JPH06194640A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH06194640A
JPH06194640A JP4344471A JP34447192A JPH06194640A JP H06194640 A JPH06194640 A JP H06194640A JP 4344471 A JP4344471 A JP 4344471A JP 34447192 A JP34447192 A JP 34447192A JP H06194640 A JPH06194640 A JP H06194640A
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liquid crystal
crystal display
film
polarizing plate
display device
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JP4344471A
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Inventor
Kazuyuki Funahata
一行 舟幡
Nobuhiro Takeda
伸宏 武田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保護フィルム剥離時に生じる静電気を除去
し、外来光の反射をなくした偏光板6、7を比較的簡単
に得ることができるSTN−LCDの提供。 【構成】 透明絶縁基板1、2と、透明絶縁基板1上に
行方向形成の複数の透明電極10と、透明絶縁基板2上
に列方向形成の複数の透明電極11と、透明絶縁基板
1、2間に挟持され、180度乃至270度の分子ねじ
れを生じるネマチック液晶層3と、透明絶縁基板1、2
の外側に配置の第1、第2の偏光板4、5と、一方の透
明絶縁基板とその外側の偏光板との間に配置の複屈折性
フィルム8からなるSTN型液晶表示素子50、及び、
液晶表示素子50の片側に近接配置されたバックライト
装置51を備えたSTN−LCDにおいて、第1、第2
の偏光板4、5の表面に導電性の静電気防護兼反射防止
膜6、7を被着形成させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スーパーツイステッド
ネマチック(STN)型液晶表示素子を用いたSTN型
液晶表示装置(STN−LCD)に係わり、特に、外光
の反射を抑え、かつ、静電気による障害発生を除去す
る、ノートブック型パーソナルコンピュータ(ノート型
パソコン)等の表示部に用いて好適なSTN型液晶表示
装置(STN−LCD)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のSTN−LCDは、例えば、特開
昭64−519号、特開昭64−23224号、特開平
1−105217号等に開示されているような構成のも
ので、一対の透明絶縁基板と、それら絶縁基板間に設け
られ、その厚さ方向に200度乃至300度の分子ねじ
れを生じるネマチック液晶層とを備え、着色のない純粋
な白黒(モノクロ)表示を可能にするため、いずれかの
透明絶縁基板の外側に少なくとも1枚以上の複屈折性フ
ィルムを配置させた単層型モノクロSTN−LCDから
なり、この単層型モノクロSTN−LCDにカラーフィ
ルタを組合せることにより、単層型カラーSTN−LC
Dを構成するようにしたものである。
【0003】ところで、前述の単層型モノクロSTN−
LCDや単層型モノクロSTN−LCDは、通常、前記
一対の透明絶縁基板の外側部分にそれぞれ絶縁性の偏光
板が配設されており、また、外部光が表示面に当ったと
き、その表示面からの反射をなくして表示画像を見やす
くするために、前記表示面に反射防止膜を設けるように
している。さらに、前記偏光板には、装置への組立前ま
たは組立時に、その偏光板の表面に保護フイルムが被着
されており、前記組立時または組立後において、前記偏
光板の保護フイルムを剥離させるときに、静電気が発生
することが知られているが、この静電気の影響を除くた
めに、前記偏光板の表面に帯電防止層を設けることも、
例えば、実開昭61−188123号に開示されてい
て、既に知られていることである。
【0004】また、表面に保護フイルムを被着させてな
るSTN−LCD用偏光板についての技術手段ではない
けれども、透光性プラスチックシートの少なくとも1面
に反射防止膜を形成し、かつ、前記プラスチックシート
の少なくとも1面に接触感電防止用の帯電防止膜を形成
する手段は、例えば、特開平2−79083号に開示さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記実開昭
61−188123号に開示の手段は、絶縁性の偏光板
に静電気防護用の保護シートを設ける手段であるとして
も、ここにさらに前述のような反射防止膜を設けるため
には、別途、独立した反射防止膜を用意する(前者)
