しな
いようにする。以上説明したように本実施例では、複数
の出力ポートに対して出力バッファは1個でよく、使用
ポートを識別する機構及び動作も必要なくなる。
【0022】
【発明の効果】本発明により、複数のポートを有するが
そのうち1個のポートのみが使用されている出力ポート
回路において、簡単な構成で効率的なデータ出力が可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の出力ポート回路の原理構成図である。
【図2】実施例の回路構成を示す図である。
【図3】選択的に使用される複数のポートを有する従来
の回路例を示す図である。
【符号の説明】
1,2,3…出力ポート 11…ポート制御手段 12…記憶部 13…制御手段 21…データバス 22…データ要求信号線 23…データ出力信号線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同時使用されるのは1ポートのみである
    と規定された複数の出力ポート(1,2,3,…)を備
    える出力ポート回路において、 出力データを順次記憶する記憶手段(12)と、該記憶
    手段(12)に出力データが記憶されている時には、前
    記出力ポート(1,2,3…)からのデータ要求信号に
    応じて前記記憶手段(12)から記憶した順に出力デー
    タを出力させると共に、データ送出が完了したことを示
    すデータ出力信号を出力する制御手段(13)とを有す
    るポート制御手段(11)と、 前記複数の出力ポート(1,2,3,…)と前記ポート
    制御手段(11)との間には共通に接続されたデータバ
    ス(21)と、前記データ要求信号用の信号線(22)
    と、前記データ出力信号用の信号線(23)とを備える
    ことを特徴とする出力ポート回路。
JP34453292A 1992-12-24 1992-12-24 出力ポート回路 Withdrawn JPH06195295A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34453292A JPH06195295A (ja) 1992-12-24 1992-12-24 出力ポート回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP34453292A JPH06195295A (ja) 1992-12-24 1992-12-24 出力ポート回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06195295A true JPH06195295A (ja) 1994-07-15

Family

ID=18370010

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34453292A Withdrawn JPH06195295A (ja) 1992-12-24 1992-12-24 出力ポート回路

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JP (1) JPH06195295A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008011273A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Murata Mach Ltd デバイス制御装置およびデータ処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008011273A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Murata Mach Ltd デバイス制御装置およびデータ処理装置

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Effective date: 20000307