か、前記偏光板に前記静電気防護用の保護フィルムを被
着させる前に、その表面に前記反射防止膜を被着させる
(後者)ようにしなければならず、前者の場合には新た
に前記独立した反射防止膜を用意し、それを前記偏光板
に重ね合わせる等の工程を必要とし、後者の場合には前
記反射防止膜を被着させる工程を必要とし、しかも、偏
光板の構成が複雑になるという問題点を有している。
【0006】また、前記特開平2−79083号に開示
の手段は、CRTの表示面に装着される透光性プラスチ
ックシートであって、カラーSTN−LCDやモノクロ
STN−LCDに用いる偏光板に関する技術手段でない
ばかりか、前記プラスチックシートにおいては、反射防
止膜と帯電防止膜を個別に形成するようにしているの
で、やはり重ね合わせの工程を必要としたり、前述のよ
うな透光性プラスチックシートの構成が複雑になって製
造が困難になるという問題点を有している。
【0007】本発明は、前述の問題点を除去するもので
あって、その目的は、保護フィルム剥離時に生じる静電
気を除去するとともに、外来光の反射をなくした偏光板
を比較的簡単に得ることができるSTN−LCDを提供
することにある。
【0008】
【問題点を解決するための手段】前記目的を達成するた
めに、本発明は、第1及び第2の透明絶縁基板と、前記
第1の透明絶縁基板上に行方向に形成された第1の複数
の平行透明電極と、前記第2の透明絶縁基板上に列方向
に形成された第2の複数の平行透明電極と、前記第1及
び第2の透明絶縁基板間に挟持されるネマチック液晶層
と、前記第1及び第2の透明絶縁基板の各外側に配置さ
れた第1及び第2の偏光板と、いずれか一方の透明絶縁
基板とその外側の偏光板との間に配置された1枚以上の
複屈折性フィルムとからなるSTN型液晶表示素子、及
び、前記STN型液晶表示素子の片側に近接配置された
バックライト装置とを備えた液晶表示装置において、少
なくとも前記第1の偏光板の表面に導電性の反射防止膜
を被着形成させた手段を備える。
【0009】
【作用】前記手段によれば、STN−LCDにおける液
晶表示面は、画像観察側にある偏光板(第1の偏光板)
の表面に、導電性の反射防止膜、即ち、静電気(帯電)
防護兼反射防止膜を被着させるようにしているので、外
来光に対する反射がなくなって、コントラストが向上
し、しかも、この静電気(帯電)防護兼反射防止膜は導
電性を有しているので、第1の偏光板の表面から保護フ
ィルムを剥離する際に生じる静電気は、この静電気(帯
電)防護兼反射防止膜を通して拡散減圧され、前記静電
気による表示不良の発生を防止することができる。
【0010】また、前記手段によれば、画像観察側にあ
る偏光板(第1の偏光板)だけでなく、バックライト装
置側にある偏光板(第2の偏光板)の表面にも、この静
電気(帯電)防護兼反射防止膜を被着させているので、
第1の偏光板側だけでなく、第2の偏光板側において
も、その表面から保護フィルムを剥離する際に生じる静
電気は、この静電気(帯電)防護兼反射防止膜を通して
拡散減圧され、前記静電気による表示不良の発生を防止
することができるという作用が達成される他に、バック
ライト装置からの光を損失なくSTN型液晶表示素子に
導入させることができ、高透過率特性の液晶表示素子を
得ることができる。そして、この高透過率特性の達成に
伴って、その透過率が向上した分だけバックライト装置
の輝度を下ることができ、薄型で消費電力の小さいバッ
クライト装置の使用が可能になる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0012】図1は、本発明に係わる液晶表示装置の第
1の実施例を示す一部展開斜視図である。
【0013】図1において、1は第1の(上側)透明絶
縁基板、2は第2の(下側)透明絶縁基板、3はネマチ
ック液晶層、4は第1の(上側)偏光板、5は第2の
(下側)偏光板、6は第1の静電気(帯電)防護兼反射
防止膜、7は第2の静電気(帯電)防護兼反射防止膜、
8−1は第1の複屈折性フィルム、8−2は第2の複屈
折性フィルム、9は配向膜、10は第1の複数の透明電
極(ITO)、11は第2の複数の透明電極(IT
O)、12はカラーフィルタ、13はブラックストライ
プ、14は絶縁膜、15は平滑化膜、16は冷陰極放電
管、17は導光板、18は拡散シート、19は反射シー
ト、20は白色反射膜、21は冷陰極放電管用反射シー
ト、22は両面接着テープ、23はランプガイド、24
は熱拡散板であり、番号1乃至15からなる構成部分は
カラーSTN型液晶表示素子50を構成しており、番号
16乃至24からなる構成部分はバックライト装置51
を構成しているものである。
【0014】そして、カラーSTN型液晶表示素子50
において、第1の透明絶縁基板1は、その下面側に、カ
ラーフィルタ12及び平滑化膜15を介して、列方向に
配列された第1の複数の並列透明電極10が形成され、
第2の透明絶縁基板2は、その上面側に、行方向に配列
された第2の複数の並列透明電極11が形成されてい
る。液晶層3は、その両面に、配向膜9が設けられ、第
1の透明絶縁基板1及び第2の透明絶縁基板2間に積層
配置される。この際、ネマチック液晶層3の下側の配向
膜9と第2の透明電極11間に絶縁膜14が設けられ
る。第1の透明絶縁基板1は、その上面側に、第1の偏
光板4が積層配置され、この第1の偏光板4の上面に導
電性を有する第1の静電気(帯電)防護兼反射防止膜6
が被着されている。第2の透明絶縁基板2は、その下面
側に、第1の複屈折性フィルム8−1及び第2の複屈折
性フィルム8−2を介して第2の偏光板5が積層配置さ
れ、この第2の偏光板5の下面に導電性を有する第2の
静電気(帯電)防護兼反射防止膜7が被着されている。
なお、ネマチック液晶層3は、周知のように、その厚さ
方向に90度または180度から270度の範囲内で、
ねじれたらせん構造の液晶分子を有している。
【0015】また、バックライト装置51において、平
板状の導光板17は、その両側面側に、それぞれランプ
ガイド23を介して冷陰極放電管21が並設配置され、
その上面側に、拡散シート18が積層配置され、その下
面側に、白色反射膜20を介して反射シート19がそれ
ぞれ積層配置されている。これら冷陰極放電管21は、
その周囲が略U字型の冷陰極放電管用反射シート21で
覆われ、反射シート21の両端部が両面接着テープ22
によって導光板17の両側縁部分に接着されている。
【0016】前記構成において、バックライト装置51
からカラーSTN型液晶表示素子50側に光を投射さ
せ、第2の複数の並列透明電極11に順次選択的に走査
信号電圧を供給し、第1の複数の並列透明電極10に順
次選択的に画像信号電圧を供給すると、前記選択された
2つの並列透明電極10、11の交点部分にある液晶層
3の対応する画素を透過する光の強さがそれぞれ選択さ
れ、また、同時にカラーフィルタ12により前記透過す
る光が着色されるので、第1の偏光板4の上面(観察
面)側からこの液晶表示素子50を観察したときに、そ
こに所要のカラー画像が映出されるようになる。そし
て、前述のようなSTN−LCDにおける表示動作は、
当該技術分野においてはよく知られているところである
ので、ここでは前記表示動作についてこれ以上の詳しい
説明は省略する。
【0017】この場合、本実施例においては、第1の偏
光板4の上面(観察側面)に、導電性を有する第1の静
電気(帯電)防護兼反射防止膜6が被着されているの
で、前記静電気(帯電)防護兼反射防止膜6による反射
防止特性により、第1の偏光板4に入射された外来光が
第1の偏光板4の表面で反射することがなくなる。この
ため、観察者の目に反射光が入らず、高いコントラスト
を有するSTN−LCDを得ることができる。また、前
記静電気(帯電)防護兼反射防止膜6の静電気(帯電)
防護特性、即ち、導電特性により、第1の偏光板4の表
面から保護フィルムを剥離する際に生じる静電気は、こ
の静電気(帯電)防護兼反射防止膜を通して拡散減圧さ
れるので、前記静電気による表示不良の発生を防止する
ことができる。
【0018】さらに、本実施例においては、第2の偏光
板5の下面(バックライト装置51側)にも、同じく導
電性を有する第2の静電気(帯電)防護兼反射防止膜7
が被着されているので、前記静電気(帯電)防護兼反射
防止膜7の反射防止特性により、第2の偏光板5に入射
されたバックライト装置51からの光は第2の偏光板4
の表面で反射することがなく、大部分が入射されるよう
になる。このため、高い透過率を持ったSTN−LCD
を形成することができるとともに、その透過率が上昇し
た分だけバックライト装置51の輝度を下げることがで
き、それによって薄型で消費電力の小さいバックライト
装置51を使用することが可能になる。また、前記静電
気(帯電)防護兼反射防止膜7の静電気(帯電)防護特
性、即ち、導電特性により、同じく第2の偏光板5の表
面から保護フィルムを剥離する際に生じる静電気は、こ
の静電気(帯電)防護兼反射防止膜を通して拡散減圧さ
れ、前記静電気による表示不良の発生を防止することが
できるものである。
【0019】この場合、第1、及び第2の静電気(帯
電)防護兼反射防止膜6、7は、以下に述べるように、
通常の反射防止膜に、体積抵抗率108 乃至1012Ω・
m程度の導電性を与えることにより構成できるので、比
較的簡単に得ることが可能であり、しかも、製造時に余
分な工程が増えるということもない。
【0020】なお、本実施例においては、第1の偏光板
4に第1の静電気(帯電)防護兼反射防止膜6を被着さ
せるとともに、第2の偏光板5にも第2の静電気(帯
電)防護兼反射防止膜7を被着させた例について説明し
たが、第2の偏光板5については、単に、既知の帯電防
止膜だけを被着させるようにしてもよく、そのときには
本実施例に比べて前記透過率特性等が多少犠牲になる点
を除けば、本実施例とほぼ同様の効果を得ることができ
る。
【0021】ここにおいて、本実施例を、例えば、表示
規模640(×3)×480ドット(画素ピッチ:0.
30mm×0.30mm、画素サイズ:0.280mm
×0.280mm、画面対角サイズ:9.4インチ)の
表示面を有するカラー液晶表示装置に適用した場合、各
構成部品の一例は次のとおりである。
【0022】第1及び第2の透明絶縁基板1、2は、
0.7mmの厚さのソーダライムガラス、第1及び第2
の静電気(帯電)防護兼反射防止膜6、7は、屈折率が
1.2乃至1.4、体積抵抗率が108乃至1014Ω・
m、厚さが0.05乃至0.55μmのフッ化マグネシ
ュームを主体とする材料、第1及び第2の複屈折性フィ
ルム8−1、8−2は、△ndが400乃至450μm
/枚の一軸延伸ポリカーボネートフィルム、配向膜9
は、厚さが0.07乃至0.13μmのポリイミド系樹
脂、第1及び第2の透明電極10、11は、シート抵抗
が7.2Ω/□、膜厚が3000ÅのITO、カラーフ
ィルタ12は、厚さが1.5乃至3.0μmのエポキシ
系樹脂母材、ブラックストライプ13は、厚さが0.7
乃至1.6μmのアクリル系樹脂母材、絶縁膜14は、
厚さが0.07乃至0.13μmの2酸化珪素、平滑化
膜15は、厚さが0.7乃至1.6μmのエポキシ系樹
脂からなっている。
【0023】また、冷陰極放電管16は、管径が4m
m、導光板17は、厚さが4mmのアクリル板、拡散シ
ート18は、厚さが0.1mm、反射シート19は、厚
さが0.125mm、冷陰極放電管用反射シート21
は、厚さが0.1mm、冷陰極放電管用ガイド23は、
シリコンゴム、白色反射膜24は、ポリエステル系樹脂
母材からなっている。
【0024】次に、本実施例によるSTN−LCDを製
造する場合における材料及び/または寸法の一例につい
て述べると、第1の透明基板1の一面には、顔料分散型
のブラックマトリクス13を、幅が25μmで、ピッチ
が100μmになるようにフォトリソグラフィ法によっ
て形成し、その上に顔料分散型のカラーフィルタ12を
印刷法によって形成する。カラーフィルタ12は、メラ
ミンエポキシ系の樹脂に有機顔料あるいは無機顔料(赤
がアントラキノン系とイソインドリン系、緑がフタロシ
アニン系とイソインドリン系、青がフタロシアニン系と
ジオキサジン系)を分散したものからなり、その膜厚を
1.5μm乃至3.0μmの範囲にしている。ブラック
マトリクス13は、アクリル系の樹脂に主としてカーボ
ンを分散したものからなり、透過率を2%以下にするた
めに、その膜厚を0.7μm乃至1.6μmの範囲にし
ている。なお、このような顔料分散型のブラックマトリ
クス13を使用すれば、従来用いられている膜厚が0.
1μm程度のクロムで形成したブラックマトリクスに比
較して、表面反射光を大幅に低減させることができるも
のである。
【0025】また、本実施例においては、第1の透明絶
縁基板1の下側に、カラーフィルタ12を印刷法で形成
し、ブラックマトリクス13をフォトリソグラフィ法で
形成しているが、安価なカラーSTN型液晶表示素子5
0を得るためには、ブラックマトリクス13も印刷法に
よって形成することが望ましい。しかるに、ブラックマ
トリクス13を印刷法によって形成するためには、カラ
ーフィルタ12上に形成される共通電極との重ね合わせ
精度が得られるような、高精度の合わせマークの形成か
または前記合わせマークと同等の精度が得られるような
工夫が必要である。即ち、共通電極側にカラーフィルタ
12を形成する場合には、前記合わせマークと、共通電
極の下側に形成されるカラーフィルタ12とセグメント
電極との位置合わせが重要になるが、セグメント電極の
下側にカラーフィルタ12を形成すれば、共通電極とセ
グメント電極の位置合わせが容易になる。
【0026】なお、本実施例は、第1の透明絶縁基板1
にカラーフィルタ12を形成した例について説明したも
のであるが、透明電極10、11を形成する際の容易さ
を考慮すれば、透明電極11の形成数の少ない第2の透
明絶縁基板2の上側にカラーフィルタ12を形成する方
が有利である。ただし、この場合は、カラーSTN型液
晶表示素子50を組立てるときに、第1の透明電極10
と第2の透明絶縁基板2に形成したカラーフィルタ12
との位置合わせが難しくなる。
【0027】この他に、本実施例は、カラーSTN型液
晶表示素子50における、第1及び第2の静電気(帯
電)防護兼反射防止膜6、7の分光反射率、カラーフィ
ルタ12の平滑性と色純度、それに透過率の3つの特性
をバランスさせるように、それぞれの分光反射率及び透
過率特性を特定させ、導光体17の側面に冷陰極放電管
16を配置した構成のバックライト装置51の使用を可
能として、薄形で軽量、かつ、低消費電力特性のカラー
STN−LCDを得るようにしている。
【0028】また、本実施例においては、第1及び第2
の静電気(帯電)防護兼反射防止膜6、7の分光反射率
と、カラーフィルタ12上の平滑性、色純度、透過率の
4つの特性のバランスを考慮し、実験に基づいて第1及
び第2の静電気(帯電)防護兼反射防止膜6、7の分光
反射率とカラーフィルタ12の顔料の分散量を最適化す
るようにしている。
【0029】続く、図2は、本実施例における偏光板の
光波長に対する分光反射率を、静電気(帯電)防護兼反
射防止膜を有さない偏光板を用いた場合の前記光波長に
対する分光反射率と対比させて示した特性図である。
【0030】図2において、aは本実施例における静電
気(帯電)防護兼反射防止膜を有する偏光板、bは静電
気(帯電)防護兼反射防止膜を有さない偏光板の分光反
射率特性である。
【0031】図2に示すように、静電気(帯電)防護兼
反射防止膜を有する偏光板は、静電気(帯電)防護兼反
射防止膜を有さない偏光板に比べて反射率を低減させる
ことができ、特に、波長550nm付近における反射率
を1/10程度にまで低減させることができるようにな
る。即ち、静電気(帯電)防護兼反射防止膜6、7の屈
折率が、空気と偏光板4、5の屈折率の中間にあるもの
とすれば、静電気(帯電)防護兼反射防止膜6、7のな
いときの反射率よりも必ず小さくなる。このとき、静電
気(帯電)防護兼反射防止膜6、7は、その膜厚dにつ
いて、d=(2m+1)・λ/4n(ただし、mは整
数、λは波長、nは前記反射防止膜6、7の屈折率)を
満たせば、その反射率が極小となる。したがって、偏光
板6、7の屈折率は通常1.48乃至1.53の範囲で
あるから、前記反射防止膜6、7の屈折率は1.21乃
至1.24の範囲ものが理想であるが、このように低い
屈折率のものは存在しないので、本実施例においては、
屈折率が1.38のフッ化マグネシュームの主剤とシリ
カ系バインダ等の単層膜によって前記反射防止膜6、7
を形成するようにしている。なお、前記反射防止膜6、
7は、フッ化マグネシューム及び酸化ケイ素等による単
層膜または多層膜のものでも、前述のものと同等の効果
が得られるのは勿論である。
【0032】また、本実施例においては、この静電気
(帯電)防護兼反射防止膜6、7の体積抵抗率を108
乃至1012Ω・mにする、即ち、導電性を有する静電気
(帯電)防護兼反射防止膜6、7を構成することによ
り、偏向板4、5の表面から保護フィルムを剥離する際
に生じる静電気をこの静電気(帯電)防護兼反射防止膜
6、7を通して拡散減圧させ、前記静電気に基づく表示
不良の発生を防止させるようにしている。
【0033】ここにおいて、前記静電気(帯電)防護兼
反射防止膜6、7は、その体積抵抗率が低ければ低いほ
ど帯電防止効果は大きくなるが、一般的に、屈折率の低
い物質は絶縁体であって、その体積抵抗率は1013乃至
1014Ω・m程度である。このため、本実施例において
は、静電気(帯電)防護兼反射防止膜6、7の体積抵抗
率を、偏光板4、5の表面に被着されている保護フィル
ムの剥離時に生じる静電気に基づく表示不良を防止でき
る程度の範囲のものとしたもので、具体的には、この体
積抵抗率が108 乃至1012Ω・mの範囲内にあれば、
前記静電気による表示不良の発生防止効果があることが
実験的に確認できた。
【0034】次いで、図3は、本発明のカラーSTN−
LCDに用いられる各光学部材の光学軸の配置関係の一
例を示す特性図である。
【0035】図3において、α1 は第1の複屈折性フィ
ルム8−1の光学軸41とネマチック液晶層3における
第1の透明絶縁基板1側の液晶の配列方向42との間の
角度、α2 は第2の複屈折性フィルム8−2の光学軸4
3と前記液晶の配列方向42との間の角度、β1 は第1
の複屈折性フィルム8−1の光学軸41と第1の偏光板
4の吸収軸44との間の角度、β2 は第2の複屈折性フ
ィルム8−2の光学軸43と第1の偏光板4の吸収軸4
4との間の角度、γはネマチック液晶層3における第2
の透明絶縁基板2側の液晶の配列方向45と第2の偏光
板5の吸収軸46との間の角度、θは前記液晶の配列方
向42と前記液晶の配列方向45との間の反時計方向の
角度、即ち、ネマチック液晶層3における液晶分子のね
じれ角をそれぞれ示すものである。
【0036】前記第1の実施例においては、角α1 とし
て約25乃至45度、α2 として約0乃至20度、β1
として約0乃至20度、β2 として約40乃至60度、
γとして約35乃至55度のものが用いられ、前記液晶
分子のねじれ角θとして240乃至270度のものが用
いられる。また、ネマチック液晶層3には、屈折率異方
性△nとその厚さdの積△n・dとして0.80乃至
0.90μmのものが用いられ、第1及び第2の複屈折
性フィルム8−1、8−2に用いられる一軸延伸ポリカ
ーボネイトフィルムには、屈折率異方性△nとその厚さ
dの積△n・dとして約0.4乃至0.44μmのもの
が用いられる。
【0037】このように、前記各光学部材を用いてカラ
ー液晶表示素子50を構成させれば、第1の複数の透明
電極10及び第2の複数の透明電極11を介してネマチ
ック液晶層3に印加される電圧がそのしきい値以下のと
きには、光不透過状態、即ち、黒状態の表示が行われ、
前記電圧が前記しきい値以上になると、光透過状態、即
ち、カラー状態の表示が行われる。
【0038】次に、図4は、前記第1の実施例に用いら
れるバックライト装置51の詳細構造を示す構成図あっ
て、(a)は斜視図、(b)は断面図である。
【0039】図4(a)、(b)において、25は遮光
板であり、その他、図1に示された構成要素と同じ構成
要素には同じ符号を付けている。
【0040】そして、冷陰極放電管16は、導光板17
の長辺方向側面に沿って2灯配置され、冷陰極放電管1
6と導光板17の間にランプガイド23が設けられる。
導光板17の上面に反射シート19が装着され、この反
射シート19の周面に遮光板25が配置される。導光板
17の下面に白色反射膜20を介して拡散シート18が
装着される。冷陰極放電管用反射シート21は、内面が
光反射面を構成し、冷陰極放電管16の周囲を覆うよう
に配置され、その両端部は両面接着テープ22によって
反射シート19及び拡散シート18の両側縁部分に接着
固定される。拡散シート18の下面に熱拡散板24が設
けられ、この熱拡散板24の両側縁部は両面テープ22
上に接着固定される。
【0041】前記構成において、冷陰極放電管16から
投射された光は、直接ランプガイド23を通して、また
は、反射シート19で反射されてそれぞれ導光板17に
導入される。この導光板17に導入された光は、直接反
射シート19を通して、または、白色反射膜20で反射
された後で反射シート19を通して取り出され、図1に
示すように、このバックライト装置51の上側に配置さ
れた液晶表示素子50に投射導入される。
【0042】この場合、冷陰極放電管16の管径と導光
板17の厚さとは同じ寸法にする必要があり、しかも、
それらの寸法はできるだけ小さい方が好ましい。ただ、
現実には冷陰極放電管16の管径は最小のものが4.0
mmであるので、導光板17の厚さも4.0mmに選ぶ
ようになるが、将来、前記管径が3.0mm程度の冷陰
極放電管16が開発されたときには、それに合わせて導
光板17の厚さを3.0mmにすれば、より薄いバック
ライト装置51が構成できるようになる。
【0043】また、導光板17の下面に装着させた白色
反射膜20の光反射率を、冷陰極放電管16側から中央
部に向かって連続的にが変わるように構成すれば、表示
面内の輝度を均一化させることができる。この連続的に
光反射率が変わような白色反射膜20の形成には、白色
反射膜20の面積や形状を変える方法や形状を変えずに
密度を変える方法等がある。
【0044】次いで、図5は、本発明によるカラーST
N−LCDの駆動部を含めた全体の構成の一例を示すブ
ロック構成図である。
【0045】図5において、26は走査側駆動回路、2
7−1は第1の(上側)信号側駆動回路、27−2は第
2の(下側)信号側駆動回路、28は制御回路であり、
その他、図1に示された構成要素と同じ構成要素には同
じ符号を付けている。
【0046】そして、液晶表示素子50において、各第
2の透明電極11はそれぞれ走査側駆動回路26の対応
する出力に接続され、各第1の透明電極10の奇数番目
のものは上側信号側駆動回路27−1の対応する出力
に、偶数番目のものは下側信号側駆動回路27−2の対
応する出力にそれぞれ接続される。また、制御回路28
は、走査側駆動回路26、上側信号側駆動回路27−
1、下側信号側駆動回路27−2にそれぞれ接続され
る。
【0047】前記構成によるカラーSTN−LCDの動
作は、既に知られているものであるので、前記動作につ
いての説明は省略するが、本例においては、カラーST
N−LCDの小形化及び軽量化を図るために、走査側駆
動回路26、第1及び第2の信号側駆動回路27−1、
27−2として、ひも状の液晶駆動用LSIチップから
なるテープキャリアパッケージ、一般にマイクロテープ
キャリアパッケージと呼ばれているものを使用してい
る。
【0048】また、図6は、このテープキャリアパッケ
ージを実装させたバックライト装置51の一例を示す構
成図である。
【0049】図6において、29はテープキャリアパッ
ケージ、30は入力信号用プリント板、31は液晶駆動
用LSIチップであり、その他、図1に示された構成要
素と同じ構成要素には同じ符号を付けている。
【0050】そして、テープキャリアパッケージ29
は、ベースフィルムを取り除かない状態で用いられるも
ので、冷陰極放電管16の管径の比較的大きな曲率を利
用して冷陰極放電管用反射シート19の外側に沿って折
り曲げられた状態に配置されている。入力信号用プリン
ト板30は、前記テープキャリアパッケージ29の一方
の端部の外側に取付けられ、液晶駆動用LSIチップ3
1は、前記テープキャリアパッケージ29の一方の端部
の内側に取付けられる。
【0051】このような構成にすれば、液晶表示素子5
0以外の部分の容積を最小限にすることができ、しか
も、ベースフィルムを取り除いて用いてなるテープキャ
リアパッケージの既知の実装方式に比べて、その信頼性
を大幅に向上させることが可能になる。
【0052】なお、前述の各実施例において挙げている
各構成部品の材料、寸法、特性等は、実施する際の単な
る一例を示すに過ぎないものであって、本発明における
各構成部品は、前述の材料、寸法、特性等のものに限定
されないことは勿論である。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
少なくとも第1の偏向板4の表面に、導電性を有する静
電気(帯電)防護兼反射防止膜6を被着させているの
で、外来光に対する反射がなくなり、コントラストが向
上するとともに、第1の偏向板4の表面4から保護フイ
ルムを剥離する際に生じる静電気を、この静電気(帯
電)防護兼反射防止膜6を通して拡散減圧され、前記静
電気による表示不良の発生を防止することができるとい
う効果がある。
【0054】また、本発明によれば、第1の偏向板4の
表面だけでなく、第2の偏光板5の表面にも静電気(帯
電)防護兼反射防止膜7を被着させているので、第1の
偏向板4と同様に、第2の偏光板5の表面4から保護フ
イルムを剥離する際に生じる静電気を、この静電気(帯
電)防護兼反射防止膜7を通して拡散減圧され、前記静
電気による表示不良の発生を防止することができるとい
う効果があり、しかも、バックライト装置51からの光
を損失なく導入でき、高透過率特性を持つ液晶表示素子
50が得られるので、その高透過率になる分だけバック
ライト装置51の輝度を低下させて、薄型で消費電力の
小さいバックライト装置51が使用できるという効果も
ある。
【0055】さらに、本発明によれば、第1、及び第2
の静電気(帯電)防護兼反射防止膜6、7は、通常の反
射防止膜に、体積抵抗率108 乃至1012Ω・m程度の
導電性を与えることによって構成されるので、比較的簡
単に得ることが可能であり、しかも、第1、及び第2の
静電気(帯電)防護兼反射防止膜6、7の製造時に余分
な工程が増えることがないという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるカラ−STN−LCDの第1の
実施例を示す一部展開斜視図である。
【図2】図1の実施例における光波長に対する分光反射
率と、静電気防護兼反射防止膜を有さない偏光板を用い
た前記分光反射率とを示す特性図である。
【図3】図1の実施例のカラーSTN−LCDに用いら
れる各光学部材の光学軸の配置関係の一例を示す特性図
である。
【図4】図1の実施例に用いられるバックライト装置の
詳細構造を示す構成図である。
【図5】本発明によるカラーSTN−LCDの駆動部を
含めた全体の構成の一例を示すブロック構成図である。
【図6】テープキャリアパッケージを実装させたバック
ライト装置の一例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 第1の(上側)透明絶縁基板 2 第2の(下側)透明絶縁基板 3 ネマチック液晶層 4 第1の(上側)偏光板 5 第2の(下側)偏光板 6 第1の静電気(帯電)防護兼反射防止膜 7 第2の静電気(帯電)防護兼反射防止膜 8−1 第1の複屈折性フィルム 8−2 第2の複屈折性フィルム 9 配向膜 10 第1の複数の透明電極(ITO) 11 第2の複数の透明電極(ITO) 12 カラ−フィルタ 13 ブラックストライプ 14 絶縁膜 15 平滑化膜 16 冷陰極放電管 17 導光板 18 拡散シート 19 反射シ−ト 20 白色反射膜 21 冷陰極放電管用反射シ−ト 22 両面接着テ−プ 23 ランプガイド 24 熱拡散板 25 遮光板 26 走査側駆動回路 27−1 第1の(上側)信号側駆動回路 27−2 第2の(下側)信号側駆動回路 28 制御回路 29 テープキャリアパッケージ 30 入力信号用プリント板 31 液晶駆動用LSIチップ 50 液晶表示素子 51 バックライト装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2の透明絶縁基板と、前記第
    1の透明絶縁基板上に行方向に形成された第1の複数の
    平行透明電極と、前記第2の透明絶縁基板上に列方向に
    形成された第2の複数の平行透明電極と、前記第1及び
    第2の透明絶縁基板間に挟持されるネマチック液晶層
    と、前記第1及び第2の透明絶縁基板の各外側に配置さ
    れた第1及び第2の偏光板と、いずれか一方の透明絶縁
    基板とその外側の偏光板との間に配置された1枚以上の
    複屈折性フィルムとからなるスーパーツイステッドネマ
    チック型液晶表示素子、及び、前記スーパーツイステッ
    ドネマチック型液晶表示素子の片側に近接配置されたバ
    ックライト装置とを備えた液晶表示装置において、少な
    くとも前記第1の偏光板の表面に導電性の反射防止膜を
    被着形成させたことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記反射防止膜は、屈折率が1.20乃
    至1.40の範囲にあることを特徴とする請求項1に記
    載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記反射防止膜は、体積抵抗率が108
    乃至1012Ω・mの範囲にあることを特徴とする請求項
    1に記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記反射防止膜は、膜厚が0.05乃至
    0.55μmの範囲、好ましくは0.08乃至0.16
    μmの範囲にあることを特徴とする請求項1に記載の液
    晶表示装置。
  5. 【請求項5】 前記反射防止膜は、単層膜または多層膜
    からなることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装
    置。
  6. 【請求項6】 前記反射防止膜は、前記偏光板の表面
    に、スピンコート方式、ディプ方式、印刷方式、吹き付
    け方式あるいは真空蒸着方式によって被着形成したこと
    を特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08301633A (ja) * 1995-05-10 1996-11-19 Hitachi Ltd 液晶表示装置及びその製造方法
KR100481649B1 (ko) * 1997-08-26 2005-07-21 삼성전자주식회사 액정표시소자및그제조방법
JP2007094295A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Optrex Corp 液晶表示素子
US20220197082A1 (en) * 2020-09-14 2022-06-23 Huizhou China Star Optoelectronics Technology Co., Liquid crystal display device and method for fabricating same

